JPH06291963A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH06291963A
JPH06291963A JP5072703A JP7270393A JPH06291963A JP H06291963 A JPH06291963 A JP H06291963A JP 5072703 A JP5072703 A JP 5072703A JP 7270393 A JP7270393 A JP 7270393A JP H06291963 A JPH06291963 A JP H06291963A
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JP
Japan
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recording
data
disk
read
cpu
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JP5072703A
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English (en)
Inventor
Kimiyuki Chatani
公之 茶谷
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷用紙が無くなっても、ファクシミリデー
タを受信できるようにする。 【構成】 CPU14は、印刷用紙が無くなったことを
検出したときに、画像バッファ33に記憶されたファク
シミリ受信データがディスク804に記録されるように
光磁気記録再生装置8を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書の送信および受信
を行う情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、受信データ
をプリンタから出力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置においては、印刷用紙が無いときには受信不能になっ
てしまう。また、半導体メモリに受信データを一時記憶
するようにしていても、記憶容量が小さいため、すぐに
受信不能になってしまう。従って、送信側が再度、送信
しなければならなかった。
【0004】また、従来のファクシミリ装置は、不特定
多数の者が出入りする場所に配置される場合が多く、部
外者による不正使用を防止するには、セキュリティ用の
特別のカードを使用していた。
【0005】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、印刷用紙が無くなってもファクシミリデ
ータを受信できる情報処理装置を提供することを第1の
目的とする。
【0006】本発明の第2の目的は、セキュリティ用の
特別のカード等を使用しなくても、使用が許可されてい
ない者の文書送信を防止できる情報処理装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報処理
装置は、ファクシミリ受信データを記憶するバッファ手
段(例えば、図4の画像バッファ33)と、ファクシミ
リ受信データを印刷する用紙の有無を検出する用紙検出
手段(例えば、図6のステップS5を実行する図1のC
PU14)と、ディスク状記録媒体にデータを記録する
記録手段(例えば、図1の光磁気記録再生装置8)と、
用紙検出手段が用紙が無くなったことを検出したとき
に、バッファ手段に記憶されたファクシミリ受信データ
を記録手段がディスク状記録媒体に記録するように記録
手段を制御する制御手段(例えば、図6のステップS6
を実行する図1のCPU14)とを備えることを特徴と
する。
【0008】本発明の第2の情報処理装置は、所定の情
報が記録された読み出し専用領域および読み書き両用領
域を有するディスク状記録媒体(例えば、図2のパーシ
ャルROMディスク804)に対してデータの記録およ
び再生を行う記録再生手段(例えば、図1の光磁気記録
再生装置8)と、記録再生手段によってディスク状記録
媒体の読み出し専用領域から再生されたパスワードが正
しいときに、文書の送信を可能にする制御手段(例え
ば、図7のステップS12およびS13を実行する図1
のCPU14)とを備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の第1の情報処理装置においては、用紙
が無くなったことが検出されると、記録手段が制御手段
によって制御され、バッファ手段に記憶されたファクシ
ミリ受信データをディスク状記録媒体に記録する。
【0010】本発明の第2の情報処理装置においては、
ディスク状記録媒体の読み出し専用領域から再生された
パスワードが正しいときに、文書の送信が可能になる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照し、本発明の実施例につい
て説明する。図1は、本発明の情報処理装置の一実施例
の構成を示す。タブット10は、ユーザの指あるいはペ
ン(図5のペン38)などによって押された位置のXY
座標値に対応したデータを出力する感圧式タブレットで
ある。タブレット10の出力データは、マイクロコンピ
ュータ(以下、マイコンと略称する)12へ供給され
る。
【0012】マイコン12は、CPU14と、このCP
U14が用いるプログラムが予め格納されたROM16
と、ワークエリアとして用いられるRAM18と、外部
の周辺装置と、時間情報を出力するタイマー19と、C
PU14との間で各種データの授受を行う入出力インタ
ーフェース20とを含んで構成される。
【0013】光磁気記録再生装置8は、入出力インター
フェース20を介して供給されたデータをディスクに記
録し、ディスクから再生されたデータを入出力インター
フェース20に供給する。ファクシミリ装置30は、入
出力インターフェース20から供給されたデータを送信
し、受信データを入出力インターフェース20に供給す
る。
【0014】LCD(液晶表示装置)ドライバ22は、
マイコン12から供給される表示データに基づいて、L
CD(液晶表示装置)24を駆動し、これにより、LC
D24の表示内容がマイコン12によって制御される。
【0015】図2は、図1の光磁気記録再生装置8の一
構成例を示す。図2の光磁気記録再生装置(MDXD)
8は、本来、パーソナルオーディオ機器(携帯型、据置
型、車載型)の用途で開発されたシステムであり、直径
64mmの読み出し(再生)専用型光ディスク、読み書
き両用型のすなわち書換可能なMO(光磁気)ディス
ク、または読み書き両用(すなわち書換)領域および読
み出し専用領域を有するパーシャルROM(ハイブリッ
ド)ディスクの何れかを、カートリッジ内に収納した記
録メディアを用い、MOディスクやパーシャルROMデ
ィスクに対しては、磁界変調オーバーライト記録方式に
よってデータを記録し、読み出し専用型の光ディスクの
場合、目的トラックのピット列における光の回折現象を
利用することにより再生信号を検出し、読み書き両用型
の光磁気ディスクの場合、目的トラックきからの反射光
の偏光角(カー回転角)の違いを検出して再生信号を検
出し、パーシャルROMディスクの場合、読み出し専用
領域に対しては、目的トラックのピット列における光の
回折現象を利用することにより再生信号を検出し、読み
書き両用領域に対しては、目的トラックきからの反射光
の偏光角(カー回転角)の違いを検出して再生信号を検
出するものである。
【0016】このような光磁気記録再生装置8は、パー
ソナルオーディオ機器としての開発過程により、各回路
素子の集積化や各機構部品の最適化が図られ、装置全体
の小型・軽量化が達成されていると共に、低消費電力化
によりバッテリー・オペレーションが可能となってい
る。さらに、既存の3.5インチMOディスクドライブ
とほぼ同じ記憶容量(120Mbytes)を有し、記
録メディアの交換が可能であるという特徴に加え、量産
効果により、他のMOディスクドライブと比較して、装
置本体や記録メディアの製造コスト低減が可能であり、
パーソナルオーディオ機器としての使用実績からして、
信頼性も充分に実証されている。
【0017】この実施例では、光磁気記録再生装置8
は、読み出し専用領域と読み書き両用領域の2種類の領
域を持つディスク状の記憶媒体であるパーシャルROM
ディスクを使用する。パーシャルROMディスクのフォ
ーマット例を、図3に示す。光磁気記録再生装置8は、
I/Oインターフェース20を通じてCPU14により
制御され、CPU14から読み出しを指示されたときに
は、パーシャルROMディスクのデータを読み出して、
CPU14に送り、CPU14から書き込みを指示され
たときには、パーシャルROMディスクに書き込む動作
を行う。
【0018】図2の光磁気記録再生装置では、スピンド
ルモータ802により回転駆動されるパーシャルROM
ディスク804に対し、光学ピックアップ806により
レーザ光を照射した状態で記録データに応じた変調磁界
を磁気ヘッド808により印加することにより、読み書
き両用領域すなわち書換領域の記録トラックに沿って磁
界変調オーバーライト記録を行い、パーシャルROMデ
ィスク804の読み出し専用領域の目的トラックを光学
ピックアップ806によりレーザ光でトレースすること
によって、光学的にデータの再生を行い、パーシャルR
OMディスク804の読み書き両用領域の目的トラック
を光学ピックアップ806によりレーザ光でトレースす
ることによって、磁気光学的にデータの再生を行う。
【0019】光学ピックアップ806は、例えばレーザ
ダイオード等のレーザ光源、コリメータレンズ、対物レ
ンズ、偏光ビームスプリッタ、シリンドリカルレンズ等
の光学部品、ならびに所定の配置に分割されたフォトデ
ィテクタ等から構成されており、パーシャルROMディ
スク804を挟んで磁気ヘッド808と対向する位置
に、送りモータ810によって位置づけられる。
【0020】光学ピックアップ806は、パーシャルR
OMディスク804にデータを記録するときに、磁気ヘ
ッド駆動回路809により磁気ヘッド808が駆動さ
れ、記録データに応じた変調磁界が印加されるパーシャ
ルROMディスク804の目的トラックに照射すること
によって、熱磁気記録によりデータ記録を行う。
【0021】また、光学ピックアップ806は、目的ト
ラックに照射したレーザ光を検出することによって、例
えば非点収差法によりフォーカスエラーを検出し、また
例えばプッシュプル法によりトラッキングエラーを検出
するとともに、ディスク804の読み出し専用領域の目
的トラックのピット列における光の回折現象を利用する
ことにより再生信号を検出し、ディスク804の読み書
き両用領域からデータを再生するときに、目的トラック
からの反射光の偏光角(カー回転角)の違いを検出して
再生信号を生成する。
【0022】光学ピックアップ806の出力は、RF回
路812に供給される。RF回路812は、光学ピック
アップ806の出力から、フォーカスエラー信号やトラ
ッキングエラー信号を抽出して、サーボ制御回路814
に供給するとともに、再生信号を2値化して、アドレス
デコーダ816に供給する。アドレスデコーダ816
は、供給された2値化再生信号からアドレスをデコード
して、EFM・CIRCエンコーダ/デコーダ818に
出力するとともに、アドレスに関連した2値化再生デー
タ以外の2値化再生データを、EFM・CIRCエンコ
ーダ/デコーダ818に供給する。
【0023】サーボ制御回路814は、例えばフォーカ
スサーボ制御回路、トラッキングサーボ制御回路、スピ
ンドルモータサーボ制御回路およびスレッドサーボ制御
回路等から構成される。
【0024】フォーカスサーボ制御回路は、フォーカス
エラー信号が零になるように、光学ピックアップ806
の光学系のフォーカス制御を行う。トラッキングサーボ
制御回路は、トラッキングエラー信号が零となるよう
に、光学ピックアップ806の送りモータ810の制御
を行う。
【0025】さらに、スピンドルモータサーボ制御回路
は、ディスク804を所定の回転速度(例えば一定線速
度)で回転駆動するようにスピンドルモータ802を制
御する。また、スレッドサーボ制御回路は、システムコ
ントローラ820により指定されるディスク804の目
的トラック位置に磁気ヘッド808および光学ピックア
ップ806を送りモータ810により移動させる。
【0026】EFM・CIRCエンコーダ/デコーダ8
18は、バス100およびインターフェース10を介し
て供給されたデータに対して、エラー訂正用の符号化処
理すなわちCIRC(Cross Interleav
e Reed−Solomon Code)の符号化処
理を行うとともに、記録に適した変調処理すなわちEF
M(Eight to Fourteen Modul
ation)符号化処理を行う。
【0027】EFM・CIRCエンコーダ/デコーダ8
18から出力される符号化データは、磁気ヘッド駆動回
路809に記録データとして供給される。磁気ヘッド駆
動回路809は、記録データに応じた変調磁界をディス
ク804に印加するように磁気ヘッド808を駆動す
る。
【0028】システムコントローラ820は、インター
フェース800を介してCPU14から書き込み命令を
受けているときには、記録データがディスク804の記
録トラックに記録されるように、ディスク804上の記
録位置の制御を行う。この記録位置の制御は、EFM・
CIRCエンコーダ/デコーダ818から出力される符
号化データのディスク804上の記録位置をシステムコ
ントローラ804により管理して、システムコントロー
ラ820から、ディスク804の記録トラックの記録位
置を指定する制御信号をサーボ制御回路814に供給す
ることによって行われる。
【0029】再生時においては、EFM・CIRCエン
コーダ/デコーダ818は、入力された2値化再生デー
タに対し、EFM復調処理を行うとともにエラー訂正の
ためのCIRC復号化処理を行って、インターフェース
800に出力する。
【0030】また、システムコントローラ820は、イ
ンターフェース800を介してCPU14から読み出し
命令を受けているときには、再生データが連続的に得ら
れるようにディスク804の記録トラックに対する再生
位置の制御を行う。この再生位置の制御は、再生データ
のディスク上の位置を、システムコントローラ820に
より管理して、ディスク804の記録トラック上の再生
位置を指定する制御信号をサーボ制御回路814に供給
することによって行われる。
【0031】図4は、図1のファクシミリ装置30の一
構成例を示す。インターフェース31は、図1のマイク
ロコンピュータ12の入出力インターフェース20を介
してCPU14から画像データおよび制御信号(送信命
令、受信命令等)を受けて、画像データを画像バッファ
33に供給し、制御信号をシステムコントローラ36に
供給する。
【0032】システムコントローラ36は、CPU14
からの制御信号に応じて、画像バッファ33に、動作モ
ード(受信モードまたは送信モード)を示す信号を与え
るとともに、書き込み命令または読み出し命令を与え、
スキャナ34に走査命令を与え、プリンタ35に印刷命
令を与える。
【0033】モデム32は、受信モードのときには、電
話線32を介して画像データを受けて、画像バッファ3
3に供給する。画像バッファ33は、受信画像データを
一時記憶した後、インターフェース31を介して、図1
のマイクロコンピュータ12に供給するとともに、プリ
ンタ35に受信画像データを供給する。
【0034】スキャナ34は、システムコントローラ3
6からの走査命令に応じて、送信対象対象文書を走査
し、その画像データを画像バッファ33に供給する。画
像バッファ33は、送信モードのときに、スキャナ34
からの画像データ、またはインターフェース31を介し
てCPU14から供給される画像データを一時記憶し、
モデム32に供給する。モデム32は、画像バッファ3
3から送られてきた画像データを電話線を介して送信す
る。
【0035】図1に戻って、CPU14は、光磁気記録
再生装置8から再生された画像データを、入出力インタ
ーフェース20を介して受けて、RAM18に一時記憶
した後、入出力インターフェース20を介してファクシ
ミリ装置30に供給する。また、逆に、CPU14は、
ファクシミリ装置30によって受信された画像データ
を、入出力インターフェース20を介して受けて、RA
M18に一時記憶した後、入出力インターフェース20
を介して光磁気記録再生装置8に供給に記憶させる。
【0036】図5は、図1に示された全ての構成要素を
一つのケースに収納してなる小型の情報処理装置100
0の外観を示す。ディスク804を収納したディスクカ
ートリッジ804Cは、情報処理装置1000のスロッ
ト40に装填される。LCD24の画面上にタブレット
10が配置され、ペン38によって指示された点の座標
がマイクロコンピュータ12に供給される。送信文書4
2が挿入されるスキャナー入口44は、スロット40が
配設される前側面とは反対の後側面に設けられ、送信文
書42が排出されるスキャナー出口46は、スロット4
0が配設される前側面に設けられる。また、スキャナー
入口44の下方には、印刷用紙スタック47が差し込ま
れ固定されるようになっており、右側面には電話回線用
モジュラージャック60が配設されている。
【0037】LCD24の画面の手前の右端には、送信
開始ボタン50、MD(ディスク)イジェクトボタン5
2および電源ボタン54が配設される。送信開始ボタン
50が操作されると、ファクシミリ送信が開始され、イ
ジェクトボタン52が操作されると、カートリッジ80
4Cに収納されたディスク804がスロット40から排
出され、電源ボタン54に操作されると電源がオンまた
はオフにされる。また、LCD24の画面の下端部に
は、YESボタン60およびNOボタン62がアイコン
として表示され、ユーザは、これらのボタンをペン38
によって指示することにより、情報処理装置1000か
らの質問に対して答えることができる。
【0038】図6は、図1の実施例の受信時の動作を示
すフローチャートである。まず、CPU14は、入出力
インターフェース20を介して、ファクシミリ装置30
のシステムコントローラ36に受信命令を与える(ステ
ップS1)。これに応じて、システムコントローラ36
は、画像バッファ33に受信モード信号および書き込み
命令を与える。そして、CPU14は、タイマー19か
ら受信開始時刻を読み込んで、入出力インターフェース
20を介して、ファクシミリ装置30の画像バッファ3
3に供給する。
【0039】画像バッファ33は、システムコントロー
ラ36からの書き込み命令に応じて、CPU14からの
受信時刻を記憶するとともに、モデム32を介して受信
された画像データを記憶する(ステップS3)。
【0040】CPU14は、画像データバッファ33に
画像データが1ページ分記憶される毎に(ステップS
4)、紙切れか否かをチェックする(ステップS5)。
紙切れの場合には、CPU14は、画像バッファ33に
記憶された画像データを光磁気記録再生装置8のディス
ク804に記録する。図9は、画像データのフォーマッ
ト例を示す。紙切れでない場合には、CPU14は、画
像バッファ33に記憶された画像データをプリンタ35
によって印刷させる(ステップS7)。ステップS3乃
至S7の処理は、受信終了まで行われる。
【0041】このように、読み書き両用領域を有するデ
ィスク804を使用する記録再生装置8を搭載すること
により、紙切れ時に大量の受信データをファィルとして
保存することができ、送信側が再送信を行う必要がなく
なる。また、受信文書をディスクに記録することによ
り、受信文書の紛失を防止できる。
【0042】また、図9のように、画像データファイル
に受信時刻を記録しておくことにより、受信時刻順に文
書を表示させることが可能となり、文書の受信順番およ
び文書内でのページの入れ替わりを防止できる。
【0043】図7は、図1の実施例の送信時の動作例を
示すフローチャートである。まず、CPU14は、パー
シャルROMディスク804が装填されているかチェッ
クし(ステップS11)、装填されていれば、ディスク
804のROM部すなわち読み出し専用領域に正しいパ
スワードが記録されているかチェックする(ステップS
12)。
【0044】正しいパスワードがディスク804のRO
M部に記録されていれば、CPU14は、ファクシミリ
装置30に文書を送信させる(ステップS13)。そし
て、CPU14は、光磁気記録再生装置8に制御信号お
よび必要なデータを送出して、ディスク804のRAM
部すなわち読み書き両用領域に、送信時刻、送信先およ
び送信枚数を記録する。図10は、このようにして記録
される履歴データファイルのフォーマットの一例を示
す。
【0045】このように、パーシャルROMディスクを
使用することにより、ファクシミリのセキュリティ機能
を強化できるとともに、個人別の使用履歴等も記録して
おけるので、使用状況を管理できる。
【0046】図8は、図7のステップS13の文書送信
処理の具体例を示すフローチャートである。まず、CP
U14は、パーシャルROMディスク804のRAM部
内に画像データファイルが存在するか判断する(ステッ
プS21)。ディスク804のRAM部内に画像データ
ファイルが存在する場合には、CPU14は、スキャナ
34に送信文書が存在するか判断する(ステップS2
2)。スキャナ34に送信文書が無ければ、CPU14
は、ディスク804のRAM部内に画像データファイル
名をLCD24に表示し、ユーザに送信ファイルを指示
させる(ステップS23)。そして、CPU14は、ユ
ーザによって指示されたファィルをディスク804から
読み出して、ファクシミリ装置30に供給し、ここから
送信させる(ステップS24)。
【0047】CPU14は、ステップS22においてス
キャナ34に送信文書が存在すると判断したときには、
ディスク内のファイルとスキャナ34上の送信文書との
どちらを送信するのかLCD24を介して問い合わせる
(ステップS25)。ユーザがYESボタン60または
NOボタン62をペン38により指示して、ディスク内
のファイル送信を希望したときには、CPU14は、前
述のステップS23およびS24の処理を行う。ユーザ
がYESボタン60またはNOボタン62をペン38に
より指示して、スキャナ34上の文書の送信を希望した
ときには、CPU14は、後述のステップS28の処理
を行う。
【0048】ステップS21に戻って、CPU14が、
このステップにおいて、ディスク804のRAM部内に
画像データファイルが存在しない判断したときには、ス
キャナ34に送信文書が存在するか判断する(ステップ
S27)。スキャナ34に送信文書が存在するときに
は、CPU14は、ファクシミリ装置30に対してスキ
ャナ34上の文書を読み取って送信するように命令する
(ステップS28)。
【0049】そして、CPU14は、送信画像をディス
ク804のRAM部に保存するか、LCD24を介して
ユーザに問い合わせる(ステップS29)。ユーザがY
ESボタン60をペン38により指示して、送信画像の
保存を希望したときには(ステップS30の保存)、C
PU14は、フォクシミリ装置8のバッファ33に記憶
されている送信画像を、光磁気記録再生装置30に転送
し、ディスク804のRAM部に保存する(ステップS
31)。ユーザがNOボタン62をペン38により指示
して、送信画像の保存を希望しないときには(ステップ
S30の保存しない)、CPU14は処理を終了する。
【0050】ステップS27にの戻って、CPU14
は、このステップにおいてスキャナ34に送信文書が存
在しないと判断したときには、エラー処理を行う(ステ
ップS32)。
【0051】なお、上記実施例においては、受信データ
をパーシャルROMディスクの読み書き両用領域に書き
込むようにしているが、読み書き両用光磁気ディスクに
記録してもよい。
【0052】また、上記実施例においては、画像データ
をそのままディスクに記録するものとしたが、各種圧縮
アルゴリズムを使用して、圧縮した形でディスクに記録
してもよい。
【0053】また、上記実施例では、光磁気記録再生装
置8やファクシミリ装置30等の入出力装置とRAM1
8との間のデータ転送をCPU14の制御の下に行って
いるが、DMAC(Direct Memory Ac
cess Controller)を設け、このDMA
Cが、CPU14を介さずに、直接、入出力装置とRA
M18と間のデータ転送を制御するようにしてもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明の第1の情報処理装置によれば、
用紙が無くなったことが検出されたときに、バッファ手
段に記憶されたファクシミリ受信データをディスク状記
録媒体に記録するようにしたので、印刷用紙が無くなっ
てもファクシミリデータを大量に受信でき、送信側が、
用紙切れによる再送信を行う必要がなくなる。
【0055】本発明の第2の情報処理装置によれば、デ
ィスク状記録媒体の読み出し専用領域から再生されたパ
スワードが正しいときに、文書の送信を可能にしたの
で、セキュリティ用の特別のカード等を使用しなくて
も、使用が許可されていない者の文書送信を防止でき
る。すなわち、セキュリティ用の読み取り専用装置と受
信データ記録用の読み書き両用装置とを一体化できるの
で、装置を小型化できるとともに、製造コストを低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の実施例の光磁気記録再生装置の一構成例
を示すブロック図である。
【図3】図2のパーシャルROMディスクの記録フォー
マットの一例を示す図である。
【図4】図1の実施例のファクシミリ装置の一構成例を
示すブロック図である。
【図5】図1の実施例の外観構成の一例を示す斜視図で
ある。
【図6】図1の実施例の受信時の動作例を示すフローチ
ャートである。
【図7】図1の実施例の送信時の動作例を示すフローチ
ャートである。
【図8】図7のステップS13の文書送信処理の具体例
を示すフローチャートである。
【図9】図1の実施例において使用される画像データフ
ォーマットの一例を示す図である。
【図10】図1の実施例において使用される履歴データ
ファイルのフォーマットの一例を示す図である。
【符号の説明】
8 光磁気記録再生装置 10 タブレット 12 マイクロコンピュータ 14 CPU 24 LCD 30 ファクシミリ装置 33 画像バッファ 34 スキャナ 38 ペン 804 パーシャルROMディスク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【実施例】以下、図面を参照し、本発明の実施例につい
て説明する。図1は、本発明の情報処理装置の一実施例
の構成を示す。タブレット10は、ユーザの指あるいは
ペン(図5のペン38)などによって押された位置のX
Y座標値に対応したデータを出力する感圧式タブレット
である。タブレット10の出力データは、マイクロコン
ピュータ(以下、マイコンと略称する)12へ供給され
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 図2は、図1の光磁気記録再生装置8の
一構成例を示す。図2の光磁気記録再生装置(MDデー
タドライブ)8は、本来、パーソナルオーディオ機器
(携帯型、据置型、車載型)の用途で開発されたMD
(ミニディスク:商標)システムであり、直径64mm
の読み出し(再生)専用型光ディスク、読み書き両用型
のすなわち書換可能なMO(光磁気)ディスク、または
読み書き両用(すなわち書換)領域および読み出し専用
領域を有するパーシャルROM(ハイブリッド)ディス
クの何れかを、カートリッジ内に収納した記録メディア
を用い、MOディスクやパーシャルROMディスクに対
しては、磁界変調オーバーライト記録方式によってデー
タを記録し、読み出し専用型の光ディスクの場合、目的
トラックのピット列における光の回折現象を利用するこ
とにより再生信号を検出し、読み書き両用型の光磁気デ
ィスクの場合、目的トラックきからの反射光の偏光角
(カー回転角)の違いを検出して再生信号を検出し、パ
ーシャルROMディスクの場合、読み出し専用領域に対
しては、目的トラックのピット列における光の回折現象
を利用することにより再生信号を検出し、読み書き両用
領域に対しては、目的トラックきからの反射光の偏光角
(カー回転角)の違いを検出して再生信号を検出するも
のである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】 EFM・CIRCエンコーダ/デコーダ
818は、インターフェース800を介して供給された
データに対して、エラー訂正用の符号化処理すなわちC
IRC(Cross Interleave Reed
−Solomon Code)の符号化処理を行うとと
もに、記録に適した変調処理すなわちEFM(Eigh
t to Fourteen Modulation)
符号化処理を行う。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】 ステップS27に戻って、CPU14
は、このステップにおいてスキャナ34に送信文書が存
在しないと判断したときには、エラー処理を行う(ステ
ップS32)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ受信データを記憶するバッ
    ファ手段と、 前記ファクシミリ受信データを印刷する用紙の有無を検
    出する用紙検出手段と、 ディスク状記録媒体にデータを記録する記録手段と、 前記用紙検出手段が用紙が無くなったことを検出したと
    きに、前記バッファ手段に記憶されたファクシミリ受信
    データを前記記録手段が前記ディスク状記録媒体に記録
    するように前記記録手段を制御する制御手段とを備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 所定の情報が記録された読み出し専用領
    域および読み書き両用領域を有するディスク状記録媒体
    に対してデータの記録および再生を行う記録再生手段
    と、 前記記録再生手段によって前記ディスク状記録媒体の読
    み出し専用領域から再生されたパスワードが正しいとき
    に、文書の送信を可能にする制御手段とを備えることを
    特徴とする情報処理装置。
JP5072703A 1993-03-31 1993-03-31 情報処理装置 Pending JPH06291963A (ja)

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JP5072703A JPH06291963A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 情報処理装置

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JPH06291963A true JPH06291963A (ja) 1994-10-18

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