JPH06284321A - パノラマ画像作成方法及び装置 - Google Patents

パノラマ画像作成方法及び装置

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JPH06284321A
JPH06284321A JP4297773A JP29777392A JPH06284321A JP H06284321 A JPH06284321 A JP H06284321A JP 4297773 A JP4297773 A JP 4297773A JP 29777392 A JP29777392 A JP 29777392A JP H06284321 A JPH06284321 A JP H06284321A
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JP
Japan
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image
field
signal
motion vector
panoramic
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Application number
JP4297773A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimichi Hamada
敏道 濱田
Masashi Ota
正志 太田
Hiroshi Kobayashi
博 小林
Kyoko Fukuda
京子 福田
Tsuneo Sekiya
庸男 関谷
Koji Iijima
康二 飯島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to DE69329717T priority patent/DE69329717T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被写体をパン又はチルトして撮像することに
より作成した画像信号からパノラマ画像を作成する。 【構成】 図1(a)に示されている被写体を右から左
にパンニングし、第1フィールドから第7フィールドの
画像を継ぎ合わせて1枚のパノラマ画像を作成する。図
1(b)〜(e)は第1フィールドから第4フィールド
の画像である。図1(f)〜(i)はそれらの画像を縦
横ともに1/2に縮小して幅Mに渡って画像メモリに書
込んだ画像である。この時、第2フィールド以降は、そ
れぞれ前のフィールドに対して画像の動きベクトルx1
〜x3 に対応する位置(x1 /2〜x3 /2)ずらして
画像メモリに上書きする。これを第7フィールドまで繰
り返して1枚のパノラマ画像を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCD等の撮像素子に
より被写体を撮像して画像信号を作成し、その画像信号
からパノラマ画像を作成する方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD等の撮像素子により被写体
を撮像して画像信号を作成し、その画像信号を記録し、
かつビューファインダに供給し、さらに記録した画像信
号を再生してモニタに供給する装置として、カメラ一体
型ビデオテープレコーダ(以下、カムコーダという)や
電子スチルカメラ等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カムコーダ等において、ビューファインダやモニタに供
給される画像信号は1画面ごとの被写体に対応するもの
であったため、ビューファインダやモニタに表示される
画像も1画面ごとのものであった。そのため、同時に表
示される画像は狭い範囲のものとなり、広大な場面や情
景をひと目で見ることができなかった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、CCD等の撮像素子により被写体
を撮像して作成した画像信号からパノラマ画像を作成す
る方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、被写体を撮像して作成した画像信号に
より形成される複数枚の画像を継ぎ合わせてパノラマ画
像を作成する方法において、画像の動きベクトルに基づ
いて画像を継ぎ合わせる幅を制御するように構成した。
【0006】画像の動きベクトルは画像信号から検出し
てもよいし、カムコーダに搭載した角速度センサにより
検出してもよい。パノラマ画像の作成は画像の動きベク
トルに基づいて画像記憶手段に画像を書込む位置を制御
することで行う。
【0007】被写体を撮像する時に、カムコーダ等をパ
ン又はチルトさせれば、横方向又は縦方向に広角なパノ
ラマ画像を作成することができる。
【0008】
【作用】本発明によれば、カムコーダ等で撮影し動画像
に対し、その1枚1枚の画像の動きベクトルを利用し
て、1枚1枚の画像の一部をつなぎ合わせることによ
り、1枚の広角な静止画像を作成することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明によるパノラマ画
像作成原理の説明図である。まず、この図を参照しなが
ら、パノラマ画像作成原理を説明する。図1(a)は被
写体と画像との関係を示している。ここでは、被写体は
規則的な三角形のパターンであり、水平方向の3画面分
が示されている。図の上部に付された番号は、画面の右
から左にパンニングを行った場合のフィールド番号を示
している。つまり、第1フィールドから第7フィールド
まで6フィールド動く間に2画面分のパンニングが行わ
れる。そして、2画面分の画像から1枚のパノラマ画像
が作成される。
【0010】図1(b)は第1フィールドの画像であ
る。この画像の水平方向及び垂直方向を1/2に縮小し
て画像メモリに書込む。このように縮小する理由は2画
面分の画像を1画面内に表示するためである。図1
(f)は画像メモリに書込まれた画像を示している。画
面の上下1/4の幅の部分はブランクされ、中央部の1
/2の幅の部分に画像が書込まれる。ここでは、画面左
端から幅Mの部分に書込まれる。図1(b)の画像を水
平方向及び垂直方向を1/2に縮小するには画像メモリ
を用いる。例えば、図1(b)の画像を画像メモリに書
込み、読出しアドレスを1個飛びに与えることで実現す
る。
【0011】図1(c)は第2フィールドの画像であ
る。第1フィールドの画像との間に水平方向にx1 移動
しているので、x1 /2ずらして画像メモリに書込む。
図1(g)は画像メモリに書込まれた画像を示してい
る。ここでは、画面の左端からx1 /2離れた位置から
幅Mに渡って書込まれる。したがって、第1フィールド
で書込まれた画像は画面左端から幅x1 /2の部分だけ
が残ることになる。
【0012】同様に、図1(d)は第3フィールドの画
像である。第2フィールドの画像との間に水平方向にx
2 移動しているので、図1(g)で書込んだ位置の左端
からさらにx2 /2ずらして画像メモリに書込む。図1
(h)は画像メモリに書込まれた画像を示している。こ
こでは、画面の左端から(x1 +x2 )/2の位置から
幅Mに渡って書込まれる。したがって、第2フィールド
で書込まれた画像は幅x2 /2の部分だけが残ることに
なる。
【0013】以上の動作を第7フィールドまで繰り返せ
ば、2画面分のパノラマ画像を1画面内に作成すること
ができる。ここで、パノラマ画像の書込みが終了したこ
とは、画像メモリの書込みアドレスが画面の右端に対応
する値になったことや後述するライトイネーブル信号の
タイミングにより検出することができる。なお、図は第
5フィールド以降は省略した。
【0014】図2は図1で説明した画像メモリの水平方
向のWE(ライトイネーブル信号:図ではネガティブ)
と1水平走査期間の画像信号とのタイミング関係を示す
動作タイミングチャートである。図2(a)は画像信号
を示し、図2(b)〜(e)は、それぞれ図1の第1〜
第4フィールドのライトイネーブル信号WE1 〜WE4
を示している。これらの信号がローレベルの時に画像メ
モリに対する書込みが行われる。
【0015】垂直方向に対しても同様なライトイネーブ
ル信号を与えることにより、図1(f)〜(i)に示さ
れているような書込み制御を行うことができる。このよ
うに、本発明では、画像の移動量に相当する距離だけず
らして、順次画像を画像メモリに上書きしていくので、
画像の移動量に相当する幅の画像が継ぎ合わされてパノ
ラマ画像が作成されることになる。
【0016】なお、3画面分以上の画像を1画面内に表
示してもよい。また、画面の上下にブランクを設けず
に、例えば画面の上半分と下半分に順次連続したパノラ
マ画像を作成するように構成してもよい。このようにす
れば、例えば360度に渡るパノラマ画像を作成するこ
とも可能である。さらに、図1(b)〜(e)等の画像
を縮小しないで画像メモリに書込んでもよい。この場
合、プリンタを用いて紙等にパノラマ画像を形成するか
又はモニタにおいてスクロール表示する。また、画面の
右から左にパンニングし、又は上から下にチルトしてパ
ノラマ画像を作成してもよい。さらに、図1及び図2で
は、画面左端部の画像を継ぎ合わせることによりパノラ
マ画像を作成しているが、画面中央部や画面右端部の画
像を用いてもよいし、例えばパノラマ画像の中央部は画
面中央部の画像を用い、パノラマ画像の周辺部は画面左
端部や右端部の画像を用いる等、適当に組合わせてもよ
い。画面中央部の画像を用いるためには、図1(b)〜
(e)において、例えば、矢印A(画面左端から1/
3)から右側の画像を画像メモリに書込むように制御す
ればよい。また、例えばパノラマ画像の中央部は1枚の
画像で作成してもよい。さらに、画像の垂直方向の動き
が無視できない場合には、垂直方向の動きに応じて図1
(f)〜(i)等における垂直方向の書込み位置を変化
させてもよい。また、画像の移動量に相当する距離だけ
ずらして画像メモリに上書きする代わりに、画像の移動
量に相当する幅の画像を抜取って画像メモリに書込んで
も同じようにパノラマ画像を作成することができる。
【0017】図3は本発明の実施例によるパノラマ画像
作成装置の構成を示すブロック図である。本実施例はカ
ムコーダにパノラマ画像作成機能を設けたものであっ
て、ビデオテープに対する記録時と再生時のいずれでも
パノラマ画像の作成が可能である。まず、図1〜図3を
参照しながら、記録時にパノラマ画像を作成する場合の
動作を説明する。
【0018】この時、ユーザはモードスイッチ17bを
操作して記録時にパノラマ画像を作成するモードに設定
するとともにRECボタン(図示せず)をONにして撮
影を開始する。そして、パンニング撮影時にパノラマス
イッチ17aをONにする。被写体はレンズ(図示せ
ず)によりCCD撮像素子1に結像され、ここで画像信
号に変換される。この画像信号はサンプルホールド・A
GC回路2、スイッチ3のR端子を経て、A/D変換器
4に入力され、ディジタル信号に変換される。
【0019】ディジタル化された画像信号はスイッチ5
のR端子からカメラ信号処理回路6に入力され、ガンマ
補正、ホワイトバランス調整等のカメラ信号処理が施さ
れた後、スイッチ8のR端子を経て、メモリコントロー
ラ20の制御により、第1画像メモリ9に書込まれる。
第1画像メモリ9に書込まれた画像信号は、図1(b)
〜(e)の画像に対応する。
【0020】また、スイッチ8の出力は動きベクトル検
出器19に入力され、代表点の差分の最小値とそのアド
レス等が検出され、マイコン18に送られる。マイコン
18は動きベクトル検出器19の出力に基づいて動きベ
クトルを算出し、メモリコントローラ20に制御信号を
出力する。ここで、動きベクトルは図1(b)〜(e)
における水平方向の動きx1 〜x3 に相当する。もし何
らかの原因で動きベクトルが検出されなかった場合は、
前回の動きベクトルデータを保持する。
【0021】メモリコントローラ20はマイコン18か
ら出力された制御信号に基づいて第1画像メモリ9の読
出しアドレスを制御し、図1(b)〜(e)に示されて
いる画面の縮小処理を行って画像信号を第2画像メモリ
10に入力する。第2画像メモリ10はメモリコントロ
ーラ20により制御され、図2(b)〜(e)に示され
ているライトイネーブル信号WE1 〜WE4 とそれぞれ
に対応するメモリアドレスが供給されることによって、
図1(f)〜(i)に示されている書込み制御が行わ
る。
【0022】このようにして第2画像メモリ10にパノ
ラマ画像信号が書込まれる。この第2画像メモリ10の
内容を読出し、モニタ信号処理回路22によりコンポジ
ット画像信号に変換し、D/A変換器23によりアナロ
グ画像信号に変換してビューファインダ(以下、VFと
いう)24に供給すれば、パノラマ画像が表示される。
また、ビデオ出力端子25から外部のモニタやプリンタ
(図示せず)に供給すれば、同様にパノラマ画像が外部
のモニタやプリンタに表示される。
【0023】また、第2画像メモリ10から読出された
パノラマ画像信号は記録信号処理回路11でエンファシ
ス、輝度信号のFM変調、クロマ信号の低域変換等の記
録信号処理が施される。そして、FM輝度信号及び低域
変換クロマ信号はD/A変換器12でアナログ信号に変
換された後、記録/再生アンプ13、スイッチ14のA
端子を経て、ビデオヘッド15によりビデオテープ16
に記録される。
【0024】ビデオテープ16に記録されたパノラマ画
像信号はビデオヘッド15により再生され、記録/再生
アンプ13からスイッチ3のP端子を介してA/D変換
器4に入力される。ここて、ディジタル化された画像信
号は再生信号処理回路7にてFM復調、ディエンファシ
ス等の再生信号処理が施された後、必要に応じて第1画
像メモリ9と第2画像メモリ10でノイズ除去等のディ
ジタル処理が施される。そして、モニタ信号処理回路2
2によりコンポジット画像信号に変換され、D/A変換
器23によりアナログ画像信号に変換され、VF24と
ビデオ出力端子25に供給される。
【0025】次に、ビデオテープ16の再生時にパノラ
マ画像を作成する場合の動作を説明する。この時、ユー
ザはモードスイッチ17bを操作して再生時にパノラマ
画像を作成するモードに設定するとともにRECボタン
(図示せず)をONにして撮影を開始する。そして、パ
ンニング撮影時にパノラマスイッチ17aをONにす
る。
【0026】この場合、CCD撮像素子1の出力がスイ
ッチ8のR端子に入力される迄の処理は前記した記録時
にパノラマ画像を作成する場合と同じである。スイッチ
8の出力は第1画像メモリ9又は第2画像メモリ10を
通って、記録信号処理回路11に入力され、記録/再生
アンプ13、スイッチ14のA端子を経て、ビデオヘッ
ド15によりビデオテープ16に記録される。ここで、
第1画像メモリ9又は第2画像メモリ10を通すのは、
動きベクトル検出動作による1フィールド遅延に合わせ
るためである。
【0027】また、スイッチ8の出力は動きベクトル検
出器19に供給され、ここで代表点の差分の最小値とそ
のアドレス等が検出され、マイコン18に送られる。マ
イコン18は動きベクトル検出器19の出力に基づいて
動きベクトルを算出し、ビデオサブコードプロセッサ2
1に動きベクトル情報を供給する。また、マイコン18
はパンニング撮影時にパノラマスイッチ17aが操作さ
れたことを検出し、パンニングIDをビデオサブコード
プロセッサ21に供給する。
【0028】ビデオサブコードプロセッサ21は、マイ
コン18から出力された動きベクトル情報とパンニング
IDからビデオサブコードを作成し、スイッチ14のB
端子を介して記録ヘッド15に供給する。スイッチ14
の切換えは各記録トラックごとに行われる。この結果、
各トラックごとにビデオサブコードが画像信号と切換え
られてビデオテープに記録される。このビデオサブコー
ドは、例えば8ミリビデオであればPCM音声信号とF
M画像信号との間の部分に記録すればよい。
【0029】図4はビデオサブコードのビット割付けの
1例を示す図である。この図において、ビデオサブコー
ドは3ワードで構成されており、ワード0のビット7が
パンニングのON,OFF、ワード0のビット3からワ
ード1のビット2までが動きベクトルのX軸成分(水平
方向成分)、ワード1のビっト1からワード2のビット
0までが動きベクトルのY軸成分(垂直方向成分)であ
る。
【0030】次に、以上のようにして記録された画像信
号及びビデオサブコードを再生してパノラマ画像を作成
する動作を説明する。この時、ユーザはPBボタン(図
示せず)をONにしてビデオテープ16に記録された信
号を再生し、VF24を観察する。そして、パノラマ画
像を作成したい被写体が表示されたら、パノラマスイッ
チ17aをONにする。
【0031】ビデオヘッド15によりビデオテープ16
から再生された信号は、記録/再生アンプ13からスイ
ッチ3のP端子を介してA/D変換器4に入力される。
ここて、ディジタル化された画像信号は再生信号処理回
路7にてFM復調、ディエンファシス等の再生信号処理
が施された後、第1画像メモリ9に書込まれる。また、
ビデオヘッド15によりビデオテープ16から再生され
た信号はビデオサブコードプロセッサ21に入力され、
図4に示されているビデオサブコードがマイコン18に
送られる。マイコン18はパンニングIDと動きベクト
ル情報を識別し、パンニングがONであった時にはメモ
リコントローラ20に動きベクトルを送出する。
【0032】メモリコントローラ20は、例えば図1及
び図2に説明したように、第1画像メモリ9から画像を
縮小して読出し、動きベクトルに応じて第2画像メモリ
10に対する書込み位置を制御することにより、第2画
像メモリ10にパノラマ画像を書込む。この第2画像メ
モリ10の内容を読出し、モニタ信号処理回路22によ
りコンポジット画像信号に変換し、D/A変換器23に
よりアナログ画像信号に変換してVF24に供給すれ
ば、パノラマ画像が表示される。また、ビデオ出力端子
25から外部のモニタやプリンタに供給すれば、パノラ
マ画像が外部のモニタやプリンタに表示される。
【0033】このように記録時にパンニングIDと動き
ベクトル情報をビデオサブコードとして記録し再生時に
利用する理由は、再生画像信号から動きベクトルを検出
しようとすると、ビデオテープと記録ヘッドからなる電
磁変換系を通ることによって再生画像信号のS/Nが劣
化するので、動きベクトル検出の精度が低下するからで
ある。なお、パンニングIDを記録せず、再生時にパノ
ラマスイッチ17aをONすることによりパノラマ画像
を作成するように構成してもよい。
【0034】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき下記(1)〜(7)
のような種々の変形が可能であり、それらを本発明の範
囲から排除するものではない。 (1)以上の説明では、1フィールドごとに画像メモリ
に書込みを行ったが、奇数フィールドと偶数フィールド
では垂直方向に走査線の位置がずれているので、どちら
かのフィールドのみ画像メモリに書込んでもよい。 (2)図1(b)〜(e)等の画面を縮小し、第2画像
メモリに書込んで作成したパノラマ画像信号をこのメモ
リから読出す時に元のサイズに拡大してもよい。この場
合、プリンタを用いて紙等にパノラマ画像を形成するか
又はモニタにおいてスクロール表示する。 (3)再生時にパノラマ画像を作成するモードだけを備
えるように構成してもよい。また、ライン入力された画
像信号からパノラマ画像を作成するように構成してもよ
い。 (4)パンニングIDと動きベクトル情報を画像信号の
垂直ブランキング期間やビデオテープの長手方向に記録
してもよい。 (5)記録専用機や再生専用機に適用してもよい。 (6)磁気ディスク、光磁気ディスク等の回転記録媒体
に記録してもよい。 (7)角速度センサにより動きベクトルを検出してもよ
い。
【0035】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、カムコーダ等をパン/チルトさせて被写体を撮
影するだけで、広角レンズを用いたようなパノラマ画像
が作成できる。また、単純に2枚の静止画像を継ぎ合わ
せた場合と比較すると、画像の継ぎ目でのレンズによる
歪みを大幅に軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパノラマ画像作成原理の説明図で
ある。
【図2】図1で説明した画像メモリの水平方向のライト
イネーブル信号と1水平走査期間の画像信号とのタイミ
ング関係を示すタイミングチャートである。
【図3】本発明の実施例によるパノラマ画像作成装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】ビデオサブコードのビット割付けの1例を示す
図である。
【符号の説明】
1 CCD撮像素子 9 第1画像メモリ 10 第2画像メモリ 19 動きベクトル検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 京子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 関谷 庸男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 飯島 康二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像して作成した画像信号によ
    り形成される複数枚の画像を継ぎ合わせてパノラマ画像
    を作成する方法において、 画像の動きベクトルに基づいて画像を継ぎ合わせる幅を
    制御することを特徴とするパノラマ画像作成方法。
  2. 【請求項2】 被写体を撮像して作成した画像信号によ
    り形成される複数枚の画像を継ぎ合わせてパノラマ画像
    を作成する装置において、 入力される画像信号を記憶する画像記憶手段と、 画像の動きベクトルを検出する手段と、 該手段が検出した画像の動きベクトルに基づいて前記画
    像記憶手段における記憶位置を制御する手段とを備え、 画像の動きベクトルに基づいて画像を継ぎ合わせる幅を
    制御することを特徴とするパノラマ画像作成装置。
  3. 【請求項3】 撮像装置をパンして被写体を撮像した画
    像信号を用いることを特徴とする請求項2記載のパノラ
    マ画像装置。
  4. 【請求項4】 撮像装置をチルトして被写体を撮像した
    画像信号を用いることを特徴とする請求項2記載のパノ
    ラマ画像作成装置。
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