JPH06287867A - 塩化ビニル製レザーの製造方法 - Google Patents

塩化ビニル製レザーの製造方法

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JPH06287867A
JPH06287867A JP7132493A JP7132493A JPH06287867A JP H06287867 A JPH06287867 A JP H06287867A JP 7132493 A JP7132493 A JP 7132493A JP 7132493 A JP7132493 A JP 7132493A JP H06287867 A JPH06287867 A JP H06287867A
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JP
Japan
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vinyl chloride
synthetic resin
resin layer
fibers
dye
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JP7132493A
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English (en)
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Mikio Ishikiriyama
幹雄 石切山
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Kanto Leather Cloth Co Ltd
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Kanto Leather Cloth Co Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06NWALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06N3/00Artificial leather, oilcloth or other material obtained by covering fibrous webs with macromolecular material, e.g. resins, rubber or derivatives thereof
    • D06N3/0056Artificial leather, oilcloth or other material obtained by covering fibrous webs with macromolecular material, e.g. resins, rubber or derivatives thereof characterised by the compounding ingredients of the macro-molecular coating
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06NWALL, FLOOR, OR LIKE COVERING MATERIALS, e.g. LINOLEUM, OILCLOTH, ARTIFICIAL LEATHER, ROOFING FELT, CONSISTING OF A FIBROUS WEB COATED WITH A LAYER OF MACROMOLECULAR MATERIAL; FLEXIBLE SHEET MATERIAL NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06N3/00Artificial leather, oilcloth or other material obtained by covering fibrous webs with macromolecular material, e.g. resins, rubber or derivatives thereof
    • D06N3/04Artificial leather, oilcloth or other material obtained by covering fibrous webs with macromolecular material, e.g. resins, rubber or derivatives thereof with macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D06N3/06Artificial leather, oilcloth or other material obtained by covering fibrous webs with macromolecular material, e.g. resins, rubber or derivatives thereof with macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds with polyvinylchloride or its copolymerisation products

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 顔料で着色した塩化ビレザーのルックスはさ
も化成品らしい質感となり、天然素材の質感とは程遠い
ものとなったし、染料で染色した塩化ビレザーではベー
スを白色としていたため、切口に白い層が見え、これか
ら天然皮革でないと見抜かれた点を解消したい。 【構成】 織布等の基布1上に、ベースとなる色に着色
した塩化ビニルを主成分とする下部合成樹脂層2と、充
填剤6として蛋白質繊維もしくはセルロース系繊維のい
ずれか一つ又は両方を配合せしめた透明な塩化ビニルを
主成分とする上部合成樹脂層5とを積層する。このシー
ト状物を染料水溶液中に浸漬して上記繊維を染色させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具、袋物、衣料、テ
ーブルクロス、車両及び室内の内装等に使用される塩化
ビニル製レザーの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、塩化ビニル製レザーには顔料に
よって着色したものと、染料によって着色したものとが
ある。図5の断面図に顔料による例を示した。基布1の
上には配合した顔料でベースとなる色に発色させた塩化
ビニルを主成分とした樹脂コンパウンドからなる合成樹
脂層2を形成している。この合成樹脂層2は非発泡体或
いは発泡体の単層であったり、発泡体と非発泡体の二層
からなる場合がある。また要すればその表面にエンボス
加工を施すことによって本革調の凹凸が形成されること
もある。この着色合成樹脂層2の上に、印刷により塗着
せしめたインキ層である化粧層3を全面もしくは任意の
模様状に積層する。すなわち着色合成樹脂層2が例えば
革絞調のエンボス加工を施した茶色のベース色ならば、
化粧層3は焦茶色の雲柄印刷を行うことで深みのある本
革調の色調を表現させる。化粧層3の上には、通常はア
クリル系樹脂或いはウレタン系樹脂等の水性もしくは油
性の樹脂溶液を塗着乾燥せしめた処理剤塗着層4を形成
し、表面の艶調整と肌に触れたときのタッチの向上を図
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した顔料により着
色した塩化ビレザーは均一で斑のないベースとなり、そ
のルックスは天然素材の質感とは程遠く、さも化成品ら
しい質感となる欠点がある。顔料の代わりに染料によっ
て着色し、透明感のある色相を発現させることも行われ
ている。しかし、この場合は塩化ビニル樹脂層の表面し
か染まらない。また、通常染料で染色した場合には色が
鮮明で隠蔽性に欠く点を補填し併せて染色後の色相を出
来るだけ鮮明にするために、一般にはベースを白色とし
ているため、切口に白い層が見え、直ぐ天然皮革でない
と見抜かれてしまう。
【0004】本発明の目的は、従来の塩ビレザーにはな
い染料による独特の深みのある色相を有するとともに、
その切口を見ても一目して天然皮革でないと判別される
白い層はなく恰も本物の天然皮革かと見間違える、優れ
た塩化ビニル製レザーを得ることができる製造方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、織布等の基布
上にベースとなる色に着色した塩化ビニルを主成分とす
る下部合成樹脂層と、蛋白質繊維もしくはセルロース系
繊維のいずれか一つ又は両方を配合せしめた透明な塩化
ビニルを主成分とする上部合成樹脂層を積層し、このシ
ート状物を染料水溶液中に浸漬して上記繊維を染色させ
ることを特徴とする。
【0006】また本発明は、織布等の基布上に、ベース
となる色に着色した塩化ビニルを主成分とする下部合成
樹脂層と、透明な上部合成樹脂層を積層し、このシート
状物上に蛋白質繊維もしくはセルロース系繊維のいずれ
か一つ又は両方を配合せしめた樹脂溶液を全面もしくは
任意の模様状に塗着乾燥後、この複合シート状物を染料
水溶液中に浸漬して上記繊維を染色させることを特徴と
する。
【0007】また本発明は、織布等の基布上に、ベース
となる色に着色した塩化ビニルを主成分とする下部合成
樹脂層と、蛋白質繊維もしくはセルロース系繊維のいず
れか一つ又は両方を配合せしめた透明で塩化ビニルを主
成分とする上部合成樹脂層を積層し、このシート状物上
に、更に、蛋白質繊維もしくはセルロース系繊維のいず
れか一つ又は両方を配合せしめた樹脂溶液または該繊維
を含有しない樹脂溶液を任意の模様状に塗着乾燥後、こ
の複合シート状物を染料水溶液中に浸漬して上記繊維を
染色させることを特徴とする。
【0008】また本発明は、織布等の基布上に、ベース
となる色に着色した塩化ビニルを主成分とする下部合成
樹脂層と、透明な上部合成樹脂層を積層し、このシート
状物上に蛋白質繊維もしくはセルロース系繊維のいずれ
か一つ又は両方を配合せしめた樹脂溶液を全面に塗着乾
燥し、更に上記樹脂溶液または該繊維を含有しない樹脂
溶液を任意の模様状に塗着乾燥後、この複合シート状物
を染料水溶液中に浸漬して上記繊維を染色させることを
特徴とする。
【0009】
【作 用】下部合成樹脂層をベースとなる色に着色する
には顔料でよいが、濃度的には上部合成樹脂層に施され
る染色後の色相と同程度かこれよりも僅かに薄目とする
ことで、染料のもつ隠蔽性の悪さが補なわれ、またシー
ト状物としたときの切口を目立たなくさせる。
【0010】充填剤は、一般的には増量や難燃化のため
添加されるものであるが、本発明では染色可能な蛋白質
繊維もしくはセルロース系繊維の粉末とし、これを着色
下部合成樹脂層の上に形成される透明な上部合成樹脂層
中に配合するか、または、上記した透明上部合成樹脂層
中には配合せずに、透明上部合成樹脂層の上に塗着せし
める樹脂溶液中に配合するかすることによって、染料水
溶液で染色後には、色の深みを増し、鮮明感を増す。透
明上部合成樹脂層の好ましい厚みは50〜200μ程度
で、これ以上薄いと鮮明感が低減する。これ以上厚いと
塩ビレザーとしての風合いが損なわれる。透明上部合成
樹脂層中に配合される蛋白質繊維もしくはセルロース系
繊維から選ばれる充填剤の配合割合は15〜40重量部
とするのがよい。15重量部以下だと染色が平滑に行わ
れないし、40重量部以上だと上部合成樹脂層の透明性
が損なわれることになってしまう。樹脂溶液中に配合さ
れる充填剤の配合割合は、該樹脂溶液の薄い層の中に充
填剤が密集することで濃く着色されるから、7〜15重
量部の範囲とするのがよい。樹脂溶液の樹脂としてはア
クリル系樹脂、アクリル・塩ビ系樹脂、ウレタン系樹脂
等が適当である。
【0011】蛋白質繊維もしくはセルロース系繊維の含
有される層に1重のところと2重になるところを作るこ
とで、色の濃淡差が生じる。
【0012】
【実施例】
実施例1:図1の断面図によって説明する。
【0013】織布1の表面に厚さが0.25mmの着色下
部合成樹脂層2を積層した。着色下部合成樹脂層2は、
塩化ビニル樹脂100重量部、可塑剤DOP60重量
部、Zn系安定剤3重量部、充填剤としてCaCo3 10重
量部、着色剤として茶色顔料5重量部の配合組成とした
茶色に着色されたものである。その上に厚さが0.13
mmの上部合成樹脂層5を積層した。上部合成樹脂層5は
塩化ビニル樹脂100重量部、可塑剤DOP70重量
部、Zn系安定剤3重量部、符号6で示した充填剤とし
て昭和電工株式会社製のコラーゲン(分子量が30万程
度)である蛋白質繊維20重量部からなる半透明なコン
パウンドとした。この複合シート状物を遠赤外線ヒータ
ーで加熱し、軟化した上部合成樹脂層5を革絞状に刻印
されたエンボスロールにより型押しを施してから、つぎ
に、3%蟻酸と5%の無水芒硝と、赤茶色に発色する酸
性染料1%を加えた温度約60℃の水溶液中に約30分
間浸染後、水洗乾燥した。こうして得た複合シート状物
は充填剤6である蛋白質繊維に染料が定着して、従来の
顔料着色で得られた塩ビレザーには見られない鮮明感の
ある色相を有し、しかも全体が染色された感じで切口は
全然目立たなかった。
【0014】更に、上部合成樹脂層5の面にグラビア印
刷によって一般のビニル用インキを用い任意の模様であ
る化粧層3を形成し、その上に処理剤塗着層4を全面に
形成させて製品とした。処理剤塗着層4としては一般に
はアクリル系樹脂またはウレタン系樹脂等の水性もしく
は油性の樹脂溶液の塗着乾燥層である。可塑剤の移行防
止には変性アクリル系樹脂や架橋型ポリアミド系樹脂等
が好ましく、また摩擦堅牢度に対しては例えばフッ素系
樹脂等が好ましい。この方法により製造した塩化ビニル
レザーは、従来にない意匠と耐久性を有するものであ
り、カバンや椅子として使用したところ意匠、物性共に
良好であった。
【0015】実施例2:図2の断面図によって説明す
る。
【0016】織布1上に、0.25mmの厚さの発泡剤入
り着色下部合成樹脂層2を積層した。発泡剤入り着色下
部合成樹脂層2は配合組成が塩化ビニル樹脂100重量
部、可塑剤DOP60重量部、Zn系安定剤3重量部、
ADCA系発泡剤5重量部、着色剤とし青色顔料5重量
部のブルーに着色した合成樹脂コンパウンドである。そ
の上に、塩化ビニル樹脂100重量部、可塑剤DOP7
0重量部、Zn系安定剤3重量部の透明合成樹脂コンパ
ウンドである透明上部合成樹脂層5aを0.15mmの厚
さに積層した。更にその上に、充填剤6として昭和電工
株式会社製のコラーゲンである蛋白質繊維を14%、ア
クリル系樹脂溶液中に添加分散した樹脂溶液7をグラビ
ア印刷機で模様状に塗着して熱風乾燥した。符号7はそ
の樹脂溶液の塗着層である。ついで、このシート状物を
約225℃に恒温された発泡炉内を1分間通過させるこ
とで下部合成樹脂層2を発泡させ、発泡と同時にエンボ
スロールにより表面に革絞状の凹凸を付した。続いて3
%蟻酸と5%の無水芒硝とブルーに発色する酸性染料
1.5%を加えた約60℃の水溶液中に約30分間浸染
後、水洗乾燥したところ、染料は上記樹脂溶液塗着層7
中に存在する充填剤6つまり蛋白質繊維に定着し、その
染色状態は良好で、切口の目立たない塩ビレザーが得ら
れた。最後に実施例1と同様、処理剤塗着層4を形成す
ることで製品とした。
【0017】実施例3:図3の断面図によって説明す
る。
【0018】織布1上に、実施例1と同じ配合組成の茶
色に着色された合成樹脂コンパウンドを0.25mmの厚
さに積層して着色下部合成樹脂層2とし、その上に、配
合組成が塩化ビニル樹脂100重量部、可塑剤DOP7
0重量部、Zn系安定剤3重量部、充填剤6としてセル
ロース系繊維25重量部とした合成樹脂コンパウンドを
0.15mmの厚さに積層して半透明な上部合成樹脂層5
とした。セルロース系繊維はファイザー株式会社製のセ
ルロース繊維である商品名「ダイエタリー・ファイバ
ー」を使用した。次いで、この半透明な上部合成樹脂層
5上に、アクリル・塩ビ系樹脂溶液をグラビア印刷機に
より雲柄状に塗着乾燥した。符号8はこの樹脂溶液塗着
層である。実施例2の樹脂溶液塗着層7では充填剤6と
して蛋白質繊維がはいっていたが、樹脂溶液塗着層8で
はかかる充填剤6をいれていない。遠赤外線ヒーターに
より加熱軟化してから革絞状に刻印されたエンボスロー
ルにより型押しを施し、続いて、5%の無水芒硝と、赤
茶色に発色する直接染料2%を加えた温度約60℃の水
溶液中に約30分間浸染後、これを水洗乾燥すると、該
半透明な上部合成樹脂層中に存在する充填剤6であるセ
ルロース繊維に染料が定着するが、上記樹脂溶液塗着層
8がある部分は染色されない。このため色柄は雲柄状に
なり、切口の目立たない塩ビレザーが得られた。
【0019】実施例4:図4の断面図によって説明す
る。
【0020】織布1上に、実施例2と同じ配合組成のブ
ルーに着色した発泡剤含有合成樹脂コンパウンドを0.
30mmの厚さに積層して下部合成樹脂層2とし、その上
に、実施例2と同じ配合組成の透明合成樹脂コンパウン
ドを0.15mmの厚さに積層して透明な上部合成樹脂層
5aとした。次いで、充填剤6としてファイザー株式会
社製のセルロース繊維である商品名「ダイエタリー・フ
ァイバー」を15%添加分散したアクリル系樹脂溶液を
グラビア印刷機で全面に塗着し、熱風乾燥して樹脂溶液
塗着層7とした。更に同じようにしてもう一回、雲柄状
に塗着乾燥して樹脂溶液塗着層7を重ねた。続いてこれ
を約225℃に恒温された発泡炉内を1分通過させて発
泡させるとともに、エンボスロールによって表面に革絞
状の凹凸を表面に形成した。続いて、5%の無水芒硝
と、ブルーに発色する酸性染料1.5%を加えた温度約
60℃の水溶液中に約30分間浸染した後、これを水洗
乾燥したところ、上記した樹脂溶液塗着層7中に存在す
るセルロース繊維に染料が定着し、しかも、2回塗着さ
れた雲柄状積層部分は濃く染まり、そうでない部分は淡
く染まって濃淡のあるものとなり、切口も目立たない塩
ビレザーを得ることができた。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上記した構成としたことによ
って、特に着色下部合成樹脂層により切口によって人造
皮革と見破られるようなことはなく、恰も天然素材と見
間違えられるものにできる。しかも透明な合成樹脂と染
色可能な充填剤との組合わせによって深みのある色が得
られ、色の濃淡を出すことも比較的容易で、優れた意匠
的効果を発揮させるし、また、風合いが損なわれるとい
ったことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法によって得た塩ビレザー製品の断
面図である。
【図2】図1とは異なる本発明の方法によって得た塩ビ
レザー製品の断面図である。
【図3】図2とは異なる本発明の方法によって得た塩ビ
レザー製品の断面図である。
【図4】図3とは異なる本発明の方法によって得た塩ビ
レザー製品の断面図である。
【図5】従来法によって得た塩ビレザー製品の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 基布 2 合成樹脂層 3 化粧層 4 処理剤塗着層 5 充填剤入り透明合成樹脂層 5a 透明合成樹脂層 6 充填剤 7 充填剤入り樹脂溶液塗着層 8 樹脂溶液塗着層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織布等の基布上に、ベースとなる色に着
    色した塩化ビニルを主成分とする下部合成樹脂層と、蛋
    白質繊維もしくはセルロース系繊維のいずれか一つ又は
    両方を配合せしめた透明な塩化ビニルを主成分とする上
    部合成樹脂層を積層し、このシート状物を染料水溶液中
    に浸漬して上記繊維を染色させることを特徴とする塩化
    ビニル製レザーの製造方法。
  2. 【請求項2】 織布等の基布上に、ベースとなる色に着
    色した塩化ビニルを主成分とする下部合成樹脂層と、透
    明な上部合成樹脂層を積層し、このシート状物上に蛋白
    質繊維もしくはセルロース系繊維のいずれか一つ又は両
    方を配合せしめた樹脂溶液を全面もしくは任意の模様状
    に塗着乾燥後、この複合シート状物を染料水溶液中に浸
    漬して上記繊維を染色させることを特徴とする塩化ビニ
    ル製レザーの製造方法。
  3. 【請求項3】 織布等の基布上に、ベースとなる色に着
    色した塩化ビニルを主成分とする下部合成樹脂層と、蛋
    白質繊維もしくはセルロース系繊維のいずれか一つ又は
    両方を配合せしめた透明で塩化ビニルを主成分とする上
    部合成樹脂層を積層し、このシート状物上に、更に、蛋
    白質繊維もしくはセルロース系繊維のいずれか一つ又は
    両方を配合せしめた樹脂溶液または該繊維を含有しない
    樹脂溶液を任意の模様状に塗着乾燥後、この複合シート
    状物を染料水溶液中に浸漬して上記繊維を染色させるこ
    とを特徴とする塩化ビニル製レザーの製造方法。
  4. 【請求項4】 織布等の基布上に、ベースとなる色に着
    色した塩化ビニルを主成分とする下部合成樹脂層と、透
    明な上部合成樹脂層を積層し、このシート状物上に蛋白
    質繊維もしくはセルロース系繊維のいずれか一つ又は両
    方を配合せしめた樹脂溶液を全面に塗着乾燥し、更に上
    記樹脂溶液または該繊維を含有しない樹脂溶液を任意の
    模様状に塗着乾燥後、この複合シート状物を染料水溶液
    中に浸漬して上記繊維を染色させることを特徴とする塩
    化ビニル製レザーの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105566667A (zh) * 2014-10-31 2016-05-11 阿基里斯株式会社 氯乙烯皮革及其制造方法
WO2021241409A1 (ja) * 2020-05-25 2021-12-02 富士フイルム株式会社 組成物、シート状成形体、人工皮革およびシート状成形体の製造方法

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