JP2006055147A - 水稲の肥料などの自動施肥装置 - Google Patents

Abstract

【課題】暑い日中を歩き難い泥田を重い肥料などを入れた箕を片手で体側に抱え、それらを他の手で摘みながら歩いて散布している労苦を無くするのを目的とする。
【解決手段】二本の杭１_１．１_２の間を中央部に窪み２_２を有する懸板２_１．２_２を掛け、乗せ板３_１の中央部にストッパー４を接着あるいは木ネジで締めて穴３に心棒５が通常その位置を保持しているが、耕作者が他の田の潅水を終えて、再びこの田にきたときに穴３の位置に戻せば「潅水の隙間ｓ_２が大Ｈとなり、一時に潅水と共に満水位Ｈを保って、「防土水筒」９の角度の数個の「潅水出口」９_１．９_２から大量の「肥料などの収納袋７から噴水して、広い田の隅々まで到達して常に満水位を保ち、少しづつ潅水を続けて、貴重なる潅水を節約する。
【選択図】図１

Description

発明の詳細な説明

現在既大規模耕地整理地区でも肥料、除草虫病剤を暑い日中歩き難い泥田を歩きながら重いそれらを入れた箕を抱きながら、少量のそれらを握って散布の労苦を、完全に溶解したそれらを「取水Ｕ字溝体」内の潅水に混入して少しでもそれらの労苦を解少したい。

１０年ほど前から未耕地整理地区や小面積の既耕地整理地区ではセンサーを使用し圧縮ポンプ、送水ホース埋没する施設している。

大面積の既耕地整理地区では現在でも高価なセンサー施設をしないで、暑い日中歩き難い泥田を重い肥料などを入た箕を抱きながら散布している。

夫婦共稼時代で、留守の間は貴重な潅漑水が垂れ流しの状態が多く、下流の田にまで達しない時があるので、その場合に無断でその田の水止口を塞いで自分の田に潅水を引いていてお互に不快感を懐いでいて、いわゆる［我田引水］の弊が現在も存在している。

粒状の肥料を圧縮ポンプを抱いて畦を伝いなすがら振って散布している。

発明が解決しようとする課題

高価なセンサー設備費を使用しないで、既設「取水Ｕ字溝体」、「潅漑Ｕ字溝」をそのまま使用して、安価に満水位を保持したい。
＊

…参考
センサー設備費には圧縮ポンプ、その収納小屋、電気設備、センサー、既設灌漑Ｕ字溝列、同取水Ｕ字溝などの費用は相当大である。

発明が解決しようとする課題

「従来の技術」の「０００１」〜「０００４」の労苦や「０００７」の費用を少しでも少くすることを課題とする。

課題を解決するための手段と実施例、効果

二本の杭１_１．１_２の間に懸板２_１の中央部のＶみを有する懸板を渡し、そのＶみに二本の紐８_１．８_２で［肥料などの収納袋７］を吊り，その上端部に針金輪の袋口７_１から針金輪６_１を通し、下端部に小さな数個の肥水噴出口７_４を開けて肥料などを［取水Ｕ字溝体］の灌水に混入して、乗板３_１の中央前端部に小長方形のストッパー４を接着或は木ねじで締めて乗板３_１の前端部の心棒収納穴３_３に心棒の先端５_１を収納して，「収納袋」７を乗板３_１．３_２の上に乗せ，［取水Ｕ字溝体］の「吐水管」内円と「フロートびん体」上部の斜面との隙間ｓを満水時の高さＨと大にして保ち、一時に大量の潅水を要する田植直後、肥料、除草剤、防虫病剤の散布する時に相当量が空中に飛散して、大気を汚染して近隣の人々に不快感を与えているのを少しでも解消したい。

防土水筒９の上前部に二個の潅水出口９_１．９_２を幅ｂ_１．ｂ_２，深さｈ 、両潅水出口間の角度αに開いて広い田の全面に満遍に隅々まで完全に行き渡る効果がある。

心棒５の先端５_１に収納されている間は、耕作者が他の田を回って帰って来るまで［取水Ｕ字溝体］の「吐水管」の内円とフロートの上部の斜面との隙間ｓが［フロートびん体］の浮力により満水高さＨと同じく大きく開き、一時に大量の潅水を要する時期に灌水できる効果がある。

本発明物件［取水Ｕ字溝内に肥料などの収納装置］により、二本の紐８_１．８_２で「肥料などの収納袋７を吊り、［取水Ｕ字溝体］内の潅水に肥料などを混入した潅水を最も灌水の必要な田植え直後、肥料、防虫病剤散布の時期に［防土水筒］の両「潅水出口」から一時に大量の肥料などを混入した潅水をして、広い田の全面に灌水と共に到達できる。

本発明物件を［取水Ｕ字溝］上端のリブに乗せた斜視図である。 （ａ）は防土水筒前半分の側断面図で、（ｂ）はその平面図である。 参考図として［取水Ｕ字溝体］（登録済）、［防土水筒］，［本発明物件］を組み合わせた側断面図である。

符号の説明

１_１・１_２ 杭
２_１ 懸板 ２_２ Ｖみ
３_１．３_２ 乗板 ３_３ 心棒収納穴
４ ストッパー
５ 心棒
６_１ 針金輪 ６_２ 結び紐
７ 肥料などの収納袋 ７_１ 針金輪の袋口 ７_２ 袋口の接着先端 ７_３ 肥水噴出口
８_１．８_２ 釣紐
９ 防土水筒 ９_１．９_２ 灌水出口
Ｈ 満水位のときの心棒の高さ
ｂ_１．ｂ_２ 灌水出口の幅
ｄ 防土水筒のに内径
ｈ 灌水出口の高さ
ｓ ［取水Ｕ字溝体］の「吐水管 」の隙間
α 両「潅水出口」間の角度

Claims (1)

1. 二本の杭の間を中央部にＶみを有する懸板をかけてＶみに二本の釣り紐を懸け、乗せ板の上に乗せた収納袋の下端近くに小さな数個の噴肥水出口を開け、上端部の針金袋の切り口から針金を通して適当な輪にして紐で結んで共に切断し、針金袋の切り口から二本の釣り紐で肥水袋を懸板に吊し、乗せ板３_１の中央部前端部に小面積のストッパー４を接着、或いは木ねじで締めて乗せ板３_１の前端部の心棒収納穴３_３を通した心棒の先端５_１をストップさせ、耕作者が他の田を回って帰って来たときに外せば自動的に５_２の状態を保つ完全に溶解した肥料などの収納装置。

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