JP3616200B2 - 設備稼働監視システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生産設備の稼働状態の検出および記録に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、製品を製造する生産現場では、原価低減、工完短縮、歩留向上による生産性の向上が常に求められており、これを達成するために、設備能力の向上が最重点課題となっている。したがって、生産設備の稼働状況を正確に把握して現状分析を行い、稼働率を引き下げている要因を突き止めて改善していくことが必要である。そして、そのためのツールとして、稼働状態計測装置が用いられている。
【0003】
この稼働状態計測装置としては、たとえば特開平6−282718号公報に記載されているように、生産設備のプログラマブルコントローラ(以下、単に「コントローラ」という。)に直接接続し、生産設備の稼働状態や停止要因等をコントローラから自動で収集、計測する装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の稼働状態計測装置(以下「従来装置」という。)は、コントローラを有する生産設備については有効であるが、コントローラを持たない生産設備に適用する場合、以下のような問題がある。
【0005】
すなわち、従来装置をコントローラを持たない生産設備に適用するには、コントローラに代わるインターフェイスを作成する必要がある。このインターフェイスは、従来装置への入力信号を生成するために必要となる信号を生産設備から全て取り込む必要がある。そのため、生産設備の型式等が異なれば、信号の電気的特性や信号を取り込む部位および取り込み信号数が異なり、生産設備毎に専用のインターフェイスを製作しなければならない、という問題である。このようなインターフェイスは停止要因を生産設備からの信号取り込みにより判断するために内部回路が非常に複雑となり、高価なものになってしまう。
【0006】
さらに、従来装置では生産設備やコントローラからの入力信号で停止要因を判断する構成のため、そのままでは準備作業や待ち時間といった人的な装置停止要因(以下「人的停止要因」という。)を収集することができない、という問題である。また、装置故障であっても、故障個所が具体的に把握されないと高精度な稼働状況管理は不可能になる。
【0007】
そこで、本発明の目的は、コントローラを持たない生産設備の稼働状況を容易に計測することのできる技術を提供することにある。
【0008】
本発明の他の目的は、生産設備の人的および機械的停止要因を具体的に記録することのできる技術を提供することにある。
【0009】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【0011】
すなわち、本発明による設備稼働監視システムは、生産設備の稼働状態を示すランプ出力、ブザー出力、またはセンサ出力を少なくとも前記生産設備の着工状態、待機状態、故障状態、または停止状態を表わすON/OFF信号に変換するインターフェイスと、
前記インターフェイスに接続されて、前記生産設備の少なくとも着工状態、待機状態、故障状態、停止状態、故障要因または停止要因を表わすデータ、および各状態の開始または終了時刻を記録する設備稼働状態記録装置とを備えた設備稼働監視システムであって、前記設備稼働状態記録装置は、その表示部上に、前記生産設備の故障要因、または停止要因の複数の候補をそれぞれ割り当てた複数の要因入力キーが設置され、前記インターフェイスからの入力信号パターンに従って、前記設備稼働状態記録装置の前記表示部上の前記要因入力キーの中より、該当する候補の要因入力キーが入力可能とされ、作業者による選択的な前記要因入力キーの入力操作によって、前記要因入力キーに割り当てられた要因データが、前記生産設備の故障要因または停止要因を表わすデータとして記録され、また作業者による故障要因または停止要因を終了させる終了キーの入力操作によって、新たな要因入力キーが入力可能とされ、前記終了キーの入力操作の時刻が新たな要因または待機状態の開始として記録されることを特徴とするものである。
【0013】
上記した手段によれば、生産設備からの信号取り込みだけでは判断できない人的停止要因や故障/チョコ停の具体的な記録が可能になる。また、各種生産設備に複雑なインターフェイスを作成することなく簡単に接続し使用することが可能になり、生産設備の稼働状況を容易に計測することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施の形態である設備稼働状態記録装置および信号加工装置が用いられた設備稼働監視システムであり、オンラインでリアルタイムに設備稼働状態の監視が行われるようになっている。この監視システムは、ホストコンピュータ(状況集計部)1、データベース2、端末3〜3、LAN(Local Area Network)4、中継端末5、マルチプレクサ6、設備稼働状態記録装置7〜7、インターフェイス34〜34、生産設備8〜8、RS−232C回線10、RS−232C回線11〜11、プリンタ12とから構成されている。なお、RS−232C回線とはEIA(Electronic Industries Association −米国電子工業会)にて規格化された接続コネクタおよび配線ケーブルからなる回線であり、広くOA機器の接続に用いられているものである。
【0016】
このような構成の監視システムにおいて、データベース2はホストコンピュータ1で管理されている。また、ホストコンピュータ1、端末3〜3、中継端末5、プリンタ12はそれぞれLAN4を介して相互に接続されている。さらに、中継端末5とマルチプレクサ6とはRS−232C回線10で、マルチプレクサ6と設備稼働状態記録装置7〜7とはRS−232C回線11〜11でそれぞれ接続されており、これらとインターフェイス34〜34、生産設備8〜8でデータ収集系9を構成している。なお、データ収集系9はLAN4上に複数設けることができる。
【0017】
設備稼働状態記録装置7〜7は各々に接続された生産設備8〜8の稼働状態をモニタして内部メモリに稼働データを記録する。また、中継端末5は多重化装置であるマルチプレクサ6を介して定期的に各設備稼働状態記録装置7〜7が記録した稼働データを取得し、LAN4を介してホストコンピュータ1へ転送する。そして、ホストコンピュータ1は中継端末5から転送された稼働データをデータベース2に保存する。なお、端末3〜3および中継端末5では、データベース2からLAN4を介して各生産設備8〜8の稼働データを取得してデータの集計・分析が行えるようになっているのみならず、表示された稼働データにより生産設備8〜8の集中監視が行えるようになっている。
【0018】
図2に示すように、設備稼働状態記録装置7〜7には、所定の要因をハンドで入力するためのキー入力部13、たとえば40桁× 2行にわたって必要な操作情報を表示するLCD表示部24、対応する生産設備8〜8が稼働中であることを示す稼働表示灯21、故障/チョコ停中を除いた停止中であることを示す停止表示灯22、故障/チョコ停中であることを示す故障表示灯23が配置されている。
【0019】
また、キー入力部13は、要因入力キー(要因入力部)14、終了キー15、訂正キー16、故障発生キー17と修理開始キー18とから構成されている。各キー14,15,16,17,18にはそれが入力可能な状態にあることを点灯して示す表示灯19が設けられている。したがって、表示灯19が点灯していないキー14,15,16,17,18を押した場合には、そのキー14,15,16,17,18に割り当てられた要因は入力されないことになる。なお、本実施の形態において入力はキー形式が採用されているが、たとえばスイッチなど他の入力形式でもよい。
【0020】
要因入力キー14は、生産設備8〜8が人的な要因により停止したり、機械的あるいは電気的なトラブルによる故障やチョコ停(=故障ではないが、たとえばセンサの検出ミスなどによりエラーと判定されて生産設備8〜8が停止するような現象をいう。したがって、リセット操作により容易に稼働状態に復帰することができる。5分以内の短い停止時間となるのが一般的である。)により停止した場合に、その具体的な停止要因の入力を行う部分であり、それぞれに固有のキー番号が割り振られている。そして、要因入力キー14では、ユーザが各キー毎に人的および設備的な停止要因を具体的に設定して使用することができるようになっている。
【0021】
図示する要因入力キー14は、人的停止要因を入力する第1の停止要因入力手段14a,14b、および具体的な設備的停止要因を入力する第2の停止要因入力手段14cに割り振られている。なお、第1の停止要因入力手段14a,14bは、さらに、各種待ち要因を入力する停止要因A入力部14aと、各種メンテナンス要因を入力する停止要因B入力部14bとに細分化され、左右に分割配置されている。
【0022】
人的停止要因が入力される第1の停止要因入力手段14a,14bのキーは、設備稼働状態記録装置7が生産設備8〜8の待機状態を認識したときの入力を受け付け、全ての設定キーの表示灯19を点灯させて第1の停止要因が入力可能であることを示すようになっている。また、故障/チョコ停要因が入力される第2の停止要因入力手段14cのキーは、設備稼働状態記録装置7が生産設備8〜8の故障/チョコ停を認識したときに入力を受け付け、全ての設定キーの表示灯19を点灯させて第2の停止要因が入力可能であることを示すようになっている。なお、符号14dに示す何れの要因も割り当てられない入力遮断部は、誤入力防止のため常に入力操作に反応しないようになっており、それに関連して、表示灯19も点灯しないようになっている。
【0023】
キー入力部13は、各種の初期設定(内部メモリの初期化、内部時計の現在日時の設定、要因入力キー14の機能の設定、生産設備8〜8の識別、管理用番号等の設定)時は、テンキー、カーソル移動キー等として使用される。したがって、ユーザはLCD表示部24に表示された情報をキー入力部13で適宜変更して所望内容に設定することができる。
【0024】
設備稼働状態記録装置7〜7の内部構造を図3のブロック図に示す。図示するように、各設備稼働状態記録装置7〜7は、制御演算部(動作状態判別手段)25を備えている。この制御演算部25には、キー入力部13、稼働表示灯21、停止表示灯22、故障表示灯23、LCD表示部24、信号入力A26、信号入力B27、信号入力C28、信号入力D29、通信ポート30、内部時計31、稼働データ記録部32、設定データ記憶部33がそれぞれ接続されている。
【0025】
信号入力A26〜D29は生産設備8〜8から発信される信号の入力部であり、信号入力A26は生産設備8〜8の着工中を検出する信号の入力部、信号入力B27は生産設備8〜8の着工終了時に動作するアラーム、たとえばブザーの鳴動開始と鳴動終了とを検出する信号の入力部となっている。また、信号入力C28は、生産設備8〜8の故障/チョコ停発生時におけるブザーの鳴動開始と鳴動終了とを検出する信号の入力部、信号入力D29は、生産設備8〜8内で処理されるワークの生産数をカウントするため信号の入力部となっている。なお、本実施の形態においては、信号入力A26〜D29によって生産設備8〜8の着工状態、待機状態、故障/チョコ停発生状態および生産数量が検出されるようになっているが、生産数量の把握が不要な場合には信号入力D29は設ける必要がない。また、アラームとしては視覚で認識できる警告灯など、ブザー以外のものを用いることもできる。
【0026】
通信ポート30は、上位コンピュータへ稼働データを転送するために使用される出力ポートとして機能するものである。稼働データ記録部32は、信号入力A26〜D29への入力信号により生産設備8〜8の稼働状態の判別を行い、着工開始日時、生産数、着工終了を知らせるブザー(以下「終了ブザー」という。)の鳴動開始日時、故障/チョコ停発生を知らせるブザー(以下「故障ブザー」という。)の鳴動開始日時、待機状態の開始日時、故障/チョコ停対処待ちの開始日時等を時系列データとして自動記録するようになっている。そして、設定データ記憶部33は、要因入力キー14に割り当てられた第1の停止要因入力手段14a,14bおよび第2の停止要因入力手段14cの割り当てデータを記憶する。
【0027】
図4に示すように、インターフェイス(信号加工装置)34〜34は、信号処理部35、設備稼働状態検出器36〜36を備えている。設備稼働状態検出器36〜36は、生産設備8〜8の信号取出部37〜37から信号を取り込み、その信号のON・OFF・点滅状態等を判別して稼働状態判別用の信号を生成、出力するようになっている。なお、信号取出部37〜37は、生産設備8〜8の稼働状況を示すランプ、ブザー、センサ等の中から設備稼働状態記録装置7〜7が前記した生産設備8〜8の状態(つまり、着工状態、待機状態、故障/チョコ停発生状態および生産数量)を認識するに必要な信号を出力する箇所が割り当てられている。したがって、信号取出部37〜37は、生産設備8〜8の型式毎に異なる場合がある。
【0028】
信号処理部35は、設備稼働状態検出器36〜36の出力信号のレベル等を調整した信号を生成して、設備稼働状態記録装置7〜7の信号入力A26〜D29が受信可能な信号に変換する。なお、設備稼働状態検出器36〜36の出力信号を変換することなく信号入力A26〜D29が受信可能であるならば、信号処理部35は省略することができる。
【0029】
設備稼働状態検出器36〜36の構造を図5に示す。この設備稼働状態検出器36〜36は、信号取込部38、判別信号生成部39、判別条件選択スイッチ40を備えている。信号取込部38は、生産設備8〜8の信号取出部からの入力信号をフォトカプラ、リレー等を用いて生産設備に影響を与えないよう電気的に分離した後に判別信号生成部39へ出力する。判別信号生成部39は、信号取込部38からの入力信号のON・OFF・点滅状態等を判別し、稼働状態判別用の信号を出力する。判別信号生成部39は信号判別処理条件を複数備えている。したがって、判別条件選択スイッチ40を操作することにより、判別信号生成部39は信号取込部38からの入力信号を所望の信号に加工することができる。
【0030】
このような構成を有する設備稼働監視システムにおいて、設備稼働状態記録装置7における稼働状態判別について、設備稼働状態検出器36〜36の信号判別処理について、停止要因A・Bの入力について、故障要因の入力と故障/チョコ停の判別について、順次説明する。
【0031】
▲1▼設備稼働状態記録装置における稼働状態判別について
設備稼働状態記録装置は、信号入力A〜Dへの入力信号により生産設備の稼働状態の判別を行い、前述のような稼働データを時系列的に自動記録するようになっている。そして、信号入力A〜Dにおける稼働データは次のように記録される。
【0032】
先ず、図6において、生産設備が着工中との信号が入力される信号入力Aへの入力信号がONである期間t〜tが着工時間と判断される。そして、信号立ち上がりの時刻tが着工開始として記録される。そして、信号立ち下がりの時刻tが着工終了として記録される。
【0033】
着工が終了した時刻tからは、信号入力A〜C、停止要因A・Bが設定された第1の停止要因入力手段についてサンプリングが開始され、時刻tからT秒以内に信号入力A〜C、停止要因A・Bの何れもが入力されなければ、時刻tが待機状態の開始として記録される。また、時刻tが到来する前の時刻tあるいはT秒以内である時刻tで信号入力BがONになった場合には、時刻tは終了ブザーの鳴動開始として記録される。T秒経過後の時刻tで信号入力BがONになった場合は、時刻tは待機状態の開始として記録され、時刻tは終了ブザーの鳴動開始として記録される。同様に、時刻tからT秒以内に信号入力A〜C、停止要因A・Bの何れもが入力されなければ、時刻tは待機状態の開始として記録される。
【0034】
期間t〜tにおける信号入力D(これはワークの生産数のカウント信号である)の立ち上がり(または立ち下がり)の回数がカウントされ、その合計が時刻tで記録された着工開始のデータに生産数として付加される。なお、終了ブザーの鳴動時間を稼働データとして必要としない場合は、信号入力Bは使用されない。
【0035】
図7において、図6の場合と同様に、時刻tからT秒以内に信号入力A〜C、停止要因A・Bの何れもが入力されなければ、時刻tは待機状態の開始として記録される。そして、時刻tより前の時刻t、またはT秒以内である時刻tで信号入力CがONになった場合は故障/チョコ停が発生したケースであるので、時刻tを故障ブザーの鳴動開始として記録する。また、稼働終了時刻tからT秒経過後の時刻t10で信号入力CがONになった場合は稼働中のトラブルは発生していないことになるので、時刻tは待機状態の開始として記録され、時刻t10は故障ブザーの鳴動開始として記録される。そして、信号入力Cが立ち下がる時刻t11は故障/チョコ停対処待ちの開始として記録され、第2の停止要因入力手段が入力可能な状態になる。
【0036】
▲2▼設備稼働状態検出器の信号判別処理について
前述のように、設備稼働状態検出器は生産設備から入力した信号のON・OFF・点滅状態を判別し、図8に示すように、処理1〜処理8の条件で出力信号を生成する。つまり、判別条件選択スイッチにより処理1〜処理8の条件を選択することで図示する8種類の信号の何れかが生成され、各処理に対応して設けられた出力端子から生成された信号が出力される。
【0037】
この場合の信号処理においては、生産設備からの点滅信号をONおよびOFF信号と区別するために、点滅周期より長い期間T内での点滅は連続したものとして取り扱うことができるようになっている。また、点滅信号をOFFと処理した場合におけるON信号と点滅信号との誤認識を防止するために、期間Tより長い期間Tが設定され、信号が立ち上がった状態が期間T以上維持されている場合にはON信号と認識される。なお、期間TおよびTは判別信号生成部で調節可能となっている。
【0038】
判別条件選択スイッチにより選択される処理1〜処理8の内容は次のようなものである。
【0039】
処理1で入力信号がONとなった場合のみ、図のような信号を出力するものである。なお、この処理1と次の処理2においては点滅信号がOFFと処理されるので、入力信号ONについての認識は期間Tだけ遅延する。処理2は処理1の出力を論理反転したものである。処理3は入力がパルス信号のときだけ、図のような信号を出力する。処理4は、処理3の出力を論理反転したものである。処理5は入力信号がパルス信号またはON信号のとき、図のような信号を出力する。処理6は、処理5の出力を論理反転したものである。そして、処理7は入力信号をレベル変換のみでそのまま出力する。処理8は、処理7の出力を論理反転したものである。
【0040】
図4における信号取出部37は、着工中と非着工中での状態が異なる部位(例えば、着工中表示ランプ等)が、信号取出部37は、終了ブザーの鳴動中と非鳴動中での状態が異なる部位(例えば、着工終了表示ランプ等)が、信号取出部37は、故障ブザーの鳴動中と非鳴動中での状態が異なる部位(例えば、故障発生表示ランプ等)がそれぞれ割り当てられて信号が取り出されている。そして、前記した処理1〜処理8の何れかの処理を各信号について選択することにより、図4の設備稼働状態検出器36では信号入力A26への、設備稼働状態検出器36では信号入力B27への、設備稼働状態検出器36では信号入力C28への、出力信号が直接作り出される。また、信号取出部37を製品検出センサや製品カウントセンサ等に割り当てた場合には、これを処理7または処理8を用いて信号入力D29へ直接出力することが可能である。したがって、上記のような部位から信号を取り出すようにすれば処理条件の選択のみで所望の信号を生成することが可能になるため、設備稼働状態検出器の出力信号を設備稼働状態記録装置の信号入力A〜Dが受信可能な信号に変換する信号処理部が不要になる。これにより、インターフェイスは取り付け対象となる生産設備の型式等に依存することなく共通とすることができる。
【0041】
▲3▼停止要因Aの入力について
図9に停止要因Aの入力例を示す。ここでは、ユーザの初期設定により、たとえばNo.00 の要因入力キー14に“製品待ち”を、No.01 の要因入力キー14に“その他待ち”を入力する機能が設定されているものとする。
【0042】
ブザーの鳴動を検出する信号入力Bの入力信号が時刻tで立ち下がった後の時刻tでNo.00 の要因入力キー14が入力されたとする。期間t〜tがT秒(たとえば10秒程度)未満なら時刻tは具体的停止要因“製品待ち”開始として記録される。一方、期間t〜tがT秒以上経過していれば、時刻tは待機状態の開始として記録され、時刻tは“製品待ち”の開始として記録される。
【0043】
続いて、時刻tで終了キー15を押すことにより停止要因“製品待ち”の終了が入力され、時刻tでNo.01 の要因入力キー14が入力されたとする。期間t〜tがT秒未満なら時刻tは停止要因“その他待ち”の開始として記録される。一方、期間t〜tがT秒以上経過していれば、時刻tは待機状態の開始として記録され、時刻tは“その他待ち”開始として記録される。
【0044】
なお、時刻tで信号入力Aの入力信号が立ち上がると、時刻tは着工開始として記録される。したがって、停止要因“その他待ち”は時刻tをもって終了することになるので、終了キー15を押し忘れても稼働データが実際と食い違うことはない。
【0045】
▲4▼停止要因Bの入力について
図10に停止要因Bの入力例を示す。ここでは、ユーザの初期設定により、たとえばNo.05 の要因入力キー14に“定期点検(週1回)”を、No.06 の要因入力キー14に“定期点検(月1回)”を入力する機能が設定されているものとする。
【0046】
時刻tで信号入力Bの入力信号が立ち下がってから、時刻tにNo.05 の要因入力キー14が入力されたとする。期間t〜tがT秒未満ならば、時刻tは停止要因“定期点検(週1回)”の開始として記録される。一方、期間t〜t間がT秒以上経過していれば、時刻tは待機状態の開始として記録され、時刻tは“定期点検(週1回)”の開始として記録される。
【0047】
時刻tで終了キー15により停止要因“定期点検(週1回)”の終了が入力され、時刻tでNo.06 の要因入力キー14が入力されたとする。期間t〜tがT秒未満ならば、時刻tは停止要因“定期点検(月1回)”の開始として記録される。一方、期間t〜tがT秒以上経過していれば、時刻tは待機状態の開始として記録され、時刻tは停止要因“定期点検(月1回)”の開始として記録される。
【0048】
停止要因Bは、停止要因Aと異なり、要因入力キー14が入力されてから終了キー15が入力されるまでの期間(図10の期間t〜tおよび期間t〜t)は、信号入力A〜Cは全て無視されるようになっている。したがって、時刻tでの信号入力Aの入力信号の立ち上がりは無視され、時刻tが着工開始として記録される。
【0049】
また、期間t〜tおよび期間t〜tに生産設備8〜8からの入力信号がON状態となったとき、設備稼働状態記録装置はブザーを鳴動させて生産設備からの入力信号がONになっていることが警告されるので、終了キー15の押し忘れが防止される。
【0050】
▲5▼故障要因の入力と故障/チョコ停の判別について
図11に生産設備の故障発生時の入力例を、図12に生産設備のチョコ停発生時の入力例をそれぞれ示す。図11と図12の違いは、時刻tで修理開始キー18による入力があるかないかのみである。ここでは、何れの場合においても、ユーザの初期設定により、第2の停止要因入力手段であるNo.04 の要因入力キー14は、故障/チョコ停要因である“プリアライメント”を入力する機能が設定されているものとする。
【0051】
図11および図12の場合では、ともに時刻tにおける信号入力Cの立ち下がりによって、時刻tが修理待ちの開始として記録される。そして、時刻tで終了キー15が押されるまでの間、修理開始キー18、故障/チョコ停要因入力機能が設定されている第2の停止要因入力手段および終了キー15の操作が可能とされ、信号入力A〜Dの入力は全て無視されるようになる。これにより、図11および図12のいずれの場合も、生産設備のテスト・ラン等の時間(期間t〜tおよび期間t〜t)を故障修理時間またはチョコ停時間に含むことが可能となる。
【0052】
図11の場合の稼働データの記録は、時刻tが修理待ちの開始として、時刻tが修理の開始として、時刻tが着工開始としてそれぞれ記録され、時刻tで入力された故障要因“プリアライメント”は時刻tで記録された修理開始のレコードに付加される。なお、故障要因は期間t〜tの期間であればいつでも入力が可能となっている。
【0053】
図12の場合のデータの記録では、故障は発生していないために修理開始キー18は押されない。そして、これによりチョコ停と認識される。このケースでは、時刻tがチョコ停対処の開始として、時刻tが着工開始としてそれぞれ記録され、時刻tで入力されたチョコ停要因“プリアライメント”は時刻tで記録されたチョコ停対処の開始のレコードに付加される。なお、チョコ停要因は期間t〜tの間であればいつでも入力が可能となっている。
【0054】
図11および図12の場合とも、期間t〜tおよび期間t〜tにおいて設備稼働状態記録装置はブザーを鳴動させて生産設備からの入力信号がONになっていることを警告し、終了キー15の入力忘れが防止されるようになる。
【0055】
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0056】
たとえば、要因入力キー14に割り当てられた要因の項目内容は必要に応じて自由に設定することができるものであって、前記した実施の形態に限定されるものではない。
【0057】
また、以上の説明では、主として本発明者によってなされた発明をその属する技術分野である半導体製造における稼働データの収集に適用した場合について説明したが、他の種々のワーク処理装置のデータ収集に適用することができる。
【0058】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
【0059】
(1).すなわち、本発明の稼働データ収集技術によれば、人的停止要因が発生した場合に入力可能となる第1の停止要因入力手段と、機械的停止要因が発生した場合に入力可能となる第2の停止要因入力手段とを有する設備稼働状態収集装置が設けられているので、生産設備からの信号取り込みだけでは判断できない人的停止要因や故障/チョコ停の具体的な記録が可能になる。
【0060】
(2).また、生産設備からの信号を設備稼働状態収集装置が判別し得る信号に加工して出力する信号加工装置が設けられているので、コントローラを持たない各種生産設備に複雑なインターフェイスを作成することなく簡単に接続し使用することが可能になる。これにより、このような生産設備の稼働状況を容易に計測することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である設備稼働状態記録装置および信号加工装置が用いられた設備稼働監視システムを示す概略図である。
【図2】図1の設備稼働状態記録装置のキー配置を示す説明図である。
【図3】図1の設備稼働状態記録装置の内部構造を示すブロック図である。
【図4】インターフェイスの内部構造を示すブロック図である。
【図5】インターフェイスの内部構造をさらに詳細に示すブロック図である。
【図6】設備稼働状態記録装置の稼働状態判別における信号処理の一例を示すタイムチャートである。
【図7】設備稼働状態記録装置の稼働状態判別における信号処理の他の一例を示すタイムチャートである。
【図8】生産設備からの入力信号に対する処理1〜処理8による出力信号を示すタイムチャートである。
【図9】停止要因Aの入力例を示すタイムチャートである。
【図10】停止要因Bの入力例を示すタイムチャートである。
【図11】故障要因の入力と故障の判別について示すタイムチャートである。
【図12】故障要因の入力とチョコ停の判別について示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ(状況集計部)
2 データベース
〜3 端末
4 LAN
5 中継端末
6 マルチプレクサ
〜7 設備稼働状態記録装置
〜8 生産設備
9 データ収集系
10 RS−232C回線
11 RS−232C回線
12 プリンタ
13 キー入力部
14 要因入力キー(要因入力部)
14a 停止要因A入力部(第1の停止要因入力手段)
14b 停止要因B入力部(第1の停止要因入力手段)
14c 第2の停止要因入力手段
14d 入力遮断部
15 終了キー
16 訂正キー
17 故障発生キー
18 修理開始キー
19 表示灯
21 稼働表示灯
22 停止表示灯
23 故障表示灯
24 LCD表示部
25 制御演算部(動作状態判別手段)
26 入力信号A
27 入力信号B
28 入力信号C
29 入力信号D
30 通信ポート
31 内部時計
32 稼働データ記録部
33 設定データ記憶部
34〜34 インターフェイス(信号加工装置)
35 信号処理部
36〜36 設備稼働状態検出器
37〜37 信号取出部
38 信号取込部
39 判別信号生成部
40 判別条件選択スイッチ

Claims (3)

  1. 生産設備の稼働状態を示すランプ出力、ブザー出力、またはセンサ出力を少なくとも前記生産設備の着工状態、待機状態、故障状態、または停止状態を表わすON/OFF信号に変換するインターフェイスと
    前記インターフェイスに接続されて、前記生産設備の少なくとも着工状態、待機状態、故障状態、停止状態、故障要因または停止要因を表わすデータ、および各状態の開始または終了時刻を記録する設備稼働状態記録装置とを備えた設備稼働監視システムであって、
    前記設備稼働状態記録装置は、その表示部上に、前記生産設備の故障要因、または停止要因の複数の候補をそれぞれ割り当てた複数の要因入力キーが設置され
    前記インターフェイスからの入力信号パターンに従って、前記設備稼働状態記録装置の前記表示部上の前記要因入力キーの中より、該当する候補の要因入力キーが入力可能とされ
    作業者による選択的な前記要因入力キーの入力操作によって、前記要因入力キーに割り当てられた要因データが、前記生産設備の故障要因または停止要因を表わすデータとして記録され、また
    作業者による故障要因または停止要因を終了させる終了キーの入力操作によって、新たな要因入力キーが入力可能とされ、前記終了キーの入力操作の時刻が新たな要因または待機状態の開始として記録されることを特徴とする設備稼働監視システム
  2. 請求項1記載の設備稼働監視システムにおいて
    前記インターフェイスからの入力信号パターンに従って、該当する候補として入力可能とされた要因入力キーに表示灯が点灯されることを特徴とする設備稼働監視システム
  3. 請求項1記載の設備稼働監視システムにおいて、
    前記インターフェイスは、前記生産設備の稼働状態を示すランプ出力、ブザー出力、またはセンサ出力を電気的信号に分離して、前記生産設備から取り出し
    前記取り出した信号を、その点滅周期が所定値より大きいものを、点滅信号とは区別して識別し
    所望の入力信号パターンのみON/OFF信号に整形して抽出する複数種の信号判別処理を、前記生産設備から取り出した前記各信号に対応させて選択して実施し、前記生産設備の少なくとも着工状態、待機状態、故障状態、または停止状態を表わすON/OFF信号に変換する機能を有することを特徴とする設備稼働監視システム
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