JPH0628704Y2 - 電流検出装置における電流センサと光ファイバケーブルとの組付け構造 - Google Patents
電流検出装置における電流センサと光ファイバケーブルとの組付け構造Info
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- JPH0628704Y2 JPH0628704Y2 JP5475989U JP5475989U JPH0628704Y2 JP H0628704 Y2 JPH0628704 Y2 JP H0628704Y2 JP 5475989 U JP5475989 U JP 5475989U JP 5475989 U JP5475989 U JP 5475989U JP H0628704 Y2 JPH0628704 Y2 JP H0628704Y2
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- Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、電流検出装置における電流センサと光ファ
イバケーブルとの組付け構造に関するものである。
イバケーブルとの組付け構造に関するものである。
[従来の技術] 従来の電流検出装置においては、電流センサを絶縁筒体
内に収容して複数のネジで固定し、さらに、光ファイバ
ケーブルのテンションワイヤを連結すると共に、光ファ
イバを挿通保持するケーブル保持具を、絶縁筒体内に収
容して複数のネジで固定していた。
内に収容して複数のネジで固定し、さらに、光ファイバ
ケーブルのテンションワイヤを連結すると共に、光ファ
イバを挿通保持するケーブル保持具を、絶縁筒体内に収
容して複数のネジで固定していた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、この従来構成では、電流センサ及びケーブル
保持具を絶縁ケース内に別々に収容して、複数のネジに
よりそれぞれ固定しているため、それらの組み付けが非
常に面倒で時間がかかるという問題点があった。
保持具を絶縁ケース内に別々に収容して、複数のネジに
よりそれぞれ固定しているため、それらの組み付けが非
常に面倒で時間がかかるという問題点があった。
この考案は、このような従来の技術に存在する問題点に
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、電流センサ及びケーブルのためのケーブル保持具を
絶縁筒体内に容易かつ短時間に組み付けることができる
電流検出装置における電流センサと光ファイバケーブル
との組付け構造を提供することにある。
着目してなされたものであって、その目的とするところ
は、電流センサ及びケーブルのためのケーブル保持具を
絶縁筒体内に容易かつ短時間に組み付けることができる
電流検出装置における電流センサと光ファイバケーブル
との組付け構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、この考案の電流検出装置
における電流センサと光ファイバケーブルとの組付け構
造においては、外周に絶縁ひだを備える絶縁筒体の内頂
部に設けた収容室に電流センサを回動不能に嵌合し、前
記絶縁筒体内の電流センサの下側には、光アファイバケ
ーブルのテンションワイヤを連結すると共に、光ファイ
バを挿通保持するケーブル保持具を配置し、さらに、前
記絶縁筒体の内周面には、前記電流センサとケーブル保
持具とを絶縁筒体の内頂部に押圧固定するための締付け
リングを螺合固定したものである。
における電流センサと光ファイバケーブルとの組付け構
造においては、外周に絶縁ひだを備える絶縁筒体の内頂
部に設けた収容室に電流センサを回動不能に嵌合し、前
記絶縁筒体内の電流センサの下側には、光アファイバケ
ーブルのテンションワイヤを連結すると共に、光ファイ
バを挿通保持するケーブル保持具を配置し、さらに、前
記絶縁筒体の内周面には、前記電流センサとケーブル保
持具とを絶縁筒体の内頂部に押圧固定するための締付け
リングを螺合固定したものである。
[作用] 上記のように構成された電流検出装置における電流セン
サと光ファイバケーブルとの組付け構造によれば、絶縁
筒体内に電流センサ及びケーブル保持具を収容した後、
絶縁筒体の内周面に締付けリングを螺合固定すれば、電
流センサ及びケーブル保持具が絶縁筒体の内頂部に押圧
固定される。従って、1つの締付けリングの螺合にて、
電流センサ及びケーブル保持具の組み付け固定を同時に
行うことができる。
サと光ファイバケーブルとの組付け構造によれば、絶縁
筒体内に電流センサ及びケーブル保持具を収容した後、
絶縁筒体の内周面に締付けリングを螺合固定すれば、電
流センサ及びケーブル保持具が絶縁筒体の内頂部に押圧
固定される。従って、1つの締付けリングの螺合にて、
電流センサ及びケーブル保持具の組み付け固定を同時に
行うことができる。
[実施例] 以下、この考案を具体化した電流検出装置の一実施例
を、図面に基づいて詳細に説明する。
を、図面に基づいて詳細に説明する。
第6図に示すように、絶縁筒体1は繊維強化プラスチッ
ク(FRP)等の絶縁材料により、下方に向かって開口
した筒状に形成されている。エチレン・プロピレンゴム
(EPゴム)等の耐候性材料よりなる外被体2は絶縁筒
体1の外周にモールド形成され、その外周面には複数の
絶縁ひだ3が形成されている。
ク(FRP)等の絶縁材料により、下方に向かって開口
した筒状に形成されている。エチレン・プロピレンゴム
(EPゴム)等の耐候性材料よりなる外被体2は絶縁筒
体1の外周にモールド形成され、その外周面には複数の
絶縁ひだ3が形成されている。
第6図〜第8図に示すように、一対の把持部材4は前記
絶縁筒体1の上部に突出形成され、この把持部材4間に
は電線収容凹部5が設けられている。また、各把持部材
4の内面には上下方向に延びえる嵌合溝6が形成される
と共に、上部外周にはネジ部7が設けられている。硬質
ゴムよりなる下電線ホルダ8は両側面の突条9を嵌合溝
6に嵌合した状態で、電線収容凹部5内に位置決め収容
され、その上面には電線支持凹部10が設けられてい
る。硬質ゴムよりなる上電線ホルダ11は両側面の突条
12を嵌合溝6に嵌合した状態で、電線収容凹部5内に
位置決め収容され、その下面には電線支持凹部13が設
けられると共に、上面には両把持部材4間において把持
部材4と同一円周上に延びる一対の突片14が形成され
ている。
絶縁筒体1の上部に突出形成され、この把持部材4間に
は電線収容凹部5が設けられている。また、各把持部材
4の内面には上下方向に延びえる嵌合溝6が形成される
と共に、上部外周にはネジ部7が設けられている。硬質
ゴムよりなる下電線ホルダ8は両側面の突条9を嵌合溝
6に嵌合した状態で、電線収容凹部5内に位置決め収容
され、その上面には電線支持凹部10が設けられてい
る。硬質ゴムよりなる上電線ホルダ11は両側面の突条
12を嵌合溝6に嵌合した状態で、電線収容凹部5内に
位置決め収容され、その下面には電線支持凹部13が設
けられると共に、上面には両把持部材4間において把持
部材4と同一円周上に延びる一対の突片14が形成され
ている。
電線15は前記絶縁筒体1の電線収容凹部5内に下及び
上電線ホルダ8,11を収容する際に、両電線ホルダ
8,11の電線支持凹部10,13間に挿通支持され
る。FRP等の絶縁材料よりなる蓋体16は把持部材4
のネジ部7に螺合固定され、その下面には上電線ホルダ
11の上面に当接して、両電線ホルダ8,11を電線1
5の挟持状態で絶縁筒体1の上面に押圧するための押圧
突起17が設けられている。また、蓋体16の外面には
EPゴム等の耐候性材料よりなる外被体18がモールド
形成されている。
上電線ホルダ8,11を収容する際に、両電線ホルダ
8,11の電線支持凹部10,13間に挿通支持され
る。FRP等の絶縁材料よりなる蓋体16は把持部材4
のネジ部7に螺合固定され、その下面には上電線ホルダ
11の上面に当接して、両電線ホルダ8,11を電線1
5の挟持状態で絶縁筒体1の上面に押圧するための押圧
突起17が設けられている。また、蓋体16の外面には
EPゴム等の耐候性材料よりなる外被体18がモールド
形成されている。
第2図及び第6図に示すように、横断面四角形状の収容
室21は、前記絶縁筒体1の内頂部に設けられ、その下
端縁には段差部22が設けられている。筒状部23は絶
縁筒体1の下端に突設され、その内周面に雌ネジ部24
が形成されると共に、外周面には雄ネジ部25が形成さ
れている。
室21は、前記絶縁筒体1の内頂部に設けられ、その下
端縁には段差部22が設けられている。筒状部23は絶
縁筒体1の下端に突設され、その内周面に雌ネジ部24
が形成されると共に、外周面には雄ネジ部25が形成さ
れている。
第1図、第2図、第5図及び第6図に示すように、横断
面四角形状をなす電流センサ26は前記絶縁筒体1の下
端開口部から収容室21内に回動不能に嵌合され、ポッ
ケル素子等の電気光学素子を主体とした構成となってい
る。この電流センサ26に光信号を入出力するための光
ファイバケーブル27は、ポリエチレン等の絶縁外被2
8と、絶縁外被28内の中心に収容されたテンションワ
イヤ29と、テンションワイヤ29の両側に収容された
入射用及び出射用の光ファイバ30,31と、絶縁外被
28内に設けた緩衝層32と、緩衝層32の外面に巻装
した保護テープ33とから構成されている。
面四角形状をなす電流センサ26は前記絶縁筒体1の下
端開口部から収容室21内に回動不能に嵌合され、ポッ
ケル素子等の電気光学素子を主体とした構成となってい
る。この電流センサ26に光信号を入出力するための光
ファイバケーブル27は、ポリエチレン等の絶縁外被2
8と、絶縁外被28内の中心に収容されたテンションワ
イヤ29と、テンションワイヤ29の両側に収容された
入射用及び出射用の光ファイバ30,31と、絶縁外被
28内に設けた緩衝層32と、緩衝層32の外面に巻装
した保護テープ33とから構成されている。
そして、前記各光ファイバ30,31の一端部は、補強
筒34を介して電流センサ26の底部に導入接続されて
いる。また、入射用光ファイバ30の他端部は図示しな
い光源に接続され、出射用光ファイバ31の他端部は図
示しない測定器に接続されている。そして、光源から発
生される光が入射用光ファイバ30を通して電流センサ
26に伝送され、前記電線15に流れる電流に比例した
電流の変化が、電流センサ26において光の強弱信号に
変換され、その光信号が出射用光ファイバ31を通して
測定器に伝送されて、その測定器で電線15に流れる電
流が測定されるようになっている。
筒34を介して電流センサ26の底部に導入接続されて
いる。また、入射用光ファイバ30の他端部は図示しな
い光源に接続され、出射用光ファイバ31の他端部は図
示しない測定器に接続されている。そして、光源から発
生される光が入射用光ファイバ30を通して電流センサ
26に伝送され、前記電線15に流れる電流に比例した
電流の変化が、電流センサ26において光の強弱信号に
変換され、その光信号が出射用光ファイバ31を通して
測定器に伝送されて、その測定器で電線15に流れる電
流が測定されるようになっている。
第1図、第4図及び第6図に示すように、前記光ファイ
バケーブル27を保持するためのケーブル保持具35は
複数のネジ36により互いに接合固定された一対の挟持
部材37からなり、両挟持部材37の接合面には光ファ
イバケーブル27のテンションワイヤ29の上端部を挟
持固定するための挟持溝38と、両光ファイバ30,3
1を挿通保持するための一対の保持溝39とが形成され
ている。また、両挟持部材37の上端には回り止め突起
40が設けられ、ケーブル保持具35が光ファイバケー
ブル27を保持した状態で絶縁筒体1内に収容されたと
き、この回り止め突起40と絶縁筒体1内の段差部22
に設けられた係合凹部41との係合により、ケーブル保
持具35が電流センサ26の下側近傍において回転不能
に位置決め保持される。
バケーブル27を保持するためのケーブル保持具35は
複数のネジ36により互いに接合固定された一対の挟持
部材37からなり、両挟持部材37の接合面には光ファ
イバケーブル27のテンションワイヤ29の上端部を挟
持固定するための挟持溝38と、両光ファイバ30,3
1を挿通保持するための一対の保持溝39とが形成され
ている。また、両挟持部材37の上端には回り止め突起
40が設けられ、ケーブル保持具35が光ファイバケー
ブル27を保持した状態で絶縁筒体1内に収容されたと
き、この回り止め突起40と絶縁筒体1内の段差部22
に設けられた係合凹部41との係合により、ケーブル保
持具35が電流センサ26の下側近傍において回転不能
に位置決め保持される。
第1図、第3図及び第6図に示すように、スペーサ42
は前記電流センサ26とケーブル保持具35との間にお
いて、絶縁筒体1の収容室21内に収容され、その両側
には光ファイバ30,31を挿通するための挿通溝43
が形成されている。締付けリング44は絶縁筒体1の下
端内周の雌ネジ部24に螺合固定され、この締付けリン
グ44の締付けにより、ケーブル保持具35が絶縁筒体
1内の段差部22に押圧固定されると共に、電流センサ
26がスペーサ42を介して絶縁筒体1の内頂部に押圧
固定される。なお、この実施例においては、電流センサ
26とスペーサ42との高さの和が収容室21の深さよ
りも若干大きくなるように構成され、締付けリング44
の締付け初期においては電流センサ26に若干の押圧力
が加わるが、ケーブル保持具35の上端が段差部22に
当接した後は電流センサ26にそれ以上の押圧力が加わ
らないようになっている。
は前記電流センサ26とケーブル保持具35との間にお
いて、絶縁筒体1の収容室21内に収容され、その両側
には光ファイバ30,31を挿通するための挿通溝43
が形成されている。締付けリング44は絶縁筒体1の下
端内周の雌ネジ部24に螺合固定され、この締付けリン
グ44の締付けにより、ケーブル保持具35が絶縁筒体
1内の段差部22に押圧固定されると共に、電流センサ
26がスペーサ42を介して絶縁筒体1の内頂部に押圧
固定される。なお、この実施例においては、電流センサ
26とスペーサ42との高さの和が収容室21の深さよ
りも若干大きくなるように構成され、締付けリング44
の締付け初期においては電流センサ26に若干の押圧力
が加わるが、ケーブル保持具35の上端が段差部22に
当接した後は電流センサ26にそれ以上の押圧力が加わ
らないようになっている。
第6図、第9図及び第10図に示すように、ほぼ円盤状
をなす蓋体51は前記絶縁筒体1の下端の雄ネジ部25
に螺合した状態で、固定ネジ52により回り止め固定さ
れ、その外周には係止突条53が形成されている。第1
シール部材54は蓋体51の上面の環状溝内に嵌合さ
れ、この第1シール部材54によって絶縁筒体1と蓋体
51との間がシールされている。第1シール用筒体55
は前記光ファイバケーブル27を挿通するように、蓋体
51の中心孔に嵌挿した状態でナット56により固定さ
れ、その下端内周には粗面状のテーパ部57が形成され
ると共に、下端外周にはネジ部58が設けられている。
第3シール部材59は第1シール用筒体55のフランジ
部上面の環状溝内に嵌合され、この第3シール部材59
によって蓋体51と第1シール用筒体55との間がシー
ルされている。
をなす蓋体51は前記絶縁筒体1の下端の雄ネジ部25
に螺合した状態で、固定ネジ52により回り止め固定さ
れ、その外周には係止突条53が形成されている。第1
シール部材54は蓋体51の上面の環状溝内に嵌合さ
れ、この第1シール部材54によって絶縁筒体1と蓋体
51との間がシールされている。第1シール用筒体55
は前記光ファイバケーブル27を挿通するように、蓋体
51の中心孔に嵌挿した状態でナット56により固定さ
れ、その下端内周には粗面状のテーパ部57が形成され
ると共に、下端外周にはネジ部58が設けられている。
第3シール部材59は第1シール用筒体55のフランジ
部上面の環状溝内に嵌合され、この第3シール部材59
によって蓋体51と第1シール用筒体55との間がシー
ルされている。
第2シール部材60は前記光ファイバケーブル27に挿
通した状態で、第1シール用筒体55のの下端のテーパ
部57に係合配置されている。押圧筒体61は光ファイ
バケーブル27に挿通した状態で、第2シール部材60
の下部に配置され、その上端内周には粗面状のテーパ部
62が形成されている。第2シール用筒体63は第1シ
ール用筒体55のネジ部58に螺合され、この第2シー
ル用筒体63の締付けにより、押圧筒体61が上方に移
動される。そして、この押圧筒体61の上方移動にとも
ない、第2シール部材60が両テーパ部57,62間で
挟圧されて、光ファイバケーブル27の外周面に圧接さ
れ、第1シール用筒体55と光ファイバケーブル27と
の間がシールされる。
通した状態で、第1シール用筒体55のの下端のテーパ
部57に係合配置されている。押圧筒体61は光ファイ
バケーブル27に挿通した状態で、第2シール部材60
の下部に配置され、その上端内周には粗面状のテーパ部
62が形成されている。第2シール用筒体63は第1シ
ール用筒体55のネジ部58に螺合され、この第2シー
ル用筒体63の締付けにより、押圧筒体61が上方に移
動される。そして、この押圧筒体61の上方移動にとも
ない、第2シール部材60が両テーパ部57,62間で
挟圧されて、光ファイバケーブル27の外周面に圧接さ
れ、第1シール用筒体55と光ファイバケーブル27と
の間がシールされる。
円錐筒状をなす保護カバー64は上端において前記蓋体
51の係止突条53に嵌合係止され、その下端において
光ファイバケーブル27の外周に接触嵌合されている。
そして、この保護カバー64により、前記蓋体51、第
1シール用筒体55及び第2シール用筒体63の外側が
覆われて、それらの部材が風雨等から保護されている。
51の係止突条53に嵌合係止され、その下端において
光ファイバケーブル27の外周に接触嵌合されている。
そして、この保護カバー64により、前記蓋体51、第
1シール用筒体55及び第2シール用筒体63の外側が
覆われて、それらの部材が風雨等から保護されている。
さて、前記のように構成された電流検出装置において、
絶縁筒体1内に電流センサ26及びケーブル保持具35
を組付ける場合には、まず、絶縁筒体1の収容室21内
に電流センサ26及びスペーサ42を収容すると共に、
その下部の絶縁筒体1内にケーブル保持具35を収容す
ると、電流センサ26及びスペーサ42は収容室21の
内面との係合によって回動不能に位置決めされ、ケーブ
ル保持具35は回り止め突起40と係合凹部41との係
合によって回動不能に位置決めされる。この状態で、絶
縁筒体1の下端内周面の雌ネジ部24に締付けリング4
4を螺合固定すると、ケーブル保持具35が絶縁筒体1
内の段差部22に押圧固定されると共に、電流センサ2
6がスペーサ42を介して絶縁筒体1の内頂部に押圧固
定される。従って、1つの締付けリング44の締付け操
作のみで、電流センサ26及びケーブル保持具35の組
み付け固定を同時に行うことができる。
絶縁筒体1内に電流センサ26及びケーブル保持具35
を組付ける場合には、まず、絶縁筒体1の収容室21内
に電流センサ26及びスペーサ42を収容すると共に、
その下部の絶縁筒体1内にケーブル保持具35を収容す
ると、電流センサ26及びスペーサ42は収容室21の
内面との係合によって回動不能に位置決めされ、ケーブ
ル保持具35は回り止め突起40と係合凹部41との係
合によって回動不能に位置決めされる。この状態で、絶
縁筒体1の下端内周面の雌ネジ部24に締付けリング4
4を螺合固定すると、ケーブル保持具35が絶縁筒体1
内の段差部22に押圧固定されると共に、電流センサ2
6がスペーサ42を介して絶縁筒体1の内頂部に押圧固
定される。従って、1つの締付けリング44の締付け操
作のみで、電流センサ26及びケーブル保持具35の組
み付け固定を同時に行うことができる。
また、この実施例においては、電流センサ26及びスペ
ーサ42との高さの和が収容室21の深さよりも若干大
きくなるように構成されているため、締付けリング44
の締付け初期においては、電流センサ26に若干の押圧
力が加わるが、ケーブル保持具35の上端が段差部22
に当接した後は、締付けリング44を締付けても電流セ
ンサ26にそれ以上の押圧力が加わらず、電流センサ2
6が保護される。
ーサ42との高さの和が収容室21の深さよりも若干大
きくなるように構成されているため、締付けリング44
の締付け初期においては、電流センサ26に若干の押圧
力が加わるが、ケーブル保持具35の上端が段差部22
に当接した後は、締付けリング44を締付けても電流セ
ンサ26にそれ以上の押圧力が加わらず、電流センサ2
6が保護される。
なお、この考案は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、例えば、前記実施例におけるスペーサ42をケ
ーブル保持具35の挟持部材37の上面に一体に突出形
成する等、この考案の趣旨から逸脱しない範囲で、各部
の構成を任意に変更して具体化することも可能である。
はなく、例えば、前記実施例におけるスペーサ42をケ
ーブル保持具35の挟持部材37の上面に一体に突出形
成する等、この考案の趣旨から逸脱しない範囲で、各部
の構成を任意に変更して具体化することも可能である。
[考案の効果] この考案は、以上説明したように構成されているため、
電流センサ及びケーブルのためのケーブル保持具を、1
つの締付けリングを締付けるのみの至極簡単な操作で、
絶縁筒体内に容易かつ短時間に組み付けることができる
という優れた効果を奏する。
電流センサ及びケーブルのためのケーブル保持具を、1
つの締付けリングを締付けるのみの至極簡単な操作で、
絶縁筒体内に容易かつ短時間に組み付けることができる
という優れた効果を奏する。
第1図は電流センサと光ファイバケーブルとの組付け構
造を分解して示す斜視図、第2図は第6図のB−B線に
おける拡大断面図、第3図は第6図のC−C線における
拡大断面図、第4図は第6図のD−D線における拡大断
面図、第5図は第6図のE−E線における拡大断面図、
第6図はこの考案を具体化した電流検出装置の一実施例
を示す断面図、第7図は第6図のA−A線における拡大
断面図、第8図は絶縁筒体と電線との連結構造を分解し
て示す斜視図、第9図は絶縁筒体の下端における光ファ
イバケーブルのシール連結構造を拡大して示す部分断面
図、第10図は同じくシール連結構造を分解して示す斜
視図である。 1……絶縁筒体、3……絶縁ひだ、21……収容室、2
6……電流センサ、27……光ファイバケーブル、29
……テンションワイヤ、30……入射用光ファイバ、3
1……出射用光ファイバ、35……ケーブル保持具、3
7……挟持部材、38……挟持溝、39……保持溝、4
4……締付けリング。
造を分解して示す斜視図、第2図は第6図のB−B線に
おける拡大断面図、第3図は第6図のC−C線における
拡大断面図、第4図は第6図のD−D線における拡大断
面図、第5図は第6図のE−E線における拡大断面図、
第6図はこの考案を具体化した電流検出装置の一実施例
を示す断面図、第7図は第6図のA−A線における拡大
断面図、第8図は絶縁筒体と電線との連結構造を分解し
て示す斜視図、第9図は絶縁筒体の下端における光ファ
イバケーブルのシール連結構造を拡大して示す部分断面
図、第10図は同じくシール連結構造を分解して示す斜
視図である。 1……絶縁筒体、3……絶縁ひだ、21……収容室、2
6……電流センサ、27……光ファイバケーブル、29
……テンションワイヤ、30……入射用光ファイバ、3
1……出射用光ファイバ、35……ケーブル保持具、3
7……挟持部材、38……挟持溝、39……保持溝、4
4……締付けリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 国枝 敏仁 岐阜県大垣市島里1丁目94番地の5 (72)考案者 亀嶋 義明 愛知県名古屋市南区戸部町1丁目57番地
Claims (1)
- 【請求項1】外周に絶縁ひだ(3)を備える絶縁筒体
(1)の内頂部に設けた収容室(21)に電流センサ
(26)を回動不能に嵌合し、前記絶縁筒体(1)内の
電流センサ(26)の下側には、光ファイバケーブル
(27)のテンションワイヤ(29)を連結すると共
に、光ファイバ(30,31)を挿通保持するケーブル
保持具(35)を配置し、さらに、前記絶縁筒体(1)
の内周面には、前記電流センサ(26)とケーブル保持
具(35)とを絶縁筒体(1)の内頂部に押圧固定する
ための締付けリング(44)を螺合固定したことを特徴
とする電流検出装置における電流センサと光ファイバケ
ーブルとの組付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5475989U JPH0628704Y2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 電流検出装置における電流センサと光ファイバケーブルとの組付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5475989U JPH0628704Y2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 電流検出装置における電流センサと光ファイバケーブルとの組付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02146379U JPH02146379U (ja) | 1990-12-12 |
JPH0628704Y2 true JPH0628704Y2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=31577109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5475989U Expired - Lifetime JPH0628704Y2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-12 | 電流検出装置における電流センサと光ファイバケーブルとの組付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0628704Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-12 JP JP5475989U patent/JPH0628704Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02146379U (ja) | 1990-12-12 |
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