JP3134919B2 - ロール成形性に優れた溶融めっき鋼板の製造方法 - Google Patents

ロール成形性に優れた溶融めっき鋼板の製造方法

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JP3134919B2 JP08040521A JP4052196A JP3134919B2 JP 3134919 B2 JP3134919 B2 JP 3134919B2 JP 08040521 A JP08040521 A JP 08040521A JP 4052196 A JP4052196 A JP 4052196A JP 3134919 B2 JP3134919 B2 JP 3134919B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ロール成形性に
優れた非塗装用途向けのAl−Zn合金溶融めっき鋼板
の製造方法に関するもので、特にロール成形時のポケッ
トウェーブもしくはオイルキャン等の表面欠陥を防止ま
たは軽減できるロール成形性に優れた非塗装用途のAl
−Zn合金溶融めっき鋼板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】55%アルミニウムを含有するZn−A
l合金溶融めっき鋼板(以下55%Al−Zn合金溶融
めっき鋼板という)は、AlめっきとZnめっきの両方
の特性と、意匠性に優れた独特のスパングルと称する華
模様等を有する表面美麗なめっき鋼板であり、主にカラ
ー鋼板の母材やその表面性状を生かした非塗装用途の屋
根、壁、内外装パネル等の建築材料として、近年急速に
需要が増加している。
【0003】しかしながら、非塗装用途の建築材料とし
て用いられる55%Al−Zn合金溶融めっき鋼板は、
スバンドレル、角波、丸波などの種々の形状のパネル状
にロール成形して使用されるが、そのロール成形の過程
において本来平坦であるべきウエブと呼ばれる部位に、
通常ポケットウェーブもしくはオイルキャンと呼ばれる
周期的な波打ち状の凹凸の変形が生じることがある。こ
のロール成形時の表面欠陥は、加工後の製品外観を著し
く損ねるので商品価値を低下させ、必然的に使用範囲が
限定されるため、ポケットウェーブの発生を抑制するこ
とは重要な課題であった。
【0004】一方、低炭素鋼板におけるポケットウェー
ブの発生は、鋼板の板厚、機械的性質、製品の形状等に
大きく影響されることが、既に種々の文献で紹介されて
いる。これまでの低炭素鋼板におけるポケットウェーブ
の発生に関する知見を列挙すると、以下のとおりであ
る。 (イ) 材質的には、降伏点が高く、降伏伸びが大きい
ほど発生し難い。 (ロ) 材料の引張試験の伸び−荷重線図で正比例の比
例限度の上限の応力値が小さいほど発生し易い。 (ハ) レベラー加工は、形状矯正効果と腰折れ防止効
果を有するが、他方ポケットウェーブを助長する効果も
有する。 (ニ) 製品断面の平坦部の幅/板厚比が150以上の
場合に発生し易く、また、一般的に板厚が厚いほど発生
し難い。
【0005】また、建築材料用鋼板のロール成形性を改
善する方法は、従来から種々提案されている。例えば、
熱漬亜鉛めっきを施した時効硬化可能な鋼板に対しカラ
ー塗装を行った後、レベラー加工を施し、さらに70〜
100℃の温度範囲で加熱処理を行うことによって時効
硬化させる方法(特公昭62−2035号公報)、リム
ド鋼の冷延鋼板を焼鈍し、スキンバス圧延することなく
レベラーにて伸び率0.3%以下で平坦修正したのち、
焼付け塗装する方法(特開昭54−78353号公
報)、溶融亜鉛めっき鋼板をベースとするロール成形性
の優れた着色亜鉛鉄板の製造方法において、溶融亜鉛め
っき鋼板のめっき前原板の熱延に際し降伏点25〜35
kgf/mm2、降伏比0.7以上となる如く840℃
以上の仕上げ温度で熱延し該熱延後急冷する工程と、前
記溶融亜鉛めっき鋼板の着色塗料の塗装焼付けに際し鋼
板温度210〜250℃、焼付け時間30〜60秒の焼
付けを行う工程とを有してなり、塗装焼付け後のレベラ
ー加工を実施しない方法(特開平1−319635号公
報)、オーステナイト系ステンレス冷延鋼板に対しカラ
ー塗装を行ったのち、形状矯正を実施する際のレベラー
加工時の伸び率を0.2%以下に制限する方法(特開平
2−225618号公報)が提案されている。
【0006】上記特公昭62−2035号公報、特開昭
54−78353号公報、特開平1−319635号公
報ならびに特開平2−225618号公報に開示の方法
は、いずれも冷延鋼板、亜鉛めっき鋼板あるいはステン
レス鋼板を母材とする塗装鋼板のポケットウェーブの発
生抑制に関するものであって、塗装後の焼付け処理によ
る歪み時効等を利用することにより、ポケットウェーブ
の発生を防止するものである。しかし、これらの方法
は、塗装後の加熱等の工程増加によるコストアップや、
加熱による塗料のブロッキング発生、時効硬化による腰
折れが発生する等のデメリットを有している。また、こ
れらの方法は、いずれもその使用用途が建築材料用の塗
装鋼板であって、非塗装用途のAl−Zn合金溶融めっ
き鋼板には適用困難であった。
【0007】さらに、ロール成形加工の面からのポケッ
トウェーブを防止する方法としては、ロール成形の縦軸
に沿って一定範囲を圧下ロールにより残留塑性縮み量よ
りも大きな縦方向延伸量を与え、材料の波打ち変形を防
止する方法(特開昭57−52129号公報)が提案さ
れている。この方法は、ロール成形材の設計に制約があ
り、汎用性に乏しい欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記したとおり、従来
技術としては、塗装鋼板や低炭素鋼板のポケットウェー
ブ防止に関し、種々の提案が報告されている。一方、非
塗装用途の55%Al−Zn合金溶融めっき鋼板は、建
築材料としてのロール加工性との関係から、強度を必要
以上に高めることができない、あるいは溶融めっき鋼板
製造プロセスからの直出荷品のため、めっき鋼帯の平坦
性確保の観点からレベラー工程が省略できない、さら
に、塗装、焼付けを行わない非塗装用途のため、歪み時
効を利用したポケットウェーブ対策ができない等の製造
上の制約条件があり、ポケットウェーブの抑制が困難で
あった。
【0009】この発明の目的は、比較的安価な低炭素鋼
板を母材とし、ロール成形性に優れた建築材料用非塗装
用途のAl−Zn合金溶融めっき鋼板を安価に提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、C:0.2
0%以下、Si:0.20%以下、Mn:0.10〜
2.00%、P:0.10%以下、S:0.05%以
下、N:0.001〜0.010%、sol.Al:
0.005〜0.100%を含有し、残部がFeおよび
不可避的不純物からなる鋼を素材とし、熱間圧延および
冷間圧延したのち、溶融めっきラインで連続焼鈍および
Al−Zn合金溶融めっきを施し、テンションレベラー
を用いてトータル伸び率0.3%以下に、テンションレ
ベラーのユニット張力12kg/mm2以下とし、該張
力で不足するAl−Zn合金溶融めっき鋼帯の伸び率を
テンションレベラー矯正ロールのインターメッシュ量
(ロール押込み量)で補正して形状矯正することとして
いる。このように、素材の鋼組成を前記のとおり限定す
ると共に、レベラーを用いて前記条件で形状矯正を行う
ことによって、Al−Zn合金溶融めっき鋼帯の長手方
向および幅方向の塑性加工量を軽減することにより引張
特性が改善され、その結果、建築材料用非塗装用途のA
l−Zn合金溶融めっき鋼板のロール成形時のポケット
ウェーブの発生を防止ないしは軽減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明のC:0.20%以下、
Si:0.20%以下、Mn:0.10〜2.00%、
P:0.10%以下、S:0.05%以下、N:0.0
01〜0.010%、sol.Al:0.005〜0.
100%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物か
らなる鋼を素材とするAl−Zn合金溶融めっき鋼板の
製造においては、前記素材を熱間圧延および冷間圧延し
たのち、溶融めっきラインで連続焼鈍およびAl−Zn
合金溶融めっきを施し、テンションレベラーを用いてト
ータル伸び率0.3%以下に、テンションレベラーのユ
ニット張力12kg/mm2以下とし、該張力で不足す
るAl−Zn合金溶融めっき鋼帯の伸び率をテンション
レベラー矯正ロールのインターメッシュ量で補正して形
状矯正する。
【0012】この発明において素材として使用する鋼の
化学成分を限定した理由は、以下のとおりである。Cは
高降伏比化を促進してロール成形性を向上させる重要な
元素であるが、0.20%を超えると強度が高くなり、
かつ、結晶粒が微細となり過ぎて伸びが低下し、加工性
が低下するため、0.20%以下とした。
【0013】Siは鋼の強化に有効な元素の一つである
が、溶融めっきの場合0.20%を超えるとめっき性が
劣化し、不めっきの原因となるため、0.20%以下と
した。
【0014】Mnは不可避的不純物として含有されるS
による熱間割れを防止すると共に、鋼の強化に有効な元
素であるが、多量の添加は鋼のコストの上昇を招くこと
および使用用途によって要求される強度レベルを考慮し
て上限を2.00%とした。また、0.10%未満とす
るには脱Mnにコストがかかり、高降伏比と逆の効果と
なるため、0.10〜2.00%とした。
【0015】Pは固溶強化によって鋼の強度を高めるの
に有効な元素であるが、0.10%を超えると脆化の原
因となるため、実用上から0.10%以下とした。
【0016】Sは不可避的不純物として鋼中に含有さ
れ、熱間割れ等の高温脆性に影響を及ぼすこと、および
必要以上の脱Sは著しく鋼のコストの上昇を招くため、
実用性を考慮して0.05%以下とした。
【0017】NはCと同様に時効効果を利用して高降伏
比化を図るのに有効な元素であり、0.001%未満で
はその効果が十分でなく、また、0.030%を超える
と製鋼段階での表面疵問題を生じるので、0.001〜
0.030%とした。
【0018】Alは通常の製鋼工程において脱酸材とし
て添加される元素であり、sol.Alとして0.00
5%未満ではその効果が十分でなく、また、0.100
%を超えると鋼のコスト上昇を招くため、実用性を考慮
して0.005〜0.100%とした。
【0019】この発明においてAl−Zn合金溶融めっ
き後のAl−Zn合金溶融めっき鋼帯のテンションレベ
ラーでの形状矯正条件を限定したのは、以下の理由によ
る。Al−Zn合金溶融めっき鋼帯のテンションレベラ
ーでのトータル伸び率を0.3%以下に制限し、かつ該
伸び率を得るための操業条件としてテンションレベラー
でのユニット張力を12kg/mm2以下に制限し、該
ユニット張力で不足するAl−Zn合金溶融めっき鋼帯
の伸び率をテンションレベラー平坦矯正ロールのインタ
ーメッシュ量で補正することとしたのは、同一伸び率で
あるにも拘わらず、Al−Zn合金溶融めっき鋼帯のテ
ンションレベラーでのユニット張力とテンションレベラ
ー平坦矯正ロールのインターメッシュ量(ロール押込み
量)との相互バランスを変化させることによって、Al
−Zn合金溶融めっき鋼帯の長手方向の塑性加工歪みを
減少させ、その結果、幅方向および長手方向の機械的特
性における降伏現象の特性改善が行われる。しかしなが
ら、トータル伸び率が0.3%を超えると、降伏伸びが
消滅し、ロール成形時にポケットウェーブが発生する。
また、トータル伸び率が0.3%以下であっても、テン
ションレベラーでのユニット張力が12kg/mm2
超えると、ロール成形時のポケットウェーブの防止効果
が低減するからである。
【0020】
【実施例】
実施例1 C:0.05%、Si:0.01%、Mn:0.16
%、P:0.015%、S:0.008%、N:0.0
02%、sol.Al:0.030%を含有し、残部が
Feおよび不可避的不純物からなる鋼を素材として用
い、表1に示すとおり、熱間圧延して巻取温度600〜
700℃で巻取ったのち、冷間圧延して板厚0.60m
m、幅913mmの冷延鋼帯となし、これを焼鈍温度7
00〜750℃で連続焼鈍したのち、溶融めっきライン
で、目付量150g/m2の55%Al−Zn合金溶融
めっきを施して55%Al−Zn合金溶融めっき鋼帯を
得た。この55%Al−Zn合金溶融めっき鋼帯をテン
ションレベラーを用い、ユニット張力10kg/mm2
一定とし、該ユニット張力で不足するAl−Zn合金溶
融めっき鋼帯の伸び率をテンションレベラー平坦矯正ロ
ールのインターメッシュ量で補正し、トータル伸び率を
0.1〜0.8%の範囲で変化させて形状矯正したの
ち、それぞれの55%Al−Zn合金溶融めっき鋼帯を
ロール成形し、波打ち状の凹凸の変形(ポケットウェー
ブ)改善効果を目視観察により調査した。その結果を表
1に示す。なお、表1中の改善効果欄の◎はポケットウ
ェーブ改善効果あり、○はポケットウェーブ改善効果や
やあり、×はポケットウェーブ改善効果なしを示す。ま
た、テンションレベラーでのトータル伸び率0.2〜
0.4%の形状矯正した各55%Al−Zn合金溶融め
っき鋼帯からパスライン方向(L)、幅方向(T)およ
びパスライン方向、幅方向に対し45°方向(C)から
それぞれ試験片を切出し、JIS Z 2241に規定
の金属材料引張試験方法に準じて引張試験を行って降伏
点、降伏伸びを求めた。その結果を図1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】表1に示すとおり、いずれの55%Al−
Zn合金溶融めっき鋼帯においても、レベラーでのトー
タル伸び率が0.3%以下であれば、ポケットウェーブ
の改善効果が得られている。また、図1に示すとおり、
トータル伸び率が0.4%の場合は、トータル伸び率
0.2%および0.3%の場合に比較し、パスライン方
向(L)、幅方向(T)およびパスライン方向、幅方向
に対し45°方向(C)のいずれも、降伏点(YS)、
降伏伸び(YSE)共に低下しており、ポケットウェー
ブの改善効果が得られないことと一致している。なお、
表1中にレベラーでのトータル伸び率0.1%のテスト
結果を明記していないのは、テストにおいてポケットウ
ェーブの改善効果が得られることを確認したものの、5
5%Al−Zn合金溶融めっき鋼帯の平坦性確保が困難
であったからである。
【0023】実施例2 C:0.05%、Si:0.01%、Mn:0.16
%、P:0.015%、S:0.008%、N:0.0
02%、sol.Al:0.030%を含有し、残部が
Feおよび不可避的不純物からなる鋼を素材として用
い、熱間圧延して巻取温度600℃で巻取ったのち、冷
間圧延して板厚0.60mm、幅913mmの冷延鋼帯
となし、これを焼鈍温度750℃で連続焼鈍したのち、
溶融めっきラインで、目付量150g/m2の55%A
l−Zn合金溶融めっきを施して55%Al−Zn合金
溶融めっき鋼帯を得た。この55%Al−Zn合金溶融
めっき鋼帯をテンショクレベラーでのトータル伸び率
0.3%一定で、テンションレベラーでのユニット張力
を10〜15kg/mm2に変化させ、該張力で不足す
る伸び率をテンションレベラー平坦矯正ロールのインタ
ーメッシュ量で補正して形状矯正したのち、それぞれの
55%Al−Zn合金溶融めっき鋼帯をロール成形し、
ポケットウェーブ発生の有無を調査した。その結果を表
2に示す。
【0024】
【表2】
【0025】表2に示すとおり、55%Al−Zn合金
溶融めっき鋼帯のテンションレベラーでのトータル伸び
率が同一であるにもかかわらず、55%Al−Zn合金
溶融めっき鋼帯のユニット張力を12kg/mm2以下
とし、テンションレベラー平坦矯正ロールのインターメ
ッシュ量を調整することによって、鋼帯の幅方向および
長手方向の引張特性の改善を図ることができ、ポケット
ウェーブの改善効果を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】この発明は、Al−Zn合金溶融めっき
鋼帯をテンションレベラーを用いて形状矯正するに際
し、トータル伸び率0.3%以下に、テンションレベラ
ーのユニット張力12kg/mm2以下、該張力で不足
する伸び率をテンションレベラー矯正ロールのインター
メッシュ量で補正して形状矯正することによって、ロー
ル成形時におけるポケットウェーブの発生を防止または
軽減でき、建築材料用の非塗装用途に最適なAl−Zn
合金溶融めっき鋼帯を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における各テスト条件で得られた55
%Al−Zn合金溶融めっき鋼帯の試験片切出し方向と
降伏点、降伏点伸びとの関係を示すもので、(a)図
は条件の場合、(a)図のロは条件の場合、
(b)図のハは条件の場合、(b)図のニは条件の
場合を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C23C 2/12 C23C 2/12 2/26 2/26 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 9/46 B21D 1/05 C22C 38/00 - 38/60 C23C 2/12,2/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 C:0.20%以下、Si:0.20%
    以下、Mn:0.10〜2.00%、P:0.10%以
    下、S:0.05%以下、N:0.001〜0.010
    %、sol.Al:0.005〜0.100%を含有
    し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を素材
    とする非塗装用途のAl−Zn合金溶融めっき鋼板の製
    造方法において、前記素材を熱間圧延および冷間圧延し
    たのち、溶融めっきラインで連続焼鈍およびAl−Zn
    合金溶融めっきを施し、テンションレベラーを用いてト
    ータル伸び率0.3%以下、テンションレベラーのユニ
    ット張力12kg/mm2以下、該張力で不足する伸び
    率をテンションレベラー矯正ロールのインターメッシュ
    量で補正して形状矯正することを特徴とするロール成形
    性に優れた溶融めっき鋼板の製造方法。
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