JP2540163Y2 - 薄肉形有限直動案内ユニット - Google Patents
薄肉形有限直動案内ユニットInfo
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- JP2540163Y2 JP2540163Y2 JP1990403802U JP40380290U JP2540163Y2 JP 2540163 Y2 JP2540163 Y2 JP 2540163Y2 JP 1990403802 U JP1990403802 U JP 1990403802U JP 40380290 U JP40380290 U JP 40380290U JP 2540163 Y2 JP2540163 Y2 JP 2540163Y2
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- JP
- Japan
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- retainer
- belt
- guide unit
- walled
- thin
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23Q—DETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
- B23Q1/00—Members which are comprised in the general build-up of a form of machine, particularly relatively large fixed members
- B23Q1/25—Movable or adjustable work or tool supports
- B23Q1/44—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms
- B23Q1/56—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism
- B23Q1/60—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism two sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism
- B23Q1/601—Movable or adjustable work or tool supports using particular mechanisms with sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism two sliding pairs only, the sliding pairs being the first two elements of the mechanism a single sliding pair followed parallelly by a single sliding pair
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/306—Means to synchronise movements
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/38—Ball cages
- F16C33/3837—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the balls, e.g. machined window cages
- F16C33/3843—Massive or moulded cages having cage pockets surrounding the balls, e.g. machined window cages formed as one-piece cages, i.e. monoblock cages
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/30—Parts of ball or roller bearings
- F16C33/38—Ball cages
- F16C33/40—Ball cages for multiple rows of balls
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B2210/00—General construction of drawers, guides and guide devices
- A47B2210/0002—Guide construction for drawers
- A47B2210/0029—Guide bearing means
- A47B2210/0032—Balls
- A47B2210/0035—Balls cages therefor, e.g. for telescopic slides
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B2210/00—General construction of drawers, guides and guide devices
- A47B2210/0002—Guide construction for drawers
- A47B2210/0029—Guide bearing means
- A47B2210/0037—Rollers
- A47B2210/004—Rollers cages therefor, e.g. for telescopic slides
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2322/00—Apparatus used in shaping articles
- F16C2322/39—General build up of machine tools, e.g. spindles, slides, actuators
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、薄肉形有限直動案内ユ
ニットに関し、ユニット全体を小型化でき、しかも軸受
保持器の位置ずれを防止するベルト又は類似機構を組み
込んだ薄肉形有限直動案内ユニットを提供する。
ニットに関し、ユニット全体を小型化でき、しかも軸受
保持器の位置ずれを防止するベルト又は類似機構を組み
込んだ薄肉形有限直動案内ユニットを提供する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種のベルトを用いた保持器の
位置ずれ防止装置としては、例えば、特開昭５６−１１
３８２４号公報に開示されているものが知られている。
この装置は、保持器の両端にプーリーを取り付け、各プ
ーリーを介し上下転送面をベルトで接続し、前記プーリ
ー及びベルトにより保持器の動きを軸受の動きの１／２
に規制すると共に、前記ベルトにより防塵を行うもので
ある。
位置ずれ防止装置としては、例えば、特開昭５６−１１
３８２４号公報に開示されているものが知られている。
この装置は、保持器の両端にプーリーを取り付け、各プ
ーリーを介し上下転送面をベルトで接続し、前記プーリ
ー及びベルトにより保持器の動きを軸受の動きの１／２
に規制すると共に、前記ベルトにより防塵を行うもので
ある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ベルトを用いた保持器の位置ずれ防止装置では、プーリ
ーが軌道部材の外側に設けられるため、軸受全体が長く
なる欠点がある。また、従来の装置では、保持器の両端
にプーリーが取り付けられているから、保持器の全長が
長くなると共にプーリーの荷重が負荷されることから、
保持器が変形しやすくなり、部分的な異常摩耗や摺動抵
抗の増大という問題が発生するという欠点がある。
ベルトを用いた保持器の位置ずれ防止装置では、プーリ
ーが軌道部材の外側に設けられるため、軸受全体が長く
なる欠点がある。また、従来の装置では、保持器の両端
にプーリーが取り付けられているから、保持器の全長が
長くなると共にプーリーの荷重が負荷されることから、
保持器が変形しやすくなり、部分的な異常摩耗や摺動抵
抗の増大という問題が発生するという欠点がある。
【０００４】そこで、本考案は上記従来技術の欠点に鑑
みなされたもので、薄肉形の直動案内ユニットの長所を
生かしながら、保持器の位置ずれ防止を図り高い精度の
直動案内が可能となる薄肉形直動案内ユニットを提供す
ることを目的とする。
みなされたもので、薄肉形の直動案内ユニットの長所を
生かしながら、保持器の位置ずれ防止を図り高い精度の
直動案内が可能となる薄肉形直動案内ユニットを提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、断面略Ｕ字形
状で軸方向に長尺状に形成され、その両対向側壁外面に
転動用の軸方向軌道溝が形成されたベッド部材と、断面
略逆Ｕ字形状で軸方向に長尺状に形成され、その両対向
側壁内面に前記ベッド部材に形成された軸方向軌道溝と
対向する位置に転動用の軸方向軌道溝が形成されたテー
ブル部材と、前記ベッド部材とテーブル部材との間に挿
入された保持器とを備え、前記保持器は、軸方向に延長
して形成された一対の保持器外側対向側壁と、該保持器
外側対向側壁の内方に平行に延長して形成された一対の
保持器内側対向側壁と、該保持器内側対向側壁を連結さ
せる連結部で構成され、前記保持器外側対向側壁には、
複数の転動体が所定間隔毎に水平に回転自在に保持され
る複数の保持孔が形成され、前記保持器内側対向側壁の
軸方向両端側には、ベルト巻回部材を支持する円孔が形
成されると共に該ベルト巻回部材に巻き付けられたベル
ト両端を前記テーブル部材及びベッド部材に取り付ける
ように構成したものである。
状で軸方向に長尺状に形成され、その両対向側壁外面に
転動用の軸方向軌道溝が形成されたベッド部材と、断面
略逆Ｕ字形状で軸方向に長尺状に形成され、その両対向
側壁内面に前記ベッド部材に形成された軸方向軌道溝と
対向する位置に転動用の軸方向軌道溝が形成されたテー
ブル部材と、前記ベッド部材とテーブル部材との間に挿
入された保持器とを備え、前記保持器は、軸方向に延長
して形成された一対の保持器外側対向側壁と、該保持器
外側対向側壁の内方に平行に延長して形成された一対の
保持器内側対向側壁と、該保持器内側対向側壁を連結さ
せる連結部で構成され、前記保持器外側対向側壁には、
複数の転動体が所定間隔毎に水平に回転自在に保持され
る複数の保持孔が形成され、前記保持器内側対向側壁の
軸方向両端側には、ベルト巻回部材を支持する円孔が形
成されると共に該ベルト巻回部材に巻き付けられたベル
ト両端を前記テーブル部材及びベッド部材に取り付ける
ように構成したものである。
【０００６】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図１Ａは、本考案に係る直動転がり案内ユニ
ットの正面図、図１Ｂは図１ＡのＡ−Ａ線断面図、図２
Ａ及び図２Ｂは、テーブル部材の運動した状態を示す説
明図、図３は、図１に示す保持器の斜視図である。
説明する。図１Ａは、本考案に係る直動転がり案内ユニ
ットの正面図、図１Ｂは図１ＡのＡ−Ａ線断面図、図２
Ａ及び図２Ｂは、テーブル部材の運動した状態を示す説
明図、図３は、図１に示す保持器の斜視図である。
【０００７】図１Ａに示すように、ベッド部材１は、断
面略Ｕ字形を有する長手方向に延びる長尺状の部材で構
成されている。このベッド部材１は、長手方向に延びる
樋形状の内空部２を形成する両対向壁１ａの外面の適当
な高さにボール転動用の軸方向軌道溝１ｃが対向位置に
設けられている。このベッド部材１の両対向壁１ａ上方
には、図１Ａ乃至図３に示される断面略Ｍ字形状の保持
器３が転動体としてのボール４を介して長手方向に摺動
自在に嵌挿されている。
面略Ｕ字形を有する長手方向に延びる長尺状の部材で構
成されている。このベッド部材１は、長手方向に延びる
樋形状の内空部２を形成する両対向壁１ａの外面の適当
な高さにボール転動用の軸方向軌道溝１ｃが対向位置に
設けられている。このベッド部材１の両対向壁１ａ上方
には、図１Ａ乃至図３に示される断面略Ｍ字形状の保持
器３が転動体としてのボール４を介して長手方向に摺動
自在に嵌挿されている。
【０００８】保持器３は、図３に示すように軸方向（長
手方向）に延長して形成された一対の保持器外側対向側
壁３ａと、この保持器外側対向側壁３ａの内方に平行に
延長して形成された一対の保持器内側対向側壁３ｂと、
この一対の保持器内側対向側壁３ｂを連結し、それより
も軸方向にやや短く形成された平板状連結部３ｃとで構
成されている。この保持器３は、全体が一体成形若しく
は平板状連結部を別体で構成してもよい。そして、この
保持器３の外側対向側壁３ａには、ボール４を所定間隔
毎に配列・保持するための複数のボール保持孔５が形成
されている。また、一対の保持器内側対向側壁３ｂの長
手方向両端部、即ち平板状連結部３ｃの両端部近傍には
図３に示すベルト巻回部材としてのピン６が取り付けら
れるピン枢支用円孔７が設けられている。このピン枢支
用円孔７内に嵌挿されるピン６は、隣接する各外側及び
内側対向側壁３ａ及び３ｂで構成される軸方向に延長さ
れた下方に開く逆Ｕ字断面側溝８内に至る長さで構成さ
れる。
手方向）に延長して形成された一対の保持器外側対向側
壁３ａと、この保持器外側対向側壁３ａの内方に平行に
延長して形成された一対の保持器内側対向側壁３ｂと、
この一対の保持器内側対向側壁３ｂを連結し、それより
も軸方向にやや短く形成された平板状連結部３ｃとで構
成されている。この保持器３は、全体が一体成形若しく
は平板状連結部を別体で構成してもよい。そして、この
保持器３の外側対向側壁３ａには、ボール４を所定間隔
毎に配列・保持するための複数のボール保持孔５が形成
されている。また、一対の保持器内側対向側壁３ｂの長
手方向両端部、即ち平板状連結部３ｃの両端部近傍には
図３に示すベルト巻回部材としてのピン６が取り付けら
れるピン枢支用円孔７が設けられている。このピン枢支
用円孔７内に嵌挿されるピン６は、隣接する各外側及び
内側対向側壁３ａ及び３ｂで構成される軸方向に延長さ
れた下方に開く逆Ｕ字断面側溝８内に至る長さで構成さ
れる。
【０００９】上記ピン６には、図１Ｂに示すように平板
状のベルト９が巻き付けられており、このベルト９の一
端は、テーブル側ベルト連結部材１０によりテーブル部
材１２に固定され、他端は、ベッド側ベルト固定部材１
１を介してベッド部材１に固定されている。
状のベルト９が巻き付けられており、このベルト９の一
端は、テーブル側ベルト連結部材１０によりテーブル部
材１２に固定され、他端は、ベッド側ベルト固定部材１
１を介してベッド部材１に固定されている。
【００１０】また、前記テーブル部材１２は、断面略逆
Ｕ字形状で軸方向に長尺状に構成され、このテーブル部
材１２は、図１Ａに示すように断面ほぼＭ字形状の保持
器３の上方に軸方向摺動自在に嵌挿載置されている。こ
のテーブル部材１２は、該テーブル部材１２の一対の対
向壁１２ａの対向内面の適当な高さにボール転動用の軸
方向軌道溝１２ｂが軸方向に一列（又は二列）形成され
ている。よって、図１Ａに示すようにベッド部材１の軸
方向軌道溝１ｃと、テーブル部材１２の軸方向軌道溝１
２ｂとの間に嵌挿された保持器３に保持されたボール４
によってベッド部材１及びテーブル部材１２の各々が相
対的に移動できる構成となっている。
Ｕ字形状で軸方向に長尺状に構成され、このテーブル部
材１２は、図１Ａに示すように断面ほぼＭ字形状の保持
器３の上方に軸方向摺動自在に嵌挿載置されている。こ
のテーブル部材１２は、該テーブル部材１２の一対の対
向壁１２ａの対向内面の適当な高さにボール転動用の軸
方向軌道溝１２ｂが軸方向に一列（又は二列）形成され
ている。よって、図１Ａに示すようにベッド部材１の軸
方向軌道溝１ｃと、テーブル部材１２の軸方向軌道溝１
２ｂとの間に嵌挿された保持器３に保持されたボール４
によってベッド部材１及びテーブル部材１２の各々が相
対的に移動できる構成となっている。
【００１１】前記ベルト９及びピン６の材質はテーブル
部材１２、ベッド部材１と同様に鋼であるが、使用条件
によっては合成樹脂製とすることもできる。更には凹凸
をベルトとピンとの接触部分に形成して摩擦力を増大さ
せる構成としてもよい。
部材１２、ベッド部材１と同様に鋼であるが、使用条件
によっては合成樹脂製とすることもできる。更には凹凸
をベルトとピンとの接触部分に形成して摩擦力を増大さ
せる構成としてもよい。
【００１２】次に、上記構成よりなる本実施例の作用を
説明する。
説明する。
【００１３】図１Ｂは、ベット部材１とテーブル部材１
２とが基準位置にある場合が示されており、それらの間
に嵌挿された保持器３が、軸方向のほぼ中心に位置する
状態が示されている。このときベッド部材１が図示せぬ
固定部材に固定され（逆に、テーブル部材１２を固定部
材に固定する構成としてもよい。）、この固定状態で、
テーブル部材１２を図２Ａに示すように左方向への運動
をさせると、ベルト９はピン６の一部円周上を回って移
動して、保持器３はテーブル部材１２の移動量の１／２
に規制される。逆に、図２Ｂに示すようにテーブル部材
１２が右方向に運動する場合も図２Ａと同様である。
２とが基準位置にある場合が示されており、それらの間
に嵌挿された保持器３が、軸方向のほぼ中心に位置する
状態が示されている。このときベッド部材１が図示せぬ
固定部材に固定され（逆に、テーブル部材１２を固定部
材に固定する構成としてもよい。）、この固定状態で、
テーブル部材１２を図２Ａに示すように左方向への運動
をさせると、ベルト９はピン６の一部円周上を回って移
動して、保持器３はテーブル部材１２の移動量の１／２
に規制される。逆に、図２Ｂに示すようにテーブル部材
１２が右方向に運動する場合も図２Ａと同様である。
【００１４】なお、本実施例では、ピン６を用いる構成
としているが、このピン６に替えてピン付きベルト車を
用いて摩擦抵抗を低下させる構成としてもよく、また、
転動体としてのボール４に替えてころをクロスローラ方
式で挿入した形式の構成としてもよい。
としているが、このピン６に替えてピン付きベルト車を
用いて摩擦抵抗を低下させる構成としてもよく、また、
転動体としてのボール４に替えてころをクロスローラ方
式で挿入した形式の構成としてもよい。
【００１５】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、簡
単な構成で、保持器の移動をテーブル部材若しくはベッ
ド部材の移動量の１／２に規制することができると共に
保持器両端部に設けられたピン等にベルトを巻き付ける
構成としたので、保持器のずれを確実に防止できる効果
がある。また、本考案によれば、保持器両端に設けられ
たピン等にベルトを巻き付けて、このベルトをテーブル
部材及びベッド部材に取り付ける構成としたので、組立
てが容易であり、部品の組立てによる累積誤差を少なく
できるという効果もある。
単な構成で、保持器の移動をテーブル部材若しくはベッ
ド部材の移動量の１／２に規制することができると共に
保持器両端部に設けられたピン等にベルトを巻き付ける
構成としたので、保持器のずれを確実に防止できる効果
がある。また、本考案によれば、保持器両端に設けられ
たピン等にベルトを巻き付けて、このベルトをテーブル
部材及びベッド部材に取り付ける構成としたので、組立
てが容易であり、部品の組立てによる累積誤差を少なく
できるという効果もある。
【図１】図１Ａ及び図１Ｂは、本考案に係る直動転がり
案内ユニットの正面図及びＡ−Ａ線断面図である。
案内ユニットの正面図及びＡ−Ａ線断面図である。
【図２】図２Ａ及び図２Ｂは、テーブル部材の運動状態
を説明する説明図である。
を説明する説明図である。
【図３】図３は、図１に示す保持器の斜視図である。
１ ベッド部材 ３ 保持器 ４ ボール ６ ピン ７ ピン枢支用円孔 ９ ベルト １２ テーブル部材
Claims (2)
- 【請求項１】 断面略Ｕ字形状で軸方向に長尺状に形成
され、その両対向側壁外面に転動用の軸方向軌道溝が形
成されたベッド部材と、 断面略逆Ｕ字形状で軸方向に長尺状に形成され、その両
対向側壁内面に前記ベッド部材に形成された軸方向軌道
溝と対向する位置に転動用の軸方向軌道溝が形成された
テーブル部材と、 前記ベッド部材とテーブル部材との間に挿入された保持
器とを備え、 前記保持器は、 軸方向に延長して形成された一対の保持器外側対向側壁
と、 該保持器外側対向側壁の内方に平行に延長して形成され
た一対の保持器内側対向側壁と、 該保持器内側対向側壁を連結させる連結部で構成され、 前記保持器外側対向側壁には、 複数の転動体が所定間隔毎に水平に回転自在に保持され
る複数の保持孔が形成され、 前記保持器内側対向側壁の軸方向両端側には、 ベルト巻回部材を支持する円孔が形成されると共に該ベ
ルト巻回部材に巻き付けられたベルト両端を前記テーブ
ル部材及びベッド部材に取り付けるように構成したこと
を特徴とする薄肉形有限直動案内ユニット。 - 【請求項２】 前記保持器は、断面略Ｍ字形状で長尺状
に形成されたことを特徴とする請求項１記載の薄肉形有
限直動案内ユニット。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990403802U JP2540163Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 薄肉形有限直動案内ユニット |
| DE4142060A DE4142060A1 (de) | 1990-12-20 | 1991-12-19 | Geradefuehrungseinheit mit einem synchronisierten waelzlagerkaefig |
| US07/811,522 US5209576A (en) | 1990-12-20 | 1991-12-20 | Linear motion guide unit having a synchronized retainer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990403802U JP2540163Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 薄肉形有限直動案内ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0488522U JPH0488522U (ja) | 1992-07-31 |
| JP2540163Y2 true JP2540163Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=31881523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990403802U Expired - Lifetime JP2540163Y2 (ja) | 1990-12-20 | 1990-12-20 | 薄肉形有限直動案内ユニット |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5209576A (ja) |
| JP (1) | JP2540163Y2 (ja) |
| DE (1) | DE4142060A1 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5657956A (en) * | 1995-08-14 | 1997-08-19 | Idea Development, Engineering And Service, Inc. | Thrust bearing and use of same with apparatus for reducing repetitive stress injury |
| US6196561B1 (en) | 1996-05-15 | 2001-03-06 | Duccio Trassinelli | Multi-purpose support structure with an extendable handle and retractable wheels |
| IT1286628B1 (it) * | 1996-05-15 | 1998-07-15 | Duccio Trassinelli | Supporto portatutto con manico e ruota estensibile e retraibile con unico movimento sincrono |
| JP4053580B1 (ja) * | 2007-03-19 | 2008-02-27 | ユニオンツール株式会社 | 有限直線運動装置 |
| DE102012006832A1 (de) * | 2012-04-03 | 2013-10-10 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Auszug für eine schublade, schublade mit einem auszug und fahrzeug mit einer schublade |
| AT518030B1 (de) * | 2015-11-13 | 2020-10-15 | Facc Ag | Klapptisch |
| DE102018118973A1 (de) * | 2018-08-03 | 2020-02-06 | Liebherr-Verzahntechnik Gmbh | Teleskopschiene |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3857618A (en) * | 1973-03-21 | 1974-12-31 | M Hagen | Synchronization and precision sequencing of ball retainer relationship to one-half of slide movement |
| US3966273A (en) * | 1974-09-13 | 1976-06-29 | Hagen Magnus F | Synchronized and precision sequencing of ball retainer relationship to the inner and outer slide members |
| JP2667516B2 (ja) * | 1989-06-19 | 1997-10-27 | 日本トムソン株式会社 | 有限直動案内ユニット |
| JPH078911Y2 (ja) * | 1989-12-26 | 1995-03-06 | 日本トムソン株式会社 | 転がり直動案内ユニット |
-
1990
- 1990-12-20 JP JP1990403802U patent/JP2540163Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
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- 1991-12-20 US US07/811,522 patent/US5209576A/en not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| DE4142060A1 (de) | 1992-06-25 |
| US5209576A (en) | 1993-05-11 |
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