JPH0629143U - ウェーハ装填用ガイド - Google Patents

ウェーハ装填用ガイド

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JPH0629143U
JPH0629143U JP7243492U JP7243492U JPH0629143U JP H0629143 U JPH0629143 U JP H0629143U JP 7243492 U JP7243492 U JP 7243492U JP 7243492 U JP7243492 U JP 7243492U JP H0629143 U JPH0629143 U JP H0629143U
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JP
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wafer
guide plate
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carrier
guide
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JP7243492U
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Inventor
久三 斉藤
Original Assignee
九州コマツ電子株式会社
コマツ電子金属株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 キャリヤーにウェーハを装填する際の装填ミ
スをなくし、ウェーハの損傷を防止するとともに、装填
作業を効率化する。 【構成】 キャリヤー本体6のウェーハ支持溝7に対応
して、案内板1にウェーハ9を挿入可能なスリット2を
設ける。スリット2間の桟は、案内板1に平行型の桟3
あるいはこれよりやや低めにくった型の桟にする。案内
板1の周側には側板4を設け、キャリヤー本体6との倣
いでスリット2とウェーハ支持溝7との位置合わせを行
う。加えて、キャリヤー本体6の上面突起に対応する凹
部を案内板1の下面に設け、突起と凹部の嵌合により、
位置合わせを確実にすることもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、半導体ウェーハをキャリアに移し替えるための装填用ガイドに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウェーハの製造工程においては、ウェーハをキャリアへ移しかえるため の装填作業が多い。従来、この装填方法は、ウェーハを手でキャリアの端の溝か ら順次一枚一枚立てていく、手作業が一般的であった。
【0003】 ところで、ウェーハ装填用のキャリヤーは、例えば図6に示すように、本体6 の両則にウェーハ支持溝7を備えている。8は位置合わせ用の突起である。装填 作業を容易にするため、この支持溝7にはウェーハに対しかなりの遊びを持たせ てある。反面、この遊びによりウェーハの先側と手前側とが隣り合あった溝に入 ってしまい、ウェーハどうしが接触して、ウェーハのカケや、ワレ不良が約15 %もの頻度で発生していた。また正しく挿入しようとすると、作業スピードが遅 くなり、非効率的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、前記のこどき欠点を解消するための補助具として、正確且つ効率的 なウェーハ装填作業を可能にするウェーハ装填用ガイドを提供することを目的と している。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成した本考案のウェーハ装填用ガイドは、キャリヤーのウェーハ 支持溝に対応して、ウェーハ挿入可能なスリットを備えた案内板と、案内板の周 側および/または下面に設けられたスリットとウェーハ支持溝との位置合わせ手 段とを備えたことを特徴としている。
【0006】 キャリアのウェーハ支持溝に対応して設けられたスリットは、ウェーハ支持溝 と同じピッチで、ウェーハの直径より若干長く、ウェーハの厚さより若干広く、 且つまたウェーハ支持溝と同じか、それより若干広いのが望ましい。
【0007】 案内板の周側および/または下面に設けられたスリットとウェーハ支持溝との 位置合わせ手段としては、案内板周側に側板を設け、キャリヤー本体上部との倣 いによるのが簡便であるが、側板の倣いを厳密にすると着脱しにくくなるので、 キャリヤー本体上面と案内板下面の対辺、対角または一辺上の両端などに少なく とも一対の嵌合部位を設けて位置合わせし、キャリヤーのウェーハ支持溝と案内 板スリットを正確に位置づけることもできる。また、キャリヤー上部両側にガイ ドレールのごときものを設けることもできる。側板と嵌合部位は併設しても、い ずれか一方だけでもよいが、キャリヤー本体上面の一辺には、もともと両端にウ ェーハ移しかえ時の位置合わせ用に突起を2個を備えているので、これを利用し て側板に加え、案内板下面に嵌合凹部を設け、側板で大略の位置合わせをし、嵌 合凹部で正確に位置合わせするのがもっとも望ましい。
【0008】 本考案のウェーハ装填用ガイドの素材としては、耐薬品性の観点から、合成樹 脂、例えばポリプロピレンや、ポリテトラフルオロエチレンなどを使用する。
【0009】 また、キャリヤーはウェーハの大きさに応じてサイズが異なるので、本考案の ウェーハ装填用ガイドも、当然それに対応して作成する。即ち、直径150mm ウェーハ用のキャリアに対しては、そのキャリアに合わせたガイドを、直径12 5mmウェーハ用のキャリアに対しては、そのキャリアにあわせたガイドを用い る。
【0010】
【作用】
キャリヤー本体上に本考案のウェーハ装填ガイドをおいて位置合わせすれば、 案内板のスリットがキャリヤー本体のウェーハ支持溝に一対一で対応するので、 このスリットからウェーハを挿入するだけで、ウェーハは隣接した支持溝に入る おそれは全くなく、確実に対応する支持溝に装填される。このため、装填時のウ ェーハどうしの接触による損傷はなくなり、併せて装填作業自体もスピードアッ プされる。
【0011】
【実施例】
図1および図2において、案内板1は複数のウェーハ挿入用スリット2を備え ている。このスリット2の数、ピッチは、例えば図3に示すように、使用するキ ャリヤ6のウェーハ支持溝7に対応している。スリット2の長さ、幅はウェーハ 9を容易に挿入可能であればよい。すなわち、スリット2の長さはウェーハ9の 直径よりやや長めで、幅はウェーハ9の厚さよりやや大きめで、且つキャリヤ6 のウェーハ支持溝7の幅と同等か若干大きめが望ましい。各スリット2間のガイ ド桟3は、図2bに示すように案内板1と平行しているが、図2b′に示すよう にやや低めにくった桟3Aを設けて、装填後のウェーハ9を見えやすくすること もできる。
【0012】 一方、案内板1の周側には、位置合わせ手段のひとつとして側板4を設けてあ る。加えて、位置合わせを確実にするために、図6のキャリヤー本体6の一方の 側の上面両端にある突起8を利用して、図2aに示すように、これと嵌合する凹 部5を案内板1の一方の側の両端に対応して設けてある。
【0013】 図1および図2に示すウェーハ装填用ガイドを使用するに際しては、図3に示 すようにキャリヤー本体6の上にウェーハ装填用ガイドをのせる。案内板1のス リット2とキャリヤー本体6のウェーハ支持溝7とは、側板4とキャリヤー本体 6との倣い、およびキャリヤー本体の突起8と案内板1の凹部5との嵌合により 位置合わせされる。したがって、スリット2からウェーハ9を挿入すると、スリ ット2に対応するキャリヤー本体6のウェーハ支持溝7に確実に装填される。
【0014】 図2bに示す平行型桟3を有するウェーハ装填ガイドを使用する場合は、装填 後のウェーハ9は、図4に示すように桟3に隠れて作業者から見えにくい。一方 図2b′に示すくり型桟3Aを備えたウェーハ装填ガイドを使用する場合には、 装填後のウェーハ9は、図5に示すように桟3Aのくった部分からはみ出て、装 填の有無を確認しやすい。
【0015】
【効果】
本考案のウェーハ装填用ガイドを使用すると、下記のごとき実用上の効果を奏 することができる。
【0016】 (1).キャリヤー本体6のウェーハ支持溝7に対する装填作業が簡単で、し かも確実となり、一枚のウェーハ9の先側と手前側を隣り合つウェーハ支持溝7 に装填するいわゆる斜め装填が、これまで約15%も発生していたのに皆無とな った。
【0017】 (2).前記誤動作によるウェーハ9のカケ、ワレなどの損傷不良の発生も皆 無となった。
【0018】 (3).誤動作のおそれがないので、ウェーハ9の装填作業は大幅にスピード アップされ、併せて作業者の疲労も軽減された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のウェーハ装填ガイドの実施の一例を示
す斜視図である。
【図2】図1のウェーハ装填ガイドを示すaは平面図、
bは同平行型桟の実施例の一部切り欠き断面を示す正面
図、b′は同くり型桟の実施例の一部切り欠き断面を示
す正面図、cは同側断面図である。
【図3】図1のウェーハ装填ガイドの使用態様を示す斜
視図である。
【図4】図2bの平行桟を備えたウェーハ装填ガイドの
使用による装填後のウェーハの装填状態を示す正面図で
ある。
【図5】図2b′のくり型桟を備えたウェーハ装填ガイ
ドの使用による装填後のウェーハの装填状態を示す正面
図である。
【図6】キャリヤー本体の典型的な一例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 案内板 2 スリット 3 桟 4 側板 5 凹部 6 キャリヤー本体 7 ウェーハ支持溝 8 突起 9 ウェーハ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリヤー(6)のウェーハ支持溝
    (7)に対応して、ウェーハ(9)挿入可能なスリット
    (2)を備えた案内板(1)と、案内板(1)の周側お
    よび/または下面に設けられたスリット(2)とウェー
    ハ支持溝(7)の位置合わせ手段とを備えたウェーハ装
    填用ガイド。
JP1992072434U 1992-09-05 1992-09-05 ウェーハ装填用ガイド Expired - Lifetime JP2569052Y2 (ja)

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JPH0629143U true JPH0629143U (ja) 1994-04-15
JP2569052Y2 JP2569052Y2 (ja) 1998-04-22

Family

ID=13489198

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012104580A (ja) * 2010-11-09 2012-05-31 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハ収容カセット
JP2019050257A (ja) * 2017-09-08 2019-03-28 株式会社ディスコ 収容カセット

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