JPH0628727U - 酸素センサー - Google Patents

酸素センサー

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Publication number
JPH0628727U
JPH0628727U JP6802992U JP6802992U JPH0628727U JP H0628727 U JPH0628727 U JP H0628727U JP 6802992 U JP6802992 U JP 6802992U JP 6802992 U JP6802992 U JP 6802992U JP H0628727 U JPH0628727 U JP H0628727U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
oxygen sensor
louver
exhaust gas
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6802992U
Other languages
English (en)
Inventor
行紀 金森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Aichi Machine Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Machine Industry Co Ltd filed Critical Aichi Machine Industry Co Ltd
Priority to JP6802992U priority Critical patent/JPH0628727U/ja
Publication of JPH0628727U publication Critical patent/JPH0628727U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な検知機能を発揮させ、かつ劣化を良好
に防ぐことのできる酸素センサーの提供を目的とする。 【構成】 酸素センサーの検知部の外周を包囲するルー
バー5の外周に形成された開口5aには、開口5aを開
閉する開閉板6が設けられており、この開閉板6は、排
気ガス温度が低い状態で開口5aを開け、温度が高い状
態で開口5aを閉じる方向に開閉するバイメタルまたは
形状記憶合金で形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車の排気系内に取付けられる酸素センサーの改良に関するも のである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、自動車の排気系内に取付けられて、排気ガスの酸素濃度を検出する酸素 センサー1は、図2に示すような構造となっており、酸素センサー1の基部2に はナット部3とボルト部4が設けられ、ボルト部4の先端に、酸素濃度を検知す る検知部が突出されており、この検知部の外周にはルーバー5が設けられて、ル ーバー5により検知部が覆蓋されており、ルーバー5の外周には、丸孔状の開口 5b、またはスリット状の開口5aが形成されており、この開口5aまたは5b を通り排気ガスが内部に入り、検知部に接触して、排気ガスの酸素濃度が検出さ れるものとなっている。
【0003】 しかし、このような従来構造の酸素センサー1においては、前記ルーバー5に 形成されている開口5a,5bの大きさは固定的なものであり、そのため、酸素 センサー1が自動車の排気系内に取付けられた場合、取付け位置によっては温度 上昇が遅く、そのため検知部の活性化が遅れ、酸素センサー1の検知機能が鈍化 してしまうという問題点があり、一方、温度上昇の早い位置に取付けられた場合 には、熱害により酸素センサー1が早期に劣化してしまうという問題点があった 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、取付け位置の温度状 態に対応して開口面積を可変できる酸素センサーを提供せんことを目的とし、そ の要旨は、自動車の排気系内に配設される検知部を備え、該検知部の外周が排気 ガスが通る開口を有するルーバーで覆蓋されてなる酸素センサーにおいて、前記 ルーバーには、排気ガス温度が低い状態で前記開口を開け、温度が高い状態で前 記開口を閉じる方向に開閉するバイメタルまたは形状記憶合金からなる開閉板が 設けられていることである。
【0005】
【作用】
ルーバーの開口には開閉板が設けられており、この開閉板は、排気ガス温度が 低い状態では開口を開ける方向に作動し、温度が低い状態で酸素センサーの早期 活性化を促進することができ、逆に排気ガス温度が高い状態では、開閉板は開口 を閉じる方向に作動して、開口面積を狭め、ルーバー内の検知部を熱害より良好 に保護することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本例の酸素センサーの概略構成図であり、従来と同一部分については 同一符号を付して説明する。 酸素センサー1は、円柱状の基部2の端部にナット部3が形成され、ナット部 3の左方にボルト部4が形成されており、ボルト部4の左方に突出状に排気ガス の酸素濃度を検知できる検知部が設けられ、この検知部は、外周を包囲するルー バー部5により覆蓋されたものとなっており、ルーバー部5にはスリット状の開 口5aが形成されており、開口5aはルーバー部5の外周に所定間隔で複数形成 されたものとなっている。
【0007】 本例においては各開口5aにそれぞれ開閉可能な開閉板6が設けられており、 開閉板6は板状に形成されて、その一端部をルーバー部5の外周に固設したもの であり、他端部が自由端となって開閉できるものであり、この各開閉板6の開閉 により、各開口5aの開口面積が可変できるものとなっており、各開閉板6はバ イメタルまたは形状記憶合金で形成されたものである。 なお、この各開閉板6は、周囲の温度すなわち排気ガスの温度が低い状態では 、前記開口5aの開口面積を広げる方向すなわち外側へ湾曲するように設定され ており、逆に排気ガスの温度が高い状態では、ルーバー5の外周面に接触する方 向すなわち開口5aを閉じる方向に伸びるように設定されている。
【0008】 このような酸素センサー1のボルト部4を、例えば自動車の排気系のエキゾー ストマニホールドに螺合させて、ナット部3を締め付けて固定することにより、 エキゾーストマニホールド内に前記ルーバー部5が配置されることとなり、エン ジンの始動直後等において、排気ガスの温度が低い時には、前述した如く各開閉 板6は開き、開口5aの開口面積が大となり、排気ガスを多量に開口5aを通し て内部の検知部に当接させ、検知部の温度上昇を早くして検知部の早期活性化を 行い、良好な検知機能を早期に発揮させることができる。
【0009】 一方、排気ガスの温度が上昇すると開閉板6は閉じる方向に作動し、各開口5 aの開口面積を狭めるため、検知部に当たる排気ガスの量は少なくなり、検知部 が排気ガスにより異常に加熱されることが防がれ、検知部を熱害より保護して検 知部の劣化を良好に防ぐことができる。
【0010】
【考案の効果】
この考案は、検知部の外周が、開口を有するルーバーで覆蓋されてなる酸素セ ンサーにおいて、ルーバーには、排気ガス温度が低い状態で開口を開け、温度が 高い状態で開口を閉じる方向に開閉するバイメタルまたは形状記憶合金からなる 開閉板が設けられていることにより、排気ガスの温度が低い状態では、開閉板に より開口面積を大とし、酸素センサーの早期活性化を良好に促進して、検知機能 を良好に発揮させることができ、また排気ガス温度が高い状態では、開閉板が開 口面積を狭める方向に作動して、酸素センサーを熱害より保護し、その劣化を防 ぐことができ、酸素センサーの取付け位置に影響されることなく酸素センサーの 機能を良好に発揮させて、その劣化を良好に防ぐことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の酸素センサーの概略構成図である。
【図2】従来の酸素センサーの概略構成図である。
【符号の説明】
1 酸素センサー 2 基部 3 ナット部 4 ボルト部 5 ルーバー部 5a 開口 6 開閉板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の排気系内に配設される検知部を
    備え、該検知部の外周が排気ガスが通る開口を有するル
    ーバーで覆蓋されてなる酸素センサーにおいて、前記ル
    ーバーには、排気ガス温度が低い状態で前記開口を開
    け、温度が高い状態で前記開口を閉じる方向に開閉する
    バイメタルまたは形状記憶合金からなる開閉板が設けら
    れていることを特徴とする酸素センサー。
JP6802992U 1992-09-03 1992-09-03 酸素センサー Pending JPH0628727U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6802992U JPH0628727U (ja) 1992-09-03 1992-09-03 酸素センサー

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JP6802992U JPH0628727U (ja) 1992-09-03 1992-09-03 酸素センサー

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JPH0628727U true JPH0628727U (ja) 1994-04-15

Family

ID=13361976

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JP6802992U Pending JPH0628727U (ja) 1992-09-03 1992-09-03 酸素センサー

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337341A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Hitachi Ltd 酸素センサ
JP4731275B2 (ja) * 2005-10-19 2011-07-20 理研計器株式会社 炉内ガス測定装置
JP2013002972A (ja) * 2011-06-16 2013-01-07 Mitsubishi Motors Corp センサ素子のカバー部材
KR101427037B1 (ko) * 2013-02-25 2014-08-06 주식회사 현대케피코 차량용 산소센서

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