JPH10333938A - 計算機システムにおける実行ログの記録、表示方法、ならびに同方法を用いた計算機システム、及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体 - Google Patents

計算機システムにおける実行ログの記録、表示方法、ならびに同方法を用いた計算機システム、及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体

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JPH10333938A
JPH10333938A JP9146534A JP14653497A JPH10333938A JP H10333938 A JPH10333938 A JP H10333938A JP 9146534 A JP9146534 A JP 9146534A JP 14653497 A JP14653497 A JP 14653497A JP H10333938 A JPH10333938 A JP H10333938A
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JP
Japan
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log
event
execution
computer system
state transition
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Application number
JP9146534A
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English (en)
Inventor
Izuru Miyamoto
出 宮本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、時間当たりのイベントログが稠密
な部分と離散的な部分で時間軸の目盛り間隔を動的に変
化させることにより、表示ログの判別を容易にし、か
つ、一度記録されたログの必要不要を判定する優先度の
低いタスクを用意して、CPUの空き時間を利用してチ
ェック、もしくは削除することにより、CPUの負荷低
減をはかり使い勝手のよい、実行ログの記録、表示方
法、ならびに同方法を用いた計算機システム、及び同方
法がプログラムされ記録される記録媒体を提供、もしく
は構築することを主な特徴とする。 【解決手段】 本発明は、(1)計算機システムにおけ
るプログラムの実行ログの状態遷移を時系列的に表示
し、この表示に際し、時間当たりの実行ログの状態遷移
発生の頻度に従って時間軸における幅を可変とする、
(2)アプリケーションの他に、一度ログバッファに記
録された実行ログが必要か否かをチェックする最も優先
度の低いタスクを備え、そのログチェックの結果を記録
されたログに適当なマークを付すことにより、そのマー
クがないログのみ他の計算機に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リアルタイムOS
(オペレーティングシステム)に用いて好適な、実行ロ
グの記録、表示方法、ならびに同方法を用いた計算機シ
ステム、及び同方法がプログラムされ記録される記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】リアルタイム処理(実時間処理)の特徴
は、定型的な処理が多いこと、応答時間および信頼性に
対する要求が厳しいことである。処理が定型的であるた
め、使用するプログラムやファイル等の使用資源はあら
かじめ決まっており、処理要求毎の処理時間もほぼ一定
である。しかし、多数の地点からランダムに発生する処
理要求を都度受付、しかも業務の最繁時にも処理時間を
保証する必要がある。
【0003】このため、アプリケーションプログラムは
リエントラト(re-entrant:処理の履歴が要求毎に記憶管
理され、処理に必要な作業領域が処理タスク毎確保でき
るオブジェクト形式) にしたり、資源のデッドロック(d
eadlock)防止や、使用頻度の高いプログラムの処理効率
を上げる等の配慮がなされている。
【0004】ところで、マルチタスク型のプログラムの
デバッグや性能チューニングの一種で、タスクの状態遷
移情報を時刻とともに記録し、実時間で、あるいは静的
に、時間とともにシステムがどのように変化したかを表
示することが頻繁に行われる。図6に典型的な表示画面
を示す。横に時間軸をとり、縦軸にタスクや割り込みハ
ンドラ、セマフォ、イベントフラグといったOS資源を
とり、状態遷移の様子が図示されている。即ち、タスク
に対する各横線は、その間、そのタスクがラン状態(C
PUが割り当てられた)にあったことを示し、また、セ
マフォとタスクを結ぶ線分は、その矢印の向きに応じて
タスクのセマフォ待ち、あるいは解除を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、実行
ログを時系列表示することでユーザがマルチタスクの実
行状況を把握でき、論理バグや性能バグを検出するため
の手段として多用されてきた。特に、CPUを含む
み込み機器の開発でよく利用され、その場合、記録さ
れたログは自らの記憶容量がそれ程大きくない場合が多
いため、ネットワーク等通信回線経由で別計算機に転送
され、その計算機で解析がなされ、グラフィカルに表示
されることが多い。
【0006】しかしながら、上述した従来例では、タス
クやセマフォ等オブジェクトの状態を時系列表示するに
際し表示時間幅が固定であったため、イベントの発生頻
度が密な場合と疎な場合とがその表示区間に混在する場
合、特に密な部分の判別が困難であった。即ち、図6を
例示した場合、ポイントa付近では、遷移が稠密で判別
が困難、ポイントb付近では離散的にしかイベントが発
生していないため比較的判別は容易であった。
【0007】一方、従来はユーザが不要なログを採取し
ないように特定のログのみ採取するといった柔軟性のあ
る使い方ができなかった。従って、膨大なログの中から
ユーザが調査したい部分を後に検索する必要があり、従
来の実行ログの記録、表示方式は、ユーザにとって必ず
しも使い勝手のよいものではなかった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、時間当たりのイベントログが稠密な部分と離散的
な部分で時間軸の目盛り間隔を動的に変化させることに
より、表示ログの判別を容易にし、かつ、一度記録され
たログの必要不要を判定する優先度の低いタスクを用意
することにより、CPUの空き時間を利用してチェッ
ク、もしくは削除することにより、CPUの負荷低減を
はかり使い勝手のよい実行ログの記録、表示方法、なら
びに同方法を用いた計算機システム、及び同方法がプロ
グラムされ記録される記録媒体を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の計算機システム
における実行ログの表示方法は、計算機システムにおけ
るプログラムの実行ログの状態遷移を時系列的に表示
し、この表示に際し、時間当たりの実行ログの状態遷移
発生の頻度に従って時間軸における幅を可変とすること
を特徴とする。このとき、プロセッサが割り付けられる
OS資源の状態遷移を時間情報とともにイベントとして
表示される。
【0010】一方、本発明の計算機システムにおける実
行ログの記録方法は、アプリケーションの他に、一度ロ
グバッファに記録された実行ログが必要か否かをチェッ
クする最も優先度の低いタスクを備え、そのログチェッ
クの結果を記録されたログに適当なマークを付すことに
より、そのマークがないログのみ他の計算機に転送する
ことを特徴とする。
【0011】本発明の計算機システムは、アプリケーシ
ョンプログラムの実行に伴うOS資源の実行ログが採取
され記録されるログバッファと、ログバッファに記録さ
れた実行ログを時系列的に表示し、その実行ログの状態
遷移の様子を時間当たりの状態遷移の頻度に従って時間
軸の幅を可変とするデバッガと、デバッガのコントロー
ルの下でプロセッサが割り付けられるOS資源の状態遷
移を時間情報とともにイベントとして表示されるイベン
トビューアとを具備することを特徴とする。
【0012】更に、ホスト計算機と、ホスト計算機とは
通信路を介して接続され、アプリケーションプログラム
実行に伴うOS資源の実行ログが採取されるログバッフ
ァと、アブリケーションの他に、いったん記録されたロ
グが必要か不要かを判定する最も優先度の低いログチェ
ックタスク、ならびにログチェックタスク実行による不
要ログ以外のログをホスト計算機に転送する転送タスク
が主記憶上に展開され実行されるターゲット装置を具備
することも特徴とする。
【0013】本発明の記録媒体は、時間情報を含む実行
ログの記録、表示を行う計算機システムにおいて使用さ
れ、イベント発生の頻度が大きく変化した場合でも時間
軸における表示目盛り間隔の変化率αを緩和する関数を
あらかじめ用意し、k 番目に発生するイベントに対して
前後連続するn個ずつのイベントの移動平均w(k,n)を算
出するステップ、W(k,n)-W(k-1,n) の移動平均v(k,n)を
算出するステップ、k番目のイベントでの時間軸におけ
る表示目盛り間隔Ikをα(V(k,n))*Ik-1 により算出する
ステップ、得られた時間間隔に従う実行ログの状態遷移
を時系列表示するステップとがプログラムされ記録され
ることを特徴とする。また、時間情報を含む実行ログの
記録、表示を行う計算機システムにおいて使用され、ロ
グバッファを確保できるか否かをチェックするステップ
と、ログバッファが確保できたときに他からのアクセス
を禁止するためログバッファをロックするステップと、
ログデータのチェックを行いそのログに適当なマークを
付すステップと、n個のログデータのチェックを終えた
後にログバッファのロックを解除するステップと、ログ
バッファを検索し、マークの付与されていないログデー
タのみ他の計算機へ転送するステップとがプログラムさ
れ記録されことも特徴とする。
【0014】このことにより、時間当たりのイベントロ
グが稠密な部分と離散的な部分で時間軸の目盛り間隔を
動的に変化させることで、表示ログの判別を容易にして
使い勝手の向上をはかり、かつ、一度記録されたログの
必要不要を判定する優先度の低いタスクを用意すること
により、CPUの空き時間を利用してチェック、もしく
は削除することにより、CPUの負荷低減をはかること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の計算機システムの
構成例を示すブロック図である。
【0016】図において、1は本発明の実行ログの記
録、表示を行うデバッガがインプリメントされるターゲ
ット装置であり、CPUを含む組み込み機器が例示され
ている。2はホスト計算機であり、通信路3を介して接
続される。組み込み機器1はデバッグモニタ11、アプ
リケーションプログラム12から構成される。ホスト計
算機2は、クロスデバッガ21の他に、イベントログが
収納されるファイル装置22、イベントビューア23か
ら構成される。本発明実施例では、デバッグモニタ11
を介して採取されたログは、ネットワーク等通信路3を
経由してホスト計算機2に転送され、クロスデバッガ2
1を介してファイル装置22にイベントログを格納し、
イベントビューア23に図2に示す表示を行う。ここ
で、採取されるログは、リセットログ、アイドルログ、
初期化ログ、ディスパッチログ、システムハンドラロ
グ、割り込みログ、エラーログ、システムコールログ、
初期ログ情報、状態遷移ログの全部、あるいはその一部
である。
【0017】尚、図1に示す実施例は、採取したログを
ネットワーク等通信路3を介してホスト計算機2に転送
して解析する例を示したが、対象となる組み込み機器1
側で十分な記憶容量を備える場合にはスタンドアロンで
解析し表示する構成としても構わない。
【0018】図2は本発明により実現される実行ログの
画面表示の例を示す図である。
【0019】図から理解できるように、a部分では、イ
ベントの発生が密になっているため、時間軸の目盛り間
隔を広くとるように調整され、b部分では、イベントの
発生が疎になっているため、目盛り間隔を狭くするよう
に調整されている。つまり、時間当たりのイベントログ
の発生が稠密な部分(密)と離散的な部分( 疎) で、時
間軸の目盛り幅を自動的に変化させることで表示を見や
すくし、判別を容易にして使い勝手を向上させている。
【0020】これを実現するには、デバッグモニタ1
1、もしくはクロスデバッガ21に、以下に示す機能を
実現する関数、もしくはプログラムを付加する必要があ
る。即ち、イベント発生の頻度が大きく変化した場合で
も時間軸における表示目盛り間隔の変化率αを緩和する
関数をあらかじめ用意し、k 番目に発生するイベントに
対して前後連続するn個ずつのイベントの移動平均w(k,
n)、更に、W(k,n)-W(k-1,n) の移動平均v(k,n)を算出
し、k 番目のイベントでの時間軸における表示目盛り間
隔Ikをα(V(k,n))*Ik-1 により求め,実行ログの状態遷
移を時系列表示する。但し、nはあらかじめシステムが
設定した正数とする。
【0021】要するに、k 番目のイベントでの縮尺Ikは
イベント発生間隔が大きく変化した場合でもIk-1に比べ
て同じ縮尺で変化させるのではなく、少し緩和させて変
化させるものである。本来の変化率を緩和するために例
えば以下に示す関数を用意しておく必要がある。
【0022】 α(P)=0.8(if[0.0<p<=0.5]) α(P)=0.9(if[0.7<p<=0.9]) α(P)=1.0(if[0.9<p<=1.1]) α(P)=1.1(if[1.1<p<=3.0]) α(P)=1.2(if[3.0<p<=10.0]) … α(P)=2.0(if[100.0<p]) Ik-1からIkを求める表示目盛りの計算の仕方は、図3に
フローチャートで示されている。尚、ここで移動平均
(時間)は、時系列数値の変動を見るため、連続する複
数イベントのかたまりの平均を算出し、そのかたまりを
ずらしながら順次繰り返し計算することで変化の傾向を
求める統計法の一つである。
【0023】一方、上述した実施例の変形例として、イ
ベントが密に発生する部分を一つの印で表現することも
考えられる。この場合、他と表示色を変える、大きさを
変えるといった表示属性を変えることにより実現され、
またこの場合、マウス等ポインテングデバイスの操作に
よりイベント群の詳細を他のウインドウを開くことによ
り表示されるものである。
【0024】更に、イベントをアニメーション表示する
ことも考えられる。この場合は、表示区間に入るイベン
トの数に応じてイベント表示のコマ送りの速度を自動調
整するものである。即ち、イベントが密に発生する部分
は遅く、疎な部分は早く動くように表示速度を可変とす
るものである。
【0025】図4は本発明の他の実施例である計算機シ
ステムの構成を示すブロック図である。図において、4
はターゲット装置であり、ログバッファ41の他に、ア
プリケーションプログラム42、転送タスク43、ログ
チェックタスク44で構成される。2はホスト計算機、
3は通信路である。
【0026】アプリケーション42の以外に、一度記録
されたログが必要か、不要か判定するログチェックタス
ク44を用意している。このタスク44は、すべてのタ
スクの中で一番優先度の低いところにランク付けされ走
らせておく。CPUの実行に余裕があればこのタスクが
実行され、記録されたログが不要であればメモリ(ログ
バッファ41)上、そのログに不要マークを付け、CP
Uに余裕がなくこのタスクが実行されない場合には不要
なログが残る。従って、不要マークが付されていないロ
グは、ログチェックタスク44より優先度の高い転送タ
スク43によりネットワーク等通信路3を介してホスト
計算機2に転送される。
【0027】図5にログチェックタスクの動作がフロー
チャートで示されている。即ち、このタスク44が起動
された場合、まずログバッファ41を確保できるか否か
がチェックされ、確保できた場合にログバッファ41を
ロックして他からのアクセスを禁止し、確保できない場
合、ホスト計算機2に処理を委ねるためにスリープす
る。ログバッファ41をロックした後、n個のログデー
タのチェック(nはあらかじめシステムにより選ばれた
定数)を行い、上述したログの必要不要が判断され、不
要マークの付与等処理がなされる。
【0028】このように、プログラムの実行記録データ
の中で実際に必要であるか否かを判断する実行優先度の
最も低いタスクを準備することにより、ログ記録時には
CPUのオーバヘッドを小さく保ちながら空き時間を利
用してのチェック、削除が可能となる。
【0029】尚、上述した処理は、計算機に装着される
HDDやFDD、CD−ROM等の記憶媒体に当該処理
をプログラム情報として格納させ、計算機がこの記憶媒
体の格納プログラムに基づき処理を実行しても良いもの
である。
【0030】
【発明の効果】以上説明のように本発明は、時間当たり
のイベントログが稠密な部分と離散的な部分で時間軸の
目盛り間隔を動的に変化させることにより、表示ログの
判別を容易にして使い勝手の向上をはかり、かつ、一度
記録されたログの必要不要を判定する優先度の低いタス
クを用意することにより、CPUの空き時間を利用して
チェック、もしくは削除することにより、CPUの負荷
低減をはかったものであり、更に以下に列挙する効果が
得られる、 (1)イベントの表示が見やすくなる。特に、実行ログ
の状態遷移発生が稠密な部分と離散的な部分とを色分け
する、マーク付与して詳細を別ウインドウ表示する、も
しくはアニメーションによりコマ送り速度をダイナミッ
クに変化させることで判別が容易となる。
【0031】(2)不要なイベントデータを記録時には
オーバヘッドを小さく保ちながらCPUの空きを利用し
てチェック、削除することができるため、特定の状況の
み採取可能となり、従来のように膨大なログの中からチ
ェックしたい部分を検索するといった操作は不要とな
り、使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図。
【図2】イベントビューアによる画面表示の例を示す
図。
【図3】表示メモリ間隔の計算手順を示すフローチャー
ト。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図5】ログチェックタスクの動作を示すフローチャー
ト。
【図6】従来の実行ログの状態遷移の画面表示の例を示
す図。
【符号の説明】
1…ターゲット装置、2…ホスト計算機、3…通信路、
11…デバッグモニタ、12、42…アプリケーション
プログラム、21…クロスデバッガ、22…イベントロ
グファィル、23…イベントビューア、41…ログバッ
ファ、43…転送タスク、44…ログチェックタスク。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計算機システムにおけるプログラムの実
    行ログの状態遷移を時系列的に表示し、この表示に際
    し、時間当たりの実行ログの状態遷移発生の頻度に従っ
    て時間軸における幅を可変とすることを特徴とする計算
    機システムにおける実行ログの表示方法。
  2. 【請求項2】 プロセッサが割り付けられるOS資源の
    状態遷移を時間情報とともにイベントとして表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載の計算機システムにおける
    実行ログの表示方法。
  3. 【請求項3】 イベント発生の頻度が大きく変化した場
    合でも時間軸における表示目盛り間隔の変化率αを緩和
    する関数をあらかじめ用意し、k 番目に発生するイベン
    トに対して前後連続するn 個ずつのイベントの移動平均
    w(k,n)、更に、W(k,n)-W(k-1,n) の移動平均v(k,n)を算
    出し、k 番目のイベントでの時間軸における表示目盛り
    間隔Ikをα(V(k,n))*Ik-1 により求め,実行ログの状態
    遷移を時系列表示することを特徴とする請求項1 記載の
    計算機システムにおける実行ログの表示方法。
  4. 【請求項4】 時間あたりのイベント発生頻度がある値
    を超えたとき、その時間軸を他の時間軸と属性を変え表
    示することを特徴とする請求項1記載のマルチタスク計
    算機システムにおける実行ログの表示方法。
  5. 【請求項5】 時間あたりのイベント発生頻度がある値
    を超えたとき、1個のイベント発生として表示し、ウン
    イドゥ切り替えにより詳細表示を行うことを特徴とする
    計算機システムにおける実行ログの表示方法。
  6. 【請求項6】 時間情報を含む実行ログの状態遷移をア
    ニメーションによって表示し、状態遷移発生の頻度が密
    な部分と疎な部分とでそのコマ送りの速度を可変とする
    ことを特徴とするマルチタスク計算機システムにおける
    実行ログの表示方法。
  7. 【請求項7】 アプリケーションの他に、一度ログバッ
    ファに記録された実行ログが必要か否かをチェックする
    最も優先度の低いタスクを備え、そのログチェックの結
    果を記録されたログに適当なマークを付すことにより、
    そのマークがないログのみ他の計算機に転送することを
    特徴とする計算機システムにおける実行ログの記録方
    法。
  8. 【請求項8】 ログバッファを確保できるか否かを調
    べ、ログバッファが確保できたときにそのログバッファ
    をロックして他からのアクセスを禁じ、n個のログデー
    タのチェックを行ってそのログデータに適当なマークを
    付し、ログバッファのロックを解除することを特徴とす
    る請求項7記載の計算機システムにおける実行ログの記
    録方法。
  9. 【請求項9】 アプリケーションプログラムの実行に伴
    うOS資源の実行ログが採取され記録されるログバッフ
    ァと、ログバッファに記録された実行ログを時系列的に
    表示し、その実行ログの状態遷移の様子を時間当たりの
    状態遷移の頻度に従って時間軸の幅を可変とするデバッ
    ガと、デバッガのコントロールの下でプロセッサが割り
    付けられるOS資源の状態遷移を時間情報とともにイベ
    ントとして表示されるイベントビューアとを具備するこ
    とを特徴とする計算機システム。
  10. 【請求項10】 ホスト計算機と、ホスト計算機とは通
    信路を介して接続され、アプリケーションプログラム実
    行に伴うOS資源の実行ログが採取されるログバッファ
    と、アブリケーションの他に、いったん記録されたログ
    が必要か不要かを判定する最も優先度の低いログチェッ
    クタスク、ならびにログチェックタスク実行による不要
    ログ以外のログをホスト計算機に転送する転送タスクが
    主記憶上に展開され実行されるターゲット装置を具備す
    ることを特徴とする計算機システム。
  11. 【請求項11】 時間情報を含む実行ログの記録、表示
    を行う計算機システムにおいて使用され、イベント発生
    の頻度が大きく変化した場合でも時間軸における表示目
    盛り間隔の変化率αを緩和する関数をあらかじめ用意
    し、k 番目に発生するイベントに対して前後連続するn
    個ずつのイベントの移動平均w(k,n)を算出するステッ
    プ、W(k,n)-W(k-1,n) の移動平均v(k,n)を算出するステ
    ップ、k 番目のイベントでの時間軸における表示目盛り
    間隔Ikをα(V(k,n))*Ik-1 により算出するステップ、得
    られた時間間隔に従う実行ログの状態遷移を時系列表示
    するステップとがプログラムされ記録されることを特徴
    とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 時間情報を含む実行ログの記録、表示
    を行う計算機システムにおいて使用され、ログバッファ
    を確保できるか否かをチェックするステップと、ログバ
    ッファが確保できたときに他からのアクセスを禁止する
    ためログバッファをロックするステップと、ログデータ
    のチェックを行いそのログに適当なマークを付すステッ
    プと、n個のログデータのチェックを終えた後にログバ
    ッファのロックを解除するステップと、ログバッファを
    検索し、マークの付与されていないログデータのみ他の
    計算機へ転送するステップとがプログラムされ記録され
    ことを特徴とする記録媒体。
JP9146534A 1997-06-04 1997-06-04 計算機システムにおける実行ログの記録、表示方法、ならびに同方法を用いた計算機システム、及び同方法がプログラムされ記録される記録媒体 Pending JPH10333938A (ja)

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