JPH06285505A - 溶融めっき用熱延鋼帯の製造方法 - Google Patents
溶融めっき用熱延鋼帯の製造方法Info
- Publication number
- JPH06285505A JPH06285505A JP9718993A JP9718993A JPH06285505A JP H06285505 A JPH06285505 A JP H06285505A JP 9718993 A JP9718993 A JP 9718993A JP 9718993 A JP9718993 A JP 9718993A JP H06285505 A JPH06285505 A JP H06285505A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot
- band steel
- hot rolled
- manufacture
- skin pass
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Coating With Molten Metal (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 形状および機械的性質の優れた溶融めっき用
熱延鋼帯の製造方法を提供する。 【構成】 熱延したままの熱延鋼帯に伸び率で０.５％
以下スキンパスを施す。
熱延鋼帯の製造方法を提供する。 【構成】 熱延したままの熱延鋼帯に伸び率で０.５％
以下スキンパスを施す。
Description
【００１】
【産業上の利用分野】本発明は、形状および機械的性質
の優れた溶融めっき用熱延鋼帯の製造方法に関する。
の優れた溶融めっき用熱延鋼帯の製造方法に関する。
【００２】
【従来技術】溶融めっき熱延鋼帯は、熱延したままの熱
延鋼帯を溶融めっきすれば得られ、製造に冷延工程を必
要としないので、従来より安価な素材として使用されて
いる。しかし、熱延したままの熱延鋼帯は形状が劣るの
で、そのままめっき原板に使用したのでは平坦度の良好
な製品が得られない。このため、溶融めっき前にスキン
パスを施し、形状を修正していた。
延鋼帯を溶融めっきすれば得られ、製造に冷延工程を必
要としないので、従来より安価な素材として使用されて
いる。しかし、熱延したままの熱延鋼帯は形状が劣るの
で、そのままめっき原板に使用したのでは平坦度の良好
な製品が得られない。このため、溶融めっき前にスキン
パスを施し、形状を修正していた。
【００３】ところで、このスキンパスは、安全性を見込
んで伸び率で１.０〜１.５％施していたが、このような
伸び率でスキンパスを施した鋼帯を酸洗して、水素ガス
濃度５〜７５％の還元性ガスで加熱還元後めっきする
と、加熱還元温度は６５０℃以下と比較的低い温度であ
るにも拘わらず降伏点、引張強さが上昇し、その結果、
延性が低下して、加工性が低下してしまうという問題が
あった。
んで伸び率で１.０〜１.５％施していたが、このような
伸び率でスキンパスを施した鋼帯を酸洗して、水素ガス
濃度５〜７５％の還元性ガスで加熱還元後めっきする
と、加熱還元温度は６５０℃以下と比較的低い温度であ
るにも拘わらず降伏点、引張強さが上昇し、その結果、
延性が低下して、加工性が低下してしまうという問題が
あった。
【００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる点に
鑑み、形状を良好にでき、しかも、機械的性質を損なわ
ない溶融めっき用熱延鋼帯の製造方法を提供するもので
ある。
鑑み、形状を良好にでき、しかも、機械的性質を損なわ
ない溶融めっき用熱延鋼帯の製造方法を提供するもので
ある。
【００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱延したまま
の熱延鋼帯に伸び率で０.５％以下のスキンパスを施す
ことにした。
の熱延鋼帯に伸び率で０.５％以下のスキンパスを施す
ことにした。
【００６】
【作用】本発明者は、機械的性質を劣化させない形状修
正方法を検討した結果、スキンパスの圧下を伸び率で
０.５％以下にすればよいことを見いだした。スキンパ
スの圧下を０.５％より高くすると、連続溶融めっきラ
インの前処理帯やめっき浴で６５０℃程度に加熱されて
も、降伏点、引張強さの上昇、延性の低下が起こる。形
状修正は０.５％以下で１.０〜１.５％の場合とかわら
ない。
正方法を検討した結果、スキンパスの圧下を伸び率で
０.５％以下にすればよいことを見いだした。スキンパ
スの圧下を０.５％より高くすると、連続溶融めっきラ
インの前処理帯やめっき浴で６５０℃程度に加熱されて
も、降伏点、引張強さの上昇、延性の低下が起こる。形
状修正は０.５％以下で１.０〜１.５％の場合とかわら
ない。
【００７】
【実施例】Ｃ：０.１％、Ｍｎ：０.５％のアルミキルド
熱延鋼帯（板厚：２.３ｍｍ、板幅：９１０ｍｍ、降伏
点：２５０Ｎ/ｍｍ2、伸び：４５％）を圧下率を変え
て、スキンパスを施して、一定のめっき条件、すなわ
ち、塩酸酸洗した後、鋼帯を５５０℃に加熱して、温度
７００℃の水素７０％−窒素の混合ガス雰囲気中で鋼帯
を還元し、４６０℃のＺｎめっき浴に浸漬するという条
件で溶融Ｚｎめっきを施した。表１にスキンパス伸び率
と溶融めっき後の機械的性質および形状の関係を示す。
熱延鋼帯（板厚：２.３ｍｍ、板幅：９１０ｍｍ、降伏
点：２５０Ｎ/ｍｍ2、伸び：４５％）を圧下率を変え
て、スキンパスを施して、一定のめっき条件、すなわ
ち、塩酸酸洗した後、鋼帯を５５０℃に加熱して、温度
７００℃の水素７０％−窒素の混合ガス雰囲気中で鋼帯
を還元し、４６０℃のＺｎめっき浴に浸漬するという条
件で溶融Ｚｎめっきを施した。表１にスキンパス伸び率
と溶融めっき後の機械的性質および形状の関係を示す。
【００８】
【表１】
【００９】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、形状お
よび機械的性質の優れた溶融めっき用熱延鋼帯を製造す
ることができる。
よび機械的性質の優れた溶融めっき用熱延鋼帯を製造す
ることができる。
Claims (1)
- 【請求項１】 熱延したままの熱延鋼帯に伸び率で
０.５％以下スキンパスを施すことを特徴とする溶融め
っき用熱延鋼帯の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9718993A JPH06285505A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 溶融めっき用熱延鋼帯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9718993A JPH06285505A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 溶融めっき用熱延鋼帯の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06285505A true JPH06285505A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=14185634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9718993A Withdrawn JPH06285505A (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 溶融めっき用熱延鋼帯の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06285505A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001005529A1 (de) * | 1999-07-15 | 2001-01-25 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren und einrichtung zum walzen eines metallbandes mittels eines dressiergerüstes |
| JP2010196146A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Nippon Steel Corp | 加工性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
| EP2927343A1 (fr) * | 2014-03-31 | 2015-10-07 | Primetals Technologies Austria GmbH | Installation et procédé de décapage et de revêtement métallique d'une bande métallique |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP9718993A patent/JPH06285505A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001005529A1 (de) * | 1999-07-15 | 2001-01-25 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren und einrichtung zum walzen eines metallbandes mittels eines dressiergerüstes |
| JP2010196146A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Nippon Steel Corp | 加工性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
| EP2927343A1 (fr) * | 2014-03-31 | 2015-10-07 | Primetals Technologies Austria GmbH | Installation et procédé de décapage et de revêtement métallique d'une bande métallique |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |