JPH06288138A - 扉のラッチ装置 - Google Patents

扉のラッチ装置

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JPH06288138A
JPH06288138A JP7588293A JP7588293A JPH06288138A JP H06288138 A JPH06288138 A JP H06288138A JP 7588293 A JP7588293 A JP 7588293A JP 7588293 A JP7588293 A JP 7588293A JP H06288138 A JPH06288138 A JP H06288138A
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JP
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latch
door
push
rotating body
shaft
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JP7588293A
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English (en)
Inventor
Hiromu Kimura
煕 木村
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HINTO KINZOKU KK
Original Assignee
HINTO KINZOKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押引レバーと回転レバーとを択一的に選択し
て取り付けることができる扉のラッチ装置を提供する。 【構成】 扉20に対し直交する軸Oを中心に回動する
回動体5に連動し且つ該回動体5が正モーメント方向M
tに回動するにしたがってラッチ3を退入方向に移動さ
せるラッチ摺動部材6を設け、回動体5は、その軸Oを
支軸として回転操作する回転レバーの軸部の取付部8を
備えており、また、扉20に対し垂直方向に押引操作す
る押引レバーの動作と連動して正モーメント方向Mtに
移動する連動部材16がその移動の終始にわたって当接
して正モーメント方向Mtに移動される変向部材9を設
け、該変向部材9はその正モーメント方向Mtへの移動
と共に回動体5を正モーメント方向Mtに回動させるべ
く回動体5に連動されており、また、回動体5を負モー
メント方向Mfに回動させるべく付勢する付勢手段7を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蝶番等により回動自在
に固定された扉のラッチ装置に関し、特に扉に対して垂
直方向に押引操作する押引レバーを備える扉のラッチ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、扉の開閉を容易ならしめるた
めに、扉に対し垂直方向に押引操作する押引レバーを備
えたラッチ装置が提案されている(例えば、特開平1−
210583号公報、実開昭63−64866号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、需要者が押
引レバーよりも、扉に対し垂直な軸を中心に回転操作す
る回転式のレバーを嗜好する場合があり、また、扉の設
置状況によっては、押引レバーよりも回転レバーの方が
好ましいこともある。しかし、上記従来のラッチ装置等
は、押引レバーのみにしか対応しておらず、回転レバー
を装着することができないので、上述の場合には、ラッ
チ装置全体を交換しなければならず、その交換作業も煩
雑であるし、また、押引レバー用ラッチ装置と回動レバ
ー用ラッチ装置とを個別に製造、管理等しなければなら
ないという難点がある。
【0004】そこで、本発明は、押引レバー及び回動レ
バーを選択的に取り付けることができかつ簡単に交換可
能なラッチ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発明
の扉のラッチ装置は、ケーシングより出入自在に突出し
て固定側に設けたラッチ係合孔に係合するラッチと、該
ラッチを突出方向に付勢するラッチばねと、扉に対し直
交する軸を中心に回動する回動体と、該回動体に連動し
且つ該回動体が正モーメント方向に回動するにしたがっ
て前記ラッチを退入方向に移動させるラッチ摺動部材と
を備え、前記回動体には、その前記軸を支軸として回転
操作する回転レバーの軸部の取付部が設けられていると
共に、扉に対し垂直方向に押引操作する押引レバーの動
作に連動して正モーメント方向に移動される変向部材を
備え、該変向部材はその正モーメント方向への移動と共
に前記回動体を正モーメント方向に回動させるべく前記
回動体に連動されており、前記回動体を負モーメント方
向に回動させるべく付勢する付勢手段が設けられている
ことを特徴としている。
【0006】このラッチ装置に押引レバーを採用する場
合には、ケーシングに着脱自在に設けられた基板を備
え、押引レバーが、扉に対し平行状でかつ扉に対し平行
な軸を介して回動自在に前記基板に設けられており、作
動部材が、前記押引レバーに垂直方向に立設しかつ前記
軸を支軸として回動するように設けられており、該作動
部材の先端部の正モーメント方向側が変向部材に当接し
ていてもよい。
【0007】この場合、基板及びこれに設けられた押引
レバーは、ケーシングの表側及び裏側にそれぞれ備えら
れており、これら押引レバーの各々に連動する作動部材
及びこれに当接する変向部材が、それぞれ回動体に対し
て径方向両側方に備えられており、前記押引レバーの軸
は、前記2つの作動部材の前記回動体に対する径方向両
側方位置を結ぶ直線に平行とされており、前記押引レバ
ーには、前記軸に平行して対向する溝部が設けられ、前
記作動部材は、前記軸にその軸方向摺動自在に外嵌され
ていると共に、前記押引レバーに対する回動を抑止する
べく前記溝部に係合されているものであることが好まし
い。
【0008】また、ラッチ装置に回転レバーを採用する
場合には、回転レバーの軸部が、回動体の取付部に着脱
自在に取り付けられていてもよい。
【0009】
【作用】本発明のラッチ装置の動作を、図1〜図6を参
照しつつ説明する。請求項1に記載の本発明の扉のラッ
チ装置では、図1に二点鎖線で示すように、回転レバー
13が取り付けられる回動体5が正モーメント方向Mt
に回動したとき、これに連動するラッチ摺動部材6は、
ラッチ3を退入方向に移動させる。この回動体5は、付
勢手段7によって負モーメント方向Mfに回動させるべ
く付勢されているので、外力を加えなければラッチ3が
退入することはない。
【0010】また、押引レバー15を取り付けている場
合には、該押引レバー15の動作に連動する変向部材9
が正モーメントMt方向に移動したときには、該変向部
材9は回動体5を正モーメント方向Mtに回動させるの
で、上述したようにラッチ3が退入させられることとな
る。請求項2に記載の本発明の扉のラッチ装置では、押
引レバー15を押引操作すると、それに伴って、作動部
材16が軸14を支軸として回動するが、該作動部材1
6は扉20に対し垂直状であるので、その先端部では、
ほぼ扉20に対し平行方向に移動する。そして、この作
動部材16の先端部の正モーメント方向Mt側が変向部
材9に当接しているので、該先端部が正モーメント方向
に移動すると、これによって変向部材9が正モーメント
方向Mtに押動される。すると上述したようにラッチ3
が退入させられることとなる。
【0011】請求項3に記載の本発明では、2つの作動
部材16は、回動体5の径方向両側方に備えられている
ので、それらの先端部の移動方向が、その平行方向にお
いて逆方向である場合に、それらのモーメント方向が同
一となる。また、これら作動部材16は、それぞれケー
シング2の表側及び裏側に位置する軸14を支軸として
回動するものであるから、これら作動部材16に連動す
る押引レバー15の操作方向は、一方では押動作、他方
では引動作となる。
【0012】そして、作動部材16は、軸14にその軸
方向摺動自在に外嵌されているから、軸14の任意の位
置に移動できる。請求項4に記載の本発明では、回転レ
バー13を回動操作することにより、その軸部12が取
り付けられた回動体5が回動するので、上述のようにラ
ッチ3が退入させられる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図6に示すラッチ装置1は、蝶番等のヒン
ジ軸を支軸として回転する扉20に固定されて該扉20
を閉状態にロックするものであって、装置本体1aと、
該装置本体1aに着脱自在に取り付けられるレバー装置
1bとからなり、装置本体1aは、方形箱状のケーシン
グ2を備えている。
【0014】該ケーシング2内には、ケーシング2の上
部側方より出入自在に突出して、固定側21に設けたラ
ッチ係合孔22(図2参照)に係合するラッチ3を備え
ている。このラッチ3は、扉20が閉まる際の進行方向
に対して傾斜するカム面3A(図6参照)を有するラッ
チヘッド3aと、該ラッチヘッド3aから後方(ラッチ
3の退入方向)に延設されかつラッチヘッド3aより縮
径のラッチ軸部3bと、該ラッチ軸部3bの後端に設け
られたフランジ部3cとを備えている。
【0015】このラッチ3のラッチ軸部3bには、ラッ
チヘッド3aとケーシング2のラッチ案内凸部23との
間に、ラッチばね4が嵌装されており、このラッチばね
4によって、ラッチ3は突出方向に常時付勢されてい
る。なお、図6に示すように、ラッチヘッド3aには、
ラッチ3の出入方向に延びるコ字状溝部26が設けられ
ており、該コ字状溝部26に滑動ローラ27が設けられ
て、ラッチ3の出入動作を円滑ならしめている。
【0016】また、ケーシング2のほぼ中央には、回動
体5が、扉20に対し直交する軸Oを中心に回動自在に
設けられている。この回動体5の径中央には、その軸O
方向に貫通する方形孔が設けられており、該方形孔は、
後述する回転レバー13の軸部12の取付部8とされて
いる。この回動体5には、上方に延設された回動片24
が一体に設けられている。この回動片24の先端にはラ
ッチ軸部3bが挟入される凹陥部24aが設けられ、該
凹陥部24aはラッチ3のフランジ部3cに当接してい
る。しかして、この回動片24が、回動体5に連動し且
つ該回動体5が正モーメント方向Mtに回動するにした
がってラッチ3を退入方向に移動させるラッチ摺動部材
6とされている。ここで、正モーメント方向Mtとは、
その方向Mtに回動体5が回動したときにラッチ3が退
入する方向、すなわち、図1における回動体5の軸Oを
中心とする時計回り方向をいうものとし、負モーメント
方向Mfとは、その逆方向、すなわち、図1における反
時計回り方向をいうものとする。
【0017】この回動片24は回動体5と一体であるか
ら、正モーメント方向Mtに移動させられると、これに
連動して回動体5を正モーメント方向Mtに回動させ
る。そしてケーシング2には、回動片24に当接する作
動部材16の取付部2cが設けられており、しかして、
回動片24は、変向部材9をも構成するものである。ま
た、回動体5の下方には、該回動体5と共にラック&ピ
ニオンによる変向機構を構成するラック部材19が、該
ラック部材19が正モーメント方向Mt(図1左方向)
に移動すると共に回動体5を正モーメント方向Mtに回
動させ、また、ラック部材19が負モーメント方向Mf
(図1右方向)に移動すると共に、回動体5を負モーメ
ント方向Mfに回動させるべく、左右方向移動可能に設
けられている。そして、ケーシング2には、ラック部材
19に当接する作動部材16の取付部2cが設けられ、
しかして、このラック部材19もまた変向部材9を構成
している。
【0018】なお、本実施例では、回動体5の上方の作
動部材16の取付部2cと下方の取付部2cは、それぞ
れ回動体5の軸Oの真上と真下に位置している。そし
て、ケーシング2には、ラッチ3が突出しているとき
に、ラック部材19の負モーメント方向Mfへの移動を
抑止するべくラック部材19に当接する規制部2dが設
けられている。
【0019】このラック部材19は、スプリング等の付
勢手段7により負モーメント方向Mfに常時付勢されて
おり、したがって、これに連動する回動体5は、常時負
モーメント方向Mfへ回動するように付勢されている。
上記の装置本体1aには、その表側及び裏側に、レバー
装置1bの基板18がビス等により着脱自在に取付られ
ている。なお、裏側の基板18とケーシング2間には、
扉20が介在している。そして、扉20に対し垂直方向
に押引操作する押引レバー15は、鉛直方向(扉20に
対し平行方向)の軸14を介して回動自在に基板18に
設けられており、扉20と平行状とされている。したが
って、この軸14は、前記2つの取付部2c,2cの回
動体5に対する径方向両側方位置を結ぶ直線lに平行と
なる。また、この押引レバー15には、軸14に平行し
て対向する上下に長尺の凹溝部17が設けられており、
また、軸14には、押引レバー15に対し垂直方向に立
設する作動部材16が軸方向摺動自在に外嵌されてお
り、この作動部材16の先端側は、ケーシング2に設け
た取付部2cに挿通されている。そして、作動部材16
の基端部は、凹溝部17に係合されており、したがっ
て、作動部材16は、押引レバー15に対する回動が抑
止されている。
【0020】本実施例のラッチ装置1では、図4に二点
鎖線で示すように、表側の押引レバー15aを押操作す
るか、又は、裏側の押引レバー15bを引操作すること
により、それらに立設された作動部材16が回動する
と、その先端部によって、これらに当接する変向部材9
を構成する回動片24又はラック部材19が正モーメン
ト方向Mtに押動させられる。すると、これら回動片2
4及びラック部材19は上述の如く回動体5に連動させ
られているので、回動体5も正モーメント方向Mtに回
動させられる。よって、ラッチ摺動部材6を構成する回
動片24によりラッチ3が退入させられることとなる。
【0021】また、扉20の回動方向が逆方向である場
合には、表側の押引レバー15aを引操作、裏側の押引
レバー15bを押操作にしなけらばならないが、本実施
例のラッチ装置1では、それぞれのレバー装置1b,1
bを装置本体1aから取り外し、それらの作動部材1
6、16を上下に摺動させて、互いの取付部2cを交換
して取り付けることにより、レバーの押引操作を逆にす
ることができる。
【0022】なお、本実施例のラッチ装置1では、押引
レバー15を備えたレバー装置1bを取り付けている
が、これを基板18ごと取り外し、図2に二点鎖線で示
すように、別に回動操作型の回転レバー13を備えたレ
バー装置1bを取り付けてもよい。この場合は、回転レ
バー13の軸部12を、回動体5に設けた取付部8に嵌
挿する。また、回転レバーに代えて、回転ノブを取り付
けてもよい。
【0023】図7は、本発明の他の実施例を示し、上記
した実施例と異なる構成は、回動体5の下方の変向部材
9が、回動体5に一体的に設けられている点であり、そ
の他の構成は同様であるので、同符合を付し、詳細説明
を省略する。なお、上記実施例のラッチ装置1は、ラッ
チ3の退入方向の移動を規制するロック機構を備えてい
る。このロック機構は、上下摺動自在にラッチ3の下方
に位置するロック板41を有しており、このロック板4
1には左右方向に延びる長孔42が設けられ、扉20対
し垂直な軸を中心に回動自在に設けられた揺動片43の
先端のロックピン44が長孔42に係入している。
【0024】そして、揺動片43は、そのロックピン4
4が長孔42の一端側(図1における右端側)における
ときの高さ位置よりも、他端側(図1における左端側)
におけるときの高さ位置の方が高くなるように、一端側
におけるときには回動方向に傾斜されている。また、長
孔42内におけるロックピン44の両端位置の中途点
と、揺動片43の回動中心点とを結ぶ直線上に位置して
ケーシング2に支持棒45を設け、該支持棒45とロッ
クピン44とを拡開する方向に付勢するコイルばね46
が設けられている(図1参照)。
【0025】また、ケーシング2にはロックつまみ47
が回動自在に設けられ、該ロックつまみ47には、揺動
片43の回動軸部に設けた角孔43aに挿通される長尺
の回動杆48が設けられている。したがって、ラッチ3
をロックする場合には、ロックつまみ47を回動させる
ことによって、揺動片43を一端側から他端側へ回動
し、ロックピン44によりロック板41を押し上げるこ
とにより、該ロック板41によってラッチ3の退入方向
への移動が規制される(図7参照)。なお、前記コイル
ばね46によって、ロック板41のロック位置及び非ロ
ック位置が保持される。
【0026】本発明は、上記実施例に限定されることは
なく、例えば、付勢手段7は直接回動体5を回動させる
ようにネジリコイルバネ等により構成することができ、
また、ラッチ摺動部材6と変向部材9とをそれぞれ別体
のものとして設計することもでる。さらに、押引レバー
15の軸14は水平方向であってもよく、また、変向部
材9が、回動体5の径左右方向両側に位置してもよく、
その他の構成についても適宜設計変更することができ
る。
【0027】
【発明の効果】本発明の扉のラッチ装置は、上述したよ
うに、押引レバー及び回転レバーのそれぞれの動作によ
ってラッチが退入させられるものであるから、これら押
引レバー及び回転レバーとを択一的に選択して取り付け
ることができる。請求項2に記載の本発明によれば、ケ
ーシングに着脱自在に設けられた基板を備え、押引レバ
ーが、扉に対し平行状でかつ扉に対し平行な軸を介して
回動自在に前記基板に設けられており、作動部材が、前
記押引レバーに垂直方向に立設しかつ前記軸を支軸とし
て回動するように設けられているので、基板をケーシン
グから取り外して回転レバーを取り付けることで、押引
レバーから回転レバーへの交換作業を簡単に行うことが
できる。
【0028】請求項3に記載の本発明によれば、押引レ
バーの操作方向と扉の回動方向とが異なる場合に、ケー
シングの表側及び裏側に備えられた押引レバーの作動部
材をそれぞれ摺動させて、それらの回動体に対する径方
向両側方位置を入れ変えることにより、押引レバーの押
引操作による作動部材の先端部の移動方向を正負逆転さ
せることができ、よって押引レバーの操作方向と扉の回
動方向とを一致させることができ、扉の回動方向に簡単
に対応することができる。
【0029】請求項4に記載の本発明によれば、回転レ
バーの軸部が、回動体の取付部に着脱自在に取付けられ
ているので、該回転レバーを押引レバーに交換する作業
を簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラッチ装置本体の内部を示す正面図である。
【図2】ラッチ装置の全体を示す一部破断正面図であ
る。
【図3】図2のB−B線断面図である。
【図4】図2のC−C線断面図である。
【図5】ラッチ装置本体の正面図である。
【図6】図1のA−A線断面図である。
【図7】他の実施例に係るラッチ装置本体の内部を示す
正面図である。
【符号の説明】
1 ラッチ装置 2 ケーシング 3 ラッチ 4 ラッチばね 5 回動体 6 ラッチ摺動部材 8 回転レバーの軸部の取付部 9 変向部材 12 回転レバーの軸部 13 回転レバー 14 押引レバーの軸 15 押引レバー 16 作動部材 17 溝部 l 2つの連動部材の回動体に対する径方向両側方位
置を結ぶ直線 O 回動体の軸 Mt 回動体の軸に対する正モーメント方向 Mf 回動体の軸に対する負モーメント方向

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(2)より出入自在に突出し
    て固定側に設けたラッチ係合孔に係合するラッチ(3)
    と、該ラッチ(3)を突出方向に付勢するラッチばね
    (4)と、扉に対し直交する軸(O)を中心に回動する
    回動体(5)と、該回動体(5)に連動し且つ該回動体
    (5)が正モーメント方向(Mt)に回動するにしたが
    って前記ラッチ(3)を退入方向に移動させるラッチ摺
    動部材(6)とを備え、前記回動体(5)には、その前
    記軸(O)を支軸として回転操作する回転レバーの軸部
    の取付部(8)が設けられていると共に、扉に対し垂直
    方向に押引操作する押引レバー(15)の動作に連動し
    て正モーメント方向(Mt)に移動される変向部材
    (9)を備え、該変向部材(9)はその正モーメント方
    向(Mt)への移動と共に前記回動体(5)を正モーメ
    ント方向(Mt)に回動させるべく前記回動体(5)に
    連動されており、前記回動体(5)を負モーメント方向
    (Mf)に回動させるべく付勢する付勢手段(7)が設
    けられていることを特徴とする扉のラッチ装置。
  2. 【請求項2】 ケーシング(2)に着脱自在に設けられ
    た基板(18)を備え、押引レバー(15)が、扉に対
    し平行状でかつ扉に対し平行な軸(14)を介して回動
    自在に前記基板(18)に設けられており、作動部材
    (16)が、前記押引レバー(15)に対し垂直方向に
    立設しかつ前記軸(14)を支軸として回動するように
    設けられており、該作動部材(16)の先端部の正モー
    メント方向(Mt)側が変向部材(9)に当接している
    ことを特徴とする請求項1に記載の扉のラッチ装置。
  3. 【請求項3】 基板(18)及びこれに設けられた押引
    レバー(15)は、ケーシング(2)の表側及び裏側に
    それぞれ備えられており、これら押引レバー(15)に
    立設された作動部材(16)及びこれに当接する変向部
    材(9)が、それぞれ回動体(5)に対して径方向両側
    方に備えられており、前記押引レバー(15)の軸(1
    4)は、前記2つの作動部材(16)の前記回動体
    (5)に対する径方向両側方位置を結ぶ直線(l)に平
    行とされており、前記押引レバー(15)には、前記軸
    (14)に平行して対向する溝部(17)が設けられ、
    前記作動部材(16)は、前記軸(14)にその軸方向
    摺動自在に外嵌されていると共に、前記押引レバー(1
    5)に対する回動を抑止するべく前記溝部(17)に係
    合されていることを特徴とする請求項2に記載の扉のラ
    ッチ装置。
  4. 【請求項4】 回転レバー(13)の軸部(12)が、
    回動体(5)の取付部(8)に着脱自在に取付られてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の扉のラッチ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011256589A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Haseko Corp 扉用錠前
JP2016502008A (ja) * 2012-12-19 2016-01-21 アブロイ オサケ ユキチュア ドアロック

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