JPH06286103A - 版胴交換装置 - Google Patents

版胴交換装置

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JPH06286103A
JPH06286103A JP5075515A JP7551593A JPH06286103A JP H06286103 A JPH06286103 A JP H06286103A JP 5075515 A JP5075515 A JP 5075515A JP 7551593 A JP7551593 A JP 7551593A JP H06286103 A JPH06286103 A JP H06286103A
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JP
Japan
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plate cylinder
trolley
cylinder
frame
ink
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JP5075515A
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English (en)
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Hiromi Kamoda
博美 鴨田
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Komori Corp
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Komori Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業工数を増すことなく版胴交換の効率向上
を図る。 【構成】 版胴3とインキ皿9、インキアプリケータ1
1とを予めトロリー4上の架台枠5に位置決めセット
し、トロリー4をテーパコーン2の直下に搬送し、フレ
ーム1に設けられた昇降シリンダ15によって架台枠5
を昇降させ、段取りを能率良く印刷中に行なうと共に、
昇降駆動源の接続換えを不要にして版胴3の昇降を行な
い、作業工数を増すことなく版胴交換の効率向上を図
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はグラビア輪転機の版胴交
換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】グラビア輪転機では、現在取付けられて
いる版胴(旧版胴)での印刷が完了した後、旧版胴に換
えて新たな版胴(新版胴)を装着する版胴の交換作業が
行なわれている。この交換作業は、複数の作業者によっ
て、旧版胴を取外して所定場所に搬送し、新版胴の位置
合わせ等を行なって新版胴の装着を行なう。その後、印
刷ユニット内でインキタンクへのインキの補充、新版胴
に対するインキアプリケータの位置決め及びインキ皿等
の洗浄を行なう。
【0003】このような作業員による版胴の交換作業
は、旧版胴から新版胴への交換着脱に多大の労力と時間
を必要とし、また、版の1ユニット毎にこれらが行なわ
れるために能率が非常に悪い。
【0004】一方、一対の支持機構によって回転自在に
支持された版胴の真下に昇降自在な昇降台を設け、旧版
胴を昇降台から移送機構によって外部に取外し、新版胴
を新たに支持機構に自動的に取付ける版胴交換装置が考
えられている。
【0005】版胴交換装置を用いることにより、能率良
く版胴の交換が行なえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】グラビア輪転機では、
版胴交換を行なった際に、インキタンクへの補充、イン
キアプリケータの位置決め及びインキ皿等の洗浄が必要
となる。版胴交換装置を用いて版胴の交換を自動的に行
なった場合でも、これら準備作業は必要である。従来の
版胴交換装置では、印刷作業が終了しなければ準備作業
を行なうことかできず、準備時間がかかり生産性を上げ
ることができなかった。また、準備作業を印刷ユニット
内で行なわなければならず危険であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、印刷ユニットを構成するフレームに
設けられ版胴を着脱自在に軸支する支持機構を備えた印
刷機において、支持機構の直下に位置決め移動され版胴
及びインキ装置が載置される載置部材と、フレーム側に
設けられ支持機構の直下と支持機構との間で版胴及びイ
ンキ装置を昇降させる昇降装置とを備えたことを特徴と
する。
【0008】
【作用】載置部材に版胴及びインキ装置を位置決めして
載置し、支持機構の直下に搬送する。支持機構の直下
で、版胴はフレーム側に設けられた昇降装置によって支
持機構に対して昇降される。
【0009】
【実施例】図1、図2は本発明の一実施例に係る版胴交
換装置のフレーム内側における側面(図3中のI−I線
矢視に相当)であり、図1には新トロリーをセットした
状態、図2には新トロリーを挿入した状態を示してあ
る。図3には本発明の一実施例に係る版胴交換装置の平
面、図4には図3中のIV−IV線矢視、図5には図3中の
V−V線矢視、図6には図3中のVI−VI線矢視を示して
ある。
【0010】本実施例の版胴交換装置は、インキタンク
を備えたトロリーに架台枠を昇降自在に設け、架台枠に
版胴、インキアプリケータ及びインキ皿をセットにして
保持し、旧版胴をトロリー(旧トロリー)に降ろした
後、新版胴を載置したトロリー(新トロリー)を印刷ユ
ニット内に挿入し、新トロリーにより旧トロリーを押し
て新トロリーの搬入と同時に旧トロリーの搬出を行なう
ものである。架台枠の昇降は印刷機のフレーム側に設け
られた2本のエアシリンダによって行ない、新トロリー
の挿入移動はエアシリンダによって往復動する挿入アー
ムの駆動によって行なう。尚、インキ装置(インキアプ
リケータ,インキ皿等)が印刷ユニット内に設けられて
いる印刷機に適用する場合、トロリーにインキ装置を備
える必要はなく、版胴のみを保持するものであれば良
い。
【0011】図4に示すように、印刷機の一対のフレー
ム1にはテーパコーン2aがそれぞれ設けられ、テーパ
コーン2aは図示しないシリンダ2によってフレーム1
の内側に往復動される。版胴3には両端にテーパ穴3a
が形成され、テーパコーン2aの駆動によりテーパ穴3
aにテーパコーン2aが係合して版胴3はフレーム1間
に保持される。一対のフレーム1はステー1aによって
連結されている。尚、版胴3の保持は、一対のフレーム
1に設けられたテコパーン2aによる保持の他、一方側
のフレームに設けられた保持部材による片持状態での保
持等を用いることができ、図示例に限定されるものでは
ない。
【0012】図1乃至図4に示すように、トロリー4に
はインキタンク4aが備えられ、トロリー4の上面には
載置部材としての架台枠5が載置されている。架台枠5
にはガイド6が垂下する状態で取付けられ、ガイド6は
トロリー4に設けられた案内コロ7に挾持されて昇降が
案内されている。一方、架台枠5の斜視状況を表わす図
12に示すように、架台枠5のフレーム1側にはピン8
が2本づつ取付けられている。架台枠5にはインキ皿9
及び版胴3が保持され、版胴3に対しインキアプリケー
タ11が位置決めされて保持されている。
【0013】テーパコーン2aの下部におけるフレーム
1には昇降レバー12が備えられ、昇降レバー12はブ
ラケット13及びガイドレール14を介して昇降動自在
となっている。ブラケット13には昇降シリンダ15が
連結され、昇降シリンダ15の駆動により昇降レバー1
2は昇降動される。
【0014】即ち、図5、図6に示すように、昇降シリ
ンダ15は第一シリンダ16及び第二シリンダ17によ
って構成され、第一シリンダ16と第二シリンダ17の
本体は一体となっている。第一シリンダ16のロッド1
6aはフレーム1に固定され、第二シリンダ17のロッ
ド17aはブラケット13に固定されている。つまり、
第一シリンダ16のロッド16aの伸長によりブラケッ
ト13(昇降レバー12)をともなって昇降シリンダ1
5の本体が上昇し、第二シリンダ17のロッド17aの
伸長によりブラケット13(昇降レバー12)が上昇
し、小ストロークの第一、第二シリンダ16,17によ
り昇降レバー12の昇降ストロークを十分に確保してい
る。
【0015】昇降レバー12の上昇により、昇降レバー
12が架台枠5のピン8に係止し、架台枠5を昇降させ
る。フレーム1には基準ブロック18が固定され、基準
ブロック18の1つ(図1中右側)には切欠きが設けら
れている。架台枠5が上昇してピン8が基準ブロック1
8の切欠きに係止することで、版胴3の軸心とテーパコ
ーン2の軸心が一致される。
【0016】尚、図1、図2及び図4中の符号で19は
トロリー4の車輪であり、また図4、図5中の符号で2
0は版胴3の駆動装置である。
【0017】図1乃至図5に示すように、一方側(図3
中上方側)のフレーム1の下部には図中左右方向に延び
るガイドレール21が取付けられ、ガイドレール21に
はL字状の挿入アーム22が支持されている。挿入アー
ム22は一辺22aが版胴3の中心軸と平行(図3中上
下方向)に延び、その長さはトロリー4の幅と略等しい
寸法になっている。図3中上方側のフレーム1には駆動
シリンダ23が設けられ、駆動シリンダ23のロッド2
4の先端はブラケット25を介して挿入アーム22に固
定されている。駆動シリンダ23の駆動により挿入アー
ム22がガイドレール21に沿って移動する。ロッド2
4が伸長した場合、挿入アーム22はトロリー4の挿入
待機位置(図3中実線で示す)となり、ロッド24が縮
んだ場合、挿入アーム22はトロリー4の挿入終了位置
(図3中二点鎖線で示す)となる。
【0018】挿入アーム22の一辺22aには、図3中
のVIII−VIII線矢視を表わす図8に示すように、トロリ
ー4の印刷ユニット内への挿入(トロリーセット)を案
内する案内コロ26が回転自在に設けられると共に、ト
ロリー4の挿入端を規制する保持コロ27が他辺側に設
けられている。また、挿入アーム22にはトロリー4の
有無を検出する検出器としてのトロリー検出スイッチ
(リミットスイッチ)28が設けられている。尚、案内
コロ26,保持コロ27は必ずしも設けなくても良く、
またトロリー検出スイッチ28はリミットスイッチに限
定されることはない。
【0019】挿入アーム22の一辺22aの中央には、
トロリー4側の基準孔に挿入して挿入アーム22にトロ
リー4を保持する保持ピン29が設けられている。即
ち、図3中のVII −VII 線矢視を表わす図7に示すよう
に、トロリー4には基準ブロック30が設けられ、基準
ブロック30の基準孔30aに挿入する保持ピン29が
挿入アーム22に設けられている。保持ピン29はエア
シリンダ31の駆動により出没自在となっている。つま
り、保持ピン29とエアシリンダ31、及び基準孔が設
けられた基準ブロック30によって連結機構が構成され
ている。尚、連結機構はトロリー4と挿入アーム22を
連結するものであれば、他の機械を用いることも可能で
ある。
【0020】図3中上部側のフレーム1には案内部材と
してのガイドコロ32が設けられ、ガイドコロ32によ
ってトロリーセット時におけるトロリー4の前方(図3
中左側)位置が規制される。即ち、ガイドコロ32の詳
細状況を表わす図9に示すように、フレーム1には取付
ブラケット33を介してエアシリンダ34が取付けら
れ、エアシリンダ34のロッド34aには支持板35が
取付けられている。支持板35にはガイドコロ32が設
けられ、エアシリンダ34の駆動によりロッド34aが
伸長することにより、支持板35と共にガイドコロ32
がトロリー4の前方位置に移動する。
【0021】トロリー4はガイドコロ32と挿入アーム
22の案内コロ26とによって案内されてトロリーセッ
トされ、トロリーセット終了後(トロリー検出スイッチ
28が作動)ガイドコロ32は支持板35と共に基の位
置に戻る。挿入アーム22がガイドレール21に沿って
図3中左側に移動することで、トロリー4はフレーム1
間の所定位置に挿入される。
【0022】図3中上方のフレーム1にはトロリー4の
挿入をガイドするガイドコロ36が設けられ、図3中下
方のフレーム1にはトロリー4の挿入をガイドすると共
に挿入終了後はトロリー4の位置を固定する固定コロ3
8が2組設けられている。固定コロ38はエアシリンダ
37によって出没動し、トロリー4の挿入時は没動(図
3中実線で示す)し、トロリー4の挿入終了後は突出動
(図3中破線で示す)する。尚、トロリー4の位置を固
定する機構は、エアシリンダ37で出没する2組の固定
コロ38に限らず他の機構を用いることも可能である。
【0023】挿入アーム22の一辺22aの後側(図3
中右側)には検知手段としての安全バー41が設けら
れ、挿入アーム22がトロリー4の挿入位置(図3中二
点鎖線位置)からトロリーセット位置(図3中実線位
置)に移動する間に安全バー41に人や障害物が接触す
ると、挿入アーム22はトロリー4の挿入位置に戻るよ
うになっている。
【0024】即ち、図3、図10及び図11に示すよう
に、挿入アーム22には一対のレバー42が回動自在に
支持され、レバー42はブロック43を介して引張りば
ね(ばね)44により水平状態側に約30度の角度に付
勢されている。挿入アーム22にはリミットスイッチ4
5が設けられ、レバー42がばね44の付勢力に抗して
垂直方向に回動するとブロック43によってリミットス
イッチ45が作動する。レバー42の先端側同士には安
全バー41が取付けられている。つまり、安全バー41
に作業者や障害物が接触すると、レバー42が回動して
リミットスイッチ45が作動して、挿入アーム22が戻
るようになっている。
【0025】尚、図1、図2中の符号で46は挿入アー
ム22の車輪であり、図2中の符号で47は版胴3の表
面の非絵柄部に付着したインキを掻き取るためにフレー
ム1に取付けられたドクタである。
【0026】上記実施例では、架台枠5を昇降させて版
胴10の位置決めを行なっているが、トロリー4を直接
昇降させるようにすることも可能である。また、昇降レ
バー12、挿入アーム22、保持ピン29、ガイドコロ
36及び固定コロ38の駆動をエアシリンダにより行な
っているが、モータ等他の公知手段を用いても良い。ま
た、インキアプリケータ11により版胴3にインキを噴
射させるものについて説明したが、インキ皿9に版胴3
の一部を浸ける形式のものを適用することも可能であ
り、ドクタ47をトロリー4側に設けても良い。
【0027】上記構成の版胴交換装置の作用を説明す
る。
【0028】印刷ユニットにより印刷が行なわれている
間に、トロリー(新トロリー)4上で段取りを行なう。
即ち、新トロリー4に架台枠5をセットし、洗浄された
インキ皿9を架台枠5に固定すると共に版胴(新版胴)
3を載置する。インキタンク4aにインキを補充し、イ
ンキアプリケータ11の位置決めを行なう。
【0029】上記の段取りが終了し、図示しない版胴交
換の釦を押すと、旧トロリー4を固定(挾持)している
固定コロ38の一方のエアシリンダ37がOFFにな
り、一方の固定コロ38は図3中破線位置から実線位置
に移動する。更に、エアシリンダ31がOFFになり、
保持ピン29が基準ブロック30の基準孔30aから外
れ(図7中実線状態)、旧トロリー4と挿入アーム22
の連結が解除される。その後、駆動シリンダ23の作動
によりロッド24が伸長し、挿入アーム22が図3中二
点鎖線位置から実線位置トロリーセット位置に移動す
る。移動の際、挿入アーム22はガイドレール21に沿
って移動する。
【0030】挿入アーム22の移動中、作業者(足)や
障害物が安全バーに接触すると、レバー42がばね44
の付勢力に抗して回動し、ブロック43を介してリミッ
トスイッチ45が作動する。リミットスイッチ45の作
動信号により、駆動シリンダ23のエアが切換わりロッ
ド24が縮む。これにより、挿入アーム22が元の位置
に戻り、作業者の危険がなくなり機械の破損が防止され
る。
【0031】挿入アーム22がトロリーセット位置に移
動した後、エアシリンダ34の駆動によりロッド34a
が伸長し、支持板35と共にガイドコロ32がフレーム
1間(ガイド位置)に移動する。この状態で、作業者に
より予め段取りが完了している新トロリー4を案内コロ
26及びガイドコロ32でガイドしながら印刷ユニット
内に挿入する。新トロリー4が保持コロ27に当接する
と、トロリー検出スイッチ28が作動して新トロリー4
が挿入待機状態(図1参照)になる。
【0032】新トロリー4が挿入待機状態になった後所
定の印刷が終了し、図示しない版胴交換の釦を押すと、
トロリー検出スイッチ28が作動している場合、エアシ
リンダ31が作動して保持ピン29が基準ブロック30
の基準孔30aに挿入され、新トロリー4と挿入アーム
22が連結される。
【0033】新トロリー4と挿入アーム22が連結され
た後、図示しない版胴交換の釦を押すと、全印刷ユニッ
トが下記の動作を同時に行なう。尚、トロリー4と挿入
アーム22の連結を検出する検出手段を設け、連結が検
出された後、釦が押されなくても下記の動作を行なうよ
うにしても良い。
【0034】テーパコーン2aがそれぞれフレーム1の
外側方向へ移動し、旧版胴3との係合が解放される。旧
版胴3がフリーになると、版胴脱信号が発せられ、昇降
シリンダ15の駆動により昇降レバー12が図1中二点
鎖線位置から実線位置へ下降する。昇降レバー12の下
降により、旧版胴3、インキ皿9及びインキアプリケー
タ11を伴って架台枠5が下降して旧トロリー4上に載
置され、下降完了信号が発せられる。下降完了信号によ
り、他方のエアシリンダ37(図3中左側のエアシリン
ダ37)がOFFになり、他方の固定コロ38が図3中
実線位置に移動し、旧トロリー4の固定コロ38による
固定が解除される。
【0035】エアシリンダ34の駆動によりロッド34
aが縮み、支持板35と共にガイドコロ32が基の退避
位置に移動する。次に、駆動シリンダ23の作動により
ロッド24が縮み、挿入アーム22がガイドレール21
に沿って図3中二点鎖線位置に移動する。挿入アーム2
2の移動により、新トロリー4が版胴交換位置(テーパ
コーン2の下方)に搬入される。新トロリー4は移動中
に旧トロリー4の後端に当接し、新トロリー4の移動に
より旧トロリー4も一緒に移動し、旧トロリー4は印刷
ユニットの外部に搬出される。新トロリー4はガイドコ
ロ36及び固定コロ38に案内されながら搬送され、正
確な挿入が行なわれる。
【0036】新トロリー4が所定位置に挿入されると、
エアシリンダ37の駆動により固定コロ38が突出動
し、新トロリー4はガイドコロ36及び保持コロ27と
固定コロ38に挾まれて正確に固定される。
【0037】新トロリー4が固定された後、各フレーム
1にそれぞれ設けられた昇降シリンダ15が駆動し、第
一シリンダ16及び第二シリンダ17のロッド16a,
17aが伸長する。これにより、ブラケット13を介し
て昇降レバー12がガイドレール14に沿って上昇し、
昇降レバー12の上昇中に架台枠5のピン8に昇降レバ
ー12が当接する。ピン8に当接した後、昇降レバー1
2の上昇により、架台枠5が新版胴3、インキアプリケ
ータ11及びインキ皿9を伴って上昇する。架台枠5の
上昇は、ピン8が基準ブロック18に当接するまで続
き、ピン8が基準ブロック18に当接することにより、
新版胴3の軸心がテーパコーン2aの軸心とほぼ一致す
る。
【0038】架台枠5の昇降はガイド6がトロリー4の
案内コロ7に挾持されて案内されると共に、トロリー4
はガイドコロ36保持及びコロ27と固定コロ38によ
って固定されているので、各昇降シリンダ15の動作に
アンバランスが生じても、架台枠5は傾斜することなく
正確に昇降される。
【0039】架台枠5の上昇によりピン8が基準ブロッ
ク18に当接して新版胴3とテーパコーン2aの軸心が
一致すると、テーパコーン2aが駆動して新版胴3のテ
ーパ穴3aに嵌合する。テーパコーン2aの嵌合によ
り、新版胴3が装着され、版胴3の交換が終了する。
【0040】旧トロリー4は、印刷ユニット間に押し出
されているため、印刷機の外へ引出し、印刷を開始す
る。
【0041】図示の印刷ユニットは、例えば印刷色の数
だけ備えられている。このため、挿入アーム22の動作
が遅れて隣接する印刷ユニットの旧トロリー4が安全バ
ー41に接触した際、接触した側の旧トロリー4を搬送
する挿入アーム22が元の位置に戻り、機械の損傷が防
止されている。
【0042】上述した版胴交換装置を用いることによ
り、機外のトロリー4上で印刷中に、インキタンク4a
へのインキの補充、版胴3のセット及びインキアプリケ
ータ11の位置決めが行なえるので、印刷終了後直ちに
版胴3の交換を行なうことができる。また、新トロリー
4の搬入と同時に旧版胴3が載置された旧トロリー4の
搬出が行なえるので、一度の操作で版胴3の搬入、搬出
が行なえる。また、フレーム1に架台枠5を昇降させる
昇降シリンダ15を設けたので、トロリー4への駆動源
の接続が不要で、配管、配線等の作業工数が増加するこ
とがない。
【0043】
【発明の効果】本発明の版胴交換装置は、版胴とインキ
装置を予め載置部材に位置決めしてセットし、載置部材
を支持機構の直下に搬送し、フレームに設けられた昇降
装置によって版胴とインキ装置を昇降させるようにした
ので、段取りを能率良く印刷中に行なうことができると
共に、昇降駆動源の接続換えをすることなく版胴とイン
キ装置の昇降が行なえる。この結果、作業工数を増すこ
となく版胴交換の効率向上が図れ、生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る版胴交換装置のフレー
ム内側における側面図。
【図2】本発明の一実施例に係る版胴交換装置のフレー
ム内側における側面図。
【図3】本発明の一実施例に係る版胴交換装置の平面
図。
【図4】図3中のIV−IV線矢視図。
【図5】図3中のV−V線矢視図。
【図6】図3中のVI−VI線矢視図。
【図7】図3中のVII −VII 線矢視図。
【図8】図3中のVIII−VIII線矢視図。
【図9】ガイドコロの駆動機構を表わす平面図。
【図10】安全バーの説明図。
【図11】図10中のXI−XI線矢視図。
【図12】架台枠の斜視図。
【符号の説明】
1 フレーム 2a テーパコーン 3 版胴 4 トロリー 5 架台枠 8 ピン 9 インキ皿 11 インキアプリケータ 12 昇降レバー 14 ガイドレール 15 昇降シリンダ 16 第一シリンダ 17 第二シリンダ 18 基準ブロック 21 ガイドレール 22 挿入アーム 23 駆動シリンダ 24 ロッド 26 案内コロ 27 保持コロ 28 トロリー検出スイッチ 29 保持ピン 32 ガイドコロ 36 ガイドコロ 38 固定コロ 41 安全バー 42 レバー 45 リミットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ユニットを構成するフレームに設け
    られ版胴を着脱自在に軸支する支持機構を備えた印刷機
    において、支持機構の直下に位置決め移動され版胴及び
    インキ装置が載置される載置部材と、フレーム側に設け
    られ支持機構の直下と支持機構との間で版胴及びインキ
    装置を昇降させる昇降装置とを備えたことを特徴とする
    版胴交換装置。
JP5075515A 1993-04-01 1993-04-01 版胴交換装置 Withdrawn JPH06286103A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5075515A JPH06286103A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 版胴交換装置

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JP5075515A Withdrawn JPH06286103A (ja) 1993-04-01 1993-04-01 版胴交換装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109703176A (zh) * 2019-03-05 2019-05-03 天津长荣科技集团股份有限公司 用于分体式凹印版辊的拆装设备

Cited By (2)

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CN109703176A (zh) * 2019-03-05 2019-05-03 天津长荣科技集团股份有限公司 用于分体式凹印版辊的拆装设备
CN109703176B (zh) * 2019-03-05 2024-05-14 天津长荣科技集团股份有限公司 用于分体式凹印版辊的拆装设备

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