JPH06283948A - 自動利得制御装置 - Google Patents

自動利得制御装置

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Publication number
JPH06283948A
JPH06283948A JP9044293A JP9044293A JPH06283948A JP H06283948 A JPH06283948 A JP H06283948A JP 9044293 A JP9044293 A JP 9044293A JP 9044293 A JP9044293 A JP 9044293A JP H06283948 A JPH06283948 A JP H06283948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
gain amplifier
variable gain
voltage
amplitude
Prior art date
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Pending
Application number
JP9044293A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Otani
一浩 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9044293A priority Critical patent/JPH06283948A/ja
Publication of JPH06283948A publication Critical patent/JPH06283948A/ja
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速で自動利得制御ができるとともに、バー
スト的に短い受信信号の自動利得制御を実現可能にす
る。 【構成】 可変利得増幅器1の出力を検波器2で変換し
た直流電圧と、予め決められた基準電圧とを比較する電
圧比較器6と、該電圧比較器6の出力により上記可変利
得増幅器1の増幅率を制御するデータを生成するカウン
タ7とを備えて、デジタル/アナログ変換器8により、
該カウンタ7の出力をアナログ値に変換して、上記制御
入力として上記可変利得増幅器に入力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通信機において受信
信号のレベルを一定に保持する自動利得制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の自動利得制御装置を示す構
成図であり、図において、1は受信部11から入力レベ
ルが変動する受信信号を入力し、制御端子に入力される
直流電圧レベルに応じて増幅率を変化させて出力する可
変利得増幅器、2は可変利得増幅器1の出力の一部を取
り出し、これを直流電圧に変換する検波器である。
【0003】また、3は検波器2の出力レベルと、予め
設定された基準電源13の直流電圧レベルとの差を反転
増幅する差動増幅器、4は差動増幅器3の出力に接続さ
れ、入力レベルの変動に時定数をもたせるローパスフィ
ルタであり、その出力端子は可変利得増幅器1の制御端
子に接続されている。12は受信信号を復調する復調部
である。
【0004】次に動作について説明する。まず、受信部
11に得られた受信信号は、可変利得増幅器1に入力さ
れ、この可変利得増幅器1において、制御端子に入力さ
れる制御電圧に応じた増幅率で増幅され、出力される。
この可変利得増幅器1の出力信号の一部は、検波器2に
入力され、検波器2において整流検波し、可変利得増幅
器1の出力レベルに応じた直流電圧に変換される。
【0005】この可変利得増幅器1の出力レベルに応じ
た直流電圧は、差動増幅器3に入力され、この差動増幅
器3において、予め可変利得増幅器1の出力レベルを希
望出力レベルにする、検波器2の出力電圧の値に設定さ
れている基準電圧と比較し、入力電圧が上記基準電圧よ
りも低ければ差動増幅器3の出力を小さくし、この出力
電圧によりローパスフィルタ4を介して可変利得増幅器
1の制御電圧を小さくし、可変利得増幅器1の増幅率を
上げ、受信出力レベルを上げる。
【0006】一方、差動増幅器3の入力電圧が基準電圧
よりも高ければ、差動増幅器3の出力を大きくし、この
出力電圧によりローパスフィルタ4を介して可変利得増
幅器1の制御電圧を大きくして、可変利得増幅器1の増
幅率を下げ、受信出力レベルを下げる。
【0007】このような動作を繰り返すことにより、可
変利得増幅器1の増幅率は、可変利得増幅器1の出力レ
ベルが希望出力レベルとなる値となる。
【0008】なお、ローパスフィルタ4は自動利得制御
動作により受信信号の振幅情報までも振幅一定となるよ
う制御されるのを防止するために、自動利得制御動作に
時定数をもたせる機能を持っている。このようにして、
受信信号の振幅に応じて自動利得制御することができ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動利得制御装
置は以上のように構成されているので、受信信号の振幅
情報に影響を与えないようローパスフィルタ4を挿入す
る必要があるため、高速に自動利得制御を行うことがで
きず、また、受信信号がバースト的で短い場合、上記ロ
ーパスフィルタ4の効果により自動利得制御が効かない
などの問題点があった。
【0010】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、高速に自動利得制御がで
きるとともに、バースト的に短い受信信号の自動利得制
御を実現できる自動利得制御装置を得ることを目的とす
る。
【0011】請求項2の発明は、予め決められた一定振
幅の受信信号により高速で自動利得制御ができるととも
に、この受信信号に続く振幅に情報を含む受信信号の振
幅情報に影響を与えるのを防止できる自動利得制御装置
を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る自
動利得制御装置は、可変利得増幅器の出力を検波器で変
換した直流電圧と予め決められた基準電圧とを比較する
電圧比較器と、該電圧比較器の出力により上記可変利得
増幅器の増幅率を制御するデータを生成するカウンタと
を備えて、デジタル/アナログ変換器により、該カウン
タの出力をアナログ値に変換して、上記制御入力として
上記可変利得増幅器に入力するようにしたものである。
【0013】請求項2の発明に係る自動利得制御装置
は、可変利得増幅器の出力を検波器で変換した直流電圧
と上記可変利得増幅器の予め決められた振幅の受信信号
の最大振幅に対する出力レベルを希望出力レベルとする
基準電圧とを比較する電圧比較器と、該電圧比較器の出
力により上記可変利得増幅器の増幅率を制御するデータ
を生成するとともに、該増幅率を予め定められた一定振
幅の受信信号の最大振幅に対する出力レベルが希望出力
レベルとなる増幅率に固定するカウンタとを備えて、上
記予め定められた一定振幅の上記受信信号の終了時点
で、スイッチにより上記電圧比較器の出力を遮断し、上
記可変利得増幅器の増幅率の変動を禁止するようにした
ものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明における自動利得制御装置は、
入力レベルの変動に対し、出力レベルを一定に保つ可変
利得増幅器の出力レベルを、検波器を通した後、電圧比
較器でレベル検定を行い、カウンタの出力にもとづき可
変利得増幅器の出力レベルが規定値となるように、この
可変利得増幅器の増幅率を制御する。
【0015】請求項2の発明における自動利得制御装置
は、振幅に情報を含む受信信号の前のあらかじめ決めら
れた一定振幅の受信信号で、増幅率制御によって可変利
得増幅器の利得制御を行い、スイッチによりカウンタの
入力を遮断することにより、その後の振幅に情報を含む
受信信号については、可変利得増幅器の増幅率を直前の
増幅率に固定して制御する。
【0016】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1において、1は受信部11から入
力レベルが変動する受信信号を入力し、制御端子に入力
される直流電圧レベルに応じて、その入力レベルの増幅
率を変化させて出力する可変利得増幅器、2は可変利得
増幅器1の出力の一部を取り出し、そのレベルを直流電
圧に変換する検波器である。
【0017】また、6は検波器2の出力レベルと、予め
設定された基準電源14の直流電圧レベルとを比較し
て、入力レベルがその直流電圧レベルより高い場合はH
レベルを出力し、入力レベルがその直流電圧レベルより
低い場合はLレベルを出力する電圧比較器、7は電圧比
較器6からスイッチ10を介して得られる出力パルスを
カウントするカウンタである。
【0018】さらに、8はカウンタ7の出力側に接続さ
れ、このカウンタ7の出力値に応じた直流電圧を出力す
るデジタル/アナログ変換器、10は電圧比較器6とカ
ウンタ7との間に接続され、カウンタ7への入力をスイ
ッチングする上記のスイッチ、5はカウンタ7のリセッ
トおよびスイッチ10を制御する制御装置である。
【0019】また、図2はこの発明による送信信号の時
間変化を示したもので、30はこの送信信号のうち、初
めの一定の振幅Aとなる信号部分で、31はこの振幅A
の信号が送信される一定時間、例えば50ms程度の時
間である。なお、この時間後は、情報を含む信号32が
連続して送信される。
【0020】次に動作について説明する。まず、リセッ
ト状態からのスタート時点において、カウンタ7の出力
は全てのビットがLレベルとなるように設定されてお
り、このカウンタ7の出力に接続されるデジタル/アナ
ログ変換器8の出力電圧は最小電圧となり、このデジタ
ル/アナログ変換器8により制御される可変利得増幅器
1の増幅率は最大となっている。
【0021】ここで、振幅に情報を含む受信信号の前、
すなわち、図2の時間31に、送信される予め決められ
た図2に示すような振幅Aの受信信号30を、可変利得
増幅器1に入力する。すると、この受信信号はこの可変
利得増幅器1において、最大増幅率で増幅され出力され
る。
【0022】また、この可変利得増幅器1の出力信号の
一部は、検波器2に入力され、検波器2において整流検
波され、可変利得増幅器1の出力レベルに応じた直流電
圧に変換される。
【0023】そして、この直流電圧は電圧比較器6に入
力され、ここにおいて、可変利得増幅器1の予め決めら
れた振幅の受信信号の最大振幅に対する出力レベルが希
望出力レベルとなる、検波器2の出力電圧の直流に設定
されている基準電圧と比較される。
【0024】この比較の結果、入力電圧が基準電圧より
も低くければ、電圧検出器6の出力はLレベルとなり、
一方、上記入力電圧が基準電圧よりも高くなった時点
で、電圧比較器6の出力はHレベルとなり、この電圧比
較器6にスイッチ10を介して接続されたカウンタ7の
出力の最下位ビットがHレベルとなる。
【0025】このカウンタ7の出力データが1ビット大
きくなることにより、デジタル/アナログ変換器8の出
力電圧が上がり、可変利得増幅器1の増幅率が下がり、
可変利得増幅器1の出力レベルが下がる。そして、この
可変利得増幅器1の出力レベルが下がることにより、検
波器2の出力電圧も下がり、電圧比較器6の出力はLレ
ベルに戻る。
【0026】その後、予め決められた振幅の受信信号の
振幅が大きくなり、前述と同様の動作でカウンタ7の出
力データがさらに1ビット大きくなると、可変利得増幅
器1の増幅率がさらに小さくなり、電圧比較器6の出力
は、またLレベルに戻る。
【0027】予め決められた振幅の受信信号の振幅が大
きくなる間、前述の動作を繰り返し、予め決められた振
幅の受信信号の振幅が最大となった後は、電圧比較器6
の出力はLレベルのままとなり、可変利得増幅器1の増
幅率は、可変利得増幅器1の予め決められた振幅の受信
信号の最大振幅に対する出力レベルが希望出力レベルと
なる増幅率で固定される。
【0028】その後、予め決められた振幅の受信信号が
終了する時点で、すなわち、図2の時間31経過後に、
制御装置5によりスイッチ10をオフとし、電圧比較器
6とカウンタ7とを切断し、その後の振幅に情報を含む
受信信号の振幅変動に対する可変利得増幅器1の増幅率
の変動を禁止する。さらに、情報を含む受信信号が終了
した時点で、制御装置5によりカウンタ7をリセット
し、可変利得増幅器1を最大増幅率として次の受信信号
を待つ。
【0029】このように、利得制御回路系内の遅延要素
を排除し、検波出力のデジタル信号処理によって、予め
決められた振幅の受信信号の振幅に応じて、時間31内
に高速で自動利得制御を行うことができる。
【0030】実施例2.なお、上記実施例では、デジタ
ル/アナログ変換器8により直接可変利得増幅器1の増
幅率を制御したものを示したが、デジタル/アナログ変
換器8と可変利得増幅器1の間に電圧増幅器を設け、可
変利得増幅器1の増幅率の変化を大きくして自動利得制
御を行うようにしてもよい。
【0031】図3はこの実施例の自動利得制御装置を示
す構成図であり、9はデジタル/アナログ変換器8と可
変利得増幅器1の間に接続された電圧増幅器である。こ
れによれば、デジタル/アナログ変換器8と可変利得増
幅器1との間に電圧増幅器9を接続することで、デジタ
ル/アナログ変換器8の1ビット当りの電圧変化量に対
する可変利得増幅器1の増幅率の変化量を大きくして、
自動利得の制御を効果的に行うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
可変利得増幅器の出力を検波器で変換した直流電圧と予
め決められた基準電圧とを比較する電圧比較器と、該電
圧比較器の出力により上記可変利得増幅器の増幅率を制
御するデータを生成するカウンタとを備えて、デジタル
/アナログ変換器により、該カウンタの出力をアナログ
値に変換して、上記制御入力として上記可変利得増幅器
に入力するように構成したので、利得制御回路中に遅延
要素を含まず、可変利得増幅器をディジタル信号の処理
によって制御でき、従って高速に自動利得制御できるも
のが得られる効果がある。
【0033】また、請求項2の発明によれば可変利得増
幅器の出力を検波器で変換した直流電圧と上記可変利得
増幅器の予め決められた振幅の受信信号の最大振幅に対
する出力レベルを希望出力レベルとする基準電圧とを比
較する電圧比較器と、該電圧比較器の出力により上記可
変利得増幅器の増幅率を制御するデータを生成するとと
もに、該増幅率を予め定められた一定振幅の受信信号の
最大振幅に対する出力レベルが希望出力レベルとなる増
幅率に固定するカウンタとを備えて、上記予め定められ
た一定振幅の上記受信信号の終了時点で、スイッチによ
り上記電圧比較器の出力を遮断し、上記可変利得増幅器
の増幅率の変動を禁止するように構成したので、予め決
められた振幅の受信信号の振幅により高速に自動利得制
御を行わせることができるとともに、その後の振幅に情
報を含む受信信号については利得制御をホールドするこ
とができ、振幅に情報を含む受信信号の振幅情報に影響
を与えずに、精度の高い自動利得制御を実現できるもの
が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による自動利得制御装置を
示す構成図である。
【図2】この発明における送信信号を示す波形図であ
る。
【図3】この発明の他の実施例による自動利得制御装置
を示す構成図である。
【図4】従来の自動利得制御装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1 可変利得増幅器 2 検波器 6 電圧比較器 7 カウンタ 8 デジタル/アナログ変換器 10 スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振幅に情報を含む信号からなる送信信号
    を受信し、該受信した受信信号の増幅率を制御入力に従
    って調整する可変利得増幅器と、該可変利得増幅器の出
    力を直流電圧に変換する検波器と、該検波器が出力する
    直流電圧と予め決められた基準電圧とを比較する電圧比
    較器と、該電圧比較器の出力により上記可変利得増幅器
    の増幅率を制御するデータを生成するカウンタと、該カ
    ウンタの出力をアナログ値に変換し、上記制御入力とし
    て上記可変利得増幅器に入力するデジタル/アナログ変
    換器とを備えた自動利得制御装置。
  2. 【請求項2】 振幅に情報を含む信号および該信号の前
    に連続する一定振幅の信号からなる送信信号を受信し、
    該受信した受信信号の増幅率を制御入力に従って調整す
    る可変利得増幅器と、該可変利得増幅器の出力を直流電
    圧に変換する検波器と、該検波器が出力する直流電圧と
    上記可変利得増幅器の予め決められた振幅の受信信号の
    最大振幅に対する出力レベルを希望出力レベルとする基
    準電圧とを比較する電圧比較器と、該電圧比較器の出力
    により上記可変利得増幅器の増幅率を制御するデータを
    生成するとともに、該増幅率を上記一定振幅の受信信号
    の最大振幅に対する出力レベルが希望出力レベルとなる
    増幅率に固定するカウンタと、該カウンタの出力をアナ
    ログ値に変換し、上記制御入力として上記可変利得増幅
    器に入力するデジタル/アナログ変換器と、上記一定振
    幅の上記受信信号の終了時点で上記電圧比較器の出力を
    遮断し、上記可変利得増幅器の増幅率の変動を禁止する
    スイッチとを備えた自動利得制御装置。
JP9044293A 1993-03-26 1993-03-26 自動利得制御装置 Pending JPH06283948A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050111977A (ko) * 2004-05-24 2005-11-29 주식회사 텔레매틱스 이득 보상 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050111977A (ko) * 2004-05-24 2005-11-29 주식회사 텔레매틱스 이득 보상 장치

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