JPH06286644A - トラック等の車台フレーム - Google Patents

トラック等の車台フレーム

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Publication number
JPH06286644A
JPH06286644A JP10971393A JP10971393A JPH06286644A JP H06286644 A JPH06286644 A JP H06286644A JP 10971393 A JP10971393 A JP 10971393A JP 10971393 A JP10971393 A JP 10971393A JP H06286644 A JPH06286644 A JP H06286644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
chassis frame
side rail
extending
lower flange
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10971393A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Ao
和夫 粟生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH06286644A publication Critical patent/JPH06286644A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 トラック等の梯子形車台フレームにおいて、
サイドレールの下方フランジの座屈強度を向上し車台フ
レームの耐久性及び信頼性を改善すると共に、スティフ
ナ等補強部材を省略し又は少くとも補強部材の小型軽量
化を達成する。 【構成】 断面形状が溝型をなす左右一対のサイドレー
ル12の下方フランジ12feを、車体前後方向に延在
する曲面とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック等の車台フレ
ームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常のトラックは、車体前後方向に延在
する左右一対の夫々断面形状が溝型をなすサイドレール
と、車巾方向に配置され夫々の両端を上記サイドレール
に固着された複数のクロスメンバとからなる車台フレー
ムを具えており、上記クロスメンバには、断面形状が溝
型をなす部材、断面形状がI字状をなす部材、及び上記
サイドレールに固着される両端部分がV字状に拡開して
形成された所謂アリゲータ型部材等が適宜採用されてい
る。
【0003】上記クロスメンバの車巾方向の両端部は、
通常、上記サイドレールのウエブの上下両端部から夫々
横方向に略平行に延在して配設された上方フランジ及び
下方フランジにリベット又はボルトにより締結され、上
記サイドレールの上下フランジ及び下方フランジは、上
記クロスメンバの端部を締結する作業上の便宜から、従
来は単純な平板状に形成されている。
【0004】上記トラック等の車台フレームには、走行
中、特に悪路や不整地走行時に、大きな上下方向の曲げ
及び捩り荷重が作用し、また主として旋回走行時に横方
向の曲げ荷重が作用する。一方、車台フレーム上には縦
根太又はサブフレームを介して荷台が装架され、Uボル
ト等の緊締手段によって車台フレームのサイドレールに
固着されている。上記荷台を装架した状態では、走行中
車台フレームに作用する上記種々の荷重によって、サイ
ドレールには、その上方フランジよりも下方フランジに
大きな荷重が作用する。
【0005】しかしながら、上述したように従来の車台
フレームでは、サイドレールの上方フランジ及び下方フ
ランジが何れも単純な平板状に形成されているため、下
方フランジに車体前後方向の座屈が生じ易く、大きな荷
重が作用する部分には、スティフナ等を介装して十分な
補強を施す必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み創案されたもので、上記車台フレームのサイドレー
ルとクロスメンバとの締結作業性を損なうことなく、同
サイドレールの下方フランジの車体前後方向における座
屈強度を効果的に 増大させることによってスティフナ
等の補強部材を省略することができ、または少くとも使
用するスティフナ等の補強部材の小型軽量化を達成する
ことができるトラック等の車台フレームを提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、基本的な断面形状が溝型をなし車体前後
方向に延在する左右一対のサイドレールと、車巾方向に
配設されその両端を上記サイドレールのウエブにリベッ
ト又はボルトにより締結された複数のクロスメンバとか
らなる車台フレームにおいて、上記サイドレールの下方
フランジが、車体前後方向に延在する直線を円弧等の曲
線に沿い移動させて形成される曲面により構成されてい
ることを特徴とするトラック等の車台フレームを提案す
るものである。
【0008】
【作用】本発明により、サイドレールの下方フランジ
を、車体前後方向に延在する曲面としたことによって、
同下方フランジの車体前後方向の座屈強度を、従来より
大巾に増大させることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面について具体
的に説明する。トラックの車台フレーム10は、車体前
後方向に延在し基本的な断面形状が溝型をなす左右一対
のサイドレール12と、車巾方向両端部に形成されたV
字状拡開部14のフランジ部14fを多数のリベット1
6又は同効のボルトによって上記サイドレールのウエブ
12wに締結されたアリゲータ型のクロスメンバ18と
を具えている。
【0010】上記クロスメンバ18は、断面形状がハッ
ト型をなす上方部材18uと、同上方部材18uの車巾
方向両端部にリベット20によって固着されて上記V字
状拡開部14を形成する下方部材181とから構成され
ている。
【0011】また、上記サイドレール12は、ウエブ1
2wの上下両端縁から夫々横方向に略平行に延在して配
設された上方フランジ12fu及び下方フランジ12f
lを具えている。上方フランジ12fuは、図示のよう
に単純な平板状に形成されているが、下方フランジ12
flは、車体前後方向に延在する直線を円弧、楕円その
他なだらかな曲線(図示の場合は円弧)に沿いそのまま
の姿勢で移動させることによって形成される曲面により
構成されている。
【0012】図示のように、下方フランジ12flが円
弧からなる曲面の場合、その曲率半径をRとし、同フラ
ンジのフランジ巾をBとしたとき、RとBとの比が
1≦R/B≦4の範囲に設定されることが好ましい。
R/Bが4より大きくなると、従来の平板状フランジ
に近くなり車体前後方向の座屈強度の向上が十分ではな
く、またR/Bが1より小さくなると、下方フランジ
12flのわん曲が大きくなり過ぎて加工が難しくなる
だけでなく、同下方フランジ12flに取付けられるバ
ンプストッパその他部品の取付作業が面倒になるからで
ある。
【0013】上記構成によれば、クロスメンバ18の両
端部をサイドレール12のウエブ12wにリベット16
又はボルトによって締結することによって、サイドレー
ル12の上方フランジ12fu及び下方フランジ12f
lにクロスメンバ18の両端部を締結するようにした従
来の車台フレームに較べて、上方フランジ12fu及び
下方フランジ12flの強度を大巾に向上することがで
きる。
【0014】また、上記サイドレール12の上方フラン
ジ12fuより、一層大きい荷重が作用する下方フラン
ジ12flが、車体前後方向に延在する曲面として形成
されているので、車体前後方向の座屈強度が従来の単純
な平板状の下方フランジに較べ大巾に増大し、座屈に基
づく破損が効果的に防止される。従って、図示のように
補強用のスティフナ等を省略することができ、又は少く
ともスティフナ等補強部材の形状及び重量を大巾に小さ
くすることができる利点がある。さらに、クロスメンバ
18がその両端部をサイドレール12のウエブ12wに
締結されるので、上記フランジアップ部22を設けるこ
とによって、サイドレール12に対するクロスメンバ1
8の組付作業性は聊かも損なわれることがない。
【0015】なお、上記実施例では、下方フランジ12
flが下方に凸の曲面として形成されているが、逆方向
にわん曲した即ち上方に凸の曲面として形成し得ること
は、明らかである。また、上記曲面からなる下方フラン
ジ12flは、通常サイドレール12の全長にわたり車
体前後方向に延在して設けられるが、場合により、作用
荷重が大きい車台フレーム10の中央部分、例えば前輪
及び後輪を懸架する前後サスペンションスプリングの取
付ブラケット間のサイドレール中央部分に設けてもよ
い。
【0016】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係るトラック等
の車台フレームは、基本的な断面形状が溝型をなし車体
前後方向に延在する左右一対のサイドレールと、車巾方
向に配設されその両端を上記サイドレールのウエブにリ
ベット又はボルトにより締結された複数のクロスメンバ
とからなる車台フレームにおいて、上記サイドレールの
下方フランジが、車体前後方向に延在する直線を円弧等
の曲線に沿い移動させて形成される曲面により構成され
ていることを特徴とし、上記サイドレールの下方フラン
ジの座屈強度を向上することによって車台フレームの耐
久性及び信頼性を改善し、従来必要であったスティフナ
等補強部材を省略し、又は少くとも補強部材の形状を小
型化し軽量化を図ることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す車台フレームの部分的
平面図である。
【図2】図1に示した車台フレームの正面図である。
【符号の説明】
10 車台フレーム 12 サイドレール 12fu 上方フランジ 12fl 下方フランジ 18 クロスメンバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本的な断面形状が溝型をなし車体前後
    方向に延在する左右一封のサイドレールと、車巾方向に
    配設されその両端を上記サイドレールのウエブにリベッ
    ト又はボルトにより締結された複数のクロスメンバとか
    らなる車台フレームにおいて、上記サイドレールの下方
    フランジが、車体前後方向に延在する直線を円弧等の曲
    線に沿い移動させて形成される曲面により構成されてい
    ることを特徴とするトラック等の車台フレーム。
JP10971393A 1993-03-31 1993-03-31 トラック等の車台フレーム Withdrawn JPH06286644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10971393A JPH06286644A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 トラック等の車台フレーム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10971393A JPH06286644A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 トラック等の車台フレーム

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Publication Number Publication Date
JPH06286644A true JPH06286644A (ja) 1994-10-11

Family

ID=14517341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10971393A Withdrawn JPH06286644A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 トラック等の車台フレーム

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