JPH0646894Y2 - 搬送パレット - Google Patents

搬送パレット

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JPH0646894Y2
JPH0646894Y2 JP11310190U JP11310190U JPH0646894Y2 JP H0646894 Y2 JPH0646894 Y2 JP H0646894Y2 JP 11310190 U JP11310190 U JP 11310190U JP 11310190 U JP11310190 U JP 11310190U JP H0646894 Y2 JPH0646894 Y2 JP H0646894Y2
Authority
JP
Japan
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pallet
belt
pair
grooves
transport pallet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11310190U
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English (en)
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JPH0470818U (ja
Inventor
薫 野地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nittoku Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nittoku Engineering Co Ltd
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  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ベルトコンベアのベルト上に載置され、被搬
送物を搭載して搬送するパレットに係り、特に、被搬送
物の重心位置がベルト上から左右いずれかに偏っている
場合に好適なように改良された搬送パレットに関するも
のである。
〔従来の技術〕
第3図は実施例のパレットを説明するための断面図であ
る。
1はベルトコンベアで、1aはアルミニウム製のフレーム
である。
このフレーム1aの上にベルト1bが配置され、紙面と垂直
方向に走行している。図示のA−Bはベルトの上面を通
る水平面である。
ベルトコンベアには登り勾配や降り勾配が設けられる場
合もあるが、横断面を表わす線A−Bは一般に水平であ
る。
上記ベルト1bの左右両側に案内用の突条1c,1dが配設さ
れて、フレーム1aに固定され、ベルトの面A−Bよりも
上方に突出している。
パレット2には治具取付孔2aが設けられており、治具3
が挿入される。2bは治具の挿脱に節度を与えるボールス
プリングである。
被搬送物(本例ではコイル巻線用のボビン4)は治具3
の先端に取り付けられる。
前記のパレット2はコンベアのベルト1b上に載置されて
紙面と垂直方向に送られる。
第4図は上記のパレット2が治具3を介してボビン4を
搭載してベルトコンベア上に載置された状態を描いた平
面図であり、第5図は同じく正面図である。
この実施例は1個のパレット2に対して6個の治具3が
挿脱容易に嵌着されているが、1個のパレットに対する
治具の配設個数には別段の制限が無く、また治具をパレ
ットに対して一体的に固定される場合も有る。このよう
な場合、ボビン4が治具3に対して装着・離脱される。
第6図は前記コンベアベルト1bの配置、および、その駆
動系を説明するための断面図である。
この従来例では往路のベルト1bと復路のベルト1b′とが
平行に配設され、それぞれ紙面と垂直に走行せしめられ
る。
上記1対のベルト1b,1b′はそれぞれプーリ5,5′に巻回
され傘歯車対6を介して互いに反対方向に駆動される。
7は駆動用モータ、8は減速機であって、該減速機の出
力軸に前記傘歯車対の元傘歯車対6aが固着される。
第7図は第6図の矢印VII方向に見た模式図である。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図に示した従来例のごとく、パレット2に搭載され
ている部材がオーバハングして、その重心がベルト1bの
真上から左右いずれかに偏っているときは、パレット2
がモーメント荷重を受け、矢印Cのごとく転倒するおそ
れが有る。
従来技術によって上記の転倒を防止するには、パレット
2を反矢印C方向に支えるガイド部材(図示せず)を設
けることが考えられるが、隣接する設備機器と干渉する
のでガイド部材の設置が困難である。
また、第3図の従来例においては、誤ってパレット2の
図示左右を反転させてベルト1b上に載置するおそれも有
る。
本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、モーメン
ト荷重を受けても転倒するおそれが無く、隣接する機器
類に対して干渉するおそれも無く、しかも、パレットの
載置方向を誤るおそれの無い搬送パレットを提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する為の構成として本考案は、幅方向を
水平にして設置されたベルトコンベアに載置されて被搬
送物を搭載して搬送するパレットであって、上記ベルト
コンベアのベルトの両側に設けられた搬送方向の案内突
条に係合する1対の溝を有する搬送パレットにおいて、
上記1対の溝のそれぞれの両側面の計4面のうち、外側
に位置する2面の少なくとも何れか片方が、コンベアベ
ルトに当接する面よりも下方に延伸していることを特徴
とする。
〔作用〕
上記の構成によれば、案内突条に係合する1対の溝の4
面の内の外側2面の少なくとも何れか1面が下方に延伸
して、ベルトコンベアのフレームを抱く形になるのでモ
ーメント荷重を支承して転倒を防止することができる。
しかも上記の構成はパレットの側方に突出しないので、
隣接機器との干渉を生じるおそれが無い。
さらに、前記1対の溝の断面形状を左右非対称に構成す
ると、パレットの左右方向を誤ってコンベア上に載せよ
うとしても溝と突条とが係合しないので直ちに誤りに気
付くことができる。
〔実施例〕
第1図は本考案に係る搬送パレットの1実施例を示す。
この実施例は前記従来例に本考案を適用して改良した1
例であって、この第1図は前記従来例における第3図に
対応する断面図である。
本第1図において第3図と同一の図面参照番号を付した
ものは前記従来例におけると同様ないし類似の構成部分
である。
本実施例のパレット2′には、1対の係合溝2e,2fが設
けられ、それぞれベルトコンベア1′の案内突条1e,1f
に摺動自在に係合している。
この係合部を離間させて描いた分解図を第2図に示す。
2e-1は係合溝2eの外側壁面であり、 2e-2は係合溝2eの内側壁面であり、 2f-1は係合溝2fの外側壁面であり、 2f-2は係合溝2fの内側壁面である。
上記4面の内の外側の面2e-1,2f-1の内の少なくとも何
れか一方を、面A−B(パレットがベルト1bに接する
面)よりも下方に延伸せしめた形状に構成する。
本例では外側壁面2e-1,2f-1の両方を、面A−Bよりも
寸法hだけ下方へ延出せしめた。
本実施例のパレット2′が図示の点pを中心部として図
示左回りのモーメント荷重を受けて転倒しようとした場
合、前記外側面2e-1,2f-1の内、面A−Bよりも下方に
延伸している部分がそれぞれ案内突条1e,1fの外側面1
e-1,2f-1に摺触してモーメント荷重を支承し、左回り方
向の転倒を防止する。
上述のごとく係合溝2e,2fの外側壁面2e-1,2f-1を下方へ
延伸した構造にしても、パレット2′は側方に張り出さ
ないので、隣接機器に干渉するおそれが無い。
さらに、第2図に示したように係合溝2eの溝幅W1と、係
合溝2fの溝幅W2とを異ならしめる。このように構成する
とパレット2′を反対向きに、すなわち治具3を図の右
方へ突出せしめた姿勢にしてベルトコンベア1′上に載
置することが出来ない。
こうした誤操作をしようとしても、係合溝2fは案内突条
1eに係合できないから、操作者は直ちに誤操作に気付い
て修正することができる。
本例のパレット2′は、第1図に示すように、搬送方向
(図において紙面と垂直)と平行な1対の係合溝2g,2h
を左右両面のそれぞれに設けてある。
上記係合溝2g,2hに遊嵌する係合爪9a,9bを備えた搬送フ
ック9を、仮想線で描いた位置に待機させておくと、紙
面と垂直方向に送られたパレット2′は、その係合溝2
g,2hを上記係合爪9a,9bに嵌合,対向せしめる。
上記のようにして溝と爪とが対向したとき搬送フック9
を上昇させるとパレット2′が持ち上げられる。
その反対に、パレット2′を吊持した搬送フック9を下
降させてベルト1bの上に置くと、パレット2′は搬送フ
ック9を残して紙面と垂直方向に送られる。本実施例に
おいては、第6図に示したベルト1bで紙面の奥行方向に
搬送したパレットをベルト1b′に乗せ替えて紙面の手前
方向へ返送するために、前記の搬送フック9(第1図)
を利用している。
従来技術によってパレットの移し替えをするには、挟持
式のチャックを用いて、挟む・持ち上げ移動・持ち下げ
・放す、という4段階の工程が必要である。また、真空
吸着,電磁吸着などを利用しても同様に4段階の工程を
必要とする。
しかし本実施例においては、挟む・放す、という作動
(又は、吸着・解除、という作動)を必要とせず、持ち
上げ移動・持ち下げ、という2段階の工程でパレット
2′の移し替えが可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る搬送パレットによれ
ば、モーメント荷重を受けても転倒するおそれが無く、
隣接する機器類と干渉するおそれも無く、しかもパレッ
トの載置方向を誤るおそれが無いという優れた実用的効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る搬送パレットの1実
施例を示し、第1図は断面図、第2図は詳細な構成を説
明するための分解図である。 第3図は搬送パレットの従来例を示す断面図、第4図は
同じく平面図、第5図は同じく正面図である、 第6図は上記従来例の駆動系統を示す断面図、第7図は
上記駆動系統を矢印VII方向に見た模式である。 1,1′……ベルトコンベア、1a……フレーム、1b,1b′…
…ベルト、1c,1d,1e,1f……案内突条、2,2′……パレッ
ト、2a……治具取付孔、2b……ボールスプリング、2c,2
d,2e,2f,2g,2h……係合溝、3……治具、4……ボビ
ン、5……プーリ、6……傘歯車対、7……モータ、8
……減速機、9……搬送フック、9a,9b……係合爪。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】幅方向を水平にして設置されたベルトコン
    ベアに載置されて被搬送物を搭載して搬送するパレット
    であって、上記ベルトコンベアのベルトの両側に設けら
    れた搬送方向の案内突条に係合する1対の溝を有する搬
    送パレットにおいて、 上記1対の溝のそれぞれの両側面の計4面のうち、外側
    に位置する2面の少なくとも何れか片方が、コンベアベ
    ルトに当接する面よりも下方に延伸していることを特徴
    とする搬送パレット。
  2. 【請求項2】前記1対の溝の断面形状が非対称であるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の搬送パレット。
JP11310190U 1990-10-30 1990-10-30 搬送パレット Expired - Lifetime JPH0646894Y2 (ja)

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JP11310190U JPH0646894Y2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 搬送パレット

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JP11310190U JPH0646894Y2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 搬送パレット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0470818U JPH0470818U (ja) 1992-06-23
JPH0646894Y2 true JPH0646894Y2 (ja) 1994-11-30

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JP11310190U Expired - Lifetime JPH0646894Y2 (ja) 1990-10-30 1990-10-30 搬送パレット

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ITUB20152161A1 (it) * 2015-07-14 2017-01-14 Eldor Corp Spa Dispositivo di trasporto per una o più stazioni di lavorazione e/o assemblaggio di componenti dell'industria e linea di lavorazione e/o assemblaggio per detti componenti dell'industria

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JPH0470818U (ja) 1992-06-23

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