JPH06285793A - 緩衝材の抜材取外方法及びその装置 - Google Patents

緩衝材の抜材取外方法及びその装置

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JPH06285793A
JPH06285793A JP5078236A JP7823693A JPH06285793A JP H06285793 A JPH06285793 A JP H06285793A JP 5078236 A JP5078236 A JP 5078236A JP 7823693 A JP7823693 A JP 7823693A JP H06285793 A JPH06285793 A JP H06285793A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抜材の取り出しを簡単かつ確実に行えること
は勿論のこと、この抜材の大きさ・形状や配列が変わっ
ても容易に対応することのできる抜材取出方法及び装置
を簡単な構成によって提供すること。 【構成】 多数の取付穴11を所定間隔でマトリックス
状に形成した支持板10を複数用意しておき、これらの
支持板10の中から各抜材の一定部分に対応する対応取
付穴11aを有したものを選択し、この支持板10の対
応取付穴11aに押出棒を取付けて、この支持板10を
各抜材に押出棒が対応する位置に配置して上下動させる
ことにより、合成樹脂または紙からなる板材から各抜材
を取り外すようにすること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂または紙から
なる板材に物品収納部を打抜き加工したとき、この物品
収納部内に残留したままとなる抜材を取り外す方法、及
びこの方法を実施するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】商品や部品等の物品を梱包するために
は、発泡性合成樹脂材料または紙によって形成した緩衝
材が必要であるが、この緩衝材としては、発泡性合成樹
脂材料を使用した型成形によってブロック化したもの等
の他に、図5に示すように、板状に予め形成しておいた
合成樹脂または紙からなる板材に多数の独立した空間、
つまり物品収納部を形成(打抜加工)したものが採用さ
れており、またこの板材に多数の独立した空間を形成し
た結果できる抜材そのものも緩衝材として採用されてい
る。
【0003】特に、図5に示したような緩衝材30は、
図6の(イ)に示すように、発泡させたポリプロピレ
ン、ポリウレタンあるいはポリエチレン等の合成樹脂材
料によって板状のものに形成しておき、これに打抜きプ
レス機によって多数の物品収納部31を形成するための
打抜き加工を施して板状のものとして形成されるもので
ある。ところが、この打抜き加工では、被加工材が発泡
性の合成樹脂によって形成されているため、不要である
抜材32は合成樹脂板から抜け落ちないのである。何故
なら、この打抜加工は合成樹脂または紙からなる板材に
対して単に切れ込みを入れるだけであり、打抜加工時に
使用された薄くて刃先の短い切断刃が抜かれたとき、抜
材32はその復元力によって物品収納部31内に密着し
てしまうからである。この問題は、打抜加工によって形
成された多数の抜材32そのものを緩衝材30として使
用する場合も同様である。
【0004】このため、打抜加工後の各抜材32は、図
6の(ロ)に示すように、物品収納部31から強制的に
取り外さなければならないが、この取出作業は、従来は
一個一個の抜材32を対象とした手作業によって行って
いたのであって、非常に手間の掛かる作業であったので
ある。勿論、この抜材32の取出作業を機械化すること
は当然検討されていたのであるが、緩衝材30として
は、それ自体の大きさ・形状は言うまでもなく、各抜材
32の大きさ・形状や配列までもが種々異なるものであ
り、しかも同一の緩衝材30を大量に形成することは稀
であったため、具体化が見送られてきていたのである。
【0005】そこで、本発明は、抜材32の取出作業を
簡単に行え、しかも所謂小ロットの緩衝材30に対して
も即座に対処することのできる方法はないものかと種々
検討を重ねてきた結果、本発明を完成したのである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な実状に鑑みてなされたもので、その解決しようとする
課題は、合成樹脂または紙からなる板材から形成される
緩衝材からの抜材の取出作業の簡略化である。
【0007】そして、本発明の目的とするところは、抜
材の取り出しを簡単かつ確実に行えることは勿論のこ
と、この抜材の大きさ・形状や配列が変わっても容易に
対応することのできる抜材取出方法及び装置を簡単な構
成によって提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明の採った手段は、実施例にお
いて使用する符号を付して説明すると、「合成樹脂また
は紙からなる板材に打抜加工を施すことによって形成さ
れた抜材32、またはこれが抜きとられた空間を物品収
納部31とする緩衝材30を製造するに際して、前記板
材から多数の抜材32を取り外すために、多数の取付穴
11を所定間隔でマトリックス状に形成した支持板10
を複数用意しておき、これらの支持板10の中から各抜
材32の一定部分に対応する対応取付穴11aを有した
ものを選択し、この支持板10の対応取付穴11aに押
出棒12を取付けて、この支持板10を各抜材32に押
出棒12が対応する位置に配置して上下動させることに
より、前記板材から各抜材32を取り外す方法」であ
る。
【0009】また、請求項2に係る発明の採った手段
は、同様に「合成樹脂または紙からなる板材に多数の空
間または物品収納部31を打抜加工してできた抜材32
を前記板材から取り外すための抜材取外装置20であっ
て、所定間隔でマトリックス状に形成した多数の取付穴
11の内の、各抜材32に対応する位置に押出棒12を
取付けた支持板10と、打抜加工した前記板材を基枠上
に支持して、押出棒12とは干渉しない位置に位置調整
自在に組み付けられる支持桟25と、各押出棒12が支
持桟25から突出するように支持板10を押動する押圧
装置22とを備えたことを特徴とする抜材取外装置2
0」である。
【0010】
【発明の作用】以上のように構成した各発明の作用につ
いて説明するが、請求項1に係る方法発明の作用は、請
求項2に係る装置発明の作用中に実質的に含まれるの
で、以下では、請求項2に係る装置発明の作用を中心に
して説明する。また、緩衝材30は、板材を打抜加工す
ることによって形成された多数の抜材32そのものを使
用する場合もあるが、以下の説明では板材に多数の物品
収納部31を形成した板状のものを緩衝材30とした場
合について説明する。さらに、この緩衝材30となるべ
き材料としては、合成樹脂または紙からなる板材が採用
されるが、以下の説明においては、発泡性合成樹脂板を
材料とした場合を中心とする。
【0011】まず、抜材取外装置20においては、押圧
装置22によって上下動される取付板23に所定の支持
板10を取付けなければならないが、この支持板10と
しては製造すべき緩衝材30に対応するものを選択し
て、それの各対応取付穴11aに押出棒12を取付けた
ものを使用するのである。すなわち、緩衝材30が図1
に示すような形状と配列の多数の物品収納部31を有す
る場合に、各物品収納部31の略中心に各対応取付穴1
1aがくるような支持板10を選択して採用するのであ
る。
【0012】支持板10は、マトリックス状で一定間隔
に形成された多数の取付穴11を有するものであるが、
各取付穴11間のピッチは、その支持板10毎に、例え
ば0.5mmきざみで10mm〜20mm程度の範囲内
に納まるものとしてある。つまり、10mmピッチの取
付穴11を形成したもの、10.5mmピッチの取付穴
11を形成したもの、というように、例えば20種類程
度の支持板10があるのであり、これらの支持板10の
内の、当該緩衝材30に適したものを、次のようにして
選択するのである。
【0013】図1には、選択された支持板10上に試作
板33を載置して、この試作板33の穴34から見える
取付穴11を対応取付穴11aとしている状態が示して
ある。試作板33は、形成すべき緩衝材30の打抜加工
が正しく行われるか否かを試すために使用されたもの
で、緩衝材30として使用される発泡性合成樹脂よりも
薄い合成樹脂板からなるものであって、正しく打抜加工
された結果、緩衝材30の各物品収納部31に対応する
多数の穴34を有したものである。このような試作板3
3を各支持板10上に載置してみると、穴34の略中央
に取付穴11が見えるような支持板10が使用すべきも
のとなるのである。
【0014】以上のようにして、使用すべき支持板10
が選択されれば、試作板33の各穴34から見えている
取付穴11を対応取付穴11aとして、この対応取付穴
11aに、図2に示したように、押出棒12をそれぞれ
取付けるのである。以下に示す実施例においては、取付
穴11をネジ穴に形成した支持板10を採用し、押出棒
12をこのネジ穴に螺着できるボルト状のものを採用し
ているため、各対応取付穴11aに対しては、押出棒1
2の螺着部12aを螺着して固定ナット12cによる固
定を行うことにより、押出棒12の固定を容易に行える
ものである。
【0015】各対応取付穴11aに押出棒12を取付け
た支持板10は、図3に示すように、抜材取外装置20
の押圧装置22の下端に設けた取付板23の支持部24
内に、その両端縁を挿入してこれを固定することによ
り、取付板23に取付けられるのである。この支持板1
0の下方に緩衝材30となるべき発泡性合成樹脂を水平
状に支持するのであるが、その際に使用されるのが支持
桟25と位置決め板28である。
【0016】各支持桟25は、図4に示すように、その
端部に突起25aを有するもので、この突起25aを抜
材取外装置20の基枠21側に固定した位置調整具26
の適宜な凹溝26a内に係合させることにより、所定の
位置決めがなされるものであり、またその両端部が位置
調整具26の下方に位置する桟受27上に載置されて支
持されるものである。つまり、この支持桟25の位置調
整具26に対する係合位置を適宜選択することによっ
て、その上方から降りてくる各押出棒12の当接部12
bが各支持桟25と干渉しないようにするのである。そ
して、位置決め板28を適宜な位置に調整固定すること
によって、この抜材取外装置20内に装入する発泡性合
成樹脂の位置決めを、図3に示したように行うようにす
るのである。
【0017】以上のような各部の調整を行って、物品収
納部31に対応する打抜加工を施した合成樹脂または紙
からなる板材を支持桟25上に位置決め載置してから押
圧装置22を作動させれば、図2に示したように、各物
品収納部31内に残留していた各抜材32は、各押出棒
12の当接部12bによって、一度に全て押し出される
のである。これにより、従来は手作業で一個一個取り外
していた抜材32の取外作業は、極めて簡単かつ短時間
でなされるのである。
【0018】また、緩衝材30として、その物品収納部
31の大きさ・配列等が変わったものを形成する場合に
は、それに応じた打抜加工を施した発泡性合成樹脂の抜
材32を取り外さなければならないが、その対応として
は前述した支持板10として別のものを採用し、これの
対応取付穴11aに各押出棒12を取付ければよい。そ
して、これに応じて抜材取外装置20側の各支持桟25
や位置決め板28等の調整を行えばよいのであるが、こ
れらの準備は打抜加工の準備と並行して行えるものであ
って、作業時間は従来よりも大きく短縮されるものであ
る。
【0019】なお、緩衝材30によっては、その各物品
収納部31の位置や配列が非常に複雑となって、支持板
10の対応取付穴11aが図1に示したような簡単な配
列のものとはならないことがあるが、各取付穴11間の
ピッチが前述したような範囲のものを用意しておけば殆
んど十分対応可能である。また、支持板10が全ての抜
材32に対応する押出棒12を有していなくても、例え
ば発泡性合成樹脂の位置や方向あるいは表裏を変えて、
一枚の発泡性合成樹脂に対する押圧装置22の作動を複
数回行うようにしてもよいものである。
【0020】
【発明の実施例】次に、各請求項に係る発明の実施例を
図面を参照にして説明するが、この実施例で対象として
いる緩衝材30は、合成樹脂または紙からなる板材を打
抜加工することによって形成された多数の抜材32その
ものを使用する場合もあるが、板材に多数の物品収納部
31を形成した板状のものを採用した場合について説明
する。さらに、この緩衝材30となるべき材料として
は、合成樹脂または紙からなる板材が採用されるが、以
下の説明においては、発泡性合成樹脂板を材料とした場
合を中心とする。
【0021】図1には、本発明において使用される支持
板10が示してある。この支持板10は、マトリックス
状で一定間隔の取付穴11を多数有しているものである
が、各取付穴11間のピッチが10.0mm、10.5
mm、11.0mmというように、0.5mm間隔で2
0.0mmとなるものまでの複数の種類のものが用意し
てあるものである。本実施例における取付穴11は所謂
ネジ穴として形成したものであり、そのために、この支
持板10は金属板によって形成したものである。
【0022】この図1には、支持板10上に試作板33
を載置した状態が示してあるが、この試作板33は打抜
加工を行うためのプレスにおける抜型が正しい位置にあ
ってしかも作動を確実に行うか否かを試した結果できた
ものであり、この試作板33には緩衝材30の各物品収
納部31に対応する穴34が形成されているものであ
る。つまり、この試作板33は、製造すべき緩衝材30
と全く同じ平面形状を有している薄板なのである。この
ような試作板33を選択した支持板10上に載置すれ
ば、その各穴34から取付穴11が見えることになる
が、その内の中央部に見えている取付穴11が、押出棒
12を取付けるべき対応取付穴11aとなるものであ
る。
【0023】各押出棒12は、図2に示したように、支
持板10側の対応取付穴11aに螺着されるべき螺着部
12aを一端に有し、他端に抜材32の上面に当接して
これを押圧する当接部12bを有しているものであり、
螺着部12aを対応取付穴11aに螺着した後は固定ナ
ット12cによる固定がなされるものである。勿論、各
押出棒12はその取付位置を変えることによって、別の
配列を有した緩衝材30のために対応できるものであ
る。なお、当接部12bは、抜材32の形状・大きさに
対応する大きさを有するものであり、押出棒12の先端
に対して取付・取外自在なものとしてある。
【0024】各押出棒12を対応取付穴11aに取付け
た支持板10は、図3に示したように、抜材取外装置2
0の基枠21に支持した押圧装置22の作動ロッド側に
取付けて使用される。すなわち、支持板10の押圧装置
22の下端には取付板23が一体化してあり、この取付
板23の両端部に形成した各支持部24内に、支持板1
0の両端縁を挿入して固定することにより、この支持板
10は押圧装置22の作動によって上下動するものとな
るのである。勿論、支持部24に挿入されるべき支持板
10はその変換が自在に行われるものである。
【0025】押圧装置22の下方に位置する基枠21に
は、図3及び図4に示したように、複数の支持桟25が
位置調整自在に支持してある。すなわち、基枠21の一
部には、図4に示したように、桟受27が略水平状に固
定してあり、この桟受27上には多数の凹溝26aを有
した位置調整具26が固定してある。一方、各支持桟2
5の先端には、位置調整具26の各凹溝26aに係合し
得る突起25aが設けてあり、この突起25aの係合す
べき凹溝26aを適宜選択することにより、下動してき
た支持板10の各押出棒12と当該支持桟25とが干渉
しないようにされるものである。
【0026】また、以上の支持桟25に近接した基枠2
1の一部には、図3に示したように位置決め板28が位
置調整可能に設けてある。この位置決め板28は、各支
持桟25上に載置した合成樹脂または紙からなる板材の
位置決めを行うものであり、本実施例においては、その
一部に設けたネジをハンドルによって回転させることに
より位置調整が行えるものである。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に係る発明
においては、上記実施例にて例示した如く、「合成樹脂
または紙からなる板材に打抜加工を施すことによって形
成された抜材32、またはこれが抜きとられた空間を物
品収納部31とする緩衝材30を製造するに際して、前
記板材から多数の抜材32を取り外すために、多数の取
付穴11を所定間隔でマトリックス状に形成した支持板
10を複数用意しておき、これらの支持板10の中から
各抜材32の一定部分に対応する対応取付穴11aを有
したものを選択し、この支持板10の対応取付穴11a
に押出棒12を取付けて、この支持板10を各抜材32
に押出棒12が対応する位置に配置して上下動させるこ
とにより、前記板材から各抜材32を取り外す」ことに
その構成上の特徴があり、これにより、抜材の取り出し
を簡単かつ確実に行えることは勿論のこと、この抜材の
大きさ・形状や配列が変わっても容易に対応することの
できる抜材取出方法を簡単な構成によって提供すること
ができるのである。
【0028】すなわち、この取付方法によれば、取付穴
11のピッチが異なる複数の支持板10と、各取付穴1
1に取付けられるべき押出棒12を用意しておいて、こ
の支持板10を上下動させるのみで、緩衝材30の抜材
32を効率よく取り外すことができるのである。
【0029】また、請求項2に係る発明においては、
「合成樹脂または紙からなる板材に多数の空間または物
品収納部31を打抜加工してできた抜材32を前記板材
から取り外すための抜材取外装置20であって、所定間
隔でマトリックス状に形成した多数の取付穴11の内
の、各抜材32に対応する位置に押出棒12を取付けた
支持板10と、打抜加工した前記板材を基枠上に支持し
て、押出棒12とは干渉しない位置に位置調整自在に組
み付けられる支持桟25と、各押出棒12が支持桟25
から突出するように支持板10を押動する押圧装置22
とを備えたこと」ことにその構成上の特徴があり、これ
により、抜材32を簡単かつ確実に取り外すことができ
るだけでなく、製造すべき緩衝材30が非常に小ロット
でしかも多種類であったとしても、これに十分対応する
ことができるのであり、しかも当該抜材取外装置20と
してはその構成を非常に簡単なものとすることができる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用される支持板上に試作板を
配置した状態を示す平面図である。
【図2】対応取付穴に押出棒を取付けた支持板を発泡性
合成樹脂に対して下降させて抜材を取り外している状態
を示す部分断面図である。
【図3】本発明に係る抜材取外装置の正面図である。
【図4】抜材取外装置における支持桟の取付状態を示す
部分拡大平面図である。
【図5】本発明を利用して製造される緩衝材の斜視図で
ある。
【図6】緩衝材を形成するための合成樹脂または紙から
なる板材に打抜加工した後の物品収納部と抜材との関係
を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 支持板 11 取付穴 11a 対応取付穴 12 押出棒 20 抜材取外装置 21 基枠 22 押圧装置 23 取付板 24 支持部 25 支持桟 25a 突起 26 位置調整具 26a 凹溝 27 桟受 28 位置決め板 30 緩衝材 31 物品収納部 32 抜材 33 試作板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂または紙からなる板材に打抜加
    工を施すことによって形成された抜材、またはこれが抜
    きとられた空間を物品収納部とする緩衝材を製造するに
    際して、前記板材から多数の抜材を取り外すために、 多数の取付穴を所定間隔でマトリックス状に形成した支
    持板を複数用意しておき、これらの支持板の中から前記
    各抜材の一定部分に対応する対応取付穴を有したものを
    選択し、 この支持板の前記対応取付穴に押出棒を取付けて、この
    支持板を前記各抜材に押出棒が対応する位置に配置して
    上下動させることにより、前記合成樹脂または紙からな
    る板材から各抜材を取り外す方法。
  2. 【請求項2】 合成樹脂または紙からなる板材に多数の
    空間または物品収納部を打抜加工してできた抜材を前記
    板材から取り外すための抜材取外装置であって、 所定間隔でマトリックス状に形成した多数の取付穴の内
    の、前記各抜材に対応する位置に押出棒を取付けた支持
    板と、 前記打抜加工した板材を基枠上に支持して、前記押出棒
    とは干渉しない位置に位置調整自在に組み付けられる支
    持桟と、 前記各押出棒が前記支持桟から突出するように前記支持
    板を押動する押圧装置とを備えたことを特徴とする抜材
    取外装置。
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JP2571510B2 (ja) 1997-01-16

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