JPH06283288A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH06283288A
JPH06283288A JP6876193A JP6876193A JPH06283288A JP H06283288 A JPH06283288 A JP H06283288A JP 6876193 A JP6876193 A JP 6876193A JP 6876193 A JP6876193 A JP 6876193A JP H06283288 A JPH06283288 A JP H06283288A
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JP
Japan
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discharge lamp
lighting
signal
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abnormality
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JP6876193A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Furuya
敏幸 古家
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Lighting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外来ノイズによって消灯させないで、本当に
放電灯が劣化しているときのみ、放電灯への電力の供給
を停止させて放電灯を停止させると共に、低価格の放電
点灯装置を得ることを目的とする。 【構成】 異常検出部10によって放電灯6への高周波
点灯信号Dの所定周期内に基準異常値以上のピーク値が
検出されたとき、調光部23が点灯パルスの所定周期当
たりの電力量を第1の電力量より小さい第2の電力量の
高周波点灯信号Dにして放電灯6に加えさせても、その
信号の所定周期内に、基準異常値以上のピーク値が連続
して検出されると、放電灯異常判定部20が、本当に整
流点灯による放電灯6の異常として、放電灯6の点灯を
停止させる。ことができるという効果が得られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、蛍光灯などを高周波
で点灯する放電灯点灯装置に関するものであり、特に、
放電灯が異常になったときに、放電灯の点灯を停止させ
る保護回路部をもつ放電灯点灯装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の放電灯点灯装置の概略構成
図である。同図は、三菱電機照明(株)が蛍光灯用電子
安定器(形名:FTN32DPB)に採用してすでに市
販している放電灯点灯装置を示すものである。図におい
て、1は交流電源、2はコンデンサ及び結合トランス等
によって構成されて、交流電源1に接続され、その交流
のノイズを除去するラインフィルタ、5はインバータで
ある。インバータ5は以下に説明する構成となってい
る。DB1はラインフィルタ2を介して出力される交流
を全波整流する整流回路であり、ダイオードによって構
成され、ダイオードブリッジ(以下DB1という)とも
いう。
【0003】このDB1からの直流は、トランジスタQ
1とトランジスタQ2とが直列接続され、その両端がD
B1に接続されたトランジスタ回路に加えられ、両トラ
ンジスタが交互にオンオフされることで、所定の点灯パ
ルスを得るものである。結合コンデンサC3はトランジ
スタQ1のエミッタとトランジスタQ2のコレクタに一
方が接続され、他方はチョークコイルTL1の一方に接
続されている。チョークコイルTL1は一方がコンデン
サC3に接続され、他方がLAMP(以下放電灯6とい
う)の片側に接続されている。C4は放電灯6に対して
並列に接続され、その一方が放電灯6の片側に、また他
方が放電灯6の他方に接続されている。つまり、結合コ
ンデンサC3、チョークコイルTL1及び放電灯6から
なる直列回路をトランジスタQ2に並列接続し、コンデ
ンサCを放電灯6に並列接続して点灯パルスを入力し、
得られた高周波点灯信号を放電灯6に加えるようにして
いる。
【0004】10は異常検出部である。異常検出部10
は放電灯6に印加される高周波点灯信号Dと基準値(基
準異常電圧値又は基準異常電流)を比較し、基準値を越
えたことを検出した後に、異常検出信号Eを出力する。
また、この異常検出部10は単なるノイズで誤動作しな
いようにヒステリシスを有している。また、この基準値
を基準異常電圧Ekとしていた場合は、基準異常電圧E
kは点灯中の電圧Ei<点灯初期の予熱による電圧Eo
<基準異常電圧Ekの関係である。
【0005】11は制御部である。制御部11は少なく
とも以下に説明する構成を有している。12は放電灯6
を所定の輝度で点灯させるための周波数の発振信号を出
力する点灯パルス生成手段、例えば50KHz程度の周
波数である。13は点灯・消灯切換手段である。点灯・
消灯切換手段13はトライステートバッファとラッチ回
路等から構成されている。ラッチ回路は、異常検出信号
が出力されるまでは、初期状態を維持してトライステー
トバッファを低インピーダンス状態にさせ、発振信号が
出力できる状態にし、またラッチ回路は異常検出信号が
出力されるとラッチ状態となって、トライステートバッ
ファに出力信号を出力して、トライステートバッファを
高インピーダンスにさせ、発振信号の出力を停止させて
放電灯6を消灯させる。
【0006】14はトランジスタQ1及びトランジスタ
Q2を交互又は両方をオフ状態にする駆動手段である。
駆動手段14はトランジスタ選択回路、トランジスタQ
1及びトランジスタQ2に駆動パルスを出力する2つの
バッファ等から構成されている。この、トランジスタ選
択回路は点灯・消灯切換手段13から発振信号に基づい
て、発振信号がHレベルのときは、トランジスタQ1を
オン状態にするオン信号を出力すると共に、トランジス
タQ2をオフ状態にするオフ信号を出力し、また発振信
号がLレベルのときは、トランジスタQ1をオフ状態に
するオフ信号を出力すると共に、トランジスタQ2をオ
ン状態にするオン信号を出力し、さらに、発振信号がL
レベルを所定以上継続していた場合は、オン信号及びオ
フ信号の出力を停止する。また、両方のバッファはオン
信号又はオフ信号を増幅すると共に、多少出力タイミン
グをずらした駆動パルスA及び駆動パルスをトランジス
タ回路に出力する。このような、インバータ5、異常検
出部6、LAMP等から放電灯点灯装置は構成されてい
る。
【0007】図5はこの従来の放電灯点灯装置の概略説
明のフローチャートである。初めに、点灯スイッチが投
入されると、制御部11は70KHzの周波数の発振信
号に基づいた駆動パルスA及び駆動パルスBをトランジ
スタ回路に出力してスタートする(S501)。スター
ト時は放電灯6は高インピーダンス状態であるので、コ
ンデンサC3、チョークコイルTL1、コンデンサC4
からなる回路が形成され、チョークコイルTL1とコン
デンサC4はこの周波数ではインピーダンスがほぼ等し
いくなるので直列共振回路を形成し、この共振パワーの
高周波点灯信号Dでもって放電灯6を予熱する(S50
3)。そして、予熱後は高周波点灯信号Dを70KHz
から50KHzにすることで、放電灯へ加える電圧を上
げて、放電灯6を点灯させる。このとき、放電灯は低イ
ンピーダンスとなるため、この直列回路が作る高周波点
灯信号D(50KHz)でもって放電灯6を点灯させる
(S505)。次に、異常検出部10は高周波点灯信号
Dを入力して異常検出かどうかを判断し(S507)、
異常検出でない場合は点灯させ続け、また異常検出のと
きは消灯させる(S509)。このような概略動作を従
来の放電灯点灯装置は実施している。
【0008】上記のように構成された従来の放電灯点灯
装置について以下に動作を詳細に説明する。点灯初期後
に放電糖6が放電可能状態になる時間になると、制御部
11は以下に説明する制御をする。図6は従来の放電点
灯装置の動作を説明するタイミングチャードである。図
において、AはトランジスタQ1の駆動パルス、Bはト
ランジスタQ2の駆動パルス、CはトランジスタQ1の
エミッタとトランジスタQ2のコレクタの間の電圧波形
(以下点灯パルスという)、Dは放電灯6の高周波点灯
信号、Eは異常検出部10からの異常検出信号、Fは点
灯・消灯切換手段13のラッチ回路の出力波形である。
制御部11は、点灯初期後(予熱後)に点灯パルス生成
手段12から放電灯6を点灯させるために、例えば50
KHzの発振信号を出力させ、その発振信号に基づい
て、トランジスタ選択手段及び2つのバッファを用いて
図7に示すようにトランジスタQ1及びトランジスタQ
2を交互にオンオフさせる駆動信号Aと駆動信号Bを出
力する。
【0009】これは、点灯・消灯切換手段13のラッチ
回路に異常検出信号Eが出力されていなので、、トライ
ステートバッファは低インピーダンスとなっている。こ
れにより、トランジスタQ1及びトランジスタQ2は交
互にスイッチングすることでDB1からの直流電圧を高
周波電力に変換した点灯パルスCを得る。このとき、放
電灯6の状態は、放電可能状態となっているため、放電
灯6のインピーダンスは低い。このため、結合コンデン
サC3、チョークコイルTL1、放電灯6からなる直列
回路が形成され、上記点灯初期に形成されるコンデンサ
C3、チョークコイルTL1、放電灯6の一方のフィラ
メント、コンデンサC4、他方のフィラメントからなる
直列共振回路は形成されなくなる。そして、図4のCは
図6の点灯パルスCとなって、放電灯6にチョークコイ
ルTL1、コンデンサC3、放電灯6による直列回路の
インピィーダンスで制限される電流が流れ、図4のDは
その電流に対応した放電灯固有の高周波点灯信号Dとな
って、放電灯6を点灯させていた。
【0010】つまり、放電灯6を点灯させるのに必要な
電圧と放電灯6のフィラメント電流は、チョークコイル
TL1とコンデンサC4の直列共振電圧と直列共振電流
を利用している。さて、放電灯6の寿命末期時には、放
電灯6の管内の状態がわるいため放電灯6はインピーダ
ンスが高くなり、正常な放電は行われなくなる。つま
り、上記説明の直列共振回路が形成され、片方向のみに
放電が生じるか、まったく放電しない現象が起きる。こ
の現像を、整流点灯(放電灯が異常)と呼ぶ。このと
き、制御部11からの駆動信号A及び駆動信号Bによっ
て放電灯6の両端には、チョークコイルTL1と並列コ
ンデンサC4との直列共振による電圧が発生するため、
この状態で点灯を続けると、発生した高電圧で、トラン
ジスタQ1及びトランジスタQ2、チョークコイルTL
1等に大電流が流れるため、インバータ5の部品等は過
負荷になってしまい、劣化や破壊が生じてしまう。この
ような、部品劣化や破壊を防止するために、従来の放電
点灯装置には、異常検出部10とインバータ5内に点灯
・消灯切換手段13を備えているのである。この異常検
出部10と点灯・消灯切換手段13の動作を以下に説明
する。異常検出部10は図4のC点の電圧波形Cが所定
の電圧波形のときは、図6に示すように異常検出信号の
出力を停止している。これにより、点灯・消灯切換手段
13が点灯パルス生成手段12からの発振信号を出力す
る。
【0011】そして、例えば落雷等によって、図6の高
周波点灯信号Dに雷サージ(以下落雷ノイズという)が
乗った場合は、一般にピーク電圧は点灯初期の印加電圧
より非常に高い。この落雷ノイズを異常検出部10は検
出する。図7に示すように、高周波点灯信号Dが基準値
(異常電圧Er)を越えたことを検出した後に、異常検
出信号Eを制御部11の点灯・消灯切換手段13に出力
する。点灯・消灯切換手段13のラッチ回路は異常検出
信号Eの出力に伴って、図6の出力信号Fをトライステ
ートバッファに出力し、トライステートバッファは出力
信号Fの出力に伴って、高インピーダンスとなって、点
灯パルス生成手段12からの発振信号の出力を停止させ
ていた。このように、落雷ノイズ(雷サージ)等のノイ
ズによっても消灯してしまうことがある。
【0012】また、放電灯6というのは、一周期当たり
の電力量(パワー)が所定量あると点灯するため、点灯
に必要な電圧及びフィラメント電流を得るために、放電
灯に応じて周波数を変えたりまたは両方のトランジスタ
のオンオフを制御して点灯パルスCのデューティ比を変
える装置もあった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の放電点灯装置
は、放電灯が十分に予熱されていない場合は、コンデン
サC3、チョークコイルTL1、放電灯6の一方のフィ
ラメント、この放電灯6に並列接続されているコンデン
サC4及び放電灯6の他方フィラメントからなる直列共
振回路を形成して放電灯6のフィラメントを高パワーで
予熱し、また予熱が完了したときは結合コンデンサC
3、チョークコイルTL1、放電灯6からなる直列回路
を形成して放電に適した電圧で放電灯6に印加するよう
にされている。そして、異常検出回路は放電灯への高周
波点灯信号を入力して基準値と比較し、単位時間当たり
の高周波点灯信号の電圧又は電流が異常かどうかを検出
し、異常なときは異常検出信号を出力して高周波点灯信
号の印加を停止させ、放電灯6の点灯を停止させるもの
であった。
【0014】また、制御部は点灯スイッチの投入に伴っ
て、所定周波数に基づいた交互に相反する駆動パルスを
得て、その駆動パルスでトランジスタ回路の2つのトラ
ンジスタを交互にオンオフさせることによって、放電灯
に所定の高周波点灯信号が印加されるようにしている。
一方、落雷が発生すると、誘導電圧(雷サージ)が本装
置に流れ高周波点灯信号にのってしまう。また。近くに
設置されたモーター等があると、同様に高周波点灯信号
に、このモーター等から発生したインパルスノイズが乗
ることになる。例えば、このインバルスノイズが非常に
大きくて、異常検出回路の基準値を越えた場合は、異常
状態であるとして、異常検出信号を出力して放電灯の点
灯を停止させることになる。つまり、落雷でもないの
に、異常とされて放電灯6の点灯が停止される。
【0015】つまり、放電灯6が正常であるのにもかか
わず、外来ノイズによって、点灯が停止されてしまうと
いう問題点があった。また、制御部の点灯・消灯切換手
段のラッチ回路は異常検出信号をラッチしつづけ、トラ
イステートバッファファはこのラッチの間、点灯パルス
生成手段からの発振信号の出力を停止させることによっ
て放電灯の点灯を停止させづづけている。
【0016】このため、放電灯を再び点灯させる場合
は、ラッチを解除しなければならないので、点灯スイッ
チを一度、オフにして再び点灯スイッチを投入しなけれ
ばならないという問題点があった。また、本装置に用い
られているラインフィルタは非常に周波数が高い高周波
ノイズを減衰させるように構成されているが、交流に乗
る落雷ノイズはこの高周波ノイズより、一般に多少周波
数が低いので、ラインフィルタのインダクタス又はリア
クタンスを大きくして落雷ノイズによって放電灯6の点
灯が停止されないようにするとよいが、ラインフィルタ
が大きくなってしまうという問題点があった。また、ラ
インフィルタを複数接続するようにするとインダクタス
又はリアクタンスが大きくなり、同様に落雷ノイズを除
去できるが、複数接続するため装置が大きくなり、かつ
高価になるという問題点があった。
【0017】さらに、モータ等によるインパルスノイズ
により、異常検出信号が出力されて点灯が停止されてし
まうのを防止するには、例えば異常検出回路にヒステリ
シスを持たせて応答速度を遅くしてモータ等によるイン
パルスノイズに対して不感にするとよい。しかし、異常
検出回路が応答するまではトランジスタ回路への駆動信
号は停止されないため、結合コンデンサC3、チョーク
コイルTL1、放電灯6からなる直列回路には、応答速
度を遅くしたため、整流点灯時に対して検出して停止す
るための時間が長くなり、その間には大きなパワーが加
えられることになる。
【0018】従って、この直列回路の各部品は、少なく
ともこの間に発生する電圧に対しては耐えられるように
しなければならないので高価になるという問題点があっ
た。さらに、放電灯6が劣化している場合は、整流点灯
状態となり、放電灯6のインピーダンスが高くなり、結
合コンデンサC3、チョークコイルTL1、放電灯6の
一方のフィラメント、この放電灯6に並列接続されてい
るコンデンサC4及び放電灯6の他方フィラメントから
なる直列共振回路が形成されていることになる。このよ
うな整流点灯状態は一般に長時間発生し、その高周波点
灯信号のピーク電圧は点灯初期の電圧と同程度であり、
そ幅も外来ノイズに比較して長いものである。
【0019】そして、このような状態が長くつづくと、
非常に単位時間当たりのパワーが高い高周波点灯パルス
が各部品に加えられているため、各部品の劣化が速くな
り、場合によっては破壊されてしまう。ところが、従来
の放電点灯装置は、基準値を点灯初期の電圧値以上の非
常に高い値としているため、点灯初期の予熱時間を経過
して、放電灯への高周波点灯信号が点灯初期の電圧を長
時間繰返(整流点灯状態)していても、検出できないと
いう問題点があった。また、電流にしていた場合も同様
である。従って、整流点灯状態が長くつづき、各部品の
劣化が速くなり、場合によっては破壊されてしまうこと
があると共に、電力を多く消費するという問題点があっ
た。
【0020】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、外来ノイズによって消灯させないで、本
当に放電灯が劣化しているときのみ、放電灯への電力の
供給を停止させて放電灯を停止させると共に、低価格の
放電点灯装置を得ることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる放電灯
点灯装置は、第1のトランジスタと第2のトランジスタ
とを直列接続して、直流から、交互にオンオフ制御され
ることによって所定の点灯パルスを得るトランジスタ回
路と、結合コンデンサ、チョークコイル及び放電灯から
なる直列回路を第2のトランジスタに並列接続し、かつ
放電灯に第2のコンデンサ並列接続して点灯パルスを入
力し、得られた高周波点灯信号を放電灯に加える放電灯
部と、高周波点灯信号を所定周期毎に検出し、高周波点
灯信号のピーク値が基準異常値以上のときは、異常検出
信号を出力する異常検出部と、点灯スイッチの投入に伴
って、設定される所定周期当たり第1の電力量又は第1
の電力量より小さい第2の電力量に基づいた互いに相反
する駆動パルスをトランジスタ回路に出力し、放電灯が
異常であることが知らせられると、駆動パルスの出力を
停止する制御部と、異常検出信号が出力されたときは、
第1の電力量に代えて第2の電力量を制御部に設定し、
異常解除信号が出力されると、第2の電力量に代えて元
の第1の電力量を前記制御部に設定して放電灯を調光さ
せる調光部と、異常検出信号を入力し、その異常検出信
号が所定回連続して入力すると、放電灯が整流点灯によ
る異常であると判定して制御部に知らせ、異常検出信号
が所定回連続しないときは、異常解除信号を制御部に出
力する放電灯異常判定部とを備えたものである。また、
調光部は、駆動パルスの周波数又はデューテイ比を変え
ることで所定周期当たりの第1の電力量又は第2の電力
量を得るものである。さらに、異常検出部は、高周波点
灯信号を検出し、その高周波点灯信号のピーク電流又は
ピーク電圧が基準異常電圧値以上又は基準異常電流値以
上のとき、異常検出信号を出力するものである。さら
に、所定周期当たりの第1の電力量に対応する第1の周
波数又は第1のデューティ比並びに所定周期当たりの第
1の電力量に対応する第2の周波数又は第2のデューテ
ィはROMに記憶しているものである。
【0022】
【作用】この発明においては、点灯スイッチの投入に伴
って、制御部は所定周期当たり第1の電力量の互いに相
反する駆動パルスを出力すると、トランジスタ回路の第
1のトランジスタと第2のトランジスタとが、交互にオ
ンオフ制御されて、直流を所定の点灯パルスにする。こ
のとき、放電灯部の放電灯のインピーダンスが高い場合
は、チョークコイルと第2のコンデンサとは第1の電力
量の周波数の点灯パルスのときは、結合コンデンサ、チ
ョークコイル、第2のコンデンサとで直列共振回路を形
成し、その共振パワーの高電圧の高周波点灯信号が放電
灯に印加されて予熱される。そして、放電灯のインピー
ダンスが低下すると、放電灯部は結合コンデンサ、チョ
ークコイル、放電灯からなる直列回路が形成され、第1
の電力量の点灯パルスの印加に伴って、その直列回路に
基づいた電圧が低い高周波点灯パルスが放電灯に印加え
られて放電灯が点灯される。このような、高周波点灯信
号を異常検出部が検出し、その高周波点灯信号のピーク
値が基準値以上のときは、異常検出信号を放電灯異常判
定部に出力する。放電灯異常判定部は異常検出信号が出
力され、その異常検出信号が所定回数になったかどうか
を判定し、所定回数以下のときは、その異常検出信号を
調光部に出力する。調光部は異常検出信号の入力に伴っ
て、所定周期当たりの電力量が第1の電力量より小さい
第2の電力量を制御部に設定する。制御部はこの第2の
電力量に基づく、互いに相反する駆動パルスをトランジ
スタ回路に出力し、第2の電力量の点灯パルスを放電灯
部に加えさせる。これにより、放電灯に印加されている
高周波点灯信号の所定周期当たりの電力量が低くなる。
つまり、高周波点灯信号が分割され、所定時間当たりの
印加パワーが低下するが外来ノイズが高周波点灯信号に
のっているため、高い電圧が印加されるため放電灯は点
灯し続ける。また、異常検出部から異常解除信号が出力
されると、放電灯異常判定部は第2の電力量に代えて元
の第1の電力量に基づいた駆動パルスをトランジスタ回
路に出力して、通常の高周波点灯信号を放電灯に加えさ
せる。そして、放電灯異常判定部は異常検出信号が所定
回数出力されると、放電灯が異常であることを制御部に
知らせる。制御部はこの知らせを受けて、駆動パルスの
出力を停止して放電灯を停止させる。また、第1の電力
量又は第2の電力量は、調光部が制御部の駆動パルスの
周波数又はデューテイ比を変えることで一周期当たりの
第1の電力量又は第2の電力量を得て、異常検出部は、
高周波点灯信号を検出し、その高周波点灯信号のピーク
電流又はピーク電圧が基準異常電圧値以上又は基準異常
電流値以上のとき、異常検出信号を出力するようにす
る。
【0023】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例の概略構成図であ
る。図において、1〜14は上記第3図と同様なもので
ある。ノイズの値によっては、一周期以上(20μs)
〜数十周期(ms)必要であるが、この場合は一周期当
たりの第1の電力量及び第2の電力量を、周波数を変更
することによって得るものとする。20は放電灯異常判
定部である。放電灯異常判定部20は異常検出部10か
らの異常検出信号Eの出力に伴って、その異常検出信号
を後述する調光部に出力し、また異常検出信号Eの出力
が連続して出力されて所定回数になったときは、放電灯
異常信号Hを点灯・消灯切換手段13のラッチ回路に出
力して、放電灯6の点灯を停止させ、また異常検出信号
Eを調光部に出力した後に、異常検出信号Eが異常検出
部10から連続して出力されないときは、異常解除信号
Iを調光部に出力する。
【0024】つまり、例えば高周波点灯信号Dのピーク
電圧が基準電圧Ek以上で、2回連続したときに、放電
灯6が異常であるとして、高周波点灯信号Dの印加を停
止させる。これは、一般に落雷ノイズ又はモータ等のイ
ンパルスノイズ(外来ノイズ)は短期間(10μs以
下)であり、また整流点灯は長時間発生していることか
ら判定できるものである。21は点灯・消灯切換手段1
3及び駆動手段14を備えると共に、少なくとも、以下
に説明する点灯パルス生成手段を備えている。22は本
発明に係わるは点灯パルス生成手段である。点灯パルス
生成手段26は点灯スイッチ(図示せず)の投入に伴っ
て、設定されている第1の周波数の周波数又は周波数設
定信号Gに基づいた第2の周波数を出力する発振器を用
いている。
【0025】23は調光部である。調光部23は異状検
出信号Eの出力に伴って、各部品を保護するため第1の
周波数より周波数が高い第2の周波数の周波数設定信号
Gを制御部21の点灯パルス生成手段22に設定し、ま
た異状解除信号Iが入力すると、元の通常の周波数の第
1の周波数の周波数設定信号Gを点灯パルス生成手段2
2に設定する。上記のように構成された放電点灯装置に
ついて以下に動作を説明する。図2はこの発明の概略動
作を説明するフローチャートである。初めに、点灯スイ
ッチの投入に伴って、各部は初期状態となる。この初期
状態とは、少なくと点灯・消灯切換手段13のトライス
テートバッファは低インピーダンス(導通状態ともい
う)にされるものである。そして、制御部21の点灯パ
ルス生成手段22は、点灯スイッチの投入に伴って、第
1の周波数の発振信号を発振器から出力させてスタート
し(S201)、放電灯6が高インピーダンス状態であ
れば直列共振回路を形成して放電灯6のフィラメントを
予熱する(S203)。
【0026】次に、この予熱により、放電可能となっ
て、放電灯6が低インピーダンスとなって直列回路を形
成し、放電灯6が点灯する(S205)。このような状
態にしているときに、異常検出部10は高周波点灯信号
Dの電圧が異常かどうかを判定し(S207)、電圧が
正常な場合は、異常検出信号を出力しないでステップS
205に示すように上記の通常の周波数で放電灯6を点
灯させる。また、電圧(通常時の点灯中に電圧が外来ノ
イズ又は放電灯の異常により非常に高い状態)が異常な
ときは、電圧が異常であることを知らせる異常検出信号
Eを出力する(S209)。
【0027】この異常検出信号Eの出力に伴って、発振
信号の周波数(第2の周波数)を高くし(S211)、
この周波数の点灯パルスCでもって放電灯6を点灯させ
る(S213)。そして、この高い周波数で点灯させた
とき、高周波点灯信号Dの電圧が異常かどうかを判断し
(S215)、以前として異常電圧であれば、整流点灯
による放電灯6の異常として点灯を停止させる(S21
7)。さらに、ステップS215で高周波点灯信号Dの
電圧が異常でなくなったとすると、元の周波数(第1の
周波数)に戻して、点灯させる(S217)。
【0028】次に、タイミングチャートを用いて具体的
に動作を説明する。図3はこの発明の動作を具体的に説
明するタイミングチャートである。図において、Aはト
ランジスタQ1の駆動パルス、BはトランジスタQ2の
駆動パルス、CはトランジスタQ1のエミッタとトラン
ジスタQ2のコレクタの間の点灯パルス、Dは放電灯6
への高周波点灯信号、Eは異常検出回路20からの異常
検出信号、Hは放電灯異常信号、Gは周波数設定信号、
Iは異常解除信号である。
【0029】以下図1及び図3を用いて詳細に説明す
る。例えば、図3に示すように、通常の第1の周波数
(50KHz)で放電灯6を点灯させているとき、異常
基準電圧Er以上の非常に高い電圧の外来ノイズが高周
波点灯信号Dにのると、異常検出部10の異常検出信号
Eを放電灯異常判定部20に出力する。放電灯異常判定
部20は、この異常検出信号Eの入力が連続して入力か
どうか(例えば2回になったかどうか)を判断し、1度
目の入力であれば、図3に示すように、その異常検出信
号Eを調光部23に出力する。調光部23は異常検出信
号Eの入力に伴って、第1の周波数(50KHz)より
周波数が高い第2の周波数(60KHz)を点灯パルス
生成手段22に設定する。この第2の周波数の設定によ
り、制御部21は図3に示すように点灯・消灯切換手段
13、駆動手段14を介して互いに相反する第2の周波
数の駆動パルスA及び駆動パルスBをトランジスタ回路
に出力して、図3に示す第2の周波数の点灯パルスCに
基づいた高周波点灯信号Dを得る。このため、高周波点
灯信号Dは図4に示すように、正常点灯のときより、分
割された高周波点灯信号Dとなる。
【0030】しかし、異常検出して、調光する時間は短
いので、人間にはほとんど感知されない(電力比率では
70%)。また落雷又はモータ等による外来ノイズとい
うの60KHzより長い周期で連続又は単発であるた
め、外来ノイズによる影響がなくなるため、通常の点灯
とほとんど変わらなく点灯できる。つまり、周波数を5
0KHzから60KHzに変更することによって、異常
検出部10は異常を検出しないので外来ノイズがあって
も点灯できることになる。また、異常検出信号Eが出力
されたときは、放電灯6の異常によって高周波点灯信号
Dの電圧が基準異常電圧Ek以上になっているかどうか
はわからないが前もって、50KHzから60KHzに
しているため、放電灯6の異常によって基準異常電圧E
k以上であることが検出されても、前もって50KHz
から60KHzにしているので直列共振回路の共振点を
ずらすことになるため、高い電圧とならないので、前も
って、トランジスタQ1、トランジスタQ2、コンデン
サC3、チョクコイルTL1、フィラメントに流れる電
流量が少なくされるため、各部品を保護していることに
なる。
【0031】そして、放電灯異常判定部20は異常検出
信号Eを調光部23に出力した後に、次の周期内に異常
検信号Eが異常検出部10から出力されなければ、図3
に示すように異常解除信号Iを調光部23に出力する。
調光部23は異常解除信号Iの出力に伴って、図3に示
すように点灯パルス生成手段22に元の第1の周波数
(50KHz)を設定して通常の点灯をさせる。次に、
非常に長い時間経過して放電灯6が異常になったとする
と、高周波点灯信号Dは図3に示すように、非常に電圧
が高い高周波点灯信号Dとなる。このとき、上記と同様
に異常検出部10は図3に示すように異常検出信号Eを
出力する。
【0032】この、異常検出信号Eが出力されると、図
3に示すように放電灯異常判定部20は2回になったか
どうかを判断し、1回目であれば調光部23に、その異
常検出信号Eを出力する。調光部23は上記と同様に6
0KHzの第2の周波数を点灯パルス生成手段22に設
定し、点灯パルスCを60KHzにさせる。これによ
り、直列共振回路の共振点がづれるため、図3に示すよ
うに高周波点灯信号Dの電圧は低下し、Es(Ek<E
s<Er)となる。従って、印加時のパワーが低下する
ため、トランジスタQ1、トランジスタQ2、コンデン
サC3、チョクコイルTL1、フィラメント、コンデン
サC4の各部品を保護できることになる。
【0033】しかし、整流点灯時の高周波点灯信号Dの
電圧は非常に高くかつ連続しているため、60KHzに
しても以前として基準電圧Ek以上であり、高周波点灯
信号DはEsとなっている。このため、異常検出部10
は図3に示すように上記と同様に、次の周期で再び異常
検出信号Eを放電灯異常判定部20に出力する。放電灯
異常判定部20は異常検出信号Eが連続(2回目)して
出力されると、放電灯6が異常と判定して、図3に示す
ように放電灯異常信号Hを点灯・消灯切換手段13のラ
ッチ回路に出力する。
【0034】次に、ラッチ回路は点灯停止信号Hの出力
に伴って、ラッチし続け、トライステートバッファにラ
ッチ信号Fを出力し続ける。これにより、点灯・消灯切
換手段13のトライステートバッファは高いインピーダ
ンスとなって、点灯パルス生成手段22からの発振信号
の出力を停止させ、点灯を停止させる。従って、各部品
を保護できる。つまり、この発明は通常外来ノイズとい
うのは10μs以下の短時間のパルスであり、一方放電
灯6の整流点灯は長時間、連続しておきている。
【0035】そこで、整流点灯による異常かどうかは、
連続して基準異常電圧Ek以上の電圧Erが放電灯6に
印加えられているかどうかで外来ノイズによる異常かま
たは整流点灯による異常かを区別するものである。
【0036】実施例2.なお、上記実施例では調光部が
周波数を変えるとしたが、異常検出のとき調光部は駆動
手段13の2つのバッファ又はトランジスタ選択回路を
制御することで点灯パルスのデューティ比を変えるよう
にしても一周期当たりの電力量は変わるので、周波数を
変更したときと同様な効果がある。
【0037】実施例3.また、駆動手段14は発振信号
の出力に伴って、例えばトランジスタ選択回路を用い
て、トランジスタQ1及びトランジスタQ2の両方又は
一方のオンオフ時間を変えるようにしてもよい。
【0038】実施例4.さらに、周波数は予めROM等
に記憶して、周波数設定手段27が周波数を設定すると
き、そのROMの周波数を設定してもよい。
【0039】実施例5.さらに、上記実施例では基準値
の一つを電圧とした基準電流とし、異常電圧判定回路を
異常電流判定回路としてもよい。
【0040】実施例6.さらに、上記実施例では基準異
常電圧を1つとしたが、場合によっては、50KHz用
の基準異常電圧と60KHz用の異常基準電圧を設けて
もよい。
【0041】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、点灯ス
イッチの投入に伴って、一周期当たり第1の電力量にす
るための点灯パルスが放電灯部に加えられると、放電灯
が高インピーダンスのときは放電灯部が形成する直列共
振回路に基づいた非常に高電圧の高周波点灯信号を放電
灯に印加し、また放電灯が低インピーダンスのときは放
電灯部が形成する直列回路と第1の電力量に基づいた低
い電圧の高周波点灯信号で放電灯を点灯させ、この高周
波点灯信号の所定周期内に基準異常値以上のピーク値が
検出されたとき、点灯パルスの所定周期当たりの電力量
を第1の電力量より小さい第2の電力量とするようにし
たことにより、例えば放電灯の異常によって直列共振回
路が形成され、高周波点灯信号が所定周期内に基準異常
値以上のピーク値を発生したのであれば、その共振点を
ずらすことになるため、放電灯には低い電圧の高周波点
灯信号が印加されので、本当に整流点灯による放電灯の
異常であること確認しなくとも、前もって各部品が保護
されるという効果が得られている。
【0042】また、高周波点灯信号の一周期内に基準異
常値以上のピーク値が検出され、点灯パルスの一周期当
たりの電力量を第1の電力量より小さい第2の電力量の
高周波点灯信号にしても、その信号の所定周期内に、基
準異常値以上のピーク値が連続して検出されると、整流
点灯による放電灯の異常は連続して発生するため、本当
に整流点灯による放電灯の異常として、点灯パルスの出
力を停止させて放電灯を停止させることができるという
効果が得られている。
【0043】さらに、高周波点灯信号の一周期内に基準
異常値以上のピーク値が検出され、点灯パルスの所定周
期当たりの電力量を第1の電力量より小さい第2の電力
量の高周波点灯信号にしたとき、その信号の一周期内
に、基準異常値以上のピーク値が検出されない場合は、
元の所定周期当たり第1の電力量の点灯パルスに基づい
た高周波点灯信号を放電灯に印加するようにしたので、
外来ノイズによって放電灯がの点灯が停止されることは
ないという効果が得られている。さらに、第1の電力量
及び第2の電力量は周波数又はデューティ比を変更する
ことによって実現し、また基準異常値は電圧又は電流と
したので装置が簡単となり安価になるという効果が得ら
れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の概略構成図である。
【図2】この発明の概略動作を説明するフローチャート
である。
【図3】この発明の動作を具体的に説明するタイミング
チャートである。
【図4】従来の放電灯点灯装置の概略構成図である。
【図5】この従来の放電灯点灯装置の概略説明のフロー
チャートである。
【図6】従来の放電点灯装置の動作を説明するタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 交流電源 2 ラインフィルタ 5 インバータ 6 放電灯 10 異常検出部 11 制御部 13 点灯・消灯切換手段 14 駆動手段 20 放電灯異常判定部 21 制御部 22 点灯パルス生成手段 23 調光部 C3 結合コンデンサ Q1 トランジスタ Q2 トランジスタ TL1 チョークコイル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のトランジスタと第2のトランジス
    タとを直列接続して、直流から、交互にオンオフ制御さ
    れることによって所定の点灯パルスを得るトランジスタ
    回路と、 結合コンデンサ、チョークコイル及び放電灯からなる直
    列回路を前記第2のトランジスタに並列接続し、かつ前
    記放電灯に第2のコンデンサ並列接続して前記点灯パル
    スを入力し、得られた高周波点灯信号を前記放電灯に加
    える放電灯部と、 前記高周波点灯信号を所定周期毎に検出し、該高周波点
    灯信号のピーク値が基準異常値以上のときは、異常検出
    信号を出力する異常検出部と、 点灯スイッチの投入に伴って、設定される所定周期当た
    り第1の電力量又は該第1の電力量より小さい第2の電
    力量に基づいた互いに相反する駆動パルスを前記トラン
    ジスタ回路に出力し、放電灯が異常であることが知らせ
    られると、前記駆動パルスの出力を停止する制御部と、 前記異常検出信号が出力されたときは、前記第1の電力
    量に代えて第2の電力量を前記制御部に設定し、異常解
    除信号が出力されると、前記第2の電力量に代えて元の
    前記第1の電力量を前記制御部に設定して放電灯を調光
    させる調光部と、 前記異常検出信号を入力し、該異常検出信号が所定回連
    続して入力すると、前記放電灯が整流点灯による異常で
    あると判定して前記制御部に知らせ、前記異常検出信号
    が所定回連続しないときは、前記異常解除信号を制御部
    に出力する放電灯異常判定部とを有することを特徴とす
    る放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】 前記調光部は、駆動パルスの周波数又は
    デューテイ比を変えることで所定周期当たりの第1の電
    力量又は第2の電力量を得ることを特徴とする請求項1
    記載の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】 前記異常検出部は、高周波点灯信号を検
    出し、該高周波点灯信号のピーク電流又はピーク電圧が
    基準異常電圧値以上又は基準異常電流値以上のとき、前
    記異常検出信号を出力することを特徴とする請求項1記
    載又は2記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】 前記所定周期当たりの第1の電力量に対
    応する第1の周波数又は第1のデューティ比並びに所定
    周期当たりの第1の電力量に対応する第2の周波数又は
    第2のデューティはROMに記憶していることを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の放電灯点灯装置。
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