JPH0629161U - レーザダイオード駆動回路 - Google Patents
レーザダイオード駆動回路Info
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- JPH0629161U JPH0629161U JP6298592U JP6298592U JPH0629161U JP H0629161 U JPH0629161 U JP H0629161U JP 6298592 U JP6298592 U JP 6298592U JP 6298592 U JP6298592 U JP 6298592U JP H0629161 U JPH0629161 U JP H0629161U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーザダイオードに鋭いパルス状の駆動電流
を流すことのできるレーザダイオード駆動回路を提供す
る。 【構成】 パルス発生器11と、パルス発生器11から
のパルス出力を増幅するバッファ回路15と、該バッフ
ァ回路15に直列接続され該バッファ回路の出力でレー
ザダイオード21を駆動させる駆動回路18とを備えて
いるレーザダイオード駆動回路において、前記バッファ
回路15と駆動回路18との直列回路に、前記パルス出
力を増幅するバッファ回路16,17と該バッファ回路
16,17の出力でレーザダイオード21を駆動させる
駆動回路19,20とからなる直列回路を少なくとも1
つ並列接続した。
を流すことのできるレーザダイオード駆動回路を提供す
る。 【構成】 パルス発生器11と、パルス発生器11から
のパルス出力を増幅するバッファ回路15と、該バッフ
ァ回路15に直列接続され該バッファ回路の出力でレー
ザダイオード21を駆動させる駆動回路18とを備えて
いるレーザダイオード駆動回路において、前記バッファ
回路15と駆動回路18との直列回路に、前記パルス出
力を増幅するバッファ回路16,17と該バッファ回路
16,17の出力でレーザダイオード21を駆動させる
駆動回路19,20とからなる直列回路を少なくとも1
つ並列接続した。
Description
【0001】
この考案は、例えばレーザレーダに使用されるレーザダイオード駆動回路に関 する。
【0002】
従来から、かかるレーザダイオード駆動回路として図3に示すものが知られて いる。図3において、1はパルス電圧を発生するパルス発生器、2は前記パルス 電圧を増幅するバッファ回路、3はバッファ回路2が出力するパルス電流によっ てレーザダイオード4を駆動させる駆動回路である。
【0003】 駆動回路3には、FETやサイリスタ等の駆動素子が使用され、この駆動素子 のオン電流上昇率(オン電流の立上り)は速いものでも、0.3〜0.5[A/nse c]程度である。このため、レーザダイオード4の駆動電流(半値幅)が10[ A/10nsec]以上となるのに、立上り時間が20nsec以上と長くなってしまい、 鋭いパルス状の駆動電流をレーザダイオード4に流すことができない。
【0004】 そこで、図4に示すように、バッファ回路2の後段に複数の駆動回路3a,3b, 3cを並列接続してレーザダイオード4に鋭いパルス状の駆動電流を流すように したレーザダイオード駆動回路が提案されている。
【0005】
しかしながら、このようなレーザダイオード駆動回路にあっては、バッファ回 路2の後段に複数の駆動回路3a〜3cを並列接続しただけであるから、駆動回路 3a〜3c全体のインピーダンスが低くなりバッファ回路2から出力される駆動電 流は3分割されてしまい、各駆動回路3a〜3cの駆動素子T1〜T3のゲート電流 は1/3となる。つまり、各駆動素子T1〜T3のゲート電流の上昇率は1/3とな り、各駆動素子T1〜T3のオン電流i1〜i3の上昇が図5に示すように遅いものと なる。この結果、レーザダイオード4に流れる駆動電流i=i1+i2+i3が10[ A](半値幅20nsec)に達するまでに相当な時間(20nsec)を要してしまい 、結局レーザダイオード4に鋭いパルス状の駆動電流を流すことができないとい う問題があった。
【0006】 この問題を解決するために、バッファ回路2から大電流を出力させる方法があ るが、しかし、バッファ回路2から出力する電流にも限界があり、また、特にパ ワーMOSFETは入力ゲートの容量が大きいので、1つのバッファ回路2で3 つの駆動回路3a〜3cを短時間で駆動させることは困難であり、したがって、レ ーザダイオード4に鋭いパルス状の駆動電流を流すことは難しかった。
【0007】 この考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、レーザダイオ ードに鋭いパルス状の駆動電流を流すことのできるレーザダイオード駆動回路を 提供することにある。
【0008】
この考案は、上記目的を達成するため、パルス発生器と、該パルス発生器から のパルス出力を増幅するバッファ回路と、該バッファ回路に直列接続され該バッ ファ回路の出力でレーザダイオードを駆動させる駆動回路とを備えているレーザ ダイオード駆動回路において、 前記バッファ回路と駆動回路との直列回路に、前記パルス出力を増幅するバッ ファ回路と該バッファ回路の出力で前記レーザダイオードを駆動させる駆動回路 とからなる直列回路を少なくとも1つ並列接続したことを特徴とする。
【0009】
この考案は、バッファ回路と駆動回路との直列回路に、パルス出力を増幅する バッファ回路と該バッファ回路の出力で前記レーザダイオードを駆動させる駆動 回路とからなる直列回路を少なくとも1つ並列接続したものであるから、レーザ ダイオードに鋭いパルス状の駆動電流を流すことができる。
【0010】
以下、この考案に係るレーザダイオード駆動回路の実施例を図面に基づいて説 明する。
【0011】 図1において、11はパルス電圧を発生するパルス発生器、12〜14はパル ス発生器11が出力するパルス電圧を増幅するバッファ回路、15〜17はバッ ファ回路12〜14の立上りのバラツキを補正してバッファ回路12〜14を同 時にオン・オフさせる位相回路、18〜20はFETQ1〜Q3からなる駆動回路 である。そして、位相回路15とバッファ回路12と駆動回路18との直列回路 に、位相回路16,17とバッファ回路13,14と駆動回路19,20とによる 直列回路が並列接続されているものである。
【0012】 駆動回路18〜20は、バッファ回路12〜14の駆動用電流によってオンし てレーザダイオード21に駆動電流を流すものであり、R1〜R3は電流制限抵抗 、22は直流電源である。
【0013】 いま、パルス発生器11から図2に示すようにパルス電圧が出力されると、バ ッファ回路12〜14はそのパルス電圧を増幅して駆動用電流を出力する。この 駆動用電流は位相回路15〜17の補正によりバッファ回路12〜14から同時 に出力されることとなる。
【0014】 そして、バッファ回路12〜14から出力される駆動用電流により駆動回路1 8〜20はオンして駆動電流I1〜I3を流す。これら各駆動電流I1〜I3の立上 りは従来と同様に0.5[A/nsec]程度であれば、7nsec後に各駆動電流I1〜 I3は3.5[A]に達する。
【0015】 レーザダイオード21に流れる駆動電流Iは、各駆動電流I1〜I3の総和であ るから、3.5×3=10.5となり、駆動電流Iが10.5[A]に達するまで の時間は約7nsecである。これは、従来の1/3の時間で従来と同様に10.5[ A]の駆動電流が流せ、レーザダイオード21に鋭いパルス状の駆動電流を流せ ることができ、ガス放電管やマイクロ波素子等の特殊高圧スイッチ部品は不要で ある。
【0016】 さらに、並列接続の数を増加させれば、もっと短時間で10.5[A]の駆動 電流が流せることになる。
【0017】 上記実施例では、位相回路15〜17とバッファ回路12〜14と駆動回路1 8〜20とによる直列回路を3つ並列接続したものであるが、これに限るもので はなく例えば2つであってもよい。また、バッファ回路12〜14の立上りが同 時であれば位相回路15〜17を省略してもよい。
【0018】
この考案によれば、バッファ回路と駆動回路との直列回路を複数組並列接続し たものであるから、レーザダイオードに鋭いパルス状の駆動電流を流すことがで き、ガス放電管やマイクロ波素子等の特殊高圧スイッチ部品は不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係わるレーザダイオード駆動回路の
構成を示したブロック図、
構成を示したブロック図、
【図2】図1の主要な回路の出力を示したタイムチャー
ト、
ト、
【図3】従来のランプのレーザダイオード駆動回路の構
成を示したブロック図、
成を示したブロック図、
【図4】従来のランプのレーザダイオード駆動回路の構
成を示したブロック図、
成を示したブロック図、
【図5】図4の主要な回路の出力を示したタイムチャー
トである。
トである。
11 パルス発生器 15〜17 バッファ回路 18〜20 駆動回路 21 レーザダイオード
Claims (2)
- 【請求項1】パルス発生器と、該パルス発生器からのパ
ルス出力を増幅するバッファ回路と、該バッファ回路に
直列接続され該バッファ回路の出力でレーザダイオード
を駆動させる駆動回路とを備えているレーザダイオード
駆動回路において、 前記バッファ回路と駆動回路との直列回路に、前記パル
ス出力を増幅するバッファ回路と該バッファ回路の出力
で前記レーザダイオードを駆動させる駆動回路とからな
る直列回路を少なくとも1つ並列接続したことを特徴と
するレーザダイオード駆動回路。 - 【請求項2】前記直列回路のバッファ回路の前段に各バ
ッファ回路の立上り遅延を補正する位相回路を設けたこ
とを特徴とする請求項1のレーザダイオード駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6298592U JPH0629161U (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | レーザダイオード駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6298592U JPH0629161U (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | レーザダイオード駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629161U true JPH0629161U (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=13216170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6298592U Pending JPH0629161U (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | レーザダイオード駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629161U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006067890A1 (ja) * | 2004-12-22 | 2006-06-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 光送信回路 |
KR102133989B1 (ko) * | 2019-12-27 | 2020-07-14 | 주식회사 디에이치에스 | 다중 배열 레이저 광 출력 제어장치 및 그 방법 |
JP2020187124A (ja) * | 2019-05-13 | 2020-11-19 | アナログ・ディヴァイシス・インターナショナル・アンリミテッド・カンパニー | 自己安定化光出力位相を有する飛行時間送信機 |
-
1992
- 1992-09-08 JP JP6298592U patent/JPH0629161U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006067890A1 (ja) * | 2004-12-22 | 2006-06-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 光送信回路 |
JP2020187124A (ja) * | 2019-05-13 | 2020-11-19 | アナログ・ディヴァイシス・インターナショナル・アンリミテッド・カンパニー | 自己安定化光出力位相を有する飛行時間送信機 |
KR102133989B1 (ko) * | 2019-12-27 | 2020-07-14 | 주식회사 디에이치에스 | 다중 배열 레이저 광 출력 제어장치 및 그 방법 |
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