JP3280763B2 - 灌水装置 - Google Patents

灌水装置

Info

Publication number
JP3280763B2
JP3280763B2 JP18159093A JP18159093A JP3280763B2 JP 3280763 B2 JP3280763 B2 JP 3280763B2 JP 18159093 A JP18159093 A JP 18159093A JP 18159093 A JP18159093 A JP 18159093A JP 3280763 B2 JP3280763 B2 JP 3280763B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pipe
pipes
watering
sprinkling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP18159093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0731303A (ja
Inventor
芳信 西谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Seiko Co Ltd filed Critical Daiwa Seiko Co Ltd
Priority to JP18159093A priority Critical patent/JP3280763B2/ja
Publication of JPH0731303A publication Critical patent/JPH0731303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3280763B2 publication Critical patent/JP3280763B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sowing (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、育苗用播種機に使用さ
れる灌水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】育苗用播種機においては、育苗箱移送機
構上に、土入れ装置、灌水装置等を配置して、育苗箱を
移送しながらその内部に床土を供給し、水及び薬剤を散
布し、播種し、覆土していくように構成されている。前
記灌水装置は育苗箱に散水管を複数本設け、該複数の散
水管を接続管によって水供給源側に接続しているが、従
来は水供給源側から送られてくる給水の流れが複数の散
水管に対して同一方向になるように前記接続管によって
水供給源側に接続されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の場合、
複数の散水管から育苗箱に散水される散水の方向が同一
方向を向いてしまうので、育苗箱への散水むらが生じや
すくなり、均一な散水ができなかった。本発明は、上記
問題点に鑑み、散水むらの発生を防止して、より均一な
散水ができるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の第一の技術手段は、育苗箱3に散水す
るための散水管11が、複数本設けられると共に、互い
に離間して平行に配置され、該複数の散水管11が、接
続管12,13によって水供給源側に接続され、各散水
管11に多数の散水孔が形成された灌水装置において、
前記複数の散水管11は、水供給源側から送られてくる
給水の流れが順次逆向きになって各散水管11の散水孔
から散水されるように、隣合う散水管11の一端同士が
順次連通され、複数の散水管11のうちの最終の散水管
11の終端が閉塞されている点にある。
【0005】第二の技術手段は、育苗箱3に散水するた
めの散水管11が、複数本設けられると共に、互いに離
間して平行に配置され、該複数の散水管11が、接続管
12,13によって水供給源側に接続され、各散水管1
1に多数の散水孔が形成された灌水装置において、前記
複数の散水管11は、水供給源側から送られてくる給水
の流れが順次逆向きになって各散水管11の散水孔から
散水されるように、隣合う散水管11の一端同士が順次
連通され、複数の散水管11のうちの最終の散水管11
の終端が閉塞され、前記接続管12,13は、ゴム等の
弾性材により構成されて、該接続管12,13に対して
前記散水管11が着脱自在に接続されている点にある。
【0006】第三の技術手段は、育苗箱3に散水するた
めの散水管11が、複数本設けられると共に、互いに離
間して平行に配置され、該複数の散水管11が、接続管
12,13によって水供給源側に接続され、各散水管1
1に多数の散水孔が形成された灌水装置において、前記
複数の散水管11は、水供給源側から送られてくる給水
の流れが順次逆向きになって各散水管11の散水孔から
散水されるように、隣合う散水管11の一端同士が順次
連通され、複数の散水管11のうちの最終の散水管11
の終端が閉塞され、前記接続管12,13と水供給源側
との間の給水通路に、エジェクタ部26が設けられ、こ
のエジェクタ部26に水圧計20が接続され、前記エジ
ェクタ部26の前後に排水部材25,27が設けられて
いる点にある。
【0007】
【作用】水供給源のからの給水は、パイプ継手14から
連通管12の縦管部31内に入り、横管部32を通って
一方の散水管11を矢印a方向に流れる。その後、接続
管13通って他方の散水管11を矢印b方向に流れるよ
うになっている。このため、各散水管11への給水の流
れが互いに逆向きになって、複数の散水管11から育苗
箱3に散水される散水の方向が互いに異なり、育苗箱3
への散水むらが少なくなる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に従って説明す
ると、図1乃至図3において、1は灌水装置で、単独で
使用できるが、主に土入装置及び播種装置と共に播種機
に組み込まれており、機フレーム2上に搭載されてい
て、コロコンベア等で成る育苗箱3の移送機構4に跨が
っている。灌水装置1は機フレーム2に立設された左右
側板5と天板6及び複数本の連結杆7でフレーム8が構
成されている。
【0009】11は前後一対の散水管で、前後に離間し
て互いに平行に配置され、各散水管11には多数の散水
孔が略全長に亘って一列状に形成されている。12,1
3は左右一対の接続管で、一方の接続管12は、塩化ビ
ニール製のパイプ継手14、薬剤混合ノズル15、スト
レーナー16及びホース17を介して水道の蛇口又はポ
ンプの水供給源に接続されている。ストレーナ16に開
閉コック18が設けられ、薬剤混合ノズル15とストレ
ーナー16との間に電磁切換弁19が設けられ、薬剤混
合ノズル15に水圧計20が接続されている。
【0010】なお、前記開閉コック18は散水管11へ
の水の供給及び停止を行うことができるが、主に水圧を
一定にするために使用され、薬剤混合ノズル15の水圧
計20で0.5Kg/cm2 の水圧を得るために、開閉コッ
ク通過水を例えば0.7Kg/cm2 程度の水圧になるよう
に開度が設定される。電磁切換弁19は灌水装置1への
育苗箱3の搬入をリミットスイッチで検出し、リミット
スイッチのオン動作で通水し、オフ動作で止水するもの
であるが、3ポート電磁が使用されていて、止水時に排
水ホース21を介して水を放出して水供給源と電磁切換
弁19との水圧を常に一定に保つように構成されてい
る。排水ホース21はフレーム8の一方の側板に設けた
通孔22を通して外側方に取り出されている。なお、電
磁切換弁19は播種機が作業完了したとき又は故障した
ときにもオフとなり、水を放出するが、それが長時間に
なるときは水供給源の供給を停止する。
【0011】薬剤混合ノズル15には水路23が形成さ
れ、この水路23連通するように水圧計20が設けら
れ、また薬剤吸引口24が形成されている。この薬剤吸
引口24には薬剤タンクと接続される薬剤供給ホース2
5が接続されている。薬剤混合ノズル19の水圧計20
取付位置と薬剤吸引口24との間には、薬剤吸引口24
に対してエジェクト作用をするエジェクタ部26が形成
されている。そして、エジェクタ部26の前後に排水部
材が設けられている。即ち、エジェクタ部26の前方の
薬剤供給ホース25はドレンの機能も兼用するようにな
っており、また薬剤混合ノズル15のエジェクタ部26
後方に排水ホース27が設けられている。エジェクタ部
26の水供給源側に前記水圧計20が接続されている。
【0012】前記一対の接続管12,13は、ゴム等の
弾性材により構成されている。一方の接続管12は、縦
管部31と横管部32とT字形に備え、縦管部31の上
端部に筒状の接続部33が形成され、横管部32の両端
部に筒状の接続部34,35が形成されている。接続部
33に、弾性材による弾性変形によりパイプ継手が着脱
自在に接続され、接続部34,35に、弾性材による弾
性変形によって一対の散水管11の各一端部が着脱自在
に接続されるようになっている。接続部33,34には
接続管12内に連通する連通孔37が設けられている
が、接続部34には連通孔がなく散水管11の一端開口
を接続部34で塞ぐようになっている。なお、縦管部3
1の上端部及び横管部32の一端部に開口39が設けら
れ、この開口39を栓体40で着脱自在に塞いでいる。
【0013】他方の接続管13は、一対の散水管11の
各他端部間に水平状に配置され、接続管13の両端部に
筒状の接続部42,43が形成され、接続部42,43
に、弾性材による弾性変形により一対の散水管11の各
他端部が着脱自在に接続されるようになっている。接続
部42,43には接続管13内に連通する連通孔37が
設けられている。なお、接続管13の一端部に開口39
が設けられ、この開口39を栓体40で着脱自在に塞い
でいる。従って、水供給源のからの給水は、パイプ継手
14から連通管12の縦管部31内に入り、横管部32
を通って一方の散水管11を矢印a方向に流れる。その
後、接続管13通って他方の散水管11を矢印b方向に
流れるようになっている。
【0014】46は支持部材で、フレーム8の左右側壁
5に外方突設され、夫々散水管11の両端部を接続部3
4,35,42,43を介して外嵌保持している。前記
フレーム8の外面には、図4に示すように保持具48が
設けられ、この保持具48に散水管49が着脱自在に保
持されている。散水管49には散水管49内を掃除する
ためのブラシ50が内嵌保持されている。また、散水管
49には散水孔が設けられておらず、前記散水管11の
一方を接続管12,13から取り外してこの散水管49
を接続管12,13に取り付けることにより、残った他
方の散水管11のみから散水できるようになっている。
【0015】なお、前記実施例では、散水管11を二本
設けているが、設ける散水管11の数はこれに限定され
ず、三本以上であってもよく、この場合一部の散水管1
1と他の一部の散水管11に流れる給水の方向が互いに
逆方向になるようにすればよい。また、散水管11の増
加に対応して、散水孔のない散水管49の数を増やすよ
うにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、複数の散水管11は、
水供給源側から送られてくる給水の流れが順次逆向きに
なって各散水管11の散水孔から散水されるように、隣
合う散水管11の一端同士が順次連通され、複数の散水
管11のうちの最終の散水管11の終端が閉塞されてい
るので、各散水管11の散水孔から散水される水が、散
水管11を流れる給水の方向に傾斜するため、各散水管
11ごとにみれば、育苗 箱3への散水が一方に偏ること
になるが、複数の散水管11に対する給水の流れが順次
逆向きになるため、隣合う散水管11同士の散水が互い
に逆方向に偏るため、育苗箱3への散水にむらが生じに
くくなり、育苗箱3に対しては散水が偏ることなくより
均一な散水ができるようになる。
【0017】また、複数の散水管11うちの最終の散水
管11の終端が閉塞されているので、複数の散水管11
に対する給水の流れが順次逆向きになるにも拘わらず、
水供給源側から送られてくる給水に散水管11内で必要
十分な散水圧を付加して、散水管11の散水孔から給水
を散水することができ、散水管11からの散水機能を損
なうようなこともなくなる。また、接続管12,13
は、ゴム等の弾性材により構成されて、該接続管12,
13に対して前記散水管11が着脱自在に接続されてい
るので、灌水に使用される散水管11の本数を簡単に変
更することができ、育苗箱への播種した種の種類や播種
量等に応じて灌水量を容易に調整変更することができよ
うになる。
【0018】また、前記接続管12,13と水供給源側
との間の給水通路にエジェクタ部26が設けられ、この
エジェクタ部26に水圧計20が接続され、前記エジェ
クタ部26の前後に排水部材25,27が設けられてい
るので、エジェクタ部26によって、水圧計20に対し
圧が立った状態に成しえるため、水圧計20によって給
水圧を確実に測定できるし、またエジェクタ部26前後
の排水部材25,27によって給水通路内の水を確実に
ドレンさせることができて、凍結等から水圧計20を保
護するとともに、給水に混入した薬剤による悪影響も防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平断面図ある。
【図2】同正断面図である。
【図3】同側面図である。
【図4】同斜視図である。
【符号の説明】
1 灌水装置 3 育苗箱 11 散水管 12 接続管 13 接続管 20 水圧計 25 薬剤供給ホース 26 エジェクタ部 27 排水ホース

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育苗箱(3)に散水するための散水管
    (11)が、複数本設けられると共に、互いに離間して
    平行に配置され、該複数の散水管(11)が、接続管
    (12)(13)によって水供給源側に接続され、各散
    水管(11)に多数の散水孔が形成された灌水装置にお
    いて、前記複数の散水管(11)は、水供給源側から送られて
    くる給水の流れが順次逆向きになって各散水管(11)
    の散水孔から散水されるように、隣合う散水管(11)
    の一端同士が順次連通され、複数の散水管(11)のう
    ちの最終の散水管(11)の終端が閉塞されている こと
    を特徴とする灌水装置。
  2. 【請求項2】 育苗箱(3)に散水するための散水管
    (11)が、複数本設けられると共に、互いに離間して
    平行に配置され、該複数の散水管(11)が、接続管
    (12)(13)によって水供給源側に接続され、各散
    水管(11)に多数の散水孔が形成された灌水装置にお
    いて、前記複数の散水管(11)は、水供給源側から送られて
    くる給水の流れが順次逆向きになって各散水管(11)
    の散水孔から散水されるように、隣合う散水管(11)
    の一端同士が順次連通され、複数の散水管(11)のう
    ちの最終の散水管(11)の終端が閉塞され、 前記接続
    管(12)(13)は、ゴム等の弾性材により構成され
    て、該接続管(12)(13)に対して前記散水管(1
    1)が着脱自在に接続されていることを特徴とする灌水
    装置。
  3. 【請求項3】 育苗箱(3)に散水するための散水管
    (11)が、複数本設けられると共に、互いに離間して
    平行に配置され、該複数の散水管(11)が、接続管
    (12)(13)によって水供給源側に接続され、各散
    水管(11)に多数の散水孔が形成された灌水装置にお
    いて、前記複数の散水管(11)は、水供給源側から送られて
    くる給水の流れが順次逆向きになって各散水管(11)
    の散水孔から散水されるように、隣合う散水管(11)
    の一端同士が順次連通され、複数の散水管(11)のう
    ちの最終の散水管(11)の終端が閉塞され、 前記接続
    管(12)(13)と水供給源側との間の給水通路に、
    エジェクタ部(26)が設けられ、このエジェクタ部
    (26)に水圧計(20)が接続され、前記エジェクタ
    部(26)の前後に排水部材(25)(27)が設けら
    れていること特徴とする灌水装置。
JP18159093A 1993-07-22 1993-07-22 灌水装置 Expired - Fee Related JP3280763B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18159093A JP3280763B2 (ja) 1993-07-22 1993-07-22 灌水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18159093A JP3280763B2 (ja) 1993-07-22 1993-07-22 灌水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0731303A JPH0731303A (ja) 1995-02-03
JP3280763B2 true JP3280763B2 (ja) 2002-05-13

Family

ID=16103473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18159093A Expired - Fee Related JP3280763B2 (ja) 1993-07-22 1993-07-22 灌水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3280763B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0731303A (ja) 1995-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2297242C (en) Distribution manifold for air seeder
US3461845A (en) Sanitizing apparatus for milking machines
US7025010B2 (en) Flow splitter arrangement for series fed product application units
EP0796587A3 (de) Geschirrspülmaschine
JPH01124668A (ja) 長い貯液部用液体供給装置
AU8080398A (en) Distribution manifold for air seeder
ES2259154T3 (es) Sembradora.
JP3280763B2 (ja) 灌水装置
JP4963460B2 (ja) 播種方法および播種装置
BRPI0401895B1 (pt) Máquina semeadeira
CN215602366U (zh) 一种园林草坪灌溉结构
CN210298455U (zh) 播种机
JPH05168309A (ja) 田植え機用薬剤供給装置
JP2963744B2 (ja) 育苗箱用潅水装置
JPH0837956A (ja) 灌水管及びそれを使用した灌水装置
NO911550L (no) Roterende vaeskefordeler.
JPH0413969Y2 (ja)
JPH0221870Y2 (ja)
CN211353409U (zh) 一种具备节水功能的中药材种植用滴灌装置
CN218587646U (zh) 一种作物水肥药喷灌装置
CN219894128U (zh) 地埋式滴灌装置
JPH0333221Y2 (ja)
KR20100135995A (ko) 농사용 살수방제 노즐
JPH06292474A (ja) 潅水装置
JPH0697889B2 (ja) ポツトシ−トへの播種灌水装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080222

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees