JPH06282368A - 情報処理装置の位置情報入力システム - Google Patents

情報処理装置の位置情報入力システム

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JPH06282368A
JPH06282368A JP31901293A JP31901293A JPH06282368A JP H06282368 A JPH06282368 A JP H06282368A JP 31901293 A JP31901293 A JP 31901293A JP 31901293 A JP31901293 A JP 31901293A JP H06282368 A JPH06282368 A JP H06282368A
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information input
auxiliary
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JP31901293A
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Yasuhiro Fukuzaki
康弘 福崎
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Wacom Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報処理装置の位置情報入力システムにおい
て、入力操作者の両手を持たれた2つの位置指示器によ
る協調操作で入力操作性を向上し、限られた少数の特定
操作のみを必要とする場合に複数の位置指示器のそれぞ
れに別の機能を割り当て、それらの位置指示器を同時に
使用することで入力操作の簡易化を図り、電子ペンに設
けられた機能の簡素化を図る。 【構成】 操作器を有する第1と第2の位置指示器4,5
と、各位置指示器との間の物理的作用で指示位置を求め
る位置検出装置3を備え、各指令に基づき情報処理を行
う情報処理装置であり、第1位置指示器を主操作用、第
2位置指示器を補助操作用とし、第1位置指示器に対応
する主操作処理手段6と、第2位置指示器に対応する補
助操作処理手段7と、表示画面上で主操作処理手段によ
る主操作処理と、補助操作処理手段による補助操作処理
とを協調的に組合せる組合せ手段8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報処理装置の位置情報
入力システムに関し、特に、例えば文字図形混合文書作
成装置のごとき情報処理装置であってペン型位置指示器
とカーソル型位置指示器を適宜に組み合わせて複数備え
るものにおいて、使用者がこれらの位置指示器を協調的
に組合せて操作することによって入力を行い、操作性を
高めた位置情報入力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばパソコンやワークステーシ
ョンの情報処理装置における入力システムについて、よ
り簡単な操作で入力作業を効率良く行える入力装置とし
て各種方式のものが提案されてきた。例えばキーボード
やマウスの入力装置が存在する。現在では、開発上さら
に、位置情報入力装置における位置指示器として電子ペ
ン(またはスタイラスペンという)を使用する傾向が強
くなってきている。電子ペンとは、ペンの形状を有する
位置指示器と、その位置情報とスイッチ等の状態をコン
ピュータに送る位置検出装置による入力システムであ
り、狭義には位置指示器そのものを指す。電子ペンが注
目される理由は、人が長年使い慣れているペンによる筆
記操作をコンピュータの入力操作に取り入れることによ
り、使い易さをより高める入力システムを提供しようと
しているからである。
【0003】また電子ペンに文字認識技術を加えること
により、さらに使いやすい入力システムの構築がなされ
つつある。また最近では、1本の電子ペンによってすべ
ての操作が行えるペン入力コンピュータも登場してきて
いる。
【0004】ソフトウェアの面から見ても、より使いや
すい環境を作り出すために、実際の机の上に存在するも
のに似せて各種の機能を実現しようとする傾向が存在す
る。例えば、ファイルを入れておくためのホルダの機
能、不要になったファイルを捨てるゴミ箱の機能であ
る。このように電子的な環境で各種機能を構築する手法
を、デスクトップメタファと呼んでいる。そして、かか
るデスクトップメタファによる操作環境を、電子ペンを
用いて操作する入力システムが、現在、もっとも進んだ
入力システムとされている。
【0005】一方、本出願人は、複数の位置指示器を同
時に使用できる位置検出装置をいくつか提案している。
例えば、特開平3−147012号公報に開示される位
置検出装置はその代表的なものである。さらに検出原理
が異なる位置検出装置として特願昭63−106033
号公報、特願昭63−108424号公報、特願昭63
−108426号公報が存在する。また複数の位置指示
器に別個の機能を持たせ、その機能を示す形態を位置指
示器に与えることで、分かりやすい入力システムを構築
する方法も提案されている(特開平2−155020号
公報)。
【0006】その他に、コンピュータシステムに指示を
与えるためのメニューの表示位置をメニューバーから切
り離して適当に移動させることができるようにすること
で、使用勝手を向上させた提案が米国特許第49317
83号で開示される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】位置指示器として電子
ペンを使用する場合、人が使用するという観点では非常
に都合が良いが、複雑な入力作業である場合において、
1本の電子ペンですべての入力操作に対処しようとする
と、実際にはかなり複雑な操作を要求されることが多
い。このため、電子ペンについて現状では真に使いやす
い環境を作るというところまでは至っていない。
【0008】人の実際の作業として、参考文献を参照し
ながらその内容をノートにまとめる作業を考えてみる
と、右利きの人ならば、必ず左手で参考文献をめくりな
がら、右手でペンを持ってノートに記入を行っている筈
である。またノートに記入するという単純な作業でも、
ペンを持った右手を書きやすい位置に配置し、左手でノ
ートを動かすという作業を行っている筈である。このこ
とは「Journal of MotorBehavior 1987,Vol.19,No.4,48
6-517, Asymmetic Division of Labor in HumanSkilled
Bimanual Action:The Kinematic Chain as a Model」
という論文において、著者Yves Guiard が指摘している
ことでもある。右利きの人が左手の動きを禁止された状
態で筆記すると20%も効率が落ちる(上記論文の48
8頁の46〜48行に記載される)。またこの論文に
は、右手で筆記すると左手がどのくらい紙の移動を行っ
ているかという実験データも載っている(上記論文49
5頁の図1参照)。
【0009】上記のように、人の通常の作業状況を考慮
すれば、入力操作する者の両手を協調的に使用してコン
ピュータシステムに入力を行えるように構築することに
よって、人の実際の状況に即し、操作性の高い入力シス
テムを作ることができる。
【0010】また1本の電子ペンで各種操作を行う場合
には、メニュー等により実行すべき操作内容を指定する
方式が一般的である。そのため、異なる作業を行うに
は、そのたびにメニューを開いて指示を行う必要があ
る。あるいは、画面上の特定の領域を指示することで、
一時的な作業を行えるようにすることもできる。例えば
前述の参考文献を参照しながらその内容をノートにまと
める作業で考えると、参考文献をめくるという操作とノ
ートに書き込むという操作とは操作内容が異なるので、
従来はいちいちメニューで電子ペンの機能を変更しなけ
ればならず、面倒であった。また、画面上の特定のエリ
アを指示すればページめくりの一時的な処理ができる場
合には、簡単ではあるが、書き込みを行っている箇所か
ら電子ペンを移動させて操作することが必要があるの
で、面倒である。
【0011】以上のように、コンピュータ自体は多機能
であっても、一時に使用する機能は限られたもののみで
済むという場合が大部分である。従って、この入力操作
機能をいかに効率化できるかが、全体システムの効率に
大きな影響を与える。
【0012】さらに、コンピュータにおける指示を与え
るためのメニュー表示の方式としてポップアップメニュ
ーと呼ばれる方式がある。指定した場所に開くことがで
きるポップアップメニューは、電子ペンを大きく移動さ
せることなく操作できるので、便利である。最近は表示
画面が大型化、高解像度化される傾向があるので、ポッ
プアップメニューはより好ましい。
【0013】電子ペンには通常のペン先にスイッチがあ
り、実際のペンで書くのと同じ動作でペン先端のスイッ
チが作動して電子的に絵や文字を書き込むことができ
る。従って、電子ペンとポップアップメニューを組み合
わせた場合において、ポップアップメニューを表示させ
るには別のスイッチが必要になる。そこで、電子ペンに
は先端スイッチ以外に横の箇所にスイッチを設ける。し
かしながら、この横のスイッチは普通のペンにはないの
で、馴染みにくいものとなっている。また誤って操作す
る可能性が高く、誤動作の原因になっている。そこで、
左手に持った他の位置指示器でポップアップメニューを
開くようにすれば、電子ペンにおける余分なスイッチを
なくすことができ、さらに、当該メニューの位置を左手
の位置指示器で動かすことができれば、右手をほとんど
動かすことなく必要な指示を行うことができる。
【0014】本発明の第1の目的は、入力操作者の両手
に持たれた2つの位置指示器による協調操作で、入力操
作性を向上した情報処理装置の位置情報入力システムを
提供することにある。
【0015】本発明の第2の目的は、限られた少数の特
定操作のみを必要とする場合には、複数の位置指示器の
それぞれに別の機能を割り当て、それらの位置指示器を
同時に使用することで入力操作の簡易化を図る情報処理
装置の位置情報入力システムを提供することにある。
【0016】本発明の第3の目的は、従来の電子ペンに
設けられた機能の簡素化を図ることによって、入力操作
性をより向上させる情報処理装置の位置情報入力システ
ムを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報処理装
置の位置情報入力システムは次のように構成される。
【0018】それぞれ操作器を有する第1位置指示器お
よび第2位置指示器と、第1位置指示器および第2位置
指示器のそれぞれとの間の物理的な作用に基づき各位置
指示器による指示位置を同時に別々に求める位置検出装
置を備え、指示位置のそれぞれに対応する指令に基づき
情報処理を行う情報処理装置において、第1位置指示器
を主操作用位置指示器、第2位置指示器を補助操作用位
置指示器とし、さらに位置検出装置で求められた第1位
置指示器による指示位置の内容と、対応する操作器によ
る処理実行指令とに基づいて、表示装置の画面上で指示
位置に対応する主操作処理を行う主操作処理手段と、位
置検出装置で求められた第2位置指示器による指示位置
の内容と、対応する操作器による処理実行指令とに基づ
いて、表示装置の画面上で指示位置に対応する補助操作
処理を行う補助操作処理手段と、表示装置の画面上で、
主操作処理手段による主操作処理と、補助操作処理手段
による補助操作処理とを協調的に組合せる組合せ手段と
を備える。
【0019】前記の構成において、好ましくは、位置検
出装置について、第1位置指示器および第2位置指示器
のそれぞれに対応して2台の位置検出装置を設ける。
【0020】前記の構成において、好ましくは、第1位
置指示器は使用者の利き手で操作されるペン型位置指示
器であり、第2位置指示器は使用者の残りの手で操作さ
れるカーソル型位置指示器である。
【0021】前記の構成において、好ましくは、主操作
処理手段による主操作処理は表示装置の画面に第1位置
指示器に対応するポインタを表示することおよびポイン
タで選択された事項を実行することであり、補助操作処
理手段による補助操作処理は表示装置の画面に補助内容
を表示することであり、組合せ手段による協調的な組合
せ処理は、補助内容の表示処理とポインタの表示および
実行の処理とを組合せることである。さらに好ましく
は、補助操作処理の内容は、操作メニューの表示および
移動、ならびにメニュー内容の変更であり、主操作処理
の内容は、操作メニュー内に指示された事項の実行であ
る。
【0022】前記の構成において、好ましくは、さらに
少なくとも1つの他の位置指示器を追加し、この位置指
示器で他の処理を行うように構成される。
【0023】前記の構成において、好ましくは、主操作
処理は操作対象の内容変更を伴う変更操作処理であり、
補助操作処理は、操作対象の内容変更を伴わない非変更
操作処理である。
【0024】さらに前記の構成において、好ましくは、
変更操作処理は操作対象の内容の編集処理操作であり、
非変更操作処理は操作対象の内容の参照形態変更操作で
あることを特徴とする。
【0025】
【作用】本発明による情報処理装置の位置情報入力シス
テムでは、ハードウェア構成的に、例えばペン入力型位
置指示器とカーソル型位置指示器の少なくとも2つの位
置指示器を備え、各位置指示器から入力される位置情報
等を同時に別々に検出できる位置情報入力装置を備え
る。かかる位置情報入力システムで、さらにソフトウェ
ア構成的に、一方の位置指示器および関連する処理手段
で主操作処理の表示処理等を行わせると共に、他方の位
置指示器および関連する処理手段で補助操作処理の表示
処理等を行わせ、主操作処理と補助操作処理を表示装置
の画面上で組合せ、使用者が両手で2つの位置指示器を
操作して表示画面上で主操作処理と補助操作処理とを協
調的に組合せ、所望の処理を実行させる。これにより、
2つの位置指示器を組合せて協調的に用いることができ
るため、複雑な入力処理であっても、両手を利用した簡
単な操作で入力を行うことができる。
【0026】主操作処理として代表的なものは電子ペン
(ペン型位置指示器)による書込み入力操作であり、補
助操作処理として代表的なものは電子カーソル(カーソ
ル型位置指示器)によるメニュー操作やページめくり等
の参照操作である。また換言すれば、主操作処理は操作
対象の内容変更を伴う変更操作処理を含み、さらに詳し
くは、例えば操作対象の内容の編集処理操作である。補
助操作処理は、操作対象の内容変更を伴わない非変更操
作処理を含み、さらに詳しくは、例えば操作対象の内容
の参照形態変更操作である。
【0027】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づき
説明する。
【0028】図1と図2は本発明に係る位置情報入力シ
ステムの構成を概念的に示し、図1は情報処理装置の全
体的な装置構成、図2は各機能に基づく構成を示す。本
発明による位置情報入力システムは情報処理装置に適用
される。情報処理装置はコンピュータを利用して構築さ
れ、本発明では情報処理装置は特別に限定されず、任意
の情報処理機能を有するものとする。しかし望ましく
は、表示装置の画面における表示処理技術および表示内
容に基づく情報処理技術に関するものであり、情報処理
装置の一例として文字図形混合文書作成装置を挙げるこ
とができる。情報処理機能の具体例については、後で説
明する位置情報入力システムの操作内容との関連でいく
つかの例が示される。
【0029】情報処理装置は中央処理装置1と表示装置
2を備える。中央処理装置1は、ハードウェア的にCP
Uで構成され、図示しない記憶装置(RAMおよびRO
M)に格納されるプログラムを読出して実行し、さらに
必要な場合には当該記憶装置に格納されるデータを利用
して処理を行う。プログラムで実行される処理に対応し
て種々の機能実行手段が実現される。本実施例では、図
2に示されるように、主操作処理手段6と補助操作処理
手段7と組合せ手段8が実現される。表示装置2は例え
ばCRTであり、前記プログラムを実行することによっ
て得られるデータであって表示することが必要なものが
各種の表示モードで表示される。
【0030】入力装置としては位置情報入力装置、すな
わち座標を利用して位置情報を入力するための装置を備
える。この実施例による位置情報入力装置は、1台の位
置検出装置3と2つの位置指示器4,5からなる。位置
検出装置3は通常デジタイザと呼ばれるものであり、入
力操作のためのテーブル面を有する。また、位置指示器
4はペン型位置指示器(以下電子ペン4という)であ
り、位置指示器5はカーソル型位置指示器(以下電子カ
ーソル5という)である。本実施例の構成では、電子ペ
ン4を主操作用位置指示器、電子カーソル5を補助操作
用位置指示器とする。ただし、このことは、入力手段と
しては電子ペン4の方が使い易いであろうと想定して決
めた単なる約束事であり、役割を反対にすることもでき
る。電子ペン4および電子カーソル5は、指示位置に対
応する情報(選択指令等)を入力させるための操作器4
a,5aを有している。操作器4a,5aは、例えばス
イッチである。位置情報入力装置において1台の位置検
出装置と複数の位置指示器を備え、各位置指示器が1台
の位置検出装置の上で位置情報入力のための操作を行っ
たとき、複数の位置指示器の指示位置が当該位置検出装
置で同時に別々に得られるためのハード構成としては前
述の通り例えば特開平3−147012号に開示された
ものが使用される。
【0031】位置検出装置3は具体的にセンス部や信号
発生部および信号検出部等を含む。センス部の回路構
成、信号発生部および信号検出部の回路構成、信号検出
の原理、使用される信号波形、並びに電子ペン4の具体
的な構成は、特開平3−147012号に記述される。
また電子カーソル5は良く知られた位置指示器である。
従って位置検出装置3、電子ペン4、電子カーソル5に
ついての詳細な説明は省略する。
【0032】図2において、位置検出装置3では説明の
便宜上センス部3aのみが示され、他の構成の図示は省
略される。センス部3aはテーブル面の背部に設けられ
る。また中央処理装置1は、前述の通り、主操作処理手
段6と補助操作処理手段7と組合せ手段8を含んでい
る。
【0033】主操作処理手段6は、位置検出装置3のセ
ンサ部3aにおいて電子ペン4によって指示された位置
のデータ(座標)を入力すると共に、電子ペン4の操作
器4aで与えられる操作信号を入力する。指示位置デー
タとオン操作信号を入力した主操作処理手段6は、当該
指示位置データに対応する処理すなわち主操作処理を行
う。この主操作処理の内容は任意である。使用者は、位
置検出装置3のテーブル面上で電子ペン4を動かして指
示位置を決めるが、表示装置2の画面上には、位置検出
装置3のテーブル面に対応する領域、電子ペン4の指示
位置に対応するポインタ、場合に応じてテーブル面の各
位置に対応して定められた処理内容等がそれぞれ表示さ
れているので、当該画面を視認しながら電子ペン4を所
望位置にセットして位置確定の操作を行う。こうして、
使用者が、表示装置2の画面を見ながら、位置検出装置
3のテーブル面(センス部3a)上で操作器4aを有す
る電子ペン4を用いて位置情報および操作情報を入力す
ると、主操作処理手段6は位置情報に対応する処理内容
を実行する。この処理内容は、例えば表示装置2の画面
での表示に関するものである。
【0034】補助操作処理手段7による機能も、実質的
には前述した主操作処理手段6による機能と同じであ
る。相違する点は、処理内容が、主操作処理の内容を補
助するためのものである点である。補助操作処理手段7
は、位置検出装置3のセンサ部3aにおいて電子カーソ
ル5によって指示された位置のデータ(座標)を入力す
ると共に、電子カーソル5の操作器5aで与えられる操
作信号を入力する。指示位置データとオン操作信号を入
力した補助操作処理手段7は、当該指示位置データに対
応する処理すなわち補助操作処理を行う。この補助操作
処理の内容は、主操作処理との関係で決まる。使用者
は、位置検出装置3のテーブル面上で電子カーソル5を
動かして指示位置を決める。この場合にも、主操作処理
で説明したように、表示装置2の画面上には、位置検出
装置3のテーブル面に対応する領域、電子カーソル5の
指示位置に対応するポインタ、場合に応じてテーブル面
の各位置に定められた補助操作処理内容がそれぞれ表示
される。そこで、当該画面を視認しながら電子カーソル
5を所望位置にセットして位置確定の操作を行う。こう
して、使用者は、表示装置2の画面を見ながら、位置検
出装置3のテーブル面(センス部3a)上で操作器5a
を有する電子カーソル5を用いて位置情報および操作情
報を入力すると、補助操作処理手段7は位置情報に対応
する処理内容を実行する。この処理内容は、例えば表示
装置2の画面での表示に関するものである。
【0035】前述の主操作処理手段6による主操作処理
を行うための指令、および補助操作処理手段7による補
助操作処理を行うための指令は、それぞれ表示装置2に
おける表示内容に関する処理事項であるので、本来的
に、表示装置2に供給されることにより表示装置2の画
面上で処理内容が実行されるべきものである。しかし、
この実施例では、主操作処理と補助操作処理との間には
例えば主従関係が存在するように設計されるので、図2
に示すごとく組合せ手段8を設け、この組合せ手段8で
主操作処理手段6からの主操作処理指令と補助操作処理
手段7からの補助操作処理指令とを組合せて調整し、表
示装置2の画面において主操作処理と補助操作処理とが
協調的に組合された状態にて表示され、もって表示処理
が実行される。主操作処理と補助操作処理の協調的な組
合せに基づく表示処理の内容は、目的に応じて任意に設
定することができる。主操作処理と補助操作処理の協調
的な組合せに基づく表示装置2の画面での表示処理は、
使用者の両手による電子ペン4と電子カーソル5の2つ
の位置指示器の操作において、各位置指示器に主操作の
役割(この実施例では電子ペン4)または補助操作の役
割(この実施例では電子カーソル5)を割り当てて協調
的な組合せ操作をもたらすことが可能となり、両手を利
用した操作性の良好な入力作業環境を作ることができ
る。
【0036】次に主操作処理、補助操作処理、それらの
協調的な組合せについて具体的な例をいくつか説明す
る。
【0037】図3は、位置情報入力装置における入力操
作状態の例、および表示装置2の画面2aの表示例を示
す。画面2aにおいて11はメニューであり、12はポ
インタである。ポインタ12は、主操作用位置指示器で
ある電子ペン4に対応し、位置検出装置3のテーブル面
3bにおける電子ペン4の指示位置を示す。従って、使
用者が電子ペン4を右手(利手であるとする)13で持
って位置検出装置3のテーブル面3bで電子ペン4を移
動させると、破線14に示すように画面2a上のポイン
タ12も対応して移動する。メニュー11は、補助操作
用位置指示器である電子カーソル5に対応する。使用者
が電子カーソル5を左手15で持って位置検出装置3の
テーブル面3bで電子カーソル5を移動させると、画面
2a上のメニュー11も対応して移動する。さらに操作
器5aを操作することによって、メニュー11の表示、
メニュー11の内容変更等の操作を行うことができる。
【0038】電子ペン4は主操作処理に関与する。電子
ペン4が関与する主操作処理はメニュー11に表示され
た複数の項目からいずれかの項目を選択し、当該表示項
目の処理を実行することである。すなわち位置検出装置
3のテーブル面3bで電子ペン4を移動させ、画面2a
上ポインタ12をメニュー11の中に入れ、ポインタ1
2の位置でメニュー11の表示項目を選択し、電子ペン
4の操作器4aをオン操作することで当該表示項目に関
する処理を実行する。電子ペン4で指示された位置情報
に基づく主操作処理は、前述の主操作処理手段6で実行
される。
【0039】電子カーソル5は補助操作処理に関与す
る。電子カーソル5が関与する補助操作処理は表示装置
2の画面2aにメニュー11を表示し、移動し、必要に
応じて表示内容を変更することである。電子カーソル5
で指示される補助操作処理は前述の補助操作処理手段7
で実行される。
【0040】上記のように、位置検出装置3における電
子カーソル5による補助操作でメニュー11を表示し、
電子ペン4による主操作でメニュー11の内容を選択
し、実行する。1台の位置検出装置3のテーブル面3b
において、使用者が両手で主操作用の電子ペン4と補助
操作用の電子カーソル5を操作することにより、上述の
主操作処理と補助操作処理が協調的に組合されて実行さ
れる。主操作処理と補助操作処理との協調的な組合せ
は、組合せ手段8で実行される。このようにして、2つ
の位置指示器である電子ペン4と電子カーソル5をそれ
ぞれ右手と左手で操作することにより入力操作の効率を
高め、複雑な入力操作であっても両手で2つの位置指示
器を使って簡単に操作できる。
【0041】図4は、表示装置2の画面2aのみを示
し、主操作処理と補助操作処理に関する他の実施例を示
す。位置情報入力装置における電子ペン4と電子カーソ
ル5の入力操作は前記実施例の場合と同じであり、この
ことは以下の各実施例でも同じである。この実施例で
は、画面2a中に示された図形の一部を、画面2a中に
拡大画面を作成して拡大して示す処理を示している。画
面2aの表示内容について、電子ペン4によって指示さ
れる主操作処理は、画面2aの一部を拡大する場合の拡
大場所を指定することであり、電子カーソル5によって
指示される補助操作処理は、指定された拡大場所の拡大
画面を作成する場所を画面2a中で指定することおよび
当該拡大画面を作成することである。12は拡大場所を
指定するための電子ペン2に対応するポインタであり、
16は画面2a中にて表示された拡大画面である。拡大
場所の指定、拡大画面の作成位置の指定、拡大画面の作
成指示等の複数の入力操作を、両手で2つの位置指示器
を使って簡単に操作できる。
【0042】図5は、表示装置2の画面2aのみを示
し、主操作処理と補助操作処理に関する他の実施例を示
す。この実施例では、面積がより広い全体表示内容(例
えば広い領域の地図)が存在するという前提の下で、画
面2a中に全体表示内容の一部が部分表示画面(地図の
一部)として表示され、かつ画面2a中の表示内容を相
対的に変更する処理が実行される。電子ペン4によって
指示される主操作処理は、画面2a中に表示された部分
表示画面の中でポインタ12を表示させ、必要な処理を
実行することであり、電子カーソル5によって指示され
る補助操作処理は、全体表示内容における表示画面の位
置を移動させることである。従って電子カーソル5を位
置検出装置3のテーブル面3bで移動させることによ
り、画面2aに表示される内容が移動に伴って推移して
いく。
【0043】図6は主操作処理と補助操作処理に関する
他の実施例を示す。この実施例は、表示装置2の画面2
aにおいて、電子ペン4の位置に対応するポインタ12
と電子カーソル5の位置に対応するポインタ17を表示
させ、画面2a上でこれらのポインタ12,17の位置
関係に基づいて、各種の図形を描画する処理が実行され
る。図形の描画の態様としては次の通りである。なお図
6では、1)のみを示し、2)〜5)の図示は省略す
る。
【0044】1)直線の描画:図6に示されるように、
画面2aにおいて、直線18の始点をポインタ12で終
点をポインタ17でそれぞれ同時に指定することによ
り、直線18を描くことを可能にする。
【0045】2)長方形の描画:長方形の対角点に位置
する2つの点をポインタ12,17で同時に指定するこ
とにより、任意の大きさの長方形を描く。
【0046】3)円の描画:円の中心点と半径の外側端
点をそれぞれポインタ12,17で同時に指定すること
により、任意の大きさの円を描く。
【0047】4)拡大図または縮小図の描画:目標図形
に関して、基準点と、基準点からの距離で倍率が定義さ
れる他の点とをそれぞれポインタ12,17で同時に指
定することにより。目標図形の拡大図または縮小図を描
くことができる。
【0048】5)図形の移動描画(複写描画):目標図
形に関して、目標図形に含まれる基準点と、移動先にお
ける当該基準点が描かれる点とをそれぞれポインタ1
2,17で同時に指定することにより、目標図形を移動
先に移動させて描くことができる。
【0049】上記の移動描画において、回転移動を含む
こともできる。この場合には、回転の中心点と目標図形
とをそれぞれポインタ12,17で同時に指定すること
により移動および回転を行って図形を描くことができ
る。
【0050】図7は主操作処理と補助操作処理に関する
他の実施例を示す。この実施例は、表示装置2の画面2
aに例えば3つの文書A,B,Cが表示された状態に加
えて、さらに電子ペン4に対応するポインタ12と電子
カーソル5に対応するポインタ17を表示している。電
子ペン4によるポインタ12は各文書の情報に対して所
要の処理を実行することが可能であり、また電子カーソ
ル5に対応するポインタ17は文書A〜Bのいずれかを
選択するための入力操作手段である。例えば位置検出装
置3のテーブル面3bで電子カーソル5を移動してポイ
ンタ17を画面2a上で文書Bの上に移動し、操作器5
aで選択操作を行うと、画面2aにおいて文書Bが選択
され最も手前の位置に表示される。かかる状態において
電子ペン4による入力操作を行うと、ポインタ12で文
書Bの上に必要な入力操作を行うことができる。
【0051】図8は主操作処理と補助操作処理に関する
他の実施例を示す。この実施例によれば、画面2a中に
表示された入力画面19において電子ペン4による主操
作処理で所要の入力操作を行うと共に、この電子ペン4
による入力操作で必要な情報がある場合に、補助操作処
理として電子カーソル5を操作し参照情報画面20を同
じ画面2aの中に表示する。さらに電子カーソル5によ
る操作によって、参照情報画面20の表示位置を移動さ
せることが可能である。
【0052】図9は、電子ペン4を有する右手が文字や
絵を書き易い位置に配置されて文字等を記入し、電子カ
ーソル5を有する左手が紙を動かす他の協調的動作の実
施例を示す。電子ペン4で絵等を紙に書くのが主操作処
理となり、電子カーソル5を用いて紙を動かすのが補助
操作処理となる。電子カーソル5による画面中の紙の動
かし方としては、回転や平行なシフトがある。図9にお
いて、表示装置2の画面2aに示された21は紙のイメ
ージである。電子ペン4のポインタ12と電子カーソル
5のポインタ17は、両方とも紙21の上に位置し、ポ
インタ12で文字等を記入し、ポインタ17で紙を動か
す。
【0053】なお上記の実施例で、電子カーソル5によ
って紙21を回転させる補助操作を行うためには、位置
検出装置3のテーブル面3bにおいて電子カーソル5の
回転角度を検出できる構成を有することが条件となる。
回転角度を検出する技術として、従来、電子カーソル5
の中に2つのコイル(または磁石)を設ける構成(特開
昭62−172422号)、電磁誘導型を利用した構成
(特開平2−201211号)、コイル(またはコア)
の傾きの方向を利用する構成(特開平3−67320
号)などが知られている。
【0054】また他の実施例として、図8に示された参
照情報画面20を複数のページからなる参照文献として
作成し、電子カーソル5で参照文献のページをめくるよ
うに補助操作することができるように構成することもで
きる。
【0055】上記のように、入力操作者の利手(一般的
には右手)を電子ペンによる書き込み専用とし、他の手
(左手)を電子カーソルによるページめくり等の参照操
作専用とすることにより、余分な操作メニューを省くこ
とができ、その上に非常に分かりやすい、使用しやすい
インターフェースを実現することができる。
【0056】電子ペンによる書込み入力等の主操作処理
は、操作対象の内容変更を伴う変更操作処理であり、さ
らに詳しくは例えば操作対象の内容の編集処理操作であ
る。また電子カーソルによるメニュー操作やページめく
り等の補助操作処理は、操作対象の内容変更を伴わない
非変更操作処理であり、さらに詳しくは例えば操作対象
の内容の参照形態変更操作である。
【0057】上記のごとく表示装置2の画面2aの表示
において、電子ペン4とその操作器4aと主操作処理手
段6による主操作処理、電子カーソル5とその操作器5
aと補助操作処理手段7による補助操作処理、組合せ手
段8による主操作処理と補助操作処理を協調的に組合せ
て表示し所望の処理が実行される。
【0058】本発明に係る位置情報入力システムの他の
構成を図10および図11に示す。図10は図1に対応
して全体的な装置構成を示し、図11は図2に対応して
各機能に基づく構成を示す。図10に示す構成におい
て、図1に比較して相違する点は、位置検出装置が電子
ペン4と電子カーソル5のそれぞれに対応して2つ設け
られている点である。位置検出装置3Aが電子ペン4に
対応し、位置検出装置3Bは電子カーソル5に対応す
る。従って、電子ペン4と位置検出装置3Aによって第
1の位置情報入力装置が形成され、電子カーソル5と位
置検出装置3Bによって第2の位置情報入力装置が形成
される。第1の位置情報入力装置は主操作用のものであ
り、第2の位置情報入力装置は補助操作用のものであ
る。第1および第2の位置情報入力装置は、それぞれ別
々の入力装置として動作する。
【0059】図11で示すように、各位置検出装置3
A,3Bの中にセンス部が設けられている。中央処理装
置1および表示装置2の構成は、前述の実施例で構成と
同じである。すなわち、中央処理装置1は、電子ペン4
に対応する主操作処理手段6、電子カーソル5に対応す
る補助操作処理手段7、主操作処理と補助操作処理を協
調的に組合せる組合せ手段8を備えている。
【0060】前記の各実施例では、2つの位置指示器と
して電子ペン4と電子カーソル5を示したが、これに限
定されない。電子ペンを2つ設けても良いし、電子カー
ソルを2つ設けることもできる。さらに電子ペン4と電
子カーソル5に加えて他の位置指示器を少なくとも1つ
追加することもできる。
【0061】前記の各実施例では、一人の使用者が両手
を使って2つの位置指示器を使用することを想定した
が、複数の使用者がそれぞれ位置指示器を使って入力操
作を行うこともできる。
【0062】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、次の効果を奏する。
【0063】ハードウェア構成として複数の位置指示器
でそれぞれ独立に位置情報を入力することができる座標
位置入力装置を備えた情報処理装置において、ソフトウ
ェア技術的に、少なくとも2つの位置指示器のそれぞれ
に関連して主操作処理と補助操作処理を行えるようにす
ると共に、主操作処理と補助操作処理を表示装置の画面
上で組合せて協調的に実行できるように構成したため、
複雑な入力作業であっても、使用者の両手を利用して2
つの位置指示器を操作することにより簡単に入力作業を
行うことができる。特に、表示装置の画面に文字、表、
図形等を表示し、これらの表示内容に対して位置指示器
に対応するポインタを表示させ、ポインタで必要な指示
を行いながら所要の処理を行う入力作業に便利な入力シ
ステムである。
【0064】主操作処理として電子ペンによる書き込み
等の内容変更処理を行い、補助操作処理として電子カー
ソルによるメニュー操作や画面中の書き込み用の紙の移
動等の内容非変更処理を行うように構成すれば、入力操
作者の入力操作性を非常に高めることができる。
【0065】また、位置指示器の数を3以上にすること
により、より便利な位置情報入力システムを構築するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る位置情報入力システムが適用され
る情報処理装置の全体構成を示す構成図である。
【図2】本発明に係る位置情報入力システムの構成を示
すブロック図である。
【図3】位置情報入力システムにおける操作状態を示す
斜視図である。
【図4】主操作処理と補助操作処理の協調的な組合せ表
示の一例を示す表示画面の図である。
【図5】主操作処理と補助操作処理の協調的な組合せ表
示の他の例を示す表示画面の図である。
【図6】主操作処理と補助操作処理の協調的な組合せ表
示の他の例を示す表示画面の図である。
【図7】主操作処理と補助操作処理の協調的な組合せ表
示の他の例を示す表示画面の図である。
【図8】主操作処理と補助操作処理の協調的な組合せ表
示の他の例を示す表示画面の図である。
【図9】主操作処理と補助操作処理の協調的な組合せ表
示の他の例を示す表示画面の図である。
【図10】本発明に係る位置情報入力システムが適用さ
れる情報処理装置の他の構成例を示す構成図である。
【図11】本発明に係る位置情報入力システムの他の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 …中央処理装置 2 …表示装置 2a …画面 3,3A,3B …位置検出装置 3a …センス部 4 …ペン型位置指示器(電子ペ
ン) 4a …操作器 5 …カーソル型位置指示器(電子
カーソル) 5a …操作器 6 …主操作処理手段 7 …補助操作処理手段 8 …組合せ手段 12,17 …ポインタ 16 …メニュー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ操作器を有する第1位置指示器
    および第2位置指示器と、前記第1位置指示器および前
    記第2位置指示器のそれぞれとの物理的な作用に基づき
    各位置指示器による指示位置を同時に別々に求める位置
    検出装置を備え、前記指示位置のそれぞれに対応する指
    令に基づき情報処理を行う情報処理装置において、 前記第1位置指示器を主操作用位置指示器、前記第2位
    置指示器を補助操作用位置指示器とし、さらに、 前記位置検出装置で求められた前記第1位置指示器によ
    る前記指示位置の内容と、対応する前記操作器による処
    理実行指令とに基づいて、表示装置の画面上で前記指示
    位置に対応する主操作処理を行う主操作処理手段と、 前記位置検出装置で求められた前記第2位置指示器によ
    る前記指示位置の内容と、対応する前記操作器による処
    理実行指令とに基づいて、前記表示装置の画面上で前記
    指示位置に対応する補助操作処理を行う補助操作処理手
    段と、 前記表示装置の画面上で、前記主操作処理手段による前
    記主操作処理と、前記補助操作処理手段による前記補助
    操作処理とを協調的に組合せる組合せ手段とを備える、 ことを特徴とする情報処理装置の位置情報入力システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理装置の位置情報
    入力システムにおいて、前記位置検出装置は、前記第1
    位置指示器および前記第2位置指示器のそれぞれに対応
    して2台の位置検出装置が設けられることを特徴とする
    情報処理装置の位置情報入力システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の情報処理装置の
    位置情報入力システムにおいて、前記第1位置指示器は
    使用者の利き手で操作されるペン型位置指示器であり、
    前記第2位置指示器は前記使用者の残りの手で操作され
    るカーソル型位置指示器であることを特徴とする情報処
    理装置の位置情報入力システム。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の情報処理装置の
    位置情報入力システムにおいて、前記主操作処理手段に
    よる主操作処理は前記表示装置の画面に前記第1位置指
    示器に対応するポインタを表示することおよび前記ポイ
    ンタで選択された事項を実行することであり、前記補助
    操作処理手段による補助操作処理は前記表示装置の画面
    に補助内容を表示することであり、前記組合せ手段によ
    る協調的な組合せ処理は、前記補助内容の表示処理と前
    記ポインタの表示および実行の処理とを組合せることで
    あることを特徴とする情報処理装置の位置情報入力シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の情報処理装置の
    位置情報入力システムにおいて、前記補助操作処理の内
    容は、操作メニューの表示および移動、ならびにメニュ
    ー内容の変更であり、前記主操作処理の内容は、前記操
    作メニュー内に指示された事項の実行であることを特徴
    とする情報処理装置の位置情報入力システム。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の情報処理装置の位置情報
    入力システムにおいて、さらに少なくとも1つの他の位
    置指示器が追加され、この位置指示器で他の処理を行う
    ように構成したことを特徴とする情報処理装置の位置情
    報入力システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれか1項記載の情報
    処理装置の位置情報入力システムにおいて、前記主操作
    処理は操作対象の内容変更を伴う変更操作処理であり、
    前記補助操作処理は、操作対象の内容変更を伴わない非
    変更操作処理であることを特徴とする情報処理装置の位
    置情報入力システム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の情報処理装置の位置情報
    入力システムにおいて、前記変更操作処理は操作対象の
    内容の編集処理操作であり、前記非変更操作処理は操作
    対象の内容の参照形態変更操作であることを特徴とする
    情報処理装置の位置情報入力システム。
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