JPH06281171A - 調理機器の給排気方法 - Google Patents
調理機器の給排気方法Info
- Publication number
- JPH06281171A JPH06281171A JP1358693A JP1358693A JPH06281171A JP H06281171 A JPH06281171 A JP H06281171A JP 1358693 A JP1358693 A JP 1358693A JP 1358693 A JP1358693 A JP 1358693A JP H06281171 A JPH06281171 A JP H06281171A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- air
- cooking device
- fan
- duct
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、調理機器の合理的な給排気方法を
提供するものである。 【構成】 給気ファン及び排気ファンには、インバータ
を装置し、前記排気ファンに接続した各排気ダクトには
モータ付ダンパを装置し、前記排気ダクト内又は調理機
器排気筒内には、排気温度を検知する温度センサを装置
し、該温度センサにより各調理機器の排気温度を検知し
て、稼動機器を検知し、該稼動機器に応じて給排気量を
制御する構成である。各調理機器の排気温度を測定し、
その温度又は単位時間あたりの温度変化から稼動機器を
検知する。稼動機器に対しては、モータ付ダンパを開と
し、未稼動機器に対しては、モータ付ダンパを閉とす
る。ただし、未稼動機器についても、調理排気があるの
で、ダンパ開度を全閉(100%閉)とせず、略20%
は開の状態に保持する。しかして、稼動機器に応じて給
気ファン及び排気ファンのインバータを制御する。よっ
て、調理機器の合理的な給排気が達成できる。
提供するものである。 【構成】 給気ファン及び排気ファンには、インバータ
を装置し、前記排気ファンに接続した各排気ダクトには
モータ付ダンパを装置し、前記排気ダクト内又は調理機
器排気筒内には、排気温度を検知する温度センサを装置
し、該温度センサにより各調理機器の排気温度を検知し
て、稼動機器を検知し、該稼動機器に応じて給排気量を
制御する構成である。各調理機器の排気温度を測定し、
その温度又は単位時間あたりの温度変化から稼動機器を
検知する。稼動機器に対しては、モータ付ダンパを開と
し、未稼動機器に対しては、モータ付ダンパを閉とす
る。ただし、未稼動機器についても、調理排気があるの
で、ダンパ開度を全閉(100%閉)とせず、略20%
は開の状態に保持する。しかして、稼動機器に応じて給
気ファン及び排気ファンのインバータを制御する。よっ
て、調理機器の合理的な給排気が達成できる。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、調理機器の給排気方法
に関するものである。
に関するものである。
【従来技術】業務用厨房室における給排気方式は、調理
機器から排出された燃焼排気及び調理排気を、排気フー
ドで捕集してダクトで集合させ、屋外に排気ファンによ
り排出する構成である。
機器から排出された燃焼排気及び調理排気を、排気フー
ドで捕集してダクトで集合させ、屋外に排気ファンによ
り排出する構成である。
【解決すべき課題】ガス厨房の場合、給排気量が多く、
しかも常時一定量であるため、以下のような問題があ
る。 給気ファン及び排気ファンの容量が大きく電力消費
量が増大する。 排気量が大きいため、厨房室内及び客室等の空調負
荷が増加する。(給気は外気の他に厨房室内や客室等の
空調された空気を利用するのが一般的である。) 冬
期は冷たい外気が厨房室内に大量に導入されるため、足
元が寒く、また調 理品が冷える。(一般には、この問
題を解決するため、給気を加熱している。 →暖房負荷
が大きい) 夏期は高温の外気が厨房内に導入されるため、厨房
内温度が上昇し、環境を 悪くしている。
しかも常時一定量であるため、以下のような問題があ
る。 給気ファン及び排気ファンの容量が大きく電力消費
量が増大する。 排気量が大きいため、厨房室内及び客室等の空調負
荷が増加する。(給気は外気の他に厨房室内や客室等の
空調された空気を利用するのが一般的である。) 冬
期は冷たい外気が厨房室内に大量に導入されるため、足
元が寒く、また調 理品が冷える。(一般には、この問
題を解決するため、給気を加熱している。 →暖房負荷
が大きい) 夏期は高温の外気が厨房内に導入されるため、厨房
内温度が上昇し、環境を 悪くしている。
【課題を解決すべき手段】前記した課題を解決するため
に、給気ファン及び排気ファンには、インバータを装置
し、前記排気ファンに接続した各排気ダクトにはモータ
付ダンパを装置し、前記排気ダクト内又は調理機器排気
筒内には、排気温度を検知する温度センサを装置し、該
温度センサにより各調理機器の排気温度を検知して、稼
動機器を検知し、該稼動機器に応じて給排気量を制御す
ることを特徴とするものである。
に、給気ファン及び排気ファンには、インバータを装置
し、前記排気ファンに接続した各排気ダクトにはモータ
付ダンパを装置し、前記排気ダクト内又は調理機器排気
筒内には、排気温度を検知する温度センサを装置し、該
温度センサにより各調理機器の排気温度を検知して、稼
動機器を検知し、該稼動機器に応じて給排気量を制御す
ることを特徴とするものである。
【作用】各調理機器の排気温度を測定し、その温度又は
単位時間あたりの温度変化から稼動機器を検知する。稼
動機器に対しては、モータ付ダンパを開とし、未稼動機
器に対しては、モータ付ダンパを閉とする。ただし、未
稼動機器についても、調理排気があるので、ダンパ開度
を全閉(100%閉)とせず、略20%は開の状態に保
持する。しかして、稼動機器に応じて給気ファン及び排
気ファンのインバータを制御する。
単位時間あたりの温度変化から稼動機器を検知する。稼
動機器に対しては、モータ付ダンパを開とし、未稼動機
器に対しては、モータ付ダンパを閉とする。ただし、未
稼動機器についても、調理排気があるので、ダンパ開度
を全閉(100%閉)とせず、略20%は開の状態に保
持する。しかして、稼動機器に応じて給気ファン及び排
気ファンのインバータを制御する。
【実施例】符号1は、各調理機器を示し、2は排気ダク
ト(枝ダクト)、3は調理機器排気筒を示す。4は温度
センサであって、この温度センサ4は、各調理機器1の
種類に応じて排気ダクト2又は調理機器排気筒3に設置
する。各調理機器1の前記排気ダクト2には、モータ付
ダンパ5を設置すると共に該排気ダクト2が接続する排
気ダクト(集合ダクト)6には、インバータ7を備えた
排気ファン8を装置する。更に、符号9は給気ダクトで
あって、この給気ダクト9には、インバータ7を備えた
給気ファン11を装置する。符号12は制御装置であっ
て、この制御装置12は、前記した温度センサ4からの
情報を得て、モータ付ダンパ5及び排気ファン8並びに
給気ファン11等を制御するものである。しかして、温
度センサ4によって、排気温度を測定し、その温度又は
単位時間あたりの温度変化から稼動調理機器1を検知す
る。制御装置12により、稼動調理機器1に対しては、
モータ付ダンパ5によって、その開度を100%開とす
る。又同時に、未稼動調機器1に対しては、その開度を
20%とする。これは、未稼動調理機器1についても、
調理排気があるからである。かかるモータ付ダンパ5の
開度調節と共に排気ダクト6及び給気ダクト9に装置し
たインバータ7を制御して、排気ファン8及び給気ファ
ン11の回転制御を行ない、排気量及び給気量をコント
ロールする。即ち、本発明の特徴は、各調理機器1の排
気温度により、稼動調理機器を検知し、稼動機器に応じ
て排気ファン8及び給気ファン11を制御して、給排気
量を制御することである。一例を具体的に説明すると、 例えばこんろにおいては、 ダクト内温度が40℃以上の場合:稼動 40℃未満の場合:未稼動 ダクト内温度が1秒前に比べ 2℃上がった場合:稼動 2℃下がった場合:未稼動 また、フライヤに対しては、 排気温度が200℃以上の場合:稼動 200未満の場合:未稼動 排気温度が1秒前に比べ 10℃上がった場合:稼動 10℃下がった場合:未稼動 稼動調理機器を検知することにより、全稼動調理機
器に対して必要な排気量がわかる。 例えば こんろ1188m2/h フライヤ518m3/
hの時 こんろ、フライヤ稼動 1706m3/h こんろのみ 稼動 1188m3/h フライヤのみ 稼動 518m3/h こんろ、フライヤ未稼動 0m3/h(実際はある程度
排出する。) そこでその風量になるように排気ファンのインバータを
制御し、給気に対しても他の流入空気量を考え、排気量
に見合う風量になるように給気ファンのインバータを制
御する。
ト(枝ダクト)、3は調理機器排気筒を示す。4は温度
センサであって、この温度センサ4は、各調理機器1の
種類に応じて排気ダクト2又は調理機器排気筒3に設置
する。各調理機器1の前記排気ダクト2には、モータ付
ダンパ5を設置すると共に該排気ダクト2が接続する排
気ダクト(集合ダクト)6には、インバータ7を備えた
排気ファン8を装置する。更に、符号9は給気ダクトで
あって、この給気ダクト9には、インバータ7を備えた
給気ファン11を装置する。符号12は制御装置であっ
て、この制御装置12は、前記した温度センサ4からの
情報を得て、モータ付ダンパ5及び排気ファン8並びに
給気ファン11等を制御するものである。しかして、温
度センサ4によって、排気温度を測定し、その温度又は
単位時間あたりの温度変化から稼動調理機器1を検知す
る。制御装置12により、稼動調理機器1に対しては、
モータ付ダンパ5によって、その開度を100%開とす
る。又同時に、未稼動調機器1に対しては、その開度を
20%とする。これは、未稼動調理機器1についても、
調理排気があるからである。かかるモータ付ダンパ5の
開度調節と共に排気ダクト6及び給気ダクト9に装置し
たインバータ7を制御して、排気ファン8及び給気ファ
ン11の回転制御を行ない、排気量及び給気量をコント
ロールする。即ち、本発明の特徴は、各調理機器1の排
気温度により、稼動調理機器を検知し、稼動機器に応じ
て排気ファン8及び給気ファン11を制御して、給排気
量を制御することである。一例を具体的に説明すると、 例えばこんろにおいては、 ダクト内温度が40℃以上の場合:稼動 40℃未満の場合:未稼動 ダクト内温度が1秒前に比べ 2℃上がった場合:稼動 2℃下がった場合:未稼動 また、フライヤに対しては、 排気温度が200℃以上の場合:稼動 200未満の場合:未稼動 排気温度が1秒前に比べ 10℃上がった場合:稼動 10℃下がった場合:未稼動 稼動調理機器を検知することにより、全稼動調理機
器に対して必要な排気量がわかる。 例えば こんろ1188m2/h フライヤ518m3/
hの時 こんろ、フライヤ稼動 1706m3/h こんろのみ 稼動 1188m3/h フライヤのみ 稼動 518m3/h こんろ、フライヤ未稼動 0m3/h(実際はある程度
排出する。) そこでその風量になるように排気ファンのインバータを
制御し、給気に対しても他の流入空気量を考え、排気量
に見合う風量になるように給気ファンのインバータを制
御する。
【発明の効果】本発明は以上の通りであるので、次の諸
効果を奏するものである。 インバータ制御により、給排気ファンの電力消費量が
低減できる。 厨房室に導入する外気量が低減できるため、空調負荷
を低減することができる。−−夏期の室内環境がよくな
る。 給気量が減少するため、冬場の冷風感が解消される。
かかる諸効果は、同時に、省エネに極めて有効に貢献す
るものである。
効果を奏するものである。 インバータ制御により、給排気ファンの電力消費量が
低減できる。 厨房室に導入する外気量が低減できるため、空調負荷
を低減することができる。−−夏期の室内環境がよくな
る。 給気量が減少するため、冬場の冷風感が解消される。
かかる諸効果は、同時に、省エネに極めて有効に貢献す
るものである。
【図1】本発明の一実施例を示す系統的説明図である。
1 各調理機器 2 排気ダクト(枝ダクト) 3 調理排気筒 4 温度センサ 5 モータ付ダンパ 6 排気ダクト(集合ダクト) 7 インバータ 8 排気ファン 9 給気ダクト 10 厨房室 11 給気ファン 12 制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 給気ファン及び排気ファンには、インバ
ータを装置し、前記排気ファンに接続した各排気ダクト
にはモータ付ダンパを装置し、前記排気ダクト内又は調
理機器排気筒内には、排気温度を検知する温度センサを
装置し、該温度センサにより各調理機器の排気温度を検
知して、稼動機器を検知し、該稼動機器に応じて給排気
量を制御することを特徴とする調理機器の給排気方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1358693A JPH06281171A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 調理機器の給排気方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1358693A JPH06281171A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 調理機器の給排気方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06281171A true JPH06281171A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=11837297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1358693A Pending JPH06281171A (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 調理機器の給排気方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06281171A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7275533B2 (en) * | 2003-03-06 | 2007-10-02 | Exhausto, Inc. | Pressure controller for a mechanical draft system |
US8499755B2 (en) * | 2008-10-13 | 2013-08-06 | Babington Enterprises | Mobile kitchen |
CN112283783A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-01-29 | 陕西金阳光厨房设备工程有限公司 | 一种具有自动感应装置的变频式抽油烟机 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4983250A (ja) * | 1972-12-18 | 1974-08-10 | ||
JPS6186526A (ja) * | 1984-10-02 | 1986-05-02 | Takenaka Komuten Co Ltd | 換気量をガス消費量に応じて変える換気システム |
JPS63246492A (ja) * | 1987-03-31 | 1988-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | 送風機の運転制御装置 |
JPH04198642A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-20 | Matsushita Seiko Co Ltd | 換気扇の制御装置 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP1358693A patent/JPH06281171A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4983250A (ja) * | 1972-12-18 | 1974-08-10 | ||
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JPH04198642A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-20 | Matsushita Seiko Co Ltd | 換気扇の制御装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7275533B2 (en) * | 2003-03-06 | 2007-10-02 | Exhausto, Inc. | Pressure controller for a mechanical draft system |
US8499755B2 (en) * | 2008-10-13 | 2013-08-06 | Babington Enterprises | Mobile kitchen |
CN112283783A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-01-29 | 陕西金阳光厨房设备工程有限公司 | 一种具有自动感应装置的变频式抽油烟机 |
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