JPH06291530A - 周波数切換式ガラスアンテナ - Google Patents
周波数切換式ガラスアンテナInfo
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- JPH06291530A JPH06291530A JP7716393A JP7716393A JPH06291530A JP H06291530 A JPH06291530 A JP H06291530A JP 7716393 A JP7716393 A JP 7716393A JP 7716393 A JP7716393 A JP 7716393A JP H06291530 A JPH06291530 A JP H06291530A
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- JP
- Japan
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- pattern
- antenna
- radiation
- glass antenna
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 モノポールアンテナ並みのスペースに配設で
き、且つ切換部材を必要としない周波数切換式ガラスア
ンテナを提供すること。 【構成】 長さの異なる第1放射用パターン2と第2放
射用パターン3との一端同士を結合させガラス面Wの上
下方向に対しV字状に配設し、このV字状パターンの下
方に接地用パターン4を配設してガラスアンテナ1を形
成した。又、V字状パターン下端部Fに給電用同軸ケー
ブルの芯線を接続し、接地用パターン4の上端中央部E
に前記ケーブルの編組線を接続し、前記ケーブルの他端
を自動車電話のアンテナ端子に接続した。この構成によ
れば異なる2つの周波数に共振させることができる。し
かも切換部材を必要としない。又、接地用パターン4を
共用にしたため全体としてモノポールアンテナ並みのス
ペースに配設できる。
き、且つ切換部材を必要としない周波数切換式ガラスア
ンテナを提供すること。 【構成】 長さの異なる第1放射用パターン2と第2放
射用パターン3との一端同士を結合させガラス面Wの上
下方向に対しV字状に配設し、このV字状パターンの下
方に接地用パターン4を配設してガラスアンテナ1を形
成した。又、V字状パターン下端部Fに給電用同軸ケー
ブルの芯線を接続し、接地用パターン4の上端中央部E
に前記ケーブルの編組線を接続し、前記ケーブルの他端
を自動車電話のアンテナ端子に接続した。この構成によ
れば異なる2つの周波数に共振させることができる。し
かも切換部材を必要としない。又、接地用パターン4を
共用にしたため全体としてモノポールアンテナ並みのス
ペースに配設できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に車両の窓ガラスに
配設されるガラスアンテナの改良に関する。
配設されるガラスアンテナの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の窓ガラスアンテナの一例として本
出願人が出願した窓ガラスアンテナ(実願平4−386
28号)のパターン図を図12に示す。この窓ガラスア
ンテナ80は、ガラス面の上下方向に放射用パターン8
1を配設し、下方に中抜きの形状をした接地用パターン
82を配設したものである。そして、放射用パターン8
1の下端部81aに給電用同軸ケーブルの芯線を接続
し、接地用パターン82の上端中央部82aに給電用同
軸ケーブルの編組線を接続し、このケーブルの他端を自
動車電話装置やラジオのアンテナ端子に接続していた。
出願人が出願した窓ガラスアンテナ(実願平4−386
28号)のパターン図を図12に示す。この窓ガラスア
ンテナ80は、ガラス面の上下方向に放射用パターン8
1を配設し、下方に中抜きの形状をした接地用パターン
82を配設したものである。そして、放射用パターン8
1の下端部81aに給電用同軸ケーブルの芯線を接続
し、接地用パターン82の上端中央部82aに給電用同
軸ケーブルの編組線を接続し、このケーブルの他端を自
動車電話装置やラジオのアンテナ端子に接続していた。
【0003】このようにアンテナをガラス面に形成した
ので、ホイップアンテナのような突起部がなくなり、車
両走行時の空気抵抗を低減させることができた。又、外
観向上の面でも好適であった。
ので、ホイップアンテナのような突起部がなくなり、車
両走行時の空気抵抗を低減させることができた。又、外
観向上の面でも好適であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの窓ガラス
アンテナ80は所謂モノポールアンテナ(単一周波数用
アンテナ)であったため、異なる周波数で用いるために
はアンテナをもう一組用意しなければならなかった。し
かし、1枚の窓ガラスに二組のモノポールアンテナを配
設するには倍のスペースが必要であり、又、アンテナの
切換えに別途切換部材(例えば、短絡部材または切換ス
イッチ等)が必要な場合もあった。そこで本発明の目的
は、モノポールアンテナ並みのスペースに配設でき、且
つ切換部材を必要としない周波数切換式ガラスアンテナ
を提供することにある。
アンテナ80は所謂モノポールアンテナ(単一周波数用
アンテナ)であったため、異なる周波数で用いるために
はアンテナをもう一組用意しなければならなかった。し
かし、1枚の窓ガラスに二組のモノポールアンテナを配
設するには倍のスペースが必要であり、又、アンテナの
切換えに別途切換部材(例えば、短絡部材または切換ス
イッチ等)が必要な場合もあった。そこで本発明の目的
は、モノポールアンテナ並みのスペースに配設でき、且
つ切換部材を必要としない周波数切換式ガラスアンテナ
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、長さの異なる第1放射用パターンと第2放
射用パターンとの一端同士を結合させガラス面の上下方
向に対しV字状に配設し、このV字状パターンの下方に
接地用パターンを配設した。
に本発明は、長さの異なる第1放射用パターンと第2放
射用パターンとの一端同士を結合させガラス面の上下方
向に対しV字状に配設し、このV字状パターンの下方に
接地用パターンを配設した。
【0006】前記第1及び第2放射用パターンをガラス
面の上下方向に対しU字状に配設してもよい。
面の上下方向に対しU字状に配設してもよい。
【0007】前記第1放射用パターンの長さを第1の波
長λ1に対し約(1/4)λ1とし、前記第2放射用パ
ターンの長さを第2の波長λ2に対し約(1/5)λ2
〜約(1/4)λ2とし、前記接地用パターンの上下方
向の長さを約(1/4)λ1〜約(1/4)λ2とし、
前記接地用パターンの左右方向の長さを約(1/4)λ
2〜約(3/4)λ1としてもよい。
長λ1に対し約(1/4)λ1とし、前記第2放射用パ
ターンの長さを第2の波長λ2に対し約(1/5)λ2
〜約(1/4)λ2とし、前記接地用パターンの上下方
向の長さを約(1/4)λ1〜約(1/4)λ2とし、
前記接地用パターンの左右方向の長さを約(1/4)λ
2〜約(3/4)λ1としてもよい。
【0008】前記放射用パターン又は前記接地用パター
ンを中抜きの形状としてもよい。
ンを中抜きの形状としてもよい。
【0009】
【作用】長さの異なる2つの放射用パターンの一端同士
を結合させたので、異なる2つの周波数に共振させるこ
とができる。又、周波数切換用に短絡部材や切換スイッ
チ等を設ける必要がない。一方、接地用パターンは共用
にしたので放射用パターンを横並びに1本追加した点を
除くとモノポールアンテナと殆ど構成が変わらない。従
って、大きさもモノポールアンテナ並みにすることがで
き比較的狭いスペースに配設できる。
を結合させたので、異なる2つの周波数に共振させるこ
とができる。又、周波数切換用に短絡部材や切換スイッ
チ等を設ける必要がない。一方、接地用パターンは共用
にしたので放射用パターンを横並びに1本追加した点を
除くとモノポールアンテナと殆ど構成が変わらない。従
って、大きさもモノポールアンテナ並みにすることがで
き比較的狭いスペースに配設できる。
【0010】両放射用パターンをU字状に配設すると左
右への拡がりが少なくなり省スペースが可能となる。
右への拡がりが少なくなり省スペースが可能となる。
【0011】放射用パターン及び接地用パターンの大き
さを一定の条件に従って設定することによりモノポール
アンテナに近い周波数特性を得ることができる。
さを一定の条件に従って設定することによりモノポール
アンテナに近い周波数特性を得ることができる。
【0012】放射用パターン又は接地用パターンを中抜
きの形状にすることにより視界の向上を図ることができ
る。
きの形状にすることにより視界の向上を図ることができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。尚、800MHz帯及び1.5G
Hz帯用アンテナについて説明するがこれらの周波数に
限定されるものではない。
照しながら説明する。尚、800MHz帯及び1.5G
Hz帯用アンテナについて説明するがこれらの周波数に
限定されるものではない。
【0014】図1は本発明に係る周波数切換式ガラスア
ンテナの第1実施例のアンテナパターン図である。第1
実施例は請求項1の発明に相当する。周波数切換式ガラ
スアンテナ1は、縦長で長さが異なる第1放射用パター
ン2と第2放射用パターン3とを夫々の下端部2a,3
aで結合させ、車両等の後部窓ガラスWの上下方向に対
しV字状に配設するとともに、このV字状パターンの下
方に縦横に長い接地用パターン4を配設してなる。尚、
後述するが放射用パターン側のFは給電点、接地用パタ
ーン側のEは接地点である。
ンテナの第1実施例のアンテナパターン図である。第1
実施例は請求項1の発明に相当する。周波数切換式ガラ
スアンテナ1は、縦長で長さが異なる第1放射用パター
ン2と第2放射用パターン3とを夫々の下端部2a,3
aで結合させ、車両等の後部窓ガラスWの上下方向に対
しV字状に配設するとともに、このV字状パターンの下
方に縦横に長い接地用パターン4を配設してなる。尚、
後述するが放射用パターン側のFは給電点、接地用パタ
ーン側のEは接地点である。
【0015】又、前記第1放射用パターン2はガラスの
上下方向軸Dに対し時計方向に30度の角度に、前記第
2放射用パターン3は前記上下方向軸Dに対し反時計方
向に30度の角度に設定した。尚、角度は30度に限定
されず任意に設定できることはいうまでもない。又、パ
ターン2,3夫々を異なる角度に設定してもよい。
上下方向軸Dに対し時計方向に30度の角度に、前記第
2放射用パターン3は前記上下方向軸Dに対し反時計方
向に30度の角度に設定した。尚、角度は30度に限定
されず任意に設定できることはいうまでもない。又、パ
ターン2,3夫々を異なる角度に設定してもよい。
【0016】図2は前記ガラスアンテナ1の給電部の構
成図である。前記第1放射用パターンの下端部2aと前
記第2放射用パターンの下端部3aの結合部Fには給電
用同軸ケーブル6の芯線6aが接続され、前記接地用パ
ターン4の上端中央部E(4a,4a)には前記ケーブ
ル6の接地用編組線6bが接続され、前記ケーブル6の
他端は不図示の自動車電話装置やラジオのアンテナ端子
に接続される。
成図である。前記第1放射用パターンの下端部2aと前
記第2放射用パターンの下端部3aの結合部Fには給電
用同軸ケーブル6の芯線6aが接続され、前記接地用パ
ターン4の上端中央部E(4a,4a)には前記ケーブ
ル6の接地用編組線6bが接続され、前記ケーブル6の
他端は不図示の自動車電話装置やラジオのアンテナ端子
に接続される。
【0017】このように前記放射状パターン2,3の結
合部Fに給電点を設けたことから、異なる2つの周波数
に共振させることができる。又、周波数切換用に短絡部
材や切換スイッチ等を設ける必要がない。一方、前記接
地用パターン4は共用にしたので前記放射用パターン
2,3を横並びに1本追加した点を除くとモノポールア
ンテナと殆ど構成が変わらない。従って、大きさもモノ
ポールアンテナ並みにすることができ比較的狭いスペー
スに配設できる。
合部Fに給電点を設けたことから、異なる2つの周波数
に共振させることができる。又、周波数切換用に短絡部
材や切換スイッチ等を設ける必要がない。一方、前記接
地用パターン4は共用にしたので前記放射用パターン
2,3を横並びに1本追加した点を除くとモノポールア
ンテナと殆ど構成が変わらない。従って、大きさもモノ
ポールアンテナ並みにすることができ比較的狭いスペー
スに配設できる。
【0018】図3は本発明に係る周波数切換式ガラスア
ンテナの第2実施例のアンテナパターン図である。第2
実施例は請求項2の発明に相当する。周波数切換式ガラ
スアンテナ11は、縦長で長さが異なる第1放射用パタ
ーン12と第2放射用パターン13とを約3mmの間隔
で略平行に配設し、前記パターン12,13の下端部1
2a,13aを相対する方向に延出させて結合しU字状
に配設するとともに、このU字状パターンの下方に縦横
に長い接地用パターン14を配置してなる。
ンテナの第2実施例のアンテナパターン図である。第2
実施例は請求項2の発明に相当する。周波数切換式ガラ
スアンテナ11は、縦長で長さが異なる第1放射用パタ
ーン12と第2放射用パターン13とを約3mmの間隔
で略平行に配設し、前記パターン12,13の下端部1
2a,13aを相対する方向に延出させて結合しU字状
に配設するとともに、このU字状パターンの下方に縦横
に長い接地用パターン14を配置してなる。
【0019】即ち、第2実施例は第1実施例の前記第1
及び第2放射用パターン2,3の角度を30度から0度
に変更したものであり、パターンの寸法は略同じであ
る。又、前記放射用パターン12,13の下端部12
a,13aの結合部Fに給電点を設け、前記接値パター
ン14の上端中央部Eに接地点を設けた点も同様であ
る。
及び第2放射用パターン2,3の角度を30度から0度
に変更したものであり、パターンの寸法は略同じであ
る。又、前記放射用パターン12,13の下端部12
a,13aの結合部Fに給電点を設け、前記接値パター
ン14の上端中央部Eに接地点を設けた点も同様であ
る。
【0020】一方、各パターンの寸法は次に示す関係に
より決められる。このパターンの寸法の関係が請求項3
の発明に相当する。即ち、共振周波数f(Hz)に対す
る波長をλ(m)とすると、波長は次式により求められ
る。
より決められる。このパターンの寸法の関係が請求項3
の発明に相当する。即ち、共振周波数f(Hz)に対す
る波長をλ(m)とすると、波長は次式により求められ
る。
【0021】
【数1】λ=(c/f)・k
【0022】但し、cは光速(3・108m/s.)、
kは本実施例におけるガラスアンテナの短縮率(0.
6)である。
kは本実施例におけるガラスアンテナの短縮率(0.
6)である。
【0023】この数1によれば、1.5GHzに対する
波長λ1は0.12mとなる。ところで前記第1放射用
パターン2,12の長さはこのλ1に対し約(1/4)
λ1に設定する。従って、前記第1放射用パターン2,
12の長さは共に30mmとなる。
波長λ1は0.12mとなる。ところで前記第1放射用
パターン2,12の長さはこのλ1に対し約(1/4)
λ1に設定する。従って、前記第1放射用パターン2,
12の長さは共に30mmとなる。
【0024】同様にして数1より800MHzに対する
波長λ2は0.225mとなる。ところで前記第2放射
用パターン3,13の長さはこのλ2に対し約(1/
4)λ2に設定する。従って、前記第2放射用パターン
3,13の長さは共に0.05625mとなるが本実施
例では便宜上0.06m、即ち、60mmに設定した。
波長λ2は0.225mとなる。ところで前記第2放射
用パターン3,13の長さはこのλ2に対し約(1/
4)λ2に設定する。従って、前記第2放射用パターン
3,13の長さは共に0.05625mとなるが本実施
例では便宜上0.06m、即ち、60mmに設定した。
【0025】又、前記第1放射用パターン2,12及び
第2放射用パターン3,13の幅は5mm、これらの放
射用パターン2,3,12,13と前記接地用パターン
4,14との間隔は2mmに設定した。
第2放射用パターン3,13の幅は5mm、これらの放
射用パターン2,3,12,13と前記接地用パターン
4,14との間隔は2mmに設定した。
【0026】一方、波長λ1及びλ2に対し前記接地用
パターン4,14の上下方向の長さを約(1/4)λ1
〜約(1/4)λ2に、前記接地用パターン4,14の
左右方向の長さを約(1/4)λ2〜約(3/4)λ1
に設定する。即ち、上下方向の長さが約30mm乃至約
56mm、左右方向の長さが約56mm乃至約90mm
の範囲に入るよう設定する。本実施例では上下方向の長
さを35mm、左右方向の長さを60mmに設定した。
パターン4,14の上下方向の長さを約(1/4)λ1
〜約(1/4)λ2に、前記接地用パターン4,14の
左右方向の長さを約(1/4)λ2〜約(3/4)λ1
に設定する。即ち、上下方向の長さが約30mm乃至約
56mm、左右方向の長さが約56mm乃至約90mm
の範囲に入るよう設定する。本実施例では上下方向の長
さを35mm、左右方向の長さを60mmに設定した。
【0027】図4は第1及び第2実施例の800MHz
帯に対する周波数特性グラフ、図5は第1及び第2実施
例の1.5GHz帯に対する周波数特性グラフ、図6、
図7は第1及び第2実施例の周波数特性の測定データ
(参照用)である。
帯に対する周波数特性グラフ、図5は第1及び第2実施
例の1.5GHz帯に対する周波数特性グラフ、図6、
図7は第1及び第2実施例の周波数特性の測定データ
(参照用)である。
【0028】図中、800M標準とは前記従来例の窓ガ
ラスアンテナのうち共振周波数が800MHzのモノポ
ールアンテナの場合であり、1.5G標準とは前記従来
例の窓ガラスアンテナのうち共振周波数が1.5GHz
のモノポールアンテナの場合である。又、共用(deg
=0)とは2つの放射用パターンの角度が0度、即ち第
2実施例の場合であり、共用(deg=15)とは2つ
の放射用パターンの上下方向軸Dに対する角度が15度
の場合であり、共用(deg=30)とは2つの放射用
パターンの上下方向軸Dに対する角度が30度、即ち第
1実施例の場合である。
ラスアンテナのうち共振周波数が800MHzのモノポ
ールアンテナの場合であり、1.5G標準とは前記従来
例の窓ガラスアンテナのうち共振周波数が1.5GHz
のモノポールアンテナの場合である。又、共用(deg
=0)とは2つの放射用パターンの角度が0度、即ち第
2実施例の場合であり、共用(deg=15)とは2つ
の放射用パターンの上下方向軸Dに対する角度が15度
の場合であり、共用(deg=30)とは2つの放射用
パターンの上下方向軸Dに対する角度が30度、即ち第
1実施例の場合である。
【0029】図4によれば、800M標準に最も近い利
得が得られるのは共用(deg=0)であり、次いで共
用(deg=15)、共用(deg=30)の順であ
る。又、中心周波数(880MHz)より上側では共用
(deg=15)と共用(deg=30)の利得は略等
しく、下側では共用(deg=30)の方がやや低い。
しかし、共用(deg=30)の場合でも800M標準
に比べ利得の低下は略2dBであり実用上十分な特性と
いえる。
得が得られるのは共用(deg=0)であり、次いで共
用(deg=15)、共用(deg=30)の順であ
る。又、中心周波数(880MHz)より上側では共用
(deg=15)と共用(deg=30)の利得は略等
しく、下側では共用(deg=30)の方がやや低い。
しかし、共用(deg=30)の場合でも800M標準
に比べ利得の低下は略2dBであり実用上十分な特性と
いえる。
【0030】図5によれば、1.5G標準に最も近い利
得が得られるのは共用(deg=0)であり、次いで共
用(deg=30)、共用(deg=15)の順であ
る。しかし、共用(deg=15)の場合でも1.5G
標準に比べ利得の低下は1乃至2dBであり実用上十分
な特性といえる。
得が得られるのは共用(deg=0)であり、次いで共
用(deg=30)、共用(deg=15)の順であ
る。しかし、共用(deg=15)の場合でも1.5G
標準に比べ利得の低下は1乃至2dBであり実用上十分
な特性といえる。
【0031】このように共用(deg=0)が何れの周
波数でも標準アンテナに最も近い特性を示す。又、角度
15度と30度との比較では、800MHz帯では15
度の方がやや利得が高く、1.5GHz帯では逆に30
度の方がやや利得が高くなる傾向にあり角度と利得の関
係を定量的に定めるのは難しい。
波数でも標準アンテナに最も近い特性を示す。又、角度
15度と30度との比較では、800MHz帯では15
度の方がやや利得が高く、1.5GHz帯では逆に30
度の方がやや利得が高くなる傾向にあり角度と利得の関
係を定量的に定めるのは難しい。
【0032】尚、放射用パターンの角度は任意でよいが
0度乃至30度の範囲において比較的良好な結果を得る
ことができた。
0度乃至30度の範囲において比較的良好な結果を得る
ことができた。
【0033】以上の測定結果によれば、両放射用パター
ンのなす角度を変えると利得が変わることが分った。従
って、予め利得と放射用パターンの角度との関係を調べ
ておけば放射用パターンを最適な角度で配設することが
可能となる。
ンのなす角度を変えると利得が変わることが分った。従
って、予め利得と放射用パターンの角度との関係を調べ
ておけば放射用パターンを最適な角度で配設することが
可能となる。
【0034】一方、放射用パターン及び接地用パターン
の寸法を一定の条件に従って設定することによりモノポ
ールアンテナに近い周波数特性を得ることができる。
の寸法を一定の条件に従って設定することによりモノポ
ールアンテナに近い周波数特性を得ることができる。
【0035】図8は第3実施例のアンテナパターン図で
ある。この第3実施例は第1実施例を変形させたもので
ある。周波数切換式ガラスアンテナ21は、上下方向に
V字形に配設された2本の放射用パターン22,23
と、このパターン22,23の下方に配設され下側の辺
24aが円弧状に形成された比較的幅の広い接地用パタ
ーン24とから成る。この下側の辺24aを、例えば後
部窓ガラスWの下側縁部Waに沿わせ、前記パターン2
2乃至24を全体として窓ガラスWの隅に配設すれば視
界を向上させることができる。
ある。この第3実施例は第1実施例を変形させたもので
ある。周波数切換式ガラスアンテナ21は、上下方向に
V字形に配設された2本の放射用パターン22,23
と、このパターン22,23の下方に配設され下側の辺
24aが円弧状に形成された比較的幅の広い接地用パタ
ーン24とから成る。この下側の辺24aを、例えば後
部窓ガラスWの下側縁部Waに沿わせ、前記パターン2
2乃至24を全体として窓ガラスWの隅に配設すれば視
界を向上させることができる。
【0036】図9は第4実施例のアンテナパターン図で
ある。この第4実施例は請求項4の発明のうち放射用パ
ターンを中抜きの形状にしたものに相当する。周波数切
換式ガラスアンテナ31は、上下方向にV字状に配設さ
れた2本の放射用パターン32,33と、このパターン
32,33の下方に配設された接地用パターン34とか
ら成る。更に、前記放射状パターン32,33は3本の
細い導電線材を略平行に配列させて形成したため中抜き
状となる。従って、前記放射状パターン32,33が目
立ち難くなり視界の向上を図ることができる。
ある。この第4実施例は請求項4の発明のうち放射用パ
ターンを中抜きの形状にしたものに相当する。周波数切
換式ガラスアンテナ31は、上下方向にV字状に配設さ
れた2本の放射用パターン32,33と、このパターン
32,33の下方に配設された接地用パターン34とか
ら成る。更に、前記放射状パターン32,33は3本の
細い導電線材を略平行に配列させて形成したため中抜き
状となる。従って、前記放射状パターン32,33が目
立ち難くなり視界の向上を図ることができる。
【0037】図10は第5実施例のアンテナパターン図
である。第5実施例は請求項4の発明のうち接地用パタ
ーンを中抜きの形状にしたものに相当する。周波数切換
式ガラスアンテナ41は、上下方向にV字形に配設され
た2本の放射用パターン42,43と、このパターン4
2,43の下方に配設された接地用パターン44から成
る。この接地用パターン44は中抜き状に形成されてい
るため目立ち難くなり、従って視界の向上を図ることが
できる。
である。第5実施例は請求項4の発明のうち接地用パタ
ーンを中抜きの形状にしたものに相当する。周波数切換
式ガラスアンテナ41は、上下方向にV字形に配設され
た2本の放射用パターン42,43と、このパターン4
2,43の下方に配設された接地用パターン44から成
る。この接地用パターン44は中抜き状に形成されてい
るため目立ち難くなり、従って視界の向上を図ることが
できる。
【0038】図11は第6実施例のアンテナパターン図
である。第6実施例は請求項4の発明のうち放射用パタ
ーン及び接地用パターンの両者を中抜き状にしたものに
相当する。周波数切換式ガラスアンテナ51は、上下方
向にV字状に配設された2本の放射用パターン52,5
3と、このパターン52,53の下方に配設された中抜
き状の接地用パターン54とから成る。更に、各パター
ンは3本の細い導電線材を略平行に配列させて形成した
ため各パターン自体も中抜き状となる。従って、放射用
パターン52,53及び接地用パターン54ともに目立
ち難くなり第4又は第5実施例以上に視界の向上を図る
ことができる。
である。第6実施例は請求項4の発明のうち放射用パタ
ーン及び接地用パターンの両者を中抜き状にしたものに
相当する。周波数切換式ガラスアンテナ51は、上下方
向にV字状に配設された2本の放射用パターン52,5
3と、このパターン52,53の下方に配設された中抜
き状の接地用パターン54とから成る。更に、各パター
ンは3本の細い導電線材を略平行に配列させて形成した
ため各パターン自体も中抜き状となる。従って、放射用
パターン52,53及び接地用パターン54ともに目立
ち難くなり第4又は第5実施例以上に視界の向上を図る
ことができる。
【0039】尚、第5及び第6実施例における導線線材
の数は3本に限らず任意の数でよいことはいうまでもな
い。又、第3乃至第6実施例はU字状の放射用パターン
に対しても同様に実施できる。
の数は3本に限らず任意の数でよいことはいうまでもな
い。又、第3乃至第6実施例はU字状の放射用パターン
に対しても同様に実施できる。
【0040】
【発明の効果】長さの異なる2つの放射用パターンの一
端同士を結合させたので、異なる2つの周波数に共振さ
せることができる。又、周波数切換用に短絡部材や切換
スイッチ等を設ける必要がない。一方、接地用パターン
は共用にしたので放射用パターンを横並びに1本追加し
た点を除くとモノポールアンテナと殆ど構成が変わらな
い。従って、大きさもモノポールアンテナ並みにするこ
とができ比較的狭いスペースに配設できる。
端同士を結合させたので、異なる2つの周波数に共振さ
せることができる。又、周波数切換用に短絡部材や切換
スイッチ等を設ける必要がない。一方、接地用パターン
は共用にしたので放射用パターンを横並びに1本追加し
た点を除くとモノポールアンテナと殆ど構成が変わらな
い。従って、大きさもモノポールアンテナ並みにするこ
とができ比較的狭いスペースに配設できる。
【0041】両放射用パターンをU字状に配設すると左
右への拡がりが少なくなり省スペースが可能となる。
右への拡がりが少なくなり省スペースが可能となる。
【0042】放射用パターン及び接地用パターンの大き
さを一定の条件に従って設定することによりモノポール
アンテナに近い周波数特性を得ることができる。
さを一定の条件に従って設定することによりモノポール
アンテナに近い周波数特性を得ることができる。
【0043】放射用パターン又は接地用パターンを中抜
きの形状にすることにより視界の向上を図ることができ
る。
きの形状にすることにより視界の向上を図ることができ
る。
【図1】本発明に係る周波数切換式ガラスアンテナの第
1実施例のアンテナパターン図
1実施例のアンテナパターン図
【図2】同ガラスアンテナの給電部の構成図
【図3】同ガラスアンテナの第2実施例のアンテナパタ
ーン図
ーン図
【図4】同ガラスアンテナの第1及び第2実施例の周波
数特性グラフ(800MHz帯)
数特性グラフ(800MHz帯)
【図5】同ガラスアンテナの第1及び第2実施例の周波
数特性グラフ(1.5GHz帯)
数特性グラフ(1.5GHz帯)
【図6】同ガラスアンテナの第1及び第2実施例のアン
テナの周波数特性の測定データ(800MHz)
テナの周波数特性の測定データ(800MHz)
【図7】同ガラスアンテナの第1及び第2実施例のアン
テナの周波数特性の測定データ(1.5GHz)
テナの周波数特性の測定データ(1.5GHz)
【図8】同ガラスアンテナの第3実施例のアンテナパタ
ーン図
ーン図
【図9】同ガラスアンテナの第4実施例のアンテナパタ
ーン図
ーン図
【図10】同ガラスアンテナの第5実施例のアンテナパ
ターン図
ターン図
【図11】同ガラスアンテナの第6実施例のアンテナパ
ターン図
ターン図
【図12】従来の窓ガラスアンテナのパターン図
【符号の説明】 1,11,21,31,41,51・・・周波数切換式ガ
ラスアンテナ、2,12,22,32,42,52・・・
第1放射用パターン、3,13,23,33,43,5
3・・・第2放射用パターン、2a,3a,12a,13
a・・・ 下端部、4,14,24,34,44,54・・・
接地用パターン。
ラスアンテナ、2,12,22,32,42,52・・・
第1放射用パターン、3,13,23,33,43,5
3・・・第2放射用パターン、2a,3a,12a,13
a・・・ 下端部、4,14,24,34,44,54・・・
接地用パターン。
Claims (4)
- 【請求項1】 長さの異なる第1放射用パターンと第2
放射用パターンとの一端同士を結合させガラス面の上下
方向に対しV字状に配設し、このV字状パターンの下方
に接地用パターンを配設したことを特徴とする周波数切
換式ガラスアンテナ。 - 【請求項2】 前記第1及び第2放射用パターンをガラ
ス面の上下方向に対しU字状に配設したことを特徴とす
る請求項1記載の周波数切換式ガラスアンテナ。 - 【請求項3】 前記第1放射用パターンの長さを第1の
波長λ1に対し約(1/4)λ1とし、前記第2放射用
パターンの長さを第2の波長λ2に対し約(1/5)λ
2〜約(1/4)λ2とし、前記接地用パターンの上下
方向の長さを約(1/4)λ1〜約(1/4)λ2と
し、前記接地用パターンの左右方向の長さを約(1/
4)λ2〜約(3/4)λ1としたことを特徴とする請
求項1又は2記載の周波数切換式ガラスアンテナ。 - 【請求項4】 前記放射用パターン又は前記接地用パタ
ーンを中抜きの形状としたことを特徴とする請求項1又
は2記載の周波数切換式ガラスアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7716393A JPH06291530A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 周波数切換式ガラスアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7716393A JPH06291530A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 周波数切換式ガラスアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06291530A true JPH06291530A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13626123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7716393A Pending JPH06291530A (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-02 | 周波数切換式ガラスアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06291530A (ja) |
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5644321A (en) * | 1993-01-12 | 1997-07-01 | Benham; Glynda O. | Multi-element antenna with tapered resistive loading in each element |
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US7071877B2 (en) | 2002-11-27 | 2006-07-04 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Antenna and dielectric substrate for antenna |
US7075483B2 (en) | 2002-11-27 | 2006-07-11 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Wide bandwidth antenna |
US7098856B2 (en) | 2002-11-27 | 2006-08-29 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Antenna and dielectric substrate for antenna |
WO2006090673A1 (ja) * | 2005-02-24 | 2006-08-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 携帯無線機 |
US7102572B2 (en) | 2002-11-27 | 2006-09-05 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Antenna and wireless communication card |
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US7907092B2 (en) | 2002-07-15 | 2011-03-15 | Fractus, S.A. | Antenna with one or more holes |
WO2015111300A1 (ja) | 2014-01-27 | 2015-07-30 | セントラル硝子株式会社 | ガラスアンテナ |
WO2015114928A1 (ja) | 2014-01-29 | 2015-08-06 | セントラル硝子株式会社 | ガラスアンテナ |
US10290932B2 (en) | 2015-07-24 | 2019-05-14 | AGC Inc. | Glass antenna and vehicle window glass provided with glass antenna |
US10297897B2 (en) | 2015-07-24 | 2019-05-21 | AGC Inc. | Glass antenna and vehicle window glass provided with glass antenna |
-
1993
- 1993-04-02 JP JP7716393A patent/JPH06291530A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021218 |