JPH062863Y2 - 後２軸型車両の後々輪操舵装置 - Google Patents
後２軸型車両の後々輪操舵装置Info
- Publication number
- JPH062863Y2 JPH062863Y2 JP1988041856U JP4185688U JPH062863Y2 JP H062863 Y2 JPH062863 Y2 JP H062863Y2 JP 1988041856 U JP1988041856 U JP 1988041856U JP 4185688 U JP4185688 U JP 4185688U JP H062863 Y2 JPH062863 Y2 JP H062863Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push
- wheel steering
- pull
- control valve
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本考案は、後２軸の大型車両における後々輪操舵装置に
関するものである。
関するものである。
＜従来の技術＞ 後２軸の大型トラック，バス等において、コーナリング
の操舵安定性や小回りをきかせるために後々輪を前輪操
舵き応じて操舵するようにした後々輪操舵装置が提供れ
ている（例えば特開昭６１−１３２４６９号公報参
照）。
の操舵安定性や小回りをきかせるために後々輪を前輪操
舵き応じて操舵するようにした後々輪操舵装置が提供れ
ている（例えば特開昭６１−１３２４６９号公報参
照）。
＜考案が解決しようとする課題＞ 上記従来の装置は、前輪操舵用パワーシリンダの作動変
位をステア機構並びに２本のケーブルを介して後輪操舵
用パワーシリンダの油圧制御弁を機械的に切替作動する
ものである。
位をステア機構並びに２本のケーブルを介して後輪操舵
用パワーシリンダの油圧制御弁を機械的に切替作動する
ものである。
この場合、前記２本のケーブルはプルケーブルで構成さ
れているため、どちらか１本が切れると後輪操舵用パワ
ーシリンダの油圧制御弁の切替作動が不能となる。また
ケーブルが切断されたことが運転者には認識できなかっ
た。
れているため、どちらか１本が切れると後輪操舵用パワ
ーシリンダの油圧制御弁の切替作動が不能となる。また
ケーブルが切断されたことが運転者には認識できなかっ
た。
＜課題を解決するための手段＞ 本考案は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、その構成は、前輪操舵装置と連繋したステア機
構と、前輪操舵に応じて前記ステア機構によって押引力
が相互に逆方向に作用し、後々輪パアースシリンダの油
圧制御弁を切替えるための導電材よりなり、電流源と接
続して通電された２系統のプッシュプルケーブルと、前
記プッシュブルケーブルの切断をを電気的に検出する手
段とを備えたものである。
もので、その構成は、前輪操舵装置と連繋したステア機
構と、前輪操舵に応じて前記ステア機構によって押引力
が相互に逆方向に作用し、後々輪パアースシリンダの油
圧制御弁を切替えるための導電材よりなり、電流源と接
続して通電された２系統のプッシュプルケーブルと、前
記プッシュブルケーブルの切断をを電気的に検出する手
段とを備えたものである。
＜作用＞ 上記の構成により、２本の中の１本のプッシュプルケー
ブルが切断しても残る１本のプッシュプルケーブルによ
って油圧制御弁の切替作動を保全し、かつプッシュプル
ケーブルの切断を運転者に警報する。
ブルが切断しても残る１本のプッシュプルケーブルによ
って油圧制御弁の切替作動を保全し、かつプッシュプル
ケーブルの切断を運転者に警報する。
＜実施例＞ 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第１図
において、１は前輪、２は前輪操舵装置である。３は後
２軸の後々輪であり、油圧制御弁５を備えた後々輪操舵
用パワーシリンダ４（以下単にパワーシリンダという）
により操舵可能となっている。前記油圧制御弁５は、後
々輪３を左または右方向に操舵すべくパワーシリンダ４
への油圧供給を制御するものであり、前輪１の操舵に応
じて切替制御される。
において、１は前輪、２は前輪操舵装置である。３は後
２軸の後々輪であり、油圧制御弁５を備えた後々輪操舵
用パワーシリンダ４（以下単にパワーシリンダという）
により操舵可能となっている。前記油圧制御弁５は、後
々輪３を左または右方向に操舵すべくパワーシリンダ４
への油圧供給を制御するものであり、前輪１の操舵に応
じて切替制御される。
その機構は、前輪操舵装置２の作動を入力するステア機
構６と、このステア機構６と油圧制御弁５とを押引力が
相互に逆方向に作用する２系統のプッシュプルケーブル
7a,7bによって連結した構成である。８はコンピュータ
であり、車速センサ９および油圧制御弁５の切替信号等
を入力し、ステア機構６の作動を制御するものである。
構６と、このステア機構６と油圧制御弁５とを押引力が
相互に逆方向に作用する２系統のプッシュプルケーブル
7a,7bによって連結した構成である。８はコンピュータ
であり、車速センサ９および油圧制御弁５の切替信号等
を入力し、ステア機構６の作動を制御するものである。
また、プッシュプルケーブル7a,7bには電源よりハーネ
ス26を介して電流が流されている。10は電流計、11はコ
ンピュータ８に接続されている警報器である。
ス26を介して電流が流されている。10は電流計、11はコ
ンピュータ８に接続されている警報器である。
上記プッシュプルケーブル7a,7bへの通電構成を第２図
で説明する。20はブラケットに固定したアウタガイド、
21はアウタガイド20に結合されているアウタケーブルで
ある。このアウタガイド20とアウタケーブル21内に絶縁
材よりなるライナー23を施し、このライナー23内に導電
材のロッド24と、このロッド24に結合したインナケーブ
ル25とを摺動自在に挿通する。前記ロッド24はステア機
構６と連結される。このロッド24と電源とをハーネス26
を介して接続し、インナケーブル25に電流を通電したも
のである。
で説明する。20はブラケットに固定したアウタガイド、
21はアウタガイド20に結合されているアウタケーブルで
ある。このアウタガイド20とアウタケーブル21内に絶縁
材よりなるライナー23を施し、このライナー23内に導電
材のロッド24と、このロッド24に結合したインナケーブ
ル25とを摺動自在に挿通する。前記ロッド24はステア機
構６と連結される。このロッド24と電源とをハーネス26
を介して接続し、インナケーブル25に電流を通電したも
のである。
本考案は上記の通りの構造であるから、前輪操舵装置２
による前輪１の操舵に応じてステア機構６によりパワー
シリンダ４の油圧制御弁５を切替作動して後々輪３を操
舵させるためのケーブルはプッシュプルケーブル7a,7b
によって信号伝達されるので、何れか一方のプッシュプ
ルケーブル7aまたは7bが切断しても他方のプッシュプル
ケーブル7bまたは7aにて油圧制御弁５の切替作動を行
う。
による前輪１の操舵に応じてステア機構６によりパワー
シリンダ４の油圧制御弁５を切替作動して後々輪３を操
舵させるためのケーブルはプッシュプルケーブル7a,7b
によって信号伝達されるので、何れか一方のプッシュプ
ルケーブル7aまたは7bが切断しても他方のプッシュプル
ケーブル7bまたは7aにて油圧制御弁５の切替作動を行
う。
また、プッシュプルケーブル7a,7bの一方または両方が
切断した場合には、インナケーブル25の通電がカットさ
れ、これを電流計10によって確認できると共に、コンピ
ュータ８による検出信号２により警報器11を作動し運転
者に積極的に報知させる。
切断した場合には、インナケーブル25の通電がカットさ
れ、これを電流計10によって確認できると共に、コンピ
ュータ８による検出信号２により警報器11を作動し運転
者に積極的に報知させる。
尚、本考案は後２軸型車両の後々輪操舵のみではなく、
後１軸型車両の後輪操舵にも適用することが可能であ
る。
後１軸型車両の後輪操舵にも適用することが可能であ
る。
＜考案の効果＞ 以上のように本考案によると、後々輪操舵のためのパワ
ーシンダの油圧制御弁をステア機構によって押引力が相
互に逆方向に作用して切換作動する２系統のプッシュプ
ルケーブルとした構成であるっから、２系統のどちらか
一方のプッシュプルケーブルが切断しても、残る１系統
のプッシュプルケーブルによって油圧制御弁の切替作動
を確保すると共に、常に通電されているプッシュプルケ
ーブルの切断を電気的に検出して報知するため、運転者
はプッシュプルケーブルの切断を確実に認識することが
できる。
ーシンダの油圧制御弁をステア機構によって押引力が相
互に逆方向に作用して切換作動する２系統のプッシュプ
ルケーブルとした構成であるっから、２系統のどちらか
一方のプッシュプルケーブルが切断しても、残る１系統
のプッシュプルケーブルによって油圧制御弁の切替作動
を確保すると共に、常に通電されているプッシュプルケ
ーブルの切断を電気的に検出して報知するため、運転者
はプッシュプルケーブルの切断を確実に認識することが
できる。
第１図は本考案の平面図、第２図は第１図II矢視部の拡
大断面図である。 １……前輪、２……前輪操舵装置、３……後々輪、４…
…後々輪操舵用パワーシリンダ、５……油圧制御弁、６
……ステア機構、7a,7b……プッシュプルケーブル、11
……警報器、26……ハーネス。
大断面図である。 １……前輪、２……前輪操舵装置、３……後々輪、４…
…後々輪操舵用パワーシリンダ、５……油圧制御弁、６
……ステア機構、7a,7b……プッシュプルケーブル、11
……警報器、26……ハーネス。
Claims (1)
- 【請求項１】前輪操舵装置と連繋したステア機構と、前
輪操舵に応じて前記ステア機構によって押引力が相互に
逆方向に作用し、後々輪パワーシリンダの油圧制御弁を
切替えるための導電材よりなり、電源と接続して通電さ
れた２系統のプッシュプルケーブルと、前記プッシュプ
ルケーブルの切断を電気的に検出する手段とを備えたこ
とを特徴とする後２軸型車両の後々輪操舵装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988041856U JPH062863Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 後２軸型車両の後々輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988041856U JPH062863Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 後２軸型車両の後々輪操舵装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01145772U JPH01145772U (ja) | 1989-10-06 |
| JPH062863Y2 true JPH062863Y2 (ja) | 1994-01-26 |
Family
ID=31268282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988041856U Expired - Lifetime JPH062863Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 後２軸型車両の後々輪操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062863Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58164478A (ja) * | 1982-03-25 | 1983-09-29 | Honda Motor Co Ltd | 車両の操舵装置 |
| JPS62216867A (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-24 | Mazda Motor Corp | 車両の４輪操舵装置 |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP1988041856U patent/JPH062863Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01145772U (ja) | 1989-10-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| ES8700173A1 (es) | Perfeccionamientos en los aparatos anti-skid para vehiculos automoviles | |
| JPH062863Y2 (ja) | 後２軸型車両の後々輪操舵装置 | |
| JPH024866Y2 (ja) | ||
| JP2607174B2 (ja) | 四輪操舵装置 | |
| JPH04264903A (ja) | 無人搬送車 | |
| JPS626870A (ja) | 前輪２軸車両 | |
| JPS6425964U (ja) | ||
| JPS6252568U (ja) | ||
| JPS621673A (ja) | 車両の後輪操舵装置 | |
| JPS63144368U (ja) | ||
| JPH0369571U (ja) | ||
| JPS59188729U (ja) | ４輪駆動車 | |
| JPS61175182A (ja) | 後二軸型車両に使用されるステア・ロツク装置 | |
| JPS62170380U (ja) | ||
| JPS6322281U (ja) | ||
| JPS63166839U (ja) | ||
| JPS6312474U (ja) | ||
| JPS63149373U (ja) | ||
| JPH02279467A (ja) | 車両の制動時安全装置 | |
| JPS6312473U (ja) | ||
| JPH0526732U (ja) | 四輪操舵車両 | |
| JPH0526738U (ja) | 四輪操舵車両 | |
| JPH03114480U (ja) | ||
| JPH0649462B2 (ja) | 後輪操舵装置 | |
| JPH01106344U (ja) |