JPH06293165A - 印字装置のペーパーパン機構 - Google Patents

印字装置のペーパーパン機構

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JPH06293165A
JPH06293165A JP10627993A JP10627993A JPH06293165A JP H06293165 A JPH06293165 A JP H06293165A JP 10627993 A JP10627993 A JP 10627993A JP 10627993 A JP10627993 A JP 10627993A JP H06293165 A JPH06293165 A JP H06293165A
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JP
Japan
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platen
paper pan
paper
pan
pinch roller
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JP10627993A
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English (en)
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Takashi Ohama
貴志 大濱
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品数を少なくした簡単な構成でペーパーパ
ンを保持位置とリリース位置とに切換えできる印字装置
のペーパーパン機構を提供すること。 【構成】 ペーパーパン6にはピンチローラ27が回転
自在に支持され、その左右両端部の後端には後方に延び
るバネ受け部26bが形成されている。また、左右両端
部の左右両側には、サイドフレーム2・3の切欠き部2
a・3aに上方から係合して枢支される枢支部26cが
形成されている。前記切欠き部2a・3aの底部中央に
は小型の突起部2b・3bが形成され、この突起部2b
・3b上に枢支部26cが上方から載置される。バネ受
け部26bの後端部とサイドフレーム2・3とには引っ
張りバネ28が張架されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印字装置のペーパーパ
ン機構に関し、特にペーパーパン機構を簡単化するよう
にしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、サーマル印字方式やドット印字方
式のなどのプリンタには、プラテンが設けられるととも
に、このプラテンに手動或いは自動で印字用紙を送給可
能に保持する為のペーパーパン機構が一般的に設けられ
ている。このペーパーパン機構においては、プラテンに
巻装された用紙の位置ズレなどを補正できるように、ペ
ーパーパンに設けられたピンチローラとプラテンとで用
紙を保持する保持位置と、ピンチローラがプラテンから
離間するリリース位置とに切換え可能に構成されてお
り、このペーパーパンの位置切換え可能なペーパーパン
機構に関して種々提案されている。
【0003】例えば、特開昭60─31984号公報に
は、ペーパーパンの下側に設けたステーから上方に延び
るガイド部材の上端部で、ペーパーパンを略上下動可能
に支持するとともに、前後2列に設けられたピンチロー
ラの略中間位置に対応するペーパーパンの部位をプレッ
シャープレートの後端部で下方から支持する一方、この
プレッシャープレートの中間部をステーで回動可能に支
持し且つプレッシャープレートの前端部をバネ部材によ
り下方に弾性付勢し、常には、バネ部材のバネ力によ
り、テコの原理で、プレッシャープレートの後端部を上
方に付勢してペーパーパンを保持位置に付勢し、リリー
スレバーの操作でプレッシャープレートの前端部を上方
に回動させて、プレッシャープレートの後端部を下方に
移動してペーパーパンをリリース位置に切換えるように
した印字装置のペーパーパン機構が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、特開
昭60─31984号公報に記載の印字装置のペーパー
パン機構においては、ペーパーパンを保持位置とリリー
ス位置とに切換える為に、ステーやガイド部材やプレッ
シャープレートなどの多数の部品を必要とし、しかもこ
れらの部品を調節しながら組付ける組付け作業に多大の
労力を必要とすること、これら多数の部品をペーパーパ
ンの下側に設けることから、プラテンの下側に多大のス
ペースを専有すること、などの問題がある。
【0005】本発明の目的は、部品数を少なくした簡単
な構成でペーパーパンを保持位置とリリース位置とに切
換えできるような印字装置のペーパーパン機構を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の印字装置のペ
ーパーパン機構は、少なくとも、左右方向に延びるプラ
テンの略下側にプラテンの全幅に亙って配設された湾曲
状のペーパーパンと、ペーパーパンに回転自在に枢着さ
れたピンチローラとを備え、これらピンチローラとプラ
テンとで用紙を送給可能に保持する保持位置とピンチロ
ーラがプラテンから離間するリリース位置とにペーパー
パンを切換え可能に構成してなる印字装置のペーパーパ
ン機構において、ペーパーパンの後端に、後方に延びる
バネ受け部を形成し、ペーパーパンの後端部を、プラテ
ンよりも後側において、プラテンの左右両側に配設され
たサイドフレームに回動自在に且つ略前後方向に所定小
距離移動可能に枢着し、バネ受け部を、ピンチローラが
プラテンに接近する方向に弾性付勢するバネ部材を備え
たものである。
【0007】
【作用】請求項1の印字装置のペーパーパン機構におい
ては、左右方向に延びるプラテンの略下側にプラテンの
全幅に亙って配設された湾曲状のペーパーパンには、ピ
ンチローラが回転自在に枢着され、このペーパーパンの
後端部は、プラテンよりも後側において、プラテンの左
右両側に配設されたサイドフレームに回動自在に且つ略
前後方向に所定小距離移動可能に枢着され、更にペーパ
ーパンの後端に形成された後方に延びるバネ受け部は、
ピンチローラがプラテンに接近する方向にバネ部材で弾
性付勢されているので、ペーパーパンは、左右両サイド
フレームとの枢着及びバネ部材のバネ力により、常に
は、ピンチローラとプラテンとで用紙を送給可能に保持
する保持位置に付勢される。このとき、ピンチローラが
プラテンに対して片当たりする場合が発生しても、ペー
パーパンの後端部が両サイドフレームに所定小距離だけ
移動可能に枢着されていることと、バネ部材のバネ力や
ペーパーパンの湾曲形状により、ペーパーパンが前後方
向に適宜移動して、ピンチローラの片当たりが解消され
る。一方、リリースレバーの操作でペーパーパンが下方
に回動されたときには、両サイドフレームへの枢着を介
してリリース位置に切換えられる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、直流モータからなる駆動モータ
で、印字動作とこれに伴う印字リボンの巻取り動作、消
去動作とこれに伴う消去リボンの巻取り動作を行なうよ
うにした電子タイプライタのペーパーパン機構に本発明
を適用した場合のものである。図1に示すように、タイ
プライタ1のケーシングの内部の左右両端には夫々サイ
ドフレーム2・3が前後方向向きに設けられ、その1対
のサイドフレーム2・3間に配設されたプラテン4は、
そのプラテン軸5の両端部近傍において両サイドフレー
ム2・3に回転可能に支持されるとともに、図示外のプ
ラテン駆動機構及びラインフィードモータにより回転駆
動される。前記1対のサイドフレーム2・3間には、更
に前後1対のガイド軸8・9がプラテン4と平行に配設
されており、これらガイド軸8・9に左右方向移動可能
にキャリッジ10が支持されている。
【0009】ところで、このキャリッジ本体11に搭載
された印字機構15について簡単に説明すると、キャリ
ッジ本体11に右方向きに取付けられた駆動モータ16
によりギヤ機構を介して従動ギヤ17が回転駆動され、
この従動ギヤ17には従動ギヤ17と一体形成された印
字用カム18が設けられている。そして、側面視略逆く
字状の回動レバー19の下端部は回転可能に支持され、
その高さ方向中段部には、前記印字用カム18のカム面
に当接するカムフォロワ20が回転可能に枢着され、更
にその上端部は後方に屈曲されて印字ハンマー19aが
形成されている。そして、引っ張りバネ(図示略)でこ
のカムフォロワ20が印字用カム18のカム面に常に当
接するように、弾性付勢されている。ここで、符号21
は印字リボンを収納したリボンカセットである。
【0010】前記駆動モータ16が回転駆動され、ギヤ
機構及び従動ギヤ17を介して印字用カム18が時計回
転方向に回転されると、カムフォロワ20が印字用カム
18の湾曲状カム面に沿って後方に移動するので、回動
レバー19が反時計回転方向に急速に回動され、印字ハ
ンマー19aは、回動レバー19の後方への回動によ
り、活字ホイール22の活字及び印字リボンを介してプ
ラテン4を強力に押圧打撃する。
【0011】次に、印字用紙をプラテン4に押圧保持す
るペーパーパン機構25について、図1〜図5に基いて
説明する。ペーパーパン26は、プラテン4の略下側に
プラテン4の全幅に亙って配設された平面視略矩形状で
且つ側面視湾曲状に形成されている。このペーパーパン
26には、図2・図3に示すように、略矩形状の左右1
対のローラ挿通穴26aが、前列と後列との2列に夫々
形成され、ピンチローラ27は、ピンチローラ27の一
部をこれらローラ挿通穴26aを挿通してペーパーパン
26の上側に臨んだ状態で、ペーパーパン26に回転自
在に枢着されている。また、このペーパーパン26の左
右両端部の後端には、後方に延びるバネ受け部26bが
夫々形成されるとともに、ペーパーパン26の左右両端
部の左右両側には、前記サイドフレーム2・3の切欠き
部2a・3aに上方から係合して枢支される枢支部26
cが夫々形成されている。ここで、前記枢支部26c
は、2列に設けられたピンチローラ27のプラテン4と
の当接点を結ぶ当接線Lの方向と平行な方向向きに形成
されている。
【0012】一方、前記プラテン4よりも後側に対応す
る両サイドフレーム2・3の上端部には、図2・図3に
示すように、上方斜め前方向きの切欠き部2a・3aが
夫々形成され、これら切欠き部2a・3aの底部の前後
方向中央部には小型の突起部2b・3bが形成されてい
る。そして、この突起部2b・3b上には、対応する枢
支部26cが上方から夫々載置されるとともに、前記バ
ネ受け部26bの後端部とサイドフレーム2・3とには
引っ張りバネ28が夫々張架されている。ここで、この
引っ張りバネ28のバネ力の作用方向は、前記当接線L
と略直交する下方向きとなっている。更に、前記切欠き
部2a・3aの前後方向の寸法Kは、枢支部26cの前
後方向の寸法Sより若干大きくなっているので、ペーパ
ーパン26の左右両端部の後端部は、プラテン4よりも
後側において、両サイドフレーム2に回動自在に且つ前
後方向に所定小距離だけ移動可能に枢着されている。
【0013】このように、バネ受け部26bの後端部が
引っ張りバネ28のバネ力により常に下方に弾性付勢さ
れているので、前記枢支部26cの枢着点を支点とし
て、テコの原理により、ペーパーパン26が上方に付勢
され、2列に設けられたピンチローラ27がプラテン4
に押圧され、図4・図5に示すように、これらピンチロ
ーラ27とプラテン4とで印字用紙を送給可能な保持位
置に位置している。このとき、2列に設けられたピンチ
ローラ27の何れかがプラテン4に対して片当たりする
ような場合が生じても、ペーパーパン26の後端部が両
サイドフレーム2・3に所定小距離だけ移動可能に枢着
されていることと、引っ張りバネ28のバネ力やペーパ
ーパン26の湾曲形状により、ペーパーパン26が前後
方向に適宜移動して、ピンチローラ27の片当たりが解
消される。ここで、前記引っ張りバネ28のバネ力は、
当接線Lと略直交する下方向きなので、ペーパーパン2
6はこのバネ力に影響されることなく、枢支部26cが
切欠き部2a・3a内を前後方向へ移動するのに伴っ
て、自由に前後移動可能となる。
【0014】一方、プラテン4の右端部のプラテン軸5
には、図2〜図5に示すように、操作部29aとリリー
ス爪29bとが一体的に形成されたリリースレバー29
が、サイドフレーム3の直ぐ内側において回転自在に装
着されており、このリリース爪29bの下端部は、ペー
パーパン26の右端部の前後方向の中央部に下向きに折
り曲げ形成された係合片26dに前方から係合可能にな
っている。そして、このリリースレバー29を図5にお
いて時計回転方向に回動させると、リリース爪29bの
下端部が係合片26dに係合した後その係合片26dを
下方に押し下げるので、図6に示すように、ペーパーパ
ン26は前記両枢着点を支点として、引っ張りバネ28
のバネ力に抗して、ピンチローラ27がプラテン4から
離間するリリース位置に切換えられる。
【0015】このように、ペーパーパン26の左右両端
部の後端に、後方に延びるバネ受け部26bを夫々形成
し、ペーパーパン26の左右両端部の後端側の左右両側
に、サイドフレーム2・3に夫々形成した切欠き部2a
・3aの突起部2b・3bに上方から回動自在に且つ所
定小距離移動可能に枢着する枢支部26cを夫々形成
し、これらバネ受け部26bの後端部を引っ張りバネ2
8で弾性付勢したので、ペーパーパン機構25を少ない
部品数からなる簡単な構成にでき、しかもペーパーパン
機構25の組付け作業を簡単化でき、更にプラテン4の
下側を印字機構15などの配置スペースとして有効利用
することができる。
【0016】次に、前記プラテン4を両サイドフレーム
2・3に回転自在に支持する支持構造について、図2・
図3・図7・図8に基いて説明する。前記プラテン軸5
の左端部に外嵌される合成樹脂製のプラテンノブ35に
は、図7に示すように、プラテン軸収納孔35cを形成
した支軸部35aが形成されるとともに、その支軸部3
5aの先端部には、サイドフレーム2の挿通孔2cに嵌
合される段落ち部35bが形成され且つ変形可能なフッ
ク部35dが対向する2ヶ所に形成されている。更に、
その支軸部35aより大径で円筒状のギヤ形成壁35e
の外周には、前記プラテン駆動機構の従動ギヤ33(図
11参照)が噛合するギヤ35fが所定幅に亙って形成
されている。
【0017】一方、プラテン軸5の右端部に回動可能に
装着されるリリースレバー29には、図8に示すよう
に、前記操作部29a及びリリース爪29b以外に、プ
ラテン軸5が挿通可能な挿通孔29cを形成した支軸部
29dが形成されるとともに、この支軸部29dの右端
部には対向する2ヶ所に小型の突起部29eが形成さ
れ、更にこの支軸部29dの左端近傍部には環状の当接
壁29fが形成され、これら当接壁29fと突起部29
eとでサイドフレーム3の挿通孔3cの周縁部を左右両
側から挟み込むようになっている。ここで、この挿通孔
3cの周縁部には、図3に示すように、これら1対の突
起部29eが挿通可能な1対の切欠き部3dが形成され
ている。
【0018】次に、これらプラテン4とリリースレバー
29とプラテンノブ35との組付けについて、図7〜図
11に基いて説明する。先ず、図7に示すように、プラ
テンノブ35の支軸部35aを挿通孔2cに左方から挿
通させる。このとき、図8に示すように、1対のフック
部35dが夫々内側に弾性変形して挿通孔2cを挿通
し、段落ち部35bが挿通孔2cに合致したときに、プ
ラテンノブ35は支軸部35aを介して、左右方向への
移動が禁止された状態でサイドフレーム2に回転可能に
枢支される。
【0019】次に、図8に示すように、前記リリースレ
バー29をプラテン軸5の右端部に挿通させた状態で、
プラテン軸5の右端部を挿通孔3cに挿通させ、次に図
9・図10に示すように、プラテン軸5の左端部分をプ
ラテンノブ35のプラテン軸収納孔35cに差し込む。
次に、図9・図10に示すように、リリースレバー29
の1対の突起部29eをサイドフレーム3の1対の切欠
き部3d(図3参照)に対応させながら挿通孔3cを挿
通させて、リリースレバー29を、そのリリース爪29
bが係合片26dに係合する方向に回動させる。その結
果、リリースレバー29は、当接壁29fと1対の突起
部29eとでサイドフレーム3に左右方向への移動が禁
止された状態で回転可能に枢支される。
【0020】次に、図11に示すように、プラテン軸5
を適宜に左右方向に移動して位置合わせして、固定ビス
36で支軸部35aの先端部に形成した固定孔35g
を、プラテン軸5の左端部に形成したビス孔5aに固定
する。但し、前記切欠き部3dは、リリースレバー29
の操作範囲において、突起部29eに対応する位置では
なく、リリースレバー29はその操作時にサイドフレー
ム3から外れることはない。また、プラテン軸収納孔3
5c内にプラテン軸5が差し込まれているので、フック
部35dの内側への弾性変形が規制され、プラテン35
がサイドフレーム2から外れることはない。このよう
に、プラテンノブ35に支軸部35a及び段落ち部35
bやフック部35dを形成して、プラテンノブ35及び
プラテン軸5の左端部をサイドフレーム2に支持するよ
うにし、更にリリースレバー29にも支軸部29dと当
接壁29fと突起部29eとを形成して、リリースレバ
ー29及びプラテン軸5の右端部をサイドフレーム3に
支持するようにしたので、部品数を大幅に低減してプラ
テン4の支持構造を簡単な構成にでき、しかも組付作業
を簡単化することができる。加えて、プラテンノブ35
のギヤ形成壁35eにギヤ35fを形成したので、プラ
テン軸5を駆動する為の従動ギヤを省略することができ
る。
【0021】ところで、前記プラテン4の支持構造を部
分的に変更し、図12〜図16に示すように、プラテン
4とリリースレバー29とプラテンノブ35とを組付け
るようにしてもよい。即ち、図12に示すように、サイ
ドフレーム3の挿通孔3cの上側に対応する部分に切り
込み3eを形成し、図13に示すように、プラテンノブ
35をサイドフレーム2に取付けた状態で、プラテン軸
5の左端部をプラテン収納孔35cに差し込みながら、
プラテン軸5の右端部をその切り込み3eを介して上方
から挿通孔3cにセットする。次に、図14に示すよう
に、固定ビス36で支軸部35aの固定孔35gとプラ
テン軸5のビス孔5aとを固定した後、リリースレバー
29を上下逆の姿勢でプラテン軸5の右端部に外嵌させ
て、そのリリース爪29bを切り込み3eを介してサイ
ドフレーム3の内側にリリースレバー29を移動させ
る。そして、図15・図16に示すように、リリースレ
バー29を正規の姿勢となるまで右側面視にて時計回転
方向に回転する。但し、前記切り込み3eは、リリース
レバー29の操作範囲において、突起部29eに対応す
る位置ではなく、リリースレバー29はその操作時にサ
イドフレーム3から外れることはない。
【0022】尚、前記ペーパーパン26のバネ受け部2
6bは、3つ以上設けてもよく、またペーパーパン26
の左右方向の中央部に1つ設けるように構成してもよ
い。尚、前記ピンチローラ27を1列或いは3列以上設
けたペーパーパン26を用いたペーパーパン機構に本発
明を適用し得ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の印字装
置のペーパーパン機構によれば、ペーパーパンの後端に
バネ受け部を形成し、ペーパーパンの後端部を左右両サ
イドフレームに回動可能に且つ所定小距離移動可能に枢
着し、このバネ受け部をバネ部材で弾性付勢したので、
ペーパーパン機構を少ない部品数からなる簡単な構成に
でき、しかもペーパーパン機構の組付け作業を簡単化で
き、更にプラテンの下側を印字機構などの配置スペース
として有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子タイプライタの内部機構の側面図である。
【図2】プラテン及びペーパーパンを示す部分平面図で
ある。
【図3】プラテンとペーパーパン機構の分解斜視図であ
る。
【図4】プラテン及びペーパーパンを示す部分左側面図
である。
【図5】プラテン及びペーパーパンを示す部分右側面図
である。
【図6】ペーパーパンをリリース位置に切換えた図5相
当図である。
【図7】プラテンノブをサイドフレームに取付ける概略
部分正面図である。
【図8】リリースレバーを装着したプラテン軸を取付け
る図7相当図である。
【図9】プラテン軸の位置合わせを示す図7相当図であ
る。
【図10】リリースレバーを正規の位置に移動させる図
7相当図である。
【図11】プラテンノブとプラテン軸とリリースレバー
とを組付けた図7相当図である。
【図12】変形例に係る右サイドフレームの部分側面図
である。
【図13】変形例に係る図8相当図である。
【図14】変形例に係りリリースレバーをプラテン軸に
装着する図13相当図である。
【図15】変形例に係りリリースレバーの装着を説明す
る図12相当図である。
【図16】変形例に係りプラテンノブとプラテン軸とリ
リースレバーとを組付けた図11相当図である。
【符号の説明】
1 電子タイプライタ 2 サイドフレーム 2a 切欠き部 2b 突起部 3 サイドフレーム 3a 切欠き部 3b 突起部 4 プラテン 25 ペーパーパン機構 26 ペーパーパン 27 ピンチローラ 26b バネ受け部 26c 枢支部 26d 係合片 28 引っ張りバネ 29 リリースレバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、左右方向に延びるプラテン
    の略下側にプラテンの全幅に亙って配設された湾曲状の
    ペーパーパンと、ペーパーパンに回転自在に枢着された
    ピンチローラとを備え、これらピンチローラとプラテン
    とで用紙を送給可能に保持する保持位置とピンチローラ
    がプラテンから離間するリリース位置とにペーパーパン
    を切換え可能に構成してなる印字装置のペーパーパン機
    構において、 前記ペーパーパンの後端に、後方に延びるバネ受け部を
    形成し、 前記ペーパーパンの後端部を、プラテンよりも後側にお
    いて、プラテンの左右両側に配設されたサイドフレーム
    に回動自在に且つ略前後方向に所定小距離移動可能に枢
    着し、 前記バネ受け部を、前記ピンチローラがプラテンに接近
    する方向に弾性付勢するバネ部材を設け、 たことを特徴とする印字装置のペーパーパン機構。
JP10627993A 1993-04-07 1993-04-07 印字装置のペーパーパン機構 Pending JPH06293165A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010188595A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Wedge:Kk 画像記録装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010188595A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Wedge:Kk 画像記録装置
JP4585593B2 (ja) * 2009-02-18 2010-11-24 株式会社ウェッジ 画像記録装置

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