JPH06282001A - 姿勢検出装置及びそれを備えたカメラ - Google Patents

姿勢検出装置及びそれを備えたカメラ

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JPH06282001A
JPH06282001A JP5072034A JP7203493A JPH06282001A JP H06282001 A JPH06282001 A JP H06282001A JP 5072034 A JP5072034 A JP 5072034A JP 7203493 A JP7203493 A JP 7203493A JP H06282001 A JPH06282001 A JP H06282001A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水銀を用いない。小型化する。 【構成】 内部に空間を有する構造体1、2と、構造体
1、2の内面に互いに絶縁されて設けられた複数の電極
と、空間内で運動自由な導体3と、電極と導体3の接触
から導体3の位置を検出する検出手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、姿勢検出装置及びそれ
を備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】運動体の制御を行うために運動体の姿勢
を検出することが必要な場合がある。特開昭64−13
125号には、次の様なカメラが開示されている。この
カメラは、測光データから露出制御値を決定するアルゴ
リズムの情報に、水銀傾斜スイッチで求めたカメラの姿
勢情報を用いている。上記測光データは、画面を複数の
セグメントに分割して測光することにより得られる。そ
して、太陽などの異常に高輝度の被写体が画面上にある
場合には、そのセグメントのデータを無視するかウエイ
トを下げて測光する。一般的には画面の上側が空なの
で、画面の上側にある高輝度物は太陽であると判断して
データ処理するようなアルゴリズムを用いている。しか
しながら、撮影者はカメラで撮影するときにカメラの姿
勢を変えて撮影する。従って、上記の様なアルゴリズム
を用いて露出制御を行なう場合には、画面の上側がどこ
にあるかを判断するために、カメラの光軸回転方向の姿
勢情報が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
カメラの姿勢検出で用いていた従来の水銀を用いた傾斜
スイッチは環境上の問題等により、廃棄処理が簡単でな
いという問題を有していた。また、従来の傾斜スイッチ
では、1つの傾斜スイッチで1方向(例えば、上下方向
という1方向)しか検出できなかった。従って、カメラ
等に用いる場合、従来の傾斜スイッチでは複数の姿勢を
検出するためには複数のスイッチを用いる必要があるの
で、スペースをとりすぎるという問題点があった。
【0004】本発明は、水銀を用いないで構成すること
が可能であり、小型化することができる姿勢検出装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【問題点を解決するための手段】上記問題点解決のた
め、本発明の姿勢検出装置は、内部に空間を有する構造
体と、前記構造体の内面に互いに絶縁されて設けられた
複数の電極と、前記空間内で運動自由な導体と、前記電
極と前記導体の接触から前記導体の位置を検出し姿勢を
求める検出手段から構成した。
【0006】また、本発明の姿勢検出装置を露光制御に
用いたカメラは、入射光の光量を測定して前記光量に応
じた信号を出力する測光手段と、内部に空間を有する構
造体と、前記構造体の内面に互いに絶縁されて設けられ
た複数の電極と、前記空間内で運動自在な導体と、前記
電極と前記導体の接触から前記導体の位置を検出する検
出手段と、前記検出手段で検出した前記導体の位置を姿
勢情報信号として出力する出力手段とを有することを特
徴とする姿勢検出装置と、前記測光手段から出力される
信号と前記姿勢情報信号を入力して露出制御値を演算す
る演算手段と、前記演算手段からの露出制御値の信号を
入力して露出を制御する露出制御装置から構成した。
【0007】また、本発明の姿勢検出装置を光学系の駆
動制御に用いたカメラは、内部に空間を有する構造体
と、前記構造体の内面に互いに絶縁されて設けられた複
数の電極と、前記空間内で運動自在な導体と、前記電極
と前記導体の接触から前記導体の位置を検出する検出手
段と、前記検出手段で検出した前記導体の位置を姿勢情
報信号として出力する出力手段とを有することを特徴と
する姿勢検出装置と、光学系を駆動する駆動部と、前記
姿勢情報信号を入力して前記光学系を駆動する力を演算
して前記光学系を駆動する力に応じた信号を出力する演
算手段と、前記演算手段からの光学系を駆動する力に応
じた信号を入力して前記駆動部を制御する駆動制御装置
から構成した。
【0008】
【作用】内部に空間を有する構造体は、内面に互いに絶
縁された複数の電極が設けられ、空間内部に運動自在な
導体を有している。この構造体の姿勢が変化すると、導
体の位置が変化し導体が接触する電極が変わる。導体が
静止したときには導体は複数の電極に同時に接触してい
るので導体と接している電極は導体を介して導通する。
したがって、電極間の導通を調べることによって導体の
位置が分かり、構造体の姿勢を検出することが可能とな
る。
【0009】
【実施例1】以下、本発明の第1の実施例による姿勢検
出装置を、図1、図2、図3、図4を用いて述べる。本
実施例の姿勢検出装置は、姿勢検出器と導体球の位置を
検出し姿勢を求める検出部から構成されている。また、
本姿勢検出装置は正立、倒立、左傾、右傾、前傾、後傾
の6つの姿勢を検出できる構成とした。
【0010】姿勢検出器の構造を図1を用いて説明す
る。図1aをCの線で切った断面図が図1bであり、図
1aをDの線で切った断面図が図1cである。姿勢検出
装置が上記6通りの姿勢を検出するために、姿勢検出器
の内部空間の形状を8個の正三角形で構成された正八面
体とした。八面体の場合、頂点は6個あるので6種類の
姿勢を識別することができる。第一部材1と第二部材2
は、四角錐のくぼみがあり、第一部材1と第二部材2を
接合して構造体が製作されている。例えば、第一部材1
と第二部材2はプラスチック材料を加工して製作され
る。第一部材1と第二部材2からなる構造体内部には運
動自在な導体球3が入っており、運動体の姿勢によって
導体球3の静止位置が変化する。この導体球3は表面が
導体であれば良く、導体材料で表面を覆われた絶縁材料
の球でも良い。この導体球3の位置を検出することによ
り運動体の姿勢を検出することができる。四角錐の内面
には図2のように互いに絶縁された8枚の電極4a、4
b,4c、4d、4e、4f、4g、4hが接合されて
おり、それぞれ配線5a、5b、5c、5d、5e、5
f、5g、5hと接続されている。
【0011】次に、姿勢と信号の関係について説明す
る。互いに絶縁されている電極は、導体球3がそれぞれ
の電極に接することにより、導体球3を介して導通す
る。導通している電極を検出すれば運動体の姿勢を検出
することができる。図2において、姿勢検出器が正立し
ているときは電極4e、4f、4g、4hのうちの少な
くとも3電極が導体球を介して互いに導通する。そのた
め、電極4eと4gまたは電極4fと4hの少なくとも
1組は導通する。また、電極4eと4gまたは電極4f
と4hが導通するのは姿勢検出器が正立しているときに
限られるので、これらの導通を調べれば正立姿勢かそれ
以外の姿勢かを識別できる。正立以外の姿勢の場合も同
様に識別することでき、導体球の位置と電極間の導通の
関係は表1のようになる。
【0012】
【表1】
【0013】表1において、導体球の位置が下というの
は、姿勢検出装置の姿勢が正立の状態にあることを示
す。同様にして、導体球が上、左、右、前、後の位置に
あるとき、姿勢検出装置の姿勢は、それぞれ倒立、左
傾、右傾、前傾、後傾の状態にあることを示す。また、
導通を検出するとき、電極4aと4c、電極4aと4
f、電極4aと4h、電極4bと4d、電極4bと4
e、電極4bと4g、電極4cと4f、電極4cと4
h、電極4dと4e、電極4dと4g、電極4eと4
g、電極4fと4hの間の導通をそれぞれ調べて検出す
る。このとき、上記以外の電極間は調べなくてよい。
【0014】ここでは図3のように姿勢検出装置6の姿
勢についてピッチ回転の方向Aに4分割(導体球の位置
が上、下、左、右)、ロール回転の方向Bに4分割(導
体球の位置が上、下、前、後)の分解能を有する。この
場合、ロール回転とピッチ回転の姿勢情報の出力は、正
立状態と倒立状態で共通なので、6通りの姿勢を識別で
きる。
【0015】次に、姿勢を求める検出手段について説明
する。図4において、導通検出部10は、配線5a、5
b、5c、5d、5e、5f、5g、5hと接続され
て、各電極間の導通を上記の様に検出して、その結果を
出力する。姿勢検出部11は導通検出部10からの信号
を入力して、その信号から姿勢検出装置の姿勢を表1に
したがって検出する。図4のように姿勢検出器6の電極
間の導通状態を導通検出部10で検出し、その信号を姿
勢検出部11に入力して6種類の姿勢を検出する。
【0016】本実施例では、6種類の姿勢を検出するた
めに内部に正八面体を有する構成とした。しかし、測定
したい姿勢の種類に応じて内部の空間の形状を変えれ
ば、目的に応じた種類の姿勢を検出できる。また、導体
球3の形状を球としたが、電極に接して導通の検出が可
能な形状であればどのような形状でもよい。
【0017】
【実施例2】本発明の第2の実施例について説明する。
本実施例においては、図2における姿勢検出器6の8個
の電極の内、頂点を共有しない1組(2個)の電極を選
び、その2つの電極の厚さを十分に厚くする。こうする
ことによって、この2つの電極の一方に、必ず導体球3
が接するように電極を形成される。そして、この2つの
電極に異なる電位を与える。
【0018】例えば、電極4a、4gの厚さを厚くし
て、電極4aにV1 の電位を与え、電極4gにV2 の電
位を与える。上記のようにすると、例えば導体球が検出
器6の上側にある時(実際には姿勢検出装置は倒立の姿
勢)、導体球3は少なくとも3個の電極に接するが、電
極4aが出っ張っているため、電極4a、4b、4cか
電極4a、4d、4cのいずれかに接する。つまり電極
4a、4cには必ず接するわけである。つまり、電極4
cの電位は、導体球3の位置が上側にあるときは、電極
4aの電位と常に同一であり、他の位置に導体球3があ
る時は、電極4cが電極4aと同電位になることはない
ので、電極4cの電位を測定すると姿勢検出器6が倒立
の姿勢になっているか、他の姿勢になっているかがわか
る。
【0019】同様にして、姿勢検出器の他の姿勢(正
立、左傾、右傾、前傾、後傾)がわかる。表2に導体球
の位置と各電極の電位の関係を記す。
【0020】
【表2】
【0021】表2において、導体球の位置と姿勢検出装
置の姿勢の関係は実施例1と同様である。また、本実施
例によれば簡単に姿勢検出装置の姿勢を検出することが
できる。本実施例においては、2つの電極の厚さを厚く
したが、その2つの電極の面が出っ張るように、第一部
材1と第二部材2の四角錐のくぼみを形成してもよい。
【0022】他の構成は、実施例1と同様である。
【0023】
【実施例3】本発明の第3の実施例による姿勢検出装置
を図5、図6を用いて説明する。実施例1、2の場合、
例えば、検出器の姿勢が変化して導体球が移動している
間、または検出器が振動することによって球が振動する
ときはどの姿勢の情報も出力されなくなることがある。
【0024】しかし、姿勢情報を、例えばカメラの露光
の制御やレンズの駆動制御等に用いる場合、姿勢情報が
無くなる時間があると制御が正しく行われないことがあ
る。この様な時、ある姿勢の情報が出力されて次の姿勢
の情報が出力されるまで、前の姿勢の情報を出力し続け
てやればよい。上記方法を図5に表す。ここで用いてい
る6チャンネルの姿勢出力処理部12は、例えばチャン
ネル1(ch.1)からの入力がオフになっても、いず
れかのチャンネルからの入力がオンになるまでチャンネ
ル1の出力をオンに保持しておく機能を有するものであ
る。この姿勢出力処理部12の入出力例を図6に示す。
【0025】図6は、チャンネル1とチャンネル2(c
h.2)の信号の入力と出力の関係である。ここで、他
の姿勢情報の信号の入力はないものとする。入力1と出
力1は、チャンネル1の入力と出力であり、チャンネル
2の場合も同様である。一方の入力がオンとオフを繰り
返しても、もう一方の入力がオフのときは、最初の入力
の情報を出力し続けているのがわかる。
【0026】他の構成は、実施例1、2と同様である。
【0027】
【実施例4】図7は、本発明の第4の実施例による姿勢
検出装置を備えたカメラの構成図である。図7では、電
極を接点にして、導体球をスイッチとして表している。
尚、実施例1、2と同じものは、同じ符号を用いた。
【0028】以下、姿勢検出装置を露出制御に用いた場
合を説明する。姿勢検出装置からの6種類の姿勢情報の
内、導体球3の位置が上、下、左、右にあるという姿勢
情報の信号と測光手段15からの測光信号は、露出制御
用演算手段16に入力される。ここで、測光手段15で
は、撮影画面を複数のセグメントに分割して、それぞれ
のセグメントの入射光量を測りそれぞれの光量に応じた
測光信号を出力する。露出制御用演算手段16では、フ
ィルム感度、撮影レンズによって定まる開放絞り値、ま
たは撮影者が選ぶ撮影モード(絞り優先か、シャッタ速
度優先かを撮影者が選ぶことができる。)等から、レン
ズの絞り値とシャッタ速度の値を演算して、演算結果を
露出制御信号として出力する。この露出制御信号を絞り
制御装置18とシャッタ制御装置19に入力して、露出
制御を行なう。絞り制御装置18はレンズの絞りを制御
するものであり、シャッタ制御装置19はシャッタ速度
を制御するものである。
【0029】尚、上記姿勢情報と、測光手段と、露出制
御用演算手段と、絞り制御装置と、シャッタ制御装置に
ついては、特開昭64−13125号に詳しく説明され
ているので、ここではその説明を省略する。また、上記
露出制御を行う場合、レンズの絞りかシャッタ速度のど
ちらか一方だけを露出制御に用いる場合もある。
【0030】ところで、レンズを自動的に駆動する場
合、カメラが上を向いているときと、下を向いていると
きでは、レンズの重さがあるので駆動に要する力が違
う。つまり、カメラが下を向いているとき、レンズを下
方向に移動するのと、レンズを上方向に移動するのとで
は駆動させる力が違う。従って、カメラの姿勢に応じて
レンズの駆動を行う必要がある。以下、姿勢検出装置を
レンズの駆動制御に用いた場合を説明する。
【0031】導体球3の位置が上、下、前、後にあると
いう情報は、レンズ駆動制御用演算手段17に入力され
る。レンズ駆動制御用演算手段17では、姿勢情報信号
からレンズを駆動させるモータを動かす力を演算して、
モータ制御信号として出力する。モータ制御信号をモー
タ制御装置20に入力して、不図示のモータを駆動す
る。以上のようにしてレンズ駆動制御を行なう。
【0032】本実施例では、露出制御とレンズ駆動制御
を同時に行なう構成にしたが、これはどちらか一方だけ
行なってもよい。どちらか一方だけ行なう場合は、実施
例1のような姿勢検出装置ではなく、4方向が判断でき
る姿勢検出装置でよい。また、本実施例では、レンズを
駆動させているが、それを含む光学系を駆動させてもよ
い。
【0033】他の構成は実施例1、2と同様である。
【0034】
【実施例5】実施例1で示した第一部材1、第二部材2
の形状を容易に製作する方法を図8を用いて説明する。
図8は、第一部材の組立図である。尚、実施例1と同じ
ものは、同じ符号を用いた。図8のように、直方体の頂
点を切り落とした形状の部材の切り口に電極4a、4
b、4c、4dを作り絶縁層21、22をはさんで接合
すると、実施例1の第一部材1、第二部材2と同じ形状
の部材を製作することができる。この方法では四角錘の
くぼみの加工が不要であり、また、絶縁された電極を製
作することが容易である。
【0035】
【実施例6】実施例1で示した第一部材1、第二部材2
の形状を容易に製作する方法を図9を用いて説明する。
図9は、第一部材1にシリコン基板を用いて、そのシリ
コン基板をエッチングした図である。シリコンの異方性
エッチング技術を用いると、実施例1で説明した第一部
材1、第二部材2の形状が容易に形成できる。例えば、
結晶面の方位を表すミラー指数が(100)の面を表面
に持つシリコン基板23に酸化膜を形成し、正方形の形
状を成すように酸化膜を除去する。その後、KOH等の
異方性エッチャントでシリコン基板をエッチングする
と、(111)面と等価な面24のエッチングレートが
小さいため、図9のように4つの(111)面と等価な
面24で構成される四角錐のくぼみを形成することがで
きる。この四角錐の形状は、実施例1で示した第一部材
1、第二部材2の形状と等しい。同様にして、第二部材
2も形成することができる。その後、実施例1と同様に
このくぼみに電極、配線を設け、姿勢を求める検出手段
を接続すると、姿勢を検出することができる。この方法
を用いると、小型化、軽量化、低価格化が可能である。
また、姿勢を求める演算手段またはその他の回路と同一
基板内に製作することが可能なので、配線や取り付けが
簡略化され組立が容易になる。
【0036】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば構造が簡単
なので信頼性が高く、小型化、軽量化、低価格化が可能
になり、水銀を用いない構成にすることが可能である。
また、姿勢検出装置を備えたカメラの場合、あらゆる方
向の姿勢を1つの姿勢検出装置で検出できるので、露出
制御を行なうのにスペースが要らない。また、レンズの
駆動制御が高速で高精度にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による姿勢検出装置の姿勢検出
器の断面図
【図2】本発明の第1の実施例による姿勢検出装置の姿
勢検出器の内部配線図
【図3】本発明の第1の実施例による姿勢検出装置の仕
様図
【図4】本発明の第1の実施例による姿勢検出装置の構
成図
【図5】本発明の第3の実施例による姿勢検出装置の構
成図
【図6】本発明の第3の実施例による姿勢検出装置の姿
勢出力処理部の出力例図
【図7】本発明の第4の実施例による姿勢検出装置を備
えたカメラの構成図
【図8】本発明の第5の実施例による姿勢検出装置の第
1部材の組立図
【図9】本発明の第6の実施例による姿勢検出装置の第
1部材の形状図
【符号の説明】
1・・・第一部材 2・・・第二部材 3・・・導体球 4a、4b、4c、4d、4e、4f、4g、4h・・
・電極 5a、5b、5c、5d、5e、5f、5g、5h・・
・配線 6・・・姿勢検出装置 7・・・姿勢検出器 10・・・導通検出部 11・・・姿勢検出部 12・・・姿勢出力処理部 13b、13c、13d、13e、13f、13h・・
・電位検出器 14a・・・左右検出器 14b・・・上下検出器 14c・・・前後検出器 15・・・測光手段 16・・・露出制御用演算手段 17・・・レンズ駆動制御用演算手段 18・・・絞り制御装置 19・・・シャッタ制御装置 20・・・モータ制御装置 21、22・・・絶縁層 23・・・(100)シリコン基板 24・・・(111)面と等価な面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 純 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に空間を有する構造体と、 前記構造体の内面に互いに絶縁されて設けられた複数の
    電極と、 前記空間内で運動自在な導体と、 前記電極と前記導体の接触から前記導体の位置を検出す
    る検出手段とを有することを特徴とする姿勢検出装置。
  2. 【請求項2】入射光の光量を測定して前記光量に応じた
    信号を出力する測光手段と、 内部に空間を有する構造体と、前記構造体の内面に互い
    に絶縁されて設けられた複数の電極と、前記空間内で運
    動自在な導体と、前記電極と前記導体の接触から前記導
    体の位置を検出する検出手段と、前記検出手段で検出し
    た前記導体の位置を姿勢情報信号として出力する出力手
    段とを有する姿勢検出装置と、 前記測光手段から出力される信号と前記姿勢情報信号を
    入力して露出制御値を演算する演算手段と、 前記演算手段からの露出制御値の信号を入力して露出を
    制御する露出制御装置とを有することを特徴とするカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】内部に空間を有する構造体と、前記構造体
    の内面に互いに絶縁されて設けられた複数の電極と、前
    記空間内で運動自在な導体と、前記電極と前記導体の接
    触から前記導体の位置を検出する検出手段と、前記検出
    手段で検出した前記導体の位置を姿勢情報信号として出
    力する出力手段とを有する姿勢検出装置と、 光学系を駆動する駆動部と、 前記姿勢情報信号を入力して前記光学系を駆動する力を
    演算して前記光学系を駆動する力に応じた信号を出力す
    る演算手段と、 前記演算手段からの光学系を駆動する力に応じた信号を
    入力して前記駆動部を制御する駆動制御装置とを有する
    ことを特徴とするカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006100804A1 (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 撮像装置
US7649150B2 (en) 2004-03-12 2010-01-19 Nittei Musen Co., Ltd. Sensor having switch function, manufacturing method thereof and electronic device having sensor built therein

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