JPH06292474A - 潅水装置 - Google Patents

潅水装置

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Publication number
JPH06292474A
JPH06292474A JP8091493A JP8091493A JPH06292474A JP H06292474 A JPH06292474 A JP H06292474A JP 8091493 A JP8091493 A JP 8091493A JP 8091493 A JP8091493 A JP 8091493A JP H06292474 A JPH06292474 A JP H06292474A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pump
hose
seedling box
raising seedling
Prior art date
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Pending
Application number
JP8091493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Nishitani
芳信 西谷
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Seiko Co Ltd filed Critical Daiwa Seiko Co Ltd
Priority to JP8091493A priority Critical patent/JPH06292474A/ja
Publication of JPH06292474A publication Critical patent/JPH06292474A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 育苗箱3を搬送する搬送機構4の上方に散水
管11を配置し、この散水管11を給水源に接続すると
共に、薬剤混入手段50と接続する。前記薬剤混入手段
50は薬剤タンク23からホース24を介して散水管1
1へ供給するポンプ30を有し、このポンプ30は搬送
機構4の回転部材41から動力で伝達する。 【効果】 水量および水圧に関係なく一定量の薬剤を散
布することができ、育苗箱3の搬送速度が変化すればそ
れに対応してポンプ回転数も変化し、単位面積当たりの
薬剤散布量を所要量にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育苗用播種機に使用さ
れる潅水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】育苗用播種機においては、育苗箱移送機
構上に土入装置、潅水装置および播種装置等を配置し
て、育苗箱を移送しながらその内部に床土を供給し、水
および薬剤の混合液を散布し、播種し、覆土していくよ
うに構成されている。前記潅水装置は育苗箱移送機構上
に配置される散水管を水道等の水供給源にホース等を介
して接続されているが、薬剤を混入する必要があるた
め、散水管に薬剤混入手段が接続されている。
【0003】従来の薬剤混入手段は、散水管に連通する
水路を形成した連通管に水路の途中部分を絞って流速を
加速するエジェクタ部を設け、このエジェクタ部の前方
に薬剤タンクと薬剤供給ホースを介して接続される薬剤
吸引口を形成し、水路を通る水流によって薬剤を吸引混
合するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】育苗箱に供給される薬
剤量は、種子の種類等に応じて設定され、1箱に対して
所要量ずつ安定して供給する必要があるが、前記従来技
術においては、水量、水圧、育苗箱搬送速度等により、
薬剤供給量が変化することがある。そのため薬剤の供給
を絞って量を調整する必要があり、面倒でかつ正確な薬
剤混入が困難になっている。
【0005】また、この問題は、薬剤をポンプで供給す
るようにしても、そのポンプの回転速度を人為的に調整
するようにしていたのでは、解決し難いものである。本
発明は、薬剤をポンプを介して散水管に供給し、かつこ
のポンプを育苗箱を搬送する搬送機構からの動力で駆動
させるようにすることにより、水量、水圧に関係なく、
また育苗箱の搬送速度が変化しても、所要量の薬剤が供
給できるようにした潅水装置を供給することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための具体的手段は、育苗箱3を搬送する搬送機構4
の上方に散水管11を配置し、この散水管11を給水源
に接続すると共に、薬剤混入手段50と接続した潅水装
置において、前記薬剤混入手段50は薬剤タンク23か
らホース24を介して散水管11へ供給するポンプ30
を有し、このポンプ30は搬送機構4の回転部材41か
ら動力が伝達されていることである。
【0007】
【作用】育苗箱3が搬送機構4によって潅水装置1内に
搬入されるとそれを検出して電磁切換弁16がオンし、
通水を開始し、散水管11から育苗箱3内へと散水す
る。育苗箱3を搬送する搬送機構4の駆動により、回転
部材41からの動力でポンプ30が駆動され、薬剤タン
ク23から吸引した薬剤を散水管11に連通した連通管
10Rへ供給し、水に混入する。
【0008】給水源からの水の量または水圧が変化して
も、ポンプ30の回転が一定であれば、薬剤混入量は一
定に維持され、搬送機構4による育苗箱3の搬送速度が
変化すると、それに応じてポンプ30の回転速度も変化
し、育苗箱3における単位面積当たりの薬剤散布量は略
一定となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図7は本発明の実施例を示しており、1は
潅水装置で、単独で使用できるが、主に土入装置および
播種装置と共に播種機に組込まれており、機フレーム2
上に搭載されていて、コロコンベヤ等で成る育苗箱3の
搬送機構4に跨がっている。
【0010】潅水装置1は機フレーム2に立設された左
右側板5と天板6および複数本の連結杆7でフレーム8
が構成され、左右側板5に支持板9が固定されている。
12は育苗箱3の移送を案内する左右1対のガイド板
で、左右側板5にクッションを介して取付けられてい
る。左右支持板9には連通管10R、10Lが取付けら
れ、連通管10R、10Lには2本の散水管11が平行
に接続されており、一方の連通管10Rを通ってくる水
が両散水管11から略同一圧で射出されるようになって
いる。
【0011】一方の連通管10Rは水道の蛇口又はポン
プ等の給水源とホース13を介して接続されるが、その
間にはストレーナ14、開閉コック15、電磁切換弁1
6および薬剤混合管17が上記順序でホース13側から
配置されている。前記開閉コック15は散水管11への
水の供給および停止を行なうことができるが、主に水圧
を一定にするために使用され、薬剤混合管17に設けた
水圧計18で例えば、0.5 kg/cm2 の水圧を得るため
に、開閉コック通過水を例えば0. 7 kg/cm2 程度の水
圧になるように開度が設定される。
【0012】電磁切換弁16は潅水装置1への育苗箱3
の搬入および搬出をリミットスイッチ(図示せず)で検
出し、リミットスイッチのオン動作で通水し、オフ動作
で止水するものであるが、3ポート電磁切換弁が使用さ
れていて、止水時に放出ホース19を介して水を放出し
て給水源と電磁切換弁16との間の水圧を常に一定に保
つように構成されている。
【0013】即ち、電磁切換弁16は給水源を散水管1
1に接続する通水路Aと、給水源を放出ホース19に接
続する放出路Bとを有していて、オン作動によって通水
路Aを、オフ作動によって放出路Bが切換使用され、放
出路Bを通る水は放出ホース19を介して外部へ放出さ
れる。尚、電磁切換弁16は播種機が作業完了したとき
又は故障したときにもオフとなり、水を放出するが、そ
れが長時間になるときは給水源の供給を停止する。
【0014】薬剤混合管17はT又はト字状の合流管で
あり、連通管10Rと電磁切換弁16とを接続すると共
に、薬剤タンク23とホース24を介して接続されてい
る。この薬剤混合管17は水が入ってこない構造になっ
ている。前記ホース24の中途部には回転型の薬剤用ポ
ンプ30が設けられており、このポンプ30によって薬
剤タンク23から薬剤を吸引し、散水管11へ供給され
る水に混入する。
【0015】ポンプ30は図3〜図6に示すように、機
フレーム2に固定の支持台31に搬送機構4から動力が
伝達される駆動軸32を支持し、この駆動軸32に1又
は複数個のコロ33を枢支した回動体34を固定し、コ
ロ33の公転軌跡の外周側に半円弧状のホース受具35
を配置し、このホース受具35の内周面に絞りホース3
6を配置し、絞りホース36の両端を接続具37を介し
て前記ホース24に接続している。
【0016】前記接続具37は支持台31に固定され、
ホース受具35の一端が支持台31に枢軸38を介して
支持され、他端に引張りスプリング39が掛けられてい
て、回動体34側に付勢されている。絞りホース36は
ゴム又はプラスチック等の可撓性材料で形成されてい
て、押しつぶすように変形可能であり、その外周がホー
ス受具35の内周面に添接しており、半円弧状となった
その内周にコロ33が公転しながら転動するようになっ
ている。コロ33が当接する位置では絞りホース36が
絞られ、回動体34の図5矢印方向の回転によって、コ
ロ33が公転することにより、絞りホース36の絞り位
置が移動し、その内部の薬剤を押動し、ポンプ作用をす
る。
【0017】搬送機構4は機フレーム2に等間隔に回転
軸41を支持し、この回転軸41に育苗箱3を受持する
ローラ42を設けると共に伝動スプロケット43を設
け、モータ等の駆動源からの動力をチェーン44を介し
て伝達されるようになっている。そして1本の回転軸
(回転部材)41にはスプロケット45が設けられ、チ
ェーン46およびスプロケット47を介して駆動軸32
へ動力伝達可能にしている。
【0018】前記ホース24、ポンプ30、チェーン伝
動手段45〜47等によって薬剤混入手段50が構成さ
れており、この薬剤混入手段50は、搬送機構4が駆動
されると、育苗箱3が搬送されると同時にポンプ30も
駆動され、給水源から散水管11へ供給される水に、ホ
ース24を介して薬剤が混入する。回転軸41の回転速
度を変更するとポンプ30の回転速度が変化され、搬送
機構4が停止するとポンプ30も停止される。
【0019】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、種々変形することができる。例えば、ポンプ
30は他の種類の回転ポンプでも良く、回転軸41とス
プロケット45との間に電磁クラッチを設けて、電磁切
換弁16と連動して搬送機構4からポンプ30への動力
伝達を断接するようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、搬送機構
4からの動力によって駆動されるポンプ30で、給水源
から散水管11へ供給される水に薬剤を混入するように
構成されているので、水量および水圧に関係なく一定量
の薬剤を散布することができ、育苗箱3の搬送速度が変
化すればそれに対応してポンプ回転数も変化し、単位面
積当たりの薬剤散布量を所要量にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】同正面図である。
【図3】同薬剤用ポンプの側面図である。
【図4】図3のX−X線断面図である。
【図5】ポンプの断面側面図である。
【図6】図5のY−Y線断面図である。
【図7】潅水装置全体の平面図である。
【符号の説明】
3 育苗箱 4 搬送機構 11 散水管 23 薬剤タンク 24 ホース 30 ポンプ 41 回転軸(回転部材) 50 薬剤混入手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育苗箱(3)を搬送する搬送機構(4)
    の上方に散水管(11)を配置し、この散水管(11)
    を給水源に接続すると共に、薬剤混入手段(50)と接
    続した潅水装置において、 前記薬剤混入手段(50)は薬剤タンク(23)からホ
    ース(24)を介して散水管(11)へ供給するポンプ
    (30)を有し、このポンプ(30)は搬送機構(4)
    の回転部材(41)から動力が伝達されていることを特
    徴とする潅水装置。
JP8091493A 1993-04-07 1993-04-07 潅水装置 Pending JPH06292474A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8091493A JPH06292474A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 潅水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8091493A JPH06292474A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 潅水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06292474A true JPH06292474A (ja) 1994-10-21

Family

ID=13731669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8091493A Pending JPH06292474A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 潅水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06292474A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013141427A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Daiwa Seiko Inc 播種機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013141427A (ja) * 2012-01-10 2013-07-22 Daiwa Seiko Inc 播種機

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