JPH06282718A - 生産機器用稼働状態計測装置 - Google Patents

生産機器用稼働状態計測装置

Info

Publication number
JPH06282718A
JPH06282718A JP7212193A JP7212193A JPH06282718A JP H06282718 A JPH06282718 A JP H06282718A JP 7212193 A JP7212193 A JP 7212193A JP 7212193 A JP7212193 A JP 7212193A JP H06282718 A JPH06282718 A JP H06282718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stop
factor
production equipment
time
factors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7212193A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Sakuragi
祥道 櫻木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keyence Corp
Original Assignee
Keyence Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keyence Corp filed Critical Keyence Corp
Priority to JP7212193A priority Critical patent/JPH06282718A/ja
Publication of JPH06282718A publication Critical patent/JPH06282718A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 停止時の停止要因管理を改善する。 【構成】 生産管理システムは、複数の停止要因を有す
る設備の稼働状況を計測する装置である。この装置で
は、複数の停止要因に対応して複数設けられた要因1〜
要因nカウンタ36により停止要因別の停止時間が計時
される。また、設備の稼働/停止状態が判断し、停止状
態と判断されたとき、設備の停止要因が受け付けられ
る。そして、受け付けられた停止要因の停止時間を要因
1〜要因nカウンタ36から得て、設備の稼働状況が計
測される。また、設備の1停止期間中に、設備の複数の
停止要因が受け付けられ、受け付けられた停止要因毎の
停止時間が計時される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、稼働状態計測装置、特
に、複数の停止要因を有する生産機器の稼働状況を計測
する生産機器用稼働状況計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクトリーオートメーションを採用し
た工場では、生産性を向上するために、製品や生産機器
の不具合による設備の停止状況を的確に把握し、生産機
器停止の要因を突き止めて改善していくことが必要であ
る。これらの停止状況の把握や停止要因の追求を行うた
めに、稼働状態計測装置が用いられている。
【0003】従来の稼働状態計測装置として、生産機器
の停止要因に対応して要因信号を入力する停止要因入力
キーと、生産機器より停止状態を示す停止信号を受けて
から前記要因信号が入力されるまでの時間を計時する第
1のレジスタと、前記要因信号が入力されてから生産機
器より稼働状態を示す稼働信号を受けるまでの時間を計
測する第2のレジスタとを備えた装置が知られている
(特公平4−29110号公報)。
【0004】この稼働状況計測装置では、生産機器が停
止すると、生産機器が停止してから停止要因が確定する
までの時間を第1のレジスタが計時し、停止要因が確定
してから稼働開始までの時間を第2のレジスタが計時す
る。そして第1のレジスタの計時時間と第2のレジスタ
の計時時間との和を、確定した停止要因に対応したレジ
スタに格納する。これにより、生産機器が停止してから
稼働するまでの停止時間を停止要因毎に記録できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通常、1回の停止にお
ける停止要因は1つであるが、複数の停止要因の組合わ
せによって生産機器が停止することもある。このような
場合、前記従来の構成では、正確に停止時間と停止要因
との関係を把握できない。たとえば、段取り替えにより
生産機器を停止させ再稼働させようとしたところ、操作
間違いにより生産機器が停止し続けた場合には、「段取
り替え」と「操作間違い」との2つの停止要因に振り分
けて停止時間を判断する必要があるが、前記従来の構成
では「段取り替え」による停止時間として記録されてし
まう。このように、前記従来の構成は、停止要因入力が
1停止時に1つに限定されるので使い勝手が悪い。
【0006】本発明の目的は、生産機器停止時の停止要
因管理を改善することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る生産機
器用稼働状態計測装置は、複数の停止要因を有する生産
機器の稼働状況を計測する装置であって、計時手段と稼
働/停止状態判断手段と停止要因受付手段と計測手段と
を備えている。計時手段は、複数の停止要因に対応して
複数設けられている。稼働/停止状態判断手段は、生産
機器の稼働/停止状態を判断するものである。停止要因
受付手段は、稼働/停止状態判断手段が停止状態と判断
したとき、生産機器の停止要因を受け付けるものであ
る。計測手段は、停止要因受付手段で受け付けられた停
止要因の停止時間を計時手段から得て、生産機器の稼働
状況を計測するものである。
【0008】第2の発明に係る生産機器用稼働状況計測
装置は、稼働/停止状態判断手段と停止要因受付手段と
計時手段とを備えている。稼働/停止状態判断手段は、
生産機器の稼働/停止状態を判断するものである。停止
要因受付手段は、生産機器の1停止期間中に、生産機器
の複数の停止要因を受け付けるものである。計時手段
は、停止要因受付手段で受け付けられた停止要因毎の停
止時間を計時するためのものである。
【0009】
【作用】第1の発明に係る生産機器用稼働状態計測装置
では、稼働/停止状態判断手段が停止状態と判断する
と、停止要因受付手段が停止要因を受け付ける。そし
て、受け付けられた停止要因の停止時間を計測手段が計
時手段から得て、生産機器の稼働状況を計測する。
【0010】ここでは、停止要因に対応して計時手段が
複数設けられているので、停止要因毎の停止時間を正確
に把握でき、複数の停止要因にも対応でき、生産機器停
止時の停止要因管理を改善できる。第2の発明に係る生
産機器用稼働状態計測装置では、稼働/停止手段が停止
状態と判断した1停止期間中に、複数の停止要因が生じ
ると、これらの停止要因が停止要因受付手段で受け付け
られる。そして計時手段が停止要因毎の停止時間を計時
する。
【0011】ここでは、1停止期間中に複数の停止要因
を受付可能であるので、生産機器停止時の停止要因管理
を改善できる。
【0012】
【実施例】
〔構成〕図1において、本発明の一実施例を採用した生
産管理システムは、オンラインでリアルタイムに生産管
理を行うシステムである。この生産管理システムは、生
産管理装置としてのホストコンピュータ1と、ホストコ
ンピュータ1に回線コントローラ2及びシリアル通信回
線3を介して接続されたN個(たとえば16個)の端末
1 〜4N とから構成されている。端末41 〜4N
は、それぞれ設備(生産機器)51 〜5N が別々に接続
されている。たとえば、設備51 〜54 はプレス機A〜
D、設備55 はダイキャストマシン、設備56 ,57
ラベル貼り機A,B、設備5N-2 〜5N は梱包機A〜C
である。
【0013】端末41 〜4N は、接続された設備51
N から生産管理データを品種毎に区分けして取得す
る。生産管理データには、設備の稼働/停止、停止要
因、不良要因、生産数、不良品検出等のデータが含まれ
る。また、製品(処理対象物)の品種やロット番号等の
製品データも含まれる。図2に示すように、各端末41
〜4N (端末41 のみ図示)の前面には、表示部11と
キー入力部12とが配置されている。表示部11は、7
セグメントのLEDからなるLED表示部13とLCD
表示部14とを有している。キー入力部12は、テンキ
ー部15と各種データ入力キー部16とファンクション
キー部17と強制キー部18とを有している。ファンク
ションキー部17には、操作可能なキーを表示するため
のLEDからなる表示灯19が、各キーの上方に配置さ
れている。
【0014】図3に示すように、各端末41 〜4N (端
末41 のみ図示)は制御演算部20を有している。制御
演算部20は、CPU,ROM,RAM等を含むマイク
ロコンピュータから構成されている。制御演算部20に
は、パラレル入力部21、RS232Cインターフェイ
ス23、キー入力部12、ディップスイッチ29、リン
クインターフェイス30、表示部11、内部時計25、
データ記憶部26、及び設定データ記憶部27が接続さ
れている。
【0015】パラレル入力部21は、20本のパラレル
データ入力用の並列端子X1〜X20を有している。こ
のうち、並列端子X1は稼働/停止信号の入力に、並列
端子X11〜X20は不良要因と停止要因との入力にそ
れぞれ用いられる。また、並列端子X9,X10は不良
要因か停止要因かの判別のためのストローブ信号の入力
に用いられる。なお、停止要因については、キー入力部
12からも入力可能である。各並列端子X1〜X20に
は、設備5に取り付けられたプログラマブルコントロー
ラ(PLC)22の出力端子が接続される。プログラマ
ブルコントローラ22には、停止要因入力用のセンサ群
28が接続されている。
【0016】RS232Cインターフェイス23には、
バーコードリーダ24が接続可能である。ディップスイ
ッチ29は、制御演算部20における状態を端末側で設
定するためのものである。ディップスイッチ29によ
り、たとえば強制キー部18のキー入力の有効/無効の
設定等の各種設定を行える。リンクインターフェイス3
0は、シリアル通信回線3を介して回線コントローラ2
に接続されている。内部時計25は、稼働時間の測定や
タイマーの設定に用いられる。
【0017】データ記憶部26はRAMからなり、図4
に示すように、稼働時間を計時するための稼働時間カウ
ンタ35と、停止要因毎の停止時間を計時するための要
因1〜要因nカウンタ36と、停止要因毎の累積停止時
間を格納するための要因1〜要因nレジスタ37と、品
種毎のデータを記憶する他のエリアとを有している。設
定データ記憶部27は、不揮発性のSRAMからなり、
各種のフラグや設定値を格納するエリアを有している。
【0018】ホストコンピュータ1は、図1に示すよう
に、たとえばパーソナルコンピュータからなり、コンピ
ュータ本体6とディスプレイ7とキーボード8とマウス
9とプリンタ10とを有している。また、ホストコンピ
ュータ1は、図5に示すように、制御演算部31を有し
ている。制御演算部31は、CPU,ROM,RAMを
含むマイクロコンピュータから構成されている。制御演
算部31には、ディスプレイ7、キーボード8、マウス
9、プリンタ10、RS232Cインターフェイス3
2、フロッピーディスク装置33、及びハードディスク
装置34が接続されている。
【0019】RS232Cインターフェイス32には回
線コントローラ2が接続されている。ハードディスク装
置34には、端末から収集した各種の加工データ及びそ
れを加工したデータ(例えば稼働率や不良率のデータ)
が日報単位で記録される。またハードディスク装置34
には、それらの集計結果も記録される。 〔動作〕次に、上述の実施例の動作について説明する。端末側 端末の制御動作を、図6〜図8に示す制御フローチャー
トに従って説明する。
【0020】まず図6のステップS1では初期設定を行
う。ここでは、後述する停止中フラグを含む各種フラグ
が初期値に設定される。ステップS2では、収集開始が
指示されたか否かを判断する。この判断は、タイムテー
ブルによって収集動作を制御している場合には、タイム
テーブルの収集状態への立ち上がりにより、また、外部
からの収集開始信号によって収集動作を制御している場
合には、外部からの収集開始信号の立ち上がりによりそ
れぞれ行う。収集開始ではないと判断するとステップS
2からステップS3に移行する。ステップS3では、品
種番号の入力がなされたか否かを判断する。ステップS
4では、ホストコンピュータ1から設定データを受信し
たか否かを判断する。ステップS5では他の処理を実行
し、ステップS2に戻る。
【0021】品種番号が入力されるとステップS3から
ステップS6に移行する。ステップS6では、入力され
た品種番号を受け付けて品種番号入力処理を実行する。
設定データを受信するとステップS4からステップS7
に移行する。ステップS7では、受信した設定データに
より設定データ記憶部27の内容を更新する。これによ
り、ホストコンピュータ1からの端末4の設定を受け付
ける。たとえば、ホストコンピュータ1から停止要因の
重複許可を示す重複許可モードの設定データが入力され
ると、重複許可フラグが「1」にセットされる。
【0022】収集開始と判断するとステップS2からス
テップS8に移行する。ステップS8では、データ記憶
部26に新たな格納エリアを確保する等の収集開始処理
を実行する。ステップS9では、データ収集処理を実行
する。ステップS10では、停止要因の重複許可モード
か否かを判断する。この判断は重複許可フラグが「1」
にセットされているか否かにより行う。この重複許可フ
ラグは、初期設定時に「0」にセットされ、前述したよ
うにホストコンピュータ1により重複許可モードが設定
されると「1」にセットされる。重複許可モードでない
ときは、ステップS10からステップS11に移行し、
重複許可モードのときはステップS10からステップS
12に移行する。
【0023】ステップS11では図7に示す非重複計測
処理(後述)を実行し、ステップS12では図8に示す
重複計測処理(後述)を実行する。これらの処理が終了
するとステップS13に移行する。ステップS13で
は、収集終了を判断する。この判断は、タイムテーブル
の収集状態から収集終了状態への立ち下がり、または収
集終了信号の立ち上がりに基づいて行われる。収集終了
ではないときはステップS9に戻り、収集動作を続け
る。また、収集終了のときは、ステップS13からステ
ップS14に移行して収集終了動作を実行し、実行後に
ステップS5に移行する。
【0024】ステップS11の非重複計測処理では、図
7のステップS21で、設備5が稼働状態であるか停止
状態であるかを判断する。稼働状態であると判断すると
ステップS21からステップS22に移行する。ステッ
プS22では、停止中フラグがオンしているか否かを判
断する。この停止中フラグは、停止時に後述するステッ
プS27でオンされる。停止中フラグがオンしていない
場合にはステップS25に移行する。通常の稼働中では
このルーチンを通る。ステップS25では稼働時間を計
時する。
【0025】一方、設備5が停止した場合にはステップ
S21からステップS26に移行する。ステップS26
では、停止中フラグが既にオンしているか否かを判断す
る。通常、停止直後はこの停止中フラグはオンしてな
い。このためステップS27に移行する。ステップS2
7では、停止中フラグをオンする。ステップS28では
要因未確定フラグをオンする。この要因未確定フラグ
は、まだ停止要因が未入力の状態であることを示してい
る。ステップS29では、要因1〜nカウンタ36の内
容をクリアする。ステップS30では、要因1〜nカウ
ンタ36において計時を開始する。なお、既に停止中フ
ラグがオンしている場合にはステップS27〜S29の
処理は行わずステップS30に移行する。
【0026】ステップS31では、要因入力がなされた
か否かを判断する。ここでは、要因入力として、センサ
群28またはキー入力部12からの入力を受け付ける。
要因入力がまだなされていなければ処理を終了し、メイ
ンルーチンに戻る。要因入力がなされるとステップS3
1からステップS32に移行する。ステップS32で
は、要因未確定フラグがオンしているか否かを判断す
る。この要因未確定フラグは停止直後にオンされるフラ
グであるので、要因入力直後はオンしている。この場合
にはステップS32からステップS36に移行する。ス
テップS36では、要因未確定フラグをオフする。ステ
ップS37では、入力された停止要因を変数iとして記
憶する。この変数iは、入力された要因毎に異なる数で
ある。この変数iがホストコンピュータ1に送信される
と、ホストコンピュータ1では、要因と変数iとの関係
を記憶するテーブルから停止要因を判断する。ステップ
S37での処理が終了するとメインルーチンに戻る。
【0027】ステップS32で要因未決定フラグが既に
オフしていると判断すると、ステップS33に移行す
る。ステップS33では、古い要因iのカウンタ値(停
止時間)をその要因iのレジスタに加算する。これによ
り古い要因iの累積停止時間を得る。ステップS34で
は、新たに入力された要因を要因iとして記憶する。続
いてステップS35では要因iカウンタをクリアする。
そしてメインルーチンに戻る。
【0028】設備が停止状態から稼働状態になると、ス
テップS21からステップS22に移行する。この段階
では、停止中フラグがオンしているので、ステップS2
2での判断がYESとなりステップS23に移行する。
ステップS23では、要因i用カウンタの値を要因i用
レジスタに加算する。これにより最後に入力された停止
要因における累積の停止時間を得る。ステップS24で
は、停止中フラグをオフする。そしてステップS25に
移行する。
【0029】ここで、図10に示すような要因Aと要因
Bとが時刻t1 〜時刻t4 の間の停止中にキー入力部1
2から入力された場合を考える。まず、時刻t1 から全
ての要因カウンタがステップS30で計時を開始する。
そして要因Aが時刻t2 で入力されると、ステップS3
1での判断がYESとなりステップS32に移行する。
まず、ステップS32での判断はYESとなるのでステ
ップS36、ステップS37の処理を実行する。そして
次の要因が入力されるまでの間は、ステップS31での
判断がNOになる。
【0030】時刻t3 で要因Bが入力されると、再度ス
テップS31での判断がYESとなりステップS32に
移行する。ステップS32では、既に要因未確定フラグ
がオフしているのでステップS33に移行する。ステッ
プS33では、要因Aのカウンタ値が要因Aのレジスタ
に加算される。これにより、時刻t1 から時刻t3 まで
の間の停止時間が要因Aによる停止時間として扱われ
る。ステップS34では新たな停止要因Bを受け付け
る。ステップS35では、要因Bのカウンタ値をクリア
する。そして次の非重複計測処理において、ステップS
21からステップS26に移行し、ステップS26の判
断がYESとなり、ステップS30で全てのカウンタの
計時が実行される。
【0031】最後に、時刻t4 で稼働を開始すると、ス
テップS21からステップS22に移行し、ステップS
22での判断がYESとなりステップS23に移行す
る。ステップS23では、要因Bのカウンタ値が要因B
のレジスタに加算され、時刻t 3 から時刻t4 までの間
の時間が要因Bの停止時間として扱われる。ここでは、
要因毎のカウンタを設けたので、停止時間中に複数の停
止要因による停止が存在してもそれらを別個に把握で
き、停止要因管理能力が向上する。
【0032】次に、図6のステップS12の重複計測処
理を説明する。ここでは、図8のステップS41で、設
備5が稼働状態であるか否かを判断する。稼働状態であ
る場合にはステップS41からステップS42に移行す
る。ステップS42では、停止中フラグがオンしている
か否かを判断する。通常の稼働状態では停止中フラグは
オンしていないので、ステップS49に移行する。ステ
ップS49では稼働時間を計時し、メインルーチンに戻
る。
【0033】設備5が停止するとステップS41からス
テップS50に移行する。ステップS50では、停止中
フラグがオンしているか否かを判断する。停止直後には
停止中フラグがオンしていないのでステップS50から
ステップS51に移行する。ステップS51では停止中
フラグをオンする。ステップS52では要因未確定フラ
グをオンする。ステップS53では要因1〜nカウンタ
をクリアする。ステップS54では、要因1〜nカウン
タによる計時を開始する。ステップS55では要因を示
す変数jを1にセットする。
【0034】次に、ステップS56からステップS63
の処理を、変数jがnになるまで繰り返す。ステップS
56では、センサ群28からの信号のうち、停止要因j
を示す立ち上がったか否かを判断する。立ち上がってい
ない場合にはステップS60に移行するが、立ち上がっ
ている場合にはステップS57に移行する。ステップS
57では、要因未確定フラグがオンしているか否かを判
断する。この要因未確定フラグは前述したようにステッ
プS52で停止直後にオンされるフラグである。要因未
確定フラグがオンしている場合には、ステップS59は
要因未確定フラグをオフし、ステップS60に移行す
る。要因未確定フラグがオフしている場合にはステップ
S57からステップS58に移行する。ステップS58
では、要因jカウンタをクリアする。そしてステップS
60に移行する。
【0035】ステップS60では、センサ群28からの
信号のうち、要因jを示す信号が立ち下がったか否かを
判断する。立ち下がっていない場合にはステップS62
に移行する。ステップS60で要因jを示す信号が立ち
下がっていると判断するとステップS61に移行する。
ステップS61では、立ち上がりから立ち下がりまでの
間の時間を示す要因jのカウンタ値を要因jレジスタに
加算する。これにより、現在までに停止要因jで停止し
た時間の累積時間が得られる。
【0036】ステップS62では変数jをインクリメン
トする。ステップS63では、変数jが要因の設定個数
nを超えたか否かを判断する。超えていない場合には、
次の要因信号の状態を見るためにステップS56に戻
る。超えていれば図6のルーチンに戻る。次に再稼働す
ると、ステップS41での判断が稼働状態と判断されス
テップS42に移行する。ステップS42では、停止中
フラグがオン状態であるので、ステップS43に移行す
る。ステップS43では、変数jを1にセットする。ス
テップS44では、要因jを示す信号がオンしているか
否かを判断する。要因jを示す信号がオンしている場合
にはステップS45に移行する。ステップS45では、
要因jを示すカウンタ値を要因jレジスタに加算する。
ステップS46では、変数jをインクリメントする。ス
テップS47では、設定された全ての要因についての処
理を終了したか否かを判断する。設定された全ての停止
要因に対する処理を終了していない場合にはステップS
44に戻り、次の要因jがオンしているか否かを判断す
る。設定された全ての停止要因についての処理が終了す
るとステップS47からステップS48に移行する。ス
テップS48では、停止中フラグをオフする。そしてス
テップS49に移行する。
【0037】ここでは、各要因jの立ち上がりと立ち下
がりとを別個に判断し、それぞれ別個に計時処理を行っ
ているので、複数の停止要因が同時に発生しても重複し
た停止要因毎の停止時間を計測できる。たとえば、図1
1に示すように、時刻t5 〜時刻t8 の間に停止要因C
と停止要因Dとがセンサ群28から入力された場合を考
える。ここでは、停止要因Cについては、時刻t5 で立
ち上がり時刻t7 で立ち下がる信号を得ている。また、
停止要因Dについては、センサ群28から時刻t6 で立
ち上がり時刻t8 で立ち下がる信号を得ている。
【0038】この場合、時刻t5 で稼働が停止するまで
はステップS41での判断が稼働状態となり、ステップ
S42での判断がNoとなり、ステップS49で稼働時
間が計時される。そして時刻t5 で設備5が停止状態と
なるとステップS41での判断が停止状態となり、ステ
ップS50に移行する。ステップS50では、停止フラ
グがオンしていないのでステップS51に移行する。さ
らに、ステップS52,S53,S54,S55の処理
を行い、ステップS56に至る。
【0039】そして、ステップS56,ステップS6
0,ステップS62,ステップS63の処理を繰り返す
が、要因jが要因Cに一致すれば、要因Cの信号が立ち
上がっているので、ステップS56での判断がYESと
なりステップS57に移行する。ステップS57ではま
だ要因未確定フラグがオンしているので、ステップS5
9に移行し要因未確定フラグをオフする。そしてステッ
プS60,ステップS62,ステップS63を経由して
ステップS56に戻る。
【0040】n回の処理を繰り返し、ステップS63で
の判断がYESとなってメインルーチンに戻った後に、
再度重複計測処理に移行したところで時刻t6 に至る
と、ステップS41、ステップS50、ステップS5
4、ステップS55を経てステップS56に至る。ここ
では、停止要因Dを示す信号が立ち上がっているので、
要因Dに関してのみステップS56での判断がYESと
なり、ステップS57に移行する。ステップS57では
既に要因未確定フラグがオンしているので、ステップS
58に移行する。ステップS58では、ステップS54
で計時された要因Dを示すカウンタをクリアする。
【0041】時刻t7 で停止要因Cを示す信号が立ち下
がると、ステップS41、ステップS50、ステップS
54、ステップS55、ステップS56の処理後、要因
Cに関してのみステップS60の処理を実行し、ステッ
プS60での判断がYESになる。そしてステップS6
1では、停止要因Cを計時するカウンタの値を停止要因
Cの累積値を格納するレジスタに加算する。これによ
り、時刻t5 〜時刻t8の間の停止期間中における停止
要因Cによる停止時間がレジスタに加算される。
【0042】そして、稼働が開始されるとステップS4
1での判断が稼働状態と判断され、ステップS42に至
る。ステップS42では停止中フラグがオンしているの
でステップS43に移行する。ステップS43では変数
jを1にセットする。そしてステップS44での判断が
要因D以外については全てNOとなり、n回の処理を繰
り返した後にステップS48に至る。そしてステップS
48で停止中フラグがオフされる。
【0043】ここでは、1停止期間中において重複する
停止要因が存在していた場合に、各々の停止時間を記録
できる。このため停止要因毎の停止時間を正確に把握で
きる。このため停止要因管理能力が向上する。ホスト側 ホストコンピュータ1の制御動作を、図9に示す制御フ
ローチャートに従って説明する。
【0044】ホストコンピュータ1では、図9のステッ
プP1で、初期設定を行う。ステップP2では、操作メ
ニューを表示する。ステップP3〜P7では、操作メニ
ューのうちいずれの処理が指定されたかを判断する。ス
テップP3では、オンラインモニタ処理が指定されたか
否かを判断する。ステップP4では印刷処理が指定され
たか否かを判断する。ステップP5ではシステム設定が
指定されたか否かを判断する。ステップP6では他の処
理が指定されたか否かを判断する。ステップP8では、
終了指令がなされたか否かを判断する。終了指令がなさ
れるまではステップP2に戻り、終了指令がなされると
処理を終了する。
【0045】オンラインモニタ処理が指定されると、ス
テップP3からステップP9に移行する。ステップP9
では、各端末41 〜4N からデータを収集して表示する
データ収集表示処理を実行する。印刷処理が指定される
とステップP4からステップP10に移行する。ステッ
プP10では、各種のフォームで印刷処理を実行する。
システム設定が指定されるとステップP5からステップ
P11に移行する。ステップP11では、重複許可フラ
グの設定を受け付ける。ステップP12では他の設定を
受け付ける。この他の設定処理では、たとえば、端末4
1 〜4N のデータ収集時間の設定等の端末4に関する設
定と、このソフトウエアに関する設定とを受け付ける。
ステップP13では、受け付けた各端末に関する設定デ
ータを端末4側に送信する。端末4側では、図6のステ
ップS4で設定データを受信し、ステップS7で設定デ
ータ記憶部27の内容を更新する。
【0046】
【発明の効果】第1の発明に係る生産機器用稼働状態計
測装置では、停止要因に対応して計時手段が複数設けら
れているので、停止要因毎の停止時間を正確に把握で
き、複数の停止要因にも対応でき、生産機器停止時の停
止要因管理の使い勝手を改善できる。
【0047】第2の発明に係る生産機器用稼働状態計測
装置では、1停止期間中に複数の停止要因を受け付け可
能であるので、停止時の停止要因管理を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を採用した生産管理システム
の構成ブロック図。
【図2】端末のパネル配置を示す平面図。
【図3】端末の構成ブロック図。
【図4】データ記憶部の記憶内容を示す図。
【図5】ホストコンピュータの構成ブロック図。
【図6】端末の制御フローチャート。
【図7】端末の制御フローチャート。
【図8】端末の制御フローチャート。
【図9】ホストコンピュータの制御フローチャート。
【図10】非重複モード時に2つの停止要因による停止
が発生したときのタイミングチャート。
【図11】重複モード時に2つの停止要因による停止が
発生したときのタイミングチャート。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 4 端末 5 設備 12 キー入力部 15 テンキー部 16 各種データ入力キー部 20 制御演算部 21 パラレル入力部 22 プログラマブルコントローラ 26 データ記憶部 28 要因入力センサ群 36 要因1〜nカウンタエリア 37 要因1〜nレジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の停止要因を有する生産機器の稼働状
    況を計測する生産機器用稼働状況計測装置であって、 前記複数の停止要因に対応して設けられた複数の計時手
    段と、 前記生産機器の稼働/停止状態を判断する稼働/停止状
    態判断手段と、 前記稼働/停止状態判断手段が停止状態と判断したと
    き、前記生産機器の停止要因を受け付ける停止要因受付
    手段と、 前記停止要因受付手段で受け付けられた停止要因の停止
    時間を前記計時手段から得て、前記生産機器の稼働状況
    を計測する計測手段と、を備えた生産機器用稼働状態計
    測装置。
  2. 【請求項2】複数の停止要因を有する生産機器の稼働状
    況を計測する生産機器用稼働状況計測装置であって、 前記生産機器の稼働/停止状態を判断する稼働/停止状
    態判断手段と、 前記生産機器の1停止期間中に、前記生産機器の複数の
    停止要因を受け付ける停止要因受付手段と、 前記停止要因受付手段で受け付けられた停止要因毎の停
    止時間を計時するための計時手段と、を備えた生産機器
    用稼働状態計測装置。
JP7212193A 1993-03-30 1993-03-30 生産機器用稼働状態計測装置 Pending JPH06282718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7212193A JPH06282718A (ja) 1993-03-30 1993-03-30 生産機器用稼働状態計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7212193A JPH06282718A (ja) 1993-03-30 1993-03-30 生産機器用稼働状態計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06282718A true JPH06282718A (ja) 1994-10-07

Family

ID=13480203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7212193A Pending JPH06282718A (ja) 1993-03-30 1993-03-30 生産機器用稼働状態計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06282718A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006113965A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Shibuya Kogyo Co Ltd 生産設備管理システム
JP2020140459A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 三菱電機株式会社 設備監視システム、設備監視方法及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006113965A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Shibuya Kogyo Co Ltd 生産設備管理システム
JP4711168B2 (ja) * 2004-10-18 2011-06-29 澁谷工業株式会社 生産設備管理システム
JP2020140459A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 三菱電機株式会社 設備監視システム、設備監視方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107924183A (zh) 控制装置、监视系统、控制程序及记录媒体
JP3616200B2 (ja) 設備稼働監視システム
JPH06282718A (ja) 生産機器用稼働状態計測装置
CN113874800B (zh) 提高生产效率的支援系统
JPH06282309A (ja) 生産管理データ収集装置
JP4193204B2 (ja) 測定支援装置、測定支援方法及び測定支援プログラム
JPH0360654B2 (ja)
CN210603567U (zh) 一种称重适配器系统
JP3521656B2 (ja) 稼働状況監視装置
US20080154532A1 (en) Versatile method and device for monitoring and controlling a test bench
JP2004334363A (ja) 異常診断装置および異常診断プログラム
JP3263590B2 (ja) 電子機器
JP2572392Y2 (ja) バーコードデータ処理装置
JPH06282307A (ja) 生産管理システム及びデータ端末収集装置
JP2807007B2 (ja) 秤量端末制御装置
JP3136513U (ja) 設定情報出力システム
JP2001021472A (ja) 硬さ試験機
CN110918500A (zh) 丝印产品在线检测方法及系统
JPH0675029U (ja) 生産管理データ処理装置
JP3522964B2 (ja) 発電プラント監視制御装置
JPH0644422A (ja) 生産ラインにおける製品の品質管理方式
CN116767789A (zh) 计量装置
JP2583314B2 (ja) 自動販売機の故障診断システム
CN115136088A (zh) 可编程显示器、控制系统及解析方法
SU1442977A1 (ru) Устройство дл контрол и управлени работой механизма качани кристаллизатора машин непрерывного лить заготовок