JPS6337446A - フアイルアクセス権限検査方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本方式は複数の利用者が、磁気ディスク等に搭載された
ファイルを利用する場合に好適なファイル・アクセス権
限検査方式に関する。

〔従来の技術〕

複数の利用者が使用する電子計算機システムにおいては
、悪意のある利用者によるファイル内情報の盗み出しや
、不注意あるいは悪意によるファイル内情報の破壊の恐
れが存在する。

この間＠を解決するため、従来、利用者毎に識別番号や
名称を定め、計算機システム内の特定ファイルに、計算
機システム内の各ファイルの名称と各ファイルに対し、
そのファイルを使用できる利用者の識別番号や名称と各
利用者のアクセス権限（例えば参照のみ可能あるいは更
新可能等）を登録する手段と、利用者が計算機利用時に
車利用者を識別番号・名称と、使用するファイル名称及
びファイルへのアクセス権限を指定し、これをカードか
ら登録された対象ファイル名称及びアクセス権限と照合
して、該利用者に使用が許されていない場合、あるいは
、アクセス要求種別が登録されたアクセス権限と合致し
ない場合は、ファイルアクセスを不許可にする手段を設
ける方式が存在した。更にユーザ識別番号・名称と共に
パスワードを指定することによシ、ユーザ識別番号・名
称が他人に知られても、そのユーザ識別番号・名称で使
用できるファイル内容を破壊されたり、盗まれたりする
危険性を減少させている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし上記の従来方式には次のような問題点が存在した
。

（１）％定のファイルに、該電子計算機システム内の全
ファイルの名称と、その各々のファイルに対して、アク
セスできる利用者の識別名称とその利用者が持つファイ
ル参照・更新等のアクセス権限の情報を常時登録して置
く必要があ夛、該電子計算機システム内のファイル数や
計算機利用者数が多い場合には、登録情報を蓄積するフ
ァイル容量が大きくなる。

（２）利用者のファイル利用要求毎に、アクセス権限情
報を蓄積するファイル？検索し、当該ファイルへの利用
者のアクセス権限を検査しなければならず、ＣＰ　ＵＪ
Ｐ、磁気ディスクの使用時間が増大する。

（３）　　利用者の識別番号・名称とそのパスワードが
共に他の利用者に矧られれば、ファイル内容が盗まれた
り、こわされたりする恐れが存在する。

本発明の目的は、従来方式の欠点であるファイルメモＩ
Ｊ　Ｒ・ＣＰＵ使用量、入出力回路を増加させることな
く、かつユーザ識別番号・名称やパスワードより高い機
密性を保ちながらファイルアクセス権限全検査し、不当
なファイルアクセスを防止することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、ＩＣカード、レーザーカード、磁気カード
等の、情報が記録可能なカードに登録した、当該ファイ
ル所持者が利用できる少なくとも１以上のファイル識別
名称とそのファイルで使用できる、参照・更新等のアク
セス権限の情報を電子計算機システムに入力する手段と
、要求されたファイル・アクセス要求（ファイルとそれ
に対する参照・更新等のアクセス種別情報）とカードか
ら入力されたアクセス権限情報を照合し、アクセス権限
情報に許可されていないファイルアクセス要求全無効に
する手ｌｉｔ役けることにより達成される。

〔作用〕

各利用者の使用できるファイル識別番号・名称とそのフ
ァイルに対するアクセス権限の情報を記録したカード内
の情報は利用者が計算機を利用する時間のみ計算機シス
テムに保持すればよい。従って、計算機の全利用者の各
ファイルアクセス権限情報を常時計算機システムのファ
イルメモリ内に蓄積して置く必要がないので、磁気ディ
スク等に搭載するファイル・メモリ量を削減することが
出来る。また、ファイル・アクセス要求時に照合するア
クセス権限情報は当利用者のファイルアクセス権限情報
のみを検索して求めればよいので、ＣＰＵ９．用時間、
ファイル入出力時間の削減を計ることが出来る。更にユ
ーザ識別番号・名称やそのパスワードを入力して計算機
を使用する必要がなくなるので、ユーザ識別番号・名称
やパスワードを他人に知られることによりファイル内容
の盗み出しや破壊が行なわれる危険性が減少する。

１〔実施例〕 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。

第１図は本発明の一実施例の機能構成図である。

１は当カード所有者が使用できる、少なくとも１以上の
ファイル識別名称とアクセス権限を記録したＩＣカード
・レーザーカード・磁気カード等の、情報を記録可能な
カードである。２はカードに記録されたファイル・アク
セス権限情報を入力して３に蓄積する部分である。３は
カードから入力されたファイルアクセス権限情報すなわ
ち使用できる１つ以上のファイル識別名称、そのファイ
ルに対する更新権・参照槽等のアクセス権限情報、を蓄
積する部分である。４は、利用者が当面の仕事のために
予約ｔＶ求するファイル名称とそのファイルに対するア
クセス権限情報を入力する端末キ−ボードである。５は
キーボード４よリファイル識別名称とファイルアクセス
権限情報を入力する部分である。６Ｆｉ入力部５で入力
されたファイルアクセス要求を３内のファイルアクセス
権限情報と照合する部分である。７は照合部６の照合結
果にもとづき、要求の受付・拒絶をデイスプレィ８に表
示する表示部である。９は照合部６により正しく受は付
けられたファイルアクセス予約要求を記録する部分であ
る。１０はプログラム実行要求を入力する端末キーボー
ドである。１１はキーボード１０よりプログラム実行要
求を入力する部分である。１２は実行要求入力部１１に
よ多入力された実行要求プログラムを蓄積しているファ
イルが予約情報記録部９内に記録されているかを照合し
、さらにファイルのアクセス権が前記記録部９に記録さ
れているかを検査する部分である。１３は１２の結果に
もとづき、プログラム・ファイルの使用可能可否金デイ
スプレィ１４に表示する部分である。１５は該プログラ
ムを蓄積するファイルである。１６は照合部１２で当該
プログラム・ファイルの使用が許可された場合、当該プ
ログラム・ファイル１５より要求されたプログラムを入
力する部分である。１７は入力部１６で入力されたプロ
グラムが使用するファイルとそのアクセス要求が９に記
録されたファイルアクセス権限予約情報で許可されてい
るかを照合する部分である。

１８は照合部１７の結果にもとづき該プログラムの使用
するファイルの使用可否をデイスプレィ１９に表示する
部分である。２０は該プログラムが使用する少なくとも
１以上のファイルである。

２１は該プログラム？実行する部分である。

第２図に第１図１の情報記録可能なカードに記録された
情報の例を示す。２２は利用者識別名称の記録である。

２３は該利用者が利用可能な少なくとも１以上のファイ
ル識別名称の記録である、２４は該利用者の各使用可能
なファイルに対する参照・更新等のアクセス権限記録で
ある。

第３図は本発明の一実施例における処理手順をフローチ
ャートで示したものである。処理３１は第１図２にば当
し、利用者がカードを計算機に装填した時に、カード内
の、該利用者がアクセス権限をもつ少なくとも１つのフ
ァイルのファイル識別名称とそのファイルに対し該利用
者が持つアクセス催眠の情報を計算機内に入力し第１図
ファイルアクセス権限情報記憶部３に蓄積する。処理３
２〜３５は当面の仕事のため利用者がファイル・アクセ
ス権を予約する処理である。処理３３は第１図５に該当
し、端末より、後にプログラム実行で使用するファイル
識別名称と、そのアクセス種別（参照・更新等）を予約
入力する。処理３４は第１図の６に該当する処理であり
、端末よシ要求されたファイルの識別名称が搏１図３の
アクセス権限情報記憶部に蓄積されているか金調べ、も
しあれば、要求したファイルアクセス種別がアクセス権
限情報記憶部内の当該ファイルに対するアクセス権限に
許可されているかを調べる。たとえばアクセス権限に「
更新可」が指定されていれば。

要求したアクセス種別が「参照」でも「更新」でも許可
されるが、アクセス権限が「参照」であれば、要求アク
セス種別が「参照」の場合のみ許可され、「更新」の場
合は許可されない。許可されたファイル・アクセス予約
要求は９に蓄積される。

処理３５は処理３４の検査結果に応じてファイルのアク
セス予約要求の許可・不許可全端末デイスプレィに表示
する部分である。処理３３〜３５を繰シ返して、後の処
理で必要な各ファイルの予約を行なう。

必要と思われるファイルの予約が完了すれば。

利用者は第１図の１１に該当する処理３６によりプログ
ラムの実行を端末より要求する。処理３７は第１図１２
に該当し、ファイルアクセス予約情報記録部９に要求さ
れたプログラムを含むプログラムファイルの識別名称が
記録されてお勺、当ファイルの参照が許されているかを
検査する。処理３８は第１図１３に該当し、プログラム
・ファイルのアクセス要求の可否を端末デイスプレィに
表示する。処理３９はアクセス要求の可否に従い処理全
分岐させる処理である。該プログラム・ファイル・アク
セス要求が拒絶されれば処理３２以下に戻り、ファイル
アクセス予約のやり直しや、あるいは他のプログラムの
実行要求を行なう。プログラム・ファイルアクセス要求
が許可されれば、第１図の１６に該当する処理４０によ
シ、プログラム蓄積ファイル１５よす該当プログラムを
入力する。

処理４１〜４３は該当プログラムが使用する各ファイル
のアクセス権限を照合する部分である。

処理４２は第１図１７に該当し、プログラムが使用して
いるファイルの識別名称がファイルアクセス予約情報記
鎌部９に記録されており、かつ記録された該ファイルの
アクセス権限が該ファイルのアクセス要求を許すもので
あるかを判定する。処理４３は第１図１８に該当し、該
ファイルの使用の可否を端末デイスプレィに表示する。

処理４１によシ処理４２〜４３を該プログラムの全使用
ファイルについて行なったことを判定すれば、処理４４
によシ、全使用ファイルがすべて使用可能であるかを判
定する。もし全使用ファイルが使用可能であれば、第１
図２１に該当する処理４５により、ファイル２０を使用
しながら該プログラムを実行し、実行が終了すれば処理
３２にもどる。処理４４の判定で使用できないファイル
があると判定された場合は、直ちに３２の処理にもどり
、必要なファイルのアクセス予約や、別のプログラムの
実行要求を行なう。

本実施例では、ファイルアクセスを予約する手段と、プ
ログラム実行時に使用ファイルのアクセス権を要求する
手段を分離することにより、プログラム実行時のアクセ
ス権限検出に要するＣＰＵ使用時間を更に削減すること
を可能くしている。

本実施例の手段に加え、情報記録可能なカード内の情報
を計算機システムに装填して更新する手段を設けること
により、利用者が使用可能なファイルの追加・削減やア
クセス権限の更新が容易になり、メモリカードを利用し
たファイル使用検査方式の実用性を更に高めることが出
来る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、計算機の全利用者に対し、各利用者の
使用可能なファイル識別名称・番号や該利用者の該ファ
イルに対するファイルアクセス権限σ情報を常時計算機
システム内のファイルに蓄積する必要がないので、計算
機システムのファイル容量の削減を計ることが出来る。

又、利用者のファイルアクセス要求時のファイル・アク
セス権限情報との照合は、該利用者のファイルアクセス
Ｆ側限情報のみを検索すればよいので、ＣＰＵ使用時間
・ファイル入出力時間の削減を計ることが出来る。更に
ユーザ識別番号・名称やそのパスワードを入力して計算
機を使用する必要がなくなるので、ユーザ識別番号・名
称やパスワードを他人に知られて、それによりファイル
内容の盗み出しや破壊が行なわれる危険性が減少する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の機能構成図、第２図は本発
明の一実施例における、情報記録可能なカードに記録さ
れた情報の例、第３図は本発明の一実施例における処理
手順を示すフローチャートである。 １・・・情報記録カード、２・・・カード情報入力部、
３・・・ファイルアクセス、ｔｎ限情報記鎌部、５・・
・７アイルアクセス予約要求入力部、６・・・ファイル
アクセス権照合部、９・・・ファイル・アクセス権予約
情報記録部、１１・・・プログラム実行要求入力部、１
２・・・プログラムファイル参照権照合部、１６・・・
プログラム入力部、１７・・・該プログラム使用ファイ
ルアクセス権照合部。 兜　　ｌ　国 第　２　ｍ ２２　ｆ’ｌＮｌ制践別、ｆｉ　７ｂＴ２３　７ア僧し
職別２る坏 ２４　　ア７乞人書γ（

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ファイルを使用する計算機システムにおいて、記録
   機能を有するカードに記録された、少なくとも１つのフ
   ァイル識別名称又は番号と、そのファイルに対する参照
   権・更新権等のアクセス権限情報を入力する手段と、計
   算機システムを使用する際に、必要なプログラム蓄積フ
   ァイルやデータ蓄積ファイルに対するアクセス権限を要
   求する手段と、要求されたファイルとそれに対するアク
   セス権を、カードから入力されたファイルに対するアク
   セス権限情報を照合し、カードから入力されたアクセス
   権限情報で指定されていないファイルに対する参照・更
   新、あるいはファイル参照権限は許可されていないファ
   イルに対する更新を抑止する手段を有することを特徴と
   する、ファイルアクセス権限検査方式。