JPH0629318B2 - 付加型イミド樹脂プレポリマ−の製法 - Google Patents

付加型イミド樹脂プレポリマ−の製法

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JPH0629318B2
JPH0629318B2 JP60112682A JP11268285A JPH0629318B2 JP H0629318 B2 JPH0629318 B2 JP H0629318B2 JP 60112682 A JP60112682 A JP 60112682A JP 11268285 A JP11268285 A JP 11268285A JP H0629318 B2 JPH0629318 B2 JP H0629318B2
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、多層プリント配線板,各種複合成形品の製
造等に使用される付加型イミド樹脂プレポリマーの製法
に関する。
〔背景技術〕
不飽和ビス−イミドとジアミンよりなる付加型イミド樹
脂は、耐熱性,電気絶縁性,熱時の機械特性,密着性お
よび寸法安定性等の点で良好な性能を有することによ
り、多層プリント配線板,複合成形品等の高機能材料用
途への実用化が拡大している。
しかしながら、これらの用途に使用される付加型イミド
樹脂プレポリマーは、合成に際して厳密な製造条件が守
られていても、非常に性能のばらつきが大きく、結果と
して、上記のような高度な性能を要求される用途に供す
る場合、材料特性上のばらつきが大きくなるものであっ
た。
〔発明の目的〕
この発明は、上記事情に鑑みて、安定した品質の付加型
イミド樹脂プレポリマーを製造する方法を提供すること
を目的とするものである。
〔発明の開示〕
上記の目的を達成するため、発明者らは、ばらつきの生
じる原因について研究した。その結果、不飽和ビス−イ
ミドの品質のばらつきが原因であることが判った。さら
に研究を重ね、好ましい不飽和ビス−イミドの品質を確
認して、ここに、この発明を完成した。
すなわち、この発明は、不飽和ビス−イミドとジアミン
を反応させて付加型イミド樹脂プレポリマーを製造する
に際し、不飽和ビス−イミドとして、酸価3.5〜6.0KOHm
g/g、かつ、純度85〜94%の不飽和ビス−イミドの
みを選択して用いることを特徴とするものである。
以下に、この発明を詳しく説明する。
ここで、不飽和ビス−イミドは下記の式(I)、ジアミ
ンは下記の式(II)でそれぞれあらわされる。
(式中、Dは炭素−炭素間の二重結合を含む2価の基を
表し、Aは少なくとも2個の炭素原子を含む2価の基を
表す) HN−B−NH (II) (式中、Bは少なくとも2個の炭素原子を有する2価の
基である) 記号のAおよびBは同一かまたは異なることができ、ま
た、13個よりも少ない炭素原子を持っている直鎖のも
しくは分岐したアルキレン基か、環の中に5個もしくは
6個の炭素原子を持っている環状アルキレン基か、O,
NおよびS原子の少なくとも1個を含む異種環状基か、
または、フェニレンもしくは多環状芳香族基であること
もできる。これ等の種々の基は、反応条件のもとで不必
要な副反応を与えない置換基を持っていてもよい。記号
のAおよびBは、また、沢山のフェニレン基か、また
は、脂環状の基をあらわすこともできる。この場合にお
いて、となりあうフェニレン基もしくは脂環状基は、直
接に結合されるほか、酸素もしくは硫黄などの2価の原
子を介して結合されるか、または、炭素原子1個から3
個のアルキレン群もしくは以下の群の内の1つの群を介
して結合されることがある。これらの原子または群が複
数存在する場合には、それぞれが同じであってもよく、
異なっていてもよい。
−NR−,P(O)R−,−N=N−, −CO−O−,−SO−,−SiR−,−CON
H−,−NY−CO−X−CO−NY−,−O−CO−
X−CO−O−, 式中R,RおよびYはおのおの炭素原子1個から4
個のアルキル基、環中に5個もしくは6個の炭素原子を
持つ環状アルキル基、または、フェニルもしくは多環状
芳香族基を表し、Xは13個よりも少ない炭素原子を持
っている直鎖もしくは分岐したアルキレン基、環中に5
個もしくは6個の炭素原子を持っている環状アルキレン
基、または、単環もしくは多環状アリレン基を表す。
基Dは式: のエチレン系無水物から誘導されるもので、例えばマレ
イン酸無水物、シトラコン酸無水物、テトラヒドロフタ
ル酸無水物、イタコン酸無水物、および、シクロジエン
とこれ等の無水物の1つの間に起こるディールスアンダ
ー反応の生成物を表すこともできる。
使用することのできる式(I)の好ましい不飽和ビス−
イミドには次のものが挙げられる。マレイン酸N・N′
−エチレン−ビス−イミド、マレイン酸N・N′−ヘキ
サメチレン−ビス−イミド、マレイン酸N・N′−メタ
フェニレン−ビス−イミド、マレイン酸N・N′−パラ
フェニレン−ビス−イミド、マレイン酸N・N′−4・
4′−ジフェニルメタン−ビス−イミド<N・N′−メ
チレンビス(N−フェニルマレイミド)とも言う>、マ
レイン酸N・N′−4・4′−ジフェニルエーテル−ビ
ス−イミド、マレイン酸N・N′−4・4′−ジフェニ
ルスルフォン−ビス−イミド、マレイン酸N・N′−4
・4′−ジシクロヘキシルメタン−ビス−イミド、マレ
イン酸N・N′−α・α′−4・4′−ジメチレンシク
ロヘキサン−ビス−イミド、マレイン酸N・N′−メタ
キシリレン−ビス−イミド、マレイン酸N・N′−ジフ
ェニルシクロヘキサン−ビス−イミド、テトラヒドロフ
タル酸N・N′−メタフェニレン−ビス−イミド、およ
びシトラコン酸N・N′−4・4′−ジフェニルメタン
−ビス−イミド。
使用することのできる式(II)のジアミンの実例には次の
ものがある。4・4′−ジアミノジシクロヘキシルメタ
ン、1・4′−ジアミノシクロヘキサン、2・6−ジア
ミノピリジン、メタフェニレンジアミン、パラフェニレ
ンジアミン、4・4′−ジアミノ−ジフェニルメタン、
2・2−ビス−(4−アミノフェニル)プロパン、ベン
ジジン、4・4′−ジアミノフェニルオキサイド、4・
4′−ジアミノジフェニルサルファイド、4・4′−ジ
アミノジフェニルスルフォン、ビス−(4−アミノフェ
ニル)ジフェニルシラン、ビス−(4−アミノフェニ
ル)メチルフォスフィンオキサイド、ビス−(3−アミ
ノフェニル)メチルフォスフィンオキサイド、ビス−
(4−アミノフェニル)−フェニルフォスフィンオキサ
イド、ビス−(4−アミノフェニル)フェニラミン、1
・5−ジアミノナフタレン、メタキシリレンジアミン、
パラキシリレンジアミン、1・1−ビス−(パラアミノ
フェニル)フタラン、ヘキサメチレンジアミン、6・
6′−ジアミノ−2・2′−ジピリジル、4・4′ジア
ミノベンゾフェノン、4・4′−ジアミノアゾベンゼ
ン、ビス(4−アミノフェニル)フェニルメタン、1・
1−ビス(4−アミノフェニル)シクロヘキサン、1・
1−ビス(4−アミノ−5−メチルフェニル)シクロヘ
キサン、2・3−ビス(m−アミノフェニル)−1・3
・4−オキサジアゾール、2・5−ビス(p−アミノフ
ェニル)−1・3・4−オキサジアゾール、2・5−ビ
ス(m−アミノフェニル)チアゾール(4・5−d)チ
アゾール、5・5′−ジ(m−アミノフェニル)−(2
・2′)−ビス(1・3・4−オキサジアゾリル)、4
・4′−ジアミノジフェニルエーテル、4・4′−ビス
(p−アミノフェニル)−2・2′−ジチアゾール、m
−ビス(4−P−アミノフェニル−2−チアゾリル)ベ
ンゼン、4・4′−ジアミノベンズアニリド、4・4′
−ジアミノフェニルベンゾエート、N・N′−ビス(4
−アミノベンジル)−p−フェニレンジアミン、4・
4′−メチレンビス(2−クロロアニリン)、4・4′
−ジ(p−アミノフェノキシ)ジフェニルスルホン、4
・4′ジ(m−アミノフェノキシ)ジフェニルスルホ
ン、4・4′−ジ(p−アミノフェノキシ)ジフェニル
エーテル、4・4′−ジ−(m−アミノフェノキシ)ジ
フェニルエーテル、4・4′ジ−(p−アミノフェノキ
シ)ジフェニルメタン、4・4′−ジ(m−アミノフェ
ノキシ)ジフェニルメタン、4・4′−ジ(p−アミノ
フェノキシ)ジフェニルプロパン、4・4′−ジ(m−
アミノフェノキシ)ジフェニルプロパン、4・4′−ジ
(p−アミノフェニルスルホニル)ジフェニルエーテ
ル、4・4′−ジ(m−アミノフェニルスルホニル)ジ
フェニルエーテル、4・4′−ジ(p−アミノフェニル
チオエーテル)ジフェニルスルフィド、4・4′−ジ
(m−アミノフェニルチオエーテル)ジフェニルスルフ
ィド、4・4′−ジ(p−アミノベンゾイル)ジフェニ
ルエーテル、4・4′−ジ(p−アミノフェノキシ)ジ
フェニルジフルオロメタン、および、4・4′−ジ(p
−アミノフェノキシ)ジフェニルヘキサフルオロプロパ
ン等。これらのジアミンは2種以上併用しても何ら支障
はない。
上記不飽和ビス−イミドとジアミンからプレポリマーを
製造するのであるが、この発明においては、不飽和ビス
−イミドとして、酸価3.5〜6.0KOHmg/g、かつ、純度8
5〜94%の品質のものが用いられなければならない。
ここに、原料たる不飽和ビス−イミドの不純物とは、片
側未閉環のもの(不飽和ジカルボン酸の片側のカルボキ
シル基のみがジアミンのアミノ基と反応してアミド結合
を作り、もう一方のカルボキシル基はフリーになってい
るもの)とか、部分重合した不飽和ビス−イミドとかを
指す。酸価3.5KOHmg/g未満のものは工業薬品として安定
に生産することが困難である。他方、適正純度(85〜
94%)であっても、酸価6.0KOHmg/gを越えるものを使
用すると、プレポリマーの硬化時間(ゲル化時間)のば
らつきが大きくなる。適正酸価値(3.5〜6.0)であって
も、純度85%未満のものを用いると、プレポリマー組
成、特に、高分子量成分の量がばらつき、94%をこえ
るものを用いると、反応が速くなるためにプレポリマー
組成、特に、含有される未反応原料の割合がばらつくよ
うになる。また、酸価6.0KOHmg/gを越え、かつ、純度8
5%未満のものを用いると、プレポリマー中の高分子量
成分(分子量15000を越える成分)の割合がさらに
大きくばらつくようになり、純度94%を越えるものを
用いると、未反応原料,高分子量成分ともに大きくばら
つくようになって、ゲルタイムもばらつくようになる。
以上の不飽和ビス−イミドのアミン価,水分含有量およ
びゲルタイム等の他の品質特性は、アミン価0.3KOHmg/g
以下,水分0.3%以下,200℃ゲルタイムが1分〜6
分の通常の範囲のものである。
ここで、酸価および純度の数値は、次の方法により計測
したものである。
(酸価測定法) 不飽和ビス−イミド約1gを容器に精秤し、20mlのジ
メチルホルムアミドで完全に溶解した後、エタノール/
ベンゼンを1/2の割合に混合したものを25ml加え、
その後、クレゾールレッド溶液を指示薬として、ファク
ター既知の1/10Nアルコール性KOH溶液で滴定
し、不飽和ビス−イミド1g中の酸を中和するKOHmgを
もって酸価とした。
(純度の測定方法) 純度は、高速液体クロマトグラフ(東洋曹達社製HLC
803D)を用い、以下のようにして求めた。
最初に、試料を0.1±0.05wt%THF溶液とし、分離カ
ラムとしてTSKGEL G1000H8(東洋曹達社
製)2本を装着した上記装置に10μlを注入して測定
した。検出器としては、紫外線検出器を用い、波長25
4nmで検出した。純度を求めるために、検出器からの
出力を積分器に接続、各成分のピーク面積を求めた。た
だし、各ピークに重なり合う部分が生じるので、まず、
ベースラインを引き、各ピークの谷の部分(最下点)か
らベースラインに垂線をおろし、この線で各ピークを分
割した。全ピーク面積に対する不飽和ビス−イミド(最
大ピーク)のピーク面積比(%)をもって純度とした。
なお、不飽和ビス−イミドは、エチレン系酸無水物とジ
アミンとの反応によりビス−アミド酸化合物を合成した
後、脱水閉環して得られるが、脱水閉環に際し、無水酢
酸やメタンスルフォン酸等を閉環剤に使用する方法,無
水酢酸と各種触媒類を併用する方法,溶媒中で炭化水素
などの水と共沸する溶媒を併用して加熱する方法,リン
またはイオウの酸化物を使用する方法等が行われるが、
この発明は、いずれの方法を用いて合成されたものでも
よい。
上記不飽和ビス−イミドとジアミンを反応させて付加型
イミド樹脂プレポリマーを製造するのであるが、反応に
際しては、加熱溶融反応であっても、溶媒中での溶液反
応であっても良く、溶媒としては、N−メチル−2−ピ
ロリドン,N・N−ジメチルアセトアミド,N・N−ジ
メチルホルムアミド,N・N−ジエチルホルムアミド,
ホルムアミド,N−メチルカプロラクタム,テトラメチ
ル尿素,2−メトキシエタノール,2−エトキシエタノ
ール,2−(メトキシメトキシ)エタノール,2−イソ
プロポキシエタノール等が用いられる。
不飽和ビス−イミドとジアミンの配合率は、通常1.7モ
ル/1.0モル〜2.5モル/1.0モルの比率で用いられる
が、プレポリマーの用途によっては、上記範囲を外れた
ところで用いられる場合もある。
反応温度は、50〜200℃の範囲で適宜選択される。
すなわち、製造面での容易さおよび得られるプレポリマ
ーの組成面から適宜に選択される。
以下、実施例および比較例を説明する。
実施例1〜6および比較例1〜4は、第1表に示した品
質のN・N′−メチレンビス(N−フェニルマレイミ
ド)をそれぞれ用い、次の操作によりプレポリマーを製
造した。
N・N′−メチレンビス(N−フェニルマレイミド)と
N−メチル−2−ピロリドンまたはN・N−ジメチルア
セトアミドを、第2表に示す割合で、3四つ口フラス
コに計り込み、攪拌棒,温度計,冷却器を付した後、オ
イルバスにより加熱を行い、攪拌下、80〜90℃で均
一に溶解した後、第2表に示した温度に設定し、第2表
に示した量の4・4′−ジアミノジフェニルメタンを約
30秒かけて投入した後、投入から第2表に示した時間
だけ温度を設定値の±1.0℃以内にコントロールして攪
拌を続けた。その後、水浴で冷却を行い、15分間で室
温まで温度を下げて、暗かっ色液体となったプレポリマ
ー溶液を得た。
以上の操作を実施例,比較例でそれぞれ10回ずつくり
かえし行った。得られたプレポリマーを60分以内に計
測した分析値,特性値の平均値およびばらつき(σの計
算値)を第3表に示す。
※1(第3表);DMF溶媒を使用し、分離カラムとし
て昭和電工製AD−803/S(8.0×250mm,理論
段数6000段)を2本装着したゲル浸透クロマトグラ
フ(東洋ソーダ製HLC−803D)により測定した。
分子量の計算は、5種類の単分散ポリエチレングリコー
ルおよびエチレングリコールモノマーのリテンションタ
イムと分子量の常用対数から、3次式の回帰曲線を求
め、これを試料に適用し、試料のリテンションタイムか
ら逆に分子量を求めるという方法で行った。また、各成
分の割合(%)は、示差屈折計(128×10-8RI単
位)を用い、試料濃度を0.5±0.2%、試料注入量を10
0μlとして測定し、屈折計出力0〜1V,記録計への
出力0〜10mV,チャート速度5mm/分として得られ
たクロマトグラフを、必要な分子量区分に分け、切りぬ
き重量法により、それぞれの比率を求めるという方法に
よって出した。
※2(第3表);樹脂溶液の0.4mlを、20℃恒温室内
に設置した160±0.5℃の熱盤上に滴下し、テフロン
棒を用いて直径2cmの範囲内で、かつ、2回転/秒の速
さで均一に接触攪拌を続け、樹脂が溶融流動状態を過ぎ
てテフロン棒に付着しなくなった点を終点とし、滴下時
点から終点までの時間をゲル化時間とした。
〔発明の効果〕
この発明は、以上のような構成よりなるため、安定した
品質の付加型イミド樹脂プレポリマーを得ることができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中本 篤宏 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 須川 美久 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−162793(JP,A) 特開 昭56−166215(JP,A) 特開 昭50−37900(JP,A) 特開 昭57−164125(JP,A) 特開 昭52−24289(JP,A) 特開 昭50−155591(JP,A) 特開 昭54−86597(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不飽和ビス−イミドとジアミンを反応させ
    て付加型イミド樹脂プレポリマーを製造するに際し、不
    飽和ビス−イミドとして、酸価3.5〜6.0KOHmg/g、か
    つ、純度85〜94%の不飽和ビス−イミドのみを選択
    して用いることを特徴とする付加型イミド樹脂プレポリ
    マーの製法。
JP60112682A 1985-05-25 1985-05-25 付加型イミド樹脂プレポリマ−の製法 Expired - Lifetime JPH0629318B2 (ja)

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