JPH06283837A - 電子部品のプリント基板への取付け構造 - Google Patents
電子部品のプリント基板への取付け構造Info
- Publication number
- JPH06283837A JPH06283837A JP5267397A JP26739793A JPH06283837A JP H06283837 A JPH06283837 A JP H06283837A JP 5267397 A JP5267397 A JP 5267397A JP 26739793 A JP26739793 A JP 26739793A JP H06283837 A JPH06283837 A JP H06283837A
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- JP
- Japan
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- electronic component
- jumper wire
- hole
- lead
- solder
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/3447—Lead-in-hole components
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリント基板に実装した電子部品に振動、落
下等のストレスが加わった際回路が導通不良にならない
ようにする。 【構成】 電子部品1のリード足2をプリント基板3の
リード足挿入孔4にジャンパー線5と共に挿入してリー
ド足2とジャンパー線5とプリント基板3上のパターン
とを半田7接合により接合する。この場合、ジャンパー
線5の他端を同一パターン上に接続することで電子部品
1にストレスが加わった際回路が導通不良にならないよ
うにする。
下等のストレスが加わった際回路が導通不良にならない
ようにする。 【構成】 電子部品1のリード足2をプリント基板3の
リード足挿入孔4にジャンパー線5と共に挿入してリー
ド足2とジャンパー線5とプリント基板3上のパターン
とを半田7接合により接合する。この場合、ジャンパー
線5の他端を同一パターン上に接続することで電子部品
1にストレスが加わった際回路が導通不良にならないよ
うにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動、落下等のストレ
スのかかる恐れのある携帯用家電製品に組み込まれてい
る電子部品を実装した電子回路モジュールにおいて、電
子部品のプリント基板への取付け構造に係るものであ
る。
スのかかる恐れのある携帯用家電製品に組み込まれてい
る電子部品を実装した電子回路モジュールにおいて、電
子部品のプリント基板への取付け構造に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品をプリント基板に実装す
るには、電子部品のリード足をプリント基板のリード足
挿入孔に挿入し、リード足と基板上パターン〔基板ラン
ド(裏面銅箔)〕を半田接合により接合していた。この
ため、プリント基板に実装された大型の電子部品(例え
ばトランス)に振動、落下等のストレスを加えた場合、
半田接合部にクラックが入り、導通不良になることが多
かった。この対策として電子回路モジュールの組立時に
半田槽による自動半田付けを行った後、手作業による半
田補強をおこなっていた。しかし、これは手作業になる
ためコストアップになっていた。
るには、電子部品のリード足をプリント基板のリード足
挿入孔に挿入し、リード足と基板上パターン〔基板ラン
ド(裏面銅箔)〕を半田接合により接合していた。この
ため、プリント基板に実装された大型の電子部品(例え
ばトランス)に振動、落下等のストレスを加えた場合、
半田接合部にクラックが入り、導通不良になることが多
かった。この対策として電子回路モジュールの組立時に
半田槽による自動半田付けを行った後、手作業による半
田補強をおこなっていた。しかし、これは手作業になる
ためコストアップになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の従来例
の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とす
るところはプリント基板に実装した電子部品に振動、落
下等のストレスが加わった際回路が導通不良になること
を防止できる電子部品のプリント基板への取付け構造を
提供するにある。
の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とす
るところはプリント基板に実装した電子部品に振動、落
下等のストレスが加わった際回路が導通不良になること
を防止できる電子部品のプリント基板への取付け構造を
提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するため、本発明の電子部品
のプリント基板への取付け構造は、電子部品1のリード
足2をプリント基板3のリード足挿入孔4にジャンパー
線5と共に挿入してリード足2とジャンパー線5とプリ
ント基板3上のパターンPとを半田7接合により接合し
て成ることを特徴とするものである。
決して本発明の目的を達成するため、本発明の電子部品
のプリント基板への取付け構造は、電子部品1のリード
足2をプリント基板3のリード足挿入孔4にジャンパー
線5と共に挿入してリード足2とジャンパー線5とプリ
ント基板3上のパターンPとを半田7接合により接合し
て成ることを特徴とするものである。
【0005】また、リード足挿入孔4がスルホール孔で
あることも好ましい。また、ジャンパー線5の他端を同
一パターンP上に接続することも好ましい。また、リー
ド足挿入孔4をリード足2とジャンパー線5のリード径
に応じた孔形状を合成した形として成る構成とすること
も好ましい。また、電子部品1がサブ基板15に部品を
装着して成るものであって、ジャンパー線5をプリント
基板3に設けたサブ基板15に突設した導電部16の装
着孔17に導電部16と共に挿入することも好ましい。
あることも好ましい。また、ジャンパー線5の他端を同
一パターンP上に接続することも好ましい。また、リー
ド足挿入孔4をリード足2とジャンパー線5のリード径
に応じた孔形状を合成した形として成る構成とすること
も好ましい。また、電子部品1がサブ基板15に部品を
装着して成るものであって、ジャンパー線5をプリント
基板3に設けたサブ基板15に突設した導電部16の装
着孔17に導電部16と共に挿入することも好ましい。
【0006】
【作用】電子部品1のリード足2をプリント基板3のリ
ード足挿入孔4にジャンパー線5と共に挿入してリード
足2とジャンパー線5とプリント基板3上のパターンと
を半田接合により接合することで、ジャンパー線5によ
り半田7が吸い上がり、半田接合による接合強度が大き
くなる。
ード足挿入孔4にジャンパー線5と共に挿入してリード
足2とジャンパー線5とプリント基板3上のパターンと
を半田接合により接合することで、ジャンパー線5によ
り半田7が吸い上がり、半田接合による接合強度が大き
くなる。
【0007】そして、ジャンパー線5の他端を同一パタ
ーンP上に接続することで、電子部品1に振動、落下等
のストレスが加わって半田7にクラックが入っても、リ
ード足2とジャンパー線5とが接合してあることで、回
路が導通不良にならないようにできる。
ーンP上に接続することで、電子部品1に振動、落下等
のストレスが加わって半田7にクラックが入っても、リ
ード足2とジャンパー線5とが接合してあることで、回
路が導通不良にならないようにできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳述する。
図1にはトランスのような大型の電子部品1をプリント
基板3に実装するに当たり、電子部品1のリード足2を
プリント基板3のリード足挿入孔4にジャンパー線5の
端部と共に挿入してリード足2とジャンパー線5とを半
田7接合により接合することで実装してある。ジャンパ
ー線5の他端部はプリント基板3の他のジャンパー線挿
入孔10に挿入して半田7により接合してあって、この
ジャンパー線5の他端部が同一パターンP上のランド2
0又は独立ランドに接続される。そして、上記のよう
に、電子部品1のリード足2をプリント基板3のリード
足挿入孔4にジャンパー線5の端部と共に挿入してリー
ド足2とジャンパー線5とを半田7接合した際、ジャン
パー線5により半田7が吸い上がり、スルホールメッキ
と同等の効果が得られることになって半田強度が向上す
る。しかもスルホールメッキと同等の効果のものを安価
に形成できることになる。すなわち、スルホール孔は半
田吸い上げ効果があるが、製造コストは通常の挿入孔に
比べて非常に高い(例えば、m2 当たり約6倍)が、本
実施例においてはスルホール孔と同等の効果のものを安
価に形成できるものである。また、スルホール孔とする
ためには基板の材料が限定される(例えばガラスエポキ
シ)ため、一般の紙フェノール製のものに比べて高価に
なる(紙フェノールでは柔らかいため撓み変形するとス
ルホールメッキが断線する)が、この点でも本実施例に
おいては基板の材料に限定されず紙フェノール製のもの
でも使用できることになる。
図1にはトランスのような大型の電子部品1をプリント
基板3に実装するに当たり、電子部品1のリード足2を
プリント基板3のリード足挿入孔4にジャンパー線5の
端部と共に挿入してリード足2とジャンパー線5とを半
田7接合により接合することで実装してある。ジャンパ
ー線5の他端部はプリント基板3の他のジャンパー線挿
入孔10に挿入して半田7により接合してあって、この
ジャンパー線5の他端部が同一パターンP上のランド2
0又は独立ランドに接続される。そして、上記のよう
に、電子部品1のリード足2をプリント基板3のリード
足挿入孔4にジャンパー線5の端部と共に挿入してリー
ド足2とジャンパー線5とを半田7接合した際、ジャン
パー線5により半田7が吸い上がり、スルホールメッキ
と同等の効果が得られることになって半田強度が向上す
る。しかもスルホールメッキと同等の効果のものを安価
に形成できることになる。すなわち、スルホール孔は半
田吸い上げ効果があるが、製造コストは通常の挿入孔に
比べて非常に高い(例えば、m2 当たり約6倍)が、本
実施例においてはスルホール孔と同等の効果のものを安
価に形成できるものである。また、スルホール孔とする
ためには基板の材料が限定される(例えばガラスエポキ
シ)ため、一般の紙フェノール製のものに比べて高価に
なる(紙フェノールでは柔らかいため撓み変形するとス
ルホールメッキが断線する)が、この点でも本実施例に
おいては基板の材料に限定されず紙フェノール製のもの
でも使用できることになる。
【0009】図3、図4には本発明の他の実施例が示し
てある。図3、図4にはチョークコイルのような大型の
電子部品1をプリント基板3に実装するに当たり、電子
部品1のリード足2をプリント基板3のリード足挿入孔
4(スルホール孔)にジャンパー線5の端部と共に挿入
してリード足2とジャンパー線5とリード足挿入孔4の
スルホールメッキとを半田7接合により接合することで
実装してある。ジャンパー線5の他端部の端子部はプリ
ント基板3の他のスルホール孔8に挿入して半田7接合
により接合してある。ここで、ジャンパー線5の他端部
の端子部が挿入して接合されるスルホール孔8のスルホ
ールメッキには前記リード足挿入孔4のスルホールメッ
キが導通している内層回路と同じ内層回路が導通してお
り、同一パターンにジャンパー線5の両端部とリード足
2とが導通するように接続してあることになる。
てある。図3、図4にはチョークコイルのような大型の
電子部品1をプリント基板3に実装するに当たり、電子
部品1のリード足2をプリント基板3のリード足挿入孔
4(スルホール孔)にジャンパー線5の端部と共に挿入
してリード足2とジャンパー線5とリード足挿入孔4の
スルホールメッキとを半田7接合により接合することで
実装してある。ジャンパー線5の他端部の端子部はプリ
ント基板3の他のスルホール孔8に挿入して半田7接合
により接合してある。ここで、ジャンパー線5の他端部
の端子部が挿入して接合されるスルホール孔8のスルホ
ールメッキには前記リード足挿入孔4のスルホールメッ
キが導通している内層回路と同じ内層回路が導通してお
り、同一パターンにジャンパー線5の両端部とリード足
2とが導通するように接続してあることになる。
【0010】したがって、チョークコイルのような大型
の電子部品1に振動、落下等のストレスが加わった場合
に、リード足2とリード足挿入孔4のスルホールメッキ
とを接合している半田7にクラックが入っても、リード
足2とジャンパー線5とが接合してあるから、回路が導
通不良にならいようになっている。この実施例において
は、リード足挿入孔4がスルホール孔となっている。従
って電子部品1のリード足2をプリント基板3のリード
足挿入孔4(スルホール孔)にジャンパー線5の端部と
共に挿入してリード足2とジャンパー線5とリード足挿
入孔4のスルホールメッキとを半田7接合により接合し
た場合、スルホールメッキが施されたスルホール孔の方
がスルホールメッキが施されていない単なる挿入孔に比
べて半田7の吸い上げが良くなり、半田強度が大きくな
るものである。
の電子部品1に振動、落下等のストレスが加わった場合
に、リード足2とリード足挿入孔4のスルホールメッキ
とを接合している半田7にクラックが入っても、リード
足2とジャンパー線5とが接合してあるから、回路が導
通不良にならいようになっている。この実施例において
は、リード足挿入孔4がスルホール孔となっている。従
って電子部品1のリード足2をプリント基板3のリード
足挿入孔4(スルホール孔)にジャンパー線5の端部と
共に挿入してリード足2とジャンパー線5とリード足挿
入孔4のスルホールメッキとを半田7接合により接合し
た場合、スルホールメッキが施されたスルホール孔の方
がスルホールメッキが施されていない単なる挿入孔に比
べて半田7の吸い上げが良くなり、半田強度が大きくな
るものである。
【0011】ところで、上記各実施例において、図2に
示すようにジャンパー線5の他端部が同一パターン上に
接続してあると、ジャンパー線5による導通不良防止が
でき、電子部品1に振動、落下等のストレスが加わっ
て、例えば半田接合部分にクラックが入ってもジャンパ
ー線5を通じて回路が導通することになって、回路が導
通不良となることを防止できるものである。図2におい
てハッチング部分はパターンPを示している。
示すようにジャンパー線5の他端部が同一パターン上に
接続してあると、ジャンパー線5による導通不良防止が
でき、電子部品1に振動、落下等のストレスが加わっ
て、例えば半田接合部分にクラックが入ってもジャンパ
ー線5を通じて回路が導通することになって、回路が導
通不良となることを防止できるものである。図2におい
てハッチング部分はパターンPを示している。
【0012】図5には本発明の他の実施例が示してあ
る。すなわち、半田7のクラック対策として電子部品1
のリード足2を挿入するリード足挿入孔4の孔径を絞る
ことにより、リード足2と孔径とのクリアランスが小さ
くなり、ストレスに対する半田疲労が少なくなり、半田
接合部にクラックが入りにくくなる。ところが、リード
足2とジャンパー線5とをリード足挿入孔4に挿入した
場合、リード足挿入孔4が円形の孔であると、図6に示
すようにクリアランス11が大きくなる。これに対し、
図5の実施例のように、リード足挿入孔4をリード足2
とジャンパー線5のリード径に応じた孔形状を合成した
形とすることにより、つまり、リード足2に対応した円
形の孔4aとジャンパー線5に対応した円形の孔4bと
が連通するだるま形の孔形状とし、孔4aとリード足2
とのクリアランス11を小さくすると共に孔4bとジャ
ンパー線5とのクリアランスを小さくすることで、スト
レスに強い半田接合部を形成できるものである。
る。すなわち、半田7のクラック対策として電子部品1
のリード足2を挿入するリード足挿入孔4の孔径を絞る
ことにより、リード足2と孔径とのクリアランスが小さ
くなり、ストレスに対する半田疲労が少なくなり、半田
接合部にクラックが入りにくくなる。ところが、リード
足2とジャンパー線5とをリード足挿入孔4に挿入した
場合、リード足挿入孔4が円形の孔であると、図6に示
すようにクリアランス11が大きくなる。これに対し、
図5の実施例のように、リード足挿入孔4をリード足2
とジャンパー線5のリード径に応じた孔形状を合成した
形とすることにより、つまり、リード足2に対応した円
形の孔4aとジャンパー線5に対応した円形の孔4bと
が連通するだるま形の孔形状とし、孔4aとリード足2
とのクリアランス11を小さくすると共に孔4bとジャ
ンパー線5とのクリアランスを小さくすることで、スト
レスに強い半田接合部を形成できるものである。
【0013】図7、図8には本発明の更に他の実施例が
示してある。この実施例においては、電子部品1がサブ
基板15に部品を装着して成るものであり、サブ基板1
5に突設した導電部16はプリント基板3に設けた装着
孔17に装着してある。そして、ジャンパー線5はこの
装着孔17に導電部16と共に挿入され、半田7接合に
より接合されるものである。図8においてP′はサブ基
板15のパターンを示している。
示してある。この実施例においては、電子部品1がサブ
基板15に部品を装着して成るものであり、サブ基板1
5に突設した導電部16はプリント基板3に設けた装着
孔17に装着してある。そして、ジャンパー線5はこの
装着孔17に導電部16と共に挿入され、半田7接合に
より接合されるものである。図8においてP′はサブ基
板15のパターンを示している。
【0014】この実施例においても、ジャンパー線5に
より装着孔17を半田7が吸い上がり、スルホールメッ
キと同等の効果が得られることになって半田強度が向上
する。しかもスルホールメッキと同等の効果のものを安
価に形成できることになる。すなわち、スルホール孔は
半田吸い上げ効果があるが、製造コストは通常の挿入孔
に比べて非常に高い(例えば、m2 当たり約6倍)が、
この実施例においてはスルホール孔と同等の効果のもの
を安価に形成できるものである。また、スルホール孔と
するためには基板の材料が限定され(例えばガラスエポ
キシ)ため、一般の紙フェノール製のものに比べて高価
になる(紙フェノールでは柔らかいため撓み変形すると
スルホールメッキが断線する)が、この点でも本実施例
においては基板の材料に限定されず紙フェノール製のも
のでも使用できることになる。
より装着孔17を半田7が吸い上がり、スルホールメッ
キと同等の効果が得られることになって半田強度が向上
する。しかもスルホールメッキと同等の効果のものを安
価に形成できることになる。すなわち、スルホール孔は
半田吸い上げ効果があるが、製造コストは通常の挿入孔
に比べて非常に高い(例えば、m2 当たり約6倍)が、
この実施例においてはスルホール孔と同等の効果のもの
を安価に形成できるものである。また、スルホール孔と
するためには基板の材料が限定され(例えばガラスエポ
キシ)ため、一般の紙フェノール製のものに比べて高価
になる(紙フェノールでは柔らかいため撓み変形すると
スルホールメッキが断線する)が、この点でも本実施例
においては基板の材料に限定されず紙フェノール製のも
のでも使用できることになる。
【0015】また、この実施例においては、同一パター
ン上にジャンパー線5を接続した場合、電子部品に振
動、落下等のストレスが加わって、例え半田接合部分に
クラックが入ってもジャンパー線5を通じて回路が導通
することになって回路が導通不良となることを防止でき
るものである。
ン上にジャンパー線5を接続した場合、電子部品に振
動、落下等のストレスが加わって、例え半田接合部分に
クラックが入ってもジャンパー線5を通じて回路が導通
することになって回路が導通不良となることを防止でき
るものである。
【0016】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、電子
部品のリード足をプリント基板のリード足挿入孔にジャ
ンパー線と共に挿入してリード足とジャンパー線とプリ
ント基板上のパターンとを半田接合により接合してある
ので、リード足挿入孔にリード足とジャンパー線の端部
とを挿入してリード足とジャンパー線とを半田接合した
際、ジャンパー線により半田が吸い上がり、スルホール
メッキと同等の効果が得られることになって半田強度が
向上することになり、しかも、基材として材料の限定が
なくて紙フェノール製のものでも使用できるものであ
る。
部品のリード足をプリント基板のリード足挿入孔にジャ
ンパー線と共に挿入してリード足とジャンパー線とプリ
ント基板上のパターンとを半田接合により接合してある
ので、リード足挿入孔にリード足とジャンパー線の端部
とを挿入してリード足とジャンパー線とを半田接合した
際、ジャンパー線により半田が吸い上がり、スルホール
メッキと同等の効果が得られることになって半田強度が
向上することになり、しかも、基材として材料の限定が
なくて紙フェノール製のものでも使用できるものであ
る。
【0017】また、リード足挿入孔がスルホール孔であ
るものにおいては、スルホールのため半田の吸い上げが
良く半田強度が向上するものである。また、ジャンパー
線の他端を同一パターン上に接続することで、電子部品
に振動、落下等のストレスが加わって例え半田接合部分
にクラックが入ってもジャンパー線を通じて回路が導通
することになって回路が導通不良になることを防止でき
るものである。
るものにおいては、スルホールのため半田の吸い上げが
良く半田強度が向上するものである。また、ジャンパー
線の他端を同一パターン上に接続することで、電子部品
に振動、落下等のストレスが加わって例え半田接合部分
にクラックが入ってもジャンパー線を通じて回路が導通
することになって回路が導通不良になることを防止でき
るものである。
【0018】また、リード足挿入孔をリード足とジャン
パー線のリード径に応じた孔形状を合成した形とするこ
とで、孔とリード足とのクリアランスを小さくすると共
に孔とジャンパー線とのクリアランスを小さくすること
ができて、ストレスに強い半田接合部を形成できるもの
である。また、電子部品がサブ基板に部品を装着して成
るものであって、ジャンパー線をプリント基板に設けた
サブ基板に突設した導電部の装着孔に導電部と共に挿入
することで、ジャンパー線により半田が吸い上がり、ス
ルホールメッキと同等の効果が得られることになって半
田強度が向上することになり、しかも、基材として材料
の限定がなくて紙フェノール製のものでも使用できるも
のであり、また、このものにおいても、同一パターン上
にジャンパー線を接続した場合、電子部品に振動、落下
等のストレスが加わって、例え半田接合部分にクラック
が入ってもジャンパー線を通じて回路が導通することに
なって回路が導通不良となることを防止できるものであ
る。
パー線のリード径に応じた孔形状を合成した形とするこ
とで、孔とリード足とのクリアランスを小さくすると共
に孔とジャンパー線とのクリアランスを小さくすること
ができて、ストレスに強い半田接合部を形成できるもの
である。また、電子部品がサブ基板に部品を装着して成
るものであって、ジャンパー線をプリント基板に設けた
サブ基板に突設した導電部の装着孔に導電部と共に挿入
することで、ジャンパー線により半田が吸い上がり、ス
ルホールメッキと同等の効果が得られることになって半
田強度が向上することになり、しかも、基材として材料
の限定がなくて紙フェノール製のものでも使用できるも
のであり、また、このものにおいても、同一パターン上
にジャンパー線を接続した場合、電子部品に振動、落下
等のストレスが加わって、例え半田接合部分にクラック
が入ってもジャンパー線を通じて回路が導通することに
なって回路が導通不良となることを防止できるものであ
る。
【図1】本発明の一実施例を示し、(a)は断面図であ
り、(b)は下面図である。
り、(b)は下面図である。
【図2】本発明においてジャンパー線の他端を同一パタ
ーン上に接続した例を示す下面図である。
ーン上に接続した例を示す下面図である。
【図3】本発明の他の実施例の平面図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示し、(a)は下面
図であり、(b)は(a)のXーX線断面図である。
図であり、(b)は(a)のXーX線断面図である。
【図6】比較例を示し、(a)は下面図であり、(b)
は(a)のYーY線断面図である。
は(a)のYーY線断面図である。
【図7】本発明の更に他の実施例の斜視図である。
【図8】(a)は同上の側面断面図であり、(b)は同
上のサブ基板を示す正面図である。
上のサブ基板を示す正面図である。
1 電子部品 2 リード足 3 プリント基板 4 リード足挿入孔 5 ジャンパー線 7 半田 15 サブ基板 16 導電部 17 装着孔
Claims (5)
- 【請求項1】 電子部品のリード足をプリント基板のリ
ード足挿入孔にジャンパー線と共に挿入してリード足と
ジャンパー線とプリント基板上のパターンとを半田接合
により接合して成ることを特徴とする電子部品のプリン
ト基板への取付け構造。 - 【請求項2】 リード足挿入孔がスルホール孔であるこ
とを特徴とする請求項1記載の電子部品のプリント基板
への取付け構造。 - 【請求項3】 ジャンパー線の他端を同一パターン上に
接続することを特徴とする請求項1記載の電子部品のプ
リント基板への取付け構造。 - 【請求項4】 リード足挿入孔をリード足とジャンパー
線のリード径に応じた孔形状を合成した形として成るこ
とを特徴とする請求項1記載の電子部品のプリント基板
への取付け構造。 - 【請求項5】 電子部品がサブ基板に部品を装着して成
るものであって、ジャンパー線をプリント基板に設けた
サブ基板に突設した導電部の装着孔に導電部と共に挿入
することを特徴とする請求項1記載の電子部品のプリン
ト基板への取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5267397A JPH06283837A (ja) | 1993-01-29 | 1993-10-26 | 電子部品のプリント基板への取付け構造 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1399193 | 1993-01-29 | ||
JP5-13991 | 1993-01-29 | ||
JP5267397A JPH06283837A (ja) | 1993-01-29 | 1993-10-26 | 電子部品のプリント基板への取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06283837A true JPH06283837A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=26349854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5267397A Withdrawn JPH06283837A (ja) | 1993-01-29 | 1993-10-26 | 電子部品のプリント基板への取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06283837A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012209620A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 発振器 |
-
1993
- 1993-10-26 JP JP5267397A patent/JPH06283837A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012209620A (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-25 | Nippon Dempa Kogyo Co Ltd | 発振器 |
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