JPH06290620A - 直管型蛍光ランプ用ソケット - Google Patents

直管型蛍光ランプ用ソケット

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Publication number
JPH06290620A
JPH06290620A JP7481393A JP7481393A JPH06290620A JP H06290620 A JPH06290620 A JP H06290620A JP 7481393 A JP7481393 A JP 7481393A JP 7481393 A JP7481393 A JP 7481393A JP H06290620 A JPH06290620 A JP H06290620A
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JP
Japan
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base
fluorescent lamp
pin
straight tube
tube type
Prior art date
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Application number
JP7481393A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Shimizu
圭一 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication of JPH06290620A publication Critical patent/JPH06290620A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蛍光ランプの装着、取り外しが簡単な直管型
蛍光ランプ用ソケットを提供することを目的としてい
る。 【構成】 蛍光ランプLの口金から突出する2本の口金
ピンTを保持し、かつこれらの口金ピンTに電気的に接
続する直管型蛍光ランプ用ソケットであって、前記各口
金ピンTに対応する位置に基端部を支点にして回動自在
に設けられ、前記口金ピンTを略平行に移動して装着す
る際に、各口金ピンTの当接力によって前記基端部を支
点にして先端同士が互いに近接する方向に回動し、これ
らの口金ピンTを両側から挾むように保持する可動片4
と、これらの各可動片4の内側に設けられ、前記各口金
ピンTに当接して電気的接続を得る導電板5とを備えた
ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直管型蛍光ランプの
端部の口金から突出する2本の口金ピンを保持し、かつ
これらの口金ピンに電気的に接続する直管型蛍光ランプ
用ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、これらの蛍光ランプ用ソケットと
しては、2本の口金ピンを挿入する口金ピン挿入孔を有
するものや、2本の口金ピンを平行に移動して挿入して
から回動する口金ピン挿入溝を有するものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
蛍光ランプ用ソケットにおいては、口金ピン挿入孔を有
するものにあっては、この口金ピン挿入孔の径が口金ピ
ンの径に合わせて小さなものであるため、各口金ピンを
各口金ピン挿入孔へ挿入するのが難しく、また口金ピン
挿入溝を有するものにあっては、2本の口金ピンを各口
金ピン挿入溝に挿入した後、さらに蛍光ランプを回動し
なければならないため、着脱作業が面倒であるという問
題があった。
【0004】この発明は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、蛍光ランプの装着、取り
外しが簡単な蛍光ランプ用ソケットを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、基台と、直管型蛍光ランプの口金ピン
が当接される当接部を内側に有し、この口金ピンの当接
によって前記基台に対して内側に揺動して前記口金ピン
を保持するように基端部を軸として揺動自在に前記基台
の一端側に接続された一対の可動片と、前記可動片の内
側にそれぞれ設けられ、前記各可動片が内側に揺動した
ときに前記口金ピンに当接して電気的接続するとともに
前記口金ピンを挾持する導電板とを備えたことを特徴と
している。
【0006】そして、各導電板は、各可動片の先端同士
が開放される方向に付勢するようになっていることが好
ましい。また、口金ピンが導電板と電気的接続する位置
に、各口金ピンの先端に係止して口金ピンの脱落を防止
する突起を設けることが好ましい。さらに、口金ピンが
導電板と電気的接続した際に、各口金ピンの先端側に突
出して、口金ピンの脱落を防止する突起片を有し、蛍光
ランプを取り外す際には前記突起片を没入させて前記各
口金ピンとの係止状態を解く操作部を有する脱落防止手
段を設けることが好ましい。
【0007】また、各可動片は、口金ピンの装着に伴っ
て、各基端部を支点にして回動し、各口金ピンを徐々に
挾み付ける方向に移動するとともに、思案点となる位置
を越えたところから各口金ピンから徐々に離れる方向に
移動するようになっており、前記思案点を越えた位置
で、各口金ピンを保持するようになていることが好まし
い。さらに、各可動片は、互いに連動して回動するよう
になっていることが好ましい。さらにまた、各可動片
は、各口金ピンを保持した際に、蛍光ランプの口金を囲
むように形成することが好ましい。また、各可動片の先
端位置には、各口金ピンを保持した際に、前記先端同士
を接続する接続手段を設けることが好ましい。
【0008】
【作用】上記のように構成された発明においては、各可
動片の間に、各口金ピンを平行に挿入していくと、各口
金ピンが当接することによって、各可動片の先端が互い
に近接する方向に回動するようになる。これによって、
各口金ピンを保持するようになるとともに、導電板によ
って、各口金ピンとの電気的接続を行うようになる。ま
た、各可動片の間から口金ピンを略平行に引き出すと、
今度は各口金ピンによって各可動片の先端が互いに離れ
る方向に回動し、各口金ピンが各可動片の間から取り出
される。すなわち、口金ピンを可動片の間に略平行に挿
入したり、引き出したりするだけで、蛍光ランプの装
着、取り外しを簡単に行うことができる。また、各可動
片の先端が導電板でそれぞれ離す方向に付勢されたもの
にあっては、各可動片の先端が開いているので、蛍光ラ
ンプの装着がより簡単になる。
【0009】また、口金ピンと導電板との電気的接続が
完了する位置に、各口金ピンの先端に係止して口金ピン
の脱落を防止する突起を設けたものにあっては、装着の
際にはソケット全体の弾性的な変位によって、各口金ピ
ンの先端が突起を乗り越え、各口金ピンの先端が突起に
係止する。また、蛍光ランプを取り外す際も、ソケット
全体の弾性的な変位によって、各口金ピンの先端が突起
を乗り越え、各口金ピンの先端の突起に対する係止が解
除される。したがって、上記と同様に蛍光ランプの装
着、取り外しを簡単に行うことができるという利点があ
る上に、突起により口金ピンをより確実に保持すること
ができるという利点がある。
【0010】さらに、口金ピンと導電板との電気的接続
が完了した際に、各口金ピンの先端側に突出して、口金
ピンの脱落を防止する突起片を有し、蛍光ランプを取り
外す際には前記突起片を没入させて前記各口金ピンとの
係止状態を解く操作部を有する脱落防止手段を設けたも
のにあっては、操作部を操作しない限りは各口金ピンの
突起片に対する係止状態が解除されることがないから、
より確実に口金ピンを保持することができる。
【0011】また、各可動片を思案点となる位置を越え
たところで口金ピンを保持するように構成したものにあ
っては、口金ピンが思案点を越えたところから吸い込ま
れるように装着される。したがって、蛍光ランプの装着
完了位置を確実に把握することができるとともに、各口
金ピンの保持も確実に行うことができる。
【0012】さらに、各可動片を互いに連動して回動す
るようにしたものにあっては、各可動片が同時に同じ角
度回動して口金ピンを挾むようになるから、2本の口金
ピンを同時に確実に保持するようになる。さらにまた、
各可動片で蛍光ランプの口金を囲むように構成したもの
にあっては、蛍光ランプの口金金具部を覆うことができ
るから、外観上すっきりしたものになる。また、各口金
ピンを保持した状態で、各可動片の先端同士を接続する
接続手段を設けたものにあっては、口金ピンのみならず
蛍光ランプの口金をも確実に保持することができる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1〜図13を参
照して説明する。まず、図1〜図4を参照してこの発明
の第1実施例を説明する。
【0014】図1〜図4において、1は基台を構成する
箱状に形成されたソケット本体であり、このソケット本
体1の一方の面に沿って、蛍光ランプLの端面を覆う平
板状の端面カバー2が設けられている。蛍光ランプL
は、直管状に形成されたものであり、その両口金には、
2本の口金ピンTが平行に突出している。そして、端面
カバー2には、ソケット本体1の左右対称の位置に、ピ
ン3が設けられており、各ピン3には可動片4が回動自
在に設けられている。
【0015】各可動片4は、その基端部のピン3を支点
にして、先端同士が離接するように回動するようになっ
ており、その対向する内面4aが先端側から円弧状にえ
ぐられている。そして、この内面4aの基端部には、口
金ピンTをそれぞれ保持する凹状の保持部4bが形成さ
れており、この保持部4bの基端側が内方にL字状に屈
曲するストッパ部4cになっている。
【0016】また、各可動片4には、ストッパ部4cか
ら保持部4bを通り、内面4aに沿って延びる溝4dが
形成されており、この溝4dに導電板5が設けられてい
る。導電板5は、ソケット本体1内の案内溝1a内から
突出して、可動片4の溝4d内に挿入しており、その弾
性力によって、各可動片4の先端を互いに離す方向に付
勢するとともに、保持部4bに露出して口金ピンTと確
実に接触するようになっている。また、端面カバー2に
は、口金ピンTの装着が完了する位置に、口金ピンの先
端に係止して口金ピンTの脱落を防止する突起2aが形
成されている。
【0017】上記のように構成された直管型蛍光ランプ
用ソケットにおいては、蛍光ランプLを装着する際に、
各可動片4の先端が導電板5の付勢力によって開いた状
態になっている。そこで、蛍光ランプLの口金ピンTを
略平行に可動片4、4間に挿入すると、各口金ピンTが
各可動片4の内面4aに接触しながら保持部4bまで移
動し、導電板5に接触する。この際、各可動片4は、そ
の先端同士が接近するように回動し、口金ピンTを挾み
付け、かつ口金ピンTの下側を覆うようにして、同口金
ピンTを保持するようになる。また、口金ピンTが保持
部4bに嵌まる際には、ソケット本体1や端面カバー2
などの弾性変形によって、各口金ピンTの先端が突起2
aを乗り越え、同口金ピンTの先端が突起2aに係止し
た状態になる。このようにして、蛍光ランプLが装着さ
れる。
【0018】また、蛍光ランプLを取り外す場合には、
蛍光ランプLを可動片4、4間から引き出すようにす
る。そうすると、ソケット本体1や端面カバー2などの
弾性変形によって、各口金ピンTの先端が突起2aを乗
り越え、さらに各可動片4が広がって、蛍光ランプLが
取り外される。
【0019】上記のように構成された直管型蛍光ランプ
用ソケットによれば、口金ピンTを可動片4、4の間に
略平行に挿入したり、引き出したりするだけで蛍光ラン
プLの着脱ができるから、蛍光ランプLの着脱を極めて
簡単に行うことができる。さらに、各可動片4で口金ピ
ンTを挾み付けるとともに、口金ピンTの下側を覆い、
かつ突起2aで口金ピンTの先端を係止することができ
るから、口金ピンTを確実に保持することができる。
【0020】なお、上記実施例においては、口金ピンT
の脱落防止のために突起2aを設けたが、可動片4の保
持部4bで口金ピンTを十分保持することができるの
で、突起2aを設けなくてもよいことはいうまでもな
い。ただし、突起2aを設けることによって、口金ピン
Tをより確実に保持することができる。
【0021】次に、上記第1実施例の他の例を図5を参
照して説明する。この例においては、口金ピンTの装着
完了時において、ピン3の位置が保持部4bの位置より
図中下側に位置している。すなわち、口金ピンTの装着
に伴って、各可動片4がその先端を互いに接近するよう
に回動し、これにともない支持部4b、4b間の間隔が
徐々に狭くなり、口金ピンTを保持する力が強くなる。
そして、各ピン3、3と保持部4b、4bが一直線上に
ならぶ思案点の位置で、支持部4b、4b間の間隔が最
も狭くなり、この思案点を越えると支持部4b、4b間
の間隔が徐々に広がるようになる。この図の例の場合、
ピン3の位置が保持部4bの位置より図中下側にあっ
て、思案点をわずかに越えた位置で保持するようになっ
ている。
【0022】上記のように構成された直管型蛍光ランプ
用ソケットにおいては、口金ピンTを装着する際に、口
金ピンTが思案点を越えたところから吸い込まれるよう
になり、蛍光ランプLの装着完了位置を確実に把握する
ことができるようになる。しかも、口金ピンTを思案点
を越えた位置で保持しているから、各口金ピンTの保持
力をさらに向上することができる。
【0023】次に、上記第1実施例で示した可動片4の
他の例を図6を参照して説明する。この図に示す可動片
4は、基端部に、互いに噛み合う歯面4eを形成したも
のである。このように構成された可動片4を有する直管
型蛍光ランプ用ソケットにおいては、口金ピンTが一方
の可動片4に当接するだけで、両側の可動片4が同時に
回動して口金ピンTを保持するようになるので、2本の
口金ピンTを同時に確実に保持することができる。
【0024】次に、この発明の第2実施例を図7〜図1
0を参照して説明する。ただし、図1〜図4に示す第1
実施例の構成要素と共通する要素には同一の符号を付
し、その説明を簡略化する。この第2実施例が第1実施
例と異なる点は、突起2aに代えて脱落防止手段10を
設けている点である。
【0025】すなわち、脱落防止手段10は、端面カバ
ー2の背面にピン11を介して回動自在に設けられたも
のであって、一方の口金には、端面カバー2の貫通孔2
bから可動片4側に突出する突起片12を有しており、
他方の口金には、端面カバー2から下方に延在する操作
部13を有している。また、脱落防止手段10には、突
起片12を可動片4側に突出するように付勢する板バネ
(付勢部材)14が設けられている。
【0026】突起片12は、その先端部が斜面12aに
なっており、この斜面12aに口金ピンTの先端が当接
することによって、貫通孔2b内に押し込まれ、口金ピ
ンTの装着が完了した位置で、再び突出して、各口金ピ
ンTの先端に係止するようになっている。
【0027】上記のように構成された直管型蛍光ランプ
用ソケットにおいては、可動片4、4間に口金ピンTを
挿入していくと、第1実施例と同様に可動片4で口金ピ
ンTを保持する状態になるとともに、口金ピンTによっ
て一旦貫通孔2b内に没入した突起片12が再び突出し
て、各口金ピンTを係止する。また、蛍光ランプLを取
り外す際には、操作部13を可動片4側に押して、突起
片12を貫通孔2b内に没入させてから、口金ピンTを
可動片4、4間から引き出す。
【0028】したがって、上記のように構成された直管
型蛍光ランプ用ソケットによれば、操作部13を操作し
ない限り、口金ピンTを突起片12から外すことができ
ないから、蛍光ランプLを確実に保持することができ
る。
【0029】次に、この発明の第3実施例を図11を参
照して説明する。ただし、図1〜図4に示す第1実施例
の構成要素と共通する要素には同一の符号を付し、その
説明を簡略化する。この第3実施例が第2実施例と異な
る点は、可動片4に蛍光ランプLの口金周面を覆う周面
カバー部4fを設け、可動片4の先端同士を接続手段2
0で接続するようにした点である。
【0030】すなわち、可動片4の周囲には、口金ピン
Tを保持した状態において、蛍光ランプLの口金金具部
L1の周面を覆うように、周面カバー部4fが設けられ
ている。また、可動片4の先端には、口金ピンTを保持
した状態において、可動片4の先端同士を接続する接続
手段20が設けられている。接続手段20は、鉤型部材
20a及びこれに噛み合う係止凹部20bで構成された
ものであり、鉤型に屈曲した部分を噛み合わせることに
より、可動片4の先端同士を接続するようになってい
る。
【0031】上記のように構成された直管型蛍光ランプ
用ソケットにおいては、蛍光ランプLの口金金具部L1
を覆うことができるから、外観上すっきりしたものにす
ることができる。また、周面カバー部4f及び接続手段
20によって、蛍光ランプLの口金を保持することがで
きるから、蛍光ランプLをより確実に保持することがで
きる。
【0032】また、第3実施例の他の例として、図12
〜図13に示すように、第2実施例(図7〜図10参
照)の可動片4に、周面カバー部4fを設けるようにし
てもよい。この場合には、口金ピンTを確実に保持しう
る脱落防止手段10があるので、上記第3実施例で示し
た接続手段20を設ける必要がない。ただし、脱落防止
手段10とともに接続手段20を設けることにより、口
金ピンTの保持をさらに確実なものにしてもよい。
【0033】なお、上記実施例において、周面カバー部
4fを、口金金具部L1を覆うように構成したが、この
周面カバー部4fは、口金金具部L1からさらに蛍光ラ
ンプLの口金も覆うように構成してもよい。この場合に
は、蛍光ランプLの口金に発生しやすい黒点を覆うこと
ができる。
【0034】また、上記各実施例においては、ピン3を
支点にして可動片4を回動自在に構成したが、図14に
示すように、ソケット本体1と可動片4とを樹脂等で薄
肉のヒンジ30を介して一体に形成し、このヒンジ30
を支点にして可動片4が回動するように構成してもよ
い。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、各可動片の間に、各
口金ピンを平行に挿入していくと、各口金ピンが当接す
ることによって、各可動片の先端が互いに近接する方向
に回動するようになる。これによって、各口金ピンを保
持するようになるとともに、導電板によって、各口金ピ
ンとの電気的接続を行うようになる。また、各可動片の
間から口金ピンを略平行に引き出すと、今度は各口金ピ
ンによって各可動片の先端が互いに離れる方向に回動
し、各口金ピンが各可動片の間から取り出される。すな
わち、口金ピンを可動片の間に略平行に挿入したり、引
き出したりするだけで、蛍光ランプの装着、取り外しを
簡単に行うことができる。また、各可動片の先端が導電
板でそれぞれ離す方向に付勢されたものにあっては、各
可動片の先端が開いているので、蛍光ランプの装着がよ
り簡単になる。
【0036】また、口金ピンと導電板との電気的接続が
完了する位置に、各口金ピンの先端に係止して口金ピン
の脱落を防止する突起を設けたものにあっては、装着の
際にはソケット全体の弾性的な変位によって、各口金ピ
ンの先端が突起を乗り越え、各口金ピンの先端が突起に
係止する。また、蛍光ランプを取り外す際も、ソケット
全体の弾性的な変位によって、各口金ピンの先端が突起
を乗り越え、各口金ピンの先端の突起に対する係止が解
除される。したがって、上記と同様に蛍光ランプの装
着、取り外しを簡単に行うことができるという利点があ
る上に、突起により口金ピンをより確実に保持すること
ができるという利点がある。
【0037】さらに、口金ピンと導電板との電気的接続
が完了した際に、各口金ピンの先端側に突出して、口金
ピンの脱落を防止する突起片を有し、蛍光ランプを取り
外す際には前記突起片を没入させて前記各口金ピンとの
係止状態を解く操作部を有する脱落防止手段を設けたも
のにあっては、操作部を操作しない限りは各口金ピンの
突起片に対する係止状態が解除されることがないから、
より確実に口金ピンを保持することができる。
【0038】また、各可動片を思案点となる位置を越え
たところで口金ピンを保持するように構成したものにあ
っては、口金ピンが思案点を越えたところから吸い込ま
れるように装着される。したがって、蛍光ランプの装着
完了位置を確実に把握することができるとともに、各口
金ピンの保持も確実に行うことができる。
【0039】さらに、各可動片を互いに連動して回動す
るようにしたものにあっては、各可動片が同時に同じ角
度回動して口金ピンを挾むようになるから、2本の口金
ピンを同時に確実に保持するようになる。さらにまた、
各可動片で蛍光ランプの口金を囲むように構成したもの
にあっては、蛍光ランプの口金金具部を覆うことができ
るから、外観上すっきりしたものになる。また、各口金
ピンを保持した状態で、各可動片の先端同士を接続する
接続手段を設けたものにあっては、口金ピンのみならず
蛍光ランプの口金をも確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例として示した直管型蛍光
ランプ用ソケットの斜視図。
【図2】同直管型蛍光ランプ用ソケットの要部断面図。
【図3】同直管型蛍光ランプ用ソケットの要部断面図。
【図4】同直管型蛍光ランプ用ソケットの要部側断面
図。
【図5】同直管型蛍光ランプ用ソケットの他の例を示す
要部断面図。
【図6】同直管型蛍光ランプ用ソケットの可動片の他の
例を示す斜視図。
【図7】この発明の第2実施例として示した直管型蛍光
ランプ用ソケットの斜視図。
【図8】同直管型蛍光ランプ用ソケットの要部断面図。
【図9】同直管型蛍光ランプ用ソケットの要部断面図。
【図10】同直管型蛍光ランプ用ソケットの要部側断面
図。
【図11】この発明の第3実施例として示した直管型蛍
光ランプ用ソケットの斜視図。
【図12】同直管型蛍光ランプ用ソケットの他の例を示
す斜視図。
【図13】同直管型蛍光ランプ用ソケットの他の例の要
部側断面図。
【図14】この発明の各実施例で示した可動片の支持構
造の他の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 基台(ソケット本体) 2a 突起 4 可動片 4f 周面カバー部 5 導電板 10 脱落防止手段 12 突起片 13 操作部 20 接続手段 L 蛍光ランプ L1 口金金具部 T 口金ピン

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、 直管型蛍光ランプの口金ピンが当接される当接部を内側
    に有し、この口金ピンの当接によって前記基台に対して
    内側に揺動して前記口金ピンを保持するように基端部を
    軸として揺動自在に前記基台の一端側に接続された一対
    の可動片と、 前記可動片の内側にそれぞれ設けられ、前記各可動片が
    内側に揺動したときに前記口金ピンに当接して電気的接
    続するとともに前記口金ピンを挾持する導電板とを備え
    たことを特徴とする直管型蛍光ランプ用ソケット。
  2. 【請求項2】 前記各導電板は、各可動片の先端同士が
    開放される方向に付勢するように可動片に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1記載の直管型蛍光ランプ用
    ソケット。
  3. 【請求項3】 前記口金ピンが前記導電板と電気的接続
    する位置で、前記口金ピンの先端に係合する突起を設け
    たことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の直管型
    蛍光ランプ用ソケット。
  4. 【請求項4】 前記直管型蛍光ランプに前記突起を没入
    させて前記各棒状端子との係合を解く前記突起と連動し
    た操作部を有する請求項3記載の直管型蛍光ランプ用ソ
    ケット。
  5. 【請求項5】 前記各可動片は、前記口金ピンの当接に
    伴って、各基端部を軸として揺動し、前記導電板が前記
    口金ピンを徐々に挾持する方向に移動するとともに、思
    案点となる位置を越えたところから前記導電板が前記口
    金ピンから徐々に離れる方向に移動するようになってお
    り、前記思案点を越えた位置で、前記口金ピンを保持す
    るようになっていることを特徴とする請求項1ないし請
    求項4いずれか1項記載の直管型蛍光ランプ用ソケッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記各可動片は、互いに連動して揺動す
    るようになっていることを特徴とする請求項1ないし請
    求項5いずれか1項記載の直管型蛍光ランプ用ソケッ
    ト。
  7. 【請求項7】 前記各可動片は、前記口金ピンを保持し
    た際に、蛍光ランプの口金部を囲むように形成されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項6いずれか1
    項記載の直管型蛍光ランプ用ソケット。
  8. 【請求項8】 各可動片の先端位置には、前記先端同士
    を係合する係合手段が設けられていることを特徴とする
    請求項1ないし請求項7いずれか1項記載の直管型蛍光
    ランプ用ソケット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7344398B2 (en) * 2005-09-01 2008-03-18 C.E.I.T. Corp. Safety locking socket for light tube
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