JPH06280868A - 有限型リニアベアリング - Google Patents
有限型リニアベアリングInfo
- Publication number
- JPH06280868A JPH06280868A JP8809393A JP8809393A JPH06280868A JP H06280868 A JPH06280868 A JP H06280868A JP 8809393 A JP8809393 A JP 8809393A JP 8809393 A JP8809393 A JP 8809393A JP H06280868 A JPH06280868 A JP H06280868A
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- Japan
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- wedge
- pinion
- slider
- base
- rack
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Abstract
(57)【要約】
【目的】組立てが容易で，小さな起動力で高精度の往復
運動を行うことのできる有限型リニアベアリングを得る
こと。 【構成】ベース１，スライダ２，リテーナ３，リテーナ
３に保持されたボール４，一対のラック５と６，これら
ラックと噛みあうピニオン７を有する有限型リニアベア
リングにおいて，ベース１とスライダ２が互いに向かい
合う平行な面に楔状溝が形成され，前記ラックはその歯
部と逆の面側が前記楔状溝に対応する楔型形状に構成さ
れており，前記楔状溝に楔型形状をもつラックを挿入し
て取り付ける。又は，リテーナがピニオン７の軸部に対
応する一対の切欠き受け部を備え，その切欠き受け部で
ピニオン７の軸部を受けるようにする。
運動を行うことのできる有限型リニアベアリングを得る
こと。 【構成】ベース１，スライダ２，リテーナ３，リテーナ
３に保持されたボール４，一対のラック５と６，これら
ラックと噛みあうピニオン７を有する有限型リニアベア
リングにおいて，ベース１とスライダ２が互いに向かい
合う平行な面に楔状溝が形成され，前記ラックはその歯
部と逆の面側が前記楔状溝に対応する楔型形状に構成さ
れており，前記楔状溝に楔型形状をもつラックを挿入し
て取り付ける。又は，リテーナがピニオン７の軸部に対
応する一対の切欠き受け部を備え，その切欠き受け部で
ピニオン７の軸部を受けるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，ベースとスライダにそ
れぞれ取り付けられたラックとそのラックに噛み合うピ
ニオンとを有する有限型リニアベアリングの改良に関す
る。
れぞれ取り付けられたラックとそのラックに噛み合うピ
ニオンとを有する有限型リニアベアリングの改良に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】有限型リニアベアリングとして，スライ
ダをベースに対してその長手方向に移動させたとき、ボ
ールはニードルローラを転動し，ラックとピニオンは互
いの歯部が噛み合うことにより，スライダの運動に伴っ
てリテーナを動かし，そのズレを防止するものが周知に
なっている。このようなタイプの従来の有限型リニアベ
アリングを図７によって説明すると，１は金属又は樹脂
材料からなるベース，２は金属又は樹脂材料からなる断
面コの字状のスライダ，３はベース１とスライダ２との
間に備えられて複数のボール４を保持するためのリテー
ナ，５と６はそれぞれベース１とスライダ２に取り付け
られたラック，７はその軸部７Ａを介してリテーナ３に
支持されてラック５と６の歯部と噛み合いながら回転す
るピニオン，８はベース１の両側面に形成された浅い溝
１Ａと１Ｂ及びスライダ２の内側側面に形成された浅い
溝２Ａと２Ｂに設けられた総計８本のニードルローラで
ある。
ダをベースに対してその長手方向に移動させたとき、ボ
ールはニードルローラを転動し，ラックとピニオンは互
いの歯部が噛み合うことにより，スライダの運動に伴っ
てリテーナを動かし，そのズレを防止するものが周知に
なっている。このようなタイプの従来の有限型リニアベ
アリングを図７によって説明すると，１は金属又は樹脂
材料からなるベース，２は金属又は樹脂材料からなる断
面コの字状のスライダ，３はベース１とスライダ２との
間に備えられて複数のボール４を保持するためのリテー
ナ，５と６はそれぞれベース１とスライダ２に取り付け
られたラック，７はその軸部７Ａを介してリテーナ３に
支持されてラック５と６の歯部と噛み合いながら回転す
るピニオン，８はベース１の両側面に形成された浅い溝
１Ａと１Ｂ及びスライダ２の内側側面に形成された浅い
溝２Ａと２Ｂに設けられた総計８本のニードルローラで
ある。
【０００３】ここでラック５と６は，それぞれベース１
とスライダ２の平坦面から掘られた丸穴１Ｃ' ，２Ｃ'
（鎖線で示す）に対応する高さと径をもつ突起を有し，
その突起を丸穴１Ｃ' ，２Ｃ' に圧入することにより固
定されているが，次のような問題がある。
とスライダ２の平坦面から掘られた丸穴１Ｃ' ，２Ｃ'
（鎖線で示す）に対応する高さと径をもつ突起を有し，
その突起を丸穴１Ｃ' ，２Ｃ' に圧入することにより固
定されているが，次のような問題がある。
【０００４】(1) 丸穴１Ｃ' ，２Ｃ' とラック５と６の
前記突起の寸法を十分に高い精度で適合するように製作
しなければならない。 (2) 丸穴１Ｃ' ，２Ｃ' へのラック５と６の圧入によ
り，ラックに歪みが生じることがあり，ラックの薄型，
軽量化が難しい。 (3) 組立て時にラック５と６が丸穴１Ｃ' ，２Ｃ' の所
定深さまで圧入されていないと, ベース１に対してスラ
イダ２を摺動，特に高速で摺動するとき，ラック５又は
６に反りが生じたり，ラック５と６間の上下方向にズレ
が発生し，ラック５，６とピニオン７との噛み合いが悪
くなり，大きな起動力を必要とする。
前記突起の寸法を十分に高い精度で適合するように製作
しなければならない。 (2) 丸穴１Ｃ' ，２Ｃ' へのラック５と６の圧入によ
り，ラックに歪みが生じることがあり，ラックの薄型，
軽量化が難しい。 (3) 組立て時にラック５と６が丸穴１Ｃ' ，２Ｃ' の所
定深さまで圧入されていないと, ベース１に対してスラ
イダ２を摺動，特に高速で摺動するとき，ラック５又は
６に反りが生じたり，ラック５と６間の上下方向にズレ
が発生し，ラック５，６とピニオン７との噛み合いが悪
くなり，大きな起動力を必要とする。
【０００５】また，ピニオン７はその軸部７Ａがリテー
ナ３の起立部３Ａに設けられた一対の透孔３Ｂ' （鎖線
で示す）に挿入されて，回転自在に支持されている。し
かしこの構造では，ピニオン７の軸部７Ａを一対の透孔
３Ｂに挿入する工程が組立てのネックになっている。ピ
ニオン７の軸部７Ａの径に比べて一対の透孔３Ｂ' の径
を十分に大きくすれば組み立て易いが，進行方向及び上
下方向のいずれにも遊びが生じてしまうので，ラック
５，６とピニオン７の歯部の噛み合いが悪く，回転不能
になってしまう場合もあるという問題がある。また，逆
にピニオン７の軸部７Ａと一対の透孔３Ｂ' との間に遊
びが無い場合には，ピニオン７の軸部７Ａを一対の透孔
３Ｂ' に挿入することが難しいばかりでなく，一対の上
下のラック５又は６に反りなどがあったとき，ラック
５，６とピニオン７の歯部の噛み合いが悪く，大きな起
動力を必要とする欠点があった。
ナ３の起立部３Ａに設けられた一対の透孔３Ｂ' （鎖線
で示す）に挿入されて，回転自在に支持されている。し
かしこの構造では，ピニオン７の軸部７Ａを一対の透孔
３Ｂに挿入する工程が組立てのネックになっている。ピ
ニオン７の軸部７Ａの径に比べて一対の透孔３Ｂ' の径
を十分に大きくすれば組み立て易いが，進行方向及び上
下方向のいずれにも遊びが生じてしまうので，ラック
５，６とピニオン７の歯部の噛み合いが悪く，回転不能
になってしまう場合もあるという問題がある。また，逆
にピニオン７の軸部７Ａと一対の透孔３Ｂ' との間に遊
びが無い場合には，ピニオン７の軸部７Ａを一対の透孔
３Ｂ' に挿入することが難しいばかりでなく，一対の上
下のラック５又は６に反りなどがあったとき，ラック
５，６とピニオン７の歯部の噛み合いが悪く，大きな起
動力を必要とする欠点があった。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は，以上述べた
ような従来の問題点を解決し，組立てが容易で，小さな
起動力で高精度の往復運動を行える有限型リニアベアリ
ングを提供するものである。
ような従来の問題点を解決し，組立てが容易で，小さな
起動力で高精度の往復運動を行える有限型リニアベアリ
ングを提供するものである。
【０００７】
【問題点を解決するための手段】以上の問題点を解決す
るため，本発明は，ベースとスライダとの間に設けられ
た複数のニードルローラに沿って転動する複数のボール
を保持するためのリテーナ，前記ベースとスライダにそ
れぞれ取り付けられたラック，及びそのラックの歯部と
噛み合うように前記リテーナに支持されたピニオンとを
備えた有限型リニアベアリングにおいて，前記ベースと
スライダが互いに向かい合う平行な面の少なくとも一方
の面に楔状溝が形成され，前記ラックの少なくとも一方
はその歯部と逆の面側が前記楔状溝に対応する楔型形状
に構成されており，前記楔状溝に楔型形状をもつラック
を挿入して取り付けており，また，前記リテーナは前記
ピニオンの軸部に対応する一対の切欠き受け部を備え，
その切欠き受け部で前記ピニオンの軸部を受けるように
したものである。
るため，本発明は，ベースとスライダとの間に設けられ
た複数のニードルローラに沿って転動する複数のボール
を保持するためのリテーナ，前記ベースとスライダにそ
れぞれ取り付けられたラック，及びそのラックの歯部と
噛み合うように前記リテーナに支持されたピニオンとを
備えた有限型リニアベアリングにおいて，前記ベースと
スライダが互いに向かい合う平行な面の少なくとも一方
の面に楔状溝が形成され，前記ラックの少なくとも一方
はその歯部と逆の面側が前記楔状溝に対応する楔型形状
に構成されており，前記楔状溝に楔型形状をもつラック
を挿入して取り付けており，また，前記リテーナは前記
ピニオンの軸部に対応する一対の切欠き受け部を備え，
その切欠き受け部で前記ピニオンの軸部を受けるように
したものである。
【０００８】
【実施例】図１はこの第１の発明にかかる有限型リニア
ベアリングの一実施例を示す図であり，図１において，
図７に示した参照記号と同じ記号は図１の部材に相当す
る部材を示している。図１（Ａ）は平面図であり，その
（Ｂ）は（Ａ）のラインＸーＸ' における断面図であ
る。アルミニウムなどのように比較的加工が容易で，軽
量かつ堅牢な材料からなるベース１は、図２（Ａ）に示
すような断面形状を有し，ニードルローラ８を受け入れ
る浅い溝１Ａ，１Ｂの他に，断面において奥に比べて入
口の狭い溝（ここでは楔状溝という）１Ｃを内側平坦部
に備える。
ベアリングの一実施例を示す図であり，図１において，
図７に示した参照記号と同じ記号は図１の部材に相当す
る部材を示している。図１（Ａ）は平面図であり，その
（Ｂ）は（Ａ）のラインＸーＸ' における断面図であ
る。アルミニウムなどのように比較的加工が容易で，軽
量かつ堅牢な材料からなるベース１は、図２（Ａ）に示
すような断面形状を有し，ニードルローラ８を受け入れ
る浅い溝１Ａ，１Ｂの他に，断面において奥に比べて入
口の狭い溝（ここでは楔状溝という）１Ｃを内側平坦部
に備える。
【０００９】また，スライダ２は図２（Ｂ）に示すよう
な断面形状を有しており，ニードルローラ８を受け入れ
る浅い溝２Ａ，２Ｂの他に，楔状溝２Ｃを内側平坦部に
備える。次にラック５は図３に示すような構造になって
おり，ピニオン７と噛み合う歯部５Ａ，ベース１の楔状
溝１Ｃに適合する楔型形状をもつ楔状部５Ｂ，楔状部５
Ｂの一端から長手方向に延びる舌片５Ｃ，及び舌片５Ｃ
の歯部５Ａとは反対の面側に形成された位置決め用突起
５Ｄを備えている。また，ラック６もラック５と同様な
構成であり，スライダ２の楔状溝２Ｃに適合する楔型形
状の楔状部を有する。
な断面形状を有しており，ニードルローラ８を受け入れ
る浅い溝２Ａ，２Ｂの他に，楔状溝２Ｃを内側平坦部に
備える。次にラック５は図３に示すような構造になって
おり，ピニオン７と噛み合う歯部５Ａ，ベース１の楔状
溝１Ｃに適合する楔型形状をもつ楔状部５Ｂ，楔状部５
Ｂの一端から長手方向に延びる舌片５Ｃ，及び舌片５Ｃ
の歯部５Ａとは反対の面側に形成された位置決め用突起
５Ｄを備えている。また，ラック６もラック５と同様な
構成であり，スライダ２の楔状溝２Ｃに適合する楔型形
状の楔状部を有する。
【００１０】ラック５は紙面の表または裏方向から，そ
の楔状部５Ｂをベース１の楔状溝１Ｃに沿って押し込
み，図４（Ａ），（Ｂ）に示すように位置決め用突起５
Ｄがベース１に設けられた凹所１Ｄに納まった位置で安
定する。凹所１Ｄはベース１の楔状溝１Ｃの延長線上に
形成されるのが好ましい。位置決め用突起５Ｄの高さは
０．５〜０．７ｍｍ程度であり，またラック５が弾性を
有するので，ラック５の楔状部５Ｂをベース１の楔状溝
１Ｃに沿って押し込む過程で，容易に位置決め用突起５
Ｄをベース１の凹所１Ｄに入れることができる。位置決
め用突起５Ｄが凹所１Ｄに納まった状態では，ラック５
はベース１に安定に固定される。
の楔状部５Ｂをベース１の楔状溝１Ｃに沿って押し込
み，図４（Ａ），（Ｂ）に示すように位置決め用突起５
Ｄがベース１に設けられた凹所１Ｄに納まった位置で安
定する。凹所１Ｄはベース１の楔状溝１Ｃの延長線上に
形成されるのが好ましい。位置決め用突起５Ｄの高さは
０．５〜０．７ｍｍ程度であり，またラック５が弾性を
有するので，ラック５の楔状部５Ｂをベース１の楔状溝
１Ｃに沿って押し込む過程で，容易に位置決め用突起５
Ｄをベース１の凹所１Ｄに入れることができる。位置決
め用突起５Ｄが凹所１Ｄに納まった状態では，ラック５
はベース１に安定に固定される。
【００１１】また，図示しないがラック６も同様にし
て，その位置決め用突起がスライダ２の凹所に納まるま
で楔状溝２Ｃに沿って押し込まれ，固定される。この実
施例では，ラック５，６がそれぞれベース１，スライダ
２の楔状溝に挿入され固定されているので，ラックに反
りが生じたり，取り付け状態によってラックに歪みや反
りが生じることがないので，精度の高い直線運動を行う
ことができる。
て，その位置決め用突起がスライダ２の凹所に納まるま
で楔状溝２Ｃに沿って押し込まれ，固定される。この実
施例では，ラック５，６がそれぞれベース１，スライダ
２の楔状溝に挿入され固定されているので，ラックに反
りが生じたり，取り付け状態によってラックに歪みや反
りが生じることがないので，精度の高い直線運動を行う
ことができる。
【００１２】なお，この有限型リニアベアリングの動作
は従来のものと同様であり，スライダ２をベース１に対
して摺動すると，スライダ２と一緒にラック６も動き，
ラック５と６の歯部と噛み合いながらピニオン７が回動
する。つまり，ピニオン７もスライダ２の直線運動に伴
って運動し，ピニオン７を支持しているリテーナ３もピ
ニオン７と一緒に運動するから，リテーナ３はズレるこ
とがない。
は従来のものと同様であり，スライダ２をベース１に対
して摺動すると，スライダ２と一緒にラック６も動き，
ラック５と６の歯部と噛み合いながらピニオン７が回動
する。つまり，ピニオン７もスライダ２の直線運動に伴
って運動し，ピニオン７を支持しているリテーナ３もピ
ニオン７と一緒に運動するから，リテーナ３はズレるこ
とがない。
【００１３】次にこの第２の発明の一実施例について図
５及び図６により説明する。図５及び図６はリテーナ３
とピニオン７を示し，リテーナ３は図１に示したように
ベース１の内部に入り込む起立部３Ａをその中央に備
え，さらに起立部３Ａの中央に設けられた窓部３Ｂ，及
び起立部３Ａの上端面中央から垂直に形成された一対の
Ｕの字状の切欠き受け部３Ｃを有する。一対の切欠き受
け部３Ｃは，ピニオン７の軸部７Ａの径より若干大きい
幅と軸部７Ａが十分に入り込む深さを有する。
５及び図６により説明する。図５及び図６はリテーナ３
とピニオン７を示し，リテーナ３は図１に示したように
ベース１の内部に入り込む起立部３Ａをその中央に備
え，さらに起立部３Ａの中央に設けられた窓部３Ｂ，及
び起立部３Ａの上端面中央から垂直に形成された一対の
Ｕの字状の切欠き受け部３Ｃを有する。一対の切欠き受
け部３Ｃは，ピニオン７の軸部７Ａの径より若干大きい
幅と軸部７Ａが十分に入り込む深さを有する。
【００１４】この点，従来のものはボール受け孔３Ｄの
ように，起立部３Ａに一対の透孔が形成されていた。こ
のような透孔にピニオン７の軸部７Ａを挿入することは
組立て作業が難しかったが，この発明ではピニオン７を
窓部７Ｂに納め，その軸部７Ａを起立部３Ａの一対の切
欠き受け部３Ｃに置くだけで良いので極めて簡単であ
る。さらにこの実施例の有利な点は，上下方向には遊び
が十分にあるので，ラックやピニオンの歯部の高さにバ
ラツキがあっても精度の高い往復運動ができるところに
ある。
ように，起立部３Ａに一対の透孔が形成されていた。こ
のような透孔にピニオン７の軸部７Ａを挿入することは
組立て作業が難しかったが，この発明ではピニオン７を
窓部７Ｂに納め，その軸部７Ａを起立部３Ａの一対の切
欠き受け部３Ｃに置くだけで良いので極めて簡単であ
る。さらにこの実施例の有利な点は，上下方向には遊び
が十分にあるので，ラックやピニオンの歯部の高さにバ
ラツキがあっても精度の高い往復運動ができるところに
ある。
【００１５】なお，第１の発明の構造と第２の発明の構
造を組み合わせて単一の有限型リニアベアリングに採用
することにより，それぞれの単独構造のものよりも，さ
らに組立てが容易で，小さな起動力で高精度の往復運動
を行える有限型リニアベアリングを得ることができる。
造を組み合わせて単一の有限型リニアベアリングに採用
することにより，それぞれの単独構造のものよりも，さ
らに組立てが容易で，小さな起動力で高精度の往復運動
を行える有限型リニアベアリングを得ることができる。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように，本発明によれば組立
てが容易で，小さな起動力で高精度の往復運動を行うこ
とのできる有限型リニアベアリングを得ることができ
る。
てが容易で，小さな起動力で高精度の往復運動を行うこ
とのできる有限型リニアベアリングを得ることができ
る。
【図１】本発明にかかる有限型リニアベアリングの一実
施例を示す図面である。
施例を示す図面である。
【図２】本発明を説明するための部分的な断面図であ
る。
る。
【図３】本発明を説明するための図である。
【図４】本発明を説明するための部分的な断面図であ
る。
る。
【図５】他の本発明を説明するための部分的な図面であ
る。
る。
【図６】他の本発明を説明するための部分的な図面であ
る。
る。
【図７】従来例を説明するための図面である。
１・・・・ベース １Ｃ・・・ベースに形成された楔状溝 ２・・・・スライダ ２Ｃ・・・スライダに形成された楔状溝 ３・・・・リテーナ ３Ａ・・・スライダの起立部 ３Ｃ・・・起立部３Ａに形成された切欠き受け部 ４・・・・ボール ５・・・・ラック ６・・・・ラック ７・・・・ピニオン ８・・・・ニードルローラ
Claims (2)
- 【請求項１】 ベースとスライダとの間に設けられた複
数のニードルローラに沿って転動する複数のボールを保
持するためのリテーナ，前記ベースとスライダにそれぞ
れ取り付けられたラック，及び該ラックの歯部と噛み合
うように前記リテーナに支持されたピニオンとを備えた
有限型リニアベアリングにおいて，前記ベースとスライ
ダが互いに向かい合う平行な面の少なくとも一方の面に
楔状溝が形成され，前記ラックの少なくとも一方はその
歯部と逆の面側が前記楔状溝に対応する楔型形状に構成
されており，前記楔状溝に楔型形状をもつラックを挿入
して取り付けたことを特徴とする有限型リニアベアリン
グ。 - 【請求項２】 ベースとスライダとの間に設けられた複
数のニードルローラに沿って転動する複数のボールを保
持するためのリテーナ，前記ベースとスライダにそれぞ
れ取り付けられたラック，及び該ラックの歯部と噛み合
うように前記リテーナに支持されたピニオンとを備えた
有限型リニアベアリングにおいて，前記リテーナは前記
ピニオンの軸部に対応する一対の切欠き受け部を備え，
該切欠き受け部で前記ピニオンの軸部を受けたことを特
徴とする有限型リニアベアリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8809393A JPH06280868A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 有限型リニアベアリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8809393A JPH06280868A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 有限型リニアベアリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06280868A true JPH06280868A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=13933260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8809393A Withdrawn JPH06280868A (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 有限型リニアベアリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06280868A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008101642A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Nsk Ltd | アクチュエータ |
| KR100905151B1 (ko) * | 2001-02-22 | 2009-06-29 | 쉬니베르거 홀딩 아게 | 롤링 요소를 위해 확동 안내되는 케이지를 갖는 선형운동 가이드 |
| CN108533710A (zh) * | 2018-06-06 | 2018-09-14 | 如东狮迈科技有限公司 | 一种内置式线性运动机构 |
| WO2019031389A1 (ja) * | 2017-08-10 | 2019-02-14 | 日本電産サンキョー株式会社 | アクチュエータ |
| CN110822042A (zh) * | 2018-08-14 | 2020-02-21 | 咸阳蓝博机械有限公司 | 一种齿条防蠕动交叉导轨副 |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP8809393A patent/JPH06280868A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100905151B1 (ko) * | 2001-02-22 | 2009-06-29 | 쉬니베르거 홀딩 아게 | 롤링 요소를 위해 확동 안내되는 케이지를 갖는 선형운동 가이드 |
| JP2008101642A (ja) * | 2006-10-17 | 2008-05-01 | Nsk Ltd | アクチュエータ |
| WO2019031389A1 (ja) * | 2017-08-10 | 2019-02-14 | 日本電産サンキョー株式会社 | アクチュエータ |
| CN108533710A (zh) * | 2018-06-06 | 2018-09-14 | 如东狮迈科技有限公司 | 一种内置式线性运动机构 |
| CN110822042A (zh) * | 2018-08-14 | 2020-02-21 | 咸阳蓝博机械有限公司 | 一种齿条防蠕动交叉导轨副 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |