JPH06246123A - 空気清浄機 - Google Patents

空気清浄機

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JPH06246123A
JPH06246123A JP5169598A JP16959893A JPH06246123A JP H06246123 A JPH06246123 A JP H06246123A JP 5169598 A JP5169598 A JP 5169598A JP 16959893 A JP16959893 A JP 16959893A JP H06246123 A JPH06246123 A JP H06246123A
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JP
Japan
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cyclone
water tank
cyclone cylinder
fan
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP5169598A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Makino
隆弘 牧野
Toshiya Ogawa
俊弥 小川
Hideo Ikegami
英夫 池上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
  • Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
  • Cyclones (AREA)
  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つのサイクロン筒を持つ気液接触式の空気
清浄機を製作が容易な構造とする。 【構成】 室内の空気は集塵フィルタ装置28を通って
ダストを除去され、ファン27により気液接触部として
の第1のサイクロン筒24に送られ、ここで微細な水滴
と接触し、集塵フィルタ装置28で除去できなかったダ
ストが除去され、連通管38より液滴分離部としての第
2のサイクロン筒25に入って余分な水分が除去され、
清浄空気排出口40より加湿された清浄な空気となって
吐出される。前記2つのサイクロン筒24、25は、水
槽23の上に水槽23と別体に設けられ、各サイクロン
筒24、25の下端部(図1では表れない)は水槽23
内の液中に没している。したがって、単なる筒状のもの
でもそれぞれ独立したサイクロン構造として機能する。
この構造により、特にサイクロン筒および水槽の部分が
製作の容易な構造となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、気液接触部と液滴分
離部とを有する空気清浄機に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭の室内の空気を清浄にかつ適度の湿
度に保とうとする場合、家庭用として一般的な電気集塵
式フィルタあるいは機械式フィルタによる空気清浄機
と、同じく家庭用として一般的な超音波方式の加湿機と
の両者を設置するか、または合体することが考えられ
る。これに対して、本出願人は先に、図7に示すよう
に、ファン1により吸引して複数のフィルタからなる集
塵フィルタ装置2を介して空気を取り入れ、サイクロン
構造の気液接触部3内で噴射ノズル4より微細な水滴を
噴射して気液接触させ、連通口5を介して連通する同じ
くサイクロン構造の液滴分離部6に送って余分な水分を
除去した後、空気排出口7から清浄空気を排出するとい
う構造の空気清浄機を考案し実用新案登録出願をした
(実願平3−39608号)。なお、同図において、8
は噴射ノズル4に水を圧送するポンプ、9は給水タン
ク、10は噴射する水を収容する水槽である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のフィルタ・気液
接触併用式の空気清浄機は、実際に家庭用として実用化
する場合に、小形化、製作上の容易さ、コスト等の種々
の問題を解決する必要があり、これらに関して工夫が求
められる。
【0004】本発明は上記背景のもとでなされたもの
で、特に小形化を図ることが容易で、かつ、製作・組み
立てが容易な実用性の高い空気清浄機を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1の空気清浄機は、ファンと、このファンの吸引力に
より取り入れられた空気が流入する気液接触部としての
第1のサイクロン筒と、この第1のサイクロン筒内に設
けた噴射ノズルと、前記第1のサイクロン筒に連通し清
浄空気排出口を持つ液滴分離部としての第2のサイクロ
ン筒と、液体を収容する水槽と、この水槽内の液体を前
記噴射ノズルに圧送するポンプとを備え、前記2つのサ
イクロン筒を前記水槽とは別体に設けるとともに、この
2つのサイクロン筒をその下端部が水槽内の液中に没す
るように水槽の上部に取り付けたことを特徴とする。
【0006】請求項4の空気清浄機は、複数のフィルタ
からなる集塵フィルタ装置と、この集塵フィルタ装置の
排出側に配置したファンと、このファンに直接連通する
気液接触部としての第1のサイクロン筒と、この第1の
サイクロン筒内に設けた噴射ノズルと、前記第1のサイ
クロン筒に連通し清浄空気排出口を持つ液滴分離部とし
ての第2のサイクロン筒と、液体を収容する水槽と、こ
の水槽内の液体を前記噴射ノズルに圧送するポンプとを
備え、前記水槽の上部に前記第1のサイクロン筒および
第2のサイクロン筒を配置し、この水槽に隣接して前記
ポンプを配置し、このポンプの上に重ねて前記ファンを
配置したことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の空気清浄機において、第1および第
2の各サイクロン筒は、それぞれ下端部が水槽内の液中
に没することで、そして相互間の連通路を液面より若干
上の位置に設けることで、独立したサイクロン構造とし
て機能する。
【0008】請求項4の空気清浄機において、水槽に隣
接するポンプ上にファンが配置されることで、空気清浄
機の内部空間が各部品配置および配管のために効率的に
使用される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図6を参照
して説明する。図1は本発明の一実施例の空気清浄機2
0の内部構造を示す正面図、図2は同じく内部構造を示
す平面図である。この空気清浄機20は長方形の本体ベ
ース21を有し、この本体ベース21の正面から見て右
側部分に水槽台22を設け、水槽台22の上に水槽23
を設け、水槽23の上に気液接触部を構成する第1のサ
イクロン筒24と液滴分離部を構成する第2のサイクロ
ン筒25とを設置している。また、水槽23に隣接する
本体ベース21のほぼ中央にポンプ26を設置し、この
ポンプ26の上にファン27を配置している。後述する
複数のフィルタからなる集塵フィルタ装置28は、本体
ベース21上の水槽23と反対側に設けたフィルタ支持
台29上に設置されている。また、水槽23の正面側
(図2において下側)に隣接して給水タンク受け台30
が設けられ、この給水タンク受け台30上に給水タンク
31が置かれている。
【0010】前記水槽23およびその上部の2つのサイ
クロン筒24、25の部分の詳細を図4により説明する
と、第1のサイクロン筒24内には、その中心部に水槽
23の底面に垂直に立てたパイプ35が配置され、この
パイプ35に複数の噴射ノズル36が接続されている。
また、サイクロン筒24の上部に設けた接線方向の流入
口24aにファン27からの空気流入ホース37が接続
されている。前記第2のサイクロン筒25と第1のサイ
クロン筒24とは下方において接線方向の流通路となる
連通管38によって互いに連通している。第2のサイク
ロン筒25の中心部には水槽23の底面に垂直に立てた
空気案内用としての閉じた円筒39が配置され、上部に
清浄空気排出口40が設けられている。
【0011】前記第1のサイクロン筒24と第2のサイ
クロン筒25とは互いに接近して並ぶ円筒体であり、前
記連通管38およびこの連通管38の若干下方の水平な
取付板41とともにサイクロン筒ユニット42として一
体に形成されており、各サイクロン筒24、25の下端
部はいずれも水槽23内の水中に没するように設けられ
ている。このサイクロン筒ユニット42は、その取付板
41部分を水槽23の上部周縁のつば部23aに重ねて
ねじで固定されている。サイクロン筒ユニット42、水
槽23等は樹脂で製作している。
【0012】前記ポンプ26は、水槽23に面した吸込
口側が吸込ホース43を介して水槽23に直結され、吐
出口側は送水ホース44を介して水槽23内の前記パイ
プ35に水平に取り付けた口金45に接続されている。
また、水槽23の底部には、排水口23bが設けられ、
この排水口23bに排水ホース46が接続されされてい
る。
【0013】前記給水タンク受け台30は、図6に示す
ように、給水タンク31の口部31aに取り付けたキャ
ップ50の部分が入る凹部30aを持ち、この凹部30
aの底部に給水口30bを設けている。そして、この給
水口30bと水槽23側の受け入れ口23cとが給水ホ
ース51を介して接続されている。前記キャップ50
は、ばね50aにより付勢されて開口50bを閉ざす弁
体50cを持ち、給水タンク31を図6に示すように逆
さにして給水タンク受け台30上に置いた時、弁軸50
dが凹部30aの底面に当たって弁体50cが開口50
bに対して相対的に上昇し、開口50bが開く構造であ
る。そして、水槽23内の水位がキャップ50の下端面
より低下した時、給水タンク31内からキャップ50の
下端面が水没するまで水が補給される。
【0014】前記ファン27は、モータ部分27aがフ
ァン支持台52上に取り付けられるとともに、このファ
ン支持台52はポンプ26を下に納めるように設けた台
枠53上にボルトで固定されている。なお、ポンプ26
と本体ベース21との間、およびファン支持台52と台
枠53との間に吸振材を介在させて、振動防止を図ると
よい。
【0015】集塵フィルタ装置28とファン27との間
の連通路として、内面にグラスウール等の吸音材55を
貼り付けた構造の消音筒54が用いられている。また、
図4に示すように第2のサイクロン筒25の清浄空気排
出口40は二重筒構造となっているが、これはこの部分
に一点鎖線で示すように前記消音筒55と同様な構造の
消音筒56を配置できるようにしたものである。清浄空
気排出口40部分にも消音筒を設けることで、一層の騒
音の低減が図られる。
【0016】前記集塵フィルタ装置28は、図5に示す
ようにフィルタケース59の前後の空気流入口59aと
空気流出口59bとの間に順に、大きなダストを取る単
なる網目状のプリフィルタ60、図示は省略するが放電
線と対向電極板とを持ち通過する空気中のダストに放電
により帯電させる帯電部61、ダストと逆極性に帯電し
ダストを電気力で吸着する集塵部62、脱臭用の活性炭
フィルタ63を内蔵している。なお、帯電部61と集塵
部62とで1つの電気式集塵フィルタを構成する。この
集塵フィルタ装置28のフィルタケース59の側面に空
気清浄機20の電装品全体の制御を行うための制御回路
基板64を取り付けている。また、フィルタケース59
の上部に帯電部61および集塵部62に供給する高電圧
を発生させる高電圧発生回路基板65を配置している。
【0017】上述の各部品は本体ベース21上に設置さ
れるとともに、図3の斜視図にも示すようにフロントパ
ネル70およびリヤパネル71で前後を囲まれ、トップ
カバー72で上面を覆われている。さらに、図2に示す
ように、前面および側面部分はフロントパネル70およ
びリヤパネル71の内側に内面板73が配置されてフロ
ントパネル70およびリヤパネル71と内面板73との
二重構造とされ、両者70および71、73の隙間に吸
音材75が充填されている。吸音材75はフロントパネ
ル70側およびリヤパネル71側または内面板73側の
いずれかに貼り付けるとよい。フロントパネル70の正
面の左側部分に上下にわたって多数の吸気口70aがあ
けられている。この吸気口70aの近傍におけるフロン
トパネル70の裏面に、湿度センサ78aおよびガスセ
ンサ78bを設けたセンサ基板78が取り付けられてい
る。また、トップカバー72には操作・表示部分76が
設けられ、給水タンク31を出し入れする開閉可能な蓋
77が設けられている。なお、前記の排水ホース46
は、フロントパネル70とリヤパネル71との境界部に
設けた凹部に縦に収納される。
【0018】次に、上記の空気清浄機20の動作につい
て説明する。室内の空気はファン27の吸引力によりフ
ロントパネル70の吸気口70aから取り入れられ、内
面板73との間の隙間と通って図2の矢印のように流
れ、集塵フィルタ装置28に吸い込まれる。集塵フィル
タ装置28では、プリフィルタ60で大きなダストが除
去され、残りのダストは帯電部61において帯電され集
塵部62で電気力により吸着され、さらに活性炭フィル
タ63で脱臭される。この集塵フィルタ装置28を通過
した空気は、消音筒54を経てファン27に吸引され、
空気流入ホース37を経て第1のサイクロン筒24内に
圧送される。ファン27で発生する風切音は消音筒54
の内面の吸音材55により低減される。
【0019】第1のサイクロン筒24内に接線方向から
圧送された空気は、図4に示すように第1のサイクロン
筒24内を矢印のごとく螺旋状に旋回しながら下降す
る。一方、ポンプ26は、水槽23内の水を吸込ホース
43を経て吸引し、送水ホース44、口金45を経て第
1のサイクロン筒24の中心のパイプ35に圧送してお
り、噴射ノズル36から微細な水滴を直接噴射してい
る。したがって、第1のサイクロン筒24内を螺旋状に
旋回しながら下降する空気は、噴射ノズル36から噴射
された微細な水滴と接触し、先の集塵フィルタ装置28
で除去されなかったダストがこのこの微細な水滴に付着
し、凝集し、遠心力により除去され、第1のサイクロン
筒24の下部の水面上に沈降する。水滴との接触でダス
トを除去された空気は接線方向をなす連通口38を通っ
て液滴分離部である第2のサイクロン筒25内に流入
し、螺旋状に旋回上昇する際にその遠心力により粒径の
大きな余分な水分が除去されて第2のサイクロン筒25
の下部に沈降し、加湿された清浄空気が清浄空気排出口
40から吐出される。
【0020】水槽23内の水は前記のようにポンプ26
でパイプ35に圧送され噴射ノズル36から噴射される
ことで循環するが、空気加湿分として外部に持ち出され
ることで水槽23内の水が減少すると、給水タンク31
から水が補給される。この場合、給水タンク31内の水
は、キャップ50の弁作用により水槽23内の水位がほ
ぼキャップ50の下端面近傍に保たれるように水の補給
が行われる。
【0021】給水タンク31内の水が空になると、蓋7
7をあけて給水タンク31を取り出し、水を注入した後
再び給水タンク受け台30上に乗せる。長時間の使用に
より水槽23内の水が汚れると、排水ホース46の外側
で立てた部分を倒すと、水槽23内の汚れた水は排水口
23b、排水ホース46を経て排出される。
【0022】なお、ポンプおよびファンの配置は、実施
例の構成に限らず、例えば、ポンプとファンとをいずれ
も本体ベース上に直接設置し、ポンプおよびファンの上
に水槽を配置し、水槽の上にサイクロン筒ユニットを設
ける構成とすることも可能である。この場合、ファンと
第1のサイクロン筒とをつなぐ空気流入ホースは、下方
のファンの位置から上部にある第1のサイクロン筒の流
入口へと立ち上げた経路となる。
【0023】また、本発明において、「サイクロン筒」
は筒体内を空気が旋回する広義の意味で使用しており、
筒体を円錐状に構成したものも含む。
【0024】また、サイクロン筒内で微細な液滴を発生
させる方法としては、実施例のように噴射ノズルから直
接微細な液滴を噴射する噴霧方式に限らず、噴射ノズル
から液体をシャワー状に噴射しサイクロン筒の内壁に衝
突させて微細化する方式、さらには、サイクロン筒内に
設けた板様体例えば円板に衝突させて微細化する方式
等、任意である。
【0025】また、ファンを設置する位置については、
実施例のように気液接触部の上流側に設ける場合に限ら
ず、例えば液滴分離部の下流側に設ける等、この空気清
浄機における空気の入口から出口に到る流動経路であれ
ばよい。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、2つのサイクロン筒お
よび水槽が簡単な構造となり、サイクロン構造による気
液接触式の空気清浄機を小形化して家庭用として実用化
する上できわめて効果的である。
【0027】請求項2によれば、2つのサイクロン筒と
水槽との両者の構造が互いに適合しており、特にサイク
ロン筒の製作が簡略化される。
【0028】請求項4の空気清浄機によれば、水槽、2
つのサイクロン筒、ポンプおよびファンの各配置がスペ
ース的に極めて効率的であり、装置全体の小形化に特に
有効である。
【0029】請求項5によれば、集塵フィルタ装置の側
面が有効に利用されて、省スペースが図れるとともに、
電気回路部品が気液接触部等の水まわりから十分離れる
ことになり、好ましい。
【0030】請求項6によれば、消音筒がファンの発生
する騒音を抑制して、騒音低減に効果的であり、集塵フ
ィルタ装置とファンとの連通路が無駄なく利用される。
請求項7についても、同様である。
【0031】請求項8によれば、各構成部品が家庭用の
小型の空気清浄機として取り扱いが容易な構造となると
ともに、騒音の低減が有効に実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す空気清浄機の内部構造
を示す正面図である。
【図2】上記の空気清浄機の同じく内部構造を示す平面
図である。
【図3】上記の空気清浄機の外観を示す斜視図である。
【図4】上記の空気清浄機におけるサイクロン筒および
水槽部分の内部構造を示す断面図である。
【図5】上記の空気清浄機における集塵フィルタ装置の
断面図である。
【図6】上記の空気清浄機におけるタンク受け部の拡大
断面図である。
【図7】従来の空気清浄機を示す図である。
【符号の説明】
20 空気清浄機 21 本体ベース 22 水槽台 23 水槽 24 第1のサイクロン筒(気液接触部) 25 第2のサイクロン筒(液滴分離部) 26 ポンプ 27 ファン 28 集塵フィルタ装置 29 フィルタ支持台 30 給水タンク受け台 31 給水タンク 36 噴射ノズル 38 連通管 40 清浄空気排出口 41 取付板 42 サイクロン筒ユニット 52 ファン支持台 53 台枠 54、56 消音筒 55、75 吸音材 59 フィルタケース 60 プリフィルタ 61 帯電部 62 集塵部 63 活性炭フィルタ 64 制御回路基板 70 フロントパネル 71 リヤパネル 72 トップカバー 73 内面板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池上 英夫 大阪府大阪市中央区城見1丁目4番24号 日本電気ホ−ムエレクトロニクス株式会社 内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンと、このファンの吸引力により取
    り入れられた空気が流入する気液接触部としての第1の
    サイクロン筒と、この第1のサイクロン筒内に設けた噴
    射ノズルと、前記第1のサイクロン筒に連通し清浄空気
    排出口を持つ液滴分離部としての第2のサイクロン筒
    と、液体を収容する水槽と、この水槽内の液体を前記噴
    射ノズルに圧送するポンプとを備え、前記2つのサイク
    ロン筒を前記水槽とは別体に設けるとともに、この2つ
    のサイクロン筒をその下端部が水槽内の液中に没するよ
    うに水槽の上部に取り付けたことを特徴とする空気清浄
    機。
  2. 【請求項2】 接近させて並べた垂直な2つのサイクロ
    ン筒と両者間を連通させる連通管と前記2つのサイクロ
    ン筒を貫通させる形で両サイクロン筒に固定した水平な
    取付板とを一体に設けてなるサイクロン筒ユニットを備
    え、このサイクロン筒ユニットの前記取付板を前記2つ
    のサイクロン筒の下端部が水槽の液中に没する形でかつ
    この取付板が水槽の蓋となる形で水槽の上部に取り付け
    たことを特徴とする請求項1記載の空気清浄機。
  3. 【請求項3】 前記2つのサイクロン筒がいずれも円筒
    体であることを特徴とする請求項1または2記載の空気
    清浄機。
  4. 【請求項4】 複数のフィルタからなる集塵フィルタ装
    置と、この集塵フィルタ装置の排出側に配置したファン
    と、このファンに直接連通する気液接触部としての第1
    のサイクロン筒と、この第1のサイクロン筒内に設けた
    噴射ノズルと、前記第1のサイクロン筒に連通し清浄空
    気排出口を持つ液滴分離部としての第2のサイクロン筒
    と、液体を収容する水槽と、この水槽内の液体を前記噴
    射ノズルに圧送するポンプとを備え、前記水槽の上部に
    前記第1のサイクロン筒および第2のサイクロン筒を配
    置し、この水槽に隣接して前記ポンプを配置し、このポ
    ンプの上に重ねて前記ファンを配置したことを特徴とす
    る空気清浄機。
  5. 【請求項5】 前記集塵フィルタ装置を前記ファンを挟
    んでサイクロン筒と反対側に配置するとともに、この集
    塵フィルタ装置のケースの側面に空気清浄機の制御回路
    基板を取り付けたことを特徴とする請求項4記載の空気
    清浄機。
  6. 【請求項6】 前記集塵フィルタ装置とファンとの間の
    連通路を消音筒により構成したことを特徴とする請求項
    4記載の空気清浄機。
  7. 【請求項7】 前記清浄空気排出口に消音筒を配置した
    ことを特徴とする請求項1または4記載の空気清浄機。
  8. 【請求項8】 前記の各部品を本体ベース上に配置し、
    フロントパネルおよびリヤパネルで前後を囲い、トップ
    カバーで清浄空気排出口を除く上面を覆うとともに、前
    記フロントパネルおよびリヤパネルの内側に内面板を設
    けて、前面および側面部分をフロントパネルおよびリヤ
    パネルと内面板との二重構造としその間隙に吸音材を充
    填したことを特徴とする請求項1または4記載の空気清
    浄機。
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