JPH0628431A - 壁・柱包絡方式 - Google Patents

壁・柱包絡方式

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Publication number
JPH0628431A
JPH0628431A JP4182758A JP18275892A JPH0628431A JP H0628431 A JPH0628431 A JP H0628431A JP 4182758 A JP4182758 A JP 4182758A JP 18275892 A JP18275892 A JP 18275892A JP H0628431 A JPH0628431 A JP H0628431A
Authority
JP
Japan
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list
wall
column
pillar
data
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4182758A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Tanae
彰彦 多苗
Kazumasa Saito
一雅 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIIGATA NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Corp
NEC Software Niigata Ltd
Original Assignee
NIIGATA NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Corp
NEC Software Niigata Ltd
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Publication date
Application filed by NIIGATA NIPPON DENKI SOFTWARE KK, NEC Corp, NEC Software Niigata Ltd filed Critical NIIGATA NIPPON DENKI SOFTWARE KK
Priority to JP4182758A priority Critical patent/JPH0628431A/ja
Publication of JPH0628431A publication Critical patent/JPH0628431A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】CADシステム上において、壁と柱の包絡処理
の無駄を省き、処理時間の短縮を図る。 【構成】壁データおよび柱データからなる壁リスト2お
よび柱リスト3を格納する記憶部7と、編集対象となる
編集壁リスト4および編集柱リスト5を格納する記憶部
8と、壁データと柱データとから壁リスト2と柱リスト
3とを構成して記憶部7に格納し、編集対象となる壁お
よび柱の壁リスト2および柱リスト内での位置データか
ら編集壁リスト4と編集柱リスト5を構成して記憶部8
に格納する制御部1と、制御部1の制御に基づき編集壁
リスト4およびリスト5を使用して壁と柱の包絡処理を
行う包絡部6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁・柱包絡方式に関
し、特にCADシステムにおける壁・柱包絡方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建築設計において壁と柱は主要な役割を
果たしている。CADシステム上で壁と柱を扱う場合、
これらの包絡処理は非常に重要になってくる。通常は、
壁および柱を閉領域として扱い、その和集合をとる。具
体的には図4の従来の壁・柱の包絡方法を説明する説明
図に示すように、柱内の壁線分および可部内の柱線分を
表示しないことにより実現している場合が多い。どのよ
うな方法をとるにしても、可部および柱の表示データを
線分のグループとして捉えなければならない。
【0003】これらのことを踏まえ、従来の壁・柱の包
絡方式を柱削除を例にとり以下に説明する。
【0004】まず初期状態として図5分図(a)に示す
ように、今削除しようとしている柱P1 が壁と包絡され
ていると仮定する。ここで単に柱を削除しただけでは図
5分図(b)に示したように壁が分断されてしまう。そ
こで次にすべての壁をサーチし、削除する柱と交わるか
否かのチェックを行い、交わると判定されたすべての壁
を本来の(包絡前の)形状に戻す。形状を戻した壁に他
の柱が交わっていなければここまでの処理で良いが、多
の柱が交わっている場合には、図5分図(c)に示した
ように、その柱との包絡が行われないことになる。そこ
で次に、(削除する柱以外の)すべての柱をサーチし、
形状を戻した壁と交わるか否かのチェックを行い、交わ
ると判定されたすべての柱と壁の包絡処理を行う。
【0005】これらの包絡方式は、壁と柱のどのような
編集においても、同様である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の壁・柱
包絡方式においては、たとえ一つの対象(壁または柱)
の編集でさえ、すべての壁および柱のサーチ・交差チェ
ックを行わなければならないため、処理に無駄があり、
従って壁および柱の数が多くなるほど処理時間が飛躍的
に大きくなるという問題点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の壁・柱包絡方式
は、壁データおよび柱データからなる壁リストおよび柱
リストを格納する第1の記憶手段と、編集対象となる編
集壁リストおよび編集柱リストを格納する第2の記憶手
段と、壁データと柱データとから前記壁リストと前記柱
リストとを構成して前記第1の記憶手段に格納し、編集
対象となる壁および柱の前記壁リストおよび前記柱リス
ト内での位置データから編集壁リストを構成して前記第
2の記憶手段に格納する制御部と、前記制御部の制御に
基づき前記編集壁リストおよび前記編集柱リストを使用
して、壁と柱の包絡処理を行う包絡部とを備える構成で
ある。
【0008】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。
【0010】壁データおよび柱データからなる壁リスト
2および柱リスト3を格納する記憶部7と、編集対象と
なる編集壁リスト4および編集柱リスト5を格納する記
憶部8と、壁データと柱データとから壁リスト2と柱リ
スト3とを構成して記憶部7に格納し、編集対象となる
壁および柱の壁リスト2および柱リスト3内での位置デ
ータから編集壁リスト4と編集柱リスト5を構成して記
憶部8に格納する制御部1と、制御部1の制御に基づき
編集壁リスト4および編集柱リスト5を使用して壁と柱
の包絡処理を行う包絡部6とを備えている。
【0011】本実施例の動作について説明する前に、リ
スト(構造)について簡単に説明する。
【0012】図6はリスト(構造)を説明する説明図で
ある。
【0013】図に示すように、リスト(構造)とは各基
本データブロック内に次のデータブロック位置を持つデ
ータの連なりで、削除・置換等の編集がデータブロック
のつながりを変更するだけで簡単に行えるという長所を
持っている。但しリスト(構造)自体には本発明におけ
る本質的な意味はないため、「リスト」を「テーブル」
等に置き換えて考えてもよい。
【0014】次に本実施例の動作を、柱削除を例にとり
説明する。
【0015】図2は各リストのデータブロック構造図で
ある。
【0016】初めにシステム起動時、物件あるいは図面
呼び出し時に制御部1が壁データおよび柱データから壁
リスト2および柱リスト3を構成し、記憶部7に格納す
る。本実施例では、壁リスト2および柱リスト3、また
編集壁リスト4および編集柱リスト5の各基本データブ
ロックの構造を図2(a)〜(d)のように定める。
又、柱削除の手順の説明には図3の柱削除の手順を説明
する説明図を使用する。
【0017】初めに編集壁リスト4および編集柱リスト
5をクリアする。次に柱P1 の柱番号により、柱P1の
柱リスト3におけるデータブロックをサーチする。サー
チしたデータブロックに格納されている柱P1と交差す
る壁の壁リスト2内のデータブロック位置から編集壁リ
スト4を構成する。図3分図(a)で見られるように、
柱P1 と交差する壁はW1 〜W4 の4個存在するため、
これらの壁の壁リスト2におけるデータブロック位置が
編集壁リスト4につながれる。この際、壁W1〜W4
表示データを元形状データに戻し、更にこれらの壁の壁
リスト2内のデータブロックに格納されている交差柱デ
ータを更新する。壁W1 〜W3 については柱P1 としか
交差していないため、交差する柱はなくなり、従って柱
との包絡は行わなくてもよい。一方、壁W4 に関して柱
2 と交差するから、柱P2 との包絡を行わなければな
らない。また、柱P2 の柱リスト3内のデータブロック
位置を編集柱リスト5につなぐ。以上で編集リストの構
成は終了するが、この段階で編集壁リスト4には壁W1
〜W4 がつながれ、壁リスト2内の壁W1 〜W4 に表示
データは元形状データとなり、壁W1 〜W3 については
交差柱数0、壁W4については交差柱数1(P2 )とな
る。また、編集柱リスト5には柱P2 がつながれてい
る。ここで構成された編集壁リスト4、編集柱リスト5
は、制御部1により記憶部8に格納する。処理状態を図
3分図(b)に示す。
【0018】次に記憶部8に格納した各編集リスト4,
5から包絡部6が包絡を行う。まず編集壁リスト4から
順次壁の壁リスト2内のデータブロック位置を取り出
す。この壁に交差する柱を編集柱リストからサーチし、
この柱との包絡処理を行い、結果を壁リスト2のデータ
ブロック中の表示データとして格納する。この処理を、
編集壁リスト4すべての壁について行ったら包絡処理は
終了となる。この場合、壁W1 〜W3 については柱P2
との包絡処理を行い、結果を壁リスト2のデータブロッ
ク中の表示データとして格納する。これで、編集壁リス
ト4のすべての壁について処理し終ったので終了とな
る。終了時の処理状態を図3分図(c)に示す。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、壁および
柱各々の編集リストを介し、各々交差する柱および壁を
把握すことにより、必要以上の(包絡)処理をせずに済
ますことができるため、処理時間を小さく抑えることが
できるという効果が有る。また、編集リストの処理手順
等を考えるのみで、壁・柱の様々な編集に対応できると
いう効果も有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】各リストのデータブロック構造図である。
【図3】柱削除の手順を説明する説明図である。
【図4】従来の壁・柱の包絡方法を説明する説明図であ
る。
【図5】従来の柱削除の処理の流れを説明する説明図で
ある。
【図6】リスト(構造)を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 壁リスト 3 柱リスト 4 編集壁リスト 5 編集柱リスト 6 包絡部 7,8 記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁データおよび柱データからなる壁リス
    トおよび柱リストを格納する第1の記憶手段と、編集対
    象となる編集壁リストおよび編集柱リストを格納する第
    2の記憶手段と、壁データと柱データとから前記壁リス
    トと前記柱リストとを構成して前記第1の記憶手段に格
    納し、編集対象となる壁および柱の前記壁リストおよび
    前記柱リスト内での位置データから編集壁リストを構成
    して前記第2の記憶手段に格納する制御部と、前記制御
    部の制御に基づき前記編集壁リストおよび前記編集柱リ
    ストを使用して、壁と柱の包絡処理を行う包絡部とを備
    えることを特徴とする壁・柱包絡方式。
JP4182758A 1992-07-10 1992-07-10 壁・柱包絡方式 Withdrawn JPH0628431A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4182758A JPH0628431A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 壁・柱包絡方式

Applications Claiming Priority (1)

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JP4182758A JPH0628431A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 壁・柱包絡方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0628431A true JPH0628431A (ja) 1994-02-04

Family

ID=16123922

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4182758A Withdrawn JPH0628431A (ja) 1992-07-10 1992-07-10 壁・柱包絡方式

Country Status (1)

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JP (1) JPH0628431A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6966401B2 (en) 2002-10-01 2005-11-22 Nifco Inc. Sound absorbing device for fuel tank
US7765821B2 (en) 2005-12-27 2010-08-03 Denso Corporation Seal device and sealing structure

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6966401B2 (en) 2002-10-01 2005-11-22 Nifco Inc. Sound absorbing device for fuel tank
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Effective date: 19991005