JPH06292Y2 - コ−ン型道路標識運搬車 - Google Patents

コ−ン型道路標識運搬車

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JPH06292Y2
JPH06292Y2 JP11536086U JP11536086U JPH06292Y2 JP H06292 Y2 JPH06292 Y2 JP H06292Y2 JP 11536086 U JP11536086 U JP 11536086U JP 11536086 U JP11536086 U JP 11536086U JP H06292 Y2 JPH06292 Y2 JP H06292Y2
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JP
Japan
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cone
road sign
support
partition bar
frame
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Application number
JP11536086U
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English (en)
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JPS6323311U (ja
Inventor
省三 高木
Original Assignee
株式会社共栄精工
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Publication date
Application filed by 株式会社共栄精工 filed Critical 株式会社共栄精工
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、コーン型道路標識を運搬し、路上等に配列設
置するに用いるコーン型道路標識運搬車に関する。
(従来の技術) 道路工事や各種ロード競技の実施時に道路の通行部分を
臨時的に区分する際に第3図に示すようなコーン型道路
標識(以下単にコーンと略称する)が用いられている。
上記のコーン1は、一般に合成ゴム、合成樹脂等の比較
的柔軟な材料により形成された中空円錐状のもので、こ
れを区分を要する場所へ運搬して一定の間隔をおいて道
路上に配列設置するようになされる。
(考案が解決しようとする問題点) しかして従来では、コーン1をトラック等の車輌に積載
して現場へ運搬し、所要個数を下して路面に配列させる
ことによって設置しているが、このコーン自体は容易に
倒れないようにするため相当の重量があるうえ、手掛り
となる部分が少ないため取扱いにくゝ、積み下し作業を
はじめ配列設置作業が容易でなかった。また配列された
コーン間に第4図示のように仕切りバー2を掛け渡して
棚としての機能を持たせる場合、この仕切りバー2の両
端のリング部2A,2Aをコーン1,1の上端に嵌合さ
せる関係上コーン1,1を一定の間隔Lをおいて配列設
置させることが必要となり、そのため配設時に設置位置
を調整しなければならず、余分な作業が強いられるもの
であった。
本考案は、上記コーンを運搬して道路に配設する際の作
業性がよく、かつ正確な間隔をおいて配設することがで
きるコーン型道路標識運搬車を提供するものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記従来技術の問題点を解決するため、本考案において
は、手押し可能な台車と、この台車の積荷面に突設され
コーン型道路標識を被嵌して多数段積みし得る複数のコ
ーン型道路標識支持突部と、前記台車の車輪の回転数に
より走行距離を積算表示する測距計と、前記台車の一端
部に立設されコーン型道路標識の上端に嵌合するリング
部を両端に有する仕切りバーの該リング部を嵌合し得る
支持杆と、前記台車の他端部に立設され前記仕切りバー
の軸部が落し込みより嵌合される支持枠とを有すること
を特徴とするものでる。
(作用) 上記の構成により、台車のコーン型道路標識支持突部に
多数のコーンを被せて積載し、この台車をコーン配列場
所へ運搬してコーンを1個ずつ取外して路面に置いて行
く、このとき1個のコーンを置いたのち次のコーンの設
置箇所へ台車を移動させれば、測距計に移動距離が表示
されるので、一定の距離を移動したとき次のコーンを置
くようにして次々と配置して行けば、コーンを所定の間
隔をもって正確に配列することができ、隣位のコーン間
に仕切りバーを掛渡す必要あるときは、支持杆および支
持枠から仕切りバーを取外してそのリング部をコーンの
上端に嵌合させることで順次仕切りを設けることがで
き、その際にコーン間隔が一定に配列できるのでコーン
の位置調整に要する手数も僅かとなる。
(実施例) 以下、本考案を第1図および第2図に示す実施例を参照
して説明する。
台車3は、長方形状をなす台車フレーム4と、この台車
フレーム4の一端下部に軸支された左右の車輪5,5
(以下適宜上後輪という)と、台車フレーム4の前後方
向略中央部に軸支された支持アーム6と、この支持アー
ム6の他端に支持された車輪7(以下適宜上前輪とい
ゝ、キャスタからなっている)と、この支持アーム6の
他端に枢支された支持フレーム8とを有し、台車フレー
ム4の一端は手掛け用のハンドル9とされている。
上記支持フレーム8は、第2図にみられるように略U字
形を有し、そのフレーム8の先端の水平杆部8Aを台車
フレーム4の端部のフック10に係合させることにより
第1図示のように台車フレーム4が略45度程度の傾斜
姿勢におかれ、この支持フレーム8をフック10から外
して上方に直立させ、台車フレーム4を支持アーム6と
平行にすれば、台車フレーム4は水平姿勢となり、支持
フーム8および支持アーム6をともに台車フレーム4の
下面側に倒し込むようにすれば後輪5,5だけで走行す
る所謂ネコ車の形態となるもので、これらの構成は既ね
公知に属する。
前記台車フレーム4の積荷面には、コーン1を順次被せ
て多数積重ねるための截頭円錐形状を有するコーン型道
路標識支持突部11(以下コーン支持突部という)がコ
ーン1の嵌め外しに支障をきたさぬ間隔をおいて複数個
(図示例では3個)突設されている。
前記コーン支持突部11は、図示の実施例では金属棒を
用いて籠状に形成した場合を示しているが、樹脂による
成形品、その他適宜な構造とすることができる。
測距計12は、図示の実施例では積算式表示カウンタが
用いられ、台車フレーム4のハンドル9の近傍に設けら
れている。この測距計12の作動機構は、一方の後輪5
の内側に一つの突起を有するカム13が後輪5と一体回
転させるよう設けられ、このカム13のカム面に一端が
対向する運動杆14が進退自在でかつカム13に当接す
る方向に付勢して設けられ、この連動杆14の他端が測
距計12の作動部に連結れていて、カム13の1回転で
1目盛ずつ積算駆動して台車3の移動距離を表示するよ
うになされている。なお、後輪5の回転を測距計12に
伝達する手段は、カム13と連動杆14による以外に、
例えば後輪5の回転をベベルギヤを介して取出し、ワイ
ヤを通じて測距計12に伝達するなど、適宜な手段を採
用することができる。
仕切りバー支持杆15は、台車フレーム4の一側部前端
位置に該台車フレーム4に対し垂直に立設され、仕切り
バー2のリング部2Aに挿入され得る太さの棒材からな
り、前記コーン支持突部11,11,11に積載される
コーン1の総数に見合った本数の仕切りバー2を支持し
得る高さとされている。
仕切りバー支持枠16は、台車フレーム4の一側部後端
位置に該台車フレーム4に対し垂直に立設される左右平
行な棒状材16A,16Aで構成され、これら棒状材1
6A,16A間に仕切りバー2の一端のリング部2Aに
近い位置の軸部2Bを落し込んで支持するようになって
おり、前記仕切りバー支持杆15と略同高とされてい
る。
つぎに上記実施例の作用を説明する。
台車3の支持フレーム8の水平杆部8Aを第1図示のよ
うにフック10,10に掛止して傾斜姿勢とし、コーン
支持突部11,11,11にコーン1を被嵌して多数積
重ね、ハンドル9を持ってコーンを配設する場所へ運搬
する。
コーン1の配設開始位置で1個のコーン1を下し、路上
に置いたのち台車3を次の設置位置へ移動させ、次のコ
ーン1を下して設置する。このとき測距計12の目盛を
みて予め定められた距離(第4図における距離L)だけ
移動させたときコーン1を設置するようにすれば、配設
されるコーン間隔は一定となり、この距離を仕切りバー
2のリング部2A,2Aの中心間距離Lに合わせること
ができ、仕切りバー2のリング部2A,2Aをコーン1
の上部から第4図示のように嵌合させて棚とする際にコ
ーン1の位置が大巾にずれることがなく、位置修正の手
数が著しく省略される。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、多数のコーン型道
路標識を積載して設置場所へ運搬するとき、コーン支持
突部に被嵌して積載するので、安定した状態で運搬する
ことができ、また1個ずつ設置しながら移動させること
により移動距離が測距されるので、コーン型走路標識を
一定の間隔に配設することができ、仕切りバーを掛合す
るときコーン間隔を修正する手数が省け、設置作業の作
業能率を著しく高めることができる。さらに仕切りバー
をコーン型道路標識と一緒に運搬することができるので
一層作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2図は第1
図の右側面図、第3図は本考案の運搬対象となるコーン
型道路標識の斜視図、第4図は同仕切りバーの斜視図で
ある。 1…コーン型道路標識、2…仕切りバー、2A…リング
部、2B…軸部、3…台車、4…台車フレーム、5…車
輪(後輪)、6…支持アーム、7…車輪(前輪)8…支
持フレーム、9…ハンドル、10…フック、11…コー
ン型道路標識支持突部、12…測距計、13…カム、1
4…連動杆、15…仕切りバー支持杆、16…仕切りバ
ー支持枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手押し可能な台車と、この台車の積荷面に
    突設されコーン型道路標識を被嵌して多数段積みし得る
    複数のコーン型道路標識支持突部と、前記台車の車輪の
    回転数により走行距離を積算表示する測距計と、前記台
    車の一端部に立設されコーン型道路標識の上端に嵌合す
    るリング部を両端に有する仕切りバーの該リング部を嵌
    合し得る支持杆と、前記台車の他端部に立設され前記仕
    切りバーの軸部が落し込みにより嵌合される支持枠とを
    有しているコーン型道路標識運搬車。
JP11536086U 1986-07-28 1986-07-28 コ−ン型道路標識運搬車 Expired - Lifetime JPH06292Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11536086U JPH06292Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28 コ−ン型道路標識運搬車

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JP11536086U JPH06292Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28 コ−ン型道路標識運搬車

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Publication Number Publication Date
JPS6323311U JPS6323311U (ja) 1988-02-16
JPH06292Y2 true JPH06292Y2 (ja) 1994-01-05

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ID=30998937

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JP11536086U Expired - Lifetime JPH06292Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28 コ−ン型道路標識運搬車

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JP7311403B2 (ja) * 2019-11-20 2023-07-19 未来工業株式会社 運搬具

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JPS6323311U (ja) 1988-02-16

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