JPH06288949A - ガス検出装置 - Google Patents

ガス検出装置

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JPH06288949A
JPH06288949A JP10351793A JP10351793A JPH06288949A JP H06288949 A JPH06288949 A JP H06288949A JP 10351793 A JP10351793 A JP 10351793A JP 10351793 A JP10351793 A JP 10351793A JP H06288949 A JPH06288949 A JP H06288949A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 気流の乱れ等による誤動作を除き、ガスの発
生後速やかに空調装置を動作させると共に、動作時間を
空気の汚染の程度に対応させて外来ノイズ等による誤動
作時に空調装置を速やかに停止させる。 【構成】 ガスセンサ信号の微分信号からガスを検出す
るとともに、ガスセンサ信号の滑らかさから雰囲気のノ
イズの程度を評価し、微分によるガスの検出条件を変更
する。微分信号が空気汚染の側に対応した条件を満たす
時間を算出し、この時間の増加関数として空調装置の動
作時間を定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明はガス検出装置に関し、特
に自動車用や居室用の空気清浄機等の制御に関する。
【0002】
【従来技術】SnO2等の金属酸化物半導体ガスセンサ
を用い、自動車の空気清浄機を制御することが提案され
ている(例えば特公平5−2265号公報)。検出の目
標は主として喫煙に伴うガスである。発明者らは自動車
の空気清浄機の制御において、次のような問題に直面し
た。 1) 自動車の窓を開けて走行すると、ガスセンサの信号
に著しいノイズが生じる。 2) 同様にドアを開けると、ノイズが生じる。 3) 窓やドアを閉じると、センサ信号のドリフトが生じ
る。 4) 喫煙の検出が遅い。 これらの問題は居室用の空気清浄機の制御等でも同様
で、窓やドア、エアコン等からの気流は空気清浄機を誤
動作させ、ガスセンサの応答性の不足はガスの検出を遅
くする。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、 1) ガス検出装置のS/Nを高めて気流の乱れ等による
誤動作を除き、 2) ガスの検出を速めてガスの発生後速やかに空調装置
を動作させ、 3) 空調装置の動作時間を空気の汚染の程度に対応さ
せ、 4) 仮に外来ノイズ等により空調装置が誤動作したとし
ても、空調装置を速やかに停止させるようにした、ガス
検出装置を提供することにある。
【0004】
【発明の構成】この発明のガス検出装置は、ガスセンサ
信号の微分信号からガスを検出するための微分手段と、
ガスセンサ信号の滑らかさから雰囲気のノイズの程度を
評価し、微分によるガスの検出条件を変更するための信
頼性検出手段と、前記の微分信号が、空気汚染の側に対
応した所定の条件を満たす時間を算出するための時間算
出手段と、時間算出手段で求めた時間の増加関数とし
て、空調装置の動作時間を定めるための動作時間決定手
段とを設けたことを特徴とする。またこの発明のガス検
出装置は、好ましくは空調装置を空気清浄機とし、車両
の車室内のガスを検出する。さらに好ましくは、前記の
微分手段にはガス検出のための域値を設け、この域値を
時間算出手段での前記所定の条件として用いるようにす
る。さらには時間算出手段で求めた時間が所定値以下の
場合、ガスの検出信号の消滅によって空気清浄機を停止
させ、前記の時間が所定値を越える場合、ガス検出信号
の消滅後も、空気清浄機を前記の増加関数により定まる
時間の間動作させるようにする。
【0005】
【発明の作用】この発明では、ガスセンサの微分信号が
空気汚染の側に対応した条件を満たす時間を算出し、こ
の時間の増加関数として空調装置の動作時間を定める。
車両の空調制御の場合を例にすると、検出を速めるため
1階あるいは2階等の微分でガスを検出する。微分信号
からガスを検出する場合は、微分信号は雰囲気のドリフ
トでは小さく、空調装置はほとんど誤動作しない。しか
しランダムなノイズでは強い微分信号が生じ、誤動作を
もたらす。そこでこの発明では、空調装置の誤動作を防
止するため、ガスセンサ信号の滑らかさから信号の信頼
性、あるいは逆にノイズの程度を評価し、ノイズの程度
が大きければ、微分手段での検出条件を変更する。微分
信号が空気汚染の側に対応した条件を満たすときには、
空調装置を動作させる。ここで空気汚染の側に対応した
条件を満たす時間が長ければ汚染の程度が大きく、短け
れば汚染の程度は小さい。例えば喫煙の検出を目的とす
る場合、この時間は喫煙による煙の発生時間に対応す
る。そこで空調装置の動作時間を、空気汚染の側に対応
した条件を満たす時間の増加関数として定めれば、空気
汚染の程度に応じた時間、空調装置を動作させることが
できる。好ましくは、前記の空気汚染の側に対応した条
件を満たす時間が所定値以下の場合、ガスの検出信号の
消滅によって空気清浄機を停止させ、この時間が所定値
を越える場合、ガス検出信号の消滅後も、空気清浄機を
前記の増加関数により定まる時間の間動作させるように
すれば、空調装置が誤動作しても速やかに停止させるこ
とができる。
【0006】
【実施例】図1に、自動車用の空気清浄機の制御装置に
ついて、実施例の要部を示す。図において2は金属酸化
物半導体ガスセンサで、その内部にヒータと金属酸化物
半導体とがある。この金属酸化物半導体には、例えばS
nO2,WO3,In2O3等のものを用いれば良い。金属
酸化物半導体ガスセンサ2以外に、例えば可燃性ガスの
燃焼による温度変化を利用した接触燃焼式ガスセンサ、
あるいは喫煙によって生じるH2,COの検出を利用し
たプロトン導電体ガスセンサ等も用いることができる。
4はバッテリー等の電源で、RLはセンサ2の金属酸化
物半導体の負荷抵抗である。6はセンサ信号のアナログ
微分増幅器で、センサ信号にアナログ微分を施してか
ら、例えば16倍の増幅を行う。
【0007】8は信号処理用のマイクロコンピュータ
で、ここでは4ビットの1チップマイクロコンピュータ
とする。10は空気清浄機で、例えば電気集塵機で喫煙
に伴う煙を除去し、オゾン発生器で喫煙に伴う臭いを除
去するものとする。空気清浄機10に替えて、換気装置
や外気の導入装置、空気浄化触媒を制御しても良い。
【0008】マイクロコンピュータ8の構成を示す。1
2はADコンバータで、8ビットの256階調とし、2
秒に1回のA/D変換を施す。A/D変換時には、セン
サ信号を例えば4回平均した後に、変換する。これによ
り持続時間2秒以内のノイズは平均化されて減少する
が、より持続時間の長いノイズはそのまま残存する。実
施例では小さな微分信号からガスを検出するので、8ビ
ットの分解能では不足し12ビットが好ましい。しかし
12ビットのA/Dコンバータはきわめて高価であるた
め、実施例ではアナログ増幅器6で16倍の増幅を行
い、実効的に12ビットのA/D変換を施す。
【0009】14は、ガスセンサ信号の滑らかさから、
雰囲気のノイズの程度あるいは微分信号の信頼性の程度
を評価するノイズフィルタである。実施例では、車両の
ドアや窓のオープン等による湿度や気流等の乱れから生
じるノイズをノイズフィルタ14で検出し、空気清浄機
等の誤動作を防止する。これらのノイズでは、センサ信
号がランダムに大きく変動する。ノイズフィルタ14
は、センサ信号のランダム変動を積算してノイズの程度
を評価する。実施例では、2秒毎にセンサ信号のサンプ
リング値V(n)(n=0:現在、n>0:過去)と、その微分値
D(n)=dV(n)/dt とを得る。ノイズフィルタ14
では、式(1)に従い微分値の負の変動(空気の浄化側へ
の変化)を畳み込み、ノイズフィルタ14の値NFを得
る。 NF=Σ|D(n)|/V(n)・Kn (0≦n<∞,D(n)<0,K:畳み込み定数) (1)
【0010】ノイズフィルタ14の時定数は畳み込み定
数Kで定まり、畳み込み定数Kを0.9としたので、時
定数は20秒となる。即ち時定数は (1−K) の逆
数にサンプリング間隔を乗じたもので定まり、Kを0.
9とすれば、10×2(秒)の20秒となる。時定数の
好ましい範囲は、10秒〜1分である。時定数が1分を
越えると、ノイズフィルタ14の動作時間が長くなり、
車両のドアや窓を閉じた後、検出を開始するまでの時間
が長くなる。一方時定数が10秒未満では、一時的にノ
イズが小さくなるとノイズフィルタ14の出力が減少す
るため、空気清浄機10が誤動作し易くなる。ノイズフ
ィルタ14の値NFが域値以上の場合、ランダムな変動
が大きく、気流の乱れがあり雰囲気が不安定であると
し、窓やドア等が開いていると判断する。実施例では、
NFへの域値を1%とした。
【0011】ノイズフィルタ14の役割は、センサ信号
の信頼性の程度を評価し、空気清浄機10の誤動作を防
止することにある。そして窓やドア等によるノイズでは
センサ信号はランダムに変動し、検出目標の喫煙ではセ
ンサ信号は滑らかに変化する。またノイズがなければ、
センサ信号は本来滑らかである。そこでセンサ信号の信
頼性の程度は、信号の滑らかさから評価できる。またセ
ンサ信号の信頼性は、センサ信号のランダムさからも評
価できる。そこでノイズフィルタ14は、センサ信号の
滑らかさあるいはその逆のランダムさを検出できるもの
であれば良く、実施例で用いた負のD(n)の畳み込み
以外にも、種々のものを用い得る。例えば、スプライン
近似等によりセンサ信号の包絡線を求め、包絡線の上下
に2つの比較レベルを設ける。そしてこれらの比較レベ
ルを、センサ信号がクロスする回数をカウントする。こ
れは、音声解析で周波数特性を求めるために用いる、0
−クロッシング法に類似のテクニックである。また過去
10秒〜1分程度のセンサ信号に対し、β−スプライン
近似などで包絡線を求める。β−スプライン近似は、画
像処理等の分野で離散的な位置データを滑らかな連続曲
線に変換するために多用されている。センサ信号が滑ら
かであれば、β−スプライン近似からのずれは小さく、
ランダムであればβ−スプラインからのずれが大きくな
る。そしてβ−スプライン近似を行うということは、完
全に滑らかなセンサ信号をβ−スプラインとして取り出
し、これからのずれの程度で滑らかさを評価することで
ある。なおβ−スプライン近似は一般に3次関数で表さ
れ、狭い範囲であれば3次関数で滑らかな任意の曲線を
近似できることが経験的に確認されている。ガスセンサ
信号の場合、スプライン近似に変えて、直線近似でも充
分である。
【0012】16はセンサ信号を平滑化するための平滑
化回路で、18は平滑化回路16の出力から喫煙を検出
するための比較回路である。ノイズフィルタ14では、
入力された微分信号からノイズを検出するため、2秒毎
の微分信号のサンプリング値を平滑化せずに積算する。
平滑化すると、センサ信号からノイズが失われ、ノイズ
が抽出できなくなる。従って必要な条件は、比較回路1
8への入力とノイズフィルタ14への入力とで、センサ
信号の微分値への平滑化の程度を変え、比較回路18へ
はより平滑化した信号を入力することである。
【0013】平滑化は例えば式(2)に従い、 [(新しいデータ4点)−(過去のデータ4点)] の16秒幅に渡る微分を用いる。サンプリング間隔2秒
とすれば、検出遅れは[2秒 × 新しいデータ数(4
点)] の8秒となる。平滑化微分信号をg1とする
と、g1は式(2)で与えられ、実施例ではこれを8秒微
分と呼ぶ。 g1=D(0)+2D(1)+3D(2)+4D(3)+3D(4)+2D(5)+D(6) =(V(0)+V(1)+V(2)+V(3))−(V(4)+V(5)+V(6)+V(7)) (2)
【0014】平滑化回路16では、例えば演算子(3)に
従い、検出速度に関係しない古いデータを充分に平均化
し、新しいデータは平滑化を抑えて検出時間の遅れを小
さくしたものを用いても良い。 (V(0)+V(1))*2−(V(2)+V(3)+V(4)+V(5)) (3) 演算子(3)では、過去のデータを4点、新しいデータを
2点用い、8秒微分の場合よりも4秒検出を速める。さ
らにメジアン微分を行い、例えば過去3点の微分データ
D(n),D(n-1),D(n-2)の中央値を用いたり、5点の
データD(n),D(n-1),D(n-2),D(n-3),D(n-4)か
ら上端と下端とを除き、残り3点を平均しても良い。
【0015】比較回路18では、平滑化回路16の出力
から喫煙を検出する。検出には平滑化出力をそのまま用
いても良いが、実施例では式(4)に従い、平滑化出力を
規格化する。 g1×1/16×1/V(n)=G(n) (4) 実施例では規格化した微分信号G(n)がガス検出のため
の域値以上で、例えば0.6%以上で、喫煙と判断す
る。
【0016】20は2階微分フィルタで、空気清浄機1
0のオン/オフ等による弱いノイズや、スパイク状の強
いノイズを検出する。平滑化回路16の出力G(n)を微
分して△G(n)を算出し、この算出値が域値以上であれ
ば2階微分信号が大きすぎる、即ちセンサ信号の挙動が
喫煙に対応しないと判断し、比較回路18の動作を所定
時間停止させる。実施例では△G(n)が0.3%以上で喫
煙の検出を禁止し、△G(n)が0.3%に満たなくなって
からさらに6秒間喫煙検出を禁止し、喫煙以外の原因で
空気清浄機10が動作するのを防止する。
【0017】22は喫煙検出回路で、喫煙の検出条件を
満たしていれば空気清浄機10を動作させる。24は空
気清浄機10を停止させるためのタイマで、センサ2の
微分信号G(n)が汚染の側に対応した所定の条件を満た
す時間を算出すると共に、この時間の増加関数として空
気清浄機10の動作時間を定め、この時間の経過をカウ
ントする。汚染の側に対応した所定の条件を満たす時間
を算出するために、例えば比較回路18での出力G(n)
が、域値0.6%以上を継続する時間をカウントする。
空気清浄機10の動作時間は例えば算出した時間の4倍
とし、この動作時間後空気清浄機10を停止させる。
【0018】なお実施例では空気清浄機10の停止のた
めに、停止用のスライスレベルも用い、停止スライス発
生回路26を設ける。微分信号が所定の条件を満たす時
間の増加関数として算出した空気清浄機10の動作時間
と、停止スライス発生回路26で発生させたスライスレ
ベルから定まる動作時間のうち、より短い方の時間の
間、空気清浄機10を動作させる。例えばセンサ信号V
の逆数のセンサ抵抗RSで表現すると、停止スライス発
生回路26では、空気清浄機10の動作開始時のセンサ
抵抗RSから、斜めに傾けて(Rsの減少する側へ)スラ
イスラインを引く。スライスラインと実際のRSとが交
差した点で、停止スライス発生回路26は、空気清浄機
10の停止信号を出力する。28はチャタリング防止回
路で、空気清浄機10の、動作から停止、または停止か
ら動作への切り換えが10秒以内に重なることを禁止す
る。チャタリング防止回路28は空気清浄機10の動作
を管理し、タイマ24で定めた動作時間と、停止スライ
ス発生回路26で定まる動作時間の短い方の間、空気清
浄機10を動作させる。30は、空気清浄機の駆動回路
である。なお空気清浄機10に変えて、換気装置等を制
御しても良い。
【0019】図2に、窓を開けたため、センサ信号がラ
ンダムに変動した際の特性を示す。なお図2〜図5で
は、2秒毎のセンサ抵抗RSの変動率△RSを用い、2秒
微分及び6秒微分を行った。センサ信号のランダムな変
動は車両の窓やドアの開閉による気流等の強い変化によ
り生じ、2秒微分ではランダムさが失われていないが、
6秒微分ではランダムさが失われる。6秒微分では、時
刻8分の付近から時刻9分の前まで、ノイズフィルタ1
4への入力が生じない。そこで窓が開いているにもかか
わらず、喫煙を検出する可能性が生じる。そしてこの間
には、8秒微分信号Gが0.6%以上の喫煙検出条件を
満たす領域が存在する(図の8分20秒,8分40秒,
9分30秒)。ノイズフィルタ14に6秒微分で平滑化
した信号を入力すると、窓が開いているにもかかわら
ず、ノイズフィルタ14が作動しないことが生じる。そ
してこの間、6秒微分の信号は喫煙の検出条件を満た
し、誤動作が生じる。実施例では、ノイズフィルタ14
に2秒微分の信号を入力し、図のNFの信号を得る。実
施例では、ノイズフィルタ14の値NFが1%以上で、
喫煙の検出を禁止する。ノイズフィルタ14の動作域値
(ここでは1%)は定数である必要はなく、平滑化した
微分信号G(n)が大きいときは喫煙の検出を優先して、
ノイズフィルタ14の域値を増加させても良い。なおノ
イズフィルタ14への入力は一概に平滑化を禁止するの
ではなく、比較回路18に比べ平滑化の程度が低い微分
信号を入力すれば良い。
【0020】図3に、喫煙時のセンサ信号の微分波形
(2秒微分,6秒微分)を示す。ノイズフィルタ14の
値NFは、△Rsが負のため、1%以下に保たれる。2
秒微分では、破線で囲んだ2箇所にノイズが生じている
が、平滑化回路16で6秒微分や8秒微分に平滑化すれ
ばノイズを小さくすることができる。喫煙の開始は時刻
14分15秒付近で、その後センサ抵抗Rsは急激に減
少する。喫煙開始後でも2秒微分では、△Rsが正とな
るポイントがあり、喫煙検出信号が途中で途切れてしま
う。これに対して6秒微分では喫煙検出前や喫煙検出後
のノイズが小さい。そして実施例では、喫煙に対する検
出レベルを、△Rsで例えば−0.6%/2秒とする。
【0021】図4及び図5に、2階微分フィルタ20の
特性を示す。図には2秒微分と6秒微分,並びにノイズ
フィルタ14の波形を示し、図4は弱いひげノイズを、
図5は強いひげノイズを示す。弱いひげノイズは例えば
空気清浄機10のオン/オフやエアコンのオン/オフ等
で生じ、強いひげノイズは外来ノイズ、特にエンジンノ
イズから生じる。これらのひげノイズを検出するため、
2階微分フィルタ20を設け、ひげノイズを検出した際
に喫煙検出を休止させる。ひげノイズの検出には、特に
限定する意味は無いが、例えば6秒微分でのセンサ抵抗
の変化率△Rsを再度微分した2階微分信号を用い、ひ
げノイズ検出に対する域値を−0.3%/2秒として、
2階微分フィルタ20を動作させる。また2階微分信号
(△Rsの再度の微分)が−0.3%以上に変化してか
ら、6秒間はひげノイズの影響が残存しているとし、こ
の間2階微分フィルタ20の動作を継続させる。2階微
分信号が−0.3%/2秒以上に変化してから6秒間の
遅延時間は、好ましくは2秒〜10秒とし、これ未満で
はひげノイズの影響が生じ、これ以上では検出を禁止す
る時間が長くなりすぎる。
【0022】図4の6秒微分の場合、2階微分信号が−
0.3%を超えた時刻0.6分の時点から2階微分フィル
タ20を動作させ、2秒後に2階微分信号が−0.3%
以上になるので、その後6秒間フィルタ20を動作させ
る。図5では同様に、時刻16.9分から2階微分フィ
ルタ20を動作させ、その後8秒間2階微分信号が−
0.3%以下で、その後さらに6秒間フィルタ20を動
作させる。図4,5ではノイズフィルタ14の値はひげ
状ノイズの間1%未満で、2階微分フィルタ20を設け
ないと、空気清浄機10が誤動作する。
【0023】図6に、タイマ24での、センサの微分信
号が空気汚染の側に対応した所定の条件を満たす時間
(ここでは持続時間と呼ぶ)と、空気清浄機10の動作
時間との関係を示す。持続時間の算出には、喫煙検出の
ための微分信号に対する域値をそのまま用いたが、別の
域値でも良い。実施例では喫煙検出のための域値として
0.6%/2秒を用い、平滑化出力がこの値以上となる
時間を算出する。空気清浄機10の動作時間を、持続時
間の増加関数とし、実施例では増加関数を実線で示す。
持続時間20秒を境とし、20秒以下の場合微分信号の
消滅と共に空気清浄機10を停止させる。20秒を越え
ると、持続時間の4倍の間、空気清浄機10を動作させ
る。これは、持続時間が20秒以下という喫煙信号は少
なく、喫煙は一般に20秒以上続くため、誤動作時間を
短くするよう配慮したからである。
【0024】持続時間が20秒を越える場合、これは喫
煙による信号であり、持続時間は喫煙の時間に対応す
る。そこで持続時間に比例して空気清浄機10を動作さ
せることにより、喫煙時間に応じて空気清浄機10の動
作時間を定めることができる。これは汚染の程度に応じ
て、空気清浄機10を動作させることである。ただし図
6の破線のように、空気清浄機10の動作時間を単純に
持続時間に比例させても良い。
【0025】図7に、空気清浄機10の動作時間に対す
るモデルを示す。センサ信号の変動のうち急激な変化は
ノイズによるもので、喫煙ではセンサ信号は徐々に変化
し、ノイズによる場合よりも緩やかである。例えば図
4,図5に示すノイズはいずれもひげ状で、喫煙時に比
べセンサ信号の変化が急激である。そこで図の破線で示
すような急激な変化をノイズによるものとし、実線で示
すような緩やかな変化を喫煙によるものとする。この図
では、喫煙やノイズの影響でセンサ信号が増加するもの
として表す。ノイズによる場合、図に示すようにセンサ
信号の立ち上がりは急激で、微分信号の持続時間は短く
20秒以下である。従って微分信号の持続時間と空気清
浄機10の動作時間とを比例させれば、ノイズ時の誤動
作時間は短くなる。ここで図6の破線で示したように、
空気清浄機10の動作時間を持続時間の4倍とすれば、
図7の鎖線で示す時間の間、空気清浄機10は動作し、
誤動作時間は短い。一方喫煙の場合は実線で示すよう
に、センサ信号の変化は緩やかでその微分信号の持続時
間も長くなる。そこで図6の破線や実線の特性のように
空気清浄機10の動作時間を決めれば、図7の実線の時
間の間空気清浄機10は動作する。微分信号の持続時間
が長い程空気清浄機10の動作時間は長く、喫煙による
汚染の程度が著しいほど、空気清浄機10を長時間動作
させることができる。
【0026】図8に、図1のマイクロコンピュータ8を
用いた場合の実施例の動作を示す。まずノイズフィルタ
14の値NF等の変数を初期化する。次にガスセンサ信
号Vや微分信号Dを、例えば2秒毎に得てA/D変換す
る。なおn=0を現在、n>0を過去として、サンプリン
グしたセンサ信号をV(n)、微分信号をD(n)で表す。ノ
イズフィルタ14でセンサ信号の変動を積算し、積算値
が大きいときは、センサ信号のランダム変動が著しく、
窓のオープン等による気流の変化が生じているとして喫
煙検出を中止する。喫煙検出には微分信号D(n)を平滑
化した平滑化出力を用い、ノイズフィルタ14への入力
よりも平滑化を進めた信号を用いる。平滑化の手法は任
意で、例えば6秒微分や8秒微分を用い、あるいはメジ
アン微分等を用いても良い。喫煙検出では、平滑化出力
G(n)を域値と比較し、喫煙の有無を検出する。
【0027】空気清浄機10のオン/オフ等による弱い
ノイズやスパイクノイズ等の検出には、平滑化出力ある
いは平滑化前の微分出力D(n)をさらに微分した2階微
分を用い、2階微分値が異常であればノイズとして、喫
煙検出を禁止する。検出の禁止は2階微分値が域値より
大きくなった時点から、域値以下に低下した時点の例え
ば6秒後までとする。
【0028】喫煙を検出すると駆動回路30を介して、
空気清浄機10を動作させる。空気清浄機10の動作時
間は、微分信号の持続時間の増加関数(図6)から求め
た時間と、スライスラインがセンサ信号Vと交差するま
での時間の短い方で定め、この後駆動回路30を介して
空気清浄機10を停止させる。なお空気清浄機10の頻
繁なオン/オフによって、空気清浄機10のモータがチ
ャタリングすることを防止するため、例えば前の運転状
態の切り換えから10秒以内に運転状態を切り換えるこ
とを禁止する。
【0029】図9に、実施例のノイズフィルタ14の動
作を示す。2秒毎にサンプリングした微分信号Dが負か
否かを判定し、負方向の変動分(空気の浄化側への変動
分)D/Vを積算する。そこで、 NF=−D/V+0.9NF (D<0) (5) として新たな積算値NFを求める。ここで0.9は過去
のノイズフィルタの値NFへの重みである。変動が無い
あるいは正方向の時は、 NF=0.9NF (D≧0) (6) として、過去のデータを修正する。次に求めたNFが、
域値C1以上か否かを判定する。域値C1以上でランダム
な変動が大きいとして、ノイズフィルタ信号F1を0と
し、域値C1未満でランダム変動が小さいとして、ノイ
ズフィルタ信号F1を1とする。ここで域値C1は例えば
1%とする。
【0030】ノイズフィルタ14を用いる代わりに、次
のようにしても良い。例えば過去数点のデータに放物線
近似あるいは3次関数によるβ−スプライン近似を施
し、近似からのずれを最小二乗法等で評価する。ずれが
小さければ、センサ信号が滑らかでランダム変動が小さ
いとして、喫煙検出用の微分信号をパスさせ、近似から
のずれが大きければ、ランダム変動が著しいとして喫煙
検出を中止する。
【0031】図10に、実施例の平滑化回路16の動作
を示す。実施例では、平滑化出力に[(新しいデータ4
点)−(過去のデータ4点)] の8秒微分を用いた。こ
こでサンプリング間隔を2秒とすれば、8秒微分は16
秒幅に渡る微分となり、 g1=(V(0)+V(1)+V(2)+V(3)) −(V(4)+V(5)+V(6)+V(7)) (7) となる。なお dV(n)/dt=D(n) である。実施例
では平滑化出力に規格化を施し、その出力G(0)を用い
て微分判定を行う。平滑化出力Gが域値C2以上であれ
ば喫煙を検出し、喫煙信号F2を1とする。出力Gが域
値C2未満で、喫煙信号F2を0とする。ここで域値C2
は例えば0.6%/2秒とする。2階微分フィルタで
は、平滑化出力をさらに微分して変動分△Gを求め、変
動分△Gが域値C3以上でひげノイズとし、2階微分フ
ィルタ信号F3を3に設定する。変動分△Gが域値C3に
未満で2階微分フィルタ信号F3から1を減じ、変動分
△Gが域値C3に満たなくなってからさらに6秒間、F3
を正の値にしておく。ここで域値C3は例えば0.3%/
2秒とする。
【0032】図11に、喫煙検出回路22の動作を示
す。表1に変数を示す。
【0033】
【表1】 表1 変数 ノイズフィルタ信号 喫煙信号 2階微分フィルタ信号 空気清浄機オン信号 F1 F2 F3 F4 0 0 1 0 0 1 1 >0 0 1 1 0 0 1 1 <0 1
【0034】空気清浄機10の動作条件は、ノイズフィ
ルタ信号F1と喫煙信号F2とが共に1で、2階微分フィ
ルタ信号F3が負の場合である。この時F1・F2・F3は
負となり、空気清浄機オン信号F4を1に設定して、空
気清浄機10を動作させる。空気清浄機10の動作時間
は、微分信号の持続時間の増加関数として定め、オン信
号F4が1に設定される回数を変数Xでカウントし、微
分信号の持続時間を求める。次にXが10以上か否かを
判定し、10以上であれば(微分信号が20秒以上持
続)、持続時間の3倍の追加動作時間として変数Yを設
定する。Xが10以下であれば追加動作させず、Yは初
期値0のままとする。Xが10以上か否かで動作時間を
異ならせるのは、微分信号の持続時間が短い場合はノイ
ズであることがほとんどで、ノイズの場合の動作時間を
短くするためである。停止スライスを発生させるため、
オン信号F4が初めて1になったとき、その時点でのセ
ンサ信号V(0)を基準値Vstdとして設定する。
【0035】図12に、空気清浄機10の停止制御の動
作を示す。停止制御では、オン信号F4が0なら動作時
間のための変数Yを1ずつ減じ、Yが0以下で空気清浄
機10を停止させる。基準値Vstdは1サイクル毎にス
ライス定数f (0<f<1) をかけて更新し、セン
サ信号Vが基準値Vstdよりも小さくなれば、変数Yが
正でも空気清浄機10を停止させる。
【0036】図13〜図17に、自動車に実施例のガス
検出装置を搭載し、走行試験をした場合の特性を示す。
ここではセンサ信号とは逆数のセンサ抵抗Rsを用い、
空気清浄機10の動作信号と、ノイズフィルタ14及び
2階微分フィルタ20の信号を示す。
【0037】図13に示すように、窓を開けて走行する
とノイズフィルタ14が動作し、空気清浄機10は誤動
作しない。次に喫煙を開始すると、ノイズフィルタ14
も2階微分フィルタ20も動作せず、空気清浄機10が
動作する。図中の斜線部分が微分信号の持続時間であ
る。その後窓を開け喫煙に伴うガスを排出すると、セン
サ抵抗Rs値は上昇し、スライスラインVstdとの交差
点で空気清浄機10は停止する。スライスラインを用い
ず、図6のタイマによる追加動作時間の経過後に空気清
浄機10を停止させると、鎖線で示す時間動作が継続す
る。ここで窓を開けず図の鎖線のようにセンサ抵抗Rs
が低いままであると、スライスラインとの交差よりもタ
イマによるオフ時点の方が早く、タイマによって空気清
浄機10が停止する。停止制御にはタイマかスライス交
差かの何れかを用い、空気清浄機10の運転時間が短い
方を選択して、環境の変化に応じ速やかに停止させる。
【0038】図14に、図13での、測定開始後15分
前後での空気清浄機10の制御信号を示す。喫煙によ
り、実施例では14.6分の時点で空気清浄機10がオ
ンするが、従来例の基準値更新を用いた喫煙検出では空
気清浄機10の動作に10秒の遅れが生じている。ここ
で用いた基準値更新は、センサ抵抗の最大値を基準値と
し、センサ抵抗Rsが10%以上低下すると空気清浄機
を動作させるものである。なお空気清浄機の動作時間は
タイマで制限し、空気清浄機を停止させるとその時点の
センサ抵抗を新たな基準値とする。
【0039】図15に、実施例でのノイズに対する特性
を示す。エアコンのオン/オフによる弱いひげノイズや
強い外来ノイズで短い微分信号が生じるが、その間ノイ
ズフィルタは動作していない。これらの微分信号は何れ
も10秒未満の短い信号で、空気清浄機10の誤動作時
間も短い。しかし2階微分フィルタ20を用いると、こ
れらの短い微分信号も除去できる。
【0040】図16に、窓を開けて走行試験をした場合
の特性を示す。実施例では排ガスとの接触により、斜線
部分で示すように持続時間15秒程度の微分信号が生じ
た。ノイズフィルタ14ではこの信号を除去できない
が、2階微分フィルタ20を用いると除去できる。なお
鎖線は、2階微分フィルタ20を用いず、微分信号の持
続時間の3倍の追加動作を行うこととした場合の動作時
間を示したもので、空気清浄機10の動作時間は60秒
程度になる。斜線部は、2階微分フィルタを設けず、3
倍延長をしない場合の動作特性である。仮にスライスラ
インのみを用いて空気清浄機10を停止させると、誤動
作時間は1分30秒以上になる。基準値更新を用いた先
行技術では、時刻4分以降誤動作が継続している。
【0041】図17に、空気清浄機10の停止制御に用
いたスライスレベルやタイマの特性を示す。実施例では
時刻3分と4分との間に微分信号(誤検出)が生じ、そ
の後のドリフトが急激なためスライスラインはセンサ抵
抗Rsとクロスしない。一方微分信号の持続時間は短
く、図6のタイマのため、誤動作時間も短い。なお基準
値更新を用いた場合、センサ抵抗Rsのドリフトのため
誤動作が長時間継続する。
【0042】
【発明の効果】この発明では、 1) ガス検出装置のS/Nを高めて気流の乱れ等による
誤動作を除き、 2) ガスの検出を速めてガスの発生後速やかに空調装置
を動作させ、 3) 空調装置の動作時間を空気の汚染の程度に対応さ
せ、 4) 仮に外来ノイズ等により誤動作したとしても、空調
装置を速やかに停止させ、誤動作の影響を小さくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のガス検出装置のブロック図
【図2】 窓を開いた際の実施例の特性図
【図3】 喫煙に対する実施例の特性図
【図4】 ひげ状のノイズに対する実施例の特性図
【図5】 ひげ状のノイズに対する実施例の特性図
【図6】 実施例での、微分信号の持続時間と空気清
浄機の動作時間との関係を示す特性図
【図7】 実施例での空気清浄機の動作時間を示す特
性図
【図8】 実施例の全体的動作アルゴリズムを示すフ
ローチャート
【図9】 実施例でのノイズフィルタの動作アルゴリ
ズムを示すフローチャート
【図10】 実施例でのセンサ信号の微分等のアルゴリ
ズムを示すフローチャート
【図11】 実施例での喫煙検出のアルゴリズムを示す
フローチャート
【図12】 実施例での空気清浄機の停止制御のアルゴ
リズムを示すフローチャート
【図13】 実施例の動作特性を示す特性図
【図14】 実施例での空気清浄機の動作開始特性を示
す特性図
【図15】 実施例でのノイズに対する特性を示す特性
【図16】 実施例での、窓を開けて自動車を走行した
際の、動作特性を示す特性図
【図17】 実施例での、窓からのノイズ並びにその後
のドリフトに対する空気清浄機の動作特性を示す特性図
【符号の説明】
2 ガスセンサ 4 電源 6 アナログ微分増幅器 8 マイクロコンピュータ 10 空気清浄機 12 ADコンバータ 14 ノイズフィルタ 16 平滑化回路 18 比較回路 20 2階微分フィルタ 22 喫煙検出回路 24 タイマ 26 停止スライス発生回路 28 チャタリング防止回路 30 駆動回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスセンサ信号の微分信号からガスを検
    出するための微分手段と、 ガスセンサ信号の滑らかさから雰囲気のノイズの程度を
    評価し、微分によるガスの検出条件を変更するための信
    頼性検出手段と、 前記の微分信号が、空気汚染の側に対応した所定の条件
    を満たす時間を算出するための時間算出手段と、 時間算出手段で求めた時間の増加関数として、空調装置
    の動作時間を定めるための動作時間決定手段とを設けた
    ことを特徴とする、ガス検出装置。
  2. 【請求項2】 空調装置を空気清浄機とし、微分手段で
    は車両の車室内のガスを検出するようにしたことを特徴
    とする、請求項1のガス検出装置。
  3. 【請求項3】 前記の微分手段には、微分信号に対する
    ガス検出のための域値を設け、この域値を、時間算出手
    段での前記所定の条件として用いるようにしたことを特
    徴とする、請求項2のガス検出装置。
  4. 【請求項4】 時間算出手段で求めた時間が所定値以下
    の場合、ガスの検出信号の消滅によって空気清浄機を停
    止させ、 この時間が前記の所定値を越える場合、ガス検出信号の
    消滅後も前記の増加関数により定まる時間の間、空気清
    浄機を動作させるようにしたことを特徴とする、請求項
    2のガス検出装置。
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