JPH0628245A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JPH0628245A
JPH0628245A JP4180983A JP18098392A JPH0628245A JP H0628245 A JPH0628245 A JP H0628245A JP 4180983 A JP4180983 A JP 4180983A JP 18098392 A JP18098392 A JP 18098392A JP H0628245 A JPH0628245 A JP H0628245A
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JP
Japan
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output
signal
external
input
circuit
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JP4180983A
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English (en)
Inventor
Minoru Takeuchi
稔 竹内
Yoichi Morimi
洋一 森見
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Microcomputers (AREA)
  • Memory System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ拡張した場合の消費電力増加を抑制
し、また不要輻射を低減出来るマイクロコンピュータの
提供を目的とする。 【構成】 CPUが発生する内部アドレス信号an 〜a0
が外部のアドレス空間(17)を指定しているか否かを検出
するデコード回路6と、このデコード回路6により外部
のアドレス空間(17)に対するアクセスが検出された場合
にのみ内部アドレス信号an 〜a0 ,リード信号#r,ラ
イト信号#wをそれぞれ外部アドレス信号An 〜A0 , 外
部リード信号#R, 外部ライト信号#Wとしてマイクロコン
ピュータ1外部へ出力する出力バッファ11, 14等, 15,
16, 30, 31等を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータに
関し、特に所謂シングルチップマイクロコンピュータに
おいてそのチップ外部にメモリ空間を拡張する際の接続
の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】単一の半導体基板上に中央処理装置(以
下、 CPUという), ROM, RAM,入出力ポートなどの機能を
集積したシングルチップマイクロコンピュータは既に一
般に広く普及している。これらの中には、内蔵している
メモリのみではメモリ容量が不足する場合に入出力ポー
ト等を通じて内部バスを外部に拡張する機能を有するも
のもある。
【0003】そのようなシングルチップマイクロコンピ
ュータの一例として、三菱電機株式会社製のM50747-XXX
SP/FP がある。このマイクロコンピュータのメモリ空間
拡張の方法については同社発行の「M50747-XXXSP/FP ユ
ーザーズマニュアル」に詳細に説明されている。
【0004】図7は上述の従来のマイクロコンピュータ
における外部メモリ拡張時の構成を示すブロック図であ
る。
【0005】図7において、参照符号1はマイクロコン
ピュータを、17は外部メモリをそれぞれ示している。マ
イクロコンピュータ1内には、CPU2,内部メモリ5が備
えられており、両者間はアドレスバス3及びデータバス
4にて接続されている。
【0006】CPU2からは内部アドレス信号an 〜a0
アドレスバス3へ出力される他、メモリからデータを読
み出すためのリード信号#r(#はローアクティブを示す)
及びメモリにデータを書き込むためのライト信号#wが出
力される。リード信号#rは内部メモリ5に与えられる
他、2入力の AND回路8の負論理の入力端子及び出力バ
ッファ15にも与えられている。また、ライト信号#wは内
部メモリ5に与えられる他、インバータ7及び出力バッ
ファ16にも与えられている。
【0007】CPU2からアドレスバス3へ出力される内部
アドレス信号an 〜a0 は内部メモリ5に与えられる
他、デコード回路6にも与えられ、更に各ビットが出力
バッファ9, 10等を介してマイクロコンピュータ1外部
へ出力される。なお、図7には内部アドレス信号an
0 の外部出力用の出力バッファは内部アドレス信号a
n 用の参照符号9と内部アドレス信号a0 用の参照符号
10のみを示してある。
【0008】なお、これらの内部アドレス信号an 〜a
0 が出力バッファ9, 10等を介してマイクロコンピュー
タ1外部へ出力された場合には外部アドレス信号An
0として外部メモリ17に与えられる。また、デコード
回路6の出力信号Cは前述の2入力の AND回路8の他方
の入力に与えられている。
【0009】データバス4はCPU2と内部メモリ5とを接
続していて相互間でデータを送受する他、各データ信号
n 〜d0 が出力バッファ11, 14等を介してマイクロコ
ンピュータ1外部へ外部データ信号Dn 〜D0 として出
力され、また外部データ信号Dn 〜D0 が入力バッファ
12, 13等を介してデータ信号dn 〜d0 としてデータバ
ス4に入力されるようになっている。但し、図7ではデ
ータ信号dn を外部データ信号Dn として出力する出力
バッファ11と、データ信号d0 を外部データ信号D0
して出力する出力バッファ14と、外部データ信号Dn
データ信号dn として入力する入力バッファ12と、外部
データ信号D0 をデータ信号d0 として入力する入力バ
ッファ13とのみが示されている。
【0010】各出力バッファ11, 14等はインバータ7の
出力信号により制御され、また各入力バッファ12, 13等
は2入力の AND回路8の出力信号により制御される。
【0011】図9は上述のデコード回路6の具体的構成
を示すブロック図である。図9において、参照符号18は
4入力 AND回路を示しており、CPU2から出力される内部
アドレス信号an 〜a0 (本実施例ではa15〜a0 の16
ビット) の内の上位4ビットa15〜a12を入力とする。
参照符号19は8入力 NOR回路を示しており、同じく上位
8ビットa15〜a8 を入力とする。また、参照符号20は
2入力 NOR回路を示しており、4入力 AND回路18の出力
と8入力 NOR回路19の出力とを入力とし、この出力信号
が信号Cである。
【0012】図10は図7に示されている従来のマイク
ロコンピュータ1がアクセス可能な全アドレス空間のメ
モリ配置を示す模式図である。ここでは、内部RAM はア
ドレス000016〜00FF16 (16は16進数を表す) の領域に、
内部ROM はアドレスF00016〜FFFF16の領域にそれぞれ割
り当てられている。この内部RAM 領域と内部ROM 領域と
を併せた領域が図7に示されている内部メモリ5の領域
に相当している。なお、アドレス010016〜EFFF16は外部
メモリ17の領域に割り当てられている。
【0013】次に、上述のような従来のマイクロコンピ
ュータの動作について、特に外部アドレス信号An 〜A
0 , 外部リード信号#R, 外部ライト信号#W及び外部デー
タ信号Dn 〜D0 の状態を示す図8のタイミングチャー
トを参照して説明する。
【0014】CPU2は特定のメモリをアクセスするために
内部アドレス信号an 〜a0 をアドレスバス3へ出力す
る。この内部アドレス信号an 〜a0 はアドレスバス3
を介して内部メモリ5に与えられると共に、出力バッフ
ァ9及び10等を介してマイクロコンピュータ1外部へ外
部アドレスAn 〜A0 として、図8(a) に示されている
ように、出力されて外部メモリ17に与えられ、またデコ
ード回路6に与えられてデコードされることによりCPU2
が指定したアドレスのメモリが選択される。
【0015】まず、内部メモリ5が選択された場合につ
いて説明する。たとえば、内部メモリ5の図10に示さ
れている内部RAM のアドレス000016を読み出す場合には
対応する内部アドレス信号an 〜a0 がCPU2からアドレ
スバス3へ出力され、デコード回路6及び内部メモリ5
に与えられる
【0016】デコード回路6はこの内部アドレス信号a
n 〜a0 をデコードするが、この場合にはその出力信号
Cは”0”になる。この信号Cが2入力 AND回路8に入
力される。信号Cが”0”であるので、2入力 AND回路
8の出力は”0”になる。従って、この2入力 AND回路
8の出力により制御される入力バッファ12及び13は非動
作状態になり、外部メモリ17からマイクロコンピュータ
1へのデータ入力は禁じられる。
【0017】続いてCPU2からリード信号#rが出力される
とこれが内部メモリ5に与えられるので、内部メモリ5
の内部RAM の番地000016のデータがデータバス4へ出力
され、CPU2はデータバス4の内容を読み込む。この際同
時に、リード信号#rは出力バッファ15を介して外部リー
ド信号#Rとして、図8(b) に示されているように、外部
メモリ17へ出力される。しかしこの場合、外部メモリ17
に与えられている外部アドレス信号An 〜A0 に対応す
るアドレスが外部メモリ17にはないので、図8(d) に示
されているように、外部メモリ17から外部データ信号D
n 〜D0 が出力されることはない。
【0018】CPU2が内部メモリ5にデータを書込む場合
は、当該データをデータバス4へ出力し、ライト信号#w
を出力することにより、内部RAM の番地000016にデータ
が書き込まれる。同時に、ライト信号#wは出力バッファ
16を介して外部ライト信号#Wとして、図8(c) に示され
ているように、外部メモリ17へ出力される。また、デー
タバス4へCPU2から出力されているデータの値は出力バ
ッファ11,14等を通じて外部データ信号Dn 〜D0 とし
て、図8(d) に示されているように、マイクロコンピュ
ータ1外部へ出力される。しかし、外部メモリ17には対
応するアドレスがないので、外部メモリ17にこれらの外
部データ信号Dn 〜D0 データが書き込まれることはな
い。
【0019】次に、外部メモリ17が選択された場合につ
いて説明する。たとえば図10に示されている外部メモ
リのアドレス010016が指定された場合、対応する内部ア
ドレス信号an 〜a0 がCPU2からアドレスバス3へ出力
される。この場合、デコード回路6の出力信号Cは”
1”になる。
【0020】そして、CPU2がデータを書込む場合、CPU2
からデータをデータバス4へ出力すると共にライト信号
#wに”0”を出力すると、2入力の AND回路8の出力信
号は”1”になるので、出力バッファ11及び14が動作状
態になる。またライト信号#wは出力バッファ16を介して
外部ライト信号#Wとして、図8(c) に示されているよう
に、外部メモリ17へ出力される。これと同時に、前述の
ように出力バッファ11及び14が動作状態になるので、デ
ータバス4の内容が出力バッファ11及び14を介して、図
8(d) に示されているように、外部データ信号Dn 〜D
0 として外部メモリ17へ出力される。これにより、外部
メモリ17のアドレス010016にデータが書き込まれる。
【0021】CPU2がデータを読み込む場合は、CPU2から
リード信号#rに”0”を出力すると、これが出力バッフ
ァ15を介して外部リード信号#Rとして、図8(b) に示さ
れているように、外部メモリ17へ出力される。これと同
時に、ライト信号#wが2入力AND回路8に入力されるの
でその出力は”1”になる。これにより、入力バッファ
12及び13が動作状態になるので、外部メモリ17のアドレ
ス010016のデータが図8(d) に示されているように、外
部データ信号Dn 〜D0 として外部メモリ17から出力さ
る。この外部データ信号dn 〜d0 n 〜D0 は入力バ
ッファ12及び13を介してデータバス4へ入力されるの
で、CPU2はデータバス4を介してこのデータを読み込
む。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロコンピ
ュータは以上のように構成されているので、マイクロコ
ンピュータ内部のアドレス信号, リード信号, ライト信
号がそのまま外部へ出力されており、マイクロコンピュ
ータの内部メモリアクセス時にもアドレス信号,リード
信号, ライト信号がマイクロコンピュータ外部へ出力さ
れるため、出力時の充放電により消費電力が増加し、ま
た外部メモリでは使用しないタイミングの信号が出力さ
れるため、不要輻射が多くなるなどの問題がある。
【0023】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、メモリ拡張した場合の消費電力増加を抑制
し、また不要輻射を低減出来るマイクロコンピュータの
提供を目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマイクロコ
ンピュータは、 CPUが発生するアドレス信号が外部のア
ドレス空間であるか否かを検出する手段と、この手段に
より外部のアドレス空間に対するアクセスが検出された
場合にのみアドレス信号,リード信号,ライト信号をそ
れぞれ外部アドレス信号, 外部リード信号, 外部ライト
信号としてマイクロコンピュータ外部へ出力する手段を
備えている。
【0025】
【作用】本発明のマイクロコンピュータでは、アドレス
信号が外部に拡張されたアドレス空間をアクセスする場
合にのみ、アドレス信号, リード信号, ライト信号が外
部へ出力され、それ以外の場合には外部へは出力されな
い。
【0026】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
【0027】図1は本発明に係るマイクロコンピュータ
の一実施例の構成を示すブロック図である。なお、この
図1においては、前述の従来例の説明で参照した図7と
同一の参照符号は同一又は相当部分を示している。
【0028】図1において、参照符号1はマイクロコン
ピュータを、17は外部メモリをそれぞれ示している。マ
イクロコンピュータ1内には、CPU2,内部メモリ5が備
えられており、両者間はアドレスバス3及びデータバス
4にて接続されている。
【0029】CPU2からは内部アドレス信号an 〜a0
アドレスバス3へ出力される他、メモリからデータを読
み出すためのリード信号#r(#はローアクティブを示す)
及びメモリにデータを書き込むためのライト信号#wが出
力される。リード信号#rは内部メモリ5に与えられる
他、2入力の AND回路8の負論理の入力端子にも与えら
れている。また、ライト信号#wは内部メモリ5に与えら
れる他、2入力の AND回路70の負論理の入力端子にも与
えられている。
【0030】CPU2からアドレスバス3へ出力される内部
アドレス信号an 〜a0 は内部メモリ5に与えられる
他、デコード回路6にも与えられ、更に各ビットが出力
バッファ30, 31等を介してマイクロコンピュータ1外部
へ出力される。なお、図1には内部アドレス信号an
0 の外部出力用の出力バッファは内部アドレス信号a
n 用の参照符号30と内部アドレス信号a0 用の参照符号
31のみを示してある。
【0031】なお、これらの内部アドレス信号an 〜a
0 が出力バッファ30, 31等を介してマイクロコンピュー
タ1外部へ出力された場合には外部アドレス信号An
0として外部メモリ17に与えられる。また、デコード
回路6の出力信号Cは前述の2入力の AND回路8及び70
の他方の入力に与えられると共に、上述の出力バッファ
30, 31等にも与えられてこれらを制御する。
【0032】データバス4はCPU2と内部メモリ5とを接
続していて相互間でデータを送受する他、各データ信号
n 〜d0 が出力バッファ11, 14等を介してマイクロコ
ンピュータ1外部へ外部データ信号Dn 〜D0 として出
力され、また外部データ信号Dn 〜D0 が入力バッファ
12, 13等を介してデータ信号dn 〜d0 としてデータバ
ス4に入力されるようになっている。但し、図7ではデ
ータ信号dn を外部データ信号Dn として出力する出力
バッファ11と、データ信号d0 を外部データ信号D0
して出力する出力バッファ14と、外部データ信号Dn
データ信号dn として入力する入力バッファ12と、外部
データ信号D0 をデータ信号d0 として入力する入力バ
ッファ13とのみが示されている。
【0033】各出力バッファ11, 14等は2入力の AND回
路70の出力信号により制御される。また各入力バッファ
12, 13等は2入力の AND回路8の出力信号により制御さ
れる。
【0034】また、2入力の AND回路8の出力信号はイ
ンバータ32の入力にも与えられており、このインバータ
32の出力が出力バッファ15を介して外部リード信号#Rと
して外部メモリ17に与えられ、更に2入力の AND回路70
の出力信号はインバータ33の入力にも与えられており、
このインバータ33の出力が出力バッファ16を介して外部
ライト信号#Wとして外部メモリ17に与えられている。
【0035】なお、本発明のマイクロコンピュータ1の
デコード回路6の構成は前述の従来のマイクロコンピュ
ータと同様であり、図9に示されているように構成され
ている。また、本発明のマイクロコンピュータ1がアク
セス可能な全アドレス空間のメモリ配置は、図10の模
式図に示されている前述の従来のマイクロコンピュータ
と同様であるので、説明は省略する。
【0036】次に、上述のような構成の本発明のマイク
ロコンピュータの動作について、特に外部アドレス信号
n 〜A0 , 外部リード信号#R, 外部ライト信号#W及び
外部データ信号Dn 〜D0 の状態を示す図2のタイミン
グチャートを参照して説明する。
【0037】CPU2は特定のメモリをアクセスするために
内部アドレス信号an 〜a0 をアドレスバス3へ出力す
る。この内部アドレス信号an 〜a0 はアドレスバス3
を介して内部メモリ5に与えられていると共に、出力バ
ッファ30, 31等及びデコード回路6へ出力される。
【0038】まず、内部メモリ5が選択された場合につ
いて説明する。たとえば、内部メモリ5の中の図10に
示されている内部RAM の番地000016を指定する内部アド
レス信号an 〜a0 がCPU2から出力されると、図9に示
されているデコード回路6の8入力 NOR回路19の出力
が”1”に、2入力 NOR回路20の出力は”0”にそれぞ
れなるので、デコード回路6の出力信号Cは”0”にな
る。
【0039】このデコード回路6の出力信号Cは出力バ
ッファ30, 31等と2入力 AND回路8, 70に入力される。
信号Cにより制御される出力バッファ30, 31等は信号C
が”0”であるため非動作状態になり、出力バッファ3
0, 31等の出力はハイインピーダンス状態になる。また
同時に、2入力 AND回路8, 70の出力は他方の入力であ
る内部リード信号#r及び内部ライト信号#wには拘わら
ず”0”になり、2入力 AND回路8, 70の出力により制
御される入力バッファ12, 13等及び出力バッファ11, 14
等も全て非動作状態になるので、データバス4と外部メ
モリ17とは分離される。
【0040】更に、2入力 AND回路70の出力はインバー
タ回路33にも入力されていて、インバータ回路33の出力
は”1”になるので、出力バッファ16から出力される外
部ライト信号#Wは”1”になって外部メモリ17に与えら
れる。一方、2入力 AND回路8の出力はインバータ回路
32にも入力されていて、インバータ回路32の出力は”
1”になるので、出力バッファ15から出力される外部ラ
イト信号#Wは”1”になって外部メモリ17に与えられ
る。
【0041】CPU2が内部メモリ5にデータを書込む場合
は、データをデータバス4へ出力すると共に、ライト信
号#Wを”0”にすることにより、内部RAM のアドレス00
0016にデータが書き込まれる。CPU2がデータを読み込む
場合は、リード信号#rを”0”にすると、内部RAM のア
ドレス000016のデータがデータバス4へ出力されるの
で、CPU2はデータバス4の内容を読み取る。
【0042】次に、外部メモリ17が選択された場合につ
いて説明する。たとえば、図10に示されている外部メ
モリのアドレス010016が指定されたとすると、図9に示
されているデコード回路6の4入力 AND回路18の出力
は”0”に、8入力 NOR回路19の出力も”0”にそれぞ
れなるので、2入力 NOR回路20の出力は”1”に、即ち
デコード回路6の出力信号Cは”1”になる。このデコ
ード回路6の出力信号Cは出力バッファ30, 31等と2入
力 AND回路8,70 に与えられているので、信号Cにより
制御される出力バッファ30, 31等は動作状態になる。こ
れにより、CPU2からアドレスバス3へ出力されている内
部アドレス信号an〜a0 は出力バッファ30, 31等を介
して外部アドレスAn 〜A0 としてマイクロコンピュー
タ1外へ出力され、外部メモリ17に与えられる。
【0043】また、2入力 AND回路8, 70はいずれも他
方の入力である内部リード信号#rと内部ライト信号#wの
反転信号を出力する状態になる。
【0044】CPU2がデータを外部メモリ17に書込む場
合、CPU2からデータをデータバス4へ出力すると共に、
ライト信号#wに”0”を出力すると、2入力 AND回路70
の出力は”1”になるので出力バッファ11, 14等が動作
状態になる。これにより、データバス4の内容が出力バ
ッファ11, 14等を介して外部データ信号Dn 〜D0 とし
て外部メモリ17へ出力され、同時に2入力 AND回路70の
出力はインバータ回路33と出力バッファ16とを介して外
部ライト信号#Wとして”0”を出力するでの、外部メモ
リ17のアドレス010016にデータが書き込まれる。
【0045】CPU2が外部メモリ17からデータを読み込む
場合、CPU2からリード信号#rに”0”を出力すると、2
入力 AND回路8の出力が”1”になるので入力バッファ
12,13等が動作状態になる。同時に2入力 AND回路8の
出力はインバータ回路32と出力バッファ15とを介して外
部リード信号#Rとして”0”を出力するので、外部メモ
リ17のアドレス010016のデータが外部データ信号Dn
0 として外部メモリ17から出力され、入力バッファ1
2, 13等を介してデータバス4へ入力される。CPU2はこ
のデータバス4の内容を読み込む。
【0046】但し、図1において、アドレスバス3へ出
力される内部アドレス信号an 〜a0 をデコード回路6
でデコードして得られた信号Cに基づいて内部アドレス
信号an 〜a0 を外部アドレス信号An 〜A0 として出
力するか否か制御するための出力バッファ30, 31等の伝
播遅延時間はデコード回路6の遅延時間より大きくする
ことが望ましい。
【0047】図2はこの際の外部アドレス信号An 〜A
0 , 外部リード信号#R, 外部ライト信号#W, 外部データ
バスDn 〜D0 の状態を示すタイミングチャートであ
る。図2において、内部メモリアクセス時には、CPU2は
従来例の図8に示されているのと同一の動作を行ってい
るが、外部に対しては信号を出力していないことが判
る。
【0048】図3は内部アドレス信号an 〜a0 を外部
アドレスAn 〜A0 として出力回路の他の構成例を示す
回路図である。なお、ここでも上述の図1に示されてい
る実施例と同様に、内部アドレス信号an 及びa0 用の
回路のみを示してある。図3において、参照符号33, 34
等はデコード回路6の出力信号Cと内部アドレス信号a
n 〜a0 の各ビットとを入力とする2入力 AND回路を、
9, 10等は図7に示されている従来のマイクロコンピュ
ータに使用されているのと同様の出力バッファであり、
2入力 AND回路33, 34等の出力をそれぞれ入力とする。
【0049】この図3に示されている回路では、デコー
ド回路6の出力信号Cが”0”である場合、即ち内部メ
モリ5のアクセス時には、2入力 AND回路33, 34等の出
力は”0”になり、出力バッファ9, 10等の出力及び外
部アドレスAn 〜A0 は全て”0”になる。デコード回
路6の出力信号Cが”1”である場合、即ち外部メモリ
17のアクセス時には、内部アドレスan 〜a0 がそのま
ま2入力 AND回路33, 34等と出力バッファ9, 10等とを
介して外部アドレスAn 〜A0 として出力される。
【0050】図4は内部アドレス信号an 〜a0 を外部
アドレスAn 〜A0 として出力回路の更に他の構成例を
示す回路図である。なお、ここでも上述の図1及び図3
に示されている実施例と同様に、内部アドレス信号an
及びa0 用の回路のみを示してある。
【0051】図4において、参照符号35はデコード回路
6の出力信号Cを入力とするインバータ回路を、36, 37
等はインバータ回路35の出力と内部アドレスan 〜a0
の各ビットとを入力とする2入力OR回路を、9, 10等は
図7に示されている従来のマイクロコンピュータに使用
されているのと同様の出力バッファであり、2入力OR回
路36, 37等の出力をそれぞれ入力とする。
【0052】この図4に示されている回路では、デコー
ド回路6の出力信号Cが”0”である場合、即ち内部メ
モリ5のアクセス時には、インバータ回路35の出力は”
1”になる。このため、インバータ回路35の出力を入力
としている2入力 NOR回路36, 37等の出力は他方の入力
である内部アドレスan 〜a0 の各ビットの値には拘わ
らず全て”1”になるので、出力バッファ9, 10等の出
力である外部アドレスAn 〜A0 は全て”1”になる。
【0053】デコード回路6の出力信号Cが”1”であ
る場合、即ち外部メモリ17のアクセス時には、インバー
タ回路35の出力は”0”になって NOR回路36, 37等に入
力される。従って、 NOR回路36, 37等からは内部アドレ
スan 〜a0 がそのまま出力されて出力バッファ9, 10
等を介して外部アドレスAn 〜A0 として出力される。
【0054】図5は内部アドレス信号an 〜a0 を外部
アドレスAn 〜A0 として出力回路の更に他の構成例を
示す回路図である。なお、ここでも上述の図1,図3及
び図4に示されている実施例と同様に、内部アドレス信
号an 及びa0 用の回路のみを示してある。
【0055】図5において、参照符号38, 42等は内部ア
ドレスan 〜a0 の各ビットを入力とするインバータ回
路を、39はデコード回路6の出力信号Cと内部アドレス
nを入力とする2入力 AND回路を、40はデコード回路
6の出力信号Cとインバータ回路38の出力を入力とする
2入力 AND回路を、41は2入力 AND回路39の出力でセッ
トされ、2入力 AND回路40の出力でリセットされるRSフ
リップフロップをそれぞれ示している。また、43はデコ
ード回路6の出力信号Cと内部アドレスa0 を入力とす
る2入力 AND回路を、44はデコード回路6の出力信号C
とインバータ回路42の出力を入力とする2入力 AND回路
を、45は2入力 AND回路43の出力でセットされ、2入力
AND回路44の出力でリセットされるRSフリップフロップ
をそれぞれ示している。9, 10等は図7に示されている
従来のマイクロコンピュータに使用されているのと同様
の出力バッファであり、RSフリップフロップ41, 45等の
出力端子Qからの出力をそれぞれ入力とする。
【0056】このような図5に示されている回路では、
デコード回路6の出力信号Cが”0”である場合、即ち
内部メモリ5のアクセス時には、出力信号Cを入力とし
ている AND回路39, 40, 43, 44の各出力は他方の入力に
は拘わらず”0”になる。またRSフリップフロップ41,
45等のセット入力及びリセット入力は全て”0”になっ
ているため、RSフリップフロップ41, 45等はそれ以前の
状態を保持し、この保持されている値が出力バッファ
9, 10等を介してそのまま外部アドレスAn 〜A0 とし
て出力される。
【0057】デコード回路6の出力信号Cが”1”であ
る場合、即ち外部メモリ17のアクセス時には、2入力 A
ND回路39, 40, 43, 44の出力は他方の入力により決定さ
れる。2入力 AND回路39の出力はan に、2入力 AND回
路40の出力は #an となり、RSフリップフロップ41のQ
出力はan が出力される。
【0058】2入力 AND回路43の出力はa0 に、2入力
AND回路44の出力は #a0 になり、RSフリップフロップ
45のQ出力はa0 が出力され、出力バッファ9, 10等を
介して外部アドレスAn 〜A0 として出力される。
【0059】図6は内部アドレス信号an 〜a0 を外部
アドレスAn 〜A0 として出力回路の他の構成例を示す
回路図である。なお、ここでも上述の図1,図3,図4
及び図5に示されている実施例と同様に、内部アドレス
信号an 及びa0 用の回路のみを示してある。
【0060】図6において、参照符号47, 48, 50, 51等
はデコード回路6の出力信号Cで制御される出力バッフ
ァを、46, 49等は出力データ記憶回路 (D-フリップフロ
ップ) をそれぞれ示している。出力データ記憶回路は、
出力バッファ書込み信号52に従ってCPU2から出力される
書込みデータをラッチする。
【0061】デコード回路6の出力信号Cが”0”であ
る場合、即ち内部メモリ5のアクセス時には、出力信号
Cで制御される出力バッファ47, 50等は非動作状態にな
り、出力バッファ48, 51等は動作状態になるので、出力
データ記憶回路46, 49等の内容が外部アドレスAn 〜A
0 に出力される。このため、内部メモリ5をアクセスし
ている場合は、外部アドレスを出力している端子を他の
機能を有する端子として有効に利用することが可能にな
る。
【0062】デコード回路6の出力信号Cが”1”であ
る場合、即ち外部メモリ17のアクセス時には、出力信号
Cで制御される出力バッファ47, 50等は動作状態にな
り、出力バッファ48, 51等は非動作状態になる。出力バ
ッファ47, 50等が動作状態になっているため、外部アド
レスAn 〜A0 には内部アドレスan 〜a0 がそのまま
出力される。
【0063】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明のマイクロ
コンピュータによれば、外部メモリ領域のアクセス時に
のみアドレス信号, リード信号, ライト信号がマイクロ
コンピュータ外部へ出力されるるので、外部にメモリを
拡張した場合の消費電力の増加が抑制され、不要な輻射
を低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマイクロコンピュータの一実施例
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のマイクロコンピュータの動作時におけ
る外部アドレス信号, 外部リード信号, 外部ライト信号
及び外部データ信号の状態を示すタイミングチャートで
ある。
【図3】内部アドレス信号を外部アドレスとして出力す
る回路の他の構成例を示す回路図である。
【図4】内部アドレス信号を外部アドレスとして出力す
る回路の更に他の構成例を示す回路図である。
【図5】内部アドレス信号を外部アドレスとして出力す
る回路の更に他の構成例を示す回路図である。
【図6】内部アドレス信号を外部アドレスとして出力す
る回路の更に他の構成例を示す回路図である。
【図7】従来のマイクロコンピュータの構成例を示すブ
ロック図である。
【図8】従来のマイクロコンピュータの動作時における
外部アドレス信号, 外部リード信号, 外部ライト信号及
び外部データ信号の状態を示すタイミングチャートであ
る。
【図9】従来及び本発明のデコード回路の具体的構成を
示すブロック図である。
【図10】従来及び本発明のマイクロコンピュータがア
クセス可能な全アドレス空間のメモリ配置を示す模式図
である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 6 デコード回路 11 出力バッファ 14 出力バッファ 15 出力バッファ 16 出力バッファ 17 外部メモリ 30 出力バッファ 31 出力バッファ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部のアドレス空間をアクセスするため
    にアドレス信号,リード信号,ライト信号を外部へ出力
    する機能を有するマイクロコンピュータにおいて、 発生されたアドレス信号が前記外部のアドレス空間を指
    定するアドレス信号である場合に所定の信号を出力する
    検出手段と、 該検出手段が出力した前記所定の信号が与えられた場合
    にのみ、前記アドレス信号,リード信号,ライト信号を
    マイクロコンピュータ外部へ出力する手段とを備えたこ
    とを特徴とするマイクロコンピュータ。
JP4180983A 1992-07-08 1992-07-08 マイクロコンピュータ Pending JPH0628245A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001042893A1 (fr) * 1999-12-10 2001-06-14 Hitachi, Ltd Module semi-conducteur

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01121957A (ja) * 1987-11-05 1989-05-15 Toshiba Corp マイクロコンピュータ

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