JPH11220916A - 収穫鎌 - Google Patents

収穫鎌

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Publication number
JPH11220916A
JPH11220916A JP2425398A JP2425398A JPH11220916A JP H11220916 A JPH11220916 A JP H11220916A JP 2425398 A JP2425398 A JP 2425398A JP 2425398 A JP2425398 A JP 2425398A JP H11220916 A JPH11220916 A JP H11220916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
handle
sickle
bolt
harvesting
Prior art date
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Pending
Application number
JP2425398A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Imoto
洋 井本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IMOTO KK
Original Assignee
IMOTO KK
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Publication date
Application filed by IMOTO KK filed Critical IMOTO KK
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常の鎌で刈り取り作業をする場合、座った
り、腰を折り曲げた状態で作業するので、長時間刈り取
り作業したり、多量の作物を刈り取り作業すると大変疲
れてしまう。 【解決手段】 鎌を構成する刃体2を柄体3に対して略
直角方向に配置し、前記刃体2と柄体3の角度を変更可
能に構成し、また、前記刃体2を柄体3に対して着脱可
能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は長い柄を有し、立っ
た姿勢で刈り取り作業ができる収穫鎌の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から人手により草刈りや野菜や穀物
の収穫等を行う場合、鎌が利用されていた。該鎌は柄の
先端に刃体を取り付けたもので、座ったり、腰をかがめ
たりした姿勢で刈り取り作業をしていた。また、山林の
下草刈りや牧草の刈り取り等広い範囲で刈り取り作業を
する場合には、柄が長く刃部分も比較的大きな大鎌が使
用され、立ったままで作業していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、小さな通常の
鎌で刈り取り作業をする場合、座ったり、腰を折り曲げ
た状態で作業するので、長時間刈り取り作業したり、多
量の作物を刈り取り作業すると大変疲れてしまうのであ
る。また、片手で操作するために固い作物を収穫すると
きには、力の弱い女性や高齢者等にとっては辛い作業と
なっていたのである。また、大鎌で刈り取り作業をする
ことも可能であるが、刃が大きいために菜やほうれん草
等の小さい作物や細い根の部分を刈り取る作業等では扱
い難く、更に、刃が摩耗して研ぐときも大変扱い難かっ
たのである。また、作業量が多い場合には収穫機やモア
や刈り払い機等が使用されるが、それぞれの作物や植物
に合わせた専用の刈り取り機であり、汎用性がなく、高
価で、狭い場所や整地されていないような場所では使用
し難いものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、鎌を構成する刃体2の面を長
く構成した柄体3に対して略直角方向に配置し、前記刃
体2と柄体3の角度を変更可能に構成し、また、前記刃
体2を柄体3に対して着脱可能に構成したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施を説明する。
図1は本発明の収穫鎌で収穫作業をしている状態の斜視
図、図2は刃の取付部分の分解斜視図、図3は同じく第
二実施例を示す分解斜視図、図4は同じく第三実施例を
示す分解斜視図、図5は通常の鎌を取り付けられるよう
にした柄体の分解斜視図である。
【0006】図1において、本発明の収穫鎌を説明す
る。収穫鎌1は刃体2と柄体3からなり、刃体2の面が
柄体3の軸心方向に対して略直角方向に曲げて配置され
て、刃体2が水平に向くように位置されて、作業者4は
柄体3を両手で持って刃渡り部5を手前に向けて、刃体
2を植物の根や茎等の刈り取り部分に位置させて手前に
引いて切断するようにしている。
【0007】次に、図2より、本発明の収穫鎌1の構成
を説明する。収穫鎌1は柄体3の先端に連結部6を介し
て刃体2が取り付けられ、該刃体2は刃渡り部5と柄込
み部7が平面視略L字状に側面視「く」字状に一体的に
構成されてなり、刃渡り部5は通例の鎌と同様に三日月
状に構成されて、内側を刃面としており、作物や植物を
切断する部分である。
【0008】前記柄込み部7は柄体3に取り付けるため
の部分であり、従来は楔状に構成して、柄に直接差し込
んで固定していた。本発明では柄込み部7を柄体3の先
端に設けた連結部6に固定し、柄体3を作業者4が両手
で持ったときに刃体2が水平を向くようしている。つま
り、鍬と略同様の角度となるようにしている。
【0009】即ち、柄込み部7には連結部6に容易に固
定できるようにボルト孔7aと回り止め孔7bが開口さ
れている。一方、連結部6はプレート9をL字状に曲げ
られて、水平面9aに刃体2を取り付けるようにし、垂
直面9bを柄体3に取り付けるようにしている。該水平
面9aの略中央にはボルト孔9cが開口され裏(下)面
には突起9dが突出されて、前記回り止め孔7bの位置
に合わせて突出されている。こうして前記ボルト孔7a
とボルト孔9cを一致させ、回り止め孔7bに突起9d
を挿入して、下側よりボルト10をボルト孔7a・9c
に挿入してナット11で締め付けて柄体3と刃体2が連
結固定されるのである。
【0010】また、前記回り止め孔7bと突起9dを無
くして構成を簡単にすることもできる。即ち、図3に示
すように、ボルト孔7aとボルト孔9cを多角形状のボ
ルト孔7a’・9c’に構成し、ボルト10のネジ基部
もその形状に合わせて多角形状に構成して、ボルト孔7
a’・9c’にボルト10’を挿入することで柄体3と
刃体2は相対回転不能となって、ナット11のみで固定
できるようになるのである。そして、ボルト孔7a’に
対してボルト孔9c’を一辺ズラせてボルト10’を挿
入してナット11で固定することで、刃体2の水平方向
での向きを変更することができ、作業者4の作業し易い
角度に調節することもできる。但し、本実施例ではボル
ト孔7a’・9c’を六角形としているが、限定するも
のではなく、三角形や四角形や五角形、或いは七角形以
上に構成することもできる。
【0011】また、図4に示す第三実施例の如く、刃体
2の水平方向での向きだけでなく、垂直方向の向きも変
更可能に連結部6を構成することができる。即ち、刃体
2には第一実施例と同様に、柄込み部7にボルト孔7a
と回り止め孔7bが開口されている。連結プレート12
は水平面12aと垂直面12bの正面視L字状に曲げら
れて、該水平面12aにボルト孔12cと、該ボルト孔
12cを中心とした同一半径上に一定間隔をおいて左右
方向に回り止め孔12d・12d・・・が開口されてい
る。そして、固定プレート13上にボルト孔7aと回り
止め孔7bの位置に合わせたネジ13aとピン13bが
突設されている。
【0012】こうして、ボルト孔7aとボルト孔12c
を合わせてネジ13aを挿入して、回り止め孔7bと回
り止め孔12d・12d・・・のいずれか一つを作業し
易い角度となるように選択してピン13bを挿入し、前
記ネジ13aにナット14を螺装して締め付け、連結プ
レート12に刃体2を固定プレート13によって固定す
る。
【0013】更に、前記連結プレート12の垂直面12
bにはボルト孔12eと、該ボルト孔12eを中心とし
た同一半径上に一定間隔をおいて前後方向に回り止め孔
12f・12f・・・が開口されている。そして、柄体
3の下端に固定板15が下方に突設され、該固定板15
にはボルト孔12eと回り止め孔12fの間隔に合わせ
てボルト孔15a・15aが上下に開口されている。
【0014】こうして、下側のボルト孔15aとボルト
孔12eを一致させてボルト16を挿入して、上側のボ
ルト孔15aと回り止め孔12f・12f・・・のいず
れか一つを作業し易い角度となるように前後に傾斜して
選択してボルト16を挿入し、該ボルト16・16をナ
ット17・17を螺装して締め付け、連結プレート12
を柄体3の固定板15にボルト16・16、ナット17
・17によって固定する。
【0015】従って、前記回り止め孔12d・12d・
・・と回り止め孔12f・12f・・・の固定位置を変
更することによって柄体3に対して刃体2の左右角度及
び前後方向の傾斜が変更できて、作業者が最も作業し易
く、力の入れ易い角度に調節することができるのであ
る。また、図2に示す通常の鎌の刃体2や図4に示すよ
うなのこぎり鎌の刃体2’等に付け替え可能であり、柄
込み部7を同様に構成することによって、図3、図4に
示すように刃体2の角度を変更可能とすることができ
る。但し、角度変更する手段はボルトやピンの差し込み
位置の変更に限定するものではなく、菊座を用いたり、
長孔を形成したりする構成とすることもできる。
【0016】また、図5に示すように、通常の鎌20の
柄部21を柄体22に取り付けるように構成することも
可能である。柄体22の下端に挟持板23が固定され、
該挟持板23は中央部に側面視V字状の凹部23aが形
成され、該挟持板23の一端には枢支部23bが形成さ
れて、該枢支部23bに挟持板23と略同様に形成した
受板24の一端が枢支されて対向して配置される。そし
て、挟持板23と受板24の他端にはボルト孔をそれぞ
れ開口して、両者にボルト25・25を挿入してナット
26・26で締め付けられるようにしている。
【0017】こうして、挟持板23と受板24の凹部2
3a・24aの間に鎌20の柄部21を挟んで、刃部の
傾斜を調節してボルト25・25、ナット26・26を
締め付けて、鎌20を固定することができる。また、柄
体22は筒体22aとロッド体22bにより構成して、
ロッド体22bを伸縮して固定できるようにし、柄体2
2の長さを調節できるようにすることもでき、また、柄
体22より直角方向にグリップ22cを突設して、更に
持ち易く構成することもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上の如く構成したので、次
のような効果を奏するのである。即ち、鎌を構成する刃
体2を柄体3に対して略直角方向に配置したので、刃体
が水平方向を向き、長く構成した柄体を持って引くこと
により、立ったままで容易に作業ができ、作業姿勢が楽
になり、力も入れ易く、弱い力の作業者でも楽に作業が
できるようになったのである。
【0019】また、刃体2と柄体3の角度を変更可能に
構成したので、作業者の身長や力の入れ易い方向や利き
手や作業する地表の傾斜等に合わせて、刃体2の角度を
変更でき、作業し易い角度に変更できると共に、無理な
姿勢や角度で切断して、作物の必要な部分まで切断して
商品価値を下げるようなことがなく、刃先を傷めるよう
なことも防止できる。
【0020】また、刃体2を柄体3に対して着脱可能に
構成したので、刈り取る作物の種類や作業場所に合わせ
て鎌の種類も変更できる。また、摩耗して切れ味が悪く
なった場合には刃体のみ外して容易に研ぐことができ、
また、折れたりした場合には容易に交換ができ、刃体の
みの交換であるためにコスト低減化も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の収穫鎌で収穫作業をしている状態の斜
視図である。
【図2】刃の取付部分の分解斜視図である。
【図3】同じく第二実施例を示す分解斜視図である。
【図4】同じく第三実施例を示す分解斜視図である。
【図5】通常の鎌を取り付けられるようにした柄体の分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 収穫鎌 2 刃体 3 柄体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鎌を構成する刃体2の面を長く構成した
    柄体3に対して略直角方向に配置したことを特徴とする
    収穫鎌。
  2. 【請求項2】 前記刃体2と柄体3の角度を変更可能に
    構成したことを特徴とする請求項1記載の収穫鎌。
  3. 【請求項3】 前記刃体2を柄体3に対して着脱可能に
    構成したことを特徴とする請求項1記載の収穫鎌。
JP2425398A 1998-02-05 1998-02-05 収穫鎌 Pending JPH11220916A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2425398A JPH11220916A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 収穫鎌

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2425398A JPH11220916A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 収穫鎌

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Publication Number Publication Date
JPH11220916A true JPH11220916A (ja) 1999-08-17

Family

ID=12133094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2425398A Pending JPH11220916A (ja) 1998-02-05 1998-02-05 収穫鎌

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JP (1) JPH11220916A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008150092A1 (en) * 2007-06-08 2008-12-11 Dong-Ho Bae Multipurpose standing type farming tool
KR200448370Y1 (ko) * 2009-06-09 2010-04-07 서태분 만능 낫
JP2016101152A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 晉一 諸田 作物等の根部、切り向き専用、ノコ刃▲状▼手持鎌
KR20170000538A (ko) 2015-06-24 2017-01-03 권재열 개량 장대 낫

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