JPH06290079A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JPH06290079A
JPH06290079A JP5072485A JP7248593A JPH06290079A JP H06290079 A JPH06290079 A JP H06290079A JP 5072485 A JP5072485 A JP 5072485A JP 7248593 A JP7248593 A JP 7248593A JP H06290079 A JPH06290079 A JP H06290079A
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performance
information
performance measurement
measurement
program
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JP5072485A
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Tsuyoshi Matsuno
▲強▼ 松野
Masanori Naito
政則 内藤
Hiroshi Kobayashi
博 小林
Masanori Horie
正典 堀江
Hideki Sato
秀樹 佐藤
Masayuki Tanji
雅行 丹治
Shigeaki Wada
茂明 和田
Toshimasa Saiga
敏昌 雑賀
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない実装量のハードウェアで性能測定可能
な情報処理システムを提供する。 【構成】 中央処理装置を搭載した情報処理システムに
おいて性能測定機能の有効・無効を指示するための性能
測定有効化レジスタ321を有し、制御回路311は、
レジスタ321により前記測定機能が有効と指示された
場合には二重系のうちの片方の系を性能測定機構として
動作せしめ、この時に、カウンタ1(308)〜カウン
タ3(310)は、性能情報を集計するためのカウンタ
として使われる。また、前記測定機能が無効と指示され
た場合は、二重系の両方の系を中央処理装置として動作
させる。この時に、カウンタ1(308)〜カウンタ3
(310)は、バス制御用のタイマカウンタとして使わ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理システムにお
ける性能測定に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、性能測定機構は、専用回路として
実現されていた。二重化ハードウェアにおいても、性能
測定回路は二重化されて実装され、通常の運用状態にお
いても動作可能となる。しかし、専用回路となるため、
実装量が増加する問題がある。
【0003】また、多くの種類の性能情報を貯えておく
ためには、全ての情報についてそれぞれのレジスタを用
意する必要があるが、限られた数のレジスタしか持てな
いシステムでは、測定する性能情報が限られてしまう。
【0004】UNIX profileでは、サブプロ
グラムの性能情報を求められるが、それは、特定のメイ
ンプログラムから呼び出される場合の処理についての性
能情報であり、種々のメインプログラムから呼び出され
ている状態、つまり、実運用での性能情報を求めること
はできなかった。
【0005】また、UNIX cshやtimexに見
られるようにプログラムの性能情報はそのプログラムが
終了しないと得られないため、実動作での動的な性能情
報を得ることはできなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、実装量を縮減した性能測定機構を有する情報処理シ
ステムを提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、限られた記憶手段
を使用して性能情報を取得する性能測定機構を有する情
報処理システムを提供することにある。
【0008】本発明の第3の目的は、実運用と同じ状態
にてサブプログラムの性能情報を得られる情報処理シス
テムを提供することにある。
【0009】本発明の第4の目的は、実際に動作中のプ
ログラムについて、実行中のデータを周期的に表示する
情報処理システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、情報処理システムにおいて、上記情報処理シ
ステムの性能測定のための情報を受付けて上記情報処理
システムの性能測定を行う機能と、性能測定以外の処理
を行う機能とを有する性能測定手段と、性能測定を行う
かどうかの指示を受付ける性能測定指示受付手段と、上
記指示を受けて、性能測定を行うときは、上記性能測定
手段に性能測定を行わせ、性能測定を行わないときは、
上記性能測定手段に性能測定以外を行わせる制御手段と
を有することとしたものである。
【0011】上記第2の目的を達成するために、複数の
性能測定モードを有する情報処理システムであって、上
記情報処理システムの性能測定のための性能情報を受付
けて上記情報を記憶する記憶手段と、性能測定モードに
関する指示を受付ける性能測定モード受付手段と、上記
指示を受けて、上記記憶手段に記憶すべき性能情報を選
択する制御手段とを有することとしたものである。
【0012】上記第3の目的を達成するために、メイン
プログラムから呼び出されて、処理を行うサブプログラ
ムを実行する情報処理システムにおいて、上記サブプロ
グラムの性能測定のための情報を受付けて上記サブプロ
グラムの性能測定を行う性能測定手段と、上記サブプロ
グラムについて性能測定を行うかどうかの情報を記憶し
ておく第1の記憶手段と、上記サブプログラムの性能情
報を記憶する第2の記憶手段と、上記サブプログラムが
呼び出されたときに、第1の記憶手段に記憶された情報
を参照し、上記参照結果に応じて性能測定を行うとき
は、上記性能測定手段に性能測定を行わせ、上記性能測
定手段により得られた性能情報を第2の記憶手段に記憶
するサブプログラム性能測定手段とを有することとした
ものである。
【0013】上記第4の目的を達成するために、プログ
ラムを実行する情報処理システムにおいて、上記プログ
ラムの性能測定のための情報を受付けて上記プログラム
の性能測定を行う性能測定手段と、上記プログラムが呼
び出されたときに、上記プログラムについて性能測定を
行うかどうかの情報を受けて、上記受けた情報を参照
し、上記参照結果に応じて性能測定を行うときは、上記
性能測定手段に性能測定を行わせ、上記性能測定手段に
より得られた性能情報を予め定められた時間ごとに出力
するプログラム性能測定手段とを有することとしたもの
である。
【0014】
【作用】上記情報処理システムの性能測定のための情報
を受付けて上記情報処理システムの性能測定を行う性能
測定手段を有するシステムでは、性能測定手段は、通常
は処理装置として動作していて、共用回路としての機能
を有する。性能測定手段は、性能測定機能の有効・無効
を指示するための性能測定指示受付手段に性能測定機能
が有効であると指示された状態では、性能測定機構とし
て動作する。
【0015】複数の性能測定モードを有する情報処理シ
ステムでは、性能測定モード受付手段にて測定対象を特
定し、制御手段は性能測定モードに従って性能情報の選
択を制御し、性能情報を記憶することにより、複数種存
在する性能情報を限られた数の記憶手段にて測定でき
る。
【0016】サブプログラムを実行する情報処理システ
ムにおいて、サブプログラム性能測定手段は、サブプロ
グラムが終了する時点で、サブプログラム単位に性能情
報を第2の記憶手段に記憶する。
【0017】プログラムを実行する情報処理システムに
おいて、プログラム性能測定手段は、上記プログラムが
呼び出されたときに、性能測定を行うかどうかの情報を
参照し、性能測定を行うときは、上記性能測定手段に性
能測定を行わせ、得られた性能情報を予め定められた時
間ごとに出力する。
【0018】
【実施例】図1に本発明が適用される計算機システムの
性能測定機構の全体構成を示す。本実施例は、ハードウ
ェア101、オペレーティングシステム105、支援ユ
ーティリティ109各々に性能測定のための機能を組み
込んで性能測定機能を実現している。
【0019】本計算システムは、ハードウェア101
と、オペレーティングシステム105、支援ユーティリ
ティ109と、端末113と、性能情報表示部114と
を有する。ハードウェア101は、ベーシックプロセッ
シングユニット102を有し、ベーシックプロセッシン
グユニット102は、プロセッサ125と、キャッシュ
126と、性能測定手段である性能測定機構103とを
有する。性能測定機構103は、性能カウンタ104を
有する。オペレーティングシステム105は、性能モー
ド設定機構106と、性能データ集計機能107とを有
する。性能データ集計機能107は、プロセスまたはタ
スク毎の性能情報108を集計する。性能測定支援ユー
ティリティ109は、性能測定モード設定機構110
と、性能情報編集表示機構111と、サブプログラム性
能測定機構112とを有する。サブプログラム性能測定
機構112は、測定対象115として、プロセスまたは
タスク116と、サブプログラム117とを扱う。
【0020】ハードウェア101として実装されている
ベーシックプロセッシングユニットBPU102内に性
能測定機構103は実現されている。性能測定機構10
3はプロセッサ125の動作モード情報とキャッシュメ
モリ126の状態情報から得られる性能情報を累積して
性能カウンタ104に記録する。
【0021】オペレーティングシステム105は、性能
測定支援ユーティリティ109より、オペレーティング
システム呼び出しであるシステムコールのインタフェー
スにより指示119を受け、性能測定モードを設定する
性能測定モード設定機構106とハードウェア101に
て計測したデータをオペレーティングシステム105で
のプログラム実行の単位であるプロセスまたはタスク毎
の性能データ108として集計を行う性能データ集計機
構107から構成される。
【0022】性能測定支援ユーティリティ109は主に
性能測定者の指示を受けて性能測定を開始し性能情報を
測定者に提供する機能を持っている。性能測定支援ユー
ティリティ109は、測定者からの指示にて性能測定モ
ードを設定する性能測定モード設定機構110と性能情
報を表示する性能情報編集出力機構111と測定対象1
15のサブプログラム117についての性能測定を行う
サブプログラム性能測定処理機構112とから構成され
る。
【0023】測定者は端末113より測定対象115の
プロセスまたはタスク116またはサブプログラム11
7とどのような性能情報を取得するのかを性能測定モー
ド設定機能110により指示する。その指示はシステム
コールインタフェース119を介してオペレーティング
システム105の性能測定モード設定機構106に伝え
られ、オペレーティングシステム105はハードウェア
101の性能測定モードを性能測定機構103内のレジ
スタに設定する。ハードウェア101は性能測定モード
に従い、性能カウンタ104に性能情報を蓄積する。
【0024】測定者の指示した測定対象のプログラムが
オペレーティングシステム105のもとでプロセスとし
て動きだすとオペレーティングシステム105の性能デ
ータ集計機構がハードウェア101の性能測定機構10
3を制御し、該当プログラムの動作に関する性能情報の
みを集計し取得する。そして、測定者の指定した時点で
性能データは性能情報編集出力機構111により測定者
に伝えられる。サブプログラム117はプロセスまたは
タクス116の一部として実行されることから、オペレ
ーティングシステム105からはサブプログラムの性能
データはプロセスの性能データに含まれるものとして捉
えられている。そのため、サブプログラム毎のデータを
抽出して記憶する。このデータも測定者の指定した時点
で測定者に伝えられる124。
【0025】以下、ハードウェア101、オペレーティ
ングシステム105、性能測定支援ユーティリティ10
9各々について説明する。
【0026】ハードウェア101はベーシックプロセッ
シングユニットBPU102内に実装された性能測定機
構により性能情報を取得する。図2に全体構成を示す。
プロセッサ125と、キャッシュメモリ126と、バス
インタフェース204とから構成されるBPU102内
に設けた性能測定機構103はプロセッサ125が出力
する動作モード情報208とキャッシュメモリ126の
状態情報209をデコードして表1に示す性能情報を取
得し、性能カウンタ104(図3のカウンタ1(30
8)〜3(310)に相当する)にカウントされた性能
情報は内部データバス206を介して読み出される。
【0027】図3に性能測定機構103の基本構成を示
す。性能測定機構103は、デコーダ304と、性能測
定指示受付手段である性能測定有効化レジスタ322
と、性能測定モード受付手段である測定モード設定レジ
スタ321と、制御手段である制御回路311と、セレ
クタ10(324)〜30(326)と、性能情報を受
付けて記憶する記憶手段であるカウンタ1(308)〜
3(310)と、割込み制御回路323とを有する。
【0028】性能測定有効化レジスタ322がリセット
されている場合には、セレクタ10(324)〜30
(326)によりタイマー周期信号がカウンタ1(30
8)〜3(310)に入力され、カウンタ1(308)
〜3(310)はバス制御用タイマカウンタとして動作
する。夫々のカウンタ1(308)〜3(310)の出
力は割込制御回路323に入力されてプロセッサA(4
02),B(404),R(403)に対する割込を生
成する。割込は割込信号線を通してプロセッサ(40
2),B(404),R(403)に伝達される。
【0029】一方性能測定有効化レジスタ322がセッ
トされている場合には、セレクタ10(324)〜30
(326)により性能情報がカウンタ1(308)〜3
(310)に入力される。
【0030】以上の動作により、カウンタ1(308)
〜3(310)を、性能測定機能と、中央処理装置機能
とで共用することができる。
【0031】性能測定機構103はプロセッサの動作モ
ード情報302とキャッシュメモリの状態情報303の
信号をデコーダ304にてデコードし、性能情報信号を
得る。
【0032】性能情報としてはキャッシュのプッシュ情
報(キャッシュデータを主メモリに書き込んだ回数に関
する情報)312と、モディファイ情報(キャッシュデ
ータの変更を行った回数に関する情報)313と、デー
タキャッシュのヒット情報314と、命令キャッシュの
ヒット情報315と、総キャッシュアクセス情報316
と、システムモードでのキャッシュアクセス情報317
と、ユーザモードでのキャッシュアクセス情報318
と、ユーザモードでの実行情報319と、システムモー
ドでの実行情報320と、クロック321とがある。性
能情報をカウントする性能カウンタ104は3つあり
(それを308,309,310で示す)、それぞれに
表1に示す性能情報をカウントアップしていく。
【0033】
【表1】
【0034】デコードされた性能情報は、表1に示すモ
ードが設定されている測定モード設定レジスタ321の
内容にしたがってセレクタ305,306,307によ
り選択され、選択された情報のみがカウンタ308,3
09,310にカウントアップされる。つまり、情報と
しては4種類あるがセレクタ305,306,307に
よってひとつが選択され、選択された情報のみカウンタ
308,309,310にカウントされる。セレクタ3
05,306,307ならびにカウンタ308,30
9,310は制御回路311により動作が制御され、情
報の選択、カウントアップの開始/停止、情報の読み出
しが行われる。
【0035】図4に冗長化ハードウェア131上に上記
性能測定機構を実装した場合の構成を示す。オペレーテ
ィングシステム105、支援ユーティリティ109は、
図1と同様とする。
【0036】単一故障によるシステム障害を防止する目
的で構成された冗長化ベーシックプロセッサユニットB
PU401は、同一処理を全てのプロセッサ402,4
03,404にて行い結果を比較することで障害のある
プロセッサ402,403,404を見つけるために用
意された3つのプロセッサ402,403,404と、
二重化されたキャッシュメモリ405,406と、二重
化されたバスインタフェース回路407,409から構
成される。バスインタフェース回路407,409は性
能測定機構とバス制御を共用した性能測定機構/バス制
御共用回路408,410から構成されている。性能測
定機構/バス制御共用回路408,410は性能測定を
行わない通常の運用においては二重系のA系、B系の両
系408,410においてバス制御回路が動作するが、
性能測定モードにて運用時には、A系の性能測定機構/
バス制御共用回路408ではバス制御回路のみ動作さ
せ、B系の性能測定機構/バス制御共用回路410では
性能測定機構の回路のみ動作する。したがって、性能測
定モードでの運用時は片系動作となり、本来の目的であ
る単一故障発生時の障害防止を実現できないが、バス制
御回路と性能測定機構の回路を共用することにより、少
ない実装量で性能測定回路の実装を可能としている。
【0037】性能測定機構/バス制御共用回路410内
の性能測定有効化レジスタ322がリセットされている
場合は割込信号線417が割込信号線416と同様に動
作し、二重化動作を行う。
【0038】一方性能測定機構/バス制御共用回路41
0内の性能測定有効化レジスタ322がセットされてい
る場合は割込信号線417は動作無効となり、動作モー
ド情報412、状態情報413が有効となって性能測定
機構/バス制御共用回路410が性能測定機構として動
作する。この様にして冗長化BPU401内の性能測定
機構/バス制御共用回路408が中央処理装置機能を果
すと同時に、性能測定機構/バス制御共用回路410が
性能測定の機能を果すことができる。
【0039】本実施例で適用したオペレーティングシス
テム105には、プログラムとしてタスクとプロセスの
2種類がある。タスクは、主にオンライン業務に使用
し、通常は別のプログラムにより自動的に起動され、ユ
ーザが直接起動するケースは少ない。プロセスは、主に
ユーザインタフェース用に使用し、必要に応じユーザの
手オペレーションにより起動される。プロセスは、開発
業務や、オンラインの状態を見る等の目的で使用され
る。
【0040】オペレーティングシステム105の性能測
定機構には次の2つがある。
【0041】(1)性能測定モード設定機構 (2)性能データ集計機構 図5は、オペレーティングシステム105の性能測定モ
ード設定機構を示したものである。性能測定支援ユーテ
ィリティ109のシステムコール指示により(50
1)、オペレーティングシステム105の性能測定モー
ド設定機構500が動作し、性能測定モードレジスタ5
03に以下の種別を設定する(502)。
【0042】 ・ 実行ステップ数,実行マシンサイクル数の測定 ・ キャッシュヒット率の測定 ・ キャッシュモディファイア回数の測定 ・ 測定せず 次に、オペレーティングシステム105の処理の流れを
説明した後、性能データ集計機構について説明する。
【0043】図6は、プログラムが起動されてから終了
するまでのオペレーティングシステム105とプログラ
ムの流れを示したものである。
【0044】オペレーティングシステム105にプログ
ラムA602のプログラム起動要求604があると、オ
ペレーティングシステム105はプログラム起動処理6
05を行ない、プログラムA602が起動される(60
6)。
【0045】プログラムA602がオペレーティングシ
ステム105に処理を依頼するため、システムコール6
07を発行すると、オペレーティングシステム105に
制御が移り、システムコール処理608を終了した時点
でプログラムA602に制御が戻る(609)。I/O
からの終了報告等の何らかの割り込み611が発生する
と、オペレーティングシステム105に制御が移り(6
10)、割り込み処理612終了後にプログラムA60
2に制御が戻る(613)。プログラムA602の実行
中にプログラムA602よりも優先度の高いプログラム
B603を実行させる必要が生じた場合、オペレーティ
ングシステム105はプログラムスイッチング処理61
5を行ないプログラムB603に制御を移す(61
6)。優先度の高いプログラムB603の実行が終了ま
たはプログラムB603が待ち状態となった時点で(6
17)、オペレーティングシステム105は再度プログ
ラムスイッチング処理618を行ない、プログラムA6
02に制御が戻る(619)。プログラムA602が終
了する場合、プログラムA602は終了要求システムコ
ールを発行する(620)。この終了要求により、オペ
レーティングシステム105はプログラム終了処理62
1を行ない、プログラムA602の実行が終了する。
【0046】ハードウェア131の性能カウンタ104
は1つであるが、オペレーティングシステム105は複
数のプログラムを同時に実行しているように見せるため
に複数のプログラムをスイッチングしながら実行させて
いる。このため、ハードウェア131の性能カウンタ1
04から読み込んだデータをプログラム毎に分配する必
要がある。
【0047】図6の一連のオペレーティングシステム1
05流れの中に、ハードウェア131の性能カウンタ1
04を読み込み、プログラム毎に分配して集計する性能
データ集計機構を組み込んだ例を以下に示す。
【0048】性能データ集計機構は、次の2つの機能か
らなる。
【0049】(1)性能データ分配・集計機能 ・プログラム毎に性能データを分配し、集計する機能 ・プログラム内の特定区間の性能データを集計する機能 (2)性能測定支援システムコール ・性能データを性能測定支援ユーティリティ109に渡
すインタフェース ・性能測定支援ユーティリティ109からプログラム内
の特定区間を指示し、性能データを取り込むためのイン
タフェース 先ず、性能データ分配・集計機能について説明する。
【0050】プロセスおよびタスクは、図8に示すプロ
セス管理テーブル801およびタスク管理テーブル80
4により管理される。プロセス管理テーブル801およ
びタスク管理テーブル804は、複数エントリからな
り、1プロセス/1タスク毎に1エントリづつ割り当て
られる。
【0051】プロセスは起動時にプロセス管理テーブル
801の空きエントリを動的に割り当てられ終了時に解
放されるが、タスクは図10,図11に示すように起動
/終了時ではなく、前もってタスク管理テーブル804
のエントリが割り当てられ、不要となった時点で削除さ
れる。
【0052】ハードウェア131の性能カウンタ104
から読み込んだデータをプロセスまたはタスク毎に分配
するため、性能データ集計用ワークエリア807を用意
する。性能データ集計用ワークエリア807も複数エン
トリ構成とし、プロセス管理テーブル801およびタス
ク管理テーブル804の各エントリとポインタ803,
806で対応づける。また、性能データ集計用ワークエ
リア807の各エントリは、起動〜終了の集計データ8
08、point〜pointのデータ810、起動〜
終了の中間データ811より構成される。
【0053】起動〜終了の中間データは、プログラム実
行中の性能データの集計を格納しておくためのものであ
る。起動〜終了の集計データは、プログラム終了時に起
動〜終了の中間データより求めた性能データを最終的な
性能データとして格納するためのものである。また、p
oint〜pointのデータは、プログラム内の特定
区間の性能データを求めるためのワークエリア807で
ある。
【0054】データの集計方法は、プロセスとタスクに
分けて次のようにする。
【0055】・プロセス;ユーザが意識して手オペレー
ションにて起動するケースがほとんどであるため、1回
の起動〜終了毎に性能データを求められるようにする。
【0056】・タスク;オンライン業務中にイベント対
応で別プログラムから自動的に起動されるため、複数回
実行された場合は平均の性能データとして求められるよ
うにする。
【0057】図9は、性能データ集計用ワークエリア8
07内の起動〜終了の集計データの構成図である。
【0058】本図は、実行ステップ数、実行マシンサイ
クル数を集計する場合の図である。
【0059】プロセスの場合の起動〜終了の集計データ
901は、実行ステップ数、実行マシンサイクル数その
ものであるが、タスクの場合の起動〜終了の集計データ
902は、その平均値となっている。また、タスク終了
回数も格納してある。
【0060】図7は、オペレーティングシステム105
のプログラム起動処理の部分である。
【0061】プロセスかタスクかの判定により(70
2)、プロセスの場合プロセス管理テーブル801内の
空きエントリが確保される(703)。次に性能データ
集計用ワークエリア807内の空きエントリを確保し、
プロセス管理テーブル801内該当エントリにそのポイ
ンタを設定する(704)。そして、性能データ集計用
ワークエリア807内該当エントリの起動〜終了の集計
データ808をゼロクリアした(705)後、性能デー
タ集計用ワークエリア807内該当エントリの起動〜終
了の中間データ811をゼロクリアし(706)、ハー
ドウェア131の性能カウンタ104のゼロクリア(7
07)、プロセスの起動(708)を行なう。702の
判定でタスクの場合は、703,704,705の処理
は行なわず、性能データ集計用ワークエリア807内該
当エントリの起動〜終了の中間データ811のゼロクリ
ア(706)、ハードウェア131の性能カウンタ10
4のゼロクリア(707)、タスクの起動(708)を
行なう。
【0062】図10,図11は、オペレーティングシス
テム105のタスク登録/削除処理である。タスク登録
処理1001では、タスク管理テーブル804内の指定
されたエントリを確保(1002)後、性能データ集計
用ワークエリア807内の空きエントリを確保し、タス
ク管理テーブル804内該当エントリへのそのポインタ
の設定と(1003)、性能データ集計用ワークエリア
807内該当エントリの起動〜終了の集計データ808
をゼロクリア(1004)を行ない、タスクを登録する
(1005)。タスク削除処理1101では、指定され
たタスクの削除を行なった後(1102)、タスク管理
テーブル804および性能データ集計用ワークエリア8
07の該当エントリを解放する。
【0063】図12は、オペレーティングシステム10
5の割り込み処理を示している。割り込み処理では、先
ずハードウェア131の性能カウンタ104の内容の起
動〜終了の中間データ811への加算(1201)、ハ
ードウェア131の性能カウンタ104の内容のpoi
nt〜pointのデータ810への加算(1202)
を行ない、ハードウェア131の性能カウンタ104の
内容をゼロクリアする(1203)。次に、割り込み処
理1204を行なった後、最後に再度ハードウェア13
1の性能カウンタ104の内容をゼロクリアする(12
05)。最後にハードウェア131の性能カウンタ10
4の内容をゼロクリアするのは、割り込み処理は性能測
定の対象外とするためである。
【0064】図13は、オペレーティングシステム10
5のプログラムスイッチング処理を示している。プログ
ラムスイッチング処理では、プログラムのスイッチング
1304を行なう前に、ハードウェア131の性能カウ
ンタ104の内容の起動〜終了の中間データ811への
加算(1301)、ハードウェア131の性能カウンタ
104の内容のpoint〜pointのデータ810
への加算(1302)を行ない、ハードウェア131の
性能カウンタ104の内容をゼロクリアする(130
3)。
【0065】これにより、ハードウェア131の性能カ
ウンタ104から読み込んだデータのプログラム毎の分
配を可能としている。
【0066】性能測定支援ユーティリティ109がユー
ザのオペレーションに従い性能データを得る場合は、入
力されたコマンドをプロセスとして作成し、その終了を
待つ。この時、性能測定支援ユーティリティ109は親
プロセスとなり、測定対象のプログラムは子プロセスと
なる。
【0067】測定対象のプロセスに対し集計した性能デ
ータを親プロセスである性能測定支援ユーティリティ1
09に渡すため、子プロセスの終了を待つシステムコー
ルに性能データを渡す処理を組み込む。
【0068】図14は、オペレーティングシステム10
5のプログラム終了処理である。プログラムの終了(1
401)を行なった後、プログラム種別を判定している
(1402)。
【0069】プログラムがプロセスの場合、(ハードウ
ェア131の性能カウンタ104の内容+起動〜終了の
中間データの内容)の値を起動〜終了の集計データへ加
算し(1403)、プロセスの起動から終了までの性能
データを集計する。次の親プロセス(性能測定支援ユー
ティリティ109)が存在するかを判定し(140
4)、親プロセスが存在しない場合は、性能データ不要
と判断し、性能データ集計用ワークエリア807の該当
エントリ解放(1405)と、プロセス管理テーブル8
01の該当エントリ解放(1406)を行なう。プログ
ラムがタスクの場合は、終了回数を判定し(140
7)、最初の終了なら(ハードウェア131の性能カウ
ンタ104の内容+起動〜終了の中間データの内容)の
値を起動〜終了の集計データへ加算する(1408)。
終了回数が2回以上なら、終了回数当たりの平均値を算
出し、起動〜終了の集計データへ加算する(140
9)。そして、最後にハードウェア131の性能カウン
タ104のゼロクリア1410を行なう。
【0070】図15は、オペレーティングシステム10
5の終了待ち処理(waitexシステムコールと命名
する)である。本waitexシステムコールは、性能
測定支援ユーティリティ109により呼ばれる。
【0071】waitexシステムコールでは先ず、子
プロセス(測定対象プロセス)の終了を待ち(150
1)、子プロセスが終了した時点で、指定されたユーザ
エリアへ子プロセスの起動〜終了の集計データの内容を
転送する(1502)。これにより、性能測定支援ユー
ティリティ109へ測定対象プロセスの性能データが渡
る。次に、子プロセスの性能データ集計用ワークエリア
807の該当エントリ解放(1503)、子プロセスの
プロセス管理テーブル801の該当エントリ解放(15
04)を行なう。
【0072】次に性能測定支援システムコールについて
説明する。
【0073】性能測定支援システムコールには、前述し
たように、性能データを性能測定支援ユーティリティ1
09に渡すインタフェースと、性能測定支援ユーティリ
ティ109からプログラム内の特定区間を指示され、性
能データを取り込むためのインタフェースがある。
【0074】性能データを性能測定支援ユーティリティ
109に渡すインターフェースの一部は、図15のオペ
レーティングシステム105の終了待ち処理で説明した
が、図15の場合はプログラム(プロセス)の終了時に
性能データを取り込むものである。プログラムの終了時
ではなく、プログラムの実行中に性能データを取り込む
ためのシステムコールインタフェースが図16のオペレ
ーティングシステム105の性能データ取り込み処理で
ある。これは、オペレーティングシステム105のプロ
グラム終了処理で行なっている性能データの集計を、プ
ログラムの実行中にも行なえるようにしたものである。
性能データ取り込み処理では、先ずプログラム種別を判
定する(1601)。プログラムがプロセスの場合、
(ハードウェアの性能カウンタ104の内容+起動〜終
了の中間データの内容)の値を起動〜終了の集計データ
へ加算し(1602)、プロセスの起動から現時点まで
の性能データを集計する。
【0075】プログラムがタスクの場合は、終了回数を
判定し(1603)、最初の終了なら(ハードウェア1
31の性能カウンタ104の内容+起動〜終了の中間デ
ータの内容)の値を起動〜終了の集計データへ加算する
(1604)。終了回数が2回以上なら、終了回数当た
りの平均値を算出し、起動〜終了の集計データへ加算す
る(1605)。そして、起動〜終了の集計データの内
容を指定されたユーザエリアへ転送し(1606)、最
後にハードウェア131の性能カウンタ104のゼロク
リア1607を行なう。
【0076】図17と図18に、プログラム内の特定区
間を指示され、性能データを取り込むためのインタフェ
ースを示す。特定区間の性能データの取り込みは、性能
測定開始を指示するシステムコールと性能測定終了を指
示するシステムコールにて行なう。性能データは性能測
定終了を指示するシステムコールに返される。どのプロ
グラムを測定対象とするかはシステムコールの引数とし
て指定する。
【0077】区間性能測定開始システムコール1700
では、先ず指定された引数より該当するプロセス管理テ
ーブル801またはタスク管理テーブル804のエント
リを求め、性能データ集計用ワークエリア807の該当
エントリを求める(1701)。次にハードウェア13
1の性能カウンタ104の内容を起動〜終了の中間デー
タ811へ加算する(1702)。そして、point
〜pointのデータ810の内容のゼロクリア(17
03)、ハードウェア131の性能カウンタ104のゼ
ロクリア(1704)を行ない、区間の性能データを集
計するための初期化を行なう。
【0078】区間性能測定終了システムコール1800
では、先ず指定された引数より該当するプロセス管理テ
ーブル801またはタスク管理テーブル804のエント
リを求め、性能データ集計用ワークエリア807の該当
エントリを求める(1801)。次にハードウェア13
1の性能カウンタ104の内容の起動〜終了の中間デー
タ811への加算(1802)、ハードウェア131の
性能カウンタ104の内容のpoint〜pointの
データ810への加算(1803)を行ない、現時点ま
での性能データを集計する。そして、point〜po
intのデータ810の内容を指定されたユーザエリア
へ転送し(1804)、ハードウェア131の性能カウ
ンタ104をゼロクリアする(1805)。
【0079】性能測定支援ユーティリティ109は図1
に示すとおり性能測定モード設定機構と性能情報編集表
示機構とサブプログラム性能測定機構から構成される。
【0080】図19に性能測定モード設定機構を示す。
この処理は、ユーザが指定する表1に示すような測定モ
ードを解釈し(1901)、オペレーティングシステム
105に対してシステムコールを発行することでその測
定モードでの性能測定を開始する(1904)。なお、
測定開始に当っては、サブプログラムについての性能情
報を記憶するためのサブプログラム性能情報テーブルI
RSPERF2512を初期化する(1903)。性能
測定終了の場合(1902)には、測定終了モードにて
システムコールを発行し、ハードウェア131ならびに
オペレーティングシステム105の性能測定機能を停止
させる。
【0081】図20に、プログラム性能測定手段である
性能情報編集表示機構111を示す。性能情報編集表示
機構111は、コマンドとして実現される。まずはじめ
にコマンドパラメータとして指定されている表示時間間
隔、表示回数、表示タスク番号、プロセスID、サブプ
ログラム名称を読み込む(2001)。そして、システ
ムコールを発行し、全てのプロセスとタスクの性能情報
を取得し(2003)、指定されたプロセスまたはタス
クの情報についてのみ性能情報を表示形式に編集して表
示する(2004)。次に指定のサブプログラムについ
て性能情報をIRSPERFテーブル2512より読み
込んで(2005)、その情報を表示形式に編集し、表
示する(2006)。次に、表示回数をカウントアップ
し(2007)、指定された表示間隔である例えば、1
0秒が経過したかどうかを判定し(2008)、経過し
ていないときは、10秒が経過するのを待ち、経過した
ときは、ステップ2002にいく。以上のことを指定時
間間隔で指定回数だけ繰り返す(2002)。
【0082】図21にプロセスについての性能情報表示
方法を示す。ここでは、起動2101されてから実行し
続けるデーモンプロセス2102についての性能情報を
10秒毎に表示する例を示す。性能測定を開始2103
すると、オペレーティングシステム105により性能測
定が開始される。その状態で、性能情報表示を開始21
04すると、1回目の表示2105では、プロセス起動
時点2101からその時2105までの積算値を表示
し、それ以降(表示2(2106)、表示3(210
7)、表示4(2108)、表示5(2109))で
は、前回表示時点からその表示時点までの差分値を表示
する。つまり、表示5(2109)においては、前回表
示時点である表示4(2108)からの差分値で表示す
る。
【0083】図22にタスクについての性能情報表示方
法を示す。ここでは、起動2201/終了2202とい
う1回のタスク実行2203を3回繰り返す(220
4、2205、2206)場合にそのタスクの性能情報
を10秒毎に表示する例を示す。性能測定を開始220
7すると、オペレーティングシステム105により性能
測定が開始される。
【0084】その状態で、性能情報表示を開始2208
すると、表示時点でタスクの実行が終了していない場合
(表示1(2209))には、タスク起動時点からその
表示時点2109までの測定値を表示する。1回目のタ
スク実行2204終了後の表示(表示2(2210)、
表示3(2211)、表示4(2212)、表示5(2
213))については、その時までに実行を終了してい
るタスク実行(表示2(2210)と表示3(221
1)については1回目2204、表示4(2212)と
表示5(2213)については1回目2204と2回目
2205)について、その平均値を表示する。
【0085】図23にサブプログラムについての性能情
報表示方法を示す。ここでは、何回か呼ばれるサブプロ
グラム(呼び出されて(2301)から、リターン(2
302)するまでを1回の実行(2303)とする)の
性能情報を10秒毎に表示する例を示す。性能測定を開
始すると(2304)、オペレーティングシステム10
5とサブプログラム性能測定機構111により性能測定
が開始される。その状態で、性能情報表示を開始すると
(2305)、1回目の表示2306についてはその時
までに実行を終了しているサブプログラム実行(1回目
2311と2回目2312)について測定値の平均を表
示し、それ以降については前回表示からその時までに終
了してサブプログラムについて表示する。つまり、表示
2(2307)では、1〜4回目の実行(2311〜2
314)について測定値の平均を表示し、表示5(23
10)では、1〜9回目の実行(2311〜2319)
について測定値の平均を表示する。
【0086】図24にコマンドインタプリンタであるシ
ェルにて性能情報編集出力を行う方法について示す。端
末2406のキーボードよりユーザの入力を読み込み
(2401)、ユーザの入力に応じて指定されたプロセ
スを子プロセス2405として起動する(2402)。
起動後、シェルは起動した子プロセスが終了するのをw
aitexシステムコールを使用して待つ(240
3)。子プロセス2405が実行を終了する(240
7)とwaitexシステムコールによる待ちが解除さ
れる(2408)。子プロセスの性能情報はオペレーテ
ィングシステム105により記録され、waitexシ
ステムコールの出力として返えされるので、waite
xシステムコールで得られた情報を端末2406のディ
スプレイに表示する(2404)。
【0087】図25にサブプログラム性能測定手段であ
るサブプログラム性能測定機構112を示す。プロセス
もしくはタスクから共通に呼び出されるサブプログラム
の性能測定は、性能測定プログラム2501を介してサ
ブプログラムを呼び出すことによって、性能測定プログ
ラム2501がサブプログラム実行前と実行後の性能情
報を求め、サブプログラム呼び出し1回についての性能
情報を得る。サブプログラム性能測定機構112は、第
1および第2の記憶手段であるIRSPERF2512
を有する。
【0088】図26に示すとおり、サブプログラムはそ
の名称とアドレスを組にして一貫番号を付してサブプロ
グラム管理テーブル2502にて管理している。ここで
は、番号n、名称SUBn、アドレスADDRnのサブ
プログラムを想定する。
【0089】サブプログラム性能測定機構は、サブプロ
グラムの性能を測定するためのサブプログラムである性
能測定プログラムPERF2501と、サブプログラム
の番号に対するサブプログラムのアドレスを記憶してい
るサブプログラム管理テーブルIRSBT2502と、
間接呼び出しのための間接呼び出しサブプログラムイン
デックスIRSBTIX2503と、プロセスもしくは
タスクから呼び出される全てのサブプログラムの性能情
報を記憶しているサブプログラムネスト管理テーブルI
RSNTBL2504を有している。IRSBT250
2とIRSBTIX2503はサブプログラムが登録さ
れた時点で作成されるテーブルである。
【0090】サブプログラムSUBn2505を呼び出
しているプロセスまたはタスク2506はSUBn25
05を呼び出す時点2507でSUBn2505ではな
くSUBn2505に対応したIRSBTIX2503
を呼び出す。IRSBTIX2503にはPERF25
01を呼び出す命令を格納しており、SUBn2505
に対応するIRSBTIX2503が呼び出されるとプ
ログラムの実行はIRSBTIX2503から、PER
F2501に移る。PERF2501はサブプログラム
を呼び出す(2509)前後に性能測定処理(2510
2511)を行って性能情報を取得し、性能情報をI
RSNTBL2504とIRSPERF2512に格納
する。IRSNTBL2504はサブプログラムがネス
トして呼び出された場合にも正しく性能を求めるために
用意したテーブルであり、IRSPERF2512はサ
ブプログラム毎の性能データを格納するテーブルであ
る。
【0091】図27にPERF2501の詳細処理を示
す。PERF2501はまず、IRSBT2502に格
納されたサブプログラムのアドレスを取り込む(270
1)。ここで取り込んだアドレスをもとにサブプログラ
ムSUBn2711を呼び出す(2705)。IRSP
ERF2512には性能測定を行うか否かを設定するフ
ラグ2717を有し、このフラグがONの時には性能測
定を行わない。このフラグの設定は性能測定モード設定
機構のサブプログラム性能情報テーブル初期化処理19
03にて設定される。性能測定を行わない場合には、サ
ブプログラムが実行したあとPERF2501へ戻らず
に、直接呼び出しプログラムに戻る(2712)よう
に、スタックに格納されている戻り番地を呼び出しプロ
グラムへのもどり番地に設定する(2703)。性能測
定を行う場合には、まず性能カウンタ104のリセット
と同時にその時の測定値を取得する(2704)。この
時の測定値は親のサブプログラムが存在すれば、その親
のサブプログラムを呼び出しているPERF2501の
該当処理(2704)時点からの性能データである。従
って、親のサブプログラムが存在する場合には(270
6)、測定値を親のサブプログラムのIRSNTBL2
504に加算する(2707)。サブプログラム250
5からリターンすると、PERF2501は親のサブプ
ログラムが存在するか否かを判定し(2719)、存在
すれば性能カウンタ104をリセットし、その時の測定
値を取得する(2720)。親のサブプログラムが存在
しなければ、測定値を取得し、測定を終了する(272
1)。いずれの場合にも、測定されるデータはその前に
発行された性能カウンタリセット処理からの値である。
そして、測定値はSUBn2505のIRSNTBL2
504へ加算される(2708)。また、測定された性
能情報をIRSPERF2512に格納する(270
8)。IRSPERF2512に格納された性能情報は
サブプログラム毎の情報であり、このデータをもとに性
能情報の表示を行う(2005)。IRSNTBL25
04の性能情報はサブプログラムがネストして呼び出さ
れてもサブプログラムそれぞれについての性能を正しく
求めるために用いている。それについては、後で説明す
る。
【0092】PERF2501では、オペレーティング
システム105の特定区間(point〜point)
の性能情報取り込み機構を用いて性能を測定している。
性能カウンタリセットと測定値取得(2704、272
0)は、区間性能測定開始システムコール1700にて
行い、測定値の取得と測定終了は、区間性能測定終了シ
ステムコール1800にて行う。
【0093】図28にサブプログラムがネストして呼び
出された場合の処理について示す。プロセスもしくはタ
スクを構成しているプログラムMAIN2801からP
ERF2802を介してSUB1(2803)が呼び出
されており、同様に呼び出しを繰り返して、最終的にS
UBn−1(2805)からSUBn(2807)が呼
び出されるようなプログラム構造を持つ場合に、SUB
n−1(2805)について見ると、まずSUBn−1
(2805)を呼び出す前にPERF2804の性能カ
ウンタリセット処理2816にて性能カウンタ104が
リセットされる。そしてSUBn−1(2805)から
SUBn(2807)が呼び出される場合には、SUB
n(2807)のPERF2806をまず呼び出す。こ
のPERF2806のカウンタリセットと測定値の取得
処理2818で取り出される測定値はSUBn−1(2
805)つまりSUBn(2807)の親のものである
から、SUBn−1(2805)用のIRSNTBL2
810へ加算する。そしてSUBn(2807)を呼び
出し、SUBn(2807)からリターンしてきた時点
において性能カウンタリセットと測定値の取得を行う
(2819)。この時の測定値はSUBn(2807)
についてのものであるから、SUBn(2807)用性
能情報1209へ加算する。同様に、PERF2804
の性能カウンタリセットと測定値の取得処理2817に
て取り出される測定値はSUBn−1(2805)のも
のであるから、SUBn−1用性能情報2810へ加算
する。以上の処理にて、従属する全てのサブプログラム
の性能情報も呼び出しているサブプログラムの性能情報
として取得できる。
【0094】本発明は、以上述べたように、プログラム
やサブプログラムの構造や動作環境を変えずにそれぞれ
の性能情報を取得できる。
【0095】すなわち、中央処理装置を搭載した計算機
システムにおいて性能測定機能の有効・無効を指示する
ための性能測定有効化レジスタを有し、制御回路は、レ
ジスタにより前記測定機能が有効と指示された場合には
二重系のうちの片方の系を性能測定機構として動作せし
め、無効と指示された場合は、二重系の両方の系を中央
処理装置として動作させる。こうして、性能測定時に
も、性能測定を行わない時と同じ動作環境にて性能測定
できる。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、システムを設計/製作
する側には、共用回路の採用及びカウンタの数を越える
種類の情報が取得できるようにモード設定用レジスタを
設けたため、実装量の縮減ができるというメリットが有
る。その結果、限られた実装量にて、二重化した中央処
理装置に性能測定機構が実装できる効果がある。
【0097】また、どのような性能情報を取得するのか
を測定モード設定レジスタに設定することによって限ら
れたレジスタにてレジスタの数を越える種類の性能情報
の取得が可能となる効果がある。
【0098】また、複数のプロセスまたはタスクから呼
び出されるサブプログラムについて、実際の運用状態で
の性能情報が得られる。また、実際に動作しているプロ
グラムについての性能情報を測定者が指定した時点か
ら、指定した時間間隔にて取得可能となる効果がある。
この結果、ユーザである使用者側には、性能調整作業が
効率的に行えるというメリットが有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る計算機システムのブロック図。
【図2】性能測定機構のブロック図。
【図3】性能測定機構のブロック図。
【図4】冗長化BPUのブロック図。
【図5】オペレーティングシステムの性能測定モード設
定機構の説明図。
【図6】プログラムの起動から終了までの流れの説明
図。
【図7】オペレーティングシステムのプログラム起動処
理のフローチャート。
【図8】プロセス、タスク管理テーブルと性能データ集
計用ワークエリアの説明図。
【図9】性能集計用ワークエリア内起動〜終了の集計デ
ータの構成の説明図。
【図10】オペレーティングシステムのタスク登録処理
のフローチャート。
【図11】オペレーティングシステムのタスク削除処理
のフローチャート。
【図12】オペレーティングシステムの割り込み処理の
フローチャート。
【図13】オペレーティングシステムのプログラムスイ
ッチング処理のフローチャート。
【図14】オペレーティングシステムのプログラム終了
処理のフローチャート。
【図15】オペレーティングシステムの終了待ち処理の
フローチャート。
【図16】オペレーティングシステムの性能データ取り
込み処理のフローチャート。
【図17】オペレーティングシステムの区間性能測定開
始システムコールのフローチャート。
【図18】オペレーティングシステムの区間性能測定終
了システムコールのフローチャート。
【図19】性能測定モード設定機構の処理のフローチャ
ート。
【図20】性能情報編集表示機構の処理のフローチャー
ト。
【図21】プロセスの性能情報表示の説明図。
【図22】タスクの性能情報表示の説明図。
【図23】サブプログラムの性能情報表示の説明図。
【図24】性能情報編集表示機構の処理のフローチャー
ト。
【図25】サブプログラム性能測定機構の処理のフロー
チャート。
【図26】サブプログラム管理テーブルの説明図。
【図27】サブプログラム性能測定機構の処理のフロー
チャート。
【図28】サブプログラムネスト処理のフローチャー
ト。
【符号の説明】
101…ハードウェア、102…ベーシックプロセッシ
ングユニット、103…性能測定機構、104…性能カ
ウンタ、105…オペレーティングシステム、106…
性能モード設定機構、107…性能データ集計機能、1
08…プロセスまたはタスク毎の性能情報、109…性
能測定支援ユーティリティ、110…性能測定モード設
定機構、111…性能情報編集表示機構、112…サブ
プログラム性能測定機構、113…端末、114…性能
情報表示、115…測定対象、116…プロセスまたは
タスク、117…サブプログラム、118…オペレーテ
ィングシステムからハードウェアへの性能モード設定指
示、119…性能測定支援ユーティリティからオペレー
ティングシステムへの性能モード設定指示、120…測
定者から性能測定支援ユーティリティへの性能モード設
定指示、121…オペレーティングシステムから性能測
定機構内性能カウンタの内容読み出し指示、122…性
能測定支援ユーティリティからオペレーティングシステ
ムへの性能情報読み出し指示、123…測定者から性能
測定支援ユーティリティへの性能情報表示指示、124
…性能測定支援ユーティリティによる性能情報表示、1
25…プロセッサ、126…キャッシュ機構、127…
性能データ集計機能によるプロセスまたはタスクの性能
情報集計処理、128…性能カウンタの内容読み出し、
129…性能情報編集表示機能によるプロセスまたはタ
スクの性能情報読み出し、130…サブプログラム性能
測定機構による性能情報の読み出し。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 政則 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 小林 博 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 堀江 正典 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 佐藤 秀樹 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 丹治 雅行 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 和田 茂明 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 雑賀 敏昌 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理システムにおいて、 上記情報処理システムの性能測定のための情報を受付け
    て上記情報処理システムの性能測定を行う機能と、性能
    測定以外の処理を行う機能とを有する性能測定手段と、 性能測定を行うかどうかの指示を受付ける性能測定指示
    受付手段と、 上記指示を受けて、性能測定を行うときは、上記性能測
    定手段に性能測定を行わせ、性能測定を行わないとき
    は、上記性能測定手段に性能測定以外の処理を行わせる
    制御手段とを有することを特徴とする情報処理システ
    ム。
  2. 【請求項2】同一の処理を行うことができる、複数の処
    理装置を有する情報処理システムにおいて、 上記処理装置のうち少なくとも一つは、 少なくとも一つの他の処理装置の性能測定のための情報
    を受付けて上記他の処理装置の性能測定を行う機能と、
    性能測定以外の処理を行う機能とを有する性能測定手段
    と、 性能測定を行うかどうかの指示を受付ける性能測定指示
    受付手段と、 上記指示を受けて、性能測定を行うときは、上記性能測
    定手段に性能測定を行わせ、性能測定を行わないとき
    は、上記性能測定手段に性能測定以外を行わせる制御手
    段とを有することを特徴とする情報処理システム。
  3. 【請求項3】同一の処理を行うことができる、複数の処
    理装置を有する情報処理システムにおいて、 上記処理装置のうち少なくとも一つは、 少なくとも一つの他の処理装置の性能測定のための情報
    を受付けて上記他の処理装置の性能測定を行う性能測定
    手段と、 性能測定を行うかどうかの指示を受付ける性能測定指示
    受付手段と、 上記指示を受けて、性能測定を行うときは、上記性能測
    定手段に性能測定を行なわせる制御手段とを有し、 性能測定を行わないときは、上記複数の処理装置は、上
    記同一の処理を行うことを特徴とする情報処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】複数の性能測定モードを有する情報処理シ
    ステムであって、 上記情報処理システムの性能測定のための性能情報を受
    付けて、上記性能情報を記憶する記憶手段と、 性能測定モードに関する指示を受付ける性能測定モード
    受付手段と、 上記指示を受けて、上記記憶手段に記憶すべき性能情報
    を選択する制御手段とを有することを特徴とする情報処
    理システム。
  5. 【請求項5】メインプログラムから呼び出されて、処理
    を行うサブプログラムを実行する情報処理システムにお
    いて、 上記サブプログラムの性能測定のための情報を受付けて
    上記サブプログラムの性能測定を行う性能測定手段と、 上記サブプログラムについて性能測定を行うかどうかの
    情報を記憶しておく第1の記憶手段と、 上記サブプログラムの性能情報を記憶する第2の記憶手
    段と、 上記サブプログラムが呼び出されたときに、第1の記憶
    手段に記憶された情報を参照し、上記参照結果に応じて
    性能測定を行うときは、上記性能測定手段に性能測定を
    行わせ、上記性能測定手段により得られた性能情報を第
    2の記憶手段に記憶するサブプログラム性能測定手段と
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  6. 【請求項6】プログラムを実行する情報処理システムに
    おいて、 上記プログラムの性能測定のための情報を受付けて上記
    プログラムの性能測定を行う性能測定手段と、 上記プログラムが呼び出されたときに、上記プログラム
    について性能測定を行うかどうかの情報を受けて、上記
    受けた情報を参照し、上記参照結果に応じて性能測定を
    行うときは、上記性能測定手段に性能測定を行わせ、上
    記性能測定手段により得られた性能情報を予め定められ
    た時間ごとに出力するプログラム性能測定手段とを有す
    ることを特徴とする情報処理システム。
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