JPH06284085A - ディジタル無線通信装置 - Google Patents

ディジタル無線通信装置

Info

Publication number
JPH06284085A
JPH06284085A JP5065847A JP6584793A JPH06284085A JP H06284085 A JPH06284085 A JP H06284085A JP 5065847 A JP5065847 A JP 5065847A JP 6584793 A JP6584793 A JP 6584793A JP H06284085 A JPH06284085 A JP H06284085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
circuit
abnormality
radio
time slot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5065847A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuka Yoshioka
夕夏 吉岡
Arata Obayashi
新 大林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5065847A priority Critical patent/JPH06284085A/ja
Priority to FI941374A priority patent/FI941374A/fi
Priority to EP94302146A priority patent/EP0617523A3/en
Priority to AU59018/94A priority patent/AU663643B2/en
Priority to CN94103204A priority patent/CN1037564C/zh
Priority to CA002119939A priority patent/CA2119939C/en
Priority to US08/217,714 priority patent/US5459728A/en
Priority to KR1019940006070A priority patent/KR970007608B1/ko
Priority to TW083103110A priority patent/TW238443B/zh
Publication of JPH06284085A publication Critical patent/JPH06284085A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/204Multiple access
    • H04B7/212Time-division multiple access [TDMA]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2643Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile using time-division multiple access [TDMA]

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信異常が発生しても、電波が不必要に長時
間に亘って送信されないようにし、これにより通信中の
他の通信局に対する電波妨害を防止して信頼性の向上を
図る。 【構成】 制御回路31に送信異常監視手段31aと、
送信停止制御手段31bとを新たに備え、通信中に送信
異常監視手段31aにより、送信フレームの各タイムス
ロットTS1〜TS3期間における送信レベルを送信レ
ベル検出器64の検出信号を基に各々監視し、送信異常
が検出されると、送信停止制御手段31bにより高周波
スイッチ63に供給する送信制御信号を“L”レベルに
固定して、以後の送信動作を停止させるようにしたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば無線接続方式と
して時分割多元接続(TDMA)方式を採用したディジ
タル自動車・携帯無線電話システムやディジタルコード
レス電話システムで使用されるディジタル無線通信装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の移動通信システムの一つとし
て、例えばディジタルセルラ無線通信システムがある。
図5はその概略構成を示すものである。このシステム
は、例えば有線電話網NWに接続された制御局CSと、
この制御局CSに対しそれぞれ有線回線CL1〜CLn
を介して接続された複数の基地局BS1〜BSnと、複
数の移動局PS1〜PSmとから構成される。上記各基
地局BS1〜BSnは、それぞれ異なるエリアに無線ゾ
ーンE1〜Enを形成する。移動局PS1〜PSmは、
自局が位置している無線ゾーンの基地局に対し無線回線
を介して接続され、さらにこの基地局から制御局CSを
介して有線電話網NWに接続される。
【0003】このシステムでは、基地局BS1〜BSn
と移動局PS1〜PSmとの間の無線回線のアクセス方
式としてTDMA方式が採用されている。TDMA方式
は、例えば各無線周波数をそれぞれタイムフレーム構成
とし、このタイムフレームを例えば3つのタイムスロッ
トに分割する。そして、移動局PS1〜PSmと基地局
BS1〜BSnとの間で無線通話リンクを形成する際
に、上記各タイムスロットの中から空きのタイムスロッ
トを一つ選択して上記移動局PS1〜PSmに割当て、
以後このタイムスロットを使用して移動局PS1〜PS
mと基地局BS1〜BSnとの間で無線通信を行なうよ
うにしたものである。この方式を用いれば、従来の一つ
の無線周波数を一つの無線通話チャネルとして使用する
アナログ方式のシステムに比べて、移動局PS1〜PS
mの収容能力を3倍にすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種のシ
ステムで移動局として使用されるディジタル無線通信装
置には、次のような改善すべき課題があった。すなわ
ち、通信中において移動局は、複数のタイムスロットの
うち基地局から予め割り当てられたタイムスロットの期
間にのみ送信を行ない、他のタイムスロットの期間では
送信を停止するように送信タイミングを制御している。
しかし、例えば回路素子の経年変化や衝撃の印加によっ
て送信回路が故障し、これにより装置が常時送信状態に
なったとする。そうすると、自局に割り当てられたタイ
ムスロット以外のタイムスロットにおいても電波が送信
され続けることになり、これらのタイムスロットを使用
して通信を行なっている他の局に電波妨害などの障害を
及ぼすことになり、極めて好ましくなかった。
【0005】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、回路の故障などにより送
信タイミングが正しく制御されなくなっても、不要な電
波が長時間に亘って送信されないようにし、これにより
通信中の他の通信局に対する電波妨害を防止して信頼性
の向上を図ることができるディジタル無線通信装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、フレームごとに複数のタイムスロットを時
分割多重した無線伝送信号を使用し、通信を行なう際に
上記複数のタイムスロットの中から空きのタイムスロッ
トを選択して送信を行なうディジタル無線通信装置にお
いて、送信異常監視手段と、送信停止手段とを新たに備
えている。そして、通信中に上記複数のタイムスロット
のうち少なくとも上記送信に使用中のタイムスロット以
外のタイムスロットの期間において、上記送信異常監視
手段により送信異常の発生の有無を監視し、この送信異
常が検出された場合に上記送信停止手段により送信動作
を停止するようにしたものである。また本発明は、送信
停止手段において、少なくとも送信回路系に対する動作
電源電圧の供給を断つことにより送信動作を停止するこ
とも特徴とする。
【0007】
【作用】この結果本発明によれば、通信中に例えば送信
回路の故障により電波が送信されたままになり、これに
より本来送信すべきでない他のタイムスロット期間に電
波が送信されたとしても、この電波の送信異常は送信異
常監視手段により検出され、その検出結果に応じて電波
の送信動作が即時停止されることになる。このため、送
信異常状態が長時間に亘って続く不具合は防止され、こ
れにより少なくとも他のタイムスロットを使用している
装置に電波障害を及ぼしたり、また複数のタイムスロッ
トを不必要に占有して無線回線の有効利用を阻害する心
配はなくなる。
【0008】また、送信系への電源供給を断することに
より送信を停止させることによって、送信回路に与える
送信制御信号をオフにしても異常送信が停止しないよう
な場合でも、異常送信を確実に停止させることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例に係わるディジタル
セルラ無線電話システムにおいて、移動局として使用さ
れるディジタル無線通信装置の構成を示す回路ブロック
図である。本実施例の無線通信装置は、送信系と、受信
系と、制御系と、電源系とに大別される。
【0010】先ず受信系は、受信回路(RX)21と、
ディジタル復調器(DEM)22と、誤り訂正復号回路
(CH−DEC)23と、音声復号回路(SP−DE
C)24と、スピーカ25とから構成される。
【0011】受信回路21は、図示しない基地局から自
己に割当てられた受信タイムスロット期間において、ア
ンテナ18およびアンテナ共用器17を介して受信され
た無線受信信号を、受信周波数シンセサイザ33から発
生された受信局部発振信号とミキシングして中間周波数
に周波数変換する。ディジタル復調器22では、受信同
期が確立されたうえで、上記受信回路21から出力され
た受信中間周波信号が直交復調器などによりベースバン
ドのディジタル受信信号に復調され、この受信信号は誤
り訂正復号回路23に入力される。
【0012】誤り訂正復号回路23では、上記ディジタ
ル復調器22から出力されたディジタル受信信号が誤り
訂正復号化される。また誤り訂正復号回路23では、上
記誤り訂正復号後の受信信号についてフレームごとにC
RCチェックが行なわれる。さらに誤り訂正復号器23
は、ビットエラー検出機能を有しており、このビットエ
ラー検出機能により検出されたビットエラー検出情報
は、ビットエラーレート(BER)の監視のために制御
回路31に供給される。上記誤り訂正復号器23から出
力される受信信号には、ディジタル制御信号とディジタ
ル受話信号とがあり、このうちディジタル制御信号は制
御回路31に入力され、またディジタル受話信号は音声
復号回路24に入力される。音声復号回路24では、上
記ディジタル受話信号の音声復号化処理が行なわれる。
そして、この復号化処理により元に戻されたアナログの
受話信号は、スピーカ25から拡声出力される。
【0013】これに対し送信系は、マイクロホン11
と、音声符号回路(SP−COD)12と、誤り訂正符
号回路(CH−COD)13と、ディジタル変調器(M
OD)14と、送信回路(PA)16と、アンテナ共用
器(DUP)17と、アンテナ18とから構成される。
【0014】音声符号回路12では、マイクロホン11
から出力された送話信号の符号化が行なわれる。また誤
り訂正符号回路13では、上記音声符号回路12から出
力された符号化送話信号および後述する制御回路31か
ら出力されたディジタル制御信号の誤り訂正符号化が行
なわれる。ディジタル変調器14では、上記誤り訂正符
号器13から出力されたディジタル送信信号に応じた変
調信号が発生される。ディジタル変調方式としては、た
とえばπ/4シフトDQPSK方式が使用される。
【0015】送信回路16は、ミキサ61と、電力増幅
器(PA)62と、高周波スイッチ(SW)63と、送
信レベル検出器(DET)64と、自動電力制御回路
(APC)65とを備えている。ミキサ61では、上記
変調信号が送信周波数シンセサイザ32から発生された
送信局部発振信号とミキシングされ、これにより無線周
波信号に周波数変換される。電力増幅器62では、上記
ミキサ61から出力された無線送信信号が所定の送信電
力に増幅される。
【0016】送信レベル検出器64では、上記電力増幅
器62から出力された無線送信信号が検波されてそのレ
ベルが検出される。そしてその検出信号は、送信電力レ
ベルの制御のためにAPC回路65に供給されるととも
に、送信異常の検出のために制御回路31に入力され
る。APC回路65は、送信レベル検出器64から供給
された送信レベル検出信号のレベル値を制御回路31か
ら発生される基準値と比較し、上記送信レベルの検出値
がこの基準値と等しくなるように上記電力増幅器62の
増幅利得を制御する。
【0017】高周波スイッチ63は、制御回路31から
出力される送信制御信号の指示にしたがって、自己に割
当てられた送信タイムスロットの期間だけ導通状態とな
り、この期間に上記電力増幅器62から出力された無線
送信信号をアンテナ共用器17を介してアンテナ18に
供され、このアンテナ18から図示しない基地局へ向け
送信される。
【0018】また制御系は、制御回路(CONT)31
と、送信周波数シンセサイザ(TSYN)32と、受信
周波数シンセサイザ(RSYN)33と、キー入力部
(KEY)34と、表示部35とを備えている。送信周
波数シンセサイザ32は、制御回路31により指示され
た無線チャネル周波数に対応する送信局部発振周波数を
発生する。また受信周波数シンセサイザ33は、制御回
路31により指示された無線チャネル周波数に対応する
受信局部発振周波数を発生する。キー入力部34には、
発信キーや終了キー、ダイヤルキー、各種機能キーなど
のキースイッチが設けられている。表示部35には、例
えば液晶表示器(LCD)35、および発光ダイオード
が備えられている。
【0019】ところで制御回路31は、例えばマイクロ
コンピュータを主制御部として備えたもので、その制御
機能として、無線接続制御や通信制御を行なうための通
常の制御手段に加えて、送信異常監視手段31aと、送
信停止制御手段31bとを有している。
【0020】送信異常監視手段31aは、通信中に、送
信フレームの各タイムスロット期間中の任意のタイミン
グにおいて、それぞれ上記送信レベル検出器64から出
力された送信レベル検出信号のレベル値を監視すること
により、この送信レベルの検出値が異常値になっている
か否かを判定している。
【0021】送信停止制御手段31bは、通信中に上記
送信異常監視手段31aにより送信異常が検出された時
点で、それ以後高周波スイッチ63に供給する送信制御
信号を“L”レベルに固定し、これにより高周波スイッ
チ63を常時オフ状態に設定して電波の送信を停止させ
る。
【0022】なお電源系は、電圧発生回路41(ROW
ER)と、バッテリ42とを有している。バッテリ42
は、例えば図示しない充電器により充電が可能な二次電
池からなる。電圧発生回路41では、上記バッテリ42
の出力電圧を基に所定の動作電源電圧Vccを生成し、こ
の動作電源電圧Vccを図示しない電源スイッチを介して
上記受信系、送信系および制御系の各回路に供給する。
【0023】次に、以上のように構成された装置の動作
を説明する。なお、ここでは1フレームが3個のタイム
スロットTS1〜TS3により構成されている場合を例
にとって説明する。
【0024】通信に際し、いま仮に図示しない基地局か
らタイムスロットTS1が割り当てられ、このタイムス
ロットTS1を使用して装置が送信を開始したとする。
この状態では、制御回路31から高周波スイッチ63に
対し、図2に示すごとくタイムスロットTS1の期間の
み“H”レベルとなる送信制御信号が供給される。この
ため、上記高周波スイッチ63は上記送信制御信号にし
たがって各送信フレームごとにタイムスロットTS1の
期間のみ導通状態となり、これによりアンテナ18から
は図2に示すごとく上記タイムスロットTS1の期間に
無線送信信号がバースト送信される。
【0025】この通信動作中において送信回路16で
は、基地局から自局に割り当てられた各送信タイムスロ
ットTS1ごとに、無線送信信号の電力レベルが制御回
路31により指定された所定のレベルになるようにAP
C制御されている。なお、上記送信電力レベル値は、基
地局との間の距離などに応じて制御回路31により設定
される。また、上記通信動作中において制御回路31で
は、図2に示すごとく送信フレームの3個のタイムスロ
ットTS1〜TS3のすべてについて、その各タイムス
ロット期間中の任意のタイミングに判定タイミングがそ
れぞれ設定されている。そして、これらの判定タイミン
グにおいて、それぞれ送信レベル検出器64から供給さ
れた送信レベル検出信号を基に、送信異常が発生してい
ないかどうかの判定が行なわれている。
【0026】さて、この状態でいま仮に何らかの原因に
より、図3に示すごとく送信制御信号の出力タイミング
の位相およびパルス出力時間が変化し、この結果無線送
信信号の送信バーストタイミングがタイムスロットTS
2期間内に大きくずれ込んだとする。制御回路31で
は、タイムスロットTS2期間中の判定タイミングにお
いて、送信レベル検出器64から出力された送信レベル
検出信号を基に送信異常か否かが判定される。このと
き、送信状態が正常であればタイムスロットTS2にお
ける送信レベル検出値は略零になっているはずである。
しかるに、上記送信レベル検出信号の検出値は送信状態
を表わすレベルになっているため、制御回路31では送
信異常と判定される。この送信異常が検出されると、そ
の以降制御回路31から高周波スイッチ63に供給され
る送信制御信号が“L”レベルに固定される。このた
め、図3に示すごとく以後高周波スイッチ63は非導通
状態に固定され、これにより異常送信は停止される。し
たがって、送信異常状態が長時間に亘って続く不具合は
防止され、この結果タイムスロットTS2を使用してい
る他の装置に対する電波障害は最小限に抑えられる。ま
た、タイムスロットTS2が空きスロットの場合には、
このタイムスロットの空き状態を確実に維持することが
できる。
【0027】なお、上記送信停止後に、制御回路31か
ら表示部35のLCDへは異常発生を表わすメッセージ
が供給され、この異常発生メッセージがLCDに表示さ
れる。したがって、使用者はこのLCD35に表示され
たメッセージにより、通話が突然断になった理由を明確
に知ることができる。
【0028】このように本実施例のディジタル無線通信
装置では、制御回路31に送信異常監視手段31aと、
送信停止制御手段31bとを新たに備え、通信中に送信
異常監視手段31aにより送信フレームの各タイムスロ
ットTS1〜TS3期間における送信レベルを各々監視
し、送信異常が検出されると、送信停止制御手段31b
により高周波スイッチ63に供給する送信制御信号を
“L”レベルに固定して、以後の送信動作を停止させる
ようにしている。
【0029】したがって本実施例であれば、例えば送信
制御タイミングの異常により、本来送信してはならない
他のタイムスロットの期間において電波が送信された場
合でも、この送信の異常を短期間のうちに停止させるこ
とができる。このため、通信中の他の装置に電波妨害を
与えたり、また空きスロットであるはずのタイムスロッ
トを無用に使用状態にしてしまうといった不具合は防止
され、これによりシステムの動作信頼性を高めることが
できる。
【0030】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例では送信異常が検出さ
れた場合に、送信制御信号を“L”レベルに固定して高
周波スイッチ63を非導通状態に設定し、これにより送
信を停止するようにした場合について述べた。しかし、
このような構成では、送信異常の原因が送信制御信号の
異常や高周波スイッチ63の動作異常にある場合には、
異常送信を停止させることができない。
【0031】そこで、例えば図4に示すごとく、電源発
生回路41から送信系への給電路中に電源スイッチ43
を設ける。そして、送信異常が検出された場合に、制御
回路310からこの電源スイッチ43に対してオフ信号
を供給し、これにより送信系に対する動作電源電圧Vcc
2 の供給を停止するように構成してもよい。このように
すれば、送信回路16は強制的に非動作状態に設定され
る。このため、送信異常の原因が如何なるものであって
も、異常送信状態を確実に停止させることができる。
【0032】また前記実施例では、送信異常の判定を各
タイムスロットTS1〜TS3ごとに各々任意のタイミ
ングで行なうようにしたが、各タイムスロットTS1〜
TS3ごとに各々複数のタイミングで行なうようにして
もよく、また連続的に行なうようにしてもよい。このよ
うにすると、送信異常の発生をより正確にかつ迅速に検
出することが可能となる。
【0033】その他、送信異常監視手段による送信異常
の監視方法、送信停止制御手段による送信停止方法やそ
の制御手順および制御内容、ディジタル無線通信装置の
種類やその回路構成、無線伝送信号のフレーム構成等に
ついても、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施できる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、フレーム
ごとに複数のタイムスロットを時分割多重した無線伝送
信号を使用し、通信を行なう際に上記複数のタイムスロ
ットの中から空きのタイムスロットを選択して送信を行
なうディジタル無線通信装置において、送信異常監視手
段と、送信停止手段とを新たに備えている。そして、通
信中に上記複数のタイムスロットのうち少なくとも上記
送信に使用中のタイムスロット以外のタイムスロットの
期間において、上記送信異常監視手段により送信異常の
発生の有無を監視し、この送信異常が検出された場合に
上記送信停止手段により送信動作を停止するようにした
ものである。
【0035】したがって本発明によれば、回路の故障な
どにより送信タイミングが正しく制御されなくなって
も、不要な電波が長時間に亘って送信されないようにす
ることができ、これにより通信中の他の通信局に対する
電波妨害を防止して信頼性の向上を図ることができるデ
ィジタル無線通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるディジタル無線通信
装置の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した装置において送信が正常な場合の
動作を説明するためのタイミング図。
【図3】図1に示した装置において送信異常が発生した
場合の動作を説明するためのタイミング図。
【図4】本発明の他の実施例に係わるディジタル無線通
信装置の構成を示す回路ブロック図。
【図5】ディジタルセルラ無線通信システムの一例を示
す概略構成図。
【符号の説明】
NW…有線電話網 CL1〜CLn
…有線回線 BS1〜BSSn…基地局 PS1〜PSm
…移動局 11…マイクロホン 12…音声符号
回路 13…誤り訂正符号回路 14…ディジタ
ル変調器 16…送信回路 17…アンテナ
共用器 18…アンテナ 21…受信回路 22…ディジタル復調器 23…誤り訂正
復号回路 24…音声復号回路 25…スピーカ 31,310…制御回路 31a…送信異
常監視手段 31b,310b…送信停止制御手段 32…送信周波
数シンセサイザ 33…受信周波数シンセサイザ 34…キー入力
部 35…表示部 41…電源発生
回路 42…バッテリ 43…電源スイ
ッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームごとに複数のタイムスロットを
    時分割多重した無線伝送信号を使用し、通信を行なう際
    に上記複数のタイムスロットの中から空きのタイムスロ
    ットを選択して送信を行なうディジタル無線通信装置に
    おいて、 通信中に、前記複数のタイムスロットのうち少なくとも
    前記送信に使用中のタイムスロット以外のタイムスロッ
    トの期間における送信異常を監視するための送信異常監
    視手段と、 この送信異常監視手段により送信異常が検出された場合
    に送信動作を停止する送信停止手段とを具備したことを
    特徴とするディジタル無線通信装置。
  2. 【請求項2】 送信停止手段は、少なくとも送信回路系
    に対する動作電源電圧の供給を断つことにより送信動作
    を停止することを特徴とする請求項1に記載のディジタ
    ル無線通信装置。
JP5065847A 1993-03-25 1993-03-25 ディジタル無線通信装置 Pending JPH06284085A (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5065847A JPH06284085A (ja) 1993-03-25 1993-03-25 ディジタル無線通信装置
FI941374A FI941374A (fi) 1993-03-25 1994-03-24 Digitaalinen radioviestinlaitteisto, jossa on virheellisen lähetyksen kontrolli
EP94302146A EP0617523A3 (en) 1993-03-25 1994-03-24 Digital radio communication apparatus including transmission error control
AU59018/94A AU663643B2 (en) 1993-03-25 1994-03-24 Digital communication apparatus including transmission error control
CN94103204A CN1037564C (zh) 1993-03-25 1994-03-25 具有发送差错控制的数字无线电通信装置
CA002119939A CA2119939C (en) 1993-03-25 1994-03-25 Radio communication apparatus including transmission error control
US08/217,714 US5459728A (en) 1993-03-25 1994-03-25 Radio communication apparatus including transmission error control
KR1019940006070A KR970007608B1 (ko) 1993-03-25 1994-03-25 송신에러제어장치를 갖는 디지탈 무선통신장치
TW083103110A TW238443B (ja) 1993-03-25 1994-04-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5065847A JPH06284085A (ja) 1993-03-25 1993-03-25 ディジタル無線通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06284085A true JPH06284085A (ja) 1994-10-07

Family

ID=13298821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5065847A Pending JPH06284085A (ja) 1993-03-25 1993-03-25 ディジタル無線通信装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5459728A (ja)
EP (1) EP0617523A3 (ja)
JP (1) JPH06284085A (ja)
KR (1) KR970007608B1 (ja)
CN (1) CN1037564C (ja)
AU (1) AU663643B2 (ja)
CA (1) CA2119939C (ja)
FI (1) FI941374A (ja)
TW (1) TW238443B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006229492A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Toyota Motor Corp 無線通信システム、及び無線通信端末

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4400331A1 (de) * 1994-01-07 1995-07-27 Sel Alcatel Ag Funkzellen-Erweiterung
US5751704A (en) * 1996-03-01 1998-05-12 Lucent Technologies Inc. Technique for minimizing the variance of interference in packetized interference-limited wireless communication systems
US6067291A (en) * 1997-09-23 2000-05-23 Lucent Technologies Inc. Wireless local area network with enhanced carrier sense provision
KR100351425B1 (ko) * 2000-01-26 2002-09-05 주식회사 하이닉스반도체 기지국 통화 반경 확장용 클럭 발생 장치
KR100331121B1 (ko) 2000-02-22 2002-04-01 박종섭 기지국 통화반경 확장용 채널카드
US6801756B1 (en) * 2002-02-08 2004-10-05 Networks Associates Technology, Inc. Method and system for dynamic evaluation of a wireless network with a portable computing device
JP4059871B2 (ja) * 2004-06-30 2008-03-12 三洋電機株式会社 異常検出方法およびそれを利用した基地局装置
US7817973B1 (en) * 2006-10-05 2010-10-19 DAC Semiconductor Corporation Method and apparatus of Doherty-type power amplifier subsystem for wireless communications systems

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4574378A (en) * 1982-06-14 1986-03-04 Nec Corporation Multiple access system and method
DE3423640A1 (de) * 1984-06-27 1986-01-09 Standard Elektrik Lorenz Ag, 7000 Stuttgart Funksystem
JPS62147822A (ja) * 1985-12-23 1987-07-01 Nec Corp 時分割多元接続通信装置
JPS6387838A (ja) * 1986-09-30 1988-04-19 Nec Corp 通信ネツトワ−クにおける監視方式
CA1288878C (en) * 1988-08-15 1991-09-10 John D. Mcnicol Timing and carrier recovery in tdma without preamable sequence
GB8827733D0 (en) * 1988-11-28 1988-12-29 Storno As Radio transceiver
JPH02195737A (ja) * 1989-01-24 1990-08-02 Fujitsu Ltd 加入者無線システムの加入者局
JPH0817345B2 (ja) * 1989-02-03 1996-02-21 日本電気株式会社 衛星通信方式
JP2633676B2 (ja) * 1989-03-14 1997-07-23 国際電信電話株式会社 時分割多元接続無線通信システムの無線送信装置
JP3036854B2 (ja) * 1990-12-21 2000-04-24 日本電気株式会社 干渉検出回路
US5267230A (en) * 1991-03-22 1993-11-30 Motorola, Inc. Method and apparatus for communication maintenance and termination
JP2723691B2 (ja) * 1991-04-30 1998-03-09 日本電気株式会社 可変タイミング信号発生回路
JPH04352533A (ja) * 1991-05-30 1992-12-07 Fujitsu Ltd スロット・アロハ方式の衛星通信システムにおけるパケット再送方式
JP3040870B2 (ja) * 1991-07-17 2000-05-15 富士通株式会社 ディジタル移動電話システム
JPH0529970A (ja) * 1991-07-19 1993-02-05 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 時分割無線回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006229492A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Toyota Motor Corp 無線通信システム、及び無線通信端末

Also Published As

Publication number Publication date
FI941374A (fi) 1994-09-26
EP0617523A3 (en) 1998-03-11
KR940023068A (ko) 1994-10-22
CN1037564C (zh) 1998-02-25
AU663643B2 (en) 1995-10-12
TW238443B (ja) 1995-01-11
FI941374A0 (fi) 1994-03-24
CN1094876A (zh) 1994-11-09
CA2119939A1 (en) 1994-09-26
AU5901894A (en) 1994-10-06
KR970007608B1 (ko) 1997-05-13
US5459728A (en) 1995-10-17
CA2119939C (en) 1998-09-15
EP0617523A2 (en) 1994-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5710986A (en) Dual mode radio communication apparatus having function of selectively designating analog or digital mode
US4553262A (en) Communications system enabling radio link access for non-trunked radio units to a multifrequency trunked two-way communications systems
KR100267195B1 (ko) 특정기능제한을위한무선통신장치및특정기능제한방법
JP3187190B2 (ja) 移動無線通信システムとその基地局
US5430731A (en) Radio tele-communication system using TDMA scheme to reduce signal interference
WO1996022663A1 (en) Communicating on a direct mode channel
JPH06284085A (ja) ディジタル無線通信装置
JPH098725A (ja) プリアンブルを付加情報伝送のために活用したプリアンブル同期通信システム
US6208855B1 (en) Mobile data communication system
JPH02274131A (ja) 移動無線通信システムの伝送制御方式
US5524277A (en) Mobile radio communication apparatus for monitoring transmission and reception conditions
US5710772A (en) TDMA radio communication system
GB2184920A (en) Cordless telephones
JP3253419B2 (ja) 移動通信装置および移動局装置
JPH02241235A (ja) 無線電話装置
JP3809725B2 (ja) 周波数ホッピング方式を用いた無線通信装置
JPH0530006A (ja) 無線通信システムおよびこのシステムで使用される無線通信装置
US20020151319A1 (en) Method for controlling the transmission and reception activities of a local radiocommunications system
JP3162453B2 (ja) 無線通信装置
JPH04297137A (ja) 移動通信における接続制御方式
JPH06244783A (ja) 移動体衛星通信方式
KR0140412B1 (ko) 무선 전화기의 통화 제어방법
JP3271673B2 (ja) 無線通信装置
KR0179601B1 (ko) 정지 효과 기능을 갖춘 이동 단말기
KR100267382B1 (ko) 무선통신 단말장치