JPH0628287U - カスケードポンプ - Google Patents

カスケードポンプ

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JPH0628287U
JPH0628287U JP6969692U JP6969692U JPH0628287U JP H0628287 U JPH0628287 U JP H0628287U JP 6969692 U JP6969692 U JP 6969692U JP 6969692 U JP6969692 U JP 6969692U JP H0628287 U JPH0628287 U JP H0628287U
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JP
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drive shaft
impeller
pump casing
pump
cascade
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重男 市橋
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動軸14に対する羽根車40の面角度、及び羽
根車40の面に対するポンプケーシング18の狭窄部43の面
角度の精度を低下できるカスケードポンプ10を提供す
る。 【構成】 段付きボルト56は、カバー16のフランジ17に
螺合し、適当な肉厚の筒状ゴム54を嵌装されて、ポンプ
ケーシング18の挿通孔50,52内へ嵌挿され、ポンプケー
シング18をフランジ17へ結合している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、背負動力噴霧機等に装備されて薬液等を圧送するカスケードポン プに係り、詳しくは駆動軸等への組付け精度を低下できるカスケードポンプに関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
実開平3−110196号公報の実施例に記載されているカスケードポンプで は、ポンプケーシングがエンジン側のカバーに固定され、羽根車は、ポンプケー シング内に収容されて、エンジン側からの駆動軸により駆動されるようになって いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
カスケードポンプでは、羽根車が、放射方向中間部においてポンプケーシング の狭窄部を通過するようになっており、羽根車が、回転に支障なくポンプケーシ ングの狭窄部を通過するようにするために、羽根車の面方向が駆動軸に対して直 角となり、かつポンプケーシングの狭窄部の対峙面が羽根車の面に対して平行と なっている必要がある。実開平3−110196号公報の実施例等の従来のカス ケードポンプでは、駆動軸に対する羽根車の面角度等に関して高精度を要求され 、コスト高、製造能率の低下につながっている。
【0004】 この考案の目的は、ポンプケーシングにおける羽根車の回転に支障を生じるこ となく、駆動軸に対する羽根車の面角度等の精度を低下できるカスケードポンプ を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案を、実施例に対応する図面の符号を使用して説明する。 この考案の前提となるカスケードポンプ(10)では、羽根車(40)はポンプケーシ ング(18)内を駆動軸(14)と一体的に回転する。そして、この考案のカスケードポ ンプ(10)では、ポンプケーシング(18)は、駆動軸(14)が内側を延びている駆動軸 側ケース(16)へ、駆動軸(14)に対して首振り自在に弾性部材(54)を介して結合し ている。
【0006】
【作用】
駆動軸(14)に対する羽根車(40)の面角度が直角から多少ずれていたり、羽根車 (40)の面に対するポンプケーシング(18)の狭窄部(43)の面角度が平行から多少ず れていたりしている場合、羽根車(40)が、駆動軸(14)の回転に伴って、回転しよ うとすると、ポンプケーシング(18)との間に干渉が起こる。弾性部材(54)は、羽 根車(40)からポンプケーシング(18)への干渉に因る作用力を、ポンプケーシング (18)を介して受けて、弾性変形し、これにより、ポンプケーシング(18)は駆動軸 (14)に対して首振りし、ポンプケーシング(18)の狭窄部(43)は、羽根車(40)の面 に対して正確に平行となるように、自動調整される。この結果、羽根車(40)は、 ポンプケーシング(18)の狭窄部(43)を通過しつつ、支障なく回転する。
【0007】
【実施例】
以下、この考案を図面の実施例について説明する。 図1はカスケードポンプ10の構造を示す断面図である。カスケードポンプ10は 、例えば背負動力噴霧機に装備され、エンジン12に隣接して固定されている。エ ンジン12は、駆動軸14と、端部にフランジ17を備え駆動軸14等の要素を覆うカバ ー16とを有している。
【0008】 ポンプケーシング18は、互いに接合される本体部20及び蓋部22とから成り、複 数個の取付ねじ24は、本体部20及び蓋部22の周辺部を蓋部22側から挿通されてか ら、本体部20に螺合し、本体部20,蓋部22を相互に締め付ける。Oリング26は、 本体部20及び蓋部22の接合面の環状溝に嵌着され、接合部の液密を保持する。液 体空間28は、ポンプケーシング18内に画定され、カスケードポンプ10の運転中は 薬液等の液体により満たされるようになっている。メカニカルシール30,32は、 本体部20に嵌挿され、本体部20の中心部からエンジン12の方へ液体空間28内の液 体が漏れるのを阻止している。ケース34はCリング36により駆動軸14の軸方向へ の移動を阻止され、Oリング38は、ケース34の内周側において駆動軸14の環状溝 に嵌着されて、液体空間28側の液密を保持している。羽根車40は、周方向の一部 を平面状に切られたD字状に形成されている駆動軸14のD形横断面部41に嵌合穴 48において嵌合し、駆動軸14と一体的に回転する。羽根車40は、放射方向中間部 においてポンプケーシング18の狭窄部43を通過し、狭窄部43より放射方向内側に は、両端面側を互いに連通させる複数個の通液孔42を有し、狭窄部43より放射方 向外側には、外縁部に形成される複数個の溝44を有している。円周状通路46は、 羽根車40の周縁部を収容するように形成され、狭窄部43を介して放射方向中央の 液体空間28へ連通しており、両端においてそれぞれ吸入口及び吐出口(共に図示 せず)へ連通している。
【0009】 羽根車40は、エンジン12の駆動軸14により駆動されて回転し、液体は、溝44に おいて羽根車40の回転よりエネルギを受けて、円周状通路46へ排出され、円周状 通路46において減速されるとともに、圧力を増加され、カスケードポンプ10の吐 出口からノズル(図示せず)の方へ送出される。
【0010】 本体部20及び蓋部22は、周辺部の接合部に、相互に等径でかつ中心線を揃えら れた挿通孔50,52を備えている。段付きボルト56は、挿通孔50,52内に嵌挿され 、フランジ17側の端部においてフランジ17に螺着されている。適当に厚い肉厚の 筒状ゴム54は、挿通孔50,52の周部と段付きボルト56との間に嵌挿される。ねじ 58は、挿通孔50,52の径より大径の抜止め用円板60に挿通されてから、段付きボ ルト56の端部に螺着し、挿通孔50,52からの筒状ゴム54及び段付きボルト56の抜 けを、抜止め用円板60を介して阻止している。
【0011】 実施例の作用について説明する。 駆動軸14に対する羽根車40の面角度が直角から多少ずれていたり、羽根車40の 面に対するポンプケーシング18の狭窄部43の面角度が平行から多少ずれていたり している場合、羽根車40が、駆動軸14の回転に伴って、回転しようとすると、ポ ンプケーシング18との間に干渉が生じる。筒状ゴム54は、羽根車40からポンプケ ーシング18への干渉に因る作用力を、ポンプケーシング18を介して受けて、肉厚 部を弾性変形させ、これにより、ポンプケーシング18は駆動軸14に対して首振り し、ポンプケーシング18の狭窄部43は、羽根車40の面に対して正確に平行となる よう、自動調整される。この結果、羽根車40は、ポンプケーシング18の狭窄部43 を通過しつつ、支障なく回転する。
【0012】
【考案の効果】
この考案では、ポンプケーシングは、弾性部材を介して駆動軸側ケースへ結合 していることにより、駆動軸に対して首振り自在となっているので、駆動軸に対 する羽根車の面角度、及び羽根車の面に対するポンプケーシングの狭窄部の面角 度が多少ずれていても、弾性部材の弾性変形による駆動軸に対するポンプケーシ ングの首振りにより、狭窄部の面角度は、羽根車の回転に支障を与えない角度に 、補償される。この結果、カスケードポンプの組付け精度を低下させて、コスト 低減、製造能率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カスケードポンプの構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10 カスケードポンプ 14 駆動軸 16 カバー(駆動軸側ケース) 18 ポンプケーシング 40 羽根車 43 狭窄部 54 筒状ゴム(弾性部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根車(40)がポンプケーシング(18)内を
    駆動軸(14)と一体的に回転するカスケードポンプ(10)に
    おいて、前記ポンプケーシング(18)は、前記駆動軸(14)
    が内側を延びている駆動軸側ケース(16)へ、前記駆動軸
    (14)に対して首振り自在に弾性部材(54)を介して結合し
    ていることを特徴とするカスケードポンプ。
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