JPH11203205A - 情報記憶システム - Google Patents

情報記憶システム

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JPH11203205A
JPH11203205A JP10002595A JP259598A JPH11203205A JP H11203205 A JPH11203205 A JP H11203205A JP 10002595 A JP10002595 A JP 10002595A JP 259598 A JP259598 A JP 259598A JP H11203205 A JPH11203205 A JP H11203205A
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JP
Japan
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information storage
recording medium
information
access
storage device
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Withdrawn
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JP10002595A
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English (en)
Inventor
Kazunori Naito
一紀 内藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/30Authentication, i.e. establishing the identity or authorisation of security principals
    • G06F21/31User authentication
    • G06F21/34User authentication involving the use of external additional devices, e.g. dongles or smart cards
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/70Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer
    • G06F21/78Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer to assure secure storage of data
    • G06F21/80Protecting specific internal or peripheral components, in which the protection of a component leads to protection of the entire computer to assure secure storage of data in storage media based on magnetic or optical technology, e.g. disks with sectors

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可換型記録媒体に情報を記憶する情報記憶装
置に関し、予めアクセスが許可されたユーザだけが使用
可能である情報記憶装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 情報記憶システム2にIC読取部7を一
体に設け、ICカード31が装着され、かつ、ICカー
ド31に記録されたユーザIDが情報記憶システム2の
ユーザID管理テーブル20内に存在するときに、IC
カード31に設定されたアクセスを許可するモード(ラ
イト系、又はリード系)についてのみ、光磁気ディスク
17へのアクセスを許可する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記憶システムに
係り、特に、可換型記録媒体に情報を記憶する情報記憶
システムに関する。近年、可換式記録媒体に情報を記録
するような情報記憶装置において、1つの可換式記録媒
体に記憶できる情報の容量が大きくなっている。このた
め、大量の情報を可換式記録媒体に記憶して容易、か
つ、短時間に持ち去ることができ、セキュリティの面の
改良が望まれている。
【0002】
【従来の技術】大型の計算機においては、そのシステム
を導入している環境が限られていること、また、そのシ
ステムが存在する場所への入場に関して制限が設けら
れ、誰でもがその場所に入場できる分けではないので、
秘密性が守られていた。さらに、重要なデータのアクセ
スにはパスワードの入力が求められたりするので、簡単
に情報にアクセスすることができない環境にあった。
【0003】一方、パーソナルコンピュータにおいて
は、どこにでも設置が可能であり、また、誰にでも容易
にアクセスが可能な環境にあり、急速に普及している。
また、最近では、パーソナルコンピュータの普及に伴
い、パーソナルコンピュータでも重要なデータが取り扱
われるようになってきた。さらに、パーソナルコンピュ
ータで使用される可換記録媒体式のファイル装置の記憶
容量も大容量化しており、例えば、相変化型光ディスク
(PD)装置や光磁気ディスク(MO)装置などの光デ
ィスク装置や大容量フロッピーディスク装置では、1枚
の記録媒体に最大で640MBであり、重要なデータを
1枚の記録媒体に記憶することができる。
【0004】図8に従来の一例のシステム構成図を示
す。従来のシステム50は、パーソナルコンピュータ5
1にSCSIインタフェースにより光磁気ディスク装置
52を接続している。光磁気ディスク装置52には、光
磁気ディスク53が装着され、装着された光磁気ディス
ク4に対して情報の記録再生が行われる。従来のシステ
ム50では、光磁気ディスク装置52に対しては何らの
セキュリティもなされてなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の図8
に示すようなシステム50では、光磁気ディスク装置5
2に対しては何らのセキュリティもなされてなかったた
め、パーソナルコンピュータ51にセキュリティがかか
っていない場合には、パーソナルコンピュータ51に内
蔵されたハードディスクの重要なデータを光磁気ディス
ク装置52により光磁気ディスク53にコピーして持ち
去られる可能性もある。このとき、光磁気ディスク53
は最大640MB、さらに、1.3GB等と大容量化さ
れており、フロッピーディスクで数百枚の情報を大量の
データが一度に、かつ、短時間で、極秘にコンパクトに
持ち去ることができる。
【0006】また、光磁気ディスク53にデータが保存
されている場合でも、その場で、コピーされ、持ち去ら
れたり、重要なデータ消去されたりできる。このような
状況に対して現状ではまったくの無防備である。本発明
は上記の点に鑑みてなされたもので、予めアクセスが許
可されたユーザだけが使用可能である情報記憶システム
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、第
1の可換型記録媒体に対してアクセスを行う第1の情報
記憶装置と、第2の可換型記録媒体に対してアクセスを
行う第2の情報記憶装置と、前記第1の情報記憶装置に
より前記第1の可換型記録媒体に対してアクセスを行う
のに先だって、前記第2の情報記憶装置により前記第2
の可換型記録媒体に対してアクセスを行い前記第2の可
換型記録媒体に記憶された情報に基づいて前記第1の情
報記憶装置による前記第1の可換型記録媒体へのアクセ
スを制御するアクセス制御手段とを有することを特徴と
する。
【0008】請求項1によれば、第2の可換型記録媒体
へのアクセス結果に応じて第1の可換型記録媒体へのア
クセスが可能となるので、第2の可換式記録媒体をもた
ないユーザが第1の可換型記録媒体にアクセスすること
ができなくなるので、第1の可換型記録媒体の情報に対
するセキュリティ性を向上させることができる。請求項
2は、請求項1において、前記第2の可換型記録媒体が
前記第2の情報記憶装置によりアクセス可能となる所定
の位置に装着されたことを検出する装着検出手段を有す
ることを特徴とする。
【0009】請求項2によれば、第2の可換型記録媒体
が装着されたときに第1の可換式記録媒体へのアクセス
を可能とするので、第2の可換型記録媒体を持たないユ
ーザが第1の可換式記録媒体に容易にアクセスすること
ができなくなるので、第1の可換式記録媒体の情報に対
するセキュリティ性をさらに向上させることができる。
【0010】請求項3は、請求項2において、前記アク
セス制御手段が、前記装着検出手段により前記第2の可
換型記録媒体が前記第2の情報記憶装置によりアクセス
可能となる所定の位置に装着されたことを検出されたと
きに、前記第1の情報記憶装置による前記第1の可換型
記録媒体へのアクセスを許可することを特徴とする。請
求項3によれば、第2の可換型記録媒体の第2の情報記
憶装置への装着を装着検出手段により検出した時のみ、
第1の可換式記録媒体へのアクセスを可能となるので、
第2の可換型記録媒体を持たないユーザが第1の可換式
記録媒体に容易にアクセスすることができなくなるの
で、第1の可換式記録媒体の情報に対するセキュリティ
性をさらに向上させることができる。
【0011】請求項4は、請求項3において、前記アク
セス制御手段が、前記装着検出手段により前記第2の可
換型記録媒体が前記第2の情報記憶装置によりアクセス
可能となる所定の位置に装着されたことを検出されたと
きに、前記第1の情報記憶装置に駆動電源を供給する電
源をオンすることを特徴とする。請求項4によれば、装
着検出手段により第2の可換型記録媒体が第2の情報記
憶装置によりアクセス可能となる所定の位置に装着され
たことを検出されたときに、第1の情報記憶装置に駆動
電源を供給する電源がオンするので、第2の可換型記録
媒体が装着されない状態では、第1の情報記憶装置に駆
動電源が供給されず、第1の情報記憶装置による第1の
可換型記録媒体へのアクセスは不可能となるため、第2
の可換型記録媒体を持たないユーザが第1の可換型記録
媒体に容易にアクセスすることができなくなるので、第
1の可換式記録媒体の情報に対するセキュリティ性をさ
らに向上させることができる。
【0012】請求項5は、請求項1乃至4において、前
記第2の情報記憶装置が、前記第2の可換型記録媒体に
記録された情報の読み出しを行う情報読出手段を有する
ことを特徴とする。請求項5によれば、第2の可換型記
録媒体に記録された情報を情報読出手段により読み出す
ことにより、第2の可換型記録媒体に記録された情報に
応じて第1の可換型記録媒体へアクセスを制御できる。
【0013】請求項6は、請求項5において、前記アク
セス制御手段が、前記第2の可換型記録媒体から前記情
報読出手段により読み出した情報に基づいて前記第1の
情報記憶装置による前記第1の可換型記録媒体へアクセ
スを制御することを特徴とする。請求項6によれば、第
2の可換型記録媒体に記録された情報を情報読出手段に
より読み出すことにより、第2の可換型記録媒体に記録
された情報に応じて第1の可換型記録媒体へアクセスを
制御できるため、より高度なセキュリティが可能とな
る。
【0014】請求項7は、請求項1乃至6において、前
記第2の可換型記録媒体に、前記第1の情報記憶装置に
よる前記第1の可換型記録媒体への情報の書き込みを許
可する書込許可情報が記録されたことを特徴とする。請
求項7によれば、第2の可換型記録媒体に、第1の情報
記憶装置による第1の可換型記録媒体への情報の書き込
みを許可する書込許可情報を記録することにより、第1
の可換型記録媒体への情報の書き込みを制限できるの
で、第1の可換型記録媒体に情報を記録して持ち去るこ
とができないくなり、セキュリティ性を向上できる。
【0015】請求項8は、請求項1乃至7において、前
記第2の可換型記録媒体に、前記第1の情報記憶装置に
よる前記第1の可換型記録媒体からの情報の読み出しを
許可する読出許可情報が記録されたことを特徴とする。
請求項8によれば、第2の可換型記録媒体に、第1の情
報記憶装置による第1の可換型記録媒体からの情報の読
み出しを許可する読出許可情報を記録することにより、
第1の可換型記録媒体からの情報の読み出しを制限でき
るので、第1の可換型記録媒体に記録された情報を容易
に見ることはできなくなり、セキュリティ性を向上でき
る。
【0016】請求項9は、請求項7又は8において、前
記アクセス制御手段が、前記第2の情報記憶装置による
アクセスの結果、前記第2の可換型記録媒体に記録され
た前記書込許可情報が有効のときに、前記第1の情報記
憶装置による前記第1の可換型記録媒体への情報の書き
込みを許可することを特徴とする。請求項9によれば、
第2の可換型記録媒体に記録された書込許可情報が有効
のときに、第1の情報記憶装置による第1の可換型記録
媒体への情報の書き込みを許可することにより、第2の
可換型記録媒体により第1の可換型記録媒体への情報の
書き込みを制限できるので、第1の可換型記録媒体に情
報を記録して持ち去ることができないくなり、セキュリ
ティ性を向上できる。
【0017】請求項10は、請求項8又は9において、
前記アクセス制御手段が、前記第2の情報記憶装置によ
るアクセスの結果、前記第2の可換型記録媒体に記録さ
れた前記読出許可情報が有効のときに、前記第1の情報
記憶装置による前記第1の可換型記録媒体からの情報の
読み出しを許可することを特徴とする。請求項10によ
れば、第2の可換型記録媒体に記録された読込許可情報
が有効のときに、第1の情報記憶装置による第1の可換
型記録媒体からの情報の読み出しを許可することによ
り、第2の可換型記録媒体により第1の可換型記録媒体
からの情報の読み出しを制限できるので、第1の可換型
記録媒体に記録された情報を容易に参照できなくなり、
セキュリティ性を向上できる。
【0018】請求項11は、請求項1乃至10におい
て、前記第2の可換型記録媒体が、前記アクセス制御手
段を制御する制御プログラムが記録されてなり、前記ア
クセス制御手段は、前記第2の可換型記録媒体に記録さ
れた制御プログラムに応じて前記第1の情報記憶装置に
よる前記第1の可換型記録媒体へのアクセスを制御する
ことを特徴とする。
【0019】請求項11によれば、第2の可換型記録媒
体に記録された制御プログラムに応じて第1の情報記憶
装置による第1の可換型記録媒体へのアクセスを制御す
ることにより、制御プログラムが記録された第2の可換
型記録媒体なしでは第1の可換型記録媒体へのアクセス
が行えないため、第1の情報記憶装置のセキュリティ性
を向上できる。
【0020】請求項12は、請求項11において、前記
第2の可換型記録媒体に、前記制御プログラムを有効又
は無効とする制御プログラム設定情報が記録されたこと
を特徴とする。請求項12によれば、第2の可換型記録
媒体に制御プログラムを有効又は無効とする制御プログ
ラム設定情報を記録することにより、制御プログラム設
定情報により制御プログラムを容易に有効又は無効とす
ることができ、各種状況に応じてセキュリティの度合い
を制御できる。
【0021】請求項13は、請求項12において、前記
アクセス制御手段が、前記第2の情報記憶装置による前
記第2の可換型記録媒体へのアクセスの結果、前記第2
の可換型記録媒体に記録された前記制御プログラム設定
情報が有効に設定されているときには、前記制御プログ
ラムに応じて前記第1の情報記憶装置による前記第1の
可換型記録媒体へのアクセスを制御し、前記第2の情報
記憶装置による前記第2の可換型記録媒体へのアクセス
の結果、前記第2の可換型記録媒体に記録された前記制
御プログラム設定情報が無効に設定されているときに
は、前記制御プログラムによらず前記第1の情報記憶装
置による前記第1の可換型記録媒体へのアクセスを制御
することを特徴とする。
【0022】請求項13によれば、第2の可換型記録媒
体に記録された制御プログラム設定情報により第1の情
報記憶装置による第1の可換型記録媒体へのアクセスの
セキュリティの度合いを制御できる。請求項14は、第
1の可換型記録媒体に対してアクセスを行う第1の情報
記憶装置と、第2の可換型記録媒体に対してアクセスを
行う第2の情報記憶装置と、前記第1の情報記憶装置に
よる前記第1の可換型記録媒体へのアクセスを許可する
アクセス許可情報が記憶されたアクセス許可情報記憶手
段と、前記第1の情報記憶装置により前記第1の可換型
記録媒体に対してアクセスを行うのに先だって、前記第
2の情報記憶装置により前記第2の可換型記録媒体に対
してアクセスを行い前記第2の可換型記録媒体に記憶さ
れた情報及び前記アクセス許可情報記憶手段に記憶され
た前記アクセス許可情報とが所定の条件を満足したとき
に、前記第1の情報記憶装置による前記第1の可換型記
録媒体へのアクセスを制御するアクセス制御手段とを有
することを特徴とする。
【0023】請求項14によれば、第2の可換型記録媒
体に記録された情報及びアクセス許可情報記憶手段に記
憶された情報に応じて第1の情報記憶装置による第1の
可換型記録媒体へのアクセスを制御できるので、より高
度なアクセス制御が可能となり、第1の可換型記録媒体
へのアクセスのセキュリティ性を向上できる。請求項1
5は、請求項14において、前記アクセス制御手段が、
前記第2の可換型記録媒体に記憶された情報と前記アク
セス許可情報記憶手段に記憶された前記アクセス許可情
報とが一致するときに、前記第1の情報記憶装置による
前記第1の可換型記録媒体へのアクセスを許可すること
を特徴とする。
【0024】請求項15によれば、第2の可換型記録媒
体に記憶された情報とアクセス許可情報記憶手段に記憶
されたアクセス許可情報とが一致するときに、第1の情
報記憶装置による第1の可換型記録媒体へのアクセスを
許可することにより、アクセス許可情報記憶手段に記憶
されたアクセス許可情報とが一致する情報が記録された
第2の可換型記録媒体をもつ者だけが第1の可換型記録
媒体にアクセスできることになり、第1の可換型記録媒
体へのアクセスのセキュリティ性を向上できる。
【0025】請求項16は、請求項14又は15におい
て、前記アクセス許可情報記憶手段が、前記アクセス許
可情報として、前記第1の情報記憶装置による前記第1
の可換型記録媒体への情報の書き込みを許可する書込許
可情報が記憶されたことを特徴とする。請求項16によ
れば、アクセス許可情報記憶手段に記憶されるアクセス
許可情報として第1の情報記憶装置による第1の可換型
記録媒体への情報の書き込みを許可する書込許可情報を
記憶することにより、第1の可換型記録媒体への情報の
書き込みを制限できるので、第1の可換型記録媒体に情
報を記録して持ち去ることができなくなり、セキュリテ
ィ性を向上できる。
【0026】請求項17は、請求項14乃至16におい
て、前記アクセス許可情報記憶手段は、前記第1の情報
記憶装置による前記第1の可換型記録媒体からの情報の
読み出しを許可する読出許可情報が記憶されたことを特
徴とする。請求項17によれば、アクセス許可情報記憶
手段に記憶されるアクセス許可情報として第1の情報記
憶装置による第1の可換型記録媒体からの情報の読み出
しを許可する読出許可情報を記憶することにより、第1
の可換型記録媒体からの情報の読み出しを制限できるの
で、第1の可換型記録媒体から情報を読み出して参照す
ることができなくなり、セキュリティ性を向上できる。
【0027】請求項18は、請求項16又は17におい
て、前記アクセス制御手段が、前記アクセス許可情報記
憶手段に記憶された前記書込許可情報が有効のときに、
前記第1の情報記憶装置による前記第1の可換型記録媒
体への情報の書き込みを許可することを特徴とする。請
求項18によれば、アクセス許可情報記憶手段に記憶さ
れた書込許可情報が有効のときに、第1の情報記憶装置
による第1の可換型記録媒体への情報の書き込みを許可
することにより、第1の可換型記録媒体への情報の書き
込みのセキュリティ性を容易に変更できる。
【0028】請求項19は、請求項17又は18におい
て、前記アクセス制御手段が、前記アクセス許可情報記
憶手段に記憶された前記読出許可情報が有効のときに、
前記第1の情報記憶装置による前記第1の可換型記録媒
体からの情報の読み出しを許可する読出許可情報が記憶
されたことを特徴とする。請求項19によれば、アクセ
ス許可情報記憶手段に記憶された読出許可情報が有効の
ときに、第1の情報記憶装置による第1の可換型記録媒
体からの情報の読み出しを許可することにより、第1の
可換型記録媒体からの情報の読み出しのセキュリティ性
を容易に変更できる。
【0029】請求項20は、請求項14乃至19におい
て、前記第2の可換型記録媒体は、前記アクセス制御手
段を制御する制御プログラムが記録されてなり、前記ア
クセス制御手段は、前記第2の可換型記録媒体に記録さ
れた制御プログラムに応じて前記第1の情報記憶装置に
よる前記第1の可換型記録媒体へのアクセスを制御する
ことを特徴とする。
【0030】請求項20によれば、第2の可換型記録媒
体に記録された制御プログラムに応じて第1の情報記憶
装置による第1の可換型記録媒体へのアクセスを制御す
ることにより、制御プログラムが記録された第2の可換
型記録媒体なしでは第1の可換型記録媒体へのアクセス
が行えないため、第1の情報記憶装置のセキュリティ性
を向上できる。
【0031】請求項21は、請求項20において、前記
第2の可換型記録媒体が、前記制御プログラムを有効又
は無効とする制御プログラム設定情報が記録されたこと
を特徴とする。請求項21によれば、第2の可換型記録
媒体に制御プログラムを有効又は無効とする制御プログ
ラム設定情報を記録することにより、制御プログラム設
定情報により制御プログラムを容易に有効又は無効とす
ることができ、各種状況に応じてセキュリティの度合い
を制御できる。
【0032】請求項22は、請求項21において、前記
アクセス制御手段が、前記第2の情報記憶装置による前
記第2の可換型記録媒体へのアクセスの結果、前記第2
の可換型記録媒体に記録された前記制御プログラム設定
情報が有効に設定されているときには、前記制御プログ
ラムに応じて前記第1の情報記憶装置による前記第1の
可換型記録媒体へのアクセスを制御し、前記第2の情報
記憶装置による前記第2の可換型記録媒体へのアクセス
の結果、前記第2の可換型記録媒体に記録された前記制
御プログラム設定情報が無効に設定されているときに
は、前記制御プログラムによらず前記第1の情報記憶装
置による前記第1の可換型記録媒体へのアクセスを制御
することを特徴とする。
【0033】請求項22によれば、第2の可換型記録媒
体に記録された制御プログラム設定情報により第1の情
報記憶装置による第1の可換型記録媒体へのアクセスの
セキュリティの度合いを制御できる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施例のシステ
ム構成図を示す。本実施例の情報処理システム1は、本
発明の可換記憶媒体式情報記憶装置である情報記憶シス
テム2をパーソナルコンピュータ3に接続した構成につ
いて説明する。
【0035】情報記憶システム2には、光磁気ディスク
カートリッジ4が装着され、装着された光磁気ディスク
カートリッジ4に収納された光磁気ディスクに対して情
報の記録再生を行う光磁気ディスク記録再生部5とIC
カード6が装着され、光磁気ディスク記録再生部5の動
作を制御するICカード読取部7とが一つの筐体8に一
体的に装着された構成とされている。
【0036】図2に本発明の一実施例の情報記憶システ
ムのブロック構成図を示す。光磁気ディスク記録再生部
5の裏面側には、コネクタ11、12が設けられてい
る。コネクタ11は、パーソナルコンピュータ3側と接
続され、コネクタ12は、終端側に接続される。コネク
タ11には、SCSIケーブル13を介してパーソナル
コンピュータ3のSCSIコネクタに接続される。SC
SIコネクタは、SCSIボードに一体に形成され、パ
ーソナルコンピュータ3の裏面から表出している。
【0037】SCSIボードは、パーソナルコンピュー
タ3の内部で、ISAバスやPCIバスとの接続を行う
ための拡張スロットに装着され、SCSIコネクタに接
続された機器とパーソナルコンピュータ3とのインタフ
ェースをとる。コネクタ11、12は、光磁気ディスク
記録再生部5内でインタフェース回路14に接続されて
いる。インタフェース回路14は、自装置に予め割り当
てられたIDを認識し、光磁気ディスク記録再生部5と
パーソナルコンピュータ3との接続を確立する。
【0038】なお、コネクタ12には、他の機器がSC
SI接続される場合には、SCSIケーブルを介して他
の機器のパーソナルコンピュータ3側の接続端子と接続
され、他の機器を接続しない場合には、ターミネータ1
5が接続される。インタフェース回路14は、MOコン
トローラ16に接続される。MOコントローラ16は、
パーソナルコンピュータ3からの要求に基づいて光磁気
ディスク17への情報の記録再生動作を制御する。
【0039】MOコントローラ16には、インタフェー
ス回路14の他に、RAM18、ROM19、ユーザI
D管理テーブル20、バイアスコイルドライバ21、光
学系ドライバ22、アクチュエータドライバ23、フォ
ーカス・トラッキングアクチュエータドライバ24、ス
ピンドルドライバ25、ICカード読取部6、ディップ
スイッチ36が接続される。
【0040】RAM18には、光磁気ディスクの記録再
生にかかわる制御プログラムが展開されるとともに、イ
ンタフェース回路14から入力されたデータ及びインタ
フェース回路14を介してパーソナルコンピュータ3に
転送すべきデータ等が一時保持される。ROM19に
は、起動プログラム及びMOコントローラ16での各種
制御プログラムが記憶されている。
【0041】ユーザID管理テーブル20には、情報記
憶システム2の使用を許可するユーザのIDが管理され
ている。ここで、ユーザ管理テーブル20の内容につい
て説明する。図3に本発明の一実施例のユーザID管理
テーブルのデータ構成図を示す。ユーザID管理テーブ
ル20には、情報記憶システム2の使用を許可するユー
ザが持つ、ICカードのIDと同一のIDが例えば、図
3に示すように「9600001A」や「960000
2A」などの8桁の英数字で予め登録されている。ま
た、複数のユーザに情報記憶システム2の使用を許可す
るのであれば、図3に示すように複数のIDが登録され
る。
【0042】バイアスコイルドライバ21は、光磁気デ
ィスク17への情報記録時に光磁気ディスク17にバイ
アス磁界を印加するバイアスコイル26にコントローラ
16からの制御信号に応じてバイアス電流を供給する。
光学系ドライバ22は、光磁気ディスク17に情報を記
録再生する際に光磁気ディスク17に供給するレーザ光
を発生する光学系27にコントローラ16からの制御信
号に応じて駆動電流を供給する。
【0043】アクチュエータドライバ23は、光学系2
7から供給されたレーザ光のフォーカス及びトラッキン
グを制御しつつ光磁気ディスク17に照射する光ピック
アップ28及びバイアスコイル26を光磁気ディスク1
7の半径方向(矢印A方向)に移動させるアクチュエー
タ29にコントローラ16からの制御信号に応じて駆動
信号を供給する。
【0044】フォーカス・トラッキングアクチュエータ
ドライバ25は、光ピックアップ28にコントローラ1
6からの制御信号に応じてフォーカスサーボ及びトラッ
キングサーボを行いつつ駆動する駆動信号を供給する。
スピンドルドライバ25は、光磁気ディスク17を回転
させるスピンドルモータ30にコントローラ16からの
制御信号に応じてサーボ制御を行いつつ駆動する駆動信
号を供給する。
【0045】ICカード読取部7は、ICカード31の
コンタクト32との接続を行うコンタクト部33、コン
タクト部33に接続され、ICカード31とのインタフ
ェースをとるICカードコントローラ34、ICカード
31の挿入を検出するICカード挿入検出スイッチ35
から構成される。ここで、ICカード31について説明
する。
【0046】図4に本発明の一実施例のICカードの概
略構成図を示す。ICカード31(6)は、プラスチッ
クカード36にLSI(Large Scale Integrated Circu
it)37を埋め込み、表面にLSI37に接続された電
極38を表出させた構成とされている。LSI37に
は、RAM、ROM、EEPROM、CPU、インタフ
ェース回路等が一体に形成され、電極38を介して外部
回路と接続される。ICカード31のEEPROMに
は、ICカード31の携帯者の名称、IDなどのデータ
が記録される。
【0047】ここで、ICカード31に記録されるデー
タの内容について説明する。図5に本発明の一実施例の
ICカードのメモリの内容を説明するための図を示す。
ICカード31のEEPROMは、ユーザ名が格納され
る第1のフィールド、ユーザ識別番号が格納される第2
のフィールド、与えられたアクセス権を識別する第3の
フィールド、リザーブである第4のフィールド、データ
のヘッダが格納された第5のフィールド、ドライブ制御
用プログラムが格納される第6のフィールド、リザーブ
である第7のフィールドの7個のフィールドが設けられ
ている。
【0048】第1のフィールドは、32bytesのデ
ータサイズを有し、ユーザの名前が例えば、ASCII
コードによって記載される。第2のフィールドは、8b
ytesのデータサイズを有し、ユーザ識別IDが例え
ば、ASCIIコードによって記載される。第3のフィ
ールドは、1bytesのデータサイズを有し、1ビッ
ト目にリードのアクセス権、2ビット目にライトのアク
セス権の有無の情報が例えば、「1」で有効、「0」で
無効となるように記載される。なお、第3のフィールド
の3ビット目以降のビットは、リザーブとなる。
【0049】第4のフィールドは、7bytesのデー
タサイズを有し、リザーブとなる。第5のフィールド
は、64bytesのデータサイズを有し、次のフィー
ルドに格納されたデータの送信を行うためのヘッダが格
納されている。第6のフィールドは、512Kbyte
sのデータサイズを有し、ドライブ制御用プログラムが
格納される。ドライブ制御プログラムとしては、例え
ば、暗号化のためのプログラムが格納されている。
【0050】第7のフィールドは、残りのすべてのデー
タに相当し、リザーブとされている。ICカード31
は、情報記憶システム2のICカード読取部7の所定の
挿入位置に挿入されると、電極38がコンタクト部33
に接触し、ICコントローラ34から電源が供給され、
駆動し、ICコントローラ34からの指示に応じてメモ
リの内容をICコントローラ34に出力する。
【0051】ICコントローラ34は、MOコントロー
ラ16に接続されており、ICカード31から読み取っ
たデータをMOコントローラ16に供給する。また、M
Oコントローラ16には、ICカード読取部7のICカ
ード挿入検出スイッチ35、及び、ICカード31に格
納された制御プログラムの使用を設定するディップスイ
ッチ36が接続されている。
【0052】MOコントローラ16は、ICカード挿入
検出スイッチ35の状態、ディップスイッチ36の状
態、及び、ICカード31から供給されるICカード3
1の内容に応じてパーソナルコンピュータ3からのアク
セスコマンドに対する応答を制御する。次に、MOコン
トローラ16の動作を説明する。
【0053】図6に本発明の一実施例のMOコントロー
ラのアクセス時の動作フローチャートを示す。パーソナ
ルコンピュータ3からアクセスコマンドがある場合、パ
ーソナルコンピュータ3からtest unit re
adyコマンドが発行される。MOコントローラ16で
は、まず、test unit readyコマンドが
供給されると(ステップS1−1)、ICカード挿入ス
イッチ35の状態(オン・オフ)に応じてICカード3
1の挿入の有無を検出する(ステップS1−2)。
【0054】ステップS1−2で、ICカード挿入スイ
ッチ35がオフで、ICカード31が挿入されていない
と判定された場合には、パーソナルコンピュータ3にコ
マンドエラーを応答する(ステップS1−3)。tes
t unit readyコマンドに対してエラーを応
答することにより、パーソナルコンピュータ3からは、
光磁気ディスクカートリッジ5が挿入されていないと認
識するだけで、パーソナルコンピュータ3に対する悪影
響はない。なお、ここで、パーソナルコンピュータ3
は、ICカードの挿入をうながすメッセージをディスプ
レイに表示してもよい。また、「この光磁気ディスクカ
ートリッジは取り扱えません。」等、リード、ライトア
クセスの不許可を示すメッセージを表示してもよい。
【0055】また、ステップS1−2で、ICカード挿
入スイッチ35がオンで、ICカード31が挿入されて
いると判定された場合には、ICカードコントローラ3
4によりICカード31の内容を読み取る指示を行い、
ICカードコントローラ34を介してICカード31に
記憶されたデータを読み取り、RAM18に格納する
(ステップS1−4)。
【0056】次に、ステップS1−4で読み取ったIC
カード31のユーザIDを予め設定されたユーザID管
理テーブル20の内容と比較し、ICカード31のユー
ザIDがユーザID管理テーブル20に登録されている
か否か、すなわち、ICカード31を挿入したユーザが
ICカード31を挿入した情報記憶システム2の使用を
許可されているか否かの判断を行う(ステップS1−
5)。
【0057】ステップS1−5で、ICカード31のユ
ーザIDがユーザID管理テーブル20に登録されてい
なければ、パーソナルコンピュータ3からのtest
unit readyコマンドに対してエラー応答を行
う(ステップS1−3)。また、ステップS1−5で、
ICカード31のユーザIDがユーザID管理テーブル
20に登録されいれば、パーソナルコンピュータ3から
のtest unit readyコマンドに対してr
eadyコマンド、すなわち、アクセス可能である旨の
応答を行う(ステップS1−6)。なお、ここでは、パ
ーソナルコンピュータ3に、単に、アクセス可能である
旨の応答を行ったが、ICカード31にリードアクセス
のみを許可するリードアクセス許可情報及びライトアク
セスのみを許可するライトアクセス許可情報を格納して
おき、リードアクセス許可情報及びライトアクセス許可
情報により、リードアクセス及びライトアクセスをそれ
ぞれ独立に許可するようにしてもよい。また、リードア
クセス許可情報及びライトアクセス許可情報は、ICカ
ード31ではなく、ROM19に設定するようにしても
よい。
【0058】MOコントローラ16は、次に、ディップ
スイッチ36の状態を検出する(ステップS1−7)。
ステップS1−7で、ディップスイッチ36がICカー
ド31の制御プログラムを使用する設定となっていれ
ば、ICカードコントローラ34を介してICカード3
1から制御プログラムを読み出し、RAM18に展開
し、制御プログラムを起動状態とする(ステップS1−
8)。なお、ここでは、装置の設けられたディップスイ
ッチ36により制御プログラムの使用の有無を設定して
いるが、制御プログラムの使用の有無の設定は、ICカ
ード31内に制御プログラム設定情報を設け、ICカー
ド31内に記憶された制御プログラム設定情報に基づい
て制御してもよい。さらに、制御プログラム設定情報
は、ICカード31ではなく、ROM19内の持つよう
にしてもよい。
【0059】また、ステップS1−7で、ディップスイ
ッチ36がICカード31の制御プログラムを使用する
設定となっていなければ、ICカード31に記憶された
制御プログラムは起動されない。次に、パーソナルコン
ピュータ3からアクセスコマンドが供給されると(ステ
ップS1−9)、MOコントローラ16は、パーソナル
コンピュータ3から供給されたアクセスコマンドがリー
ド系か、ライト系かを判定する(ステップS1−1
0)。
【0060】ステップS1−10で、パーソナルコンピ
ュータ3から供給されたアクセスコマンドがリード系で
ある場合には、次に、ICカード読取部7に挿入された
ICカード31のユーザがリード系アクセスを許可され
ているか、否かを判定する(ステップS1−11)。I
Cカード読取部7に挿入されたICカード31のユーザ
がリード系アクセスを許可されているか、否かの判定
は、ICカード31に記録されたアクセス権の情報を参
照し、ICカード31のアクセス権情報の1ビット目が
有効(「1」)か、無効(「0」)かを検出することに
より判定される。ICカード31のアクセス権情報の1
ビット目が無効であれば、パーソナルコンピュータ3に
はアクセスコマンドに対してエラー応答が返される(ス
テップS1−12)。また、ICカード31のアクセス
権情報の1ビット目が有効であれば、光磁気ディスク1
7へのリード系アクセスが許可される(ステップS1−
13)。
【0061】また、ステップS1−10で、パーソナル
コンピュータ3から供給されたアクセスコマンドがライ
ト系である場合には、次に、ICカード読取部7に挿入
されたICカード31のユーザがライト系アクセスを許
可されているか、否かを判定する(ステップS1−1
4)。ICカード読取部7に挿入されたICカード31
のユーザがライト系アクセスを許可されているか、否か
の判定は、ICカード31に記録されたアクセス権の情
報を参照し、ICカード31のアクセス権情報の2ビッ
ト目が有効(「1」)か、無効(「0」)かを検出する
ことにより判定される。ICカード31のアクセス権情
報の2ビット目が無効であれば、パーソナルコンピュー
タ3にはエラー応答が返される(ステップS1−1
2)。また、ICカード31のアクセス権情報の2ビッ
ト目が有効であれば、光磁気ディスク17へのライト系
アクセスが許可される(ステップS1−15)。
【0062】なお、アクセス時には、ステップS1−
7、S1−8で、ICカード31に予め記憶された暗号
化等の制御プログラムが起動されると、光磁気ディスク
17にライトするデータが暗号化され、記録され、リー
ド時にはリードされたデータを同じ制御プログラムによ
り復号化しないと、正常に読み出せなくなる。このよう
に、ディップスイッチ36の設定によりICカード31
の制御プログラムの使用を設定することにより、情報記
憶システム2にアクセス許可されたユーザでも、制御プ
ログラムが記憶されたICカード31をもつユーザだけ
がアクセス可能とすることができる。
【0063】なお、暗号化についてはディップスイッチ
36の設定により容易に解除でき、オープンに使用する
こともできる。このように、本実施例の情報記憶システ
ム2では、ICカード31がICカード読取部7に挿入
されていないければ、パーソナルコンピュータ3から光
磁気ディスク17へのアクセスは行えず、また、ICカ
ード31がICカード読取部7に挿入されていたとして
も、ICカード31に記録されたユーザIDが情報記憶
システム2のユーザID管理テーブル20に登録されて
いない、すなわち、その情報記憶システム2の使用が許
可されていなければ、パーソナルコンピュータ3から光
磁気ディスク17へのアクセスは行えない。また、IC
カード31に記録されたユーザIDが情報記憶システム
2のユーザID管理テーブル20に登録されている、す
なわち、その情報記憶システム2の使用が許可されてい
ても、ICカード31のアクセス権の情報によりリード
系とライト系とで別々にアクセス権が制限されており、
光磁気ディスク17に対してリード、ライトを自由に行
うことはできない。さらに、ICカード31に暗号化を
行う制御プログラムを記録しておき、情報記憶システム
2のアクセスの際に、制御プログラムを使用することに
より、情報記憶システム2にアクセスできたとしても、
情報を認識できない。
【0064】よって、大量の情報を光磁気ディスク17
にコピーして持ち去られるようなことはなくなる。な
お、本実施例では、ICカード31及びICカード読取
部7を接触型のICカードに対応した構成としたが、I
Cカード及びICカード読取部を非接触型、または、接
触型と非接触型とを統合した構成のものでもよい。ま
た、情報記憶システム2へのアクセスを許可するための
媒体は、ICカード31に限ることはなく、他の光磁気
ディスク、フロッピーディスクなど、他の媒体とし、装
置に媒体に応じた読み取り部を設ける構成とすることも
考えられる。
【0065】さらに、本実施例では、ICカード挿入検
出スイッチ35がオフ、すなわち、ICカード31が所
定の位置に挿入されていないときには、パーソナルコン
ピュータ3からのアクセスコマンドに対してエラー応答
を供給する構成としたが、ICカード挿入検出スイッチ
35がオフ、すなわち、ICカード31が所定の位置に
挿入されていないときには、情報記憶システム2に電源
さえも投入されない構成とすることもできる。
【0066】図7に本発明の他の実施例の情報記憶シス
テムのブロック構成図を示す。同図中、図2と同一構成
部分には同一符号を付し、その説明は省略する。本実施
例の情報記憶システム41では、ICカード31のIC
カード読取部7への挿入を検出するICカード挿入検出
スイッチ35が情報記憶システム41の各部の駆動電源
を供給する電源回路42に接続される。電源回路42に
は、メインスイッチ43が接続されている。電源回路4
2には、例えば、電源Vccがメインスイッチ43及びI
Cカード挿入検出スイッチ35を直列に接続した直列回
路介して供給されている。
【0067】このため、メインスイッチ43とICカー
ド挿入検出スイッチ35との両方がオンしたときだけ、
電源回路42に電源電圧Vccが供給され、電源回路42
から情報記憶システム41の各部に駆動電源が供給され
る。このため、ICカード挿入検出スイッチ35がオ
フ、すなわち、ICカード31がICカード読取部7の
所定の位置に挿入されていなければ、たとえ、メインス
イッチ43がオンしていても、情報記憶システム41の
各部の駆動電源に電源を供給しない。
【0068】本実施例では、ICカード31がICカー
ド読取部7の所定の位置に挿入されていなければ、たと
え、メインスイッチ43がオンしていても、情報記憶シ
ステム41の各部の駆動電源に電源が供給されないの
で、ICカード31の未挿入時には、情報記憶システム
41は動作せず、パーソナルコンピュータ3が動作して
いても、情報記憶システム41にアクセスすることはで
きない。
【0069】また、上記実施例は、いずれもパーソナル
コンピュータ3側のアプリケーションを変更することな
く、適用できるので、容易に実現できる。なお、本実施
例では、MOコントローラ16によるICカード挿入検
出スイッチ35の判定が不要となるので、MOコントロ
ーラ16の動作は、図6でステップS1−2、S1−4
を削除した動作となる。
【0070】なお、上記実施例では、情報記憶装置とし
て、光磁気ディスク装置について説明したが、本発明が
適用される情報記憶装置は光磁気ディスク装置に限られ
るものではなく、相変化型光ディスク、DVD/RO
M,RAM、フロッピーディスクなどの可換型記録媒体
を扱う他の情報記憶装置にも適用できることは言うもま
でもない。
【0071】また、本実施例では、パーソナルコンピュ
ータ3の接続をSCSIインタフェースにより行ってい
るが、これに限られるものではなく、他のインタフェー
スでも同様に実現できることは言うまでもない。さら
に、ICカードリーダと光磁気ディスク装置は、一体的
にセットアップされた状態である必要はなく、別体で、
アクセス権情報を送受信できるような構成とすることも
考えられる。
【0072】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1によれ
ば、第2の可換型記録媒体へのアクセス結果に応じて第
1の可換型記録媒体へのアクセスが可能となるので、第
2の可換式記録媒体をもたないユーザが第1の可換型記
録媒体にアクセスすることができなくなるので、第1の
可換型記録媒体の情報に対するセキュリティ性を向上さ
せることができる等の特長を有する。
【0073】請求項2によれば、第2の可換型記録媒体
が装着されたときに第1の可換式記録媒体へのアクセス
を可能とするので、第2の可換型記録媒体を持たないユ
ーザが第1の可換式記録媒体に容易にアクセスすること
ができなくなるので、第1の可換式記録媒体の情報に対
するセキュリティ性をさらに向上させることができる等
の特長を有する。
【0074】請求項3によれば、第2の可換型記録媒体
の第2の情報記憶装置への装着を装着検出手段により検
出した時のみ、第1の可換式記録媒体へのアクセスを可
能となるので、第2の可換型記録媒体を持たないユーザ
が第1の可換式記録媒体に容易にアクセスすることがで
きなくなるので、第1の可換式記録媒体の情報に対する
セキュリティ性をさらに向上させることができる等の特
長を有する。
【0075】請求項4によれば、装着検出手段により第
2の可換型記録媒体が第2の情報記憶装置によりアクセ
ス可能となる所定の位置に装着されたことを検出された
ときに、第1の情報記憶装置に駆動電源を供給する電源
がオンするので、第2の可換型記録媒体が装着されない
状態では、第1の情報記憶装置に駆動電源が供給され
ず、第1の情報記憶装置による第1の可換型記録媒体へ
のアクセスは不可能となるため、第2の可換型記録媒体
を持たないユーザが第1の可換型記録媒体に容易にアク
セスすることができなくなるので、第1の可換式記録媒
体の情報に対するセキュリティ性をさらに向上させるこ
とができる等の特長を有する。
【0076】請求項5によれば、第2の可換型記録媒体
に記録された情報を情報読出手段により読み出すことに
より、第2の可換型記録媒体に記録された情報に応じて
第1の可換型記録媒体へアクセスを制御できる等の特長
を有する。請求項6によれば、第2の可換型記録媒体に
記録された情報を情報読出手段により読み出すことによ
り、第2の可換型記録媒体に記録された情報に応じて第
1の可換型記録媒体へアクセスを制御できるため、より
高度なセキュリティが可能となる等の特長を有する。
【0077】請求項7によれば、第2の可換型記録媒体
に、第1の情報記憶装置による第1の可換型記録媒体へ
の情報の書き込みを許可する書込許可情報を記録するこ
とにより、第1の可換型記録媒体への情報の書き込みを
制限できるので、第1の可換型記録媒体に情報を記録し
て持ち去ることができないくなり、セキュリティ性を向
上できる等の特長を有する。
【0078】請求項8によれば、第2の可換型記録媒体
に、第1の情報記憶装置による第1の可換型記録媒体か
らの情報の読み出しを許可する読出許可情報を記録する
ことにより、第1の可換型記録媒体からの情報の読み出
しを制限できるので、第1の可換型記録媒体に記録され
た情報を容易に見ることはできなくなり、セキュリティ
性を向上できる等の特長を有する。
【0079】請求項9によれば、第2の可換型記録媒体
に記録された書込許可情報が有効のときに、第1の情報
記憶装置による第1の可換型記録媒体への情報の書き込
みを許可することにより、第2の可換型記録媒体により
第1の可換型記録媒体への情報の書き込みを制限できる
ので、第1の可換型記録媒体に情報を記録して持ち去る
ことができないくなり、セキュリティ性を向上できる等
の特長を有する。
【0080】請求項10によれば、第2の可換型記録媒
体に記録された読込許可情報が有効のときに、第1の情
報記憶装置による第1の可換型記録媒体からの情報の読
み出しを許可することにより、第2の可換型記録媒体に
より第1の可換型記録媒体からの情報の読み出しを制限
できるので、第1の可換型記録媒体に記録された情報を
容易に参照できなくなり、セキュリティ性を向上できる
等の特長を有する。
【0081】請求項11によれば、第2の可換型記録媒
体に記録された制御プログラムに応じて第1の情報記憶
装置による第1の可換型記録媒体へのアクセスを制御す
ることにより、制御プログラムが記録された第2の可換
型記録媒体なしでは第1の可換型記録媒体へのアクセス
が行えないため、第1の情報記憶装置のセキュリティ性
を向上できる等の特長を有する。
【0082】請求項12によれば、第2の可換型記録媒
体に制御プログラムを有効又は無効とする制御プログラ
ム設定情報を記録することにより、制御プログラム設定
情報により制御プログラムを容易に有効又は無効とする
ことができ、各種状況に応じてセキュリティの度合いを
制御できる等の特長を有する。請求項13によれば、第
2の可換型記録媒体に記録された制御プログラム設定情
報により第1の情報記憶装置による第1の可換型記録媒
体へのアクセスのセキュリティの度合いを制御できる等
の特長を有する。
【0083】請求項14によれば、第2の可換型記録媒
体に記録された情報及びアクセス許可情報記憶手段に記
憶された情報に応じて第1の情報記憶装置による第1の
可換型記録媒体へのアクセスを制御できるので、より高
度なアクセス制御が可能となり、第1の可換型記録媒体
へのアクセスのセキュリティ性を向上できる等の特長を
有する。
【0084】請求項15によれば、第2の可換型記録媒
体に記憶された情報とアクセス許可情報記憶手段に記憶
されたアクセス許可情報とが一致するときに、第1の情
報記憶装置による第1の可換型記録媒体へのアクセスを
許可することにより、アクセス許可情報記憶手段に記憶
されたアクセス許可情報とが一致する情報が記録された
第2の可換型記録媒体をもつ者だけが第1の可換型記録
媒体にアクセスできることになり、第1の可換型記録媒
体へのアクセスのセキュリティ性を向上できる等の特長
を有する。
【0085】請求項16によれば、アクセス許可情報記
憶手段に記憶されるアクセス許可情報として第1の情報
記憶装置による第1の可換型記録媒体への情報の書き込
みを許可する書込許可情報を記憶することにより、第1
の可換型記録媒体への情報の書き込みを制限できるの
で、第1の可換型記録媒体に情報を記録して持ち去るこ
とができなくなり、セキュリティ性を向上できる等の特
長を有する。
【0086】請求項17によれば、アクセス許可情報記
憶手段に記憶されるアクセス許可情報として第1の情報
記憶装置による第1の可換型記録媒体からの情報の読み
出しを許可する読出許可情報を記憶することにより、第
1の可換型記録媒体からの情報の読み出しを制限できる
ので、第1の可換型記録媒体から情報を読み出して参照
することができなくなり、セキュリティ性を向上できる
等の特長を有する。
【0087】請求項18によれば、アクセス許可情報記
憶手段に記憶された書込許可情報が有効のときに、第1
の情報記憶装置による第1の可換型記録媒体への情報の
書き込みを許可することにより、第1の可換型記録媒体
への情報の書き込みのセキュリティ性を容易に変更でき
る等の特長を有する。請求項19によれば、アクセス許
可情報記憶手段に記憶された読出許可情報が有効のとき
に、第1の情報記憶装置による第1の可換型記録媒体か
らの情報の読み出しを許可することにより、第1の可換
型記録媒体からの情報の読み出しのセキュリティ性を容
易に変更できる等の特長を有する。
【0088】請求項20によれば、第2の可換型記録媒
体に記録された制御プログラムに応じて第1の情報記憶
装置による第1の可換型記録媒体へのアクセスを制御す
ることにより、制御プログラムが記録された第2の可換
型記録媒体なしでは第1の可換型記録媒体へのアクセス
が行えないため、第1の情報記憶装置のセキュリティ性
を向上できる等の特長を有する。
【0089】請求項21によれば、第2の可換型記録媒
体に制御プログラムを有効又は無効とする制御プログラ
ム設定情報を記録することにより、制御プログラム設定
情報により制御プログラムを容易に有効又は無効とする
ことができ、各種状況に応じてセキュリティの度合いを
制御できる等の特長を有する。請求項22によれば、第
2の可換型記録媒体に記録された制御プログラム設定情
報により第1の情報記憶装置による第1の可換型記録媒
体へのアクセスのセキュリティの度合いを制御できる等
の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図を示す。
【図2】本発明の一実施例の情報記憶システムのブロッ
ク構成図である。
【図3】本発明の一実施例のユーザID管理テーブルの
データ構成図である。
【図4】本発明の一実施例のICカードの概略構成図で
ある。
【図5】本発明の一実施例のICカードのデータ構成図
である。
【図6】本発明の一実施例のMOコントローラの動作フ
ローチャートである。
【図7】本発明の他の実施例の情報記憶システムのブロ
ック構成図である。
【図8】従来の一例のシステム構成図である。
【符号の説明】
1 システム 2 情報記憶システム 3 パーソナルコンピュータ 4 光磁気ディスクカートリッジ 5 光磁気ディスク記録再生部 6(31) ICカード 7 ICカード読取部 8 筐体 11、12 コネクタ 13 ケーブル 14 インタフェース回路 15 ターミネータ 16 MOコントローラ 17 光磁気ディスク 18 RAM 19 ROM 20 ユーザID管理テーブル 21 バイアスコイルドライバ 22 光学系ドライバ 23 アクチュエータドライバ 24 フォーカス・トラッキングアクチュエータドライ
バ 25 スピンドルドライバ 26 バイアスコイル 27 光学系 28 光ピックアップ 29 アクチュエータ 30 スピンドルモータ 32 コンタクト 33 コンタクト部 34 ICカードコントローラ 35 ICカード挿入検出スイッチ 36 ディップスイッチ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の可換型記録媒体に対してアクセス
    を行う第1の情報記憶装置と、 第2の可換型記録媒体に対してアクセスを行う第2の情
    報記憶装置と、 前記第1の情報記憶装置により前記第1の可換型記録媒
    体に対してアクセスを行うのに先だって、前記第2の情
    報記憶装置により前記第2の可換型記録媒体に対してア
    クセスを行い前記第2の可換型記録媒体に記憶された情
    報に基づいて前記第1の情報記憶装置による前記第1の
    可換型記録媒体へのアクセスを制御するアクセス制御手
    段とを有することを特徴とする情報記憶システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の可換型記録媒体が前記第2の
    情報記憶装置によりアクセス可能となる所定の位置に装
    着されたことを検出する装着検出手段を有することを特
    徴とする請求項1記載の情報記憶システム。
  3. 【請求項3】 前記アクセス制御手段は、前記装着検出
    手段により前記第2の可換型記録媒体が前記第2の情報
    記憶装置によりアクセス可能となる所定の位置に装着さ
    れたことを検出されたときに、前記第1の情報記憶装置
    による前記第1の可換型記録媒体へのアクセスを許可す
    ることを特徴とする請求項2記載の情報記憶システム。
  4. 【請求項4】 前記アクセス制御手段は、前記装着検出
    手段により前記第2の可換型記録媒体が前記第2の情報
    記憶装置によりアクセス可能となる所定の位置に装着さ
    れたことを検出されたときに、前記第1の情報記憶装置
    に駆動電源を供給する電源をオンすることを特徴とする
    請求項3記載の情報記憶システム。
  5. 【請求項5】 前記第2の情報記憶装置は、前記第2の
    可換型記録媒体に記録された情報の読み出しを行う情報
    読出手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか一項記載の情報記憶システム。
  6. 【請求項6】 前記アクセス制御手段は、前記第2の可
    換型記録媒体から前記情報読出手段により読み出した情
    報に基づいて前記第1の情報記憶装置による前記第1の
    可換型記録媒体へアクセスを制御することを特徴とする
    請求項5記載の情報記憶システム。
  7. 【請求項7】 前記第2の可換型記録媒体は、前記第1
    の情報記憶装置による前記第1の可換型記録媒体への情
    報の書き込みを許可する書込許可情報が記録されたこと
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項記載の情報
    記憶システム。
  8. 【請求項8】 前記第2の可換型記録媒体は、前記第1
    の情報記憶装置による前記第1の可換型記録媒体からの
    情報の読み出しを許可する読出許可情報が記録されたこ
    とを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項記載の情
    報記憶システム。
  9. 【請求項9】 前記アクセス制御手段は、前記第2の情
    報記憶装置によるアクセスの結果、前記第2の可換型記
    録媒体に記録された前記書込許可情報が有効のときに、
    前記第1の情報記憶装置による前記第1の可換型記録媒
    体への情報の書き込みを許可することを特徴とする請求
    項7又は8記載の情報記憶システム。
  10. 【請求項10】 前記アクセス制御手段は、前記第2の
    情報記憶装置によるアクセスの結果、前記第2の可換型
    記録媒体に記録された前記読出許可情報が有効のとき
    に、前記第1の情報記憶装置による前記第1の可換型記
    録媒体からの情報の読み出しを許可することを特徴とす
    る請求項8又は9記載の情報記憶システム。
  11. 【請求項11】 前記第2の可換型記録媒体は、前記ア
    クセス制御手段を制御する制御プログラムが記録されて
    なり、 前記アクセス制御手段は、前記第2の可換型記録媒体に
    記録された制御プログラムに応じて前記第1の情報記憶
    装置による前記第1の可換型記録媒体へのアクセスを制
    御することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一
    項記載の情報記憶システム。
  12. 【請求項12】 前記第2の可換型記録媒体は、前記制
    御プログラムを有効又は無効とする制御プログラム設定
    情報が記録されたことを特徴とする請求項11記載の情
    報記憶システム。
  13. 【請求項13】 前記アクセス制御手段は、前記第2の
    情報記憶装置による前記第2の可換型記録媒体へのアク
    セスの結果、前記第2の可換型記録媒体に記録された前
    記制御プログラム設定情報が有効に設定されているとき
    には、前記制御プログラムに応じて前記第1の情報記憶
    装置による前記第1の可換型記録媒体へのアクセスを制
    御し、 前記第2の情報記憶装置による前記第2の可換型記録媒
    体へのアクセスの結果、前記第2の可換型記録媒体に記
    録された前記制御プログラム設定情報が無効に設定され
    ているときには、前記制御プログラムによらず前記第1
    の情報記憶装置による前記第1の可換型記録媒体へのア
    クセスを制御することを特徴とする請求項12記載の情
    報記憶システム。
  14. 【請求項14】 第1の可換型記録媒体に対してアクセ
    スを行う第1の情報記憶装置と、 第2の可換型記録媒体に対してアクセスを行う第2の情
    報記憶装置と、 前記第1の情報記憶装置による前記第1の可換型記録媒
    体へのアクセスを許可するアクセス許可情報が記憶され
    たアクセス許可情報記憶手段と、 前記第1の情報記憶装置により前記第1の可換型記録媒
    体に対してアクセスを行うのに先だって、前記第2の情
    報記憶装置により前記第2の可換型記録媒体に対してア
    クセスを行い前記第2の可換型記録媒体に記憶された情
    報及び前記アクセス許可情報記憶手段に記憶された前記
    アクセス許可情報とが所定の条件を満足したときに、前
    記第1の情報記憶装置による前記第1の可換型記録媒体
    へのアクセスを制御するアクセス制御手段とを有するこ
    とを特徴とする情報記憶システム。
  15. 【請求項15】 前記アクセス制御手段は、前記第2の
    可換型記録媒体に記憶された情報と前記アクセス許可情
    報記憶手段に記憶された前記アクセス許可情報とが一致
    するときに、前記第1の情報記憶装置による前記第1の
    可換型記録媒体へのアクセスを許可することを特徴とす
    る請求項14記載の情報記憶システム。
  16. 【請求項16】 前記アクセス許可情報記憶手段は、前
    記アクセス許可情報として、前記第1の情報記憶装置に
    よる前記第1の可換型記録媒体への情報の書き込みを許
    可する書込許可情報が記憶されたことを特徴とする請求
    項14又は15記載の情報記憶システム。
  17. 【請求項17】 前記アクセス許可情報記憶手段は、前
    記第1の情報記憶装置による前記第1の可換型記録媒体
    からの情報の読み出しを許可する読出許可情報が記憶さ
    れたことを特徴とする請求項14乃至16のいずれか一
    項記載の情報記憶システム。
  18. 【請求項18】 前記アクセス制御手段は、前記アクセ
    ス許可情報記憶手段に記憶された前記書込許可情報が有
    効のときに、前記第1の情報記憶装置による前記第1の
    可換型記録媒体への情報の書き込みを許可することを特
    徴とする請求項16又は17記載の情報記憶システム。
  19. 【請求項19】 前記アクセス制御手段は、前記アクセ
    ス許可情報記憶手段に記憶された前記読出許可情報が有
    効のときに、前記第1の情報記憶装置による前記第1の
    可換型記録媒体からの情報の読み出しを許可する読出許
    可情報が記憶されたことを特徴とする請求項17又は1
    8記載の情報記憶システム。
  20. 【請求項20】 前記第2の可換型記録媒体は、前記ア
    クセス制御手段を制御する制御プログラムが記録されて
    なり、 前記アクセス制御手段は、前記第2の可換型記録媒体に
    記録された制御プログラムに応じて前記第1の情報記憶
    装置による前記第1の可換型記録媒体へのアクセスを制
    御することを特徴とする請求項14乃至19のいずれか
    一項記載の情報記憶システム。
  21. 【請求項21】 前記第2の可換型記録媒体は、前記制
    御プログラムを有効又は無効とする制御プログラム設定
    情報が記録されたことを特徴とする請求項20記載の情
    報記憶システム。
  22. 【請求項22】 前記アクセス制御手段は、前記第2の
    情報記憶装置による前記第2の可換型記録媒体へのアク
    セスの結果、前記第2の可換型記録媒体に記録された前
    記制御プログラム設定情報が有効に設定されているとき
    には、前記制御プログラムに応じて前記第1の情報記憶
    装置による前記第1の可換型記録媒体へのアクセスを制
    御し、 前記第2の情報記憶装置による前記第2の可換型記録媒
    体へのアクセスの結果、前記第2の可換型記録媒体に記
    録された前記制御プログラム設定情報が無効に設定され
    ているときには、前記制御プログラムによらず前記第1
    の情報記憶装置による前記第1の可換型記録媒体へのア
    クセスを制御することを特徴とする請求項21記載の情
    報記憶システム。
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