JPH0333221Y2 - - Google Patents

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JPH0333221Y2
JPH0333221Y2 JP1986133573U JP13357386U JPH0333221Y2 JP H0333221 Y2 JPH0333221 Y2 JP H0333221Y2 JP 1986133573 U JP1986133573 U JP 1986133573U JP 13357386 U JP13357386 U JP 13357386U JP H0333221 Y2 JPH0333221 Y2 JP H0333221Y2
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JP
Japan
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pipe
water pressure
water
suction pipe
strainer
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JP1986133573U
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JPS6338782U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、育苗箱用溶液散布装置に係るもので
ある。
(従来技術) 従来公知の、特開昭57−47411号公報には、育
苗箱を横送する移送台と、該移送台に設けた左右
方向の潅水パイプとからなり、該潅水パイプの一
端に負圧室を有する横筒状の接続パイプを接続
し、該接続パイプの他端側に上面に水圧計を取付
けた横筒状の水圧パイプを接続し、該水圧パイプ
の他端を水道に接続し、前記接続パイプの下面側
に軟質可撓性の吸入パイプの上端を接続し、該吸
入パイプの下端部を溶液タンク内に臨ませた育苗
箱用溶液散布装置について記載されている。
また、実開昭53−20377号公報には、金属吸入
パイプの下端部に、ナツト状の金属筒を螺合し、
ナツト状の金属筒にストレーナを取付けた構造に
ついて記載されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前者は、軟質可撓性の吸入パイプの下端部を溶
液タンク内に臨ませた構造であるから、構造簡単
であるが、軟質可撓性の吸入パイプのため強く吸
引すると浮上がる課題がある。
後者は、ナツト状の金属筒にストレーナを取付
けた構造であるから、吸入パイプは金属でないと
取付られないし、熔接という手段を必要とするか
ら、簡単には着脱できない。
前記育苗箱用溶液散布装置は、既に相当普及し
ているから、既存の合成樹脂パイプの先端には、
工具は使用せず、金属筒状重錘を簡単に取付けら
れるというものがよい。
(問題を解決するための手段) よつて、本考案は、育苗箱7を横送する移送台
1と、該移送台1に設けた左右方向の潅水パイプ
8とからなり、該潅水パイプ8の一端に負圧室1
3を有する横筒状の接続パイプ11を接続し、該
接続パイプ11の他端側に上面に水圧計27を取
付けた横筒状の水圧パイプ26を接続し、該水圧
パイプ26の他端を水道に接続し、前記接続パイ
プ11の下面側に軟質可撓性の吸入パイプ19の
上端を接続したものにおいて、該吸入パイプ19
の下端部に網22と金属筒状重錘21からなるス
トレーナ20を単に挿入するだけで着脱自在に取
付け、前記ストレーナ20を下方位置に設けた溶
液タンク23内に臨ませた育苗箱用溶液散布装置
としたものである。
(実施例) 本考案の一実施例を図面により説明すると、全
体は既に公知公用であり、1は移送台で、相対向
する一対の横枠2、3の間に回転軸4を水平に軸
装し、これにゴムロール5、6を取付ける。前記
回転軸4はモーターによつて回転され、移送台1
の上部に載置される育苗箱7を押送させる。移送
台1の上方位置には該移送台1上を横送される育
苗箱7に潅水パイプ8を取付ける。該潅水パイプ
8の下面側には多数の潅水孔9を形成する。該潅
水パイプ8の端部10には接続パイプ11を螺合
する。該接続パイプ11の出口側(潅水パイプ8
側)には、小径の流水口12を形成する。前記接
続パイプ11の入口側には、前記流水口12より
遥かに大径の負圧室13を形成する。該負圧室1
3内には、中心に細孔14を形成した嵌合体15
を嵌合させる。前記細孔14は、前記流水口12
よりも小径に形成し、細孔14の外端16は、前
記負圧室13内に開口させる。従つて、外端16
より潅水パイプ8側に水が放出されると、該水は
一旦負圧室13を横切つて前記流水口12に流入
することになる。負圧室13の外周壁17には、
ホースノズル18を螺合する。ホースノズル18
には合成樹脂の吸入パイプ19の上端を取付け
る。前記接続パイプ11の入口側には、水圧室2
5を有する水圧パイプ26を接続する。水圧パイ
プ26には水圧計27を螺合する。水圧パイプ2
6はバルブ28を介して水道管に接続する。
以上の構造は、公知である。
しかして、本考案は、吸入パイプ19の下端に
は適当な重量を有する金属筒状重錘21と網22
からなるストレーナ20を単に挿入するだけで、
着脱自在に取付ける。前記負圧室13の下方近傍
位置には溶液タンク23を設け、該溶液タンク2
3の溶液24内に前記吸入パイプ19の下端を垂
設する。
(作用) 次に作用を述べる。
任意の位置に設けたモーターで、回転軸4を回
転させて、移送台1の始端側に育苗箱7を載せる
と、育苗箱7はゴムロール5、6の回動により横
送され、床土供給装置の下部を通過するとき、床
土の供給を受け、種子供給装置の下方を通過する
とき種籾が播かれ、更に横送されて潅水パイプ8
の下部を通過する。
このとき、バルブ28を開くと、水道水は水圧
室25に流入し、水圧室25より嵌合体15の細
孔14に流入し、該細孔14より負圧室13に向
けて圧力水として噴射する。該噴射水は、細孔1
4より直径の大なる流水口12に流入し、流入口
12を経て潅水パイプ8内に流入し、潅水孔9よ
り育苗箱7上に噴射して潅水することになるが、
前記の場合、細孔14よりの噴射により負圧室1
3内を一層負圧状態とするから、霧吹具の原理と
同一の原理で溶液タンク23内の溶液24を吸入
パイプ19を介して吹上げることになり、図の実
施例に於いては、概ね溶液1に対して水道水2の
割合で噴射することになり、育苗箱7に薬剤若し
くは肥料を散布することができる。
しかして、溶液24中の沈澱薬剤・葉・土等は
ストレーナ20の網22により取除かれて、吸入
パイプ19を介して潅水パイプ8側には吸入され
ないため、これらが潅水パイプ8の潅水孔9を詰
まらせることはない。
また、吸入パイプ19の下端に接続したストレ
ーナ20は適当な重量を有するため、吸入パイプ
19が経年変化して屈曲しても、吸入パイプ19
の下端を確実に垂下させて溶液タンク23の底に
位置させるので、溶液24を確実に吸入できる。
しかして、潅水孔9より噴射される潅水量は、
水圧室25内の圧力に比例しているので、水圧室
25に取付けた水圧計27の指針を読み取れば、
潅水量を容易に知ることができる。
また、溶液タンク23に溶かした溶液24の濃
度を加減すると、薬剤散布の割合を簡単に調節し
得る。
(効果) 前記公知例のうち、前者は、軟質可撓性の吸入
パイプの下端部を溶液タンク内に臨ませた構造で
あるから、構造簡単であるが、軟質可撓性の吸入
パイプのため強く吸引すると浮上がる課題があ
る。後者は、ナツト状の金属筒にストレーナを取
付けた構造であるから、吸入パイプは金属でない
と取付けられないし、熔接という手段を必要とす
るから、簡単には着脱できない。しかして、前記
育苗箱用溶液散布装置は、既に相当普及している
から、既存の合成樹脂製吸入パイプの先端に、工
具は使用せず、金属筒状重錘を簡単に取付けられ
るというものがよい。
しかるに、本考案は、育苗箱7を横送する移送
台1と、該移送台1に設けた左右方向の潅水パイ
プ8とからなり、該潅水パイプ8の一端に負圧室
13を有する横筒状の接続パイプ11を接続し、
該接続パイプ11の他端側に上面に水圧計27を
取付けた横筒状の水圧パイプ26を接続し、該水
圧パイプ26の他端を水道に接続し、前記接続パ
イプ11の下面側に軟質可撓性の吸入パイプ19
の上端を接続したものにおいて,該吸入パイプ1
9の下端部に網22と金属筒状重錘21からなる
ストレーナ20を単に挿入するだけで着脱自在に
取付け、前記ストレーナ20を下方位置に設けた
溶液タンク23内に臨ませた育苗箱用溶液散布装
置としたものであるから、前記ストレーナ20
は、吸入パイプ19の下端に、単に挿入するだけ
で取付けられる構造なので、既存の装置にも、簡
単に取付けられ、前記ストレーナ20を溶液タン
ク23内に臨ませることで、吸入パイプ19の浮
上を簡単に防止でき、塵埃の吸収を防止して目詰
まりを防止する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部縦断側面図、第2図および第3図
は要部拡大断面図である。 符号の説明、1……移送台、2,3……横枠、
4……回転軸、5,6……ゴムロール、7……育
苗箱、8……潅水パイプ、9……潅水孔、10…
…端部、11……接続パイプ、12……流水口、
13……負圧室、14……細孔、15……嵌合
体、16……外端、17……外周壁、18……ホ
ースノズル、19……吸入パイプ、20……スト
レーナ、21……金属筒状重錘、22……網、2
3……溶液タンク、24……溶液、25……水圧
室、26……水圧パイプ、27……水圧計、28
……バルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 育苗箱7を横送する移送台1と、該移送台1に
    設けた左右方向の潅水パイプ8とからなり、該潅
    水パイプ8の一端に負圧室13を有する横筒状の
    接続パイプ11を接続し、該接続パイプ11の他
    端側に上面に水圧計27を取付けた横筒状の水圧
    パイプ26を接続し、該水圧パイプ26の他端を
    水道に接続し、前記接続パイプ11の下面側に軟
    質可撓性の吸入パイプ19の上端を接続したもの
    において、該吸入パイプ19の下端部に網22と
    金属筒状重錘21からなるストレーナ20を単に
    挿入するだけで着脱自在に取付け、前記ストレー
    ナ20を下方位置に設けた溶液タンク23内に臨
    ませた育苗箱用溶液散布装置。
JP1986133573U 1986-08-30 1986-08-30 Expired JPH0333221Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986133573U JPH0333221Y2 (ja) 1986-08-30 1986-08-30

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JPS6338782U JPS6338782U (ja) 1988-03-12
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ID=31034008

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5320377B2 (ja) * 1975-11-26 1978-06-26
JPS5747411A (en) * 1980-09-05 1982-03-18 Suzuki Tanko Kk Automatic stopping device in automatic seeding device for nursery plant growing box

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS582441Y2 (ja) * 1976-07-29 1983-01-17 有光工業株式会社 ハウス栽培用の噴霧装置

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JPS6338782U (ja) 1988-03-12

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