JPH06284809A - 草刈機用回転切断刃およびそれを備えた草刈機 - Google Patents
草刈機用回転切断刃およびそれを備えた草刈機Info
- Publication number
- JPH06284809A JPH06284809A JP10035593A JP10035593A JPH06284809A JP H06284809 A JPH06284809 A JP H06284809A JP 10035593 A JP10035593 A JP 10035593A JP 10035593 A JP10035593 A JP 10035593A JP H06284809 A JPH06284809 A JP H06284809A
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- JP
- Japan
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- cutting blade
- mower
- rotary cutting
- body plate
- rotary
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Abstract
(57)【要約】
［目的］草刈作業において、草刈機の回転切断刃の地面
への食い込みが起こりにくいようにして、切断刃の寿命
を伸ばして回転切断刃の交換の手間を軽減し、原動機の
停止等による作業の中断をなくして作業効率を向上させ
る。 ［構成］回転切断刃Ａは胴体板１を有し、その周縁部に
は八枚の切断刃２が形成してある。胴体板１の中心部に
は草刈機の作業アーム回転軸に固定するための取着孔３
が形成されている。胴体板１と切断刃２は、取着孔３が
最底部になるようにして上方へ湾曲させて形成してあ
る。
への食い込みが起こりにくいようにして、切断刃の寿命
を伸ばして回転切断刃の交換の手間を軽減し、原動機の
停止等による作業の中断をなくして作業効率を向上させ
る。 ［構成］回転切断刃Ａは胴体板１を有し、その周縁部に
は八枚の切断刃２が形成してある。胴体板１の中心部に
は草刈機の作業アーム回転軸に固定するための取着孔３
が形成されている。胴体板１と切断刃２は、取着孔３が
最底部になるようにして上方へ湾曲させて形成してあ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、手持ち式などの草刈機
に使用される草刈機用回転切断刃およびそれを備えた草
刈機に関するものである。
に使用される草刈機用回転切断刃およびそれを備えた草
刈機に関するものである。
【０００２】
【従来技術】例えばみかん、りんごなどの果樹園におい
ては、作物の成育に支障が出ないように雑草を刈り払う
必要がある。この草刈作業は、一般には手持ち式の草刈
機を使用して行われている。草刈機の構造は、作業アー
ムの元側にハンドルと原動機を有し、先端部には原動機
によって駆動される回転切断刃を有するものである。従
来のこの回転切断刃は、平面板状で、周囲に複数の切断
刃が形成してある。
ては、作物の成育に支障が出ないように雑草を刈り払う
必要がある。この草刈作業は、一般には手持ち式の草刈
機を使用して行われている。草刈機の構造は、作業アー
ムの元側にハンドルと原動機を有し、先端部には原動機
によって駆動される回転切断刃を有するものである。従
来のこの回転切断刃は、平面板状で、周囲に複数の切断
刃が形成してある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】けれども上記従来の草
刈機用回転切断刃では、作業にあたって次のような課題
があった。 （ａ）草刈作業においては、根部または根部のなるべく
近い箇所を切断するようにするのが雑草の再生を遅らせ
る意味で望ましい。しかしながら、回転切断刃は固定ボ
ルトのヘッドが下面側に突出している構造上、地面と比
較的大きな角度をもって傾斜させながら使用しなければ
ならない。このため、草の根部を切断しようとしても作
業中に回転切断刃の刃先が地面に食い込んで回転切断刃
が損傷を受けたり摩滅しやすく、作業中に頻繁に回転切
断刃を交換しなければならない。 （ｂ）刃先が地面に食い込むと原動機も停止するので、
作業が中断してしまう。またその度に原動機を起動しな
ければならず、作業効率が悪くなる。 （ｃ）上記したように雑草の根部を切断することが困難
であるため、現在では雑草は根部で地を這うように繁殖
を続け、甚だしい場合はみかんなどの果樹を枯らしてし
まう事態も生じている。
刈機用回転切断刃では、作業にあたって次のような課題
があった。 （ａ）草刈作業においては、根部または根部のなるべく
近い箇所を切断するようにするのが雑草の再生を遅らせ
る意味で望ましい。しかしながら、回転切断刃は固定ボ
ルトのヘッドが下面側に突出している構造上、地面と比
較的大きな角度をもって傾斜させながら使用しなければ
ならない。このため、草の根部を切断しようとしても作
業中に回転切断刃の刃先が地面に食い込んで回転切断刃
が損傷を受けたり摩滅しやすく、作業中に頻繁に回転切
断刃を交換しなければならない。 （ｂ）刃先が地面に食い込むと原動機も停止するので、
作業が中断してしまう。またその度に原動機を起動しな
ければならず、作業効率が悪くなる。 （ｃ）上記したように雑草の根部を切断することが困難
であるため、現在では雑草は根部で地を這うように繁殖
を続け、甚だしい場合はみかんなどの果樹を枯らしてし
まう事態も生じている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第１の発明
にあっては、胴体板の周縁部に所要数の切断刃を有し、
前記胴体板の中央部には取着孔を有する、草刈機に使用
される回転切断刃であって、この回転切断刃は、前記切
断刃が上方へ傾斜または湾曲して設けてある、草刈機用
回転切断刃である。
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第１の発明
にあっては、胴体板の周縁部に所要数の切断刃を有し、
前記胴体板の中央部には取着孔を有する、草刈機に使用
される回転切断刃であって、この回転切断刃は、前記切
断刃が上方へ傾斜または湾曲して設けてある、草刈機用
回転切断刃である。
【０００５】第２の発明にあっては、胴体板の周縁部に
所要数の切断刃を有し、前記胴体板の中央部には取着孔
を有する、草刈機に使用される回転切断刃であって、こ
の回転切断刃は、前記切断刃および前記胴体板が上方へ
傾斜または湾曲して設けてある、草刈機用回転切断刃で
ある。
所要数の切断刃を有し、前記胴体板の中央部には取着孔
を有する、草刈機に使用される回転切断刃であって、こ
の回転切断刃は、前記切断刃および前記胴体板が上方へ
傾斜または湾曲して設けてある、草刈機用回転切断刃で
ある。
【０００６】第３の発明にあっては、胴体板の周縁部に
所要数の切断刃を有し、前記胴体板の中央部には取着孔
を有する、草刈機に使用される回転切断刃であって、こ
の回転切断刃は、前記取着孔を含む前記胴体板の中央部
分が円形の平板状部となっており、前記胴体板および前
記切断刃は前記平板状部の周縁部から上方へ傾斜または
湾曲して設けてある、草刈機用回転切断刃である。
所要数の切断刃を有し、前記胴体板の中央部には取着孔
を有する、草刈機に使用される回転切断刃であって、こ
の回転切断刃は、前記取着孔を含む前記胴体板の中央部
分が円形の平板状部となっており、前記胴体板および前
記切断刃は前記平板状部の周縁部から上方へ傾斜または
湾曲して設けてある、草刈機用回転切断刃である。
【０００７】第４の発明にあっては、第１、第２または
第３の発明にかかる草刈機用回転切断刃を備えた、草刈
機である。
第３の発明にかかる草刈機用回転切断刃を備えた、草刈
機である。
【０００８】胴体板の周縁部に設けられる切断刃の形状
および数は特に限定はしない。また胴体板と切断刃はあ
らかじめ一体に形成してあるものでもよいし、胴体板に
切断刃を後付けしたものでもよい。胴体板と切断刃の傾
斜部は、断面形状において円弧状でもよいし、直線状で
もよい。またそれらを適宜組み合わせたものでもよい。
および数は特に限定はしない。また胴体板と切断刃はあ
らかじめ一体に形成してあるものでもよいし、胴体板に
切断刃を後付けしたものでもよい。胴体板と切断刃の傾
斜部は、断面形状において円弧状でもよいし、直線状で
もよい。またそれらを適宜組み合わせたものでもよい。
【０００９】
【作用】草刈機用回転切断刃を草刈機の作業アーム先端
に取付ける。回転切断刃の切断刃または胴体板が、好ま
しくは地面とほぼ平行になるように作業アームの角度を
保持して草刈作業を行う。そしてこの際に回転切断刃の
切断刃または胴体板を地面の下数センチに位置させ、土
壌を削りながら雑草の根部を切断する。
に取付ける。回転切断刃の切断刃または胴体板が、好ま
しくは地面とほぼ平行になるように作業アームの角度を
保持して草刈作業を行う。そしてこの際に回転切断刃の
切断刃または胴体板を地面の下数センチに位置させ、土
壌を削りながら雑草の根部を切断する。
【００１０】草刈作業中、回転切断刃をほぼこの状態で
維持すると、切断刃または胴体板の下面が土壌面に摺れ
るようにして移動するため、切断刃の刃先は土壌面から
下には下がらず、食い込みにくい。また、草刈作業中は
回転切断刃の上面が回転切断刃の土壌面との接地部にお
いて地面とほぼ平行になるため、切断された雑草や土が
抵抗なく回転切断刃上面に送られてはね飛ばされる。
維持すると、切断刃または胴体板の下面が土壌面に摺れ
るようにして移動するため、切断刃の刃先は土壌面から
下には下がらず、食い込みにくい。また、草刈作業中は
回転切断刃の上面が回転切断刃の土壌面との接地部にお
いて地面とほぼ平行になるため、切断された雑草や土が
抵抗なく回転切断刃上面に送られてはね飛ばされる。
【００１１】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図１は本発明にかかる回転切断刃の一実
施例を示す斜視図、図２は図１に示す回転切断刃の断面
図である。符号Ａは草刈機用の回転切断刃で、本実施例
においては境界部は明確ではないが、ほぼ円板状の胴体
板１の周縁部にほぼ台形状の八枚の切断刃２を形成した
構造である。また胴体板１の中心部には、草刈機の作業
アーム５（図３に図示）の回転軸（図示省略）に固定す
るための取着孔３が形成されている。
細に説明する。図１は本発明にかかる回転切断刃の一実
施例を示す斜視図、図２は図１に示す回転切断刃の断面
図である。符号Ａは草刈機用の回転切断刃で、本実施例
においては境界部は明確ではないが、ほぼ円板状の胴体
板１の周縁部にほぼ台形状の八枚の切断刃２を形成した
構造である。また胴体板１の中心部には、草刈機の作業
アーム５（図３に図示）の回転軸（図示省略）に固定す
るための取着孔３が形成されている。
【００１２】図２を参照する。胴体板１と切断刃２は、
打ち抜きによりあらかじめ一体に形成したものを、プレ
スにより図のように取着孔３が最底部になるようにして
湾曲させて形成してある。胴体板１と切断刃２の厚さは
ほぼ一定であり、回転切断刃Ａの下面ｆ１、上面ｆ２の
双方は同様に傾斜して形成されている。なお図では表れ
ていないが、取着孔３周縁部は一定の幅でリング状に平
面に形成してあり、締付ボルト６（図３に図示）による
取着が確実にできるようにしている。
打ち抜きによりあらかじめ一体に形成したものを、プレ
スにより図のように取着孔３が最底部になるようにして
湾曲させて形成してある。胴体板１と切断刃２の厚さは
ほぼ一定であり、回転切断刃Ａの下面ｆ１、上面ｆ２の
双方は同様に傾斜して形成されている。なお図では表れ
ていないが、取着孔３周縁部は一定の幅でリング状に平
面に形成してあり、締付ボルト６（図３に図示）による
取着が確実にできるようにしている。
【００１３】本実施例においては、図２におけるａ部寸
法（回転切断刃の直径）は約２３０ｍｍ、ｂ部寸法（回
転切断刃の全高）は４．４ｍｍ、ｃ部寸法（胴体板の厚
さ）は１．４ｍｍである。なお、回転切断刃Ａが十分な
性能を発揮することができればｂ部寸法は限定しない
が、ｂ部寸法から刃厚を除いた高さが１．５ｍｍから
５．５ｍｍ、好ましくは３ｍｍ〜５．５ｍｍの範囲内で
あるのが望ましい。
法（回転切断刃の直径）は約２３０ｍｍ、ｂ部寸法（回
転切断刃の全高）は４．４ｍｍ、ｃ部寸法（胴体板の厚
さ）は１．４ｍｍである。なお、回転切断刃Ａが十分な
性能を発揮することができればｂ部寸法は限定しない
が、ｂ部寸法から刃厚を除いた高さが１．５ｍｍから
５．５ｍｍ、好ましくは３ｍｍ〜５．５ｍｍの範囲内で
あるのが望ましい。
【００１４】（作 用）図３は使用状態を示す説明図で
ある。図１ないし図３を参照して本実施例の使用方法お
よび作用を説明する。回転切断刃Ａを、草刈機Ｍ（図３
に図示）の作業アーム５先端に締付ボルト６により取付
ける。回転切断刃Ａの切断刃２または胴体板１の下面ｆ
１が地面ＷＦとほぼ平行になるように作業アーム５の角
度を保持して草刈作業を行う。そしてこの際に回転切断
刃Ａの切断刃２を地面ＷＦの下数センチに位置させ、土
壌を削りながら雑草Ｇの根部を切断する。
ある。図１ないし図３を参照して本実施例の使用方法お
よび作用を説明する。回転切断刃Ａを、草刈機Ｍ（図３
に図示）の作業アーム５先端に締付ボルト６により取付
ける。回転切断刃Ａの切断刃２または胴体板１の下面ｆ
１が地面ＷＦとほぼ平行になるように作業アーム５の角
度を保持して草刈作業を行う。そしてこの際に回転切断
刃Ａの切断刃２を地面ＷＦの下数センチに位置させ、土
壌を削りながら雑草Ｇの根部を切断する。
【００１５】草刈作業中、回転切断刃Ａをこの状態で維
持すると、切断刃２または胴体板１の下面ｆ１が土壌面
ＧＦに摺れるようにして移動するため、切断刃２の刃先
は土壌面ＧＦから下には下がらず、食い込みにくい。従
って、草刈機の原動機が停止してしまうこともないの
で、起動の手間もかからない。また作業の中断もないの
で作業効率が向上する。
持すると、切断刃２または胴体板１の下面ｆ１が土壌面
ＧＦに摺れるようにして移動するため、切断刃２の刃先
は土壌面ＧＦから下には下がらず、食い込みにくい。従
って、草刈機の原動機が停止してしまうこともないの
で、起動の手間もかからない。また作業の中断もないの
で作業効率が向上する。
【００１６】また、切断刃２および胴体板１の上面ｆ２
は下面ｆ１と同様に上方へ傾斜して形成してあるので、
草刈作業中はこの上面ｆ２が、回転切断刃Ａの土壌面Ｇ
Ｆとの接地部において地面ＷＦとほぼ平行となる。よっ
て、切断された雑草Ｇや土が抵抗なく回転切断刃Ａの上
面ｆ２に送られてはね飛ばされ、無理のないスムーズな
作業ができる。
は下面ｆ１と同様に上方へ傾斜して形成してあるので、
草刈作業中はこの上面ｆ２が、回転切断刃Ａの土壌面Ｇ
Ｆとの接地部において地面ＷＦとほぼ平行となる。よっ
て、切断された雑草Ｇや土が抵抗なく回転切断刃Ａの上
面ｆ２に送られてはね飛ばされ、無理のないスムーズな
作業ができる。
【００１７】更には切断刃２の先部は、作業中、常に土
壌面ＧＦにより擦られて片刃状に削られることになるの
で、切れ味が長く保たれる。このように、本発明にかか
る回転切断刃Ａは、切断刃２を地面ＷＦの下数センチに
位置させて使用するのが望ましいが、従来の作業のよう
に切断刃２を地面ＷＦから若干浮かせて使用しても、地
面ＷＦへの刃先の食い込みがないなどの機能は十分に発
揮できるので作業がしやすい。
壌面ＧＦにより擦られて片刃状に削られることになるの
で、切れ味が長く保たれる。このように、本発明にかか
る回転切断刃Ａは、切断刃２を地面ＷＦの下数センチに
位置させて使用するのが望ましいが、従来の作業のよう
に切断刃２を地面ＷＦから若干浮かせて使用しても、地
面ＷＦへの刃先の食い込みがないなどの機能は十分に発
揮できるので作業がしやすい。
【００１８】図４は回転切断刃の他の実施例を示す断面
図である。本実施例における回転切断刃Ａは、取着孔３
の周縁部に円形（リング状）の平板状部１０が形成して
あり、平板状部１０の周縁部から胴体板１および切断刃
２が上方へ傾斜させて形成してある。使用方法および作
用効果については前記実施例とほぼ同様である。なお、
図面において、図２と同一または同等箇所には同一符号
を付して示している。本発明は図示の実施例に限定され
るものではなく、特許請求の範囲の記載内において種々
の変形が可能である。
図である。本実施例における回転切断刃Ａは、取着孔３
の周縁部に円形（リング状）の平板状部１０が形成して
あり、平板状部１０の周縁部から胴体板１および切断刃
２が上方へ傾斜させて形成してある。使用方法および作
用効果については前記実施例とほぼ同様である。なお、
図面において、図２と同一または同等箇所には同一符号
を付して示している。本発明は図示の実施例に限定され
るものではなく、特許請求の範囲の記載内において種々
の変形が可能である。
【００１９】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 （ａ）回転切断刃を草刈機の作業アーム先端に取付け、
切断刃または胴体板の下面が地面とほぼ平行になるよう
に作業アームの角度を保持して作業を行えば、下面が地
面に摺れるようにして移動させることができるため、刃
先は地面から下には下がらず、食い込みにくい。従って
切断刃は損傷、摩滅しにくく、従来のように回転切断刃
を頻繁に交換する必要もない。 （ｂ）切断刃の刃先の食い込みが起こりにくいので、作
業中、草刈機の原動機が停止してしまうこともなく、起
動の手間もかからない。また作業の中断もないので作業
効率が向上する。
する。 （ａ）回転切断刃を草刈機の作業アーム先端に取付け、
切断刃または胴体板の下面が地面とほぼ平行になるよう
に作業アームの角度を保持して作業を行えば、下面が地
面に摺れるようにして移動させることができるため、刃
先は地面から下には下がらず、食い込みにくい。従って
切断刃は損傷、摩滅しにくく、従来のように回転切断刃
を頻繁に交換する必要もない。 （ｂ）切断刃の刃先の食い込みが起こりにくいので、作
業中、草刈機の原動機が停止してしまうこともなく、起
動の手間もかからない。また作業の中断もないので作業
効率が向上する。
【００２０】（ｃ）切断刃の刃先の食い込みが起こりに
くいので、回転切断刃の切断刃を地面の下数センチに位
置させ、土壌を削りながら雑草の根部を切断するとい
う、雑草の再生を抑え、または遅らせる上で最も望まし
い草刈作業が可能となる。従って、雑草の地を這うよう
な繁殖による果樹の被害など、現在の危機的状況を解消
することが期待できる。またこの作業において、切断刃
は作業中は常に土壌面と擦れて片刃状に削られるので、
切れ味が長く保たれる。よって、切断刃の刃先の研磨や
交換の手間が大幅に軽減されるので便利である。 （ｄ）草刈作業中は、回転切断刃の上面が、回転切断刃
の土壌面との接地部において地面とほぼ平行となる。従
って、切断された雑草や土は抵抗なく回転切断刃の上面
に送られてはね飛ばされるので、無理のないスムーズな
作業ができる。
くいので、回転切断刃の切断刃を地面の下数センチに位
置させ、土壌を削りながら雑草の根部を切断するとい
う、雑草の再生を抑え、または遅らせる上で最も望まし
い草刈作業が可能となる。従って、雑草の地を這うよう
な繁殖による果樹の被害など、現在の危機的状況を解消
することが期待できる。またこの作業において、切断刃
は作業中は常に土壌面と擦れて片刃状に削られるので、
切れ味が長く保たれる。よって、切断刃の刃先の研磨や
交換の手間が大幅に軽減されるので便利である。 （ｄ）草刈作業中は、回転切断刃の上面が、回転切断刃
の土壌面との接地部において地面とほぼ平行となる。従
って、切断された雑草や土は抵抗なく回転切断刃の上面
に送られてはね飛ばされるので、無理のないスムーズな
作業ができる。
【図１】本発明にかかる回転切断刃の一実施例を示す斜
視図。
視図。
【図２】図１に示す回転切断刃の断面図。
【図３】使用状態を示す説明図。
【図４】回転切断刃の他の実施例を示す断面図。
Ａ 回転切断刃 １ 胴体板 １０ 平板状部 ２ 切断刃 ３ 取着孔 ｆ１ 下面 ｆ２ 上面 Ｍ 草刈機
Claims (4)
- 【請求項１】 胴体板の周縁部に所要数の切断刃を有
し、前記胴体板の中央部には取着孔を有する、草刈機に
使用される回転切断刃であって、この回転切断刃は、 前記切断刃が上方へ傾斜または湾曲して設けてある、 草刈機用回転切断刃。 - 【請求項２】 胴体板の周縁部に所要数の切断刃を有
し、前記胴体板の中央部には取着孔を有する、草刈機に
使用される回転切断刃であって、この回転切断刃は、 前記切断刃および前記胴体板が上方へ傾斜または湾曲し
て設けてある、 草刈機用回転切断刃。 - 【請求項３】 胴体板の周縁部に所要数の切断刃を有
し、前記胴体板の中央部には取着孔を有する、草刈機に
使用される回転切断刃であって、この回転切断刃は、 前記取着孔を含む前記胴体板の中央部分が円形の平板状
部となっており、前記胴体板および前記切断刃は前記平
板状部の周縁部から上方へ傾斜または湾曲して設けてあ
る、 草刈機用回転切断刃。 - 【請求項４】 請求項１、２または３記載の草刈機用回
転切断刃を備えた、草刈機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10035593A JPH06284809A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 草刈機用回転切断刃およびそれを備えた草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10035593A JPH06284809A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 草刈機用回転切断刃およびそれを備えた草刈機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06284809A true JPH06284809A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=14271790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10035593A Pending JPH06284809A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 草刈機用回転切断刃およびそれを備えた草刈機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06284809A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015080437A (ja) * | 2013-10-22 | 2015-04-27 | 伊藤レーシングサービス株式会社 | 草刈刃及び草刈機 |
| WO2016036159A3 (ko) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | 김도균 | 예취기 날 |
| CN109362324A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-02-22 | 朱季华 | 甘蔗根切刀盘 |
-
1993
- 1993-04-01 JP JP10035593A patent/JPH06284809A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015080437A (ja) * | 2013-10-22 | 2015-04-27 | 伊藤レーシングサービス株式会社 | 草刈刃及び草刈機 |
| WO2016036159A3 (ko) * | 2014-09-05 | 2016-04-21 | 김도균 | 예취기 날 |
| CN109362324A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-02-22 | 朱季华 | 甘蔗根切刀盘 |
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