JPH06281077A - 立上げコーナー管部材 - Google Patents

立上げコーナー管部材

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JPH06281077A
JPH06281077A JP6357693A JP6357693A JPH06281077A JP H06281077 A JPH06281077 A JP H06281077A JP 6357693 A JP6357693 A JP 6357693A JP 6357693 A JP6357693 A JP 6357693A JP H06281077 A JPH06281077 A JP H06281077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
rising
resin
pipe member
inner diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP6357693A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Oya
博 大矢
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
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Publication of JPH06281077A publication Critical patent/JPH06281077A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各サイズの樹脂管に共通して使用でき、床下
の曲げ部分の樹脂管通過抵抗を小さくし、かつせまい床
下空間にも適用できる立上げコーナー管部材を提供する
こと。 【構成】 コンクリートスラブ等の床面への固定具を有
する立上げコーナー管部材において、略中央部に曲がり
部を有する筒状体であって、前記曲がり部の内径は両端
部の内径よりも大径としたことを特徴とする立上げコー
ナー管部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂管による給水・給湯
用配管工法において床下配管から床面へ立ち上げる部分
の配管作業を能率良く行なう為の配管部材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】末端器具側の床面からの立上げ配管部分
を金属製とする場合において、上流側からそこまでの床
下の配管を軟質の樹脂管とさや管を用いて施工する施工
手順を図4にて説明する。まず床下にさや管1を引回し
て敷設し、さや管1の立上がり部分を支持金具2に取り
付け、ビス3を用いて床下のコンクリートスラブ4に支
持金具2を固定する。その後、立上げ配管位置に穴51を
あけた床5を張る。次に樹脂管6をさや管1内へ通管
し、床取付け用のメカニカル継手7に樹脂管6を接合
し、ビス8を用いて床5へ固定する。その後床取付け用
のメカニカル継手7の上端側へ化粧プレート91を金属製
の立上げ管9のねじ部へ取り付けた上で立上げ管9をメ
カニカル継手7へねじ込む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】支持金具2はさや管1
及び樹脂管6のそれぞれに折れを生じない曲げ半径とす
る必要があり、又さや管が蛇腹状の場合、樹脂管6を通
管する際、挿入可能な抵抗力におさえるため、曲げ半径
は比較的大きな曲げ半径(少なくともさや管外径の6倍
程度)にする必要があった。従って、床下の空間がさや
管外径の6倍以下のせまい場合には前述の工法は使えな
かった。又樹脂管のサイズによって折れを生じない最小
曲げ半径が異なるため、それぞれに合わせた曲げ半径の
支持金具が必要であった。本発明は樹脂管の各サイズに
共通で使用でき、床下の曲げ部分の樹脂管の通過抵抗を
小さくし、かつ狭い床下空間にも適用できる立上げコー
ナー管部材を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンクリート
スラブ等の床面への固定具を有する立上げコーナー管部
材において、略中央部に曲がり部を有し、前記曲がり部
の内径は両端部の内径よりも大径とした立上げコーナー
管部材である。また、前記曲がり部から上方へ伸びる円
筒外面に最小切断高さの位置および/または挿入する可
撓管の呼び径を表示した立上げコーナー管部材である。
【0005】
【作用】さや管を立上げ部手前にて切断して、これを上
記立上げコーナー管に接続し、上流側から軟質樹脂管を
挿入した際、立上げコーナー管の適当な内壁にそって曲
がりながら上方端接続部へ通管する。従って、立上げコ
ーナー管の内面は凹凸がなくなめらかとし、又中央曲が
り部分の内径を両端部より大きくする、即ち曲げ半径を
内周側と外周側で異なる面とすることにより、適用樹脂
管のサイズによって異なる、最小曲げ半径に対応できる
ものである。例えば小口径サイズの樹脂管は曲げ半径が
小であるので立上げコーナー管の外周側の小径円弧面に
沿って曲がり上端接続部へ導かれる。一方、大口径サイ
ズの樹脂管は曲げ半径が大であるので内周側の大径円弧
面に沿って曲がり上端接続部へ導かれる。又、適用樹脂
管サイズによって最小曲げ半径が異なることから床下空
間の必要高さが異なるため、通常樹脂管の呼び径に適合
した最小高さの位置で立上げコーナー管の上端側を切断
して施工する。したがって樹脂管のサイズとそれに適合
する切断可能最小高さ位置の表示を付けておくことも施
工ミスを防止することに有効に作用する。
【0006】
【実施例】以下図1,図2に示す本発明の実施例を説明
する。立上げコーナー管部材10は本体胴部11と支持金具
12及びさや管固定ピン13,ピス14,15を有している。本
体胴部11はプラスチック製の薄肉の筒状体であり、中央
部に90°の曲がり部を有する。本体上端16は、後述する
ように床5の高さに合わせて切断して用いる。本体側端
部17は蛇腹状のさや管1との接続部となっており、さや
管1を本体側端部17の内径へ挿入し抜け止めピン13をさ
や管1の溝部へはめ込むことによりさや管1の抜け防止
を計っている。7は床取付用のメカニカル継手であり、
樹脂管6との接続部71と金属製立上げ管9との接続ねじ
部72及び床5への固定フランジ部73を有する。支持金具
12は本体胴部11の中央部の外周を左右からはさみつけビ
ス14によって取り付けてある。
【0007】つぎに本発明の実施例の施工手順を説明す
る。まず立上げ管9の立上げ予定位置へ立上げコーナー
管部材10の本体上端16の中心を合致させその位置でビス
15を用いてコンクリートスラブ4へ支持金具12を固定す
る。つぎにコンクリートスラブ4の上にさや管1を引き
回して敷設し、さや管1の先端を立上げコーナー管10の
本体胴部11側端部17へ挿入し、抜け止めピン13を用いて
接続する。その後、本体胴部上端16を挿入しようとする
樹脂管の呼び径が表示してある最小切断高さの位置、即
ち床面の高さに合わせて切断し、次に樹脂管6をさや管
1内へ側端部17がある上流側から通管し、本体胴部11内
を通して床上へ出す。つぎに樹脂管6の端部に床取付け
用のメカニカル継手7を接合し、ビス8を用いて床5へ
固定する。その後、樹脂管6の上流側の配管を行なうと
ともに、床取付け用のメカニカル継手7の上端側へ化粧
プレート91を金属製の立上げ管9のねじ部に取り付けた
上でねじ込む。
【0008】以上によれば、1種類の立上げコーナー管
で2種類以上の樹脂管口径サイズに使用できかつ、各樹
脂管サイズの最小曲げ半径を確保できる。すなわち樹脂
管口径サイズが小さい場合は最小曲げ半径も小さいため
図1に示すように樹脂管6は立上げコーナー管10の本体
曲がり部の外周側にそって小さな曲げ半径で床付け用メ
カニカル継手7を接続する上端に向かって立ち上がる。
したがって立上げコーナー管10の本体上端16は低い位置
で切断できるため床下空間のせまい所にも適用できる。
又、樹脂管口径サイズが大きい場合は最小曲げ半径も大
きいため、図2に示すように樹脂管6は立上げコーナー
管10の本体曲がり部中央部では内周側に接近した位置を
通り、大きな曲げ半径で床付け用メカニカル継手7に向
かって立ち上がる。従って、立上げコーナー管10の本体
上端16は高い位置で切断する必要があり床下の空間も比
較的大きくする必要がある。
【0009】また、各適用樹脂管の口径サイズに応じた
最小曲げ半径を確保する為、本体胴部11の中央から上端
16に向かう部分に予め、樹脂管のサイズとそれに適合す
る最小切断高さの位置の表示を付け、施工ミスを防止で
きる。すなわち、図3に示す外観図のように、樹脂管の
サイズが呼び13の場合は溝19の位置が最小切断高さであ
り、樹脂管のサイズが呼び10の場合は溝19'の位置が最
小切断高さであることを示すものである。なお呼び表示
の13,10及び最小切断位置の表示は沈み又は浮き出し、
のどちらでもよく、あるいは印刷又はラベルを張付けて
も良い。尚、上記で本体胴部は中央部に曲がり部を有す
る筒状体であるが、この曲がり部は円形である必要はな
く楕円形などの、非円形であってもよい。つまり少なく
とも内壁の内、内周側の円弧と外周側の円弧の曲率が適
宜異なるものであればよい。従って、曲がり部の内径を
両端部の内径よりも大径としたことは上記の範囲で種々
変更できることを意味する。
【0010】
【発明の効果】本発明による立上げコーナー管を使用す
ることにより、各種サイズの樹脂管に対して無理なく自
然と最小曲げ半径を確保できる。又、2種類以上のサイ
ズの樹脂管を共通して使用できるためサイズ毎に異なる
立上げコーナー管を用意する必要もない。さらに蛇腹状
のさや管を使用して直接曲げて立上げる従来方法に比べ
樹脂管挿入時の曲がり部における抵抗が小さいため作業
が容易であり、曲げ半径は従来方法の約60%程度まで小
さくできる。従って、狭い床下空間にもさや管を使用し
た軟質樹脂管による。配管が適用できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の立上げコーナー管部材の一実施例を
示し、口径サイズが小さい樹脂管を挿通した場合の断面
図である。
【図2】 同じく一実施例を示し、口径サイズが大きい
樹脂管を挿通した場合の切断図である。
【図3】 同じく施行前の状態を示す正面図である。
【図4】 従来の立上げコーナー管部材を示す一部断面
図である。
【符号の説明】
1…さや管 5…床 6…樹脂管 10…立上げコーナー管部材 11…本体胴部 12…支持金具 13…さや管固定ピン 14,15…ビス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートスラブ等の床面への固定具
    を有する立上げコーナー管部材において、略中央部に曲
    がり部を有し、前記曲がり部の内径は両端部の内径より
    も大径としたことを特徴とする立上げコーナー管部材。
  2. 【請求項2】 前記曲がり部から上方へ伸びる円筒外面
    に最小切断高さの位置および/または挿入する可撓管の
    呼び径を表示したことを特徴とする請求項1記載の立上
    げコーナー管部材。
JP6357693A 1993-03-23 1993-03-23 立上げコーナー管部材 Pending JPH06281077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6357693A JPH06281077A (ja) 1993-03-23 1993-03-23 立上げコーナー管部材

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JP6357693A JPH06281077A (ja) 1993-03-23 1993-03-23 立上げコーナー管部材

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JPH06281077A true JPH06281077A (ja) 1994-10-07

Family

ID=13233229

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6357693A Pending JPH06281077A (ja) 1993-03-23 1993-03-23 立上げコーナー管部材

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JP (1) JPH06281077A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002121791A (ja) * 2000-10-12 2002-04-26 Maezawa Kasei Ind Co Ltd 排水路の形成方法および排水路装置
JP2019064835A (ja) * 2018-12-27 2019-04-25 株式会社エース電研 紙葉類搬送装置、遊技機島、搬送路固定具
JP2021104383A (ja) * 2020-06-02 2021-07-26 株式会社エース電研 紙葉類搬送装置

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