JPH06292813A - 空気清浄機 - Google Patents
空気清浄機Info
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- JPH06292813A JPH06292813A JP9875893A JP9875893A JPH06292813A JP H06292813 A JPH06292813 A JP H06292813A JP 9875893 A JP9875893 A JP 9875893A JP 9875893 A JP9875893 A JP 9875893A JP H06292813 A JPH06292813 A JP H06292813A
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- air
- outlet
- gas
- liquid contact
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 清浄空気排出口から出る空気排出音を低減さ
せる。 【構成】 ファンで吸引された室内の空気は気液接触部
を通過する際に微細な液滴と接触してダストを除去さ
れ、続いて液滴分離部を通過する際に液滴と分離され、
液滴分離部の出口から回転しつつ上向きに流出し、ケー
シングの上部に設けた空気排出通路55に通路入口55
aから入り、この空気排出通路55内を水平方向に導か
れ、通路出口55b(清浄空気排出口に接している)か
ら室内に排出される。液滴分離部の出口51から直接室
内に排出されるのではなく、水平方向に導く空気排出通
路を通過してから排出されるので、空気の排出音を小さ
くし騒音低減が図られる。また、空気排出通路が中空の
防音蓋として機能することにもなり、この点でも騒音低
減が効果的に行われる。
せる。 【構成】 ファンで吸引された室内の空気は気液接触部
を通過する際に微細な液滴と接触してダストを除去さ
れ、続いて液滴分離部を通過する際に液滴と分離され、
液滴分離部の出口から回転しつつ上向きに流出し、ケー
シングの上部に設けた空気排出通路55に通路入口55
aから入り、この空気排出通路55内を水平方向に導か
れ、通路出口55b(清浄空気排出口に接している)か
ら室内に排出される。液滴分離部の出口51から直接室
内に排出されるのではなく、水平方向に導く空気排出通
路を通過してから排出されるので、空気の排出音を小さ
くし騒音低減が図られる。また、空気排出通路が中空の
防音蓋として機能することにもなり、この点でも騒音低
減が効果的に行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、気液接触部と液滴分
離部とを有する空気清浄機に関し、特に、液滴分離部の
出口と清浄空気排出口との間の空気排出通路に関する。
離部とを有する空気清浄機に関し、特に、液滴分離部の
出口と清浄空気排出口との間の空気排出通路に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭の室内の空気を清浄にかつ適度の湿
度に保とうとする場合、家庭用として一般的な電気集塵
式フィルタあるいは機械式フィルタによる空気清浄機
と、同じく家庭用として一般的な超音波方式の加湿機と
の両者を設置するか、または合体することが考えられ
る。これに対して、本出願人は先に、図7に示すよう
に、ファン1により吸引して複数のフィルタからなる集
塵フィルタ装置2を介して空気を取り入れ、気液接触部
3内で噴射ノズル4より微細な水滴を噴射して気液接触
させ、連通口5を介して連通する液滴分離部6に送って
液滴分離した後、清浄空気排出口7から清浄空気を排出
するという構造の空気清浄機を発明し実用新案登録出願
をした(実願平3−39608号)。なお、同図におい
て、8は噴射ノズル4に水を圧送するポンプ、9は給水
タンク、10は噴霧する水を収容する水槽である。
度に保とうとする場合、家庭用として一般的な電気集塵
式フィルタあるいは機械式フィルタによる空気清浄機
と、同じく家庭用として一般的な超音波方式の加湿機と
の両者を設置するか、または合体することが考えられ
る。これに対して、本出願人は先に、図7に示すよう
に、ファン1により吸引して複数のフィルタからなる集
塵フィルタ装置2を介して空気を取り入れ、気液接触部
3内で噴射ノズル4より微細な水滴を噴射して気液接触
させ、連通口5を介して連通する液滴分離部6に送って
液滴分離した後、清浄空気排出口7から清浄空気を排出
するという構造の空気清浄機を発明し実用新案登録出願
をした(実願平3−39608号)。なお、同図におい
て、8は噴射ノズル4に水を圧送するポンプ、9は給水
タンク、10は噴霧する水を収容する水槽である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の空気清浄機を家
庭用として実用化するためには、室内の静かな環境に対
応して極力騒音を低減することが望まれる。この空気清
浄機に発生する騒音としては、ポンプやファンの駆動音
やファンの風切音とともに、室内に清浄空気を排出する
清浄空気排出口における空気排出音がある。図7では特
に外装ケーシングを示していないが、液滴分離部6の上
向きの出口をそのまま上向きの清浄空気排出口7とする
構成としており、清浄空気排出口7から排出される空気
の排出音は必ずしも小さくない。
庭用として実用化するためには、室内の静かな環境に対
応して極力騒音を低減することが望まれる。この空気清
浄機に発生する騒音としては、ポンプやファンの駆動音
やファンの風切音とともに、室内に清浄空気を排出する
清浄空気排出口における空気排出音がある。図7では特
に外装ケーシングを示していないが、液滴分離部6の上
向きの出口をそのまま上向きの清浄空気排出口7とする
構成としており、清浄空気排出口7から排出される空気
の排出音は必ずしも小さくない。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、清浄空気排出口からの空気排出音を極力小さくし
て、騒音低減を図ることができる空気清浄機を提供する
ことを目的とする。
で、清浄空気排出口からの空気排出音を極力小さくし
て、騒音低減を図ることができる空気清浄機を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、気液接触部と、この気液接触部に連通管を介して
連通し一部に出口を持つ液滴分離部と、気液接触部、液
滴分離部を含む空気の流動経路に配置したファンと、水
槽と、この水槽内の液体を前記気液接触部内で噴射し微
細な液滴を形成する噴射手段と、これらの部品を囲んだ
ケーシングとを具備した空気清浄機において、前記ケー
シングの上部に、前記気液接触部の出口から流出する空
気を水平方向に導く空気排出通路を形成したことを特徴
とする。
明は、気液接触部と、この気液接触部に連通管を介して
連通し一部に出口を持つ液滴分離部と、気液接触部、液
滴分離部を含む空気の流動経路に配置したファンと、水
槽と、この水槽内の液体を前記気液接触部内で噴射し微
細な液滴を形成する噴射手段と、これらの部品を囲んだ
ケーシングとを具備した空気清浄機において、前記ケー
シングの上部に、前記気液接触部の出口から流出する空
気を水平方向に導く空気排出通路を形成したことを特徴
とする。
【0006】
【作用】上記構成の空気清浄機において、ファンにより
取り込まれた室内の空気は、気液接触部内に入りほぼ螺
旋状に流れ、連通管を通って液滴分離部に入りほぼ螺旋
状に流れて出口から上向きに流出し、次いで水平方向に
導く空気排出通路を経て清浄空気排出口から室内に排出
される。液滴分離部の出口と清浄空気排出口との間に距
離があることで、消音作用が得られ、清浄空気の排出音
を低減することができる。
取り込まれた室内の空気は、気液接触部内に入りほぼ螺
旋状に流れ、連通管を通って液滴分離部に入りほぼ螺旋
状に流れて出口から上向きに流出し、次いで水平方向に
導く空気排出通路を経て清浄空気排出口から室内に排出
される。液滴分離部の出口と清浄空気排出口との間に距
離があることで、消音作用が得られ、清浄空気の排出音
を低減することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図6を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例の空気清浄機20
の外観を示す斜視図、図2は内部構造を示す正面図、図
3は平面図である。この空気清浄機20は、外装ケーシ
ング21と内部ケーシング22とからなる二重構造のケ
ーシングを持ち、外装ケーシング21の前面部分は左右
に開閉可能な扉23、24とされ、上部は上に取り外せ
るトップカバー25とされている。一方の扉24の内面
には制御回路基板29が取り付けられ、メンテナンスが
必要な時にはこの扉24を開いて行う。また、符号26
は給水タンクであり、この給水タンク26は扉23側に
形成した凹所27に収納される。また、扉23にルーバ
による吸気口28が形成され、内部ケーシング22に通
気穴22aがあけられ、トップカバー25の前面部分に
同じくルーバによる清浄空気排出口30が形成されてい
る。
て説明する。図1は本発明の一実施例の空気清浄機20
の外観を示す斜視図、図2は内部構造を示す正面図、図
3は平面図である。この空気清浄機20は、外装ケーシ
ング21と内部ケーシング22とからなる二重構造のケ
ーシングを持ち、外装ケーシング21の前面部分は左右
に開閉可能な扉23、24とされ、上部は上に取り外せ
るトップカバー25とされている。一方の扉24の内面
には制御回路基板29が取り付けられ、メンテナンスが
必要な時にはこの扉24を開いて行う。また、符号26
は給水タンクであり、この給水タンク26は扉23側に
形成した凹所27に収納される。また、扉23にルーバ
による吸気口28が形成され、内部ケーシング22に通
気穴22aがあけられ、トップカバー25の前面部分に
同じくルーバによる清浄空気排出口30が形成されてい
る。
【0008】前記外装ケーシング21は、図示略のキャ
スタを下面に備えた長方形の本体ベース31上に設置さ
れ、この本体ベース31上に室内の空気を取り入れるフ
ァン32、水噴射用のポンプ33、排水用のポンプ34
を設置し、その上部に前記本体ベース31に脚35aを
乗せ固定した水槽35を設置し、水槽35の上に気液接
触部36と液滴分離部37を設置している。
スタを下面に備えた長方形の本体ベース31上に設置さ
れ、この本体ベース31上に室内の空気を取り入れるフ
ァン32、水噴射用のポンプ33、排水用のポンプ34
を設置し、その上部に前記本体ベース31に脚35aを
乗せ固定した水槽35を設置し、水槽35の上に気液接
触部36と液滴分離部37を設置している。
【0009】前記水槽35には蓋40がねじで固定さ
れ、この蓋40に前述の気液接触部36および液滴分離
部37が垂直に設けられ、気液接触部36と液滴分離部
37とは下部において接線方向の連通管41により連通
している。気液接触部36の空気流入口43は上部に設
けられ、下方にあるファン32から立ち上げた後水平に
導いた矩形断面のダクト44を前記空気流入口43に接
続している。気液接触部36の中心部に前記噴射用のポ
ンプ33の排出口に送水管38を介して接続されたパイ
プ45が垂直に立てられ、このパイプ45の上下2箇所
の外周に円板46、47が固定され、かつ前記円板4
6、47に向けてそれぞれ水を噴射する噴射用ノズル4
8、49がパイプ45に接続されている。また、液滴分
離部37は、上端部に円筒状の上向きの出口51を備え
ている。また、蓋40の図2で左側には角錐凹面状の給
水口52が設けられ、前記給水タンク26はこの給水口
52を覆うように蓋40上に置かれる。なお、図示例の
気液接触部36は、水槽内部分36aと中間部分36b
と上側部分36cとに分離可能であり、液滴分離部37
は水槽内部分37aと中間部分37bとに分離可能であ
り、各水槽内部分36a、37aおよび前記給水口52
が水槽35の蓋40と一体成形されている。前記ケーシ
ング21、22、気液接触部36、液滴分離部37、水
槽35、蓋40、給水タンク26等はすべて樹脂成形品
を用いている。
れ、この蓋40に前述の気液接触部36および液滴分離
部37が垂直に設けられ、気液接触部36と液滴分離部
37とは下部において接線方向の連通管41により連通
している。気液接触部36の空気流入口43は上部に設
けられ、下方にあるファン32から立ち上げた後水平に
導いた矩形断面のダクト44を前記空気流入口43に接
続している。気液接触部36の中心部に前記噴射用のポ
ンプ33の排出口に送水管38を介して接続されたパイ
プ45が垂直に立てられ、このパイプ45の上下2箇所
の外周に円板46、47が固定され、かつ前記円板4
6、47に向けてそれぞれ水を噴射する噴射用ノズル4
8、49がパイプ45に接続されている。また、液滴分
離部37は、上端部に円筒状の上向きの出口51を備え
ている。また、蓋40の図2で左側には角錐凹面状の給
水口52が設けられ、前記給水タンク26はこの給水口
52を覆うように蓋40上に置かれる。なお、図示例の
気液接触部36は、水槽内部分36aと中間部分36b
と上側部分36cとに分離可能であり、液滴分離部37
は水槽内部分37aと中間部分37bとに分離可能であ
り、各水槽内部分36a、37aおよび前記給水口52
が水槽35の蓋40と一体成形されている。前記ケーシ
ング21、22、気液接触部36、液滴分離部37、水
槽35、蓋40、給水タンク26等はすべて樹脂成形品
を用いている。
【0010】前記内部ケーシング22の上端部には、液
滴分離部37の出口51から出た回転しつつ流出する空
気を水平方向に例えば概略S字形をなすように導く空気
排出通路55を形成している。この空気排出通路55の
断面積は液滴分離部37の出口51の断面積より十分大
きい。この空気排出通路55は、図4、図5、図6にも
示すように内部ケーシング22の上端に取り付けた天板
56とこの天板56上に下向きに乗せた浅い箱体57と
で構成され、液滴分離部37の出口51部分を嵌入させ
る通路入口55aと外装ケーシング21の前面の清浄空
気排出口26に接する通路出口55bとを備えている。
前記天板56には前記箱体57の形状に合わせた隆起部
56aを形成しており、この隆起部56aの部分に箱体
57を嵌合(隆起部56aが空気排出通路55の底面と
なる)させ、箱体57側に形成した複数の爪57aを天
板56側にあけた穴56bに係合させて、天板56と箱
体57とを一体にしている。また、図示例の空気排出通
路55の通路出口55b近傍の位置に、通路出口55b
側(図5で下側)に向かって通路入口55a側と反対側
に傾斜した垂直な案内板58を設けている。また、この
案内板58は箱体57側に取り付けており、天板56と
の間に隙間55cを形成している。
滴分離部37の出口51から出た回転しつつ流出する空
気を水平方向に例えば概略S字形をなすように導く空気
排出通路55を形成している。この空気排出通路55の
断面積は液滴分離部37の出口51の断面積より十分大
きい。この空気排出通路55は、図4、図5、図6にも
示すように内部ケーシング22の上端に取り付けた天板
56とこの天板56上に下向きに乗せた浅い箱体57と
で構成され、液滴分離部37の出口51部分を嵌入させ
る通路入口55aと外装ケーシング21の前面の清浄空
気排出口26に接する通路出口55bとを備えている。
前記天板56には前記箱体57の形状に合わせた隆起部
56aを形成しており、この隆起部56aの部分に箱体
57を嵌合(隆起部56aが空気排出通路55の底面と
なる)させ、箱体57側に形成した複数の爪57aを天
板56側にあけた穴56bに係合させて、天板56と箱
体57とを一体にしている。また、図示例の空気排出通
路55の通路出口55b近傍の位置に、通路出口55b
側(図5で下側)に向かって通路入口55a側と反対側
に傾斜した垂直な案内板58を設けている。また、この
案内板58は箱体57側に取り付けており、天板56と
の間に隙間55cを形成している。
【0011】次に、上記の空気清浄機20の動作につい
て説明する。室内の空気は外装ケーシング21の前面の
吸気口28および内部ケーシング22の通気穴24を経
てファン27に吸引され、ダクト44を通って気液接触
部36内に送られ、気液接触部36内を螺旋状に旋回し
ながら下降する。一方、ポンプ33は、水槽35内の水
を底部の吸込ホース39を経て吸引し、送水ホース38
を経て気液接触部36の中心のパイプ45に圧送し、ノ
ズル48から水を噴射しており、噴射された水は円板4
6、47に当たってあるいはさらに気液接触部36の内
壁に当たって砕け、気液接触部36内が微細な水滴で充
満される。したがって、気液接触部36内を螺旋状に旋
回しながら下降する空気は充満した微細な水滴と接触
し、空気中のダストがこの微細な水滴に付着するととも
に、遠心力により除去され、気液接触部36の下部の水
面上に沈降する。水滴との接触でダストを除去された空
気は接線方向をなす連通管41を通って液滴分離部37
内に流入し、螺旋状に旋回上昇する際にその遠心力によ
り粒径の大きな水分が除去されて液滴分離部37の下部
の水面上に沈降し、加湿された清浄空気が出口51から
上向きに流出し、次いで水平方向に導く空気排出通路5
5を経て通路出口55b(清浄空気排出口30に隣接)
から室内に排出される。
て説明する。室内の空気は外装ケーシング21の前面の
吸気口28および内部ケーシング22の通気穴24を経
てファン27に吸引され、ダクト44を通って気液接触
部36内に送られ、気液接触部36内を螺旋状に旋回し
ながら下降する。一方、ポンプ33は、水槽35内の水
を底部の吸込ホース39を経て吸引し、送水ホース38
を経て気液接触部36の中心のパイプ45に圧送し、ノ
ズル48から水を噴射しており、噴射された水は円板4
6、47に当たってあるいはさらに気液接触部36の内
壁に当たって砕け、気液接触部36内が微細な水滴で充
満される。したがって、気液接触部36内を螺旋状に旋
回しながら下降する空気は充満した微細な水滴と接触
し、空気中のダストがこの微細な水滴に付着するととも
に、遠心力により除去され、気液接触部36の下部の水
面上に沈降する。水滴との接触でダストを除去された空
気は接線方向をなす連通管41を通って液滴分離部37
内に流入し、螺旋状に旋回上昇する際にその遠心力によ
り粒径の大きな水分が除去されて液滴分離部37の下部
の水面上に沈降し、加湿された清浄空気が出口51から
上向きに流出し、次いで水平方向に導く空気排出通路5
5を経て通路出口55b(清浄空気排出口30に隣接)
から室内に排出される。
【0012】上記の空気浄化プロセスにおいて、液滴分
離部37の出口51から流出する空気は、内部にケーシ
ング22内で発生する音(モータ音、水滴による音等)
を含んでいる。しかし、液滴分離部37の出口51と通
路出口55b(清浄空気排出口30)との間に距離があ
ることにより、消音作用が得られ、空気の排出音を低減
することができる。
離部37の出口51から流出する空気は、内部にケーシ
ング22内で発生する音(モータ音、水滴による音等)
を含んでいる。しかし、液滴分離部37の出口51と通
路出口55b(清浄空気排出口30)との間に距離があ
ることにより、消音作用が得られ、空気の排出音を低減
することができる。
【0013】また、空気排出通路55を形成する部材5
6、57自体が内部ケーシング22の蓋となっており、
かつ中空構造であるから、防音蓋としても機能し、この
点でも、騒音の低減にきわめて有効である。また、空気
排出通路55内の案内板58の存在により、通路出口5
5b(清浄空気排出口30)から吹き出す流れを、右側
に偏ったり左側に偏ったりせずにほぼ正面を向くように
コントロールできる。また、案内板58と天板56との
間に若干の隙間55cを形成しているので、案内板58
の左右部分から出る空気量が偏ることは少なく、バラン
スよく通路出口55b(清浄空気排出口30と同じ)か
ら排出される。
6、57自体が内部ケーシング22の蓋となっており、
かつ中空構造であるから、防音蓋としても機能し、この
点でも、騒音の低減にきわめて有効である。また、空気
排出通路55内の案内板58の存在により、通路出口5
5b(清浄空気排出口30)から吹き出す流れを、右側
に偏ったり左側に偏ったりせずにほぼ正面を向くように
コントロールできる。また、案内板58と天板56との
間に若干の隙間55cを形成しているので、案内板58
の左右部分から出る空気量が偏ることは少なく、バラン
スよく通路出口55b(清浄空気排出口30と同じ)か
ら排出される。
【0014】なお、水槽35内の水が汚れた場合には、
排水用のポンプ34を作動させて水槽35内の水を図示
略の排水ホースを経て空の給水タンク26内に移す。そ
して、扉23を開けて給水タンク26を取り出し、給水
タンク26内の汚れた水を捨てた後、この給水タンク2
6にきれいな水を入れ、この給水タンク26の水を給水
口52から水槽35内に注入する。
排水用のポンプ34を作動させて水槽35内の水を図示
略の排水ホースを経て空の給水タンク26内に移す。そ
して、扉23を開けて給水タンク26を取り出し、給水
タンク26内の汚れた水を捨てた後、この給水タンク2
6にきれいな水を入れ、この給水タンク26の水を給水
口52から水槽35内に注入する。
【0015】なお、本発明において、空気の導入、排出
位置は図示例に制約されることなく、必要に応じて適宜
に変更できる。さらに、ファンは気液接触部の入口側の
他、液滴分離部の出口側などに配置することもできる。
位置は図示例に制約されることなく、必要に応じて適宜
に変更できる。さらに、ファンは気液接触部の入口側の
他、液滴分離部の出口側などに配置することもできる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、ケーシングの上部に、
液滴分離部の出口から流出する空気を水平方向に導く空
気排出通路を形成したので、清浄空気排出口から出る空
気の排出音を小さくし、騒音低減を図ることができた。
液滴分離部の出口から流出する空気を水平方向に導く空
気排出通路を形成したので、清浄空気排出口から出る空
気の排出音を小さくし、騒音低減を図ることができた。
【0017】また、空気排出通路部分が中空の防音蓋と
して機能することにもなり、この点でも騒音低減が効果
的に行われる。
して機能することにもなり、この点でも騒音低減が効果
的に行われる。
【図1】本発明の一実施例を示す空気清浄機を示すもの
で、扉を開き給水タンクを取り出した状態の外観を示す
斜視図である。
で、扉を開き給水タンクを取り出した状態の外観を示す
斜視図である。
【図2】上記空気清浄機の内部構造を示す正面図であ
る。
る。
【図3】上記空気清浄機の平面図である。
【図4】上記空気清浄機における空気排出通路を形成す
る部材の斜視図である。
る部材の斜視図である。
【図5】図2における要部のA−A断面図である。
【図6】図5におけるB−B断面図である。
【図7】従来の空気清浄機を示す図である。
【符号の説明】 20 空気清浄機 21 外装ケーシング 22 内部ケーシング 25 トップカバー 30 清浄空気排出口 32 ファン 33 ポンプ 35 水槽 36 気液接触部 37 液滴分離部 51 液滴分離部の出口 55 空気排出通路 55a 通路入口 55b 通路出口(清浄空気排出口と実質的に同じ) 56 天板 57 箱体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、気液接触部と、この気液接触部に連通管を介して
連通し一部に出口を持つ液滴分離部と、気液接触部、液
滴分離部を含む空気の流動経路に配置したファンと、水
槽と、この水槽内の液体を前記気液接触部内で噴射し微
細な液滴を形成する噴射手段と、これらの部品を囲んだ
ケーシングとを具備した空気清浄機において、前記ケー
シングの上部に、前記液滴分離部の出口から流出する空
気を水平方向に導く空気排出通路を形成したことを特徴
とする。
明は、気液接触部と、この気液接触部に連通管を介して
連通し一部に出口を持つ液滴分離部と、気液接触部、液
滴分離部を含む空気の流動経路に配置したファンと、水
槽と、この水槽内の液体を前記気液接触部内で噴射し微
細な液滴を形成する噴射手段と、これらの部品を囲んだ
ケーシングとを具備した空気清浄機において、前記ケー
シングの上部に、前記液滴分離部の出口から流出する空
気を水平方向に導く空気排出通路を形成したことを特徴
とする。
フロントページの続き (72)発明者 宮永 俊行 大阪府大阪市中央区城見1丁目4番24号 日本電気ホ−ムエレクトロニクス株式会社 内 (72)発明者 帯金 正仁 神奈川県厚木市戸室1010番地 株式会社ロ ヴイック内
Claims (3)
- 【請求項1】 気液接触部と、液滴分離部を含む空気の
流動経路に配置したファンと、水槽と、この水槽内の液
体を前記気液接触部内で噴射し微細な液滴を形成する噴
射手段と、これらの部品を囲んだケーシングとを具備し
た空気清浄機において、 前記ケーシングの上部に、前記気液接触部の出口から流
出する空気を水平方向に導く空気排出通路を形成したこ
とを特徴とする空気清浄機。 - 【請求項2】 前記空気排出通路は、液滴分離部の出口
から流出する空気を水平面内で概略S字形をなすように
導くように構成したことを特徴とする請求項1記載の空
気清浄機。 - 【請求項3】 前記ファンは、気液接触部の入口側に配
置したことを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9875893A JPH06292813A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 空気清浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9875893A JPH06292813A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 空気清浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06292813A true JPH06292813A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=14228331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9875893A Pending JPH06292813A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 空気清浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06292813A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6014741B1 (ja) * | 2015-11-11 | 2016-10-25 | 株式会社アフレアー | 加工機用の集塵装置およびレーザ加工機 |
JP6087009B1 (ja) * | 2016-04-01 | 2017-03-01 | 株式会社アフレアー | 集塵方法、集塵装置およびレーザ加工機 |
KR101871630B1 (ko) * | 2017-04-05 | 2018-06-27 | 김용대 | 그리트유량밸브 |
-
1993
- 1993-04-01 JP JP9875893A patent/JPH06292813A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6014741B1 (ja) * | 2015-11-11 | 2016-10-25 | 株式会社アフレアー | 加工機用の集塵装置およびレーザ加工機 |
JP6087009B1 (ja) * | 2016-04-01 | 2017-03-01 | 株式会社アフレアー | 集塵方法、集塵装置およびレーザ加工機 |
KR101871630B1 (ko) * | 2017-04-05 | 2018-06-27 | 김용대 | 그리트유량밸브 |
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