JPH06283003A - 高効率車両用灯具 - Google Patents

高効率車両用灯具

Info

Publication number
JPH06283003A
JPH06283003A JP3344149A JP34414991A JPH06283003A JP H06283003 A JPH06283003 A JP H06283003A JP 3344149 A JP3344149 A JP 3344149A JP 34414991 A JP34414991 A JP 34414991A JP H06283003 A JPH06283003 A JP H06283003A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
reflecting surface
light source
reflection surface
focal point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3344149A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0760613B2 (ja
Inventor
Takashi Terayama
孝 寺山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP3344149A priority Critical patent/JPH0760613B2/ja
Publication of JPH06283003A publication Critical patent/JPH06283003A/ja
Publication of JPH0760613B2 publication Critical patent/JPH0760613B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の車両用灯具の構成においては、発光面
積の増加に伴い奥行寸法も増加して自動車への搭載困難
となるので、反射鏡の長焦点化など光束利用率を低下さ
せて対応せざるを得ず、暗い灯具となる問題点を生じて
いた。 【構成】 開口部31aを光源2に中心を有する凹球面
の第二反射面32で覆われ同じ光源2に第一焦点F1を
設定した楕円面の第一反射面31を設けて、光源2から
の光のほぼ全量を第二焦点F2に向かうビーム光とし、
このビーム光中に第四反射面34の形状に対応して拡散
させる第三反射面33を設置し、前記第四反射面34に
より平行光としてレンズ4に入射させる構成の車両用灯
具1としたことで、前記光源2からの光のほぼ全てを有
効照射光として利用し得るものとして課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば尾灯/制動灯な
ど比較的に広い面積でレンズに平行光線を入射させるこ
とが要求される車両用灯具に関するものであり、詳細に
はこの種の灯具における光束利用率の向上に係るもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具90の構成の
例を示すものが図2であり、反射鏡91としては光源9
2に焦点を有する回転放物面が採用され、これにより前
記反射鏡91に反射する光源92からの光を平行光線と
してレンズ93に入射させるものとされている。このと
きに、前記光源92が全方位に均一に光を放射している
と仮定すれば、この光源92から反射鏡を見込む立体角
を全立体角で除したものがこの車両用灯具90の光束利
用率となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の構成の
車両用灯具90においては、前記レンズ93に比較的に
広い発光面積が要求されたときには、前記レンズ93の
面積の拡大に伴って前記反射鏡91も大型化し、焦点距
離を一定とした場合これに連れて深さも極端に増加して
車両への搭載が困難となり、前記反射鏡91の焦点距離
を延長することで反射鏡91全体の深さを減じ対処する
ものとされている。
【0004】しかしながら、反射鏡91が深さを減じら
れることは、即ち、光源92から見込む立体角が減ずる
ものとなり光束利用率が低下し、この理由によりこの
種、比較的に広い発光面積のレンズ93を採用した車両
用灯具90においては光源92の消費電力の割には明る
い灯具が得られないと云う問題点を生じ、この点の解決
が課題とされるものとなっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した従来
の課題を解決するための具体的手段として、光源の後方
に反射方向を前方とするように設けられ灯具取付方向に
対する垂直断面と水平断面との少なくとも一方には前記
光源を第一焦点とする楕円反射面が形成された第一反射
面と、前記第一反射面からの反射光の光路を除きこの第
一反射面を前方から覆い前記光源を中心とする凹球面の
第二反射面と、前記第一反射面からの反射光の光路中に
設けられ前記反射光を後方に拡散して反射する第三反射
面と、前記第二反射面と第三反射面との間に設けられ前
記第三反射面からの光を平行光線として照射方向に反射
する第四反射面とでなる反射面を有することを特徴とす
る高効率車両用灯具を提供することで課題を解決するも
のである。
【0006】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づい
て詳細に説明する。図1に符号1で示すものは本発明に
係る車両用灯具であり、この車両用灯具1は光源2から
の光を反射鏡3により平行光線としてレンズ4に入射さ
せるものである点は従来例のものと同様であるが、本発
明により前記反射鏡3は第一反射面31、第二反射面3
2、第三反射面33及び第四反射面34の4面で構成さ
れるものとされている。尚、図は理解を容易とするため
に、例えば第一反射面31、第二反射面32など要部を
誇張した状態で示してあり、必ずしも実際の実施に当た
っての各部の寸法比とは一致するものでない。
【0007】以下に前記反射鏡3の構成について更に詳
細に説明を行えば、先ず、第一反射面31は、例えば前
記車両用灯具1の取付状態での水平断面に前記光源2を
第一焦点F1とする楕円面が表れる楕円柱面、或いは前
記した水平断面に同様な楕円面が表れ垂直断面には放物
面が表れる放物楕円面、或いは水平、垂直の両断面とも
に楕円面が表れる複合楕円面及び回転楕円面など、垂直
断面と水平断面との少なくとも一方には前記光源2を第
一焦点とする楕円反射面が形成された反射面(以下、こ
の実施例においては回転楕円面で代表させて説明する)
とされ、反射方向を車両用灯具1の照射方向と略一致さ
せるように前記光源2の後方に設けられている。
【0008】前記第二反射面32は反射面を前記光源2
を中心とする凹球面として前記第一反射面31の前面の
開口部31aを覆うように設けられるものであり、この
ときに前記第一反射面31が回転楕円面であれば、この
第一反射面31からの第二焦点F2に収束するビーム光
の光路を妨げることのないように、第二反射面32の対
応する部分には円孔32aが設けられている。
【0009】また、第三反射面33は前記第一反射面3
1からのビーム光の光路中に設置されるものであり、こ
のときに、前記第三反射面33の反射面形状は垂直方向
と水平方向との曲率が異なる凸面又は曲率が同一の凸面
などとされて、前記第一反射面31からのビーム光を後
に説明する第四反射面34の全面に到達させるように後
方に向けて適宜に拡散するものとされている。
【0010】前記第四反射面34は前記レンズ4の全面
を発光させるのに充分な面積及び形状として形成される
ものであり、このときに、この第四反射面34は前記第
三反射面33からの反射光を車両用灯具1の照射方向に
向かう平行光として前記レンズ4に入射させる曲面とし
た凹面の反射面として形成される。
【0011】次いで、上記の構成とした本発明の車両用
灯具1の作用、効果について説明を行えば、第一反射面
31は光源2からの当接光を第二焦点F2に向けて収束
するビーム光として前方に放射させるが、このときに、
前記第一反射面31の開口部31aは光源2、即ち第一
焦点F1を中心とする凹球面の第二反射面32で覆われ
ているので、この第二反射面32に当接した光も第一焦
点F1に帰還され、前記光源2から発せられる光線のほ
ぼ全量は前記第二焦点F2に向かうビーム光となる。
【0012】上記のように高効率で収束されたビーム光
は第三反射面33で拡散され第四反射面34で平行光線
に変換されるものとなるが、このときに、例えば前記第
四反射面34の形状が円形であるならば前記第三反射面
33の形状として凸球面状或いは円錐状が選択されるな
ど、前記第二反射面32からのビーム光を第四反射面3
4の形状に対応して拡散するように図られているので、
結果として前記光源2からの光線は途中においても失わ
れることなくレンズ4に平行光線として入射されるもの
となる。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、開
口部を光源に中心を有する凹球面の第二反射面で覆われ
同じ光源に第一焦点を設定した楕円面の第一反射面を設
けて、光源からの光のほぼ全量を第二焦点に向かうビー
ム光とし、このビーム光中に第四反射面の形状に対応し
て拡散させる第三反射面を設置し、前記第四反射面によ
り平行光としてレンズに入射させる構成の車両用灯具と
したことで、最終的に前記光源からの光のほぼ全てを有
効照射光とし、比較的に大面積とされたこの種の車両用
灯具においても光源のギラツキ感が少なく、光束利用率
を低下させることなく明るい灯具の提供を可能とする優
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る高効率車両用灯具の一実施例を
示す断面図である。
【図2】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……車両用灯具 2……光源 3……反射鏡 31……第一反射面 31a……開口部 32……第二反射面 32a……円孔 33……第三反射面 34……第四反射面 4……レンズ F1……第一焦点 F2……第二焦点
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した従来
の課題を解決するための具体的手段として、光源の後方
に反射方向を前方とするように設けられ灯具取付方向に
対する垂直断面と水平断面との少なくとも一方には前記
光源を第一焦点とする楕円反射面が形成された第一反射
面と、前記第一反射面からの反射光の光路を除きこの第
一反射面を前方から覆い前記光源を中心とする凹球面の
第二反射面と、前記第一反射面からの反射光の光路中に
設けられ前記反射光を略後方に拡散して反射する第三反
射面と、前記第二反射面の前方で且つ前記第三反射面の
略後方に設けられ前記第三反射面からの光を平行光線と
して照射方向に反射する第四反射面とでなる反射面を有
することを特徴とする高効率車両用灯具を提供すること
で課題を解決するものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、第三反射面33は前記第一反射面3
1からのビーム光の光路中に設置されるものであり、こ
のときに、前記第三反射面33の反射面形状は垂直方向
と水平方向との曲率が異なる凸面又は曲率が同一の凸面
などとされて、前記第一反射面31からのビーム光を後
に説明する第四反射面34の全面に到達させるように後
方に向けて適宜に拡散するものとされている。尚、前記
第三反射面33は図1のように第二焦点F2よりも前方
に限定されるものでなく、第二焦点F2の後方に設けて
も良いものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源の後方に反射方向を前方とするよう
    に設けられ灯具取付方向に対する垂直断面と水平断面と
    の少なくとも一方には前記光源を第一焦点とする楕円反
    射面が形成された第一反射面と、前記第一反射面からの
    反射光の光路を除きこの第一反射面を前方から覆い前記
    光源を中心とする凹球面の第二反射面と、前記第一反射
    面からの反射光の光路中に設けられ前記反射光を後方に
    拡散して反射する第三反射面と、前記第二反射面と第三
    反射面との間に設けられ前記第三反射面からの光を平行
    光線として照射方向に反射する第四反射面とでなる反射
    面を有することを特徴とする高効率車両用灯具。
JP3344149A 1991-12-03 1991-12-03 高効率車両用灯具 Expired - Lifetime JPH0760613B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3344149A JPH0760613B2 (ja) 1991-12-03 1991-12-03 高効率車両用灯具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3344149A JPH0760613B2 (ja) 1991-12-03 1991-12-03 高効率車両用灯具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06283003A true JPH06283003A (ja) 1994-10-07
JPH0760613B2 JPH0760613B2 (ja) 1995-06-28

Family

ID=18367013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3344149A Expired - Lifetime JPH0760613B2 (ja) 1991-12-03 1991-12-03 高効率車両用灯具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0760613B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003077314A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003077314A (ja) * 2001-08-31 2003-03-14 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具
JP4565601B2 (ja) * 2001-08-31 2010-10-20 スタンレー電気株式会社 車両用灯具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0760613B2 (ja) 1995-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4136773B2 (ja) カットオフ部を有する照明ビームを発生するスクリーンレス楕円照明モジュール、およびこのモジュールを備えたランプ
US6966675B2 (en) Lighting module for a vehicle headlight
US7748880B2 (en) Vehicle lamp with overhead sign illumination
JP4181691B2 (ja) 車両用灯具
US20050162857A1 (en) Lamp unit for vehicle and illumination lamp for vehicle
US4862329A (en) Vehicular headlamp
JP4607811B2 (ja) 車両用照明灯具
US6123440A (en) Automobile headlight and optical unit with hyperbolic reflector and plano-convex or toric convergent lens
US4420801A (en) Reflector lamp
JP2001202805A (ja) 灯 具
JP4452391B2 (ja) Led灯具
JP4235992B2 (ja) 車両用灯具
JPH05505495A (ja) 自動車用前照灯
CA1172682A (en) Reflector lamp
JP2002184212A (ja) Led車両用灯具
JPH06283003A (ja) 高効率車両用灯具
JP3124235B2 (ja) 車両用灯具
JPH0765607A (ja) 車両用信号灯具
JP3311192B2 (ja) 車輌用前照灯
JP2000276917A (ja) 車両用灯具
JP2003346514A (ja) 車両用灯具
JP3891253B2 (ja) 車両用灯具
JP2001351409A (ja) 車両用照明灯具
JPH0572006U (ja) プロジェクタ型前照灯
JP2000195306A (ja) 車両用灯具