JPH06286856A - 軟弱帯状部材のセンターリング装置 - Google Patents

軟弱帯状部材のセンターリング装置

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JPH06286856A
JPH06286856A JP5073649A JP7364993A JPH06286856A JP H06286856 A JPH06286856 A JP H06286856A JP 5073649 A JP5073649 A JP 5073649A JP 7364993 A JP7364993 A JP 7364993A JP H06286856 A JPH06286856 A JP H06286856A
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    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センターリング精度を向上するとともに、自
動化を可能とし生産性を向上する。 【構成】 トレッドゴム12の先端部が軟弱帯状部材の
センターリング装置10へ進入し、投光器20から受光
器21への光を遮ると、エアモータ70が回転しフリク
ションベルトコンベア59が回転して、トランスホイー
ルコンベア14が搬送方向に回転する。また、トランス
ホイールコンベア14上をトレッドゴム12の先端部が
通過すると、シリンダ64のロッド66が収縮してフリ
クションベルトコンベア59がトランスホイールコンベ
ア14から離間すると同時に、シリンダ44が大気開放
となり、スプリングの力によって、各フリーローラ26
がそれぞれ内側へ引き寄せられトレッドゴム12の側壁
部へ当接して、トレッドゴム12をトランスホイールコ
ンベア14上の幅方向中央へセンターリングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軟弱帯状部材のセンター
リング装置に係り、特に、コンベア上を搬送されるタイ
ヤ用トレッドゴム等の軟弱帯状部材をコンベアの幅方向
中央部に移動するための軟弱帯状部材のセンターリング
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、軟弱帯状部材のセンターリング装
置としては、軟弱帯状部材の総幅又は側端部を検出し
て、搬送ロールを搬送方向に対して斜めに移動すること
によって、軟弱帯状部材のセンターリングを行なう装置
が知られている。
【0003】しかしながら、この装置では、軟弱帯状部
材の総幅又は側端部を検出し、その結果に基づいて、搬
送ロールの位置を電気的に制御するため、搬送ロールの
位置決めに遅れが発生する。また、軟弱帯状部材の総幅
のばらつき又は側端部の凸凹によって、搬送ロールの位
置決めにばらつき生じる。このため、センターリング精
度があまり良くなかった。
【0004】これを改善する軟弱帯状部材のセンターリ
ング装置の一例が、特公昭62−3070号公報に示さ
れている。この装置は、軟弱帯状部材の搬送路に配設さ
れ軟弱帯状部材を前後左右に搬送可能とされたトランス
ホイールコンベアと、このトランスホイールコンベアの
上側に設けられトランスホイールコンベア上を搬送され
る軟弱帯状部材の両側部に当接し、軟弱帯状部材をトラ
ンスホイールコンベアの幅方向中央部に移動するための
センターリング手段と、を備えている。
【0005】しかしながら、この装置では、トランスホ
イールコンベアに軟弱帯状部材を前進させるための駆動
手段がないため、タイヤ用トレッドゴム等の軟弱帯状部
材を搬送する場合に、その先端部を充分に搬送しきれ
ず、前端部に波打ちが発生し易い。従って、センターリ
ング開始時には、そのつど作業者が軟弱帯状部材の前端
部を搬送路に沿って誘導する必要があるため、自動化で
きず、これが生産性向上の阻害要因となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、センターリング精度が向上するとともに、自動化
が可能で生産性を向上することができる軟弱帯状部材の
センターリング装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
軟弱帯状部材のセンターリング装置は、軟弱帯状部材の
搬送路に配設され軟弱帯状部材を前後左右に搬送可能な
トランスホイールコンベアと、このトランスホイールコ
ンベアの上方に設けられ前記トランスホイールコンベア
上を搬送される軟弱帯状部材の両側部に当接し軟弱帯状
部材を前記トランスホイールコンベアの幅方向中央部に
移動するためのセンターリング手段と、を備えた軟弱帯
状部材のセンターリング装置であって、前記搬送路への
軟弱帯状部材の進入を検出する軟弱帯状部材検出手段
と、前記トランスホイールコンベアの下側に上下方向へ
移動可能に設けられ上方の位置となった場合に前記トラ
ンスホイールコンベアの下部に当接し前記トランスホイ
ールコンベアを搬送方向へ駆動するトランスホイールコ
ンベア駆動手段と、前記軟弱帯状部材検出手段の信号に
基づいて前記センターリング手段を上下方向へ移動する
ためのセンターリング手段移動部材と、前記センターリ
ング手段の下方位置の高さを変えるセンターリング手段
高さ調整部材と、前記軟弱帯状部材検出手段の信号に基
づいて前記トランスホイールコンベア駆動手段を上下方
向へ移動するためのトランスホイールコンベア駆動手段
移動部材と、を有することを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明の軟弱帯状部材のセンタ
ーリング装置では、軟弱帯状部材が搬送路へ進入し、軟
弱帯状部材検出手段が軟弱帯状部材の先端部を検出する
と、トランスホイールコンベア駆動手段が駆動を開始す
る。この時、トランスホイールコンベア駆動手段移動部
材によって、トランスホイールコンベア駆動手段が上方
の位置とされ、トランスホイールコンベアの下部に当接
していると、トランスホイールコンベア駆動手段によっ
て、トランスホイールコンベアが搬送方向へ駆動する。
従って、軟弱帯状部材の先端部を確実に搬送することが
でき、前端部に波打ちが発生することもない。このた
め、軟弱帯状部材の先端部を自動的に搬送方向へ誘導す
ることができるので、自動化が可能で生産性を向上する
ことができる。
【0009】また、軟弱帯状部材の厚さに応じて、セン
ターリング手段高さ調整部材によってセンターリング手
段の軟弱帯状部材との当接位置を上下方向に変えること
ができる。従って、センターリング手段は、センターリ
ング手段移動部材によって下方へ移動された場合に、適
切な位置で軟弱帯状部材の両側部に当接し、軟弱帯状部
材をトランスホイールコンベアの幅方向中央部に移動す
る。このため、センターリング精度が向上する。
【0010】
【実施例】本発明の軟弱帯状部材のセンターリング装置
の一実施例を図1〜図6に従って説明する。
【0011】図1に示される如く、本実施例の軟弱帯状
部材のセンターリング装置10の搬送部には、搬送され
る軟弱帯状部材としてのトレッドゴム12を前後左右に
搬送できるトランスホイールコンベア14が配設されて
いる。
【0012】このトランスホイールコンベア14は、搬
送方向(図1の矢印A方向)と直交する方向に配置され
た複数本の軸16と、これらの軸16のそれぞれに所定
間隔で回転可能に取付けられた複数のトランスホイール
18と、を有している。また、軸16の両端部はそれぞ
れ側壁部14Aに支持されている。
【0013】図3に示される如く、トランスホイールコ
ンベア14の側壁部14Aは、軟弱帯状部材のセンター
リング装置10の基台10Aに立設された支柱10Bに
よって支持されている。
【0014】図5に示される如く、トランスホイール1
8は、軸16に回転可能に支持された主ロール18Aの
外周面に、この主ロール18Aの回転方向(図5の矢印
B方向)に対して直角方向に回転可能とされた複数の補
助ロール18Bが取付けられた構造となっている。
【0015】図3に示される如く、トランスホイールコ
ンベア14の搬入部には、搬送経路の上側に軟弱帯状部
材検出手段としての投光器20が配設されている。ま
た、投光器20と対向する搬送経路の下側の部位には、
軟弱帯状部材検出手段としての受光器21が配設されて
おり、投光器20の光を受光器21が検出するか否かに
よって、トレッドゴム12の有無を検出するようになっ
ている。また、トランスホイールコンベア14の上方に
は、センターリング手段24が配設されている。
【0016】図1に示される如く、センターリング手段
24は、トランスホイールコンベア14の軸線に対する
幅方向の間隔を調節可能とした左右一対、搬送方向に3
組の案内部材としての斜めフリーローラ26と、これら
の左右3個づつのフリーローラ26をそれぞれ連結する
一対のロッド28と、これらの一対のロッド28を取付
けた左右一対、搬送方向に2組のホルダ32と、これら
のホルダ32が摺動可能に取付けられた2本のシャフト
34と、を備えている。
【0017】左右一対のロッド28の中央部には、セン
ターリンク36が設けられており、このセンターリンク
36は中央部が、センターリング装置10の上板38の
中央部に回転可能に軸支されている。このセンターリン
ク36の両端部は、それぞれ一対のロッド28の長手方
向中央部に立設された軸28Aに回転可能に支持された
左右リンク40に回転可能に軸支されている。即ち、左
右一対のロッド28は、所謂パンタグラフ式リンク機構
で作動するようになっており、センターリンク36と左
右リンク40とが図1の実線の位置から想像線の位置へ
移動することによって、一対の支持ブラケット28即
ち、左右の各フリーローラ26が同時にしかも互いに反
対方向へ移動するようになっている。
【0018】また、左右一対のロッド28間には、左右
の各フリーローラ26をそれぞれ内側へ引き寄せるため
のスプリング42が介在されている。このスプリング4
2は、板ばねを長く巻き込んだぜんまい式となってお
り、左右一対のロッド28間の距離によって引張り力が
あまり変化しないようになっている。なお、引張り力を
変える場合には、左右一対のロッド28へのスプリング
42の取付位置を互いに接離する方向へ移動するか、又
は引張り力の異なるスプリングに交換する。
【0019】図2に示される如く、センターリング装置
10の上板38の上面側には、センターリング装置10
の幅方向(図2の左右方向)に沿ってシリンダ44が配
設されている。このシリンダ44のロッド46の先端部
には、左右一対のロッド28の一方が固定されており、
シリンダ44が加圧されロッド46が、スプリング42
の付勢力に抗して伸長状態になると、左右の各フリーロ
ーラ26がそれぞれ図2の想像線の位置となる。次に、
シリンダ44が大気開放となると、スプリング42の力
によって、各フリーローラ26はそれぞれ内側へ引き寄
せられ図6に示される如く、トレッドゴム12の側壁部
へ当接するようになっている。
【0020】センターリング手段24が配設された上板
38の幅方向(図2の左右方向)両端部は、それぞれ左
右一対のブラケット50に取付けられている。これらの
ブラケット50は、搬送方向(図2の紙面垂直方向)か
ら見た形状がL字状とされており、上板38の両端部が
結合された上片部50Aの幅方向外側端部から下方へ延
びる側片部50Bにシャフト34の両端部が貫通してい
る。また、側片部50Bの下部には、ストッパ54がそ
れぞれ固定されている。
【0021】図4に示される如く、ストッパ54の下方
には、センターリング手段高さ調整部材としてのシリン
ダ56がそれぞれ、ロッド58を上方へ向けて配設され
ており、ロッド58の上端部が、ストッパ54に当接し
た位置で、センターリング手段24の高さが決まるよう
になっている。また、シリンダ56を加圧又は減圧する
ことによって、ロッド58の上端部の位置を2位置もし
くは複数位置に変えることができ、これによって、セン
ターリング手段24の高さを2位置もしくは複数位置に
容易に変更できるようになっている。
【0022】図3に示される如く、左右一対のブラケッ
ト50の側片部50Bを貫通するシャフト34の両端部
にはトランスホイールコンベア駆動手段移動部材として
のリンク57の一方の端部が回転可能に軸支されてい
る。また、リンク57は長手方向中央部より下方の部位
で屈曲されており、この屈曲部が、トランスホイールコ
ンベア14の側壁部14Aに立設された軸51に回転可
能に軸支されている。また、リンク57の下端部は、ト
ランスホイールコンベア14の下方に配設されたトラン
スホイールコンベア駆動手段としてのフリクッションベ
ルトコンベア59の側壁部60に立設された軸62に回
転可能に軸支されている。
【0023】ブラケット50の側片部50Bの搬送方向
下流側(図3の右側)のシャフト34には、センターリ
ング手段移動部材としてのシリンダ64のロッド66の
先端部が回転可能に軸支されている。シリンダ64の下
端部は、軟弱帯状部材のセンターリング装置10の支柱
10Bに固定された支持座66の上端部に回動可能に軸
支されている。
【0024】従って、ロッド66が収縮状態に有る場合
には、リンク57は図3に実線の位置となっており、フ
リクションベルトコンベア59が下方の位置、即ちトラ
ンスホイールコンベア14から離間した位置となってい
る。また、センターリング手段24は下方の位置、即
ち、トランスホイールコンベア14上のトレッドゴム1
2の側壁部へ当接可能な位置となっている。一方、ロッ
ド66が伸長状態に有る場合には、リンク57は図3に
想像線の位置となっており、フリクションベルトコンベ
ア59が上方の位置、即ちトランスホイールコンベア1
4に当接する位置となっている。また、センターリング
手段24は上方の位置、即ち、トランスホイールコンベ
ア14上のトレッドゴム12から上方へ離間する位置と
なっている。
【0025】フリクションベルトコンベア59の側壁部
60の下部には、ブラケット68を介してエアモータ7
0が固定されている。このエアモータ70の出力軸70
Aと、フリクションベルトコンベア59の駆動軸72と
はタイミングベルト74によって連結されており、エア
モータ70の回転によって、フリクションベルトコンベ
ア59が搬送方向へ回転するようになっている。
【0026】従って、トランスホイールコンベア14上
をトレッドゴム12の先端部が通過する場合には、ロッ
ド66が伸長しフリクションベルトコンベア59がトラ
ンスホイールコンベア14に当接する位置となった状態
で、エアモータ70が回転し、フリクションベルトコン
ベア59の回転によって、トランスホイールコンベア1
4が搬送方向に回転する。一方、トランスホイールコン
ベア14上をトレッドゴム12の先端部が通過した後
は、ロッド66が収縮してフリクションベルトコンベア
59がトランスホイールコンベア14から離間するとと
もに、エアモータ70が停止しするが、トレッドゴム1
2の先端部は、搬送方向下流側のベルトコンベア23に
達してしるため、トレッドゴム12は引き続き搬送され
るようになっている。
【0027】なお、トランスホイールコンベア14上を
トレッドゴム12の先端部が通過したか否かは、受光器
21でトレッドゴム12の先端部を検出した時からの時
間を図示を省略した制御装置のタイマーによってカウン
トし、予め決められた時間が経過した場合に、トランス
ホイールコンベア14上をトレッドゴム12の先端部が
通過したと見なすようになっている。また、トランスホ
イールコンベア14上をトレッドゴム12の後端部が通
過したか否かは、受光器21でトレッドゴム12の後端
部を検出した時からの時間をタイマーによってカウント
し、予め決められた時間が経過した場合に、トランスホ
イールコンベア14上をトレッドゴム12の後端部が通
過したと見なすようになっている。
【0028】また、トランスホイールコンベア14上を
トレッドゴム12の先端部が通過する誘導時の搬送方向
上流側のベルトコンベア22の搬送速度と搬送方向下流
側のベルトコンベア23の搬送速度は、通常の搬送速度
に比べ低速で且つ一定速度となっているが、トランスホ
イールコンベア14の搬送速度とは同期していない。こ
のため、エアモータ70がスリップすることで、トレッ
ドゴム12に大きな力が作用しないようになっている。
【0029】次に、本実施例の作用を説明する。トレッ
ドゴム12の先端部が進入する前の本実施例の軟弱帯状
部材のセンターリング装置10の状態は、エアモータ7
0は停止しており、シリンダ64のロッド66が伸長状
態に有り、リンク57は図3の想像線の位置となってい
る。このため、フリクションベルトコンベア59が上方
の位置、即ちトランスホイールコンベア14に当接する
位置となっている。また、センターリング手段24は上
方の位置、即ち、トランスホイールコンベア14上のト
レッドゴム12の側壁部から離間する位置となってい
る。また、センターリング手段24のシリンダ44のロ
ッド46は伸長状態となっており、左右の各フリーロー
ラ26は、図2の想像線の位置にある。なお、高さ調整
用のシリンダ56のロッド58の上端部の位置は、これ
からセンタリングするトレッドゴム12の厚さに応じて
所定の位置に移動されている。
【0030】トレッドゴム12の先端部がセンターリン
グ装置10のトランスホイールコンベア14へ進入し、
トレッドゴム12の先端部が、投光器20から受光器2
1への光を遮ると、エアモータ70が回転しフリクショ
ンベルトコンベア59が回転して、トランスホイールコ
ンベア14が搬送方向に回転する。これと同時にタイマ
がスタートする。
【0031】タイマが設定時間を経過すると、即ち、ト
ランスホイールコンベア14上をトレッドゴム12の先
端部が通過すると、シリンダ64のロッド66が収縮し
てフリクションベルトコンベア59がトランスホイール
コンベア14から離間する。同時に、シリンダ44が大
気開放となり、スプリング42の力によって、各フリー
ローラ26をそれぞれ内側へ引き寄せられ、図6に示さ
れる如く、トレッドゴム12の側壁部へ当接して、トレ
ッドゴム12をトランスホイールコンベア14上の幅方
向中央部へ移動する。
【0032】同時に、エアモータ70が停止しするが、
トレッドゴム12の先端部は、搬送方向下流側のベルト
コンベア23に達してしるため、トレッドゴム12は引
き続き搬送される。なお、この時、搬送方向上流側のベ
ルトコンベア22の搬送速度と搬送方向下流側のベルト
コンベア23の搬送速度は、誘導時の低速から通常の搬
送速度に加速される。
【0033】次に、トレッドゴム12の後端部がセンタ
ーリング装置10のトランスホイールコンベア14へ進
入し、投光器20からの光が受光器21へ到達すると、
タイマが作動する。その後、タイマが設定時間を経過す
ると、即ち、トランスホイールコンベア14上をトレッ
ドゴム12の後端部が通過すると、センターリング手段
24のシリンダ44のロッド46が伸長状態となり、左
右の各フリーローラ26は、図2の想像線の位置とな
る。また、シリンダ44のロッド46が伸長状態となる
と、これを検出して、シリンダ64のロッド66が伸長
状態となり、リンク57は図3の想像線の位置となる。
このため、フリクションベルトコンベア59が上方の位
置、即ちトランスホイールコンベア14に当接する位置
となる。また、センターリング手段24は上方の位置、
即ち、トランスホイールコンベア14上のトレッドゴム
12の側壁部から離間する位置となり初期状態に戻り、
次の作業に備える。
【0034】このように、本実施例の軟弱帯状部材のセ
ンターリング装置10では、フリクションベルトコンベ
ア59でトランスホイールコンベア14を、搬送方向へ
駆動することによって、トレッドゴム12の先端部を自
動的に搬送方向へ誘導することができるため、自動化が
可能で生産性を向上することができる。
【0035】また、センターリング手段24のフリーロ
ーラ26は、搬送するトレッドゴム12の厚さに応じ
て、高さ調整用のシリンダ56によって上下方向の位置
を変えることができる。従って、高さ調整用のシリンダ
56のロッド58の上端部にストッパ54が当接した状
態で、トレッドゴム12の両側部の適切な位置にフリー
ローラ26が当接して、トレッドゴム12をトランスホ
イールコンベア14の幅方向中央部に移動する。このた
め、センターリング精度が向上する。
【0036】
【発明の効果】本発明の軟弱帯状部材のセンターリング
装置は上記構成としたので、センターリング精度が向上
するとともに、自動化が可能で生産性を向上することが
できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の軟弱帯状部材のセンターリ
ング装置を示す概略平面図である。
【図2】本発明の一実施例の軟弱帯状部材のセンターリ
ング装置を示す概略正面図である。
【図3】本発明の一実施例の軟弱帯状部材のセンターリ
ング装置を示す概略側面図である。
【図4】本発明の一実施例の軟弱帯状部材のセンターリ
ング装置の一部を示す概略正面図である。
【図5】トランスホイールを示す概略図である。
【図6】本発明の一実施例の軟弱帯状部材のセンターリ
ング装置の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
10 軟弱帯状部材のセンターリング装置 12 トレッドゴム(軟弱帯状部材) 14 トランスホイールコンベア 18 トランスホイール 20 投光器(軟弱帯状部材検出手段) 21 受光器(軟弱帯状部材検出手段) 24 センターリング手段 26 フリーローラ(案内部材) 42 スプリング 44 シリンダ 54 ストッパ 56 シリンダ(センターリング手段高さ調整部材) 57 リンク(トランスホイールコンベア駆動手段移
動部材) 59 フリクッションベルトコンベア(トランスホイ
ールコンベア駆動手段) 64 シリンダ(センターリング手段移動部材) 70 エアモータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟弱帯状部材の搬送路に配設され軟弱帯
    状部材を前後左右に搬送可能なトランスホイールコンベ
    アと、このトランスホイールコンベアの上方に設けられ
    前記トランスホイールコンベア上を搬送される軟弱帯状
    部材の両側部に当接し軟弱帯状部材を前記トランスホイ
    ールコンベアの幅方向中央部に移動するためのセンター
    リング手段と、を備えた軟弱帯状部材のセンターリング
    装置であって、前記搬送路への軟弱帯状部材の進入を検
    出する軟弱帯状部材検出手段と、前記トランスホイール
    コンベアの下側に上下方向へ移動可能に設けられ上方の
    位置となった場合に前記トランスホイールコンベアの下
    部に当接し前記トランスホイールコンベアを搬送方向へ
    駆動するトランスホイールコンベア駆動手段と、前記軟
    弱帯状部材検出手段の信号に基づいて前記センターリン
    グ手段を上下方向へ移動するためのセンターリング手段
    移動部材と、前記センターリング手段の下方位置の高さ
    を変えるセンターリング手段高さ調整部材と、前記軟弱
    帯状部材検出手段の信号に基づいて前記トランスホイー
    ルコンベア駆動手段を上下方向へ移動するためのトラン
    スホイールコンベア駆動手段移動部材と、を有すること
    を特徴とする軟弱帯状部材のセンターリング装置。
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